JPH10124178A - 電子メール端末、電子メール端末の処理方法、媒体 - Google Patents

電子メール端末、電子メール端末の処理方法、媒体

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Publication number
JPH10124178A
JPH10124178A JP27258296A JP27258296A JPH10124178A JP H10124178 A JPH10124178 A JP H10124178A JP 27258296 A JP27258296 A JP 27258296A JP 27258296 A JP27258296 A JP 27258296A JP H10124178 A JPH10124178 A JP H10124178A
Authority
JP
Japan
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image
optical system
image display
electronic mail
display device
Prior art date
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Pending
Application number
JP27258296A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichiro Tabata
誠一郎 田端
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10124178A publication Critical patent/JPH10124178A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用するに必要となるスペースが小さくかつ
使い勝手の良い電子メール端末を提供する。 【解決手段】 光学的な画像を表示するLCD12と該
画像を拡大された虚像として観察可能なプリズム13と
を有してなるヘッドマウンテッドディスプレイ3と、メ
ール信号を受信する受信回路2bと、この受信回路2b
が受信したメール信号に基づいて上記LCD12に表示
するための画像信号を生成する画像生成部2cと、手書
き文字を入力するデジタルカメラ4と、このデジタルカ
メラ4から入力した手書き文字を文字コードに変換する
文字コード変換部2eと、この文字コード変換部2eに
より変換した情報をメール信号として送信する送信回路
2fとを備えた電子メール端末。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール端末、
電子メール端末の処理方法、媒体、より詳しくは、メー
ル信号の受信または送信を行う電子メール端末、電子メ
ール端末の処理方法、媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットや社内ローカルエ
リアネットワークなどを介して電子メールをやり取りす
る環境が整いつつあり、オフィス業務などには欠くこと
ができないものとなってきている。
【0003】こうした電子メールの受送信を行うための
電子メール端末としては、例えばモニタとキーボードと
を備えたパーソナルコンピュータがその一例として挙げ
られる。
【0004】しかし、デスクトップタイプのパーソナル
コンピュータはいうに及ばず、ラップトップのパーソナ
ルコンピュータであっても設置にある程度のスペースを
必要とするために、1人に1台ずつの割合で全員に普及
させるのは困難である。
【0005】このような難点を解決するものとして、特
開平7−84211号公報には、頭部に装着する装着手
段を備え、箱形の本体内に備えられた一対の画像表示手
段の各画像を光学系により拡大して左右の眼球の網膜に
投影させる表示手段と、この表示手段に表示する画像を
生成する画像生成手段と、この画像生成手段に情報を入
力する入力手段とを備え、上記画像生成手段は、上記入
力手段からの上記情報を組み込んで上記画像を生成する
情報入力装置が記載されている。そして、該公報に記載
の技術手段おいては、入力手段としてキーボードを用い
るようになっている。
【0006】ところで、特開平4−22358号公報に
は、装置本体内に、点光源と、この点光源により照射さ
れる透過型の液晶パネルと、該液晶パネルと略一体に配
された凸レンズとを備え、上記装置本体を頭部に装着し
て上記点光源により上記液晶パネルの映像を直接眼球の
網膜に投影させるようにした視覚補助装置であって、上
記装置本体の眼球の高さ位置に対応する位置に、上記液
晶パネルの映像を撮る小型カメラを設けた視覚補助装置
が記載されている。
【0007】また、特開平7−110735号公報に
は、ペン先端部に設けられたペンの押下を検出する手段
と、眼鏡もしくは頭部にマウントされた透過型ディスプ
レイと、該ディスプレイと該ペンの位置関係を検知する
位置センサからなる装置型ペン入力装置であって、任意
の支持物体上でペンによって描かれた文字または図形
を、該ペンおよびディスプレイの位置関係に基づき、該
ディスプレイを通して見える該ペンの実体と合成して、
該ディスプレイ上に表示する手段を有する装着型ペン入
力装置が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平7−84211号公報に記載のものでは、例えば机
上にキーボードを配置するスペースが必要となるため
に、スペースの問題が完全に解決されたものとはいえな
かった。また、スペースを倹約するためにキーボードを
小さくすることも考えられるが、この場合には、キーを
打ち難くなって、文字入力に際しての操作性が低下して
しまうことになる。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、使用するに必要となるスペースが小さくかつ使い
勝手の良い電子メール端末を提供することを目的として
いる。
【0010】また、本発明は、使用するに必要となるス
ペースが小さい電子メール端末により使い勝手が良く円
滑な処理を行うことができる電子メール端末の処理方法
を提供することを目的としている。
