JPH10124744A - 自動販売機の商品投出装置 - Google Patents

自動販売機の商品投出装置

Info

Publication number
JPH10124744A
JPH10124744A JP27263196A JP27263196A JPH10124744A JP H10124744 A JPH10124744 A JP H10124744A JP 27263196 A JP27263196 A JP 27263196A JP 27263196 A JP27263196 A JP 27263196A JP H10124744 A JPH10124744 A JP H10124744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
merchandise
belt
piece
teeth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP27263196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikuni Izumisaka
佳邦 泉阪
Motohiro Higuchi
素弘 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP27263196A priority Critical patent/JPH10124744A/ja
Publication of JPH10124744A publication Critical patent/JPH10124744A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品が傾いて詰まるブリッジ状態を確実に解
除する。 【解決手段】 自動販売機における商品収納部8に積み
重ねられた商品9のうちの最下段の商品9を押し出す商
品投出装置である。商品押し出し用の投出片2を駆動し
て最下段商品を前方へ押し出す駆動手段と、外周面に歯
60を有して最下段商品9の後部下面に接する位置に配
された無端の姿勢調整用ベルト6とを備える。上記駆動
手段からの動力を受ける姿勢調整用ベルト6はその周回
方向が最下段商品と接する側において上記投出片2によ
る商品押し出し方向と逆方向とされている。姿勢調整用
ベルトの歯によって、傾いて後端が下がっている商品9
の後端側を後方へ移動させて元の水平状態に戻す。外周
面に歯60を有する無端のベルト6を用いるために、商
品の傾き具合によらず常に姿勢調整を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機における
商品収納部に積み重ねられた商品のうちの最下段の商品
を押し出す商品投出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動販売機における商品投出装置は、商
品投出指令を受けて商品押し出し用の投出片の駆動用の
駆動手段を作動させることで、商品収納部に上下に積み
重ねて収納されている商品のうちの最下段の商品を押し
出すと、その上方にあった商品が商品収納部の最下段に
下降してくるが、この時、図8に示すように商品収納部
8内において商品9が傾いてしまうとともにこの状態か
ら本来の水平状態に戻らないことが生じる。このような
ブリッジ状態と称される状態になれば、商品9が商品収
納部8に残っているにもかかわらず次の商品9の投出を
行うことができなくなる。
【0003】このために特開平6−20147号公報に
は、図8に示すように、三角形状のカム90を設けて、
このカム90を回転させることで傾いた商品9を元の水
平状態に戻すようにしたものが示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のも
のにおいては、図8にも示すように、商品9の傾きが大
きくて前方に寄っている状態で商品9が詰まった時に
は、カム90による姿勢制御を行うことができない。か
といってカム90を前方にずらせば傾きがさほど大きく
ない状態で詰まってしまった時にカム90が商品9の姿
勢を戻すことができなくなる。もちろんカム90の径を
大きくすれば商品9がどのような傾き状態でもカム90
が商品9に届くようになるが、カム90が商品9を却っ
て傾けてしまう存在となる。
【0005】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは商品が傾いて詰まるブ
リッジ状態を確実に解除することができる自動販売機の
商品投出装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、自動
販売機における商品収納部に積み重ねられた商品のうち
の最下段の商品を押し出す商品投出装置において、商品
投出指令を受けて商品押し出し用の投出片を駆動して最
下段商品を前方へ押し出す駆動手段と、外周面に歯を有
して最下段商品の後部下面に接する位置に配された無端
の姿勢調整用ベルトとを備えるとともに、上記駆動手段
からの動力を受ける上記姿勢調整用ベルトはその周回方
向が最下段商品と接する側において上記投出片による商
品押し出し方向と逆方向とされていることに特徴を有し
ている。
【0007】姿勢調整用ベルトの回転で該ベルト外周面
に設けられた歯によって、前端よりも後端が下がった状
態にある商品の後端を後方へ移動させることで元の水平
状態に戻すものであり、外周面に歯を有する無端のベル
トを用いるために、商品の傾き具合によらず常に姿勢調
整を行うことができる。そして上記姿勢調整用ベルトは
その外面の歯が投出片用駆動部にかみ合って動力を受け
