JPH101247A - 画像形成装置の排紙構造 - Google Patents

画像形成装置の排紙構造

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JPH101247A
JPH101247A JP8283127A JP28312796A JPH101247A JP H101247 A JPH101247 A JP H101247A JP 8283127 A JP8283127 A JP 8283127A JP 28312796 A JP28312796 A JP 28312796A JP H101247 A JPH101247 A JP H101247A
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sheet
roller
unit
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JP8283127A
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Tokuzo Kaneda
徳蔵 金田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排紙用ローラ側の熱膨脹を低減すると共に、
熱変化に伴う排紙用ローラ側からの引張り力を低減し、
用紙の波打ち現象等のトラブルを解消する画像形成装置
の排紙構造を提供する。 【解決手段】 給紙手段2,感光手段3,定着手段4お
よび排紙手段5等から構成される画像形成装置1におい
て、排紙用ローラ32を表面にRz17μ程度の粗面を
有する金属材で形成すると共に、排紙用ローラ32又は
その案内部材36に温度検出手段49又は51を設け、
且つ給紙手段2側に用紙特定手段43等を設け、排紙用
ローラの温度変化に対応してその排紙速度を制御部4
7,駆動部46によりコントロールし用紙の波打ちの防
止を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PPC,PPF等
の画像形成装置の排紙構造に係り、特に、用紙の波打ち
を低減するに好適な画像形成装置の排紙構造に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置ではジャムや波打ちを防止
し、良質な画像を得るための各種の工夫が従来より行な
われている。例えば、用紙を給紙又は排紙するローラの
材料やその表面形態に関する公知技術としては特開平4
−106031号公報,特開平4−199174号公報
および特開平5−119651号公報が挙げられる。
【0003】また、排紙用ローラを定着用ローラの速度
よりも速くして用紙のしわや波打ちを防止するものとし
て特開平4−128780号公報,特開平4−1337
72号公報および特開平4−144872号公報が挙げ
られ、排紙用ローラの駆動トルクを低減してスタッカ不
良防止や用紙の汚れを防止するものとして特開平1−1
97263号公報が挙げられる。
【0004】また、装置内のローラ等の温度や用紙の種
類等を検出する検出手段を装置内に設けるものとして特
開昭62−135870号公報,特開平2−13248
1号公報および特開平7−181767号公報が挙げら
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した各公報は夫々
特徴を有し、優れた効果を奏するものであるが、次のよ
うな問題点を有している。特開平4−106031号公
報の「シート搬送回転体」はアルミニウム等からなる円
筒の芯金の表面に薄厚のゴム層をコーティングしたもの
である。ゴム層やアルミニウムは線膨脹係数が20×1
-5や2.4×10-5あり、鉄の1.1×10-5に較べ
て極めて大きい。そのため、ゴム層を薄くしたり、芯金
の材質をアルミから鉄に変えてもローラの外径が温度変
化により大幅に変化し、用紙が定着手段と排紙手段間で
たるんだり、引っ張られたりするため(詳細な理由は下
記に説明)、用紙に図5に示すような波打ち等のトラブ
ルが生じ易い問題点がある。
【0006】一方、特開平4−128780号公報の
「カラー画像形成装置の定着装置」は、排出ローラの搬
