JPH10124780A - 非常通報装置 - Google Patents

非常通報装置

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JPH10124780A
JPH10124780A JP29982596A JP29982596A JPH10124780A JP H10124780 A JPH10124780 A JP H10124780A JP 29982596 A JP29982596 A JP 29982596A JP 29982596 A JP29982596 A JP 29982596A JP H10124780 A JPH10124780 A JP H10124780A
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JP
Japan
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telephone
emergency
switch
circuit
exchange main
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Application number
JP29982596A
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English (en)
Inventor
Akihiro Goto
明弘 後藤
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
Nitsuko Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話機またはインタホンのシステムに組み込
んでコスト低下を達成した非常通報装置を提供する。 【解決手段】 電話交換主装置(9)と電話機(8)と
を接続する内線用の送話用の配線T(10)と、電話交
換主装置(9)のグランドGとを非常通報用配線(1
2)で接続し、この非常通報用配線(12)に非常通報
スイッチ(13)を設ける。電話交換主装置(9)に
は、非常通報スイッチ(13)が投入されたことを検出
するグランドボタン検出回路(21)と、グランドボタ
ン検出回路(21)が非常通報スイッチ(13)の投入
を検出したとき、電話交換主装置(9)に接続される非
常通報監視用電話機(14)に、電話機(8)の内線番
号の表示および非常通報音の出力を行わせるCPUとを
それぞれ設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホテルや病院な
どに設置される非常通報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、ホテルや病院などにおける非常
通報装置の設置例を示す全体構成図である。図におい
て、(1)は、ホテルや病院などの各部屋であり、この
各部屋(1)に、電話機(2)とは別に非常通報スイッ
チ(3)が単独で設置されている。電話機(2)は、電
話交換機(4)を介して他の電話機(5)に接続され、
非常通報スイッチ(3)は、非常通報元をランプ表示可
能な非常通報機(6)に接続されている。他の電話機
(5)と非常通報機(6)は、例えば管理室などに設置
されるものとする。
【0003】上記構成において、非常通報スイッチ
(3)が押されると、非常通報機(6)が鳴動すると同
時に非常通報元の部屋番号がランプ表示され、管理者は
その部屋番号から内線番号を確認し、非常通報元に電話
をかけ、通報内容を聞く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の非常通
報装置は、電話機のシステムとは別に単独で設置される
ので、設備およびメンテナンス作業が、電話機のシステ
ムとは別々に必要となって、コスト高となるという問題
点があった。
【0005】この発明は上記したような問題点を解消す
るためになされたもので、電話機のシステムに組み込ん
でコスト低下を達成した非常通報装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる非常通
報装置は、電話交換主装置と電話機とを接続する内線用
の一対の送話および受話のうちの一方の配線と、前記電
話交換主装置のグランド線との間に、この両者間を導通
接続可能な非常通報スイッチを設け、この非常通報スイ
ッチが投入されたことを検出する非常通報スイッチ検出
手段と、この非常通報スイッチ検出手段が前記非常通報
スイッチの投入を検出したとき、前記電話交換主装置に
接続される非常通報監視用電話機に、前記電話機の内線
番号の表示および非常通報音の出力を行わせる制御手段
とを、前記電話交換主装置にそれぞれ設けた構成として
ある。
【0007】この発明における非常通報装置は、電話機
と電話交換主装置とを接続する内線用の配線に非常通報
スイッチを設け、この非常通報スイッチの投入により、
非常通報監視用電話機に、電話機の内線番号の表示およ
び非常通報音を出力するようにして、電話機またはイン
タホンのシステムに組み込み、これにより設備およびメ
ンテナンス作業が簡素化される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。図1は、この発明の実施の一形態に
係わる非常通報装置のホテルや病院などにおける設置例
を示す全体構成図である。図において、(7)は、ホテ