【0011】さらに、本発明は、使用するに必要となる
スペースが小さい電子メール端末により使い勝手が良く
円滑な処理を行うことができるプログラムを記録する媒
体を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による電子メール端末は、光学的な画
像を表示する小型画像表示素子と該画像を拡大された虚
像として観察可能な接眼光学系とを有してなる携帯型画
像表示装置と、メール信号を受信する受信手段と、上記
受信手段が受信したメール信号に基づいて上記小型画像
表示素子に表示するための画像信号を生成する画像生成
手段と、手書き文字を入力する手書き文字入力手段と、
上記手書き文字入力手段から入力した手書き文字のデー
タ量を圧縮するデータ量圧縮手段と、上記データ量圧縮
手段により圧縮した情報をメール信号として送信する送
信手段とを備えたものである。
【0013】また、第2の発明による電子メール端末
は、上記第1の発明による電子メール端末において、上
記手書き文字入力手段が撮像面上の光学的な像情報を電
気的なデータに変換し撮像する撮像手段と上記接眼光学
系の光軸の虚像方向の物体を上記撮像面上に結像する撮
像光学系とを有してなり、かつ上記撮像手段と上記撮像
光学系は上記携帯型画像表示装置に配設されており、上
記携帯型画像表示装置は上記撮像手段が撮像した画像を
上記小型画像表示素子に表示するものである。
【0014】さらに、第3の発明による電子メール端末
は、上記第2の発明による電子メール端末において、上
記接眼光学系がハーフミラーを用いることにより外部を
観察可能に構成されており、上記携帯型画像表示装置
は、電子メール端末使用者の左(右)眼に対応して上記
小型画像表示素子および上記接眼光学系を配置して当該
小型画像表示素子の画像および外部を観察可能とし、更
に、電子メール端末使用者の右(左)眼に対応して上記
撮像光学系および上記撮像手段を配置するとともにこの
撮像光学系は接眼光学系と同一の構成の光学系を方向を
変えて配置して、当該撮像手段により手書き文字を入力
可能であるとともに外部を観察可能としたものである。
【0015】第4の発明による電子メール端末は、上記
第2の発明による電子メール端末において、上記接眼光
学系がアイリリーフを所定距離以上確保することにより
眼と接眼光学系との間隙から外部を観察可能に構成され
ており、上記携帯型画像表示装置は、電子メール端末使
用者の左(右)眼に対応して上記小型画像表示素子およ
び上記接眼光学系を配置して当該小型画像表示素子の画
像および外部を観察可能とし、更に、電子メール端末使
用者の右(左)眼に対応して上記撮像光学系および上記
撮像手段を配置するとともにこの撮像光学系は接眼光学
系と同一の構成の光学系を方向を変えて配置して、当該
撮像手段により手書き文字を入力可能であるとともに外
部を観察可能としたものである。
【0016】第5の発明による電子メール端末は、上記
第2の発明による電子メール端末において、上記接眼光
学系と上記撮像光学系が接眼と撮像の2つの機能を有す
る兼用光学系で構成され、この兼用光学系はハーフミラ
ーを用いることにより外部を観察可能であってかつ所定
の軸周りに回動可能に構成されており、上記小型画像表
示素子および上記撮像手段は、上記兼用光学系を挟んで
互いに対向する位置に配置され、当該兼用光学系は上記
軸周りの一所定位置にあるときに上記小型画像表示素子
の画像および外部を観察可能とすることにより接眼光学
系として作用し、上記軸周りの他の所定位置にあるとき
に外部を観察可能であるとともに上記撮像手段により手
書き文字を入力可能とすることにより撮像光学系として
作用するものである。
【0017】第6の発明による電子メール端末は、上記
第1の発明による電子メール端末において、上記手書き
文字入力手段が、文字に係る有効軌跡を示す第1の発光
パターンと文字に係らない無効軌跡を示す第2の発光パ
ターンと文字と文字の区切りを示す第3の発光パターン
とを発光可能な赤外線発光素子がペン先端部に設けられ
た赤外線発光ペンと、上記接眼光学系の光軸の虚像方向
を撮像するように上記携帯型画像表示装置に配設されて
いて上記赤外線発光ペンによる発光軌跡を時系列的に撮
像して電気信号に変換する赤外線カメラとを備えたもの
である。
【0018】第7の発明による電子メール端末は、上記
第6の発明による電子メール端末において、上記赤外線
発光ペンがペン先端が他の物体に当接しているか否かを
検出するために該ペン先端に配設された押圧センサと上
記発光パターンの変更を行うボタンとを有し、上記押圧
センサが他の物体との当接を検出した場合には、上記赤
外線発光素子は上記第1の発光パターンにより発光し、
押圧センサが他の物体との当接を検出しない場合には、
上記赤外線発光素子は上記第2の発光パターンにより発
光し、上記ボタンにより発光パターンの変更が指示され
た場合には、押圧センサの検出結果に関らず、上記赤外
線発光素子は上記第3の発光パターンにより発光するも
のである。
【0019】第8の発明による電子メール端末は、上記
第1の発明による電子メール端末において、上記手書き
文字入力手段がペンの持ち方向を規定するとともに文字
と文字の区切りを示す指示を入力可能なボタンを備えた
ペン型マウスを有してなるものである。
【0020】第9の発明による電子メール端末は、上記
第1の発明による電子メール端末において、上記手書き
文字入力手段が上記携帯型画像表示装置と一体的に構成
されたイメージスキャナを有してなるものである。
【0021】第10の発明による電子メール端末は、上
記第1の発明による電子メール端末において、上記手書
き文字入力手段が押圧点、接触点、または近接点の位置
を検出するための手書き入力面を有し、該手書き文字入
力手段は、その手書き入力面を上記接眼光学系の接眼窓
と互いに向かい合わせた状態で、上記携帯型画像表示装
置と一体的に収納するものである。
【0022】第11の発明による電子メール端末は、上
記第1から10の発明による電子メール端末において、
上記データ量圧縮手段が手書き文字を文字コードに変換
する文字コード変換手段を有してなり、上記携帯型画像
表示装置は上記小型画像表示素子にこの文字コードに該
当する文字を表示するものである。
