JPH10124627A - メモリカード装着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリカ−ドを装着する際に本体側のコネクタ
部にメモリカ−ドを接触させることなく装着でき、しか
も、その構造が簡単なメモリカード装着装置を提供す
る。 【解決手段】開閉蓋２に連動させてメモリカードを装着
する過程において、メモリカードの位置決め凹部と本体
側位置決め凸部１ｅと嵌入させ、その嵌入時、本体側コ
ネクタ部１０の外形面とメモリカード側ケース部の接点
保護用キャスティレーションとが接触しないようにガイ
ドされることから、導電ゴムで形成される本体側コネク
タ部１０の損傷や劣化が防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、メモリカード装着
装置、詳しくは、機器側の装置本体に設けられ、メモリ
カードが装着可能なメモリカード装着装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、固体メモリを内蔵する着脱自在の
メモリカードを情報記憶部として利用した各種の電子機
器装置が市販され、一般ユーザに利用されている。この
種の電子機器装置において、メモリカ−ドを利用するに
は、メモリカ−ドを機器に装着し、メモリカ−ド側コネ
クタ部と装置本体側コネクタ部と電気的接続状態とす
る。この状態でメモリカ−ドと機器間の情報の授受が可
能となる。

【０００３】上記装置本体側のコネクタ部は、接触面上
に微小ピッチの導電部と絶縁部が交互に積層された接続
側接点列を有する弾性変形可能な導電ゴム、例えば、ゼ
ブラゴム等で形成された電気的接続用コネクタ部であ
る。それに対して、上記メモリカード側のコネクタ部
は、メモリ基板に配設され、上記装置本体側のコネクタ
部の接点列と接触する金メッキの接点群で構成されてい
る。その接点群の近傍の側部には上記接点群を保護する
ための出っ張り部のキャスティレーション部が配設され
ている。このキャスティレーション部はメモリカードの
ケース部の一部で形成されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
電子機器装置においては、メモリカードを装着する際に
上記本体側のコネクタ部にメモリカードの上記キャステ
ィレーションが当接してしまい上記本体側のコネクタ部
を変形させたり、擦ったりする可能性があった。上記装
置本体側のコネクタ部が上述のように導電ゴムで形成さ
れていることから上述のように上記本体側のコネクタ部
を変形させたり、擦ったりすることが繰り返されると耐
久的な点での電気的接続機能の劣化が生じる危険性があ
った。

【０００５】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであって、メモリカ−ドを装着するとき
に、装置本体側のコネクタ部にメモリカ−ドのケース部
が接触することを防止して装着の繰り返しよる劣化をな
くし、しかも、その構造が簡単なメモリカード装着装置
を提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明の第１のメモリカ
ード装着装置は、メモリカードを装置本体の所定位置に
装着することにより上記メモリカード側のコネクタ部と
上記装置本体側のコネクタ部とを導通させるメモリカー
ド装着装置であって、上記メモリカードが装置本体に装
着される過程において、上記装置本体側のコネクタ部と
上記メモリカード側のケース部とを接触させないように
ガイドし、上記メモリカードが上記装置本体に装着され
たときに上記装置本体側のコネクタ部とメモリカード側
のコネクタ部とが接触するように上記メモリカードを位
置決めする位置決め部を具備する。上記メモリカード装
着装置においては、上記メモリカードが上記装置本体に
装着されるときに上記位置決め部によりメモリカードの
ケース部と装置本体側コネクタ部とは接触しないように
ガイドされてメモリカードが装着される。

【０００７】本発明の第２のメモリカード装着装置は、
上記第１のメモリカード装着装置において、上記位置決
め部は、上記メモリカードを所定の位置に案内する部材
であって、上記メモリカードに設けられた凹形状、また
は、凸形状の位置決め嵌合部に嵌合する凸形状、また
は、凹形状を有している。上記メモリカード装着装置に
おいては、上記メモリカードが装着されるときにメモリ
カードの位置決め嵌合部に位置決め部が嵌合し、メモリ
カードの位置決めがなされる。

