JPH10125751A - 重ね合わせ精度測定パターン及び重ね合わせ精度測定方法 - Google Patents

重ね合わせ精度測定パターン及び重ね合わせ精度測定方法

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JPH10125751A
JPH10125751A JP8299469A JP29946996A JPH10125751A JP H10125751 A JPH10125751 A JP H10125751A JP 8299469 A JP8299469 A JP 8299469A JP 29946996 A JP29946996 A JP 29946996A JP H10125751 A JPH10125751 A JP H10125751A
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JP
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JP8299469A
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Koichi Sagawa
恒一 寒川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
    • G03F7/70605Workpiece metrology
    • G03F7/70616Monitoring the printed patterns
    • G03F7/70633Overlay, i.e. relative alignment between patterns printed by separate exposures in different layers, or in the same layer in multiple exposures or stitching

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は従来と同程度の大きさでエッジ領域を
長くして精度よく測定できる重ね合わせ精度測定パター
ン及び重ね合わせ精度測定方法を提供する。 【解決手段】重ね合わせ精度測定パターン10は、外側
と内側のプロセスパターン11、12とレジストパター
ン13で構成され、プロセスパターン11、12は基板
上に上面が帯状の四角形の枠形状に、レジストパターン
13は基板上に形成された上層膜上のプロセスパターン
11とプロセスパターン12の間に、上面が帯状の四角
形の枠形状にそれぞれリソグラフィーにより形成され
る。外側のプロセスパターン11は従来のプロセスパタ
ーンと同程度の大きさに形成され、各パターン11、1
2、13の間隔は少なくとも2ミクロンメートル空けて
形成される。重ね合わせ精度の測定は、レジストパター
ン13とプロセスパターン11及びレジストパターン1
3とプロセスパターン12のズレ量をそれぞれ測定し、
各ズレ量の平均を算出することにより行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重ね合わせ精度測
定パターン及び重ね合わせ精度測定方法に関し、詳細に
は、従来の重ね合わせ精度測定パターンの大きさと同程
度の大きさでより精度よく重ね合わせ精度を測定できる
重ね合わせ精度測定パターン及びこの重ね合わせ精度測
定パターンを用いた重ね合わせ精度測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程や液晶パネル製造工程等
におけるリソグラフィー技術においては、微細パターン
を正確に形成すると同時に、パターンを下地層に精度よ
く重ね合わせることが重要な課題となっている。
【0003】そこで、従来から、重ね合わせ精度を測定
することが行われており、この重ね合わせ精度を測定す
るために、従来、図3に示すボックスインボックス型パ
ターン、図4に示すフレームインフレーム型パターン及
び図5に示すバーインバー型パターンが使用されてい
る。
【0004】これらの従来の重ね合わせ精度測定パター
ンは、いずれも下地層に、1種類のプロセスパターン
(下層パターン)1が形成され、下地層上に形成された
上層膜上に、1種類のレジストパターン(上層パター
ン)2が形成されている。そして、ボックスインボック
ス型パターンでは、図3に示すように、その上面が四角
形状のプロセスパターン1と、プロセスパターン1の内