【0023】第12の発明による電子メール端末は、上
記第11の発明による電子メール端末において、上記文
字コード変換手段が、手書き文字の書き順に係る情報を
用いて、手書き文字から文字コードへの変換を行うこと
が可能であるものである。
【0024】第13の発明による電子メール端末は、上
記第1から10の発明による電子メール端末において、
上記データ量圧縮手段が、入力された手書き文字のデー
タを画像データとして2値化する2値化手段と、2値化
された画像データを圧縮する画像圧縮手段とを有してな
るものである。
【0025】第14の発明による電子メール端末は、上
記第1から13の発明による電子メール端末において、
上記携帯型画像表示装置が、使用者の頭部に装着して用
いるタイプのものであって、当該携帯型画像表示装置を
使用者の頭部に固定するための支持部を有しているもの
である。
【0026】第15の発明による電子メール端末は、上
記第1から13の発明による電子メール端末において、
上記携帯型画像表示装置が、使用者が手で保持して用い
るタイプのものであって、当該携帯型画像表示装置を使
用者の手に固定するための支持部を有しているものであ
る。
【0027】第16の発明による電子メール端末の処理
方法は、メールマネージャからネットワークを介してメ
ール信号を受信するステップと、上記受信したメール信
号に基づいて画像信号を生成するステップと、上記画像
信号に基づいて小型画像表示素子に拡大された虚像とし
て観察するための光学的な画像を表示させるステップ
と、手書き文字を入力するステップと、上記入力した手
書き文字のデータ量を圧縮するステップと、上記圧縮し
た手書き文字の情報をメール信号として上記メールマネ
ージャにネットワークを介して送信するステップとを備
えたものである。
【0028】第17の発明による媒体は、コンピュータ
を、メールマネージャからネットワークを介してメール
信号を受信する手段と、上記受信したメール信号に基づ
いて画像信号を生成する手段と、上記画像信号に基づい
て小型画像表示素子に拡大された虚像として観察するた
めの光学的な画像を表示させる手段と、手書き文字を入
力する手段と、上記入力した手書き文字のデータ量を圧
縮する手段と、上記圧縮した手書き文字の情報をメール
信号として上記メールマネージャにネットワークを介し
て送信する手段として機能させるためのプログラムを記
録したものである。
【0029】従って、第1の発明による電子メール端末
は、受信手段がメール信号を受信し、上記受信手段が受
信したメール信号に基づいて画像生成手段が上記小型画
像表示素子に表示するための画像信号を生成し、携帯型
画像表示装置の小型画像表示素子が光学的な画像を表示
し、携帯型画像表示装置の接眼光学系が該画像を拡大さ
れた虚像として観察可能とし、一方、手書き文字入力手
段から手書き文字が入力されると、上記手書き文字入力
手段から入力した手書き文字のデータ量をデータ量圧縮
手段が圧縮し、上記データ量圧縮手段により圧縮した情
報を送信手段がメール信号として送信する。
【0030】また、第2の発明による電子メール端末
は、上記携帯型画像表示装置に配設された上記手書き文
字入力手段の撮像光学系が上記接眼光学系の光軸の虚像
方向の物体を上記撮像面上に結像し、該手書き文字入力
手段の撮像手段が撮像面上の光学的な像情報を電気的な
データに変換して撮像し、上記携帯型画像表示装置は、
上記撮像手段が撮像した画像を上記小型画像表示素子に
表示する。
【0031】さらに、第3の発明による電子メール端末
は、上記接眼光学系がハーフミラーを用いることにより
外部を観察可能に構成され、上記携帯型画像表示装置
が、電子メール端末使用者の左(右)眼に対応して上記
小型画像表示素子および上記接眼光学系を配置して当該
小型画像表示素子の画像および外部を観察可能とし、更
に、電子メール端末使用者の右(左)眼に対応して上記
撮像光学系および上記撮像手段を配置するとともにこの
撮像光学系は接眼光学系と同一の構成の光学系を方向を
変えて配置して、当該撮像手段により手書き文字を入力
可能であるとともに外部を観察可能とした。
【0032】第4の発明による電子メール端末は、上記
接眼光学系がアイリリーフを所定距離以上確保すること
により眼と接眼光学系との間隙から外部を観察可能に構
成され、上記携帯型画像表示装置が、電子メール端末使
用者の左(右)眼に対応して上記小型画像表示素子およ
び上記接眼光学系を配置して当該小型画像表示素子の画
像および外部を観察可能とし、更に、電子メール端末使
用者の右(左)眼に対応して上記撮像光学系および上記
撮像手段を配置するとともにこの撮像光学系は接眼光学
系と同一の構成の光学系を方向を変えて配置して、当該
撮像手段により手書き文字を入力可能であるとともに外
部を観察可能とした。
【0033】第5の発明による電子メール端末は、上記
接眼光学系と上記撮像光学系が接眼と撮像の2つの機能
を有する兼用光学系で構成され、この兼用光学系はハー
フミラーを用いることにより外部を観察可能であってか
つ所定の軸周りに回動可能に構成されており、上記小型
画像表示素子および上記撮像手段は、上記兼用光学系を
挟んで互いに対向する位置に配置され、当該兼用光学系
は上記軸周りの一所定位置にあるときに上記小型画像表
示素子の画像および外部を観察可能とすることにより接
眼光学系として作用し、上記軸周りの他の所定位置にあ
るときに外部を観察可能であるとともに上記撮像手段に
より手書き文字を入力可能とすることにより撮像光学系
として作用する。
【0034】第6の発明による電子メール端末は、上記
手書き文字入力手段の赤外線発光ペンが、文字に係る有
効軌跡を示す第1の発光パターンと文字に係らない無効
軌跡を示す第2の発光パターンと文字と文字の区切りを
示す第3の発光パターンとをペン先端部に設けられた赤
外線発光素子により発光し、上記接眼光学系の光軸の虚
像方向を撮像するように上記携帯型画像表示装置に配設
されている該手書き文字入力手段の赤外線カメラが、上
記赤外線発光ペンによる発光軌跡を時系列的に撮像して
電気信号に変換する。
【0035】第7の発明による電子メール端末は、上記
赤外線発光ペンのペン先端に配設された押圧センサが該
ペン先端が他の物体に当接しているか否かを検出し、ボ
タンが上記発光パターンの変更を行い、このとき、上記