【０００８】本発明の第３のメモリカード装着装置は、
上記第２のメモリカード装着装置において、上記位置決
め部は、装置本体へのメモリカードの装着方向に対して
直交する方向であって、装置本体のコネクタ部の中心軸
の略延出方向の位置に設けられ、上記メモリカード装着
動作の過程において、上記位置決め部が上記メモリカー
ドの位置決め嵌合部と当接することにより、メモリカー
ドのコネクタ保護部と装置本体側のコネクタ部とを接触
させない。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図１は、本発明の一実施の形態を示
すメモリカード装着装置の分解斜視図であり、図２，３
は、上記メモリカード装着装置に装着可能なメモリカー
ドを上方から見た斜視図と裏面側、すなわち、コネクタ
部側から見た斜視図である。また、図４は、上記メモリ
カード装着装置にメモリカードを挿入しようとしている
ときの斜視図である。

【００１０】本実施の形態のメモリカード装着装置は、
電子機器等に組み込まれ、図２，３に示す記憶媒体とし
てのメモリカードを着脱する装置であるが、本装置に上
記メモリカードを装着するには、まず、図４に示すよう
に上記メモリカード装着装置の開閉蓋２を開放して、メ
モリカード３０をカードホルダ４に挿入し、上記開閉蓋
２を閉じる。メモリカード３０は、開閉蓋２によって押
圧され、カード装着部１ａに移動し、装着状態となる。
この装着状態では、メモリカード３０側のコネクタ部で
ある接点列３１ａ（図３参照）が装置本体側のコネクタ
部１０（図１参照）の接続導電部１０ａと圧接して電気
的接続状態となり、上記電子機器とメモリカード間のデ
ータ信号の授受が可能となる。

【００１１】以下、本実施の形態のメモリカード装着装
置について、図１〜図４および図５〜図７を用いて詳細
に説明する。なお、図５，６，７は、本メモリカード装
着装置の装着動作状態の側面図であるが、煩雑さを避け
るため開閉蓋２、または、各種バネ等は省略して示して
いる。

【００１２】装置の構成の説明に先立ち上記装置本体
（以下、本体と記載する）１に取り付けられるコネクタ
部１０とメモリカ−ド３０について説明する。本体側コ
ネクタ部１０は、接触面上に微小ピッチの接続導電部１
０ａを有する弾性変形可能な導電ゴム、例えば、ゼブラ
ゴム等で形成された電気的接続用コネクタである。ま
た、上記本体側コネクタ部１０の接続導電部１０ａは、
その裏面側が装置本体１に取り付けられている機器側基
板１１の接点部１１ａと当接し、導通状態にある。な
お、上記本体側コネクタ部１０の接続導電部１０ａに沿
う中心軸方向をＸ軸方向とする。また、Ｘ軸と直交する
方向がメモリカード３０の挿入方向となり、その方向を
Ｙ方向とする。

【００１３】一方、メモリカ−ド３０は、図２，３に示
すように本体側コネクタ部１０の接続導電部１０ａと電
気的に接触するメモリカード側のコネクタ部であって、
メモリカ−ド内蔵の基板３１に設けられた接点列３１ａ
を有している。なお、上記接点列３１ａに沿う接点列方
向は、カード装着状態では上記本体側コネクタ部１０の
接点列中心軸方向Ｘ軸と一致し、前述したようにカード
挿入方向はＹ方向となる。

【００１４】そして、メモリカ−ド３０の外装となるケ
ース部として、先端部中央にＸ軸方向の位置決めを行う
切り欠き部３０ａと、メモリカ−ドの種類を識別するた
めの切り欠き部３０ｂが設けられている。後端部にはメ
モリカ−ド押さえ用切り欠き３０ｃが設けられている。
また、ケース部の両Ｘ軸方向延出位置の両端側に一対の
位置決め嵌合部としてのＹ方向アライメント凹部３０ｄ
が設けられている。さらに、上記接点列３１ａを指先で
の接触等から保護するために接点列３１ａの周囲、特
に、Ｙ方向側の両側にケース部で形成されるコネクタ保
護部としての櫛型凸状キャスティレーション３０ｇ，３
０ｈが形成されている。

【００１５】次に、本メモリカード装着装置の構成につ
いて説明する。図１，５等に示すように、本体１のメモ
リカード装着部１ａには、上記本体側コネクタ部１０が
挿入される挿入開口部１ｆと、該コネクタ１０を保護す
る櫛型の突起状キャスティレーション部１ｇと、装着時
のメモリカード３０のＸ軸方向の位置決め凹部３０ａと
嵌入する位置決め突起１ｂと、メモリカード３０の種類
検出用の凹部３０ｂと嵌入可能な突起１ｃと、本体側コ
ネクタ部１０の接点列１０ａに沿うＸ軸延出対向位置に
設けられたＹ方向の位置決め部である一対のＹ方向アラ
イメント凸部１ｅが配設されている。なお、上記凸部１
ｅの先端部には面取り部１eeが形成されている（図９参
照）。

