JPH10126887A - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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JPH10126887A
JPH10126887A JP27248796A JP27248796A JPH10126887A JP H10126887 A JPH10126887 A JP H10126887A JP 27248796 A JP27248796 A JP 27248796A JP 27248796 A JP27248796 A JP 27248796A JP H10126887 A JPH10126887 A JP H10126887A
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JP
Japan
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ultrasonic probe
core cable
case
ferrule
cable
Prior art date
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JP27248796A
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Inventor
Hiroki Ito
宏樹 伊藤
Kazuo Sakamoto
一夫 坂本
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GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
GE Yokogawa Medical System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル引張り強度を向上する。 【解決手段】 多芯ケーブルの芯線23とシールド22
の間にインナーフェルール50が挿入されると共に、多
芯ケーブル20の外被21の周りにアウターフェルール
40が嵌められている。また、そのアウターフェルール
40と多芯ケーブル20の外被21との間に、多芯ケー
ブル20の補強紐であるケブラー24が挟まれ、アウタ
ーフェルール40がかしめられている。さらに、アウタ
ーフェルール40は、ポッティング材15により、超音
波探触子100のケース10に固定されている。 【効果】 外被21が切れたりするなどの問題の発生を
防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波探触子に関
し、さらに詳しくは、ケーブル引張り強度を向上させた
超音波探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、超音波探触子の外観図である。
超音波探触子のケース10は、例えばプラスチック製で
あり、医師が把持しやすい形状になっている。多芯ケー
ブル20は、超音波探触子のケース10から導出されて
いる。図示しないが、多芯ケーブル20の他端には、超
音波診断装置に連結するためのコネクタが取り付けられ
ている。アウターブッシング30は、例えばシリコンゴ
ム製であり、多芯ケーブル20の外被に接着されると共
に、弾性力により超音波探触子のケース10に固着して
いる。
【0003】図5は、従来の超音波探触子400におけ
るケース10と多芯ケーブル20の固定構造を示す要部
断面図である。上述のように、アウターブッシング30
は、接着剤31により多芯ケーブル20の外被21に接
着されると共に、弾性力により超音波探触子400のケ
ース10に固着している。また、ケース10の内部で
は、インナーブッシング35が、接着剤36により多芯
ケーブル20の外被21に接着されると共に、ケース1
0内に充填されたポッティング材15によりケース10
に固定されている。さらに、前記アウターブッシング3
0と前記インナーブッシング35とでケース10を挟ん
でいる。かくして、ケース10と多芯ケーブル20と
が、前記アウターブッシング30と前記インナーブッシ
ング35とを介して、固定されている。なお、23は、
多芯ケーブル20の芯線である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の超音波探触
子400におけるケース10と多芯ケーブル20の固定
構造では、実際にケース10に固定されているのは、多
芯ケーブル20の外被21だけである。このため、多芯
ケーブル20に引張り力が加わったとき、多芯ケーブル
20の外被21が切れたりするなどの問題が発生するお
それがある。そこで、本発明の目的は、ケーブル引張り
強度を向上させ、上記問題の発生を防止した超音波探触
子を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、多芯ケーブルの一端に接続される超音波探触子にお
いて、多芯ケーブルの外被を超音波探触子のケースに固
定すると共に多芯ケーブルの補強紐の一端を超音波探触
子のケースに固定したことを特徴とする超音波探触子を
提供する。上記第1の観点による超音波探触子では、補
強紐を入れた多芯ケーブルを用い、その多芯ケーブルの
外被だけでなく、補強紐を超音波探触子のケースに固定
