JP2798329B2 - データ通信方法 - Google Patents

データ通信方法

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JP2798329B2
JP2798329B2 JP4240806A JP24080692A JP2798329B2 JP 2798329 B2 JP2798329 B2 JP 2798329B2 JP 4240806 A JP4240806 A JP 4240806A JP 24080692 A JP24080692 A JP 24080692A JP 2798329 B2 JP2798329 B2 JP 2798329B2
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貞幸 塚田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種制御に用いられ
るプログラマブルコントローラによるライン制御やプラ
ント制御といった分散制御を実現するためのプログラマ
ブルコントローラのデータ通信方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6は、データ通信機能をもつプログラ
マブルコントローラ(以下、PCという)のハードウェ
ア構成例であり、構成されたローカルエリアネットワー
ク(LAN)において、親局或いは子局となる。図にお
いて、1はデータ通信機能を具備するPC、2はPC1
のうちデータ通信制御部であり、そのデータ通信制御部
2の各部を制御するCPU2a、通信を実行するための
バスを制御するシリアルバスコントローラ2b、ROM
2c、RAM2d、後述するシーケンス制御部3とのイ
ンターフェースのための2ポートRAM2eから構成さ
れる。3はシーケンスプログラムの実行及びPC1の入
出力部を制御するシーケンス制御部であり、そのシーケ
ンス制御部3の各部を制御するCPU3a、ROM3
b、RAM3c、入出力インターフェース3d、シーケ
ンスプログラムが格納されるメモリ3eから構成され
る。4は各PC1(PC1 ,PC2 ,・・・PCn )間
の通信を実行するための通信ケーブルである。
【0003】図7は、図6に示した各PC1(PC1
PC2 ,・・・PCn )の従来におけるサイクリック伝
送使用デバイス(以下、リンクデバイスという)の制御
範囲例であり、図において、11は図6に示した2ポー
トRAM2e内にある親局のリンクデバイス全体、12
は子局1のリンクデバイス全体、13は子局nのリンク
デバイス全体である。14は親局が各子局に送信するリ
ンクデバイス範囲、15は各子局が親局から受信するリ
ンクデバイス範囲、16は子局1が親局に送信するリン
クデバイス範囲、17は親局が子局1から受信するリン
クデバイス範囲、18は子局nが親局に送信するリンク
デバイス範囲、19は親局が子局nから受信するリンク
デバイス範囲、20は親局から各子局に実行されるデー
タ交信におけるデータの流れ、21は子局1から親局に
実行されるデータ交信におけるデータの流れ、22は子
局nから親局に実行されるデータ交信におけるデータの
流れを各々示す。
【0004】次に、動作について説明する。図7に示し
たようなリンクデバイスのデータ交信を行うため、図8
のフローチャートに示すような親局の送受信処理を実行
する。まず、親局はデータを送信する子局を選択する
(S50)。次に、選択した子局に対して、図7に示し
たデータの流れ20に示すようにデータを送信し(S5
1)、子局からのデータを受信するまでの時間を監視す
るタイマを起動して(S52)、子局からのデータ受信
待ちを行い(S53)、図7に示したデータの流れ2
1,22に示すような子局からのデータを受信したか否
かを判断し(S54)、受信したと判断した場合には上
記ステップ50へ戻り、反対に、受信していないと判断
した場合には、次に、上記タイマがタイムアウトしたか
否かを判断し(S55)、タイムアウトしたと判断した
場合には上記ステップ50へ戻り、反対に、タイムアウ
トしていないと判断した場合には上記ステップ53へ戻
る動作を行う。
【0005】また、図9に示すように、子局の送受信処
理は、まず、親局からのデータ受信待ちの状態にあり
(S60)、データを受信したか否かを判断し(S6
1)、受信していないと判断した場合には上記ステップ
60に戻り、反対に、図7のデータの流れ20に示すよ
うに受信したと判断した場合は、子局のデータを親局に
伝えるために、図7のデータの流れ21或いは22に示
すように子局のデータを親局へ送信し(S62)、上記
ステップ60へ戻る動作を行う。
【0006】その他、この発明に関連する参考技術文献
として、特開平3−127104号公報に開示されてい
る「プログラマブルコントローラのデータリンク装