押圧センサが他の物体との当接を検出した場合には、上
記赤外線発光素子は上記第1の発光パターンにより発光
し、押圧センサが他の物体との当接を検出しない場合に
は、上記赤外線発光素子は上記第2の発光パターンによ
り発光し、上記ボタンにより発光パターンの変更が指示
された場合には、押圧センサの検出結果に関らず、上記
赤外線発光素子は上記第3の発光パターンにより発光す
る。
【0036】第8の発明による電子メール端末は、上記
手書き文字入力手段が有するペン型マウスが、ボタンに
よりペンの持ち方向を規定するとともに文字と文字の区
切りを示す指示を入力する。
【0037】第9の発明による電子メール端末は、上記
手書き文字入力手段が上記携帯型画像表示装置と一体的
に構成されたイメージスキャナを有する。
【0038】第10の発明による電子メール端末は、上
記手書き文字入力手段が押圧点、接触点、または近接点
の位置を検出するための手書き入力面を有し、該手書き
文字入力手段は、その手書き入力面を上記接眼光学系の
接眼窓と互いに向かい合わせた状態で上記携帯型画像表
示装置と一体的に収納される。
【0039】第11の発明による電子メール端末は、上
記データ量圧縮手段が手書き文字を文字コードに変換す
る文字コード変換手段を有し、上記携帯型画像表示装置
は上記小型画像表示素子にこの文字コードに該当する文
字を表示する。
【0040】第12の発明による電子メール端末は、上
記文字コード変換手段が、手書き文字の書き順に係る情
報を用いて手書き文字から文字コードへの変換を行うこ
とが可能である。
【0041】第13の発明による電子メール端末は、上
記データ量圧縮手段の2値化手段が入力された手書き文
字のデータを画像データとして2値化し、該データ量圧
縮手段の画像圧縮手段が2値化された画像データを圧縮
する。
【0042】第14の発明による電子メール端末は、上
記携帯型画像表示装置が使用者の頭部に装着して用いる
タイプのものであって、支持部により当該携帯型画像表
示装置を使用者の頭部に固定する。
【0043】第15の発明による電子メール端末は、上
記携帯型画像表示装置が使用者が手で保持して用いるタ
イプのものであって、支持部により当該携帯型画像表示
装置を使用者の手に固定する。
【0044】第16の発明による電子メール端末の処理
方法により、メールマネージャからネットワークを介し
てメール信号を受信し、上記受信したメール信号に基づ
いて画像信号を生成し、上記画像信号に基づいて小型画
像表示素子に拡大された虚像として観察するための光学
的な画像を表示させるとともに、手書き文字を入力し、
上記入力した手書き文字のデータ量を圧縮し、上記圧縮
した手書き文字の情報をメール信号として上記メールマ
ネージャにネットワークを介して送信する。
【0045】第17の発明による媒体は、記録したプロ
グラムによりコンピュータを、メールマネージャからネ
ットワークを介してメール信号を受信する手段と、上記
受信したメール信号に基づいて画像信号を生成する手段
と、上記画像信号に基づいて小型画像表示素子に拡大さ
れた虚像として観察するための光学的な画像を表示させ
る手段と、手書き文字を入力する手段と、上記入力した
手書き文字のデータ量を圧縮する手段と、上記圧縮した
手書き文字の情報をメール信号として上記メールマネー
ジャにネットワークを介して送信する手段として機能さ
せる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図11は本発明の第1の
実施形態を示したものであり、図1は電子メール端末を
使用する様子を示す図である。
【0047】この電子メール端末1は、メール信号の送
信および受信を行うコントローラ2と、このコントロー
ラ2にコード3gを介して接続されている携帯型画像表
示装置たるヘッドマウンテッドディスプレイ(以下、H
MDという。)3と、このHMD3の側部に取り付けら
れていて使用者がペンにより紙などに書いた文字を画像
情報として取り込む手書き文字入力手段を構成するデジ
タルカメラ4と、上記コントローラ2に接続されていて
例えばメニューの選択などの各種の入力操作を行うため
のマウス5とを有してなる。
【0048】図2は上記HMDを示す拡大斜視図であ
る。
【0049】このHMD3は、支持部を構成するフレー
ム3aを耳の上部に掛けて、眼鏡とほぼ同様にして装着
するものであり、フレーム3aの両端部には頭部支持パ
ッド3bが設けられている。
【0050】上記HMD3は、上記フレーム3aの前部
に後述する接眼光学系を保持する本体部が設けられてお
り、この本体部の対物側には液晶シャッタ窓3eが配設
され、その上側に眼幅・視度調整ノブ3fが設けられて
いる。
【0051】また、上記フレーム3aの左右の側部には
電装系ボックス3cとスピーカ3dが配設され、さら
に、該フレーム3aの一方の側部には、撮像光学系たる
撮像レンズ4aを有する上記デジタルカメラ4のカメラ
ヘッド部が配設されている。
【0052】さらに、HMD3には、上記図1に示すよ
うに、メールが着信したことを発光して知らせるLED
3hが設けられている。
【0053】上記デジタルカメラ4のカメラヘッド部か
らの画像信号は、適宜の信号線により上記電装系ボック
ス3c内に設けられた図示しない画像信号処理回路に供
給され、そこで初期段階の処理が施されて、コード3g
を通して外部に接続されたコントローラ2に伝送され
る。
【0054】コントローラ2は、上述のようにして伝送
され供給されるデジタルカメラ4からの信号、または別
途外部の画像再生装置等から供給される画像信号を、H
MD3内の後述するLCD12により画像として表示す
るに適合した形態の信号に変換して、上記コード3gを
通してHMD3に供給するようになっている。
【0055】次に、図3を参照してHMD3に内蔵され
る光学系、およびHMD3の変形例について説明する。
【0056】図3(A)に示すように、バックライト1
1により照明された小型画像表示素子たるLCD12に
よる画像は、接眼光学系たるプリズム13に入射してハ
ーフミラー13aを透過した後に、下面に形成された凹
面ミラー13bにより反射され、さらに上記ハーフミラ
ー13aにより反射して使用者の眼に入射するようにな
っている。一方、外光もプリズム13に入射して上記ハ