【００１６】上記本体１には蓋支持板３がネジによって
固着されており、蓋支持板３の支持部３ａには開閉蓋２
が支持部材の支持穴２ａを介して回動自在に嵌合してい
る。また、上記支持部材には後述するスライド板５を押
圧するための操作突起２ｂも設けられている。なお、メ
モリカ−ド３０装着状態では上記蓋支持板３の下方部に
図６，７に示すようにメモリカード３０の先端部が挿入
される。

【００１７】また、上記本体１には支持ピン部１ｈが設
けられており、カード挿入口４ｂを有するカードホルダ
４は、上記支持ピン部１ｈにホルダの支持穴４ａを嵌入
し、回動自在に支持される。さらに、上記本体１のメモ
リカード装着部１ａにはスライド板５が摺動自在に配設
されている。そして、上記スライド板５にはカード押さ
え部５ａと、開閉蓋２の時にスライド板５を開放するた
めに開閉蓋操作突起２ｂで押圧される被押圧部５ｂとを
有している。

【００１８】なお、上記開閉蓋２は、バネ２１によって
開放方向に付勢されており、カードホルダ４も開放方向
にバネ２３により開放方向に付勢されている。また、ス
ライド板５は、バネ２２によりメモリカード３０を係止
する方向、すなわち、Ｙ方向に付勢されている。

【００１９】次に、以上のように構成されたメモリカー
ド装着装置にメモリカード３０の装着動作について、図
５〜図７の各動作状態での側面図等により説明する。図
５に示すように開閉蓋２を開放した状態でメモリカード
３０をカードホルダ４に挿入する。メモリカ−ド３０の
挿入後、開閉蓋２を閉じていくと、メモリカード３０
は、図６に示すように開閉蓋２の押圧突起部２ｄで押圧
されながら下方向に押し下げられて行く。そのとき、メ
モリカード側凹部３０ｄが本体側凸部１ｅに嵌入しつつ
徐々に降下する。

【００２０】その装着過程において、後述するようにメ
モリカード３０が、多少、図５に示すＹ方向の前後に位
置ずれがある場合でも上記本体側凸部１ｅと上記メモリ
カード凹部３０ｄのエッジ部３０ｅまたは３０ｆとが当
接し、摺動しながら降下することによって、本体側コネ
クタ部１０とメモリカード側の接点保護用の凸状キャス
ティレーション３０ｇ，３０ｈとが接触することなく装
着される。そして、図７に示すように所定の精度でのＹ
方向の位置決めがなされた状態でメモリカード３０が装
着されると、本体側コネクタ部１０とメモリカード側の
コネクタ部である接点列３０ａとが電気的に完全に接続
された状態となる。

【００２１】次に、上述のメモリカード装着過程を図８
〜図１４等を用いて詳細に説明する。図８は、メモリカ
ード３０のコネクタ部である接点列３１ａ近傍のＹ方向
拡大縦断面図であり、位置決め用メモリカード側凹部３
０ｄを重ねて示している。また、図９は、本体装着部１
ａ近傍のＹ方向縦断面図であって、位置決め用本体側凸
部１０ｅを重ねて示している。また、図１０，１１は、
メモリカード３０の装着過程の本体装着部１ａ近傍のＹ
方向拡大縦断面図であり、図１０は装着初期状態、図１
１は完全装着直前状態を示している。

【００２２】上記図１０，１１の場合、メモリカード３
０が本体装着部１ａに対して後方にずれている場合を示
しており、位置決め用メモリカード側凹部３０ｄのエッ
ジ部３０ｅと本体側凸部１ｅとが当接しながら嵌入し、
装着される。そのとき、本体側コネクタ部１０の外形面
とメモリカード３０の接点保護用の凸状キャスティレー
ション３０ｇが接触することなくメモリカード３０が降
下してゆくように、上記エッジ部３０ｅと本体側凸部１
ｅとの形状が定められている。

【００２３】また、メモリカード３０が本体装着部１ａ
に対して上述の図１０，１１の場合とは反対に前方にず
れている場合も、同様にメモリカード側凹部３０ｄのエ
ッジ部３０ｆと本体側凸部１ｅとが当接しながら嵌入
し、装着される。そのときも本体側コネクタ部１０の外
形面と、メモリカード３０の接点保護用の凸状キャステ
ィレーション３０ｈとが接触することなくメモリカード
３０が降下してゆくように、上記エッジ部３０ｆと本体
側凸部１ｅとの形状が定められている。