置」、特開平2−310695号公報に開示されている
「商品販売管理装置」がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来におけるプログラ
マブルコントローラのデータ通信方法にあっては、以上
のように実行されていたため、親局がダウンすることに
よりシステム全体がダウンし、データ通信処理効率が悪
いという問題点があった。
【0008】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたもので、優先親局がダウンしたとしても
代理親局が代わりに他子局の制御を実行し、同一リンク
デバイスにて制御を行うことができデータ通信処理効率
を向上させることができるデータ通信方法を得ることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ通
信方法は、優先親局と代理親局に設定される複数台の親
局と、前記親局から遠隔制御される1台或いは複数の子
局とから構成されるローカルエリアネットワークを利用
したデータ通信方法において、前記子局は前記親局から
のデータの受信待ちをし、データを受信した場合には、
前記優先親局からのデータ受信か否かを判断し、前記優
先親局からのデータ受信である場合にはデータ送信を実
行する、代理親局からのデータ受信の場合には優先親局
が異常か否かを判断し、異常でないと判断すれば前記代
理親局からのデータ受信を廃棄し、異常であると判断す
れば前記代理親局とデータ交信を実行するものである。
【0010】また、優先親局と代理親局に設定される複
数台の親局と、前記親局から遠隔制御される1台或いは
複数の子局とから構成されるローカルエリアネットワー
クを利用したデータ通信方法において、前記子局は前記
親局からのデータの受信待ちをし、データを受信した場
合には、前記優先親局からのデータ受信か否かを判断
し、前記優先親局からのデータ受信である場合にはデー
タ交信の間隔を監視するタイマを起動し、データ送信を
実行する、代理親局からのデータ受信の場合には前記タ
イマがタイムアウトか否かを判断し、タイムアウトして
いないと判断すれば前記代理親局からのデータ受信を廃
棄し、タイムアウトしていると判断すれば前記代理親局
とデータ交信を実行するものである。
【0011】また、優先親局と代理親局に設定される複
数台の親局と、前記親局から遠隔制御される1台或いは
複数の子局とから構成されるローカルエリアネットワー
クを利用したデータ通信方法において、前記代理親局
は、優先親局からデータを交信するまでの時間を測定す
るためのタイマを起動し、優先親局からのデータの受信
待ちを行い、子局或いは優先親局からのデータを受信し
たか否かを判断し、受信データがなかったと判断した場
合には前記タイマがタイムアウトしているか否かを判断
し、タイムアウトしていると判断した場合には、優先親
局が異常であるとしてデータを送信する子局を選択し、
選択した子局に対してデータを送信し、子局からデータ
を受信するまでの時間を測定するためのタイマを起動し
て、子局からのデータ受信待ちを実行し、子局或いは優
先親局からデータを受信したか否かを判断し、受信した
と判断した場合、受信データ内の発信局データにより優
先親局から受信したか否かを判断し、優先親局からのデ
ータを受信したと判断した場合には優先親局が復帰した
と判断し、反対に、受信していないと判断した場合に
は、代理親局にて引き続き前記子局とデータ交信を実行
するものである。
【0012】また、優先親局と代理親局に設定される複
数台の親局と、前記親局から遠隔制御される1台或いは
複数の子局とから構成されるローカルエリアネットワー
クを利用したデータ通信方法であって、前記代理親局
は、通常、前記優先親局或いは子局からのデータを受信
し、前記優先親局或いは子局に対しデータ交信をせず
に、前記優先親局を異常と判断した場合のみ、前記子局
とデータ交信を実行するデータ通信方法において、前記
優先親局と代理親局において前記子局を制御するリンク
デバイスの範囲が同一に設定されているものである。
【0013】また、前記優先親局と代理親局において前
記子局を制御するリンクデバイスの範囲が同一に設定さ
れているものである。
【0014】
【作用】この発明におけるデータ通信方法は、優先親局
と代理親局で各子局を制御するリンクデバイスの範囲を
同一に設定し、通常、各子局は優先親局からのデータ交
信により制御され、代理親局からのデータ交信は破棄す
ると同時に優先親局からのデータ交信の間隔を測定し、
一定時間の経過により優先親局を異常と判断したとき、
代理親局とデータ交信を実行する。
【0015】また、優先親局と代理親局で各子局を制御
するリンクデバイスの範囲を同一に設定し、通常、代理
親局は他の局からのデータは受信するが他の局に対しデ