ーフミラー13aを透過して使用者の眼に入射するよう
になっている。
【0057】このような構成において、上記液晶シャッ
タ窓3eが閉じられている場合には上記LCD12によ
る画像のみが観察され、上記LCD12がオフであって
上記液晶シャッタ窓3eが開いている場合には外景のみ
が観察され、上記LCD12がオンであってかつ上記液
晶シャッタ窓3eが開いている場合には、該LCD12
による画像と外景の双方がスーパインポーズされて観察
されるようになっている。
【0058】次に、図3(B)は接眼光学系の変形例を
示したものである。バックライト11により照明された
LCD12による画像は、接眼光学系たるプリズム14
に入射して、凹面ミラー14aによりまず反射され、次
に全反射面14bにより反射され、さらに上記凹面ミラ
ー14aの他の部分により反射された後に、使用者の眼
に入射するようになっている。
【0059】このとき、上記凹面ミラー14aの曲率等
を適切に設定することにより、上記プリズム14の光束
射出点から使用者の眼までの距離が長くなるように、つ
まりアイリリーフERを所定距離以上確保することがで
きるように構成されていて、これにより、プリズム14
と眼との間に構成された隙間から、外部を観察すること
ができるようになっている。
【0060】図3(C)はHMDの一変形例を示したも
のである。
【0061】このHMD15は、使用者の片方の眼、例
えば右眼のみで使用するようになっており、その側部に
デジタルカメラ4が取り付けられている。そして、支持
部を構成するフレーム15aを耳の上部に掛けて、眼鏡
とほぼ同様にして装着するようになっている。一方、左
眼は外部を自由に観察することができるために、紙に書
いた文字を肉眼により容易に確認することができる。
【0062】図3(D)はHMDの他の変形例を示した
ものである。
【0063】このHMD16は、バックライト11とL
CD12と接眼レンズ17を保持する本体が、支持部を
構成するフレーム16aに対してヒンジ16bにより回
動するようになっている。そして、LCD12の画像を
観察する状態から、上記本体を上に回動して跳ね上げる
と、外部を観察する状態に移行するようになっている。
また、該本体を下に回動させれば、再びLCD12の画
像を観察する状態に復帰する。
【0064】図4はHMDのLCDに表示される画像の
一例を示す図である。
【0065】このHMDの視野内に表示される画像21
は、上部のメニュー画像21aと、中程の受信メール画
像21bと、下部のカメラ画像21cとを有して構成さ
れている。
【0066】上記メニュー画面21aは、例えば受信し
たメールなどをプリントさせるプリントメニュー22
と、受信メールや送信メールなどの情報を保存させるセ
ーブメニュー23と、情報の編集を行う編集メニュー2
4と、上記カメラ画像21cに表示されている画像を情
報として取り込む画像取り込みメニュー25と、上記カ
メラ画像21cを表示させるか否かを切り換えるカメラ
画像メニュー26と、上記取り込み画像に基づいて作成
した送信メールを送信させる送信メニュー27とを有し
て構成されている。
【0067】また、上記カメラ画像21cには、上記デ
ジタルカメラ4による撮像範囲を示す撮像フレーム28
が表示されている。
【0068】こうして、外部を直接観察しなくても、L
CDによる画像21内のカメラ画像21cの部分を観察
しながら、紙などに書く手書き文字の確認を行うことが
できるようになっている。
【0069】図5はカメラをHMDの側部に取り付ける
代りに、HMDの内部に組み込むようにした光学系の例
を示す側面図である。
【0070】このHMDは、左眼側に接眼光学系を、右
眼側に撮像光学系を組み込んだものである。
【0071】すなわち、左眼側の接眼光学系は、上記図
3(A)に示したものと同様に構成されていて、プリズ
ム13に設けられたハーフミラー13aと凹面鏡13b
により、LCD12の画像を観察することができるとと
もに、該ハーフミラー13aを介して外部を観察するこ
とができるようになっている。
【0072】一方、右眼側の撮像光学系は、上記接眼光
学系のプリズム13を外光の入射経路に沿って180度
反転させた配置となっており、外部から入射した光束
は、一部がハーフミラー13aにより下方に反射され、
さらに凹面鏡13bにより上方に反射されて撮像手段た
るCCD31に結像するようになっている。このときの
フォーカシングは、上記CCD31を光軸に沿って上下
に移動させることにより行う。また、外部から入射した
光束の他の一部は、上記ハーフミラー13aを介して右
眼に入るようになっている。
【0073】このような構成によれば、左眼側の光学系
と左眼側の光学系を、同じプリズムを用いて構成するこ
とができるために、生産コストを安価にすることができ
るとともに、HMDを頭部に装着するときに左右のバラ
ンスが良くなり、装着ズレなどが発生することもない。
【0074】図6はHMDの内部にカメラを組み込むよ
うにした光学系の他の例を示す側面図である。
【0075】このHMDも上記図5に示したものと同様
に、左眼側に接眼光学系を、右眼側に撮像光学系を組み
込んだものである。
【0076】左眼側の接眼光学系は、上記図3(B)に
示したものと同様に構成されていて、LCD12による
画像は、プリズム14の凹面ミラー14aと全反射面1
4bにより反射されて、使用者の眼に入射するようにな
っている。
【0077】一方、右眼側の撮像光学系は、上記接眼光
学系のプリズム14を外光の入射経路に沿って180度
反転させた配置となっており、外部から入射した光束
は、プリズム14に入射して、凹面ミラー14aの下部
によりまず反射され、次に全反射面14bにより反射さ
れ、さらに上記凹面ミラー14aの上部により反射され
た後に、CCD31に結像するようになっている。この
ときのフォーカシングは、上記CCD31を光軸に沿っ
て移動させることにより行う。
【0078】図7はHMDの内部にカメラを組み込むよ
うにした光学系のさらに他の例を示す側面図である。
【0079】このHMDは、光学系を接眼光学系と撮像
光学系の機能を有する兼用光学系としたものである。
【0080】このHMDの光学系は、ハーフミラー13
aおよび凹面鏡13bを有する兼用光学系たるプリズム