るものとすると、姿勢調整用ベルトへの動力伝達を簡便
に行うことができる。
【0008】さらに最下段の商品によって押されて駆動
されるとともに商品押し出し用の投出片の通過によって
駆動されるスイッチと、投出片の通過によるスイッチの
駆動の後の所定時間後で且つ投出片が商品によるスイッ
チ駆動の邪魔にならない位置に達した時点で駆動手段を
停止させるタイマーとを備えたものとすれば、商品の有
無の検知と駆動部材の停止のための投出片の位置検知と
を単一のスイッチで行うことができるために、部品数及
びコストの削減を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て説明すると、図2〜6に示す投出装置はたばこのよう
な箱型商品の自動販売機用であって、直方体状のフレー
ム1内の前後には駆動用プーリ4と従動用プーリ5とが
配されて内周面を歯を有するタイミングベルトで構成さ
れた搬送用ベルト3がプーリ4,5間に架け渡されてい
る。そして搬送用ベルト3の外面には投出片2が1つ取
り付けられている。この投出片2は、モータ30による
プーリ4,5の駆動で搬送用ベルト3が回転する時、フ
レーム1の上面側をフレーム1の上方に突出した状態で
通過するために、商品9が積み重ねられる商品収納部8
の下方に設置して搬送用ベルト3を回転させれば、投出
片2によって最下段の商品9が押し出されることにな
る。図中31はモータ30と駆動用プーリ4とをつない
でいる動力伝達用輪列であり、図2中の18,19はフ
レーム1におけるベルトガイド部である。なお、図2に
示すように、搬送用ベルト3の上部用ベルトガイド部1
8と下部用ベルトガイド部19とが前後にずれた位置に
あるのは、ベルトガイド部18,19を含むフレーム1
を成形品として得ているためである。
【0010】フレーム1の上面側で上記搬送用ベルト3
の片側には、姿勢調整用ベルト6がプーリ61,62に
架け渡されて配されている。この姿勢調整用ベルト6は
外周面に歯60を有するタイミングベルトで構成された
もので、上面側の歯60だけがフレーム1の上面に出る
ように設けられている。そして該姿勢調整用ベルト6は
その下面側において外周面の歯60を上記従動用プーリ
5に一体に形成されたプーリ50にかみ合わせており、
搬送用ベルト3が回転する時、プーリ5,50を通じて
動力を受けて姿勢調整用ベルト6も回転する。ただし、
その回転方向は搬送用ベルト3の回転方向と逆方向とな
っている。姿勢調整用ベルト6への動力伝達は、図7に
示すように、従動用プーリ5からプーリ61もしくはプ
ーリ62に輪列で伝えることで行ってもよいが、この場
合は上記構成のものよりも部品数が多くなる上に、姿勢
調整用ベルト6として内周面と外周面とに歯60を備え
たものとが必要となる。
【0011】今、商品収納部8に複数の商品9が積み重
ねられている状態において、最下段の商品9を投出片2
が前方に押し出した時に、その上に位置する2段目の商
品9が図1に示すように後端側を下げた状態で落ちてき
ても、投出片2が設けられた搬送用ベルト3と逆方向に
回転する姿勢調整用ベルト6は上記の後端側を下げた状
態で落ちてきた商品9の後端下部を歯60で引っかけて
後方へと移動させる。このために最下段の商品9の投出
が完了した時点では、それまで2段目であった商品9は
傾いたりすることなくフレーム1の上に載る。しかも商
品9の姿勢調整を行うものが前記従来例のようなカムで
はなく、外周面に歯60を有した姿勢調整用ベルト6で
あり、前後に長い上に上方への突出量を最小にとどめる
ことができるものであるために、傾いた商品9の傾き角
度を問うことなく、商品9の姿勢をただすことができる
ものである。
【0012】ところで商品投出装置においては、商品投
出指令を受けて作動するモータ30を商品9の押し出し
の完了時点で停止させるための投出片2の位置検出用ス
イッチと、商品収納部8の商品9の有無検出のためのス
イッチとが必須であり、このために従来のものでは上記
の両スイッチを夫々設けていたのであるが、ここではフ
レーム1に配したマイクロスイッチからなるスイッチ7
のみで上記両検出を行うことができるようにしている。
【0013】このスイッチ7は、ばね71による付勢で
一端をフレーム1の上面に突出させているレバー型のア
クチュエータ70の回動によってオンオフを行うもの
で、商品収納部8に商品9が存在している時、この商品
9によってアクチュエータ70が押されることで商品9
が未だ存在していることの信号を出力すると同時に、投
出片2によってもアクチュエータ70が押されてその状
態が切り替わるものとなっている。
【0014】すなわちこの商品投出装置においては、投
出片2がフレーム1の上面に突出しておらず、商品収納
部8にある商品9がフレーム1上に載っている時に商品
投出指令を待つ待機状態となっており、この時にアクチ
ュエータ70が商品9で押されてオンとなっていない時
には商品切れということで、投出指令を受けても搬送用
ベルト3の回転動力であるモータ30は作動しない。し
かし、アクチュエータ70が商品9によって押されてス
イッチ7がオンとなっている時に商品投出指令を受けた
ならば、モータ30の動作を司る制御回路は搬送用ベル
ト3を回転させて、投出片2による商品9の押し出しで
商品9の投出を行う。この時、姿勢調整用ベルト6も回
転して次の商品9の姿勢をただすのは前述の通りであ
る。
【0015】そして最下段の商品9がアクチュエータ7
0の上を通過した時点で、該商品9を押している投出片
2の下面側に形成された凹所20内にアクチュエータ7
0が収まるためにスイッチ7は一旦オフとなり、投出片