【００２４】図１２は、メモリカード完全装着状態での
側面図であり、図１３，１４は、同様にメモリカード完
全装着状態での本体装着部１ａ近傍のＹ方向縦断面図で
あって、図１３がメモリカード側キャスティレーション
３０ｇ，３０ｈ部以外の断面、図１４がキャスティレー
ション３０ｇ，３０ｈ部の断面をそれぞれ示している。

【００２５】図１２，１３，１４に示すようにメモリカ
ード３０が完全の装着された状態で、メモリカード３０
は本体側凸部１ｅによりＹ方向が位置決めされ、本体側
コネクタ１０の接続導電部１０ａとメモリカードの接点
列３１ａが精度よく対向し、良好な電気的接続状態が得
られる。また、メモリカード３０が上述のように本体側
凸部１ｅによりガイドされることにより、図１１の装着
直前の状態から図１３，１４の装着状態に到達するまで
本体側コネクタ１０の表面とメモリカード側の接点列３
１ａとの滑りも極力抑えられている。

【００２６】上述したように本実施の形態のメモリカー
ド装着装置によると、メモリカードを開閉蓋２に連動さ
せて装着する場合、その装着の過程において位置決め用
メモリカード側凹部３０ｄのエッジ部３０ｅ，３０ｆと
本体側凸部１ｅとが当接しながら嵌入してゆくとき、本
体側コネクタ部１０の外形面とメモリカード３０の接点
保護用の凸状キャスティレーション３０ｇ，３０ｈとが
接触しないようにガイドさせてメモリカード３０を装着
することができるので、導電ゴムで形成される本体側コ
ネクタ部１０の外形面を損傷することなく、頻繁な繰り
返し装着動作に耐えることが可能となる。さらに、装着
直前の状態から装着状態に到達するまで本体側コネクタ
１０の表面とメモリカードの接点列３１ａとの滑りが極
力抑えられることからコネクタ１０の導電面の劣化も抑
えられる。

【００２７】なお、上記実施の形態のメモリカード装着
装置においては、カードホルダ４に挿入されたメモリカ
ードを開閉蓋２を介して装着方向に回動させて装着する
構造が採用されているが、上記開閉蓋２を適用した装着
構造に限らず、例えば、開閉蓋のない構造であって、メ
モリカード３０を直接に本体装着部１ａに装着する構造
のメモリカード装着装置に対しても本発明のメモリカー
ド装着装置のメモリカ−ドの装着ガイド構造を適用する
ことができる。

【００２８】また、上記実施の形態のメモリカード装着
装置のカード装着部１ａに設けられる本体側のＹ方向の
位置決め部としてＹ方向アライメント凸部１ｅが適用さ
れているが、このような凸形状の位置決め部に限らず、
本体側に凹形状のＹ方向アライメントを設けてもよい。
この場合、対応するメモリカード側の位置決め嵌合部と
なるＹ方向アライメント部は凸形状となる。

【００２９】さらに、上述した具体的実施形態から次の
ような構成の技術的思想が導き出され、、以下のような
効果を奏する。すなわち、メモリカードを装置本体の所
定位置に装着することにより上記メモリカード側のコネ
クタ部と上記装置本体側のコネクタ部とを導通させるメ
モリカード装着装置であって、上記装置本体に対して開
閉可能な開閉蓋と、上記開閉蓋を閉じる動作に連動して
上記メモリカードが上記装置本体に装着されたときに上
記メモリカード側のコネクタ部と接触する上記装置本体
側のコネクタ部と、上記メモリカードが装置本体に装着
される過程において、上記装置本体側のコネクタ部と上
記メモリカード側のケース部とを接触させないようにガ
イドし、上記メモリカードが上記装置本体に装着された
とき、上記装置本体側のコネクタ部とメモリカード側の
コネクタ部とが接触するように上記メモリカードを位置
決めする位置決め部と、を具備することを特徴とするメ
モリカード装着装置。

【００３０】上記構成のメモリカード装着装置によれ
ば、開閉蓋を閉じてメモリカードを装着するときに、装
置本体の位置決め部により装置本体のコネクタ部にメモ
リカードのケース部が接触しないようにガイドされるの
で、装着の繰り返しによる上記装置本体のコネクタ部の
劣化が抑えられるという効果を奏する。