13を挟んで、上側にLCD12およびバックライト1
1が、下側にCCD31が互いに対向して配設されてい
る。
【0081】上記プリズム13は、使用者の視線方向お
よびLCD12の表示面に垂直な方向の双方に直交する
軸周りに、図示しない駆動機構により回動するように構
成されている。なお、上記プリズム13を回動させる際
に、上記LCD12およびバックライト11やあるいは
CCD31が、プリズム13の回転経路にかかる場合に
は、該回転経路から一旦退避させるようにしてもよい。
【0082】プリズム13が図7(A)に示すような上
記軸周りの一所定位置にあるときには、上記LCD12
の画像がハーフミラー13aを透過して凹面鏡13bで
反射され、再びハーフミラー13aにより反射されて使
用者の眼に入射するとともに、外部からの光束がハーフ
ミラー13aを透過して眼に入射して観察されるように
なっている。この場合には、プリズム13は接眼光学系
として作用する。
【0083】一方、プリズム13が図7(B)に示すよ
うな上記軸周りの他の所定位置にあるときには、外部か
らの光束の一部がハーフミラー13aを透過して眼に入
射して観察されるとともに、外部からの光束の他の一部
がハーフミラー13aにより上方に反射されてさらに凹
面鏡13bにより反射され、上記ハーフミラー13aを
透過してCCD31に結像されるようになっている。な
お、このときのフォーカシングは、上記CCD31を光
軸に沿って移動させることにより行う。そして、この場
合には、プリズム13は撮像光学系として作用する。
【0084】このような構成によれば、同一のプリズム
を接眼光学系と撮像光学系として兼用したために、さら
に安価に構成することが可能になる。
【0085】図8は電子メール端末1の主として電気的
な構成を示すブロック図である。
【0086】上記コントローラ2は、電子メールを受信
する受信手段たる受信回路2bと、この受信回路2bで
受信した電子メールに基づいて上記LCD12に表示す
るための画像信号を生成する画像生成手段たる画像生成
部2cと、デジタルカメラ4により撮像した画像を記憶
する画像メモリ2dと、この画像メモリ2dに記憶され
た手書き文字に係るデータを読み出して文字コードに変
換するデータ量圧縮手段たる文字コード変換部2eと、
変換された文字コードを電子メールとして送信する送信
手段たる送信回路2fと、上記各回路2b,2c,2
d,2e,2fを制御するとともにさらに上記デジタル
カメラ4の制御も行うオペレーションシステム部2aと
を有して構成されている。
【0087】なお、上記画像メモリ2dに記憶された画
像データは、上記LCD12に表示するために上記画像
生成部2cにも送出されるようになっている。
【0088】また、このコントローラ2のオペレーショ
ンシステム部2aには、例えば上記図4に示したような
メニューの選択などの各種の入力操作を行うためのマウ
ス5が接続されている。
【0089】上記HMD3は、上記画像生成部2cから
送出された画像信号が駆動回路3kに入力されて、左右
一対のLCD12が駆動されて画像を表示するようにな
っている。
【0090】この画像は、上記プリズム13などを有し
てなる接眼光学系を介して、使用者により拡大された虚
像として観察されるようになっている。
【0091】なお、LCD12はこの図8においては左
右一対設けられている場合を図示したが、上述したよう
に左眼側または右眼側の一方にのみ設けられている場合
には、そのLCD12のみを駆動することはいうまでも
ない。
【0092】図9は上記図8に示した電子メール端末の
他の例を示す主として電気的な構成に係るブロック図で
ある。この例は、手書き文字のデータ量の圧縮を、文字
コードに変換することにより行う代わりに、画像圧縮に
より行うものである。
【0093】上記受信回路2bで受信した電子メールは
画像伸長回路2gに入力されて、圧縮されている画像デ
ータの伸長を行うようになっている。この画像伸長回路
2gにより伸長されたデータは上記画像生成部2cに入
力されて、LCD12に表示するための画像信号が生成
される。
【0094】一方、上記画像メモリ2dに記憶されてい
る画像データは、2値化処理回路2hにより例えば中間
階調を取り除いた白黒の2値データに変換されて、画像
圧縮回路2iにより画像データの圧縮が施された後に、
上記送信回路2fにより電子メールとして送信されるよ
うになっている。
【0095】なお、上記画像伸長回路2g,2値化処理
回路2h,画像圧縮回路2iも上記オペレーションシス
テム部2aにより制御されるようになっている。
【0096】また、この図9に示す構成においては、デ
ジタルカメラ4は白黒タイプのものを適用するのが望ま
しい。
【0097】図10は、上述した電子メール端末1が接
続される電子メールネットワークを示す図である。
【0098】メールマネージャ35は、例えば大容量の
ハードディスクを備えたコンピュータでなり、このメー
ルマネージャ35には回線33を介して上記コントロー
ラ2とHMD3を有してなる電子メール端末1が複数接
続されている。
【0099】上記メールマネージャ35は、各電子メー
ル端末1から送信された電子メールを受信して、受信相
手となる電子メール端末1のアドレス番号とともにその
電子メールを保管するものである。そして、受信相手と
なる電子メール端末1から受信要請があると、該電子メ
ール端末1へ電子メールを送信するものである。
【0100】また、上記メールマネージャ35は、他の
メールマネージャ36が管理する電子メールネットワー
クとも通信を行うようになっている。
【0101】図11は、電子メール端末1の動作を示す
フローチャートである。なお、この図11においては、
使用者による動作を示す部分については平行四辺形の枠
を用いて示している。
【0102】この電子メール端末1の使用者宛に電子メ
ールが送信されると、その旨を示す着信信号がメールマ
ネージャ35から回線33を介して送信されて、コント
ローラ2により受信される(ステップS1)。
【0103】この着信信号を受けたコントローラ2は、
電子メールが着信したことを使用者に認識させるため
に、上記LED3hを点滅させたり、上記スピーカ3d
によりビープ音を鳴らしたり、あるいはHMD3に設け
られている図示しない振動子を振動させて、その旨を使
