JPH10126459A - タイムアウト時間設定方法 - Google Patents

タイムアウト時間設定方法

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Publication number
JPH10126459A
JPH10126459A JP8275730A JP27573096A JPH10126459A JP H10126459 A JPH10126459 A JP H10126459A JP 8275730 A JP8275730 A JP 8275730A JP 27573096 A JP27573096 A JP 27573096A JP H10126459 A JPH10126459 A JP H10126459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
data
timeout
amount
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8275730A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tsuneshima
勤 経島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP8275730A priority Critical patent/JPH10126459A/ja
Publication of JPH10126459A publication Critical patent/JPH10126459A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手装置の処理速度、送信するデータ量、セ
グメント数等を考慮して最適なタイムアウト時間を設定
するタイムアウト時間設定方法を提供することを目的と
している。 【解決手段】 TCP/IPプロトコルによりデータを
伝送するLAN装置における送信返答のタイムアウト時
間設定方法であって、所定量のデータのエコー要求を行
うエコー要求部15と、送信開始から受信開始までに要
する遅延時間を計測するタイマー16と、同遅延時間か
ら再送タイムアウト時間を算出する演算部17と、同タ
イムアウト時間を記憶する時間記憶部18と、前記各部
を制御するタイムアウト制御部19とを設けてなるもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイムアウト時間
設定方法に係わり、とくに、TCP/IPプロトコルに
よりデータを伝送するLAN装置における送信返答のタ
イムアウト時間設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LANにおけるタイムアウト時間
は、初期においては20〜100msecに固定する設
定方法が多く使用されていた。しかし、この方法では、
タイムアウト時間値を小さく設定しておくと、遅延時間
の大きい環境の場合、タイムアウトによる再送が頻繁に
起こり、これを見越して大きく設定しておくと、比較的
高度のネットワーク上で動作する場合のように遅延時間
が比較的短いにも係わらず再送までに大きな遅延時間を
要し、効率の低下を招くといった問題があった。近年で
はこれらの問題点を解決するため、回線ルートを決定し
て接続されるまでの、所謂コネクションに要するに時間
の平均遅延時間を算出し、これにマージン時間を加算し
てタイムアウト時間を決定して設定するものが一般に使
用されるようになっている。しかし、LANにおける遅
延時間の要因は、接続される回線のルートだけでは決定
されない。即ち、周知のように、TCP/IPプロトコ
ルは、データにチェックサムを付加して送信し、受信側
では、算出したチェックサムと送信されるチェックサム
とを比較して伝送に異常のないことを確認するようにし
ているため、伝送する相手装置の処理速度、送信するデ
ータ量、セグメント数等によっても遅延時間に大幅な差
が生じ、上述のような方法で、最適なタイムアウト時間
を設定することは不可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、相手装置の処理速度、送信するデータ
量、セグメント数等を考慮して最適なタイムアウト時間
を設定するタイムアウト時間設定方法を提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、TCP/IPプロトコルによりデータを伝
送するLAN装置における送信返答のタイムアウト時間
設定方法であって、所定量のデータのエコー要求を行う
エコー要求部と、送信開始から受信開始までに要する遅
延時間を計測するタイマーと、同遅延時間から再送タイ
ムアウト時間を算出する演算部と、同タイムアウト時間
を記憶する時間記憶部と、前記各部を制御するタイムア
ウト制御部とを設けてなるものである。また、前記エコ
ー要求部は、エコーに使用するデータを、次に送信する
データ量と略同量のデータとしてなるものである。ま
た、前記演算部は、前記遅延時間に、送信データ量、セ
グメント数をパラメータとして算出した算出遅延時間
に、所定のマージン時間を加算してタイムアウト時間と
してなるものである。また、前記タイムアウト制御部
は、送信するデータ量、セグメント数等が大きく変化す
る場合に再送タイムアウト時間を算出するように制御し
てなるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以上のように構成したので、本発
明のタイムアウト時間設定方法においては、予め、タイ
ムアウト制御部が制御して、エコー要求部が所定量のデ
ータのエコー要求を行い、タイマーにて送信開始から受
信開始までに要する遅延時間を計測し、演算部が同遅延
時間に、送信データ量、セグメント数等をパラメータと
して遅延時間を算出し、この算出した遅延時間に所定の
マージン時間を加算して再送タイムアウト時間を算出
し、同タイムアウト時間を時間記憶部に記憶して設定す
ることができ、また、送信するデータ量、セグメント数
等が前回とから大きく変化する場合は、再度エコー要求
を送信し、同様にして最適なタイムアウト時間を算出し
て設定することができる。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるタイムア
ウト時間設定方法を詳細に説明する。図1は本発明によ
るタイムアウト時間設定方法の一実施例を示す要部ブロ
ック図である。図に示すように、LANに接続されるノ
ード1は、データ等を入力する操作部11と、送受信デ
ータを記憶するデータ記憶部12と、前記各部を制御す
る制御部13と、データをLANを介して伝送するLA
Nコントローラ14と、所定量のデータのエコー要求を
行うエコー要求部15と、送信開始から受信開始までに
要する遅延時間を計測するタイマー16と、同遅延時間
から再送タイムアウト時間を算出する演算部17と、同
タイムアウト時間を記憶する時間記憶部18と、前記各
部を制御するタイムアウト制御部19とで構成してい
る。
【0007】前記エコー要求部15は、エコーに使用す
るデータを、データ記憶部12に記憶する次に送信する
データ量と略同量のデータを選択するようにしている。
前記演算部17は、タイマー16で計測された遅延時間
に、送信データ量、セグメント数をパラメータとして算
出した算出遅延時間に、所定のマージン時間を加算して
タイムアウト時間として出力している。また、前記タイ
ムアウト制御部19は、送信するデータ量、セグメント
数等が大きく変化する場合に再送タイムアウト時間を算