送速度を定着ローラのシートの搬送速度に対して特定の
範囲(10%乃至20%)だけ増す内容が開示されてい
るが、この増量は予め設定されるもので温度検出信号等
により制御されるものではない。
【0007】また、特開平4−133772号公報およ
び特開平4−144872号公報の「プリンタ装置」お
よび「ラベル印刷用静電記録装置」にも定着ローラのロ
ーラ速度よりも排紙ローラのローラ速度を所定の範囲で
速くする技術が開示されている。これ等により用紙が定
着手段と排紙手段間でたるみがなくなるので波打ちが低
減されるように思われるが、定着ローラから搬送される
用紙は増速された分排紙ローラの搬送力により定着ニッ
プ部で加熱および加圧中の用紙の部分に引張り力として
作用するため定着ニップ部を通過した直後ではやや変化
した状態となり、そのまま排紙ローラ側に導入される。
そのため、実際に排紙された用紙には波打ち状態がひど
く外観品質が低下する問題点がある。
【0008】また、特開平1−197263号公報の
「紙搬送装置」は排紙ローラの駆動トルクを下げるもの
であるが、駆動トルクを下げると紙質、例えば、ポリエ
ステルフイルムのように表面固有抵抗が高い用紙では搬
送中に搬送ローラや案内部材等との接触摩擦により帯電
量が高くなり案内部材等に用紙が貼り付きジャムが発生
する原因となる。
【0009】本発明は、以上の事情に鑑みて創案された
ものであり、前記の問題点を解決し波打ち,ジャム,用
紙の汚れ等が発生せず、良質の画像が形成される画像形
成装置の排紙構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の画像形成装置の排紙構造は、各
種類およびサイズの用紙を給紙する給紙手段と、所望の
トナー画像を作像する作像手段と、前記給紙手段からの
用紙に前記作像手段のトナー画像を定着すべく一対の定
着用ローラで前記用紙を挟持し加熱する定着手段と、該
定着手段の下流側に配置され、定着された用紙を挟持す
る一対の排紙用ローラを有すると共に排紙用ローラ間に
案内部材を配置して定着済の用紙を排紙出口側に案内す
る排紙手段とを備える画像形成装置における排紙構造で
あって、前記排紙用ローラを金属材から形成すると共
に、その外表面を略Rz16μ以上の粗さに形成するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の画像形成装置の排紙構造
は、前記定着用ローラおよび排紙用ローラは夫々別々の
駆動部およびその制御部により駆動制御されるものから
なり、前記排紙用ローラには、その表面温度を検出する
温度検出手段が設けられ前記排紙手段の制御部は、前記
温度検出手段の検出信号に基づき前記排紙用ローラの排
紙速度を可変にすべく前記駆動部を制御するものである
ことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の画像形成装置の排紙構造
は、前記排紙手段の案内部材にはその表面温度を検出す
る温度検出手段が設けられ前記排紙手段の制御部は、前
記温度検出手段の検出信号に基づき前記排紙用ローラの
排紙速度を可変にすべく前記駆動部を制御するものであ
ることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の画像形成装置の排紙構造
は、前記画像形成装置には、給紙される用紙の種類及び
/又はサイズを特定する用紙特定手段が設けられ前記排
紙手段の制御部は、用紙特定手段からの検出信号に基づ
き、前記排紙用ローラの排紙速度を可変にすべく前記駆
動部を制御するものであることを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の画像形成装置の排紙構造
は、前記画像形成装置には、給紙される用紙の種類及び
/又はサイズを特定する用紙特定手段が設けられ前記排
紙手段の排紙用ローラ及び/又は案内部材にはその表面
温度を検出する温度検出手段が設けられ前記排紙手段の
制御部は、前記用紙特定手段および温度検出手段からの
検出信号に基づき前記排紙用ローラの排紙速度を可変に
すべく前記駆動部を制御するものであることを特徴とす
る。
【0015】排紙ローラ等の搬送ローラは用紙との間の