用者に告知する(ステップS2)。
【0104】これにより、使用者がHMD3を装着して
いない場合には、HMD3の装着を行う(ステップS
3)。このとき、使用者が受信した電子メールの一覧を
表示させる表示スイッチを押すことによりHMD3を装
着した旨をコントローラ2に認識させるようにしてもよ
いが、HMD3の頭部接触面に押圧センサを設けて、コ
ントローラ2にHMD3が装着されたことを示す装着信
号を自動的に送信するようにしても良い。
【0105】上記表示スイッチからの信号または押圧セ
ンサによる装着信号を受けて、HMD3に受信した電子
メールの一覧を表示する(ステップS4)。
【0106】使用者は、一覧表の中からマウス5を用い
て表示したい電子メールを選択する(ステップS5)。
【0107】コントローラ2は、メールマネージャ35
に受信要請信号を送信して、選択した電子メールに係る
データを該メールマネージャ35から受信する(ステッ
プS6)。
【0108】受信回路2bにより受信した電子メールに
基づいて画像生成部2cにより画像信号を生成し、HM
D3のLCD12により表示する(ステップS7)。こ
れにより、使用者が電子メールを読むことができる。
【0109】一方、使用者が電子メールを書いて送りた
い場合には、まず、使用者は、送信メールの文章を、通
常の紙に鉛筆やボールペンなどの筆記用具を用いて手書
きの文字で書く(ステップS8)。このときには、上述
のように、書いた文字を直接視認することができるか、
またはHMD3のLCD12により確認することができ
るようになっているために、文字を手書きするのに支障
はない。
【0110】文章を書き終えたら、カメラ画像メニュー
26を選択することにより、HMD3のLCD12の表
示を、カメラ画像21cを表示させるように切り換える
(ステップS9)。
【0111】使用者は、HMD3に表示されている撮像
フレーム28内に書いた文章が入るように、頭を動かす
か、あるいは紙を動かすなどによって位置を調整する。
そして、撮像フレーム28内に入っていることを確認し
たら、マウス5により画像取り込みメニュー25を選択
する。これにより、撮像フレーム28内の画像が画像メ
モリ2dに記憶される(ステップS10)。
【0112】オペレーションシステム部2aの制御によ
り、文字コード変換部2eが画像メモリ2dに記憶され
ている画像データに基づいて、該画像データ内の手書き
文字列を文字コード列に変換する(ステップS11)。
【0113】次に、変換した文字コード列に該当する文
字列を、HMD3のLCD12に表示する(ステップS
12)。これにより、使用者は、手書き文字が正しい文
字コードに変換されているかを確認し、もし正しく変換
されていない箇所がある場合には、その部分のみについ
て上記ステップS8からS11を繰り返して行うことに
より、正しく変換させる。
【0114】そして、文字コードに変換された情報を電
子メールとして、送信先を指定して送信回路2fにより
回線33を介してメールマネージャ35に送信して(ス
テップS13)、終了する。
【0115】なお、デジタルカメラとしては、カラータ
イプと白黒タイプの何れのものでも適用することができ
るが、文字列でなる文章のみを電子メールとして受送信
する場合には、白黒タイプのものを用いる方が解像度を
高めることができるとともにコストを低く抑制すること
ができて良い。
【0116】また、電子メールは、文字列を送るに限る
ものではなく、画像データを受送信することも可能であ
るために、このときには必要に応じてカラータイプのデ
ジタルカメラを用いると良い。
【0117】このような第1の実施形態によれば、電子
メール端末を設置するためのスペースを必要とすること
なく、文字入力を行うことができる。
【0118】図12,図13は本発明の第2の実施形態
を示したものであり、図12は携帯型画像表示装置を使
用する状態を示す斜視図、図13は携帯型画像表示装置
の(A)収納状態,(B)使用状態をそれぞれ示す斜視
図である。この第2の実施形態において、上述の第1の
実施形態と同様である部分については説明を省略し、主
として異なる点についてのみ説明する。
【0119】本実施形態の携帯型画像表示装置41は、
使用者が手で保持して使用するハンディタイプのもので
あって、本体41aの上部には支持部たるストラップ4
9が設けられている。
【0120】この携帯型画像表示装置41は、手書き文
字などの被写体像を撮像するための撮像光学系たる撮像
レンズ45と、この撮像レンズ45の結像面に配設され
たCCD46と、受信した電子メールの表示を行うLC
D42と、このLCD42に表示された画像を拡大され
た虚像として使用者に観察させる接眼光学系たる接眼プ
リズム43と、この接眼プリズム43から射出される画
像が通過する接眼窓44と、上記CCD46およびLC
D42の制御回路を含む各回路が構成されている電気回
路基板47と、各電気回路に電源を供給するための図示
しないバッテリと、を上記本体41a内に有するととも
に、電子メールの送信および受信を行うためのアンテナ
48を上記本体41aの上部から突設し、さらに左眼に
より上記LCD42の画像を観察する際の輝度と右眼に
より外部を観察する際の輝度との差を補正するための例
えば透過率80%以下のプラスチック板でなるバイザー
41bをヒンジにより上記本体41aに回動可能に取り
付けて構成されている。
【0121】上記携帯型画像表示装置41は、収納状態
においては、図13(A)に示すように、上記バイザー
41bが本体41aと一体的になるように折り畳まれて
いて上記接眼窓44を保護しているが、使用状態におい
ては、図13(B)に示すように、ヒンジ周りに回動し
て本体41aから側方に突出して右眼側を覆う状態とな
り、このときには上記接眼窓44を左眼で見ることがで
きる。なお、図示はしないが、上記アンテナ48も、収
納状態においては本体41aの内部に格納されるように
しても良い。
【0122】このような第2の実施形態によれば、上述
の第1の実施形態とほぼ同様の効果を奏するとともに、
携帯型画像表示装置を手で保持して使用するタイプとし
たために、一層小型化を図ることができ、使用していな
いときに載置しておくスペースを小さくすることができ
る。
