JPH10126599A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

Info

Publication number
JPH10126599A
JPH10126599A JP8273524A JP27352496A JPH10126599A JP H10126599 A JPH10126599 A JP H10126599A JP 8273524 A JP8273524 A JP 8273524A JP 27352496 A JP27352496 A JP 27352496A JP H10126599 A JPH10126599 A JP H10126599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
procedure
calling function
communication
procedures
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8273524A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kenmochi
敏男 剱持
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8273524A priority Critical patent/JPH10126599A/ja
Publication of JPH10126599A publication Critical patent/JPH10126599A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ITU勧告のV.8手順において、通信相手
先との起呼機能カテゴリの不一致による通信エラーを防
止し、装置の操作性を向上する。 【解決手段】 少なくともITU勧告のV.34の全2
重通信の起呼機能カテゴリと、V.34の半2重通信の
起呼機能カテゴリを含む複数の機能カテゴリの中から1
つの起呼機能カテゴリを選択し、選択した起呼機能カテ
ゴリのCM信号を送信し、受信したJM信号の起呼機能
カテゴリと送信した起呼機能カテゴリが一致しない場
合、DISを受信した後、起呼機能カテゴリを変更した
CM信号を再度送信し、V.8手順を続行する構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モデムを用いて通
信を行う通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般公衆回線を介してコンピュー
タによる通信やファクシミリ通信等の種々の通信が行わ
れている。これらの通信には、モデムと呼ばれる変復調
装置が用いられるが、色々な種類のモデムが用いられて
いる。しかし、送信装置と受信装置は、同じ種類のモデ
ムを用いないと通信を行うことができない。これまで
は、ファクシミリ通信の手順によりモデムの伝送レート
や変調方式等の設定を行っていたが、モデムを用いたコ
ンピュータ通信も頻繁に行われるようになり、送信機と
受信機間の回線接続時に両者のモデムを特定する要望が
大きくなってきている。
【0003】このような点から、通信に用いるモデムを
特定するための手順として、新たにV.8手順がITU
より勧告化されている。このV.8手順では、コンピュ
ータ通信のデータモデムとファクシミリ通信モデムの一
方のみを指定して設定するようになっている。このた
め、例えば、データモデムとファクシミリモデムの両方
の機能を有した通信装置が通信を行う場合、オペレータ
が通信開始前にどちらのモデムを用いて通信するのかマ
ニュアル選択しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の例のよ
うにデータモデムとファクシミリモデムの両方の機能を
有した通信装置が、モデム機能の不明な相手先に対して
送信を行う場合、まず通信前にデータモデム機能とファ
クシミリモデム機能の一方を選択しなければならず、そ
の選択したモデム機能が相手先と不一致の場合には、
V.8手順はエラー終了してしまう。その為に、モデム
機能の不一致によりエラー終了した場合、オペレータ
は、再度マニュアル操作により別のモデム機能を選択し
た後通信をやり直さなければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、ITU勧告
のV.8手順の機能を有し、かつ複数種類の起呼機能カ
テゴリを有する通信装置において、前記複数の起呼機能
カテゴリの1つを選択する選択手段と、前記選択手段に
より選択した起呼機能カテゴリのV.8手順の第1の手
順信号を送信する送信手段と、通信相手先から前記通信
相手先の有する起呼機能カテゴリのV.8手順の第2の
手順信号を受信する受信手段と、前記送信手段により送
信した前記第1の手順信号の起呼機能カテゴリと、前記
受信手段により受信した第2の手順信号の起呼機能カテ
ゴリを比較し、その比較結果に従って前記選択手段より
選択する起呼機能カテゴリを変更し、V.8手順を続行
させる制御手段を設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0007】尚、本実施の形態では、データモデム機能
とファクシミリモデム機能を有する通信装置を例に説明
する。
【0008】図1は、本実施の形態における送信側と受
信側の通信シーケンスを示した図である。
【0009】図1において、受信側(被呼側)は、IT
U−TのV.34手順とT.30手順の機能を有するフ
ァクシミリ装置であり、着信に応答して、V.8勧告の
ANSam信号(V.8手順を示す2100HZの変形
応答トーン信号)の送出を開始する。そして、送信側
(起呼側)からCM信号(起呼メニュー信号であり、利
用可能な変調方式を示す信号)を受信する。本例では、
送信側の端末は、データ通信/ファクシミリ通信のモデ
ム機能(V.8手順、V.34全2重データ通信手順、
及びV.34半2重ファクシミリ通信手順の機能)を有
しているコンピュータ等の端末であるものとし、初めに
送信するCM信号に含まれる起呼機能カテゴリは、全2
重データ通信であるものとする。
【0010】受信側は、CM信号を受信すると、JM信
号(共通メニュー信号であり、主に起呼側と被呼側で共
通して利用可能な変調方式を示す信号)を送信する。本
例では、送信側が全二重データ通信の起呼機能カテゴリ
を宣言してきており、受信側の起呼機能カテゴリがファ
クシミリ通信であるため両者は一致しないが、受信側
は、起呼機能カテゴリがファクシミリ通信のJM信号を
送信する。
【0011】送信側は、JM信号を受信すると、CJ信
号(JM信号を検出した確認及びCM信号の終了を示す
信号)を送信する。これにより送信側は、V.8手順の
シーケンスを終了し、送信したCM信号と受信したJM
信号の起呼機能カテゴリが一致していれば、直ちにV.