側に形成されプロセスパターン1よりも小さい四角形状
のレジストパターン2と、が形成され、フレームインフ
レーム型パターンでは、図4に示すように、その上面が
帯状の四角形状に形成されたプロセスパターン1と、プ
ロセスパターン1の内側に形成されプロセスパターン1
よりも小さい帯状の四角形状のレジストパターン2と、
が形成される。そして、バーインバー型パターンでは、
図5に示すように、その上面が平行な帯状の細長い1対
のバーとこの1対のバーと直交する方向であって上面が
平行な帯状の細長いバーで形成されたプロセスパターン
1と、プロセスパターン1の内側に形成されプロセスパ
ターン1よりも小さい平行な帯状の細長い1対のバーと
この1対のバーと直交する方向であって上面が平行な帯
状の細長いバーで形成されたレジストパターン2と、が
形成されている。
【0005】そして、このような重ね合わせ精度測定パ
ターンを用いて重ね合わせ精度を測定する場合、まず、
下地層上にプロセスパターン1を形成し、下地層上に上
層膜を形成した後、レジストパターン2を形成して、重
ね合わせ精度測定器により、例えば、おのおのの中心座
標の差をずれとする方法で測定する。
【0006】このときの測定アルゴリズムとしては、測
定パターン(ターゲット)であるプロセスパターン1と
レジストパターン2のエッジを画像情報として取り込ん
で、ディジタル信号として処理する方法が主に行われて
おり、この方法を用いると、エッジ領域が長いほど、平
均化効果のために、重ね合わせ精度が向上する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の重ね合わせ精度測定パターン及び重ね合わせ
精度測定方法にあっては、重ね合わせ精度測定パターン
が1つの精度測定パターンと1つの重ね合わせパターン
を重ね合わせ、あるいは、組み合わせることにより形成
され、そのパターンのエッジを画像情報として取り込ん
で重ね合わせ精度を測定していたため、重ね合わせ精度
を向上させるためには、エッジ領域を長くする必要があ
るが、重ね合わせ精度測定パターンは、スクライブ領域
に形成されるため、大きくするのには限度があり、重ね
合わせ精度を向上させるのに、この重ね合わせ精度測定
パターンの大きさの制約を受け、重ね合わせ精度を向上
させる上で、改良が要望されていた。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、所定形状
の枠形状、あるいは、相互に平行な所定幅の細長い1対
のバーと当該1対のバーを90度回転した状態で当該1
対のバーの間の位置に配置された1対のバーにより四角
の切れた四角形状に形成された下層パターンと上層パタ
ーンの一方のパターンが、他方のパターンの枠形状ある
いは四角の切れた四角形状の内側に所定間隔空けた状態
で形成され、これら下層パターンと上層パターンが、内
側のパターンの枠形状あるいは四角の切れた四角形状の
内側に、さらに所定形状の他方のパターンが所定間隔空
けて交互に所定数形成されることにより、従来の重ね合
わせ精度測定パターンの大きさと同程度の大きさを保ち
つつ、全体としてエッジ領域を長くし、重ね合わせ精度
を向上させることのできる重ね合わせ精度測定パターン
を提供することを目的としている。
【0009】請求項2記載の発明は、所定形状の枠形
状、あるいは、相互に平行な所定幅の細長い1対のバー
と当該1対のバーを90度回転した状態で当該1対のバ
ーの間の位置に配置された1対のバーにより四角の切れ
た四角形状に形成された下層パターンと上層パターンの
一方のパターンが、他方のパターンの枠形状あるいは四
角の切れた四角形状の内側に所定間隔空けた状態で形成
されるとともに、これら下層パターンと上層パターン
が、内側のパターンの枠形状あるいは四角の切れた四角
形状の内側に、さらに所定形状の他方のパターンが所定
間隔空けて交互に所定数形成されおり、これらの内側と
外側の相隣接するパターン同士のズレ量をそれぞれ測定
するとともに、当該各パターン同士のズレ量を平均化し
て重ね合わせ精度を測定することにより、エッジ領域の
長い重ね合わせ精度測定パターンの平均値により重ね合
わせ精度を測定し、重ね合わせ精度を向上させることの
できる重ね合わせ精度測定方法を提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の重
ね合わせ精度測定パターンは、下地層上の所定位置に形