ータ交信を実行せず、優先親局からのデータ交信の間隔
を測定し、一定時間の経過により優先親局を異常と判断
したとき、他の局に対してデータ交信を実行する。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、図6に示した各PC1(PC1 ,P
2 ,・・・PCn )のリンクデバイス制御範囲例であ
り、図1において、31は図6に示した2ポートRAM
2e内にある優先親局リンクデバイス全体、32は代理
親局リンクデバイス全体、33は子局1リンクデバイス
全体、34は子局nリンクデバイス全体である。35は
優先親局が各子局に送信するリンクデバイス範囲、36
は代理親局が各子局に送信するリンクデバイス範囲、3
7は親局から受信するリンクデバイス範囲、38は子局
1が親局に送信するリンクデバイス範囲、39は親局が
子局1から受信するリンクデバイス範囲、40は子局n
が親局に送信するリンクデバイス範囲、41は親局が子
局nから受信するリンクデバイス範囲、42は優先親局
から各子局に実行されるデータ交信におけるデータの流
れ、43は優先親局ダウン時に代理親局から各子局に実
行されるデータ交信におけるデータの流れ、44は子局
1から親局に行われるデータ交信におけるデータの流
れ、45は子局nから親局に行われるデータ交信におけ
るデータの流れを各々示す。
【0017】図2は、図6に示したROM2cの優先/
代理親局の送受信処理動作を示すフローチャートであ
り、図3は、図2に示した動作に対応する子局の送受信
処理動作を示すフローチャートである。また、図4は、
図6に示したROM2cの代理親局の送受信処理動作を
示すフローチャートであり、図5は、図4に示した動作
に対応する子局の送受信処理動作を示すフローチャート
である。
【0018】〔実施例1〕次に、実施例1を説明する。
図1に示したようなリンクデバイスのデータ交信を行う
ため、図2のフローチャートに示すように優先/代理親
局の送受信処理を実行する。まず、親局はデータを送信
する子局を選択する(S1)。次に、選択した子局に対
して、図1に示したデータの流れ42或いは43に示す
ようにデータを送信し(S2)、子局からのデータを受
信するまでの時間を監視するタイマを起動して(S
3)、子局からのデータの受信待ちを行い(S4)、子
局からのデータを受信したか否かを判断し(S5)、図
1に示したデータの流れ44或いは45に示すような受
信をしたと判断した場合上記ステップ1へ戻り、反対
に、受信していないと判断した場合には、次に、上記タ
イマがタイムアウトしているか否かを判断し(S6)、
タイムアウトしていると判断した場合には上記ステップ
1へ戻り、反対に、タイムアウトしていないと判断した
場合には上記ステップ4へ戻る処理を実行する。
【0019】また、図3に示す子局の送受信処理は、ま
ず、親局からのデータ受信待ちを行い(S10)、親局
からのデータを受信したか否かを判断し(S11)、受
信していないと判断した場合には上記ステップ10へ戻
り、反対に、受信したと判断した場合には、図1に示し
たデータの流れ42或いは43のように受信データ内の
発信データにより、優先親局からのデータ受信か否かを
判断する(S12)。優先親局からの受信であると判断
した場合には優先親局監視用タイマを起動し(S1
3)、図1に示したデータの流れ44或いは45に示す
ようにデータを送信する(S14)。反対に、上記ステ
ップ12において、代理親局からのデータ受信であると
判断した場合は、監視用のタイマがタイムアウトしてい
るか否かを判断し(S15)、タイムアウトしていると
判断した場合には上記ステップ14の処理を実行して、
代理親局とデータ交信を行い、タイムアウトしていない
と判断した場合には優先親局は正常動作中であるので、
受信した代理親局からのデータを廃棄した後、上記ステ
ップ14の処理(データ送信)を実行する。
【0020】〔実施例2〕次に、実施例2を説明する。
図1に示したような、リンクデバイスのデータ交信う行
うため、図4のフローチャートに示す代理親局の送受信
処理を実行する。まず、優先親局からデータを交信する
までの時間を測定するための監視タイマを起動し(S2
3)、子局或いは優先親局からのデータの受信待ちを行
い(S20)、子局或いは優先親局からデータを受信し
たか否かを判断し(S21)、受信したと判断した場
合、次に優先親局からの受信か否かを判断し(S2
2)、優先親局からの受信ではない場合、即ち、子局か
ら送信されたデータであると判断した場合には上記ステ
ップ20に戻り、優先親局から送信されたデータである
と判断した場合には上記ステップ23に戻る。また、上
記ステップ21において、受信データがなかったと判断
した場合は、次に、監視タイマがタイムアウトしている
か否かを判断し(S24)、タイムアウトしていないと
判断した場合には、上記ステップ20へ戻る。反対に、