出するように制御するようにしている。
【0008】以上の構成において、つぎにその動作を説
明する。図2は本発明によるタイムアウト時間設定方法
の同動作フローチャートであり同図を参照してタイムア
ウト時間設定方法を説明する。図2に示すように、第1
ノード1から第2ノード2に所定のブロックに分割して
データを送信するに当たって、まず、エコー要求部15
が、送信するデータのデータ量と略同量のデータをデー
タ記憶部12より選択し(ST1)、このデータのエコ
ー要求を第2ノード2に送信する(ST2)と、同時に
タイマー16をスタートさせる(ST3)。つぎに、ノ
ード2からのACKの戻りを監視し(ST4)、ACK
を受信したらタイマー16を停止し(ST5)、演算部
17において、同タイマー16の計測した遅延時間に、
送信するデータ量、セグメント数を考慮し、マージンを
加えてタイムアウト時間を算出し(ST6)、この算出
したタイムアウト時間を時間記憶部18に記憶し(ST
7)、タイムアウト時間が設定される。
【0009】図3は同伝送制御手順を示す説明図であ
る。図に示すように、まず、第1ノード1は所定のデー
タのエコー要求を送信し、第2ノード2がこれを受信
し、チェックサムの算出、確認、データを送信ファイル
に転送等の処理の後、ACKと前記データを第1ノード
1に返送する。ノード1は上述のタイムアウト時間を設
定し、つぎに、送信データをブロック毎に送信を開始
し、同時にタイムアウトを監視するようにしている。
【0010】つぎに送るデータ量が、前回と異なるが、
略近い場合は、演算部17がそのデータ量に対応して補
正したタイムアウト時間を算出し、設定を変更するよう
にしている。
【0011】また、つぎに送信するデータ量、セグメン
ト数等が前回と大幅に異なる場合は、再度エコー要求を
行って、最適なタイムアウト時間を設定した後、データ
を送信するようにしている。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるタイ
ムアウト時間設定方法によれば、所定量のデータのエコ
ー要求を行うエコー要求部と、送信開始から受信開始ま
でに要する遅延時間を計測するタイマーと、同遅延時間
から再送タイムアウト時間を算出する演算部と、同タイ
ムアウト時間を記憶する時間記憶部と、前記各部を制御
するタイムアウト制御部とを設け、予め、エコー要求部
が所定量のデータのエコー要求を行い、タイマーにて送
信開始から受信開始までに要する遅延時間を計測し、演
算部が同遅延時間に、送信データ量、セグメント数等を
パラメータとして遅延時間を算出し、この算出した遅延
時間に所定のマージン時間を加算して再送タイムアウト
時間を算出し、同タイムアウト時間を時間記憶部に記憶
して設定するようにし、また、送信するデータ量、セグ
メント数等が前回と大きく変化する場合には、再度、エ
コー要求を行い、同様にしてタイムアウト時間を設定し
直すようにしているので、相手装置の処理速度、送信す
るデータ量、セグメント数等を考慮して最適なタイムア
ウト時間を設定するタイムアウト時間設定方法を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタイムアウト時間設定方法の一実
施例を示すブロック図である。
【図2】本発明によるタイムアウト時間設定方法の一実
施例を示す動作フローである。
【図3】本発明によるタイムアウト時間設定方法による
伝送制御手順を示す説明図である。
【符号の説明】
1 第1ノード 2 第2ノード 11 操作部 12 データ記憶部 13 制御部 14 LANコントローラ 15 エコー要求部 16 タイマー 17 演算部 18 時間記憶部 19 タイムアウト制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TCP/IPプロトコルによりデータを
    伝送するLAN装置における送信返答のタイムアウト時
    間設定方法であって、所定量のデータのエコー要求を行
    うエコー要求部と、送信開始から受信開始までに要する
    遅延時間を計測するタイマーと、同遅延時間から再送タ
    イムアウト時間を算出する演算部と、同タイムアウト時
    間を記憶する時間記憶部と、前記各部を制御するタイム
    アウト制御部とを設けてなることを特徴とするタイムア
    ウト時間設定方法。
  2. 【請求項2】 前記エコー要求部は、エコーに使用する
    データを、次に送信するデータ量と略同量のデータとし
    てなることを特徴とする請求項1記載のタイムアウト時
    間設定方法。
  3. 【請求項3】 前記演算部は、前記遅延時間に、送信デ
    ータ量、セグメント数をパラメータとして算出した算出
    遅延時間に、所定のマージン時間を加算してタイムアウ
    ト時間としてなることを特徴とする請求項1記載のタイ
    ムアウト時間設定方法。
  4. 【請求項4】 前記タイムアウト制御部は、送信するデ
    ータ量、セグメント数等が大きく変化する場合に再送タ
    イムアウト時間を算出するように制御してなることを特
    徴とする請求項1記載のタイムアウト時間設定方法。
JP8275730A 1996-10-18 1996-10-18 タイムアウト時間設定方法 Pending JPH10126459A (ja)

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JP8275730A JPH10126459A (ja) 1996-10-18 1996-10-18 タイムアウト時間設定方法

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Publication Number Publication Date
JPH10126459A true JPH10126459A (ja) 1998-05-15

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ID=17559593

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JP8275730A Pending JPH10126459A (ja) 1996-10-18 1996-10-18 タイムアウト時間設定方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7417956B2 (en) 2003-02-19 2008-08-26 Nec Corporation Wireless communication system which improves reliability and throughput of communication and retransmission timeout determining method used for the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7417956B2 (en) 2003-02-19 2008-08-26 Nec Corporation Wireless communication system which improves reliability and throughput of communication and retransmission timeout determining method used for the same

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