34全2重データ通信手順のシーケンスに進むが、本例
では、送信したCM信号と受信したJM信号の起呼機能
カテゴリが一致していないので、受信側からの信号受信
を待つ。
【0012】受信側は、CJ信号を受信すると、V.8
手順のシーケンスを終了し、一定時間以内(例えば1秒
以内)に送信側からV.34のINFOシーケンスの信
号(INFO信号)を受信すると、直ちにV.34半2
重手順のシーケンスを実行するが、本例では、送信側が
INFO信号を送信しないので、一定時間以内にINF
O信号が受信されず、その一定時間の経過によりT.3
0手順のDIS信号(受信機側の有する機能を示す信号
であり、V.8手順機能有りの情報を含む信号)を送信
する。
【0013】送信側は、受信側からのDIS信号を受信
すると、今度は受信側の起呼機能カテゴリに合わせて、
起呼機能カテゴリをV.34の半2重ファクシミリ通信
としたCM信号を送信し、以降は受信側と上述のJM信
号、CJ信号の通信を実行する。この場合、CM信号と
JM信号の起呼機能カテゴリは一致し、送信側及び受信
側ともにV.34の半2重手順のシーケンスによる通信
を実行する。
【0014】以上のシーケンスによれば、初めに実行し
たV.8手順の送信側と受信側の起呼機能カテゴリが一
致しなくても、自動的に機能カテゴリを変更して再度
V.8手順を実行するので、初めのV.8手順でエラー
終了することなく、オペレータが起呼機能カテゴリをマ
ニュアル操作によって再度設定しなおして再発呼させる
という面倒な操作を防止することができる。
【0015】図2は、本例の送信側(起呼側)端末の構
成を示したブロック図であり、又、図3は、本例の受信
側(被呼側)端末の構成を示したブロック図である。
【0016】まず、図2の送信側端末の構成について説
明する。
【0017】CPU2−1は、コンピュータ(パーソナ
ルコンピュータ等)システムの制御を行うプロセッサ
(マイクロプロセッサ等)であり、1次メモリ2−2、
2次メモリ2−3に記憶されているプログラムを実行す
ることによりシステムの制御を及び図1のシーケンスの
信号の送受信制御を行う。
【0018】1次メモリ2−2は、DRAM等により構
成され、2次メモリ2−3のプログラムの一部をコピー
して格納し、CPU2−1により高速にプログラムの実
行を行なえるようにするためのものである。
【0019】2次メモリ2−3は、ハードディスク及び
ハードディスク装置等より構成された大容量の記憶装置
であり、各種のプログラム及びファイルデータ等のデー
タを記憶するためのものである。
【0020】キーボード2−4は、CPU2−1に対し
て情報を入力するための入力装置である。
【0021】CRT2−5は、CPU2−1により処理
されるデータ等の表示を行なう出力装置である。
【0022】バス変換部2−6は、CPU2−1のバス
をISAバスに変換するIC回路等により構成されてい
る。
【0023】シリアルポート2−7は、ISAバスに接
続され、UART16550等で構成されるものであ
り、RS232C等のシリアルインターフェースでコン
ピュータとモデム2−8を接続するためのものである。
【0024】又、モデム2−8は、V.8、V.34の
全2重データ通信、V.34の半2重ファクシミリ通
信、V.17、V.21等の変調機能・復調機能を有す
るものであり、シリアルポート2−7を介してCPU2
−1から送られる各種の制御信号に基づいて、変調方式
・復調方式の切替やV.8手順、V.34全2重通信手
順(データ通信)、V.34半2重通信手順(ファクシ
ミリ通信)、T.30手順のシーケンス(各種信号の送
信及び受信処理)を行う。
【0025】又、コンピュータシステムには、原稿を読
取画像データとして入力するためのスキャナ2−9、画
像データ等のデータを記録出力するためのプリンタ2−
10を接続するためのインターフェースが設けられてい
る。
【0026】次に、本例の図3の受信側(被呼側)のフ
ァクシミリ装置の構成について説明する。
【0027】CPU3−1は、ROM3−2に格納され
ているプログラムを実行することによりファクシミリ装
置全体のシステムの制御を行うマイクロプロセッサであ
り、RAM3−3、不揮発性RAM3−4、操作部3−
5、表示部3−6、画像処理部3−7、読取部3−8、
記録部3−9、駆動部3−10、モデム3−11、NC
U3−12の制御を行なうものである。
【0028】RAM3−3は、読取部3−8によって読
取られた画像データ、又は記録部3−9で記録される画
像データを格納し、更にモデム3−11によって変調し
NCU3−12を介して回線3−15に出力する送信用
のデータを格納するための画像メモリである。又、RA
M3−3は、回線3−15から受信しモデム3−11に
より復調した受信データを格納するためにも用いられ
る。
【0029】不揮発性RAM3−4は、バッテリーバッ
クアップされたSRAM等より構成され、装置固有のデ
ータ(電話番号、ユーザー略称等)や、通信結果、発呼
者のデータリスト等のデータが格納されるものである。
発呼者データリストには、発呼側電話番号に対応して、
その発呼者が通信装置であるか、それとも通話端末であ
るのかを示す情報が記憶されており、発呼者側電話番号
を受信した後、本ファクシミリ装置は、受信した発呼側
電話番号に対応して記憶されている前記情報に基づいて
決められた処理動作を行なうものである。