成される所定形状の下層パターンと、前記下地層上に形
成された上層膜上の前記下層パターンの形成位置に近接
して形成される所定形状の上層パターンと、を備え、前
記下層パターン及び前記上層パターンは、所定形状の枠
形状、あるいは、相互に平行な所定幅の細長い1対のバ
ーと当該1対のバーを90度回転した状態で当該1対の
バーの間の位置に配置された1対のバーにより四角の切
れた四角形状に形成され、その一方の前記パターンが、
その他方の前記パターンの前記枠形状あるいは前記四角
の切れた四角形状の内側に所定間隔空けた状態で形成さ
れた重ね合わせ精度測定パターンであって、前記下層パ
ターンと前記上層パターンは、前記内側の前記パターン
の前記枠形状あるいは前記四角の切れた四角形状の内側
に、さらに所定形状の他方の前記パターンが所定間隔空
けて交互に所定数形成されていることにより、上記目的
を達成している。
【0011】上記構成によれば、所定形状の枠形状、あ
るいは、相互に平行な所定幅の細長い1対のバーと当該
1対のバーを90度回転した状態で当該1対のバーの間
の位置に配置された1対のバーにより四角の切れた四角
形状に形成された下層パターンと上層パターンの一方の
パターンが、他方のパターンの枠形状あるいは四角の切
れた四角形状の内側に所定間隔空けた状態で形成され、
これら下層パターンと上層パターンが、内側のパターン
の枠形状あるいは四角の切れた四角形状の内側に、さら
に所定形状の他方のパターンが所定間隔空けて交互に所
定数形成されるので、従来の重ね合わせ精度測定パター
ンの大きさと同程度の大きさを保ちつつ、全体としてエ
ッジ領域を長くすることができ、重ね合わせ精度を向上
させることができる。
【0012】請求項2記載の発明の重ね合わせ精度測定
方法は、下地層上の所定位置に形成される所定形状の下
層パターンと、前記下地層上に形成された上層膜上の前
記下層パターンの形成位置に近接して形成される所定形
状の上層パターンと、を備え、前記下層パターン及び前
記上層パターンは、所定形状の枠形状、あるいは、相互
に平行な所定幅の細長い1対のバーと当該1対のバーを
90度回転した状態で当該1対のバーの間の位置に配置
された1対のバーにより四角の切れた四角形状に形成さ
れ、その一方の前記パターンが、その他方の前記パター
ンの前記枠形状あるいは前記四角の切れた四角形状の内
側に所定間隔空けた状態で形成された重ね合わせ精度測
定パターンを用いた重ね合わせ精度測定方法であって、
前記下層パターンと前記上層パターンが、前記内側の前
記パターンの前記枠形状あるいは前記四角の切れた四角
形状の内側に、さらに所定形状の他方の前記パターンが
所定間隔空けて交互に所定数形成され、前記内側と外側
の相隣接するパターン同士のズレ量をそれぞれ測定する
とともに、当該各パターン同士のズレ量を平均化して重
ね合わせ精度を測定することにより、上記目的を達成し
ている。
【0013】上記構成によれば、所定形状の枠形状、あ
るいは、相互に平行な所定幅の細長い1対のバーと当該
1対のバーを90度回転した状態で当該1対のバーの間
の位置に配置された1対のバーにより四角の切れた四角
形状に形成された下層パターンと上層パターンの一方の
パターンが、他方のパターンの枠形状あるいは四角の切
れた四角形状の内側に所定間隔空けた状態で形成される
とともに、これら下層パターンと上層パターンが、内側
のパターンの枠形状あるいは四角の切れた四角形状の内
側に、さらに所定形状の他方のパターンが所定間隔空け
て交互に所定数形成されおり、これらの内側と外側の相
隣接するパターン同士のズレ量をそれぞれ測定するとと
もに、当該各パターン同士のズレ量を平均化して重ね合
わせ精度を測定するので、エッジ領域の長い重ね合わせ
精度測定パターンの平均値により重ね合わせ精度を測定
することができ、重ね合わせ精度を向上させることがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0015】図1は、本発明の重ね合わせ精度測定パタ
ーン及び重ね合わせ精度測定方法の第1の実施の形態を
示す図であり、本実施の形態は、フレームタイプのパタ
ーンを利用したものである。
【0016】図1は、本発明の重ね合わせ精度測定パタ
ーン及び重ね合わせ精度測定方法の第1の実施の形態を
適用した重ね合わせ精度測定パターン10の平面図であ
り、図1において、重ね合わせ精度測定パターン10
は、2種類のプロセスパターン(下層パターン)11、
12と、レジストパターン(上層パターン)13と、で