摩擦力により用紙を搬送するため前記の従来技術のよう
にゴム層を有するものが採用されているが、本発明では
ゴム層の熱膨脹による弊害を防止するため排紙用ローラ
として金属を使用すると共に摩擦力を発生させるためそ
の表面を略Rz16μ以上の粗さに形成する。これによ
り用紙の使用枚数に関係なく波打ちのない排紙が行なわ
れる。また、排紙枚数が増加するに伴って用紙が授熱し
た定着熱量が今度は排紙手段を加熱し、結局、排紙用ロ
ーラが熱膨脹する。その弊害を防止するための一手段と
して温度検出手段を排紙手段に備え、検出された温度に
見合う排紙速度の調整を制御部により行なっている。
【0016】なお、排紙用ローラの表面に直接温度検出
プローブを当てることによるローラ削り等のトラブルを
防止するため案内部材により温度検出を行なってもよ
い。また、給紙される用紙の種類により収縮率が異な
る。例えば、低温条件での普通紙の収縮率は0.3乃至
0.45%であるのに対しトレペは0.75乃至1.0
%でありフイルムは1.7%にもなる。つまり、用紙の
種類によっても排紙ローラの排紙ローラの排紙速度を可
変するようにしなければ完全ではない。
【0017】また、用紙の幅方向のサイズによって排紙
ローラ搬送力が異なる。そのため、用紙の種類やサイズ
を特定する用紙特定手段を設け、用紙の種類やサイズが
変化しても収縮率や排紙ローラ搬送力の影響をうけない
ように排紙手段の速度を制御系により調整する。これに
加え、排紙ローラの温度変化を検出し、それに見合う排
紙速度の調整を行なうことによりより確実な良質画像の
形成と波打ち,ジャム,しわ等のトラブルを解消するこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置の排
紙構造の実施の形態を図面を参照して詳述する。図1は
本発明の画像形成装置およびその排紙手段における排紙
構造の全構成図である。画像形成装置1は大別して給紙
手段2、作像手段3、定着手段4および排紙手段5等か
ら構成される。給紙手段2から給紙された用紙6は作像
手段3によりトナー画像が転写され、定着手段4により
該トナー画像が用紙6上に定着され、排紙手段5を介し
て装置外に排紙される。
【0019】前記構成からなる画像形成装置1の詳細構
造を図2および図3により簡単に説明する。図2に示す
ように、給紙手段2は、用紙6の原反としてのロール紙
7,8,9,10と、これ等の収納部11と、複写開始
信号により所望のロール紙を収納部から引き出して作像
手段3側に送るフィードローラ12,13,14,1
5,16,17,18と、ロール紙を所定のサイズに切
断するロータリカッタ19と、切断された用紙6を作像
手段3側に案内するフィードローラ20,21,22,
23等からなる。なお、各フィードローラ12,13等
の間にはロール紙7等や用紙6を案内するための案内部
材が介設される。
【0020】作像手段3は詳細構造の説明を省略する
が、複写画像に相当するトナーで顕像化されたトナー画
像が転写された感光体24を有するものからなり、用紙
6は感光体24に当てられ、トナー画像が用紙6上に転
写され、静電作用により用紙6に保持される。
【0021】定着手段4は、ローラ25,26により移
動されるベルト27と、吸引ファン28と定着用ローラ
29,30と、定着用ローラの加熱手段(図略)等から
なる。トナー画像を保持した用紙6は吸引ファン28に
よりベルト27上に吸着されベルト27の移動に伴って
定着用ローラ29,30側に送られる。ここで用紙6は
定着用ローラ29,30に挟持されて排紙手段5側に送
られると共に、前記加熱手段により加熱されている定着
用ローラ29,30によりトナー画像は用紙6に融着し
定着される。なお、定着手段4の定着用ローラ29,3
0はカバー31により被包され、熱の発散を防止する。
【0022】排紙手段5は図3にその詳細構造が示され
ているように、定着用ローラ29,30から送り出され
た用紙6を装置外に誘導するための排紙用ローラ32,
33,34,35等と、それ等の間に架設されて用紙6
を案内する案内部材36等からなる。なお、排紙用ロー
ラ32,33等は一対のローラからなり用紙6を挟持す
る。
【0023】また、図4に示すように、排紙用ローラ3