【0030】操作部3−5は、送信、受信などのスター
とキーと、送信画像における解像度(ファイン、標準)
等の種々の操作モードを指定するためのモードキーと、
複写動作を指示するためのコピーキー、装置の動作を停
止させるためのストップキー、相手先の電話番号、相手
先名称、及び相手先の通信装置の有する機能等のデータ
を対応して記憶可能なワンタッチダイヤルキー群、前記
ワンタッチダイヤルキー等に情報を登録するための登録
キー、テキストデータとうを入力するためのキャラクタ
ーキー(アルファベットキー)等の種々のキーを有する
ものである。CPU3−1は、これらのキーの押下状態
を検出して、その状態に応じて各部を制御する。
【0031】表示部3−6は、ドットマトリクスタイプ
の液晶表示器(LCD)及びLCDの駆動回路等から構
成されており、CPU3−1による制御に基づいて各種
の情報の表示を行なう。
【0032】読取部3−8は、DMAコントローラ、C
CD又は密着型イメージセンサ(CS)、汎用IC及び
2値化回路等より構成され、CPU3−1による制御に
基づいてCCD又はCSにより読取った画像データを順
次RAM3−3に送るものである。又、読取部3−8
は、読取った画像データを画像処理部3−7を経由して
RAM3−3(画像メモリ)に転送することも可能であ
る。
【0033】記録部3−9は、DMAコントローラ、及
びインクジェットプリンタ、レーザービームプリンタ等
のプリンタにより構成され、CPU3−1による制御に
基づいてRAM3−3に格納されている画像データをハ
ードコピーとしてプリントアウトするものである。
【0034】駆動部3−10は、読取部3−8及び記録
部3−9の給排紙ローラを駆動するためのステッピング
モータと、モータの駆動力を伝達するためのギヤと、モ
ータを制御するためのドライバー回路などから構成され
ている。
【0035】モデム3−11は、V.34半2重通信手
順(ファクシミリ通信)、V.17、V.29、V.2
7ter、V.23、V.21(H、L)モデムと、
V.23によるコーラーID受信機能(交換機による発
呼側の電話番号を呼び出し信号間で被呼側に通知する機
能に対応するもので、V.23により変調された発呼側
の電話番号の情報を受信する機能)及び受信した発呼側
の電話番号を情報をコーラーIDとして出力するコーラ
ーID生成機能の回路と、これらのモデム及び回路を動
作させるためのクロック発生回路等より構成されてい
る。尚、V.8手順の信号は、V.21(H、L)によ
り送信・受信される。CPU3−1は、モデム3−11
の動作モード(変調方式)の切替制御や、各種信号の送
出指示を行い、モデム3−11は、回線から受信し復調
した信号をCPU3−1に出力するものである。又、画
像データについては、CPU3−1による制御に基づい
てRAM3−3からモデム3−11に送られ、モデム3
−11により指定された変調方式で変調され回線3−1
5に送出される。又、回線3−15から受信された画像
信号は、モデム3−11により復調され、CPU3−1
による制御に基づいてRAM3−3に格納される。
【0036】NCU3−12は、回線3−15の直流ル
ープの捕捉回路、交流ループの捕捉回路、回線3−15
からの呼び出し信号を検出する呼出信号検出回路、2線
4線変回路等より構成され、回線3−15をモデム3−
11に接続するものである。又、NCU3−12には、
通話のためのハンドセット3−14も接続され、NCU
3−12の切換リレーによりモデム3−11とハンドセ
ット3−14が回線3−15に選択的に接続される構成
となっている。
【0037】センサ部3−16は、記録紙幅センサ、記
録紙有無センサ、原稿幅センサ、及び原稿有無センサ等
の種々のセンサより構成されており、CPU3−1に検
出信号を出力するものである。
【0038】又、データ端末接続部3−17は、外部の
情報処理端末(パーソナルコンピュータ等のコンピュー
タ)を接続するためのインターフェースであり、IEE
EP1284規格に準拠した双方向パラレルインターフ
ェースである。CPU3−1は、このインターフェース
を介して外部の情報処理端末と相互にデータの通信を行
う。又、データ端末接続部3−17には、このインター
フェースに外部の情報処理端末が接続されたか否かを検
知する機能も有するものである。
【0039】以上が本例における送信側(起呼側)端末
と、受信側(被呼側)端末の構成である。
【0040】図4、図5は、上述した図1の通信シーケ
ンスの送信側(起呼側)端末の処理を実行するためのC
PU2−1の制御動作(プログラムの実行処理)を示し
たフローチャートであり、又、図6は、図1の受信側
(起呼側)端末の処理を実行するためのCPU3−1の
制御動作(プログラムの実行処理)を示したフローチャ
ートである。
【0041】図4、図5のフローチャートをもとに、ま
ず起呼側端末(図2のコンピュータ)のCPU2−1の
制御動作について説明する。
【0042】キーボード2−4の操作により送信相手先
及び送信データが指定され、発呼動作と送信処理の開始
が指示される、CPU2−1は、これらの入力及び開始
指示に応答して、モデム2−8にまず発呼動作を指示す
るための制御信号を出力し、続いて送信相手先の電話番
号の情報を出力することによって、モデム2−8に回線
に対して発行動作を行なわせる。そして、S1におい
て、CPU2−1は、モデム2−8の動作モードをV.