【００３１】

【発明の効果】上述したように、本発明の請求項１記載
のメモリカード装着装置は、メモリカ−ドを装着する際
に装置本体の位置決め部により装置本体側のコネクタ部
にメモリカ−ドのケース部が接触しないようにガイドさ
れるので装着の繰り返しによる上記装置本体側のコネク
タ部の劣化を抑えることができる。

【００３２】また、本発明の請求項２記載のメモリカー
ド装着装置は、上記請求項１記載のメモリカード装着装
置の効果と同一の効果を有し、さらに、位置決め部の構
造が簡単となる。

【００３３】また、本発明の請求項３記載のメモリカー
ド装着装置は、メモリカ−ドを装着する際に簡単な構成
の装置本体の位置決め部により装置本体側のコネクタ部
にメモリカ−ドのケース部が確実に接触しないようにガ
イドされので、装着繰り返しによる上記本体側のコネク
タ部の劣化を抑えることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施の形態を示すメモリカード装着
装置の分解斜視図。

【図２】図１のメモリカード装着装置に適用されるメモ
リカードを上方から見た斜視図。

【図３】図２のメモリカードを裏面、すなわち、コネク
タ部側から見た斜視図。

【図４】図１のメモリカード装着装置を適用する電子機
器に図２のメモリカードを挿入しようとしているときの
斜視図。

【図５】図１のメモリカード装着装置にメモリカードを
挿入しようとしているときの側面図。

【図６】図１のメモリカード装着装置において、メモリ
カードをカードホルダに挿入後、開閉蓋を介してメモリ
カードを押圧しているときの側面図。

【図７】図１のメモリカード装着装置において、メモリ
カード完全装着状態での側面図。

【図８】図２のメモリカードのコネクタ部周りの拡大縦
断面図。

【図９】図１のメモリカード装着装置におけるカード装
着部周りの拡大縦断面図。

【図１０】図１のメモリカード装着装置におけるメモリ
カード装着過程の初期状態でのカード装着部周りの拡大
縦断面図。

【図１１】図１のメモリカード装着装置におけるメモリ
カード装着過程での完全装着直前状態でのカード装着部
周りの拡大縦断面図。

【図１２】図１のメモリカード装着装置におけるメモリ
カード完全装着状態での側面図。

【図１３】図１のメモリカード装着装置におけるメモリ
カード完全装着状態での縦断面図。

【図１４】図１のメモリカード装着装置におけるメモリ
カード完全装着状態での縦断面図。

【符号の説明】

１ ……装置本体 １ｅ ……Ｙ方向アライメント凸部（位置決め部） １０ ……装置本体側のコネクタ部 ３０ ……メモリカード ３０ｄ……Ｙ方向アライメント凹部（メモリカードの位
置決め嵌合部） ３０ｇ，３０ｈ……凸状キャスティレーション（メモリ
カードのケース部，コネクタ保護部） ３１ａ……接点列（メモリカード側のコネクタ部） Ｘ軸 ……装置本体のコネクタ部中心軸

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 メモリカードを装置本体の所定位置に装
   着することにより上記メモリカード側のコネクタ部と上
   記装置本体側のコネクタ部とを導通させるメモリカード
   装着装置であって、 上記メモリカードが装置本体に装着される過程におい
   て、上記装置本体側のコネクタ部と上記メモリカード側
   のケース部とを接触させないようにガイドし、上記メモ
   リカードが上記装置本体に装着されたとき、上記装置本
   体側のコネクタ部とメモリカード側のコネクタ部とが接
   触するように上記メモリカードを位置決めする位置決め
   部を具備することを特徴とするメモリカード装着装置。
2. 【請求項２】 上記位置決め部は、上記メモリカードを
   所定の位置に案内する部材であって、メモリカードに設
   けられた凹形状、または、凸形状の位置決め嵌合部に嵌
   合する凸形状、または、凹形状を有していることを特徴
   とする請求項１記載のメモリカード装着装置。
3. 【請求項３】 上記位置決め部は、装置本体へのメモリ
   カードの装着方向に対して直交する方向であって、装置
   本体のコネクタ部中心軸の略延出方向の位置に設けら
   れ、上記メモリカード装着動作の過程において、上記位
   置決め部が上記メモリカードの位置決め嵌合部と当接す
   ることによりメモリカードのコネクタ保護部と装置本体
   側のコネクタ部とを接触させないことを特徴とする請求
   項２記載のメモリカード装着装置。