する。このため、多芯ケーブルに引張り力が加わったと
き、その引張り力が外被と補強紐とに分散される。従っ
て、ケーブル引張り強度が向上し、外被が切れたりする
などの問題の発生を防止できる。
【0006】第2の観点では、本発明は、多芯ケーブル
の一端に接続される超音波探触子において、多芯ケーブ
ルの芯線とシールドの間にインナーフェルールを挿入
し、多芯ケーブルの外被の周りにアウターフェルールを
嵌め、そのアウターフェルールと多芯ケーブルの外被の
間に多芯ケーブルの補強紐を挟み、前記アウターフェル
ールをかしめて補強紐を保持させ、そのアウターフェル
ールをポッティング材により超音波探触子のケースに固
定したことを特徴とする超音波探触子を提供する。上記
第2の観点による超音波探触子では、シールドと補強紐
とを入れた多芯ケーブルを用い、その多芯ケーブルの外
被とシールドと補強紐とをアウターフェルールとインナ
ーフェルールで挟み、アウターフェルールを超音波探触
子のケースに固定する。このため、多芯ケーブルに引張
り力が加わったとき、その引張り力が外被とシールドと
補強紐とに分散される。従って、ケーブル引張り強度が
向上し、外被が切れたりするなどの問題の発生を確実に
防止できるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図に示す発明の実施の形態
により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これによ
り本発明が限定されるものではない。
【0008】図1,図2および図3は、本発明の一実施
形態にかかる超音波探触子100におけるケース10と
多芯ケーブル20の固定構造を示す要部断面図,要部下
面図および要部拡大断面図である。
【0009】アウターブッシング30は、接着剤31に
より多芯ケーブル20の外被21に接着されると共に、
弾性力により超音波探触子100のケース10に固着し
ている。
【0010】ケース10の内部では、多芯ケーブル20
の芯線23とシールド22の間にインナーフェルール5
0が挿入されると共に、多芯ケーブル20の外被21の
周りにアウターフェルール40が嵌められている。ま
た、そのアウターフェルール40と多芯ケーブル20の
外被21との間に、多芯ケーブル20の補強紐であるケ
ブラー24が挟まれ、アウターフェルール40がかしめ
られている。さらに、アウターフェルール40は、ポッ
ティング材15により、超音波探触子100のケース1
0に固定されている。
【0011】さらに、前記アウターブッシング30と前
記アウターフェルール40とでケース10を挟んでい
る。
【0012】前記アウターフェルール40は銅製であ
り、前記インナーフェルール50はステンレス製であ
る。
【0013】以上の超音波探触子100では、多芯ケー
ブル20に引張り力が加わったとき、その引張り力20
が外被21とシールド22とケブラー24とに分散され
る。従って、ケーブル引張り強度が向上し、外被21が
切れたりするなどの問題が発生しなくなる。
【0014】
【発明の効果】本発明の超音波探触子によれば、補強紐
を入れた多芯ケーブルを用い、その多芯ケーブルの外被
だけでなく、補強紐を超音波探触子のケースに固定する
ため、多芯ケーブルに引張り力が加わったとき、その引
張り力が外被と補強紐とに分散され、ケーブル引張り強
度が向上し、外被が切れたりするなどの問題の発生を防
止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる超音波探触子の要
部断面図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる超音波探触子の要
部下面図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる超音波探触子の要
部拡大断面図である。
【図4】超音波探触子の外観図である。
【図5】従来の超音波探触子の一例の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
100,400 超音波探触子 10 ケース 15 ポッティング材 20 多芯ケーブル 21 外被 22 シールド 23 芯線 24 ケブラー(補強紐) 30 アウターブッシング 40 アウターフェルール 50 インナーフェルール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多芯ケーブルの一端に接続される超音波
    探触子において、多芯ケーブルの芯線とシールドの間に
    インナーフェルールを挿入し、多芯ケーブルの外被の周
    りにアウターフェルールを嵌め、そのアウターフェルー
    ルと多芯ケーブルの外被の間に多芯ケーブルの補強紐を
    挟み、前記アウターフェルールをかしめて補強紐を保持
    させ、そのアウターフェルールをポッティング材により
    超音波探触子のケースに固定したことを特徴とする超音
    波探触子。
  2. 【請求項2】 多芯ケーブルの一端に接続される超音波
    探触子において、多芯ケーブルの外被を超音波探触子の
    ケースに固定すると共に多芯ケーブルの補強紐の一端を
    超音波探触子のケースに固定したことを特徴とする超音
    波探触子。
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