8シーケンスのモードに設定し、S2において、モデム
2−8からANSam信号の検出が通知されるのを所定
時間待つ。S2にて、前記所定時間が経過するまでにモ
デム2−8からANSam信号の検出が通知されると、
S3において、起呼機能カテゴリにV.34全2重デー
タ通信をセットしたCM信号のデータをモデム2−8に
出力し、モデム2−8からV.8手順のCM信号を送信
させる。又、前記所定時間内に、ANSam信号が受信
されないとモデム2−8にV.8手順の開始を示すCI
信号を送信させる。被呼側は、このCI信号を受信する
とANSam信号の送信を行なうので、再びS2にて、
ANSam信号の受信検知の通知を待つ。
【0043】S3にて、CM信号を送信させると、S4
において、モデム2−8からのJM信号の受信通知を待
ち、所定時間内に、JM信号の受信が通知されるとモデ
ム2−8より復調されたJM信号のデータを入力し、入
力したJM信号データを記憶する。そして、S5におい
て、CJ信号のデータをモデム2−8に出力し、モデム
2−8からCJ信号を送信させる。
【0044】S6において、S3にて送信したCM信号
の起呼機能カテゴリ(この場合はV.34全2重データ
通信)と、S4において受信し記憶したJM信号データ
の起呼機能カテゴリが一致しているか否かを判定し、起
呼機能カテゴリが一致していればS8に進んで、以降
V.34のシーケンス制御を実行する(一致した起呼機
能カテゴリがV.34の全2重データ通信であれば、全2
重通信のシーケンスを実行し、V.34の半2重ファク
シミリ通信であれば、半2重通信のシーケンスを実行す
る)。一方、送信したCM信号の起呼機能カテゴリと受
信し記憶したJM信号データの起呼機能カテゴリが一致
していなければ、S7において、モデム2−8をV.2
1のモードに設定するための制御信号をモデム2−8に
出力し、タイマーT1(ソフトウエアのタイマー)に1
秒の値をセットし、S9、S10において、このタイマ
ーT1のタイムアウトを監視しながら、モデム2−8か
らのDIS信号の受信検知の通知の有無を判定する。タ
イマーT1がタイムオーバーするまでにDIS信号が受
信されると、S12において、モデム2−8により復調
されたDIS信号のデータをモデム2−8より入力し、
入力したDIS信号データを解析し、相手側がV.8手
順の機能を有しているか否かを判定する。相手側がV.
8手順の機能を有していなければ、S13において、受
信したDIS信号データの示す相手側の機能の中から自
機の有する機能と一致する機能を送信開始時にキーボー
ド2−4により指定された動作モードに基づいて選択
し、選択した機能データを設定したT.30手順のDC
S信号データをモデム2−8に出力し、モデム2−8か
らDCS信号を送信させる。こうして、以降T.30手
順シーケンス制御を実行し、T.30手順によるデータ
通信を行う。
【0045】一方、S12において、相手側が、V.8
手順の機能を有していれば、S11において、モデム2
−8をV.8モードに設定するための制御信号をモデム
2−8に出力し、起呼機能カテゴリをV.34の半2重
ファクシミリ通信に設定したCM信号のデータをモデム
2−8に出力し、モデム2−8から起呼機能カテゴリを
V.34の半2重ファクシミリ通信に設定したCM信号
を送信させ、S4に戻る。
【0046】又、S9において、タイマーT1がタイム
オーバーするまでにDIS信号が受信されないと、S9
からS11に進んで、起呼機能カテゴリをV.34の半
2重ファクシミリ通信に設定したCM信号の送信を行な
わせ、S4に戻る。
【0047】以上が本例の起呼側(送信側)端末のCP
U2−1による制御及び処理動作である。
【0048】次に、図6のフローチャートをもとに、受
信側(被呼側)端末(図3のファクシミリ装置)のCP
U3−1による制御動作(プログラムの実行による制御
動作)について説明する。
【0049】NCU3−12に設けられている呼出信号
検出回路により回線3−15からの呼出信号が検出され
ると、その検出信号がNCU3−12からCPU3−1
に出力され、S31において、CPU3−1は、この呼
出信号の検出信号に応答して、回線3−15をモデム3
−11に接続するようにNCU3−12のリレーを切り
換えるための制御信号を出力し、モデム3−11をV.