2が商品9の投出を完了すべくさらに移動すれば、投出
片2がアクチュエータ70を押してスイッチ7を再度オ
ンとする。この時点からタイマー(図示せず)によって
計測される所定時間t後に、つまり投出片2が商品9に
よるスイッチ7の駆動に支障がないところに達した時点
で搬送用ベルト3の駆動用モータ30を停止させるので
ある。図6にこの動作のタイムチャートを示す。
【0016】モータ30を停止させた時点においてスイ
ッチ7がオンとなっているかオフとなっているかによっ
て商品9の有無を判別するものであり、またモータ30
の作動中のスイッチ7のオンからモータ30を停止させ
るタイミングをタイマーの併用で計測するものである。
タイマーとしては、この商品投出装置の動作制御用の1
チップマイクロコンピューターのクロックのカウントで
行うことができるために、タイマーを併用するとはいえ
別途タイマーを必要とすることはない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明においては、外周面
に歯を有して最下段商品の後部下面に接する位置に配さ
れた無端の姿勢調整用ベルトを備えて、最下段商品を投
出片によって前方へ押し出す駆動手段からの動力を受け
る上記姿勢調整用ベルトの周回方向を、最下段商品と接
する側において上記投出片による商品押し出し方向と逆
方向としているために、最下段商品が押し出されること
で後端が下がった2段目の商品は、姿勢調整用ベルトの
歯によってその後端が後方へと押されるために元の水平
状態に戻るものであり、このために商品が詰まったブリ
ッジ状態となることがなく、しかも外周面に歯を有する
無端のベルトを用いるために、商品の傾き具合によらず
常に商品の姿勢調整を行うことができるものである。
【0018】そして上記姿勢調整用ベルトの外面の歯を
投出片用駆動部にかみ合わせて動力を受けるものとして
いると、姿勢調整用ベルトへの動力伝達のための部材数
を削減することができる。さらに最下段の商品によって
押されて駆動されるとともに商品押し出し用の投出片の
通過によって駆動されるスイッチと、投出片の通過によ
るスイッチの駆動の後の所定時間後で且つ投出片が商品
によるスイッチ駆動の邪魔にならない位置に達した時点
で駆動手段を停止させるタイマーとを備えたものとすれ
ば、1つのスイッチだけで商品の有無の検知と駆動部材
の停止のための投出片の位置検知とを行うことができる
ものであり、スイッチ数の設置スペースを削減すること
ができて装置のコンパクト化とコストダウンを図ること
ができるものである
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の動作を示す概略縦
断面図である。
【図2】同上の搬送用ベルト部分の概略縦断面図であ
る。
【図3】同上の姿勢調整用ベルト部分の概略縦断面図で
ある。
【図4】同上の検出用スイッチ部分の概略縦断面図であ
る。
【図5】同上の概略水平断面図である。
【図6】同上の動作を示すタイムチャートである。
【図7】他例の概略断面図である。
【図8】従来例の問題点を示す動作説明図である。
【符号の説明】
2 投出片 3 搬送用ベルト 6 姿勢調整用ベルト 8 商品収納部 9 商品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機における商品収納部に積み重
    ねられた商品のうちの最下段の商品を押し出す商品投出
    装置であって、商品投出指令を受けて商品押し出し用の
    投出片を駆動して最下段商品を前方へ押し出す駆動手段
    と、外周面に歯を有して最下段商品の後部下面に接する
    位置に配された無端の姿勢調整用ベルトとを備え、上記
    駆動手段からの動力を受ける上記姿勢調整用ベルトはそ
    の周回方向が最下段商品と接する側において上記投出片
    による商品押し出し方向と逆方向とされていることを特
    徴とする自動販売機の商品投出装置。
  2. 【請求項2】 姿勢調整用ベルトはその外面の歯が投出
    片用駆動部にかみ合って動力を受けていることを特徴と
    する請求項1記載の自動販売機の商品投出装置。
  3. 【請求項3】 最下段の商品によって押されて駆動され
    るとともに商品押し出し用の投出片の通過によって駆動
    されるスイッチと、投出片の通過によるスイッチの駆動
    の後の所定時間後で且つ投出片が商品によるスイッチ駆
    動の邪魔にならない位置に達した時点で駆動手段を停止
    させるタイマーとを備えていることを特徴とする請求項
    1または2記載の自動販売機の商品投出装置。
JP27263196A 1996-10-15 1996-10-15 自動販売機の商品投出装置 Withdrawn JPH10124744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27263196A JPH10124744A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 自動販売機の商品投出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27263196A JPH10124744A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 自動販売機の商品投出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10124744A true JPH10124744A (ja) 1998-05-15