構成され、いわゆるフレームパターンである。
【0017】すなわち、プロセスパターン11及びプロ
セスパターン12は、図示しない基板(下地層)上にリ
ソグラフィーにより形成され、このプロセスパターン1
1及びプロセスパターン12の形成された基板にエッチ
ングにより配線等がパターニングされ、さらに、酸化膜
や金属膜等の上層膜が形成された後、この上層膜上に、
リソグラフィーによりレジストパターン13が形成され
る。このときのパターニングは、抜きあるいは残しのど
ちらで形成されていてもよい。
【0018】プロセスパターン11は、基板上に、その
上面が帯状の四角形の枠形状に形成され、プロセスパタ
ーン12は、プロセスパターン11の内側に、プロセス
パターン11と所定の間隔を空けてプロセスパターン1
1と相似形でプロセスパターン11よりも所定の大きさ
だけ小さい枠形状に形成されている。
【0019】レジストパターン13は、プロセスパター
ン11とプロセスパターン12の間に形成され、その上
面が帯状の四角形の枠形状に形成されている。
【0020】そして、最外周(外側)のプロセスパター
ン11を従来のプロセスパターンと同程度の大きさに形
成し、プロセスパターン11とレジストパターン13及
びレジストパターン13とプロセスパターン12の間隔
を少なくとも2ミクロンメートル空けるように形成す
る。
【0021】上記重ね合わせ精度測定パターン10を用
いて重ね合わせ精度の測定を行うには、半導体等の製造
工程において、基板上のスクライブ領域に2種類のプロ
セスパターン11とプロセスパターン12をリソグラフ
ィーにより形成し、エッチングにより基板にパターニン
グする。その後、パターニングを行った基板上に酸化膜
や金属膜等の上層膜を形成した後、リソグラフィーによ
りレジストパターン13を形成する。
【0022】このようにして重ね合わせ精度測定パター
ン10を形成すると、まず、レジストパターン13と外
側のプロセスパターン11を重ね合わせ精度測定器によ
り測定し、そのズレ量を算出する。次に、レジストパタ
ーン13と内側のプロセスパターン12を重ね合わせ精
度測定器により測定し、そのズレ量を算出する。そし
て、レジストパターン13とプロセスパターン11のズ
レ量とレジストパターン13とプロセスパターン12の
ズレ量との平均値を算出し、最終的な重ね合わせ精度を
算出する。
【0023】したがって、本実施の形態によれば、枠形
状の下層パターンであるプロセスパターン11の内側に
所定間隔空けて上層パターンである枠形状のレジストパ
ターン13が形成され、さらに、レジストパターン13
の内側に枠形状のプロセスパターン12が所定間隔空け
て形成されているので、従来の重ね合わせ精度測定パタ
ーンの大きさと同程度の大きさを保ちつつ、全体として
重ね合わせ精度測定パターン10のエッジ領域を長くす
ることができ、重ね合わせ精度を向上させることができ
る。
【0024】図2は、本発明の重ね合わせ精度測定パタ
ーン及び重ね合わせ精度測定方法の第2の実施の形態を
示す図であり、本実施の形態は、バータイプのパターン
を利用したものである。
【0025】図2は、本発明の重ね合わせ精度測定パタ
ーン及び重ね合わせ精度測定方法の第2の実施の形態を
適用した重ね合わせ精度測定パターン20の平面図であ
り、図2において、重ね合わせ精度測定パターン20
は、2種類のプロセスパターン(下層パターン)21、
22と、レジストパターン(上層パターン)23と、で
構成され、いわゆるバーパターンである。
【0026】すなわち、プロセスパターン21及びプロ
セスパターン22は、図示しない基板(下地層)上にリ
ソグラフィーにより形成され、このプロセスパターン2
1及びプロセスパターン22の形成された基板にエッチ
ングにより配線等がパターニングされ、さらに、酸化膜
や金属膜等の上層膜が形成された後、この上層膜上に、
リソグラフィーによりレジストパターン23が形成され
る。
【0027】プロセスパターン21は、基板上に、その
上面が帯状の平行な1対の長方形のバー21aとこの1
対のバー21aを90度回転させた状態の1対のバー2
1bとにより四角の切れた四角形状に形成され、プロセ
スパターン22は、プロセスパターン21の内側に、プ
ロセスパターン21と所定の間隔を空けてプロセスパタ
ーン21と相似形でプロセスパターン21よりも所定の
大きさだけ小さい四角の切れた四角形状に形成されてい
る。すなわち、プロセスパターン22は、その上面が帯
状の1対の長方形のバー22aとこの1対のバー22a