21(L、H)のモードに設定し、V.8手順のシーケ
ンスを開始する。
【0050】S32において、CPU3−1は、モデム
3−11にANSam信号の送信を指示する指示信号を
出力し、モデム3−11からANSam信号の送信を開
始させる。そして、タイマーT1(ソフトウエアのタイ
マー)に4秒の値をセットし、S34、S39におい
て、タイマーT1がタイムオーバーを監視しながらモデ
ム3−11からのCM信号の受信検知の通知の有無を判
定する。タイマーT1がタイムオーバーするまでにCM
信号が受信されると、S40において、CPU3−1
は、モデム3−11により復調されたCM信号のデータ
を入力し、入力したCM信号のデータを解析し、そのC
M信号の起呼機能カテゴリと一致する起呼機能カテゴリ
を自機の装置が有していれば、一致する起呼機能カテゴ
リを、他方、一致する起呼機能カテゴリを有していなけ
れば、自機の装置が有している起呼機能カテゴリ(本例
の場合には、V.34半2重ファクシミリ通信)を設定
したJM信号のデータをモデム3−11に出力し、モデ
ム3−11からJM信号を送信させる。
【0051】そして、S41において、モデム3−11
からのCJ信号の受信検知の通知を待ち、CJ信号が受
信されると、S42において、受信したCM信号の起呼
機能カテゴリと送信したJM信号の起呼機能カテゴリが
一致しているか否かを判定し、2つの起呼機能カテゴリ
が一致していれば、S43において、一致した起呼機能
カテゴリの通信シーケンスの制御(本例では、V.34
の半2重ファクシミリ通信のシーケンスの制御)を実行
する。他方、S42において、2つの起呼機能カテゴリ
が一致していなければ、S35に進む。
【0052】又、S34において、タイマーT1がタイ
ムオーバーするまでにCM信号が受信されないと、S3
5において、CPU3−1は、モデム3−11をT.3
0手順のV.21モードに設定し、V.8手順の機能を
有することを示す情報をセットした(V.8手順機能の
有無を示すビットを1にする)DIS信号のデータをモ
デム3−11に出力し、モデム3−11からDIS信号
を送信させる。そして、S36、S37において、モデ
ム3−11からのCM信号の受信検知の通知、DCS信
号の受信検知の通知の有無を判定し、CM信号が受信さ
れるとS40に進み、DCS信号が受信されると、モデ
ム3−11により復調されたDCS信号のデータを入力
し、入力したDCS信号データを解析し、DCS信号に
より指定されている通信モードに設定し、T.30手順
の通信シーケンスの制御を実行し、T.30手順による
データ通信を行う。
【0053】以上が被呼側(受信側)端末のCPU3−
1による制御及び処理動作であり、上述の図4、図5、
図6のフローチャートに示される制御により、図1に示
したシーケンスが実行されることになる。
【0054】本実施の形態によれば、起呼側端末と被呼
側端末で所望する通信機能が異なる場合、例えば起呼側
は第1にデータ通信、第2にファクシミリ通信、被呼側
はファクシミリ通信のみ可能な場合にも、起呼側は、ま
ずV.8手順でデータ通信の起呼機能カテゴリを宣言
し、被呼側との起呼機能カテゴリと一致しなくても、起
呼側は、自動的に起呼機能カテゴリをデータ通信からフ
ァクシミリ通信に変更してV.8手順を実行するので、
初めのV.8手順で起呼機能カテゴリの不一致により通
信がエラー終了してしまうことを防止でき、起呼側の操
作者は、エラーによる再送信指示を行なうという面倒な
操作を行う必要がなく、装置の操作性を向上できる。
【0055】又、本発明は、上述した実施の形態に限ら
ず種々の変形が可能である。
【0056】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、V.8手
順において、送信した手順信号の起呼機能カテゴリと受
信した手順信号の起呼機能カテゴリが一致しない場合に
も、自動的に送信する起呼機能カテゴリを変更してV.