タイムアウトしていると判断した場合には、優先親局が
異常であると判断してデータを送信する子局を選択する
(S25)。
【0021】次に、選択した子局に対して図1に示した
データの流れ43に示すようにデータを送信し(S2
6)、子局からデータを受信するまでの時間を測定する
ための監視タイマを起動して(S27)、子局或いは優
先親局からのデータ受信待ちを行い(S28)、子局或
いは優先親局からデータを受信したか否かを判断し(S
29)、受信したと判断した場合、受信データ内の発信
局データにより優先親局から受信したのか否かを判断し
(S31)、優先親局からのデータを受信したと判断し
た場合には優先親局が復帰したとして上記ステップ23
へ戻り、反対に、子局からのデータを受信したと判断し
た場合には上記ステップ25へ戻る。また、上記ステッ
プ29において、受信していないと判断した場合には監
視タイマがタイムアウトしているか否かを判断し(S3
0)、タイムアウトしていると判断した場合には上記ス
テップ25へ戻り、反対に、タイムアウトしていないと
判断した場合には上記ステップ28へ戻る処理を実行す
る。
【0022】図5に示す子局の送受信処理は、まず、親
局からのデータ受信待ちの状態にあり(S40)、デー
タを受信したか否かを判断し(S41)、受信していな
いと判断した場合には上記ステップ40へ戻り、反対
に、受信したと判断した場合には子局のデータを親局に
伝えるために、図1に示したデータの流れ44或いは4
5に示すように子局のデータを送信し(S42)、上記
ステップ40へ戻る。また、優先親局の送受信処理動作
は、上記実施例1で説明した図2に示すフローチャート
と同一内容である。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、優先
親局と代理親局の2台の親局にて各子局を制御し、優先
親局ダウン時にあっては代理親局が代わりに各子局を制
御するためシステムがダウンせず、データ通信処理効率
を向上させることができる。また、制御局が代わっても
リンクデバイスの範囲が同一であるため、各子局にて制
御局が代わったときのためのシーケンスプログラムを作
る必要がないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る親局と子局のリンクデバイス制
御範囲を示す説明図である。
【図2】この発明に係る優先/代理親局の送受信処理動
作(実施例1)を示すフローチャートである。
【図3】この発明に係る子局の送受信処理動作(実施例
1)を示すフローチャートである。
【図4】この発明に係る代理親局送受信処理動作(実施
例2)を示すフローチャートである。
【図5】この発明に係る子局の送受信処理動作(実施例
2)を示すフローチャートである。
【図6】データ通信機能を有するプログラマブルコント
ローラのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図7】従来における親局と子局のリンクデバイス制御
範囲を示す説明図である。
【図8】従来における親局の送受信処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図9】従来における子局の送受信処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 プログラマブルコントローラ 2 データ通信制御部 3 シーケンス制御部 4 ケーブル 31 優先親局リンクデバイス全体 32 代理親局リンクデバイス全体 33 子局1リンクデバイス全体 34 子局nリンクデバイス全体 35 優先親局送信リンクデバイス範囲 36 代理親局送信リンクデバイス範囲 37 子局受信リンクデバイス範囲 38 子局1送信リンクデバイス範囲 39 親局の子局1リンクデバイス範囲 40 子局n送信リンクデバイス範囲 41 親局の子局nリンクデバイス範囲 42 優先親局のデータ通信におけるデータの流れ 43 代理親局のデータ通信におけるデータの流れ 44 子局1のデータ通信におけるデータの流れ 45 子局nのデータ通信におけるデータの流れ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 優先親局と代理親局に設定される複数台
    の親局と、前記親局から遠隔制御される1台或いは複数
    の子局とから構成されるローカルエリアネットワークを
    利用したデータ通信方法において、 記子局は前記親局からのデータの受信待ちをし、デー
    タを受信した場合には、前記優先親局からのデータ受信
    か否かを判断し、前記優先親局からのデータ受信である
    場合にはデータ送信を実行する、代理親局からのデータ
    受信の場合には優先親局が異常か否かを判断し、異常で