2および排紙用ローラ35には下排紙滞留検知手段37
および上排紙滞留検知手段38が付設されると共に用紙
検知手段39,40,41が排紙通路に沿って適宜位置
に配置される。排紙用ローラ35から装置外に誘導され
た複写済の用紙6は排紙トレイ42上に排紙される。
【0024】図1に示すように、給紙手段2等には用紙
6の種類やサイズを特定する用紙特定手段43が設けら
れる。また、定着手段4には定着用ローラ29,30の
内の駆動ローラを駆動するための駆動部44と、この駆
動系を制御する制御部45が設けられている。また、排
紙手段5の排紙用ローラ32等の駆動ローラにはこれを
駆動するための駆動部46が設けられ、駆動部46には
これを制御する制御部47が設けられている。なお、駆
動部44,46および制御部45,47は夫々独立した
ものからなる。
【0025】図1に示すように、排紙手段5の排紙用ロ
ーラ32には温度検出センサ48と検出信号を制御部4
7側に送る信号送信部(図略)からなる温度検出手段4
9が付設される。また、案内部材36には温度検出セン
サ50と検出信号を制御部47側に送る信号送信部(図
略)からなる温度検出手段51が付設される。なお、温
度検出センサ48,50は排紙用ローラ32,案内部材
36の外面に係合して配設される。一方、前記した用紙
特定手段43による検出信号も制御部47に入力され
る。
【0026】図4は排紙用ローラ32等の詳細構造を示
す。前記したように定着手段4の定着用ローラ29,3
0等は加熱されるが、カバー31により被包されている
ため排紙用ローラ32等は直接加熱されない。然し乍
ら、用紙6が排紙される過程で用紙6の熱が排紙用ロー
ラ32等や案内部材36を加熱する。このためこれ等が
熱膨脹する。
【0027】本発明では、特に排紙用ローラ32等の熱
膨脹の度合を極力小さくするためにローラ自体を例えば
鉄材で形成したものを採用する。鉄材の線膨脹係数は
1.1×10-5であり、ゴムの20×10-5,アルミニ
ウムの2.4×10-5,ポリアセタールの8×10-5
較べて極めて小さい。従って、授熱による変形が最も小
さい。然し乍ら、排紙用ローラ32等は用紙6を挟持し
て排紙する機能を有する必要があり、その表面が平坦で
は用紙6との間に排紙に必要な摩擦力が生じない。そこ
で、本発明の排紙用ローラ32等は円筒状の鉄材の外表
面をRz16μ程度の粗面を形成したものを採用する。
具体的には鉄材の外表面をサンドブラスト等の加工によ
り荒らすことにより前記の粗面は簡単に形成される。な
お、本発明では、排紙用ローラ32等を鉄材としたが、
比較的線膨脹係数の小さいその他の金属を用いてもよ
い。
【0028】次に、本発明に係る画像形成装置における
主に排紙作用について説明する。用紙6は前記したよう
に定着手段4により加熱される。複写開始時には定着手
段4は低温であるが、定着機能を発揮し得る時点では定
着用ローラ29,30等はかなり高温になる。この温度
は前記したように用紙6を介して排紙用ローラ32側に
伝達される。排紙用ローラ32等が加熱されるとその外
径が膨脹し、排紙用ローラ32等の回転数が一定の場合
は排紙速度が熱膨脹分だけ早くなり定着手段4側の用紙
6に大きな引張り力を与える。
【0029】一般に公知技術にもあるように、排紙速度
は定着ローラの送り速度よりも若干大きく設定される場
合が多く、多少の引張り力の増大は特に問題がないよう
に思われるが、結局、定着用ローラ29,30側から搬
送される用紙6は定着,加熱中に排紙用ローラ32側か
ら引張り作用を受けるため、定着手段4の定着ニップ部
を通過した直後では用紙6に加わる引張り力が変化し、
図5に示すような波打ち現象が生じ易い。
【0030】本発明ではこの不具合を解決するために、
前記したように排紙用ローラ32等を線膨脹係数の小さ
い鉄材で形成する。また、温度検出手段49の温度検出
センサ48を排紙用ローラ32の外周に係合せしめ、排
紙用ローラ32の温度変化を検出し、その信号を制御部
47に送り、駆動部46を介して排紙用ローラ32等の
回転速度制御をリアルタイムで行なう。これにより、排
紙用ローラ32側の引張り力が調整され、波打ち現象が
防止される。その制御の具体的内容は用紙6や装置の容