8手順を続行するようにしたので、V.8手順で起呼機
能カテゴリの不一致により通信がエラー終了してしまう
ことを防止でき、起呼側の操作者は、エラーによる再送
信指示を行なうという面倒な操作を行う必要がなく、装
置の操作性を向上できる。
【0057】又、V.8手順において、通信相手先との
起呼機能カテゴリが一致しない場合にも、T.30手順
による通信にスムーズに移行することができ、通信相手
先との交信性を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による通信シーケンスの例を示し
た図である。
【図2】起呼側のコンピュータシステムの構成を示した
ブロック図である。
【図3】被呼側のファクシミリ装置の構成を示したブロ
ック図である。
【図4】起呼側コンピュータのCPU2−1による制御
動作を示したフローチャートである。
【図5】起呼側コンピュータのCPU2−1による制御
動作を示したフローチャートである。
【図6】被呼側ファクシミリ装置のCPU3−1による
制御動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
2−1 CPU 2−2 1次メモリ 2−3 2次メモリ 2−4 キーボード 2−5 CRT 2−6 バス変換部 2−7 シリアルポート 2−8 モデム 2−9 スキャナ 2−10 プリンタ 3−1 CPU 3−2 ROM 3−3 RAM 3−4 不揮発性RAM 3−5 操作部 3−6 表示部 3−7 画像処理部 3−8 読取部 3−9 記録部 3−10 駆動部 3−11 モデム 3−12 NCU 3−14 ハンドセット 3−15 電話回線 3−16 センサ部 3−17 データ端末接続部

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ITU勧告のV.8手順の機能を有し、
    かつ複数種類の起呼機能カテゴリを有する通信装置にお
    いて、 前記複数の起呼機能カテゴリの1つを選択する選択手段
    と、 前記選択手段により選択した起呼機能カテゴリのV.8
    手順の第1の手順信号を送信する送信手段と、 通信相手先から前記通信相手先の有する起呼機能カテゴ
    リのV.8手順の第2の手順信号を受信する受信手段
    と、 前記送信手段により送信した前記第1の手順信号の起呼
    機能カテゴリと、前記受信手段により受信した第2の手
    順信号の起呼機能カテゴリを比較し、その比較結果に従
    って前記選択手段より選択する起呼機能カテゴリを変更
    し、V.8手順を続行させる制御手段を有することを特
    徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、少なくともITU勧
    告のV.34の全2重通信の起呼機能カテゴリと、V.
    34の半2重通信の起呼機能カテゴリを有することを特
    徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記選択手段は、初
    めに前記V.34の全2重通信の起呼機能カテゴリを選
    択し、前記制御手段は、送信した前記第1の手順信号と
    受信した前記第2の手順信号の起呼機能カテゴリが不一
    致の場合、前記V.34の半2重通信の起呼機能カテゴ
    リに変更することを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記制御手段は、変
    更した起呼機能カテゴリを設定した前記第1の手順信号
    を再度送信させることを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、更にITU勧告の
    T.30手順の機能を有し、前記制御手段は、前記第1
    の手順信号の起呼機能カテゴリと前記第2の手順信号の
    起呼機能カテゴリが不一致の場合、前記T.30手順の
    DIS信号を受信した後に、前記起呼機能カテゴリを変
    更した第1の手順信号を送信させることを特徴とする通
    信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記制御手段は、前
    記DIS信号が所定時間内に受信されないと、前記起呼
    機能カテゴリを変更した第1の手順信号を送信させるこ
    とを特徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記制御手段は、前
    記DIS信号が受信された場合、前記受信されたDIS
    信号にV.8手順機能を有することを示す情報がセット
    されているか否かを判定し、前記DIS信号にV.8手
    順機能を有することを示す情報がセットされている場合
    に、前記第1の手順信号を再度送信させることを特徴と
    する通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記制御手段は、前
    記DIS信号にV.8手順機能を有することを示す情報
    がセットされていないと、T.30手順による通信を実
    行させることを特徴とする通信装置。
  9. 【請求項9】 ITU勧告のV.8手順とT.30手順
    の機能を有する通信装置において、 自機の有する起呼機能カテゴリのV.8手順の第1の手
    順信号を送信する送信手段と、 通信相手先から前記通信相手先の有する起呼機能カテゴ
    リのV.8手順の第2の手順信号を受信する受信手段
    と、 前記送信手段により送信した前記第1の手順信号の起呼
    機能カテゴリと前記受信手段により受信した前記第2の
    手順信号の起呼機能カテゴリを比較し、その比較結果が
    一致する場合には、その起呼機能カテゴリに対応する通
    信シーケンスによる通信動作を実行させ、他方、前記比
    較結果が一致しない場合には、V.8手順機能を有する
    ことを示す情報をセットした前記T.30手順のDIS
    信号を送信させる制御手段を有することを特徴とする通
    信装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記DIS信号の
    送信後、V.8手順の手順信号と、T.30手順のDC
    S信号の受信を監視し、V.8手順の手順信号が受信さ
    れるとV.8手順を実行し、DCS信号が受信されると
    T.30手順を実行することを特徴とする通信装置。
  11. 【請求項11】 ITU勧告のV.8手順の機能を有
    し、かつ複数種類の起呼機能カテゴリを有する通信装置
    における通信方法において、 前記複数の起呼機能カテゴリの1つを選択し、 前記選択した起呼機能カテゴリのV.8手順の第1の手
    順信号を送信し、 通信相手先から前記通信相手先の有する起呼機能カテゴ
    リのV.8手順の第2の手順信号を受信し、 前記送信した前記第1の手順信号の起呼機能カテゴリ
    と、前記受信した第2の手順信号の起呼機能カテゴリを
    比較し、その比較結果に従って前記選択した起呼機能カ
    テゴリを変更し、変更した起呼機能カテゴリによりV.