Family

ID=17516629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27263196A Withdrawn JPH10124744A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 自動販売機の商品投出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10124744A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110033556A (zh) * 2019-04-01 2019-07-19 广州巨米智能设备有限公司 一种自动售货机的出货货道

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110033556A (zh) * 2019-04-01 2019-07-19 广州巨米智能设备有限公司 一种自动售货机的出货货道
CN110033556B (zh) * 2019-04-01 2023-11-28 广州巨米智能设备有限公司 一种自动售货机的出货货道

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4854477A (en) Control device for a vending machine dispensing mechanism
US5713718A (en) Object picking device
US5755551A (en) Object discharge mechanism
JPH10124744A (ja) 自動販売機の商品投出装置
JP2001338334A (ja) たばこ自動販売機
JPH10326378A (ja) 自動販売機の商品投出装置
KR0132659B1 (ko) 자동판매기의 상품반출장치
JPH09128629A (ja) 自動販売機の商品投出装置
JPH0793653A (ja) 自動販売機
KR0135227B1 (ko) 자동판매기의 상품반출장치
JP2001006043A (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JP3263433B2 (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JP4113023B2 (ja) 自動販売機の商品払出装置
JP4145478B2 (ja) 自動販売機の商品押出装置
JP2005196421A (ja) 自動販売機
JPH10326377A (ja) 自動販売機の商品投出装置
KR0143380B1 (ko) 자동판매기의 상품수납장치
JP3720891B2 (ja) 商品投出装置
JPH09231460A (ja) 自動販売機用商品投出装置
JPH0219890Y2 (ja)
JPH0688667B2 (ja) ストロー送出装置
JP3159627B2 (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JPH09274683A (ja) 自動販売機の商品搬出装置
SU1583257A1 (ru) Загрузочное устройство
JPH11272950A (ja) 自動販売機の商品払出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040106