ルや病院などの各部屋であり、この各部屋(7)に、電
話機(8)が設置されている。電話機(8)の代わりに
インタホンでもよい。(9)は、電話交換主装置で、こ
の電話交換主装置(9)の通話供給ラインSは、電話機
(8)と一対の内線用の配線、すなわち送話用の配線T
(10)および受話用の配線R(11)で接続されてい
る。さらに、送話用の配線T(10)と、電話交換主装
置(9)のグランドGとは、非常通報用配線(12)で
接続され、この非常通報用配線(12)上に、非常通報
スイッチ(13)が設けられている。
【0009】(14)は、非常通報監視用電話機で、こ
の非常通報監視用電話機(14)は、電話交換主装置
(9)と配線(15)で接続されており、非常通報スイ
ッチ(13)が投入されたとき、非常通報音が鳴動する
とともに、表示部(14a)に非常通報先の内線番号が
表示される。
【0010】図2は、前記図1における、電話交換主装
置(9)の回路構成を詳細に示した全体構成図である。
図において、(16)は内線回路で、この内線回路(1
6)は複数設けられており、複数の内線回路(16)は
内線交換回路(17)で接続されている。内線回路(1
6)は、電話機(8)と送話用の配線T(10),受話
用の配線R(11)で接続されるダイヤル/フック検出
および鳴動信号供給回路(18)と、このダイヤル/フ
ック検出および鳴動信号供給回路(18)と配線(1
9),(20)で接続される非常通報スイッチ検出手段
としてのグランドボタン検出回路(21)と、前記配線
(19),(20)に配線(22),(23)を介して
接続される通話供給回路(24)とから主として構成さ
れている。
【0011】ダイヤル/フック検出および鳴動信号供給
回路(18)は、電話機(8)からのダイヤル信号、フ
ック信号の検出回路と、着信時に電話機(8)を鳴らす
ための鳴動信号供給回路からなる。グランドボタン検出
回路(21)は、グランドボタンとなる非常通報スイッ
チ(13)の押下を検出する回路である。通話供給回路
(24)は、電話交換主装置(9)の内線交換回路(1
7)からの送受話信号を電話機(8)の送受信ラインに
接続する、2線/4線変換トランス,CODECなどか
らなる。内線交換回路(17)は、内線間の送受話信号
のスイッチングを行うデジタルタイムスイッチを中心と
する回路である。
【0012】(25)は、プラスの供電回路で、トラン
ジスタ(T1)と抵抗(R1)とからなる。(26)は、
グランドの供電回路で、トランジスタ(T2)と抵抗
(R2)とからなり、このトランジスタ(T2)のコレク
タに、非常通報スイッチ(13)が設けられた非常通報
用配線(12)が接続されている。
【0013】(27)は制御手段としてのCPUで、こ
のCPU(27)は、マイクロプロセッサを中心として
構成されて電話交換主装置(9)全体を制御する回路
で、非常通報スイッチ(13)の押下を検出したグラン
ドボタン検出回路(21)からの出力信号を、グランド
ボタン検出ポート(28)で受けて検出する。(29)
はROMで、電話交換主装置(9)の制御プログラムを
格納している。(30)はRAMで、電話交換主装置
(9)の局データなどを格納するとともに、制御プログ
ラム実行時の作業領域としても利用される。
【0014】図3は、前記図2におけるグランドボタン
検出回路(21)の詳細を示す回路図である。上記グラ
ンドボタン検出回路(21)は、帰還演算回路(31)
とバランス調整回路(32)とグランド検出制御回路
(33)とを備えている。帰還演算回路(31)は、ダ
イヤル/フック検出および鳴動信号供給回路(18)に
接続され、図4に示すように、オペアンプ(A1),
(A2)の演算回路と、電話機(8)の送話用の配線
(19)と受話用の配線(20)との間のバランス出力
電圧調整用の抵抗(R3)からなる。オペアンプ(A
1)からの送話信号が、オペアンプ(A2)に戻る、い
わゆる側音と同じ解釈であるが、T−R間の整合がとれ
れば、その戻り(側音)がなくなる。抵抗R3の値によ
り音量の調整が可能である。
【0015】バランス調整回路(32)は、帰還演算回
路(31)の抵抗(R3)に現れる電圧値を、プラス,
グランドの両供電回路(25),(26)の外付けトラ
ンジスタ(T1),(T2)からの電圧値との整合をとる
ための回路であり、帰還演算回路(31)からの出力
と、帰還演算回路(31)への入力を比較するコンパレ
ータ(A3)のゲイン出力(出力信号の入力信号に対す
る振幅比)を調整する。このバランス調整回路(32)
は、単にC(コンデンサ)とR(抵抗)の素子のみの構
成でも可能である。
【0016】上記コンパレータ(A3)は、非常通報ス
イッチ(13)の押下時に、送話用の配線(19)が受
話用の配線(20)と同様グランド電位となって出力が
有効となる。グランド検出制御回路(33)は、上記コ
ンパレータ(A3)の出力を有効とするまでの時間を制
御する。(34)は、グランド検出制御回路(33)に
おける検出時間調整部で、上記コンパレータ(A3)の
出力を有効とするまでの時間を調整する。
【0017】上記した構成の非常通報装置は、送話用の
配線(19)と受話用の配線(20)との間の電圧が、
帰還演算回路(31)の抵抗(R3)により、そのバラ
ンスを形成している。このバランスをコンパレータ(A
3)により監視し、T側が非常通報スイッチ(13)が
押されてグランドになったとき、グランド検出制御回路
(33)で設定された時間経過後に、CPU(27)の