    8手順を続行することを特徴とする通信方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、少なくともIT
    U勧告のV.34の全2重通信の起呼機能カテゴリと、
    V.34の半2重通信の起呼機能カテゴリを有すること
    を特徴とする通信方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、初めに前記V.
    34の全2重通信の起呼機能カテゴリを選択し、前記送
    信した前記第1の手順信号と前記受信した前記第2の手
    順信号の起呼機能カテゴリが不一致の場合、前記V.3
    4の半2重通信の起呼機能カテゴリに変更することを特
    徴とする通信方法。
  14. 【請求項14】 請求項11において、前記変更した起
    呼機能カテゴリを設定した前記第1の手順信号を再度送
    信することを特徴とする通信方法。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記第1の手順
    信号の起呼機能カテゴリと前記第2の手順信号の起呼機
    能カテゴリが不一致の場合、ITU勧告のT.30手順
    のDIS信号を受信した後に、前記起呼機能カテゴリを
    変更した第1の手順信号を送信することを特徴とする通
    信方法。
  16. 【請求項16】 請求項15において、前記DIS信号
    が所定時間内に受信されないと、前記起呼機能カテゴリ
    を変更した第1の手順信号を送信することを特徴とする
    通信方法。
  17. 【請求項17】 請求項15において、前記DIS信号
    が受信された場合、前記受信されたDIS信号にV.8
    手順機能を有することを示す情報がセットされているか
    否かを判定し、前記DIS信号にV.8手順機能を有す
    ることを示す情報がセットされている場合に、前記第1
    の手順信号を再度送信することを特徴とする通信方法。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記DIS信号
    にV.8手順機能を有することを示す情報がセットされ
    ていないと、T.30手順による通信を実行することを
    特徴とする通信方法。
  19. 【請求項19】 ITU勧告のV.8手順とT.30手
    順の機能を有する通信装置における通信方法おいて、 通信相手先から前記通信相手先の有する起呼機能カテゴ
    リのV.8手順の第1の手順信号を受信し、 自機の有する起呼機能カテゴリのV.8手順の第2の手
    順信号を送信し、 前記受信した前記第1の手順信号の起呼機能カテゴリと
    前記送信した前記第2の手順信号の起呼機能カテゴリを
    比較し、その比較結果が一致する場合には、その起呼機
    能カテゴリに対応する通信シーケンスによる通信動作を
    実行させ、他方、前記比較結果が一致しない場合には、
    V.8手順機能を有することを示す情報をセットした前
    記T.30手順のDIS信号を送信することを特徴とす
    る通信方法。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記DIS信号
    の送信後、V.8手順の手順信号と、T.30手順のD
    CS信号の受信を監視し、V.8手順の手順信号が受信
    されるとV.8手順を実行し、DCS信号が受信される
    とT.30手順を実行することを特徴とする通信方法。
  21. 【請求項21】 ITU勧告のV.8手順の通信シーケ
    ンスを実行するためのコンピュータにより実行されるプ
    ログラムを格納した記憶媒体において、複数の起呼機能
    カテゴリのうちの1つを選択し、選択した起呼機能カテ
    ゴリのV.8手順の第1の手順信号のデータを発生し、
    発生した前記第1の手順信号データをモデム装置により
    送信させる第1の処理と、 前記モデム装置から通信相手先の起呼機能カテゴリの情
    報を含むV.8手順の第2の手順信号データを入力し、
    前記送信した第1の手順信号の起呼機能カテゴリと前記
    入力した前記第2の手順信号の起呼機能カテゴリを比較
    し、その比較結果に従って前記第1の手順信号にセット
    する起呼機能カテゴリを変更し、V.8手順の通信シー
    ケンスを続行する第2の処理を有することを特徴とする
    コンピュータにより実行されるプログラムを格納した記
    憶媒体。
  22. 【請求項22】 請求項21において、前記第1の処理
    は、少なくともITU勧告のV.34の全2重通信の起
    呼機能カテゴリと、V.34の半2重通信の起呼機能カ
    テゴリを含む複数の起呼機能カテゴリのうちの1つのカ
    テゴリを選択することを特徴とするコンピュータにより
    実行されるプログラムを格納した記憶媒体。
  23. 【請求項23】 請求項22において、前記第1の処理
    は、初めに前記V.34の全2重通信の起呼機能カテゴ
    リの前記第1の手順信号データを前記モデム装置に出力
    し、前記第2の処理は、送信した前記第1の手順信号と
    受信した前記第2の手順信号の起呼機能カテゴリが不一
    致の場合、前記V.34の半2重通信の起呼機能カテゴ
    リに変更することを特徴とするコンピュータにより実行
    されるプログラムを格納した記憶媒体。
  24. 【請求項24】 請求項21において、前記第2の処理
    は、変更した起呼機能カテゴリを設定した前記第1の手
    順信号を前記モデム装置に再度送信させることを特徴と
    するコンピュータにより実行されるプログラムを格納し
    た記憶媒体。
  25. 【請求項25】 請求項24において、前記第2の処理
    は、前記第1の手順信号の起呼機能カテゴリと前記第2
    の手順信号の起呼機能カテゴリが不一致の場合、ITU
    勧告のT.30手順のDIS信号を前記モデム装置から
    受信した後に、前記起呼機能カテゴリを変更した第1の
    手順信号を前記モデム装置に送信させることを特徴とす
    るコンピュータにより実行されるプログラムを格納した
    記憶媒体。
  26. 【請求項26】 請求項25において、前記第2の処理
    は、前記DIS信号が所定時間内に受信されないと、前
    記起呼機能カテゴリを変更した第1の手順信号を前記モ
    デム装置に送信させることを特徴とするコンピュータに
    より実行されるプログラムを格納した記憶媒体。
  27. 【請求項27】 請求項25において、前記第2の処理