を90度回転させた状態の1対のバー22bとにより、
プロセスパターン21よりも小さい四角の切れた四角形
状に形成されている。
【0028】レジストパターン23は、プロセスパター
ン21とプロセスパターン22の間に形成され、その上
面が帯状の1対の長方形のバー23aとこの1対のバー
23aを90度回転させた状態の1対のバー23bとに
より四角の切れた四角形状に形成されている。
【0029】そして、最外側のプロセスパターン21を
従来のプロセスパターンと同程度の大きさに形成し、プ
ロセスパターン21とレジストパターン23及びレジス
トパターン23とプロセスパターン22の間隔を少なく
とも2ミクロンメートル空けるように形成する。
【0030】上記重ね合わせ精度測定パターン20を用
いて重ね合わせ精度の測定を行うには、半導体等の製造
工程において、基板上のスクライブ領域に2種類のプロ
セスパターン21とプロセスパターン22をリソグラフ
ィーにより形成し、エッチングにより基板にパターニン
グする。その後、パターニングを行った基板上に酸化膜
や金属膜等の上層膜を形成した後、リソグラフィーによ
りレジストパターン23を形成する。
【0031】このようにして重ね合わせ精度測定パター
ン20を形成すると、まず、レジストパターン23と外
側のプロセスパターン21を重ね合わせ精度測定器によ
り測定し、そのズレ量を算出する。次に、レジストパタ
ーン23と内側のプロセスパターン22を重ね合わせ精
度測定器により測定し、そのズレ量を算出する。そし
て、レジストパターン23とプロセスパターン21のズ
レ量とレジストパターン23とプロセスパターン22の
ズレ量との平均値を算出し、最終的な重ね合わせ精度を
算出する。
【0032】したがって、本実施の形態によれば、相互
に平行な所定幅の細長い1対のバー21aと当該1対の
バー21aを90度回転した状態で当該1対のバー21
aの間の位置に配置された1対のバー21bとにより四
角の切れた四角形状に形成された枠形状の下層パターン
であるプロセスパターン21の内側に所定間隔空けて上
層パターンであるプロセスパターン21と相似形の四角
の切れた四角形のレジストパターン23が形成され、さ
らに、レジストパターン23の内側にプロセスパターン
21と相似形の四角の切れた四角形のプロセスパターン
22が所定間隔空けて形成されているので、従来の重ね
合わせ精度測定パターンの大きさと同程度の大きさを保
ちつつ、全体として重ね合わせ精度測定パターン20の
エッジ領域を長くすることができ、重ね合わせ精度を向
上させることができる。
【0033】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0034】例えば、上記各実施の形態においては、重
ね合わせ精度測定パターンとして2種類のプロセスパタ
ーンと、1種類のレジストパターンと、を形成している
が、プロセスパターンとレジストパターンは、2種類と
1種類に限るものではなく、1種類と2種類であっても
よいし、プロセスパターンとレジストパターンの数は、
少なくとも一方が2種類で以上あれば、適切なパターン
の間隔を設けることのできる範囲で適宜増やすことがで
きる。
【0035】また、上記実施の形態においては、下層パ
ターンと上層パターンがともにフレーム型のパターンあ
るいはバー型のパターンの場合について説明したが、フ
レーム型のパターンとバー型のパターンを種々組み合わ
せる構造としてもよい。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明の重ね合わせ精度測
定パターンによれば、所定形状の枠形状、あるいは、相
互に平行な所定幅の細長い1対のバーと当該1対のバー
を90度回転した状態で当該1対のバーの間の位置に配
置された1対のバーにより四角の切れた四角形状に形成
された下層パターンと上層パターンの一方のパターン
が、他方のパターンの枠形状あるいは四角の切れた四角
形状の内側に所定間隔空けた状態で形成され、これら下
層パターンと上層パターンが、内側のパターンの枠形状
あるいは四角の切れた四角形状の内側に、さらに所定形
状の他方のパターンが所定間隔空けて交互に所定数形成
されるので、従来の重ね合わせ精度測定パターンの大き
さと同程度の大きさを保ちつつ、全体としてエッジ領域
を長くすることができ、重ね合わせ精度を向上させるこ
とができる。
【0037】請求項2記載の発明の重ね合わせ精度測定