量等により相異するため実験的,経験的に決めることが
望ましい。
【0031】なお、温度検出センサ48を排紙用ローラ
32等の外周に直接係合させると排紙用ローラ32等に
その外周を削り取るような損傷を与える恐れがあるた
め、温度検出センサ50を案内部材36に直接係合せし
める温度検出手段51による排紙用ローラ32等の排紙
速度のコントロールを行なうようにしてもよい。
【0032】一方、前記したように、用紙6の種類やサ
イズにより収縮率や排紙ロール搬送力が相異する。その
ため、温度変化のみによる排紙用ローラ32の排紙速度
のコントロールでは波打ちを完全に防止できない場合が
ある。用紙特定手段43を採用することにより、用紙6
の種類およびサイズが排紙手段5の制御部47に入力さ
れるため、この検出信号に基づいて排紙用ローラ32等
の排紙速度のコントロールが行なわれる。また、用紙特
定手段43と温度検出手段49又は51を併用すること
により更に確実な排紙速度のコントロールが可能になり
波打ちの完全防止が図れる。
【0033】以上の説明は図2,図3に示す複写機につ
いて本発明を適用した場合について説明したが、その他
の画像形成装置に対しても同様に適用される。
【0034】
【発明の効果】
1)本発明の請求項1に記載の画像形成装置の排紙構造
によれば、排紙用ローラを線膨脹係数の小さい金属材料
で形成しているため温度変化に対するローラ径の変化が
少なく、定着手段と排紙手段の駆動部および制御部を別
々にして排紙速度の独立制御をしなくても用紙が波打ち
現象を小さくすることが可能である。また、排紙用ロー
ラを金属材料から形成してもその表面を略Rz16μ以
上に粗くすることにより排紙に必要な摩擦力を得ること
ができ、排紙作用に何等の影響を与えない。
【0035】2)本発明の請求項2に記載の画像形成装
置の排紙構造によれば、直接排紙用ローラの表面の温度
変化を検知してローラ径変化を正確に読み取ることがで
きるため、ローラ径変化に直接対応する排紙速度のコン
トロールができ、用紙の波打ちを防止することができ
る。
【0036】3)本発明の請求項3に記載の画像形成装
置の排紙構造によれば、温度検出手段を直接排紙用ロー
ラに係合させないため、ローラ外周の削除等のトラブル
がなく、且つローラ径変化を推定することが可能にな
り、前記2)の場合とほぼ同様な効果を上げることがで
きる。
【0037】4)本発明の請求項4に記載の画像形成装
置の排紙構造によれば、用紙の種類やサイズに応じて排
紙手段の排紙速度を変化させることができるため、すべ
ての用紙に対し波打ち現象の発生を防止することができ
る。
【0038】5)本発明の請求項5に記載の画像形成装
置の排紙構造によれば、用紙の種類,サイズやローラ径
変化のすべてに対応して排紙速度のコントロールができ
るため、波打ち現象を最も低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の全体構成図。
【図2】本発明が適用される画像形成装置の一例の内部
構造を示す断面図。
【図3】図2における定着手段および排紙手段まわりの
詳細構造を示す断面図。
【図4】本発明の排紙用ローラの構造を示す斜視図。
【図5】用紙の波打ち現象を示す斜視図。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 給紙手段 3 感光手段 4 定着手段 5 排紙手段 6 用紙 7 ロール紙 8 ロール紙 9 ロール紙 10 ロール紙 11 収納部 12 フィードローラ 13 フィードローラ 14 フィードローラ 15 フィードローラ 16 フィードローラ 17 フィードローラ 18 フィードローラ 19 ロータリカッタ 20 フィードローラ 21 フィードローラ 22 フィードローラ 23 ロータリカッタ 24 感光体 25 ローラ 26 ローラ 27 ベルト 28 吸引ファン 29 定着用ローラ 30 定着用ローラ 31 カバー 32 排紙用ローラ 33 排紙用ローラ 34 排紙用ローラ 35 排紙用ローラ 36 案内部材 37 下排紙帯留検知手段 38 上排紙帯留検知手段 39 用紙検知手段 40 用紙検知手段 41 用紙検知手段 42 排紙トレイ 43 用紙特定手段 44 駆動部 45 制御部 46 駆動部 47 制御部 48 温度検出センサ 49 温度検出手段 50 温度検出センサ 51 温度検出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種類およびサイズの用紙を給紙する給