    は、前記DIS信号が受信された場合、前記受信された
    DIS信号にV.8手順機能を有することを示す情報が
    セットされているか否かを判定し、前記DIS信号に
    V.8手順機能を有することを示す情報がセットされて
    いる場合に、前記第1の手順信号を前記モデム装置から
    再度送信させることを特徴とするコンピュータにより実
    行されるプログラムを格納した記憶媒体。
  28. 【請求項28】 請求項27において、前記第2の処理
    は、前記DIS信号にV.8手順機能を有することを示
    す情報がセットされていないと、T.30手順による通
    信を実行させることを特徴とするコンピュータにより実
    行されるプログラムを格納した記憶媒体。
  29. 【請求項29】 ITU勧告のV.8手順の通信シーケ
    ンスを実行するためのコンピュータにより実行されるプ
    ログラムを格納した記憶媒体において、 通信相手先から受信した前記通信相手先の起呼機能カテ
    ゴリの情報を含むV.8手順の第1の手順信号の復調デ
    ータをモデムから入力する第1の処理と、 予め設定されている起呼機能カテゴリのV.8手順の第
    2の手順信号のデータを発生し、発生した前記第2の手順
    信号データを前記モデムにより送信させる第2の処理
    と、 前記モデムから入力した前記第1の手順信号の起呼機能
    カテゴリと前記送信した前記第2の手順信号の起呼機能
    カテゴリを比較し、その比較結果が一致する場合には、
    その起呼機能カテゴリに対応する通信シーケンスによる
    通信動作を実行させ、他方、前記比較結果が一致しない
    場合には、V.8手順機能を有することを示す情報をセ
    ットしたITU勧告のT.30手順のDIS信号データ
    を発生し、発生した前記DIS信号データを前記モデム
    に出力し、前記モデムから前記DIS信号を送信させる
    第3の処理を有することを特徴とするコンピュータによ
    り実行されるプログラムを格納したことを特徴とする記
    憶媒体。
  30. 【請求項30】 請求項29において、前記第2の処理
    は、前記DIS信号の送信後、前記モデムからの入力信
    号に基づいて、V.8手順の手順信号と、T.30手順
    のDCS信号の受信を監視し、V.8手順の手順信号が
    受信されるとV.8手順を実行させ、DCS信号が受信
    されるとT.30手順を実行させることを特徴とするコ
    ンピュータにより実行されるプログラムを格納した記憶
    媒体。
JP8273524A 1996-10-16 1996-10-16 通信装置 Withdrawn JPH10126599A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8273524A JPH10126599A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8273524A JPH10126599A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10126599A true JPH10126599A (ja) 1998-05-15

Family

ID=17529061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8273524A Withdrawn JPH10126599A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10126599A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5363204A (en) Facsimile machine having user help capability
US6801328B2 (en) Data processing apparatus operable in accordance with a connected IC card
US6324187B1 (en) Communication apparatus
JP2005277509A (ja) マルチファンクション装置およびその制御方法
US6307642B1 (en) Communication apparatus
JPH10126599A (ja) 通信装置
US8542382B2 (en) Communicating apparatus and communicating system
JPH10173807A (ja) 通信端末装置
JPH09153971A (ja) 通信端末装置
US5703699A (en) Method for automatically receiving image data in facsimile system regardless of whether such facsimile system is operating in private line mode or public line mode
JPH10294802A (ja) ファクシミリ装置
JP2925258B2 (ja) データ通信装置
JP2001189836A (ja) 通信端末装置
US6456401B1 (en) Communication apparatus capable of conducting remote diagnosis using communication circuit
JP3591889B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3721753B2 (ja) 通信端末装置
EP0612455A4 (en) Stand-alone device to transfer computer files using a communication line shared by a facsimile machine.
JPH10215340A (ja) ファクシミリにおける通信情報記録方法
JPH0630218A (ja) ファクシミリ装置
JPH06125408A (ja) 手動ポーリング制御方式
JP2002218100A (ja) 通信端末装置
JP2000092300A (ja) ファクシミリ装置
JP2000270186A (ja) 通信端末装置
JPH11225238A (ja) 通信端末装置及びプログラム記録媒体
JPH11331461A (ja) ファクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040106