方法によれば、所定形状の枠形状、あるいは、相互に平
行な所定幅の細長い1対のバーと当該1対のバーを90
度回転した状態で当該1対のバーの間の位置に配置され
た1対のバーにより四角の切れた四角形状に形成された
下層パターンと上層パターンの一方のパターンが、他方
のパターンの枠形状あるいは四角の切れた四角形状の内
側に所定間隔空けた状態で形成されるとともに、これら
下層パターンと上層パターンが、内側のパターンの枠形
状あるいは四角の切れた四角形状の内側に、さらに所定
形状の他方のパターンが所定間隔空けて交互に所定数形
成されおり、これらの内側と外側の相隣接するパターン
同士のズレ量をそれぞれ測定するとともに、当該各パタ
ーン同士のズレ量を平均化して重ね合わせ精度を測定す
るので、エッジ領域の長い重ね合わせ精度測定パターン
の平均値により重ね合わせ精度を測定することができ、
重ね合わせ精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の重ね合わせ精度測定パターン及び重ね
合わせ精度測定方法の第1の実施の形態を適用した重ね
合わせ精度測定パターンの上面図。
【図2】本発明の重ね合わせ精度測定パターン及び重ね
合わせ精度測定方法の第2の実施の形態を適用した重ね
合わせ精度測定パターンの上面図。
【図3】従来のボックスインボックス型の重ね合わせ精
度測定パターンの上面図。
【図4】従来のフレームインフレーム型の重ね合わせ精
度測定パターンの上面図。
【図5】従来のバーインバー型の重ね合わせ精度測定パ
ターンの上面図。
【符号の説明】
10 重ね合わせ精度測定パターン 11、12 プロセスパターン 13 レジストパターン 20 重ね合わせ精度測定パターン 21、22 プロセスパターン 23 レジストパターン 21a、21b、22a、22b、23a、23b バ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下地層上の所定位置に形成される所定形状
    の下層パターンと、前記下地層上に形成された上層膜上
    の前記下層パターンの形成位置に近接して形成される所
    定形状の上層パターンと、を備え、前記下層パターン及
    び前記上層パターンは、所定形状の枠形状、あるいは、
    相互に平行な所定幅の細長い1対のバーと当該1対のバ
    ーを90度回転した状態で当該1対のバーの間の位置に
    配置された1対のバーにより四角の切れた四角形状に形
    成され、その一方の前記パターンが、その他方の前記パ
    ターンの前記枠形状あるいは前記四角の切れた四角形状
    の内側に所定間隔空けた状態で形成された重ね合わせ精
    度測定パターンであって、前記下層パターンと前記上層
    パターンは、前記内側の前記パターンの前記枠形状ある
    いは前記四角の切れた四角形状の内側に、さらに所定形
    状の他方の前記パターンが所定間隔空けて交互に所定数
    形成されていることを特徴とする重ね合わせ精度測定パ
    ターン。
  2. 【請求項2】下地層上の所定位置に形成される所定形状
    の下層パターンと、前記下地層上に形成された上層膜上
    の前記下層パターンの形成位置に近接して形成される所
    定形状の上層パターンと、を備え、前記下層パターン及
    び前記上層パターンは、所定形状の枠形状、あるいは、
    相互に平行な所定幅の細長い1対のバーと当該1対のバ
    ーを90度回転した状態で当該1対のバーの間の位置に
    配置された1対のバーにより四角の切れた四角形状に形
    成され、その一方の前記パターンが、その他方の前記パ
    ターンの前記枠形状あるいは前記四角の切れた四角形状
    の内側に所定間隔空けた状態で形成された重ね合わせ精
    度測定パターンを用いた重ね合わせ精度測定方法であっ
    て、前記下層パターンと前記上層パターンが、前記内側
    の前記パターンの前記枠形状あるいは前記四角の切れた
    四角形状の内側に、さらに所定形状の他方の前記パター
    ンが所定間隔空けて交互に所定数形成され、前記内側と
    外側の相隣接するパターン同士のズレ量をそれぞれ測定
    するとともに、当該各パターン同士のズレ量を平均化し
    て重ね合わせ精度を測定することを特徴とする重ね合わ
    せ精度測定方法。
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