    ないと判断すれば前記代理親局からのデータ受信を廃棄
    し、異常であると判断すれば前記代理親局とデータ交信
    を実行することを特徴とするデータ通信方法。
  2. 【請求項2】 優先親局と代理親局に設定される複数台
    の親局と、前記親局から遠隔制御される1台或いは複数
    の子局とから構成されるローカルエリアネットワークを
    利用したデータ通信方法において、 記子局は前記親局からのデータの受信待ちをし、デー
    タを受信した場合には、前記優先親局からのデータ受信
    か否かを判断し、前記優先親局からのデータ受信である
    場合にはデータ交信の間隔を監視するタイマを起動し、
    データ送信を実行する、代理親局からのデータ受信の場
    合には前記タイマがタイムアウトか否かを判断し、タイ
    ムアウトしていないと判断すれば前記代理親局からのデ
    ータ受信を廃棄し、タイムアウトしていると判断すれば
    前記代理親局とデータ交信を実行することを特徴とする
    データ通信方法。
  3. 【請求項3】 優先親局と代理親局に設定される複数台
    の親局と、前記親局から遠隔制御される1台或いは複数
    の子局とから構成されるローカルエリアネットワークを
    利用したデータ通信方法において、前記代理親局は、優先親局からデータを交信するまでの
    時間を測定するためのタイマを起動し、優先親局からの
    データの受信待ちを行い、子局或いは優先親局からのデ
    ータを受信したか否かを判断し、受信データがなかった
    と判断した場合には前記タイマがタイムアウトしている
    か否かを判断し、タイムアウトしていると判断した場合
    には、優先親局が異常であるとしてデータを送信する子
    局を選択し、選択した子局に対してデータを送信し、子
    局からデータを受信するまでの時 間を測定するためのタ
    イマを起動して、子局からのデータ受信待ちを実行し、
    子局或いは優先親局からデータを受信したか否かを判断
    し、受信したと判断した場合、受信データ内の発信局デ
    ータにより優先親局から受信したか否かを判断し、優先
    親局からのデータを受信したと判断した場合には優先親
    局が復帰したと判断し、反対に、受信していないと判断
    した場合には、代理親局にて引き続き前記子局とデータ
    交信を実行する ことを特徴とするデータ通信方法。
  4. 【請求項4】 優先親局と代理親局に設定される複数台
    の親局と、前記親局から遠隔制御される1台或いは複数
    の子局とから構成されるローカルエリアネットワークを
    利用したデータ通信方法であって、前記代理親局は、通
    常、前記優先親局或いは子局からのデータを受信し、前
    記優先親局或いは子局に対しデータ交信をせずに、前記
    優先親局を異常と判断した場合のみ、前記子局とデータ
    交信を実行するデータ通信方法において、 前記優先親局と代理親局において前記子局を制御するリ
    ンクデバイスの範囲が同一に設定されている ことを特徴
    とするデータ通信方法。
  5. 【請求項5】 前記優先親局と代理親局において前記子
    局を制御するリンクデバイスの範囲が同一に設定されて
    いることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記
    載のデータ通信方法。
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JPH0690237A JPH0690237A (ja) 1994-03-29
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8565258B2 (en) 2004-03-01 2013-10-22 Panasonic Corporation Terminal capable of substituting for control station

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4444688A1 (de) * 1994-12-15 1996-06-20 Abb Patent Gmbh Verfahren zur hochzuverlässigen und konsistenten Nachrichtenübertragung

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JPS61152141A (ja) * 1984-12-25 1986-07-10 Nec Corp 無線局監視方式

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