    紙手段と、所望のトナー画像を作像する作像手段と、前
    記給紙手段からの用紙に前記作像手段のトナー画像を定
    着すべく一対の定着用ローラで前記用紙を挟持し加熱す
    る定着手段と、該定着手段の下流側に配置され、定着さ
    れた用紙を挟持する一対の排紙用ローラを有すると共に
    排紙用ローラ間に案内部材を配置して定着済の用紙を排
    紙出口側に案内する排紙手段とを備える画像形成装置に
    おける排紙構造であって、前記排紙用ローラを金属材か
    ら形成すると共に、その外表面を略Rz16μ以上の粗
    さに形成することを特徴とする画像形成装置の排紙構
    造。
  2. 【請求項2】 前記定着用ローラおよび排紙用ローラは
    夫々別々の駆動部およびその制御部により駆動制御され
    るものからなり、前記排紙用ローラには、その表面温度
    を検出する温度検出手段が設けられ前記排紙手段の制御
    部は、前記温度検出手段の検出信号に基づき前記排紙用
    ローラの排紙速度を可変にすべく前記駆動部を制御する
    ものであって、排紙用ローラの材質や粗さを限定しない
    請求項1に記載の画像形成装置の排紙構造。
  3. 【請求項3】 前記排紙手段の案内部材にはその表面温
    度を検出する温度検出手段が設けられ前記排紙手段の制
    御部は、前記温度検出手段の検出信号に基づき前記排紙
    用ローラの排紙速度を可変にすべく前記駆動部を制御す
    るものであって、排紙用ローラの材質や粗さを限定しな
    い請求項1に記載の画像形成装置の排紙構造。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置には、給紙される用紙
    の種類及び/又はサイズを特定する用紙特定手段が設け
    られ前記排紙手段の制御部は、用紙特定手段からの検出
    信号に基づき、前記排紙用ローラの排紙速度を可変にす
    べく前記駆動部を制御するものである請求項2に記載の
    画像形成装置の排紙構造。
  5. 【請求項5】 前記画像形成装置には、給紙される用紙
    の種類及び/又はサイズを特定する用紙特定手段が設け
    られ前記排紙手段の排紙用ローラ及び/又は案内部材に
    はその表面温度を検出する温度検出手段が設けられ前記
    排紙手段の制御部は、前記用紙特定手段および温度検出
    手段からの検出信号に基づき前記排紙用ローラの排紙速
    度を可変にすべく前記駆動部を制御するものである請求
    項2に記載の画像形成装置の排紙構造。
JP8283127A 1996-04-19 1996-10-03 画像形成装置の排紙構造 Pending JPH101247A (ja)

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JP8283127A Pending JPH101247A (ja) 1996-04-19 1996-10-03 画像形成装置の排紙構造

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JP (1) JPH101247A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4680006A (en) * 1985-05-16 1987-07-14 The Carlin Company Blower augmentor for power oil and power gas burners
US6259887B1 (en) 1998-08-11 2001-07-10 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus

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