グランドボタン検出ポート(28)への出力信号を有効
とする。これにより、非常通報監視用電話機(14)
が、非常通報スイッチ(13)が押された部屋の電話機
(8)の内線番号を表示部(14a)に表示出力すると
ともに、非常通報音を鳴動出力する。
【0018】この状態で管理者は、非常通報監視用電話
機(14)の受話器を持ち上げるだけで非常通報元の電
話機(8)につながり、呼び出しを行い、通報内容を聞
く。
【0019】このような非常通報装置によれば、非常通
報スイッチ(13)が各部屋(7)の電話機(8)と電
話交換主装置(9)とを接続する内線ラインに接続され
るとともに、非常通報スイッチ(13)が押されること
により非常通報音が鳴動する非常通報監視用電話機(1
4)も、電話交換主装置(9)に接続されていて電話機
やインタホンのシステムに組み込まれているので、非常
通報装置として、各部屋(7)に電話機やインタホンと
は別に単独で設置する従来のものに対し、設備およびメ
ンテナンス作業が簡素化されて、コスト低下を図ること
ができる。
【0020】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、電話機
と電話交換主装置とを接続する内線用の配線に非常通報
スイッチを設け、この非常通報スイッチの投入により、
非常通報監視用電話機に、電話機の内線番号の表示およ
び非常通報音の出力を行うようにして、非常通報装置を
電話機のシステムに組み込み、これにより設備およびメ
ンテナンス作業が簡素化されてコスト低下が達成される
非常通報装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示す非常通報装置の
全体構成図である。
【図2】図1の非常通報装置における電話交換主装置の
回路構成を詳細に示した全体構成図である。
【図3】図2におけるグランドボタン検出回路の詳細を
示す回路図である。
【図4】図3の帰還演算回路の詳細を示す回路図であ
る。
【図5】従来例を示す非常通報装置の全体構成図でる。
【符号の説明】
1,7 各部屋 2,8 電話機 3,13 非常通報スイッチ 4 電話交換機 5 他の電話機 6 非常通報機 9 電話交換主装置 10 送話用の配線T 11 受話用の配線R 12 非常通報用配線 14 非常通報監視用電話機 14a 表示部 15 配線 16 内線回路 17 内線交換回路 18 ダイヤル/フック検出および鳴動信号供給回路 19,20 配線 21 グランドボタン検出回路(非常通報スイッチ検出
手段) 22,23 配線 24 通話供給回路 25 プラスの供電回路 26 グランドの供電回路 27 CPU(制御手段) 28 グランドボタン検出ポート 29 ROM 30 RAM 31 帰還演算回路 32 バランス調整回路 33 グランド検出制御回路 34 検出時間調整部 T1,T2 トランジスタ R1,R2,R3 抵抗 A1,A2 オペアンプ A3 コンパレータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話交換主装置と電話機とを接続する内
    線用の送話および受話のうちの一方の配線と、前記電話
    交換主装置のグランド線との間に、この両者間を導通接
    続可能な非常通報スイッチを設け、この非常通報スイッ
    チが投入されたことを検出する非常通報スイッチ検出手
    段と、この非常通報スイッチ検出手段が前記非常通報ス
    イッチの投入を検出したとき、前記電話交換主装置に接
    続される非常通報監視用電話機に、前記電話機の内線番
    号の表示および非常通報音の出力を行わせる制御手段と
    を、前記電話交換主装置にそれぞれ設けたことを特徴と
    する非常通報装置。
  2. 【請求項2】 非常通報スイッチ検出手段は、電話機の
    内線用の一対の配線に接続される帰還演算回路と、この
    帰還演算回路からの出力信号と帰還演算回路への入力信
    号とを比較するコンパレータとを備え、非常通報スイッ
    チが投入されたとき、前記コンパレータが、電話機の内
    線番号の表示および呼び出し音の出力を行わせるよう制
    御手段に信号出力することを特徴とする請求項1記載の
    非常通報装置。
JP29982596A 1996-10-25 1996-10-25 非常通報装置 Pending JPH10124780A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10105778B2 (en) 2011-12-01 2018-10-23 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Joint part

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10105778B2 (en) 2011-12-01 2018-10-23 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Joint part

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Effective date: 20060808

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Effective date: 20061205