【0123】また、収納状態においてはバイザーが閉じ
られるために、使用状態よりも小型化することができる
とともに、接眼窓を保護することもできる。
【0124】図14から図16は本発明の第3の実施形
態を示したものであり、図14は手書き文字入力ペンを
示す斜視図、図15は電子メール端末を使用する状態を
示す斜視図、図16は携帯型画像表示装置による表示を
示す図である。この第3の実施形態において、上述の第
1,第2の実施形態と同様である部分については説明を
省略し、主として異なる点についてのみ説明する。
【0125】この電子メール端末は、送信する電子メー
ルを入力する際には、赤外線発光ペンたる手書き文字入
力ペン51により文字を書いて、それを携帯型画像表示
装置61により撮像して取り込むことにより行うように
なっている。
【0126】上記手書き文字入力ペン51は、ペン先端
に設けられていて該ペン先端が他の物体に当接している
か否かを検出する押圧センサ54と、この押圧センサ5
4の検出結果に応じて発光パターンを変化させて赤外線
により発光を行う、ペン先端部に円管状に設けられた赤
外線発光素子たるLED発光部52と、上記押圧センサ
54の出力に基づいてこのLED発光部52による発光
を駆動制御するLED駆動回路53と、上記各回路に電
源を供給する電池55と、上記LED発光部52による
発光パターンの変更を行うためのボタンたるクリックボ
タン56とを有して構成されている。
【0127】そして、上記押圧センサ54が他の物体と
の当接を検出した場合には、上記LED発光部52は文
字に係る有効軌跡を示す第1の発光パターンにより発光
し、押圧センサ54が他の物体との当接を検出しない場
合には、上記LED発光部52は文字に係らない無効軌
跡を示す第2の発光パターンにより発光し、上記クリッ
クボタン56により発光パターンの変更が指示された場
合には、上記押圧センサ54の検出結果に関らず、上記
LED発光部52は文字と文字の区切りを示す第3の発
光パターンにより発光するようになっている。
【0128】なお、上記発光パターンとしては、LED
発光部52を点滅させる発光周期や発光時間などを変更
させることにより複数のパターンを形成することが考え
られる。また、ここでの発光パターンとは、無発光の場
合も含むものとする。発光パターンの1つとして無発光
のものを適用すれば、電池55の消耗を抑制することが
できて良い。
【0129】上記携帯型画像表示装置61には、上記手
書き文字入力ペン51による発光軌跡を時系列的に撮像
して電気信号に変換する赤外線カメラ62が、上記接眼
光学系の光軸の虚像方向を撮像するように配設されてい
て、さらに上記アンテナ48と、該携帯型画像表示装置
61の位置や姿勢を検出するモーションセンサ63とが
設けられている。
【0130】上記赤外線カメラ62には、上記手書き文
字入力ペン51による発光の波長の光のみを透過するフ
ィルタが撮像光学系に組み込まれており、他の波長の光
を遮断することにより、LED発光部52の光をより確
実に捉えることができるように構成されている。
【0131】また、上記モーションセンサ63による検
出結果は、手で保持している該携帯型画像表示装置61
が動いた場合に、これに伴って変化する文字軌跡を補正
するのに用いられるようになっている。
【0132】こうして手書き文字入力手段は、上記手書
き文字入力ペン51と赤外線カメラ62とを有して構成
されている。
【0133】通常、ペンで文字を書くときには、書きつ
つある文字が常に見えるように、つまりペン先が常に見
えるようにペンを動かすために、上述したようにペン先
端部にLED発光部52を配置することにより、光軸を
視線方向とほぼ一致するようにした上記赤外線カメラ6
2は、常に該LED発光部52による発光を捉えること
ができる。
【0134】図16は、手書き文字を入力しているとき
の携帯型画像表示装置61の表示の一例を示したもので
ある。
【0135】この携帯型画像表示装置61の視野内に表
示される画像65は、図16(A)に示すように、最上
部のメニュー画像65aと、上部の受信メール画像65
bと、中程の文字コード変換後の文字コードに該当する
文字列が表示される文書画像65cと、下部の現在手書
きしている文字の軌跡が撮像されているカメラ画像65
dとを有して構成されている。
【0136】上記メニュー画像65a内に表示されるメ
ニューは、上記図4に示したものとほぼ同様である。
【0137】このような電子メール端末によりメールサ
ーバから電子メールを受信して携帯型画像表示装置61
に表示するときの作用は、上述の各実施形態とほぼ同様
である。
【0138】次に、送信するための電子メールを作成す
るときには、次のように行う。
【0139】使用者が上記手書き文字入力ペン51を把
持して手書きの文字を書くときには、例えばクリックボ
タン56を押圧しながら1文字を書く。このとき、上記
押圧センサ54が机などに押圧されていることを検出す
ると、上記LED発光部52は第1の発光パターンによ
り発光して、文字に係る有効軌跡であることを示す。ま
た、1文字を構成する複数の画を書く際に、画と画の間
でペン先が机などから離れることがある。これを上記押
圧センサ54が検出すると、上記LED発光部52は第
2の発光パターンにより発光して、文字に係らない無効
軌跡であることを示す。
【0140】上記携帯型画像表示装置61は、上記赤外
線カメラ62によりこのような発光を時系列的に順次撮
像するために、手書き文字の書き順に係る情報を入力す
ることが可能となる。
【0141】こうして1文字が書き終わると、例えば上
記クリックボタン56の押圧を解除することにより、上
記LED発光部52が第3の発光パターンにより発光し
て、文字と文字の区切りであること、すなわち、1文字
を書き終えたことを示す。
【0142】この第3の発光パターンを検出した携帯型
画像表示装置61は、有効発光軌跡および上記書き順に
係る情報を用いて、上記図8に示したような文字コード
変換部2eにより手書き文字を文字コードに変換する。
この変換された文字コードに該当する文字は、上記文書
画像65c内に表示される。
【0143】こうして、1文字毎に手書き文字が文字コ
ードに変換され、逐次上記文書画像65c内に表示され
ていく。
【0144】使用者は、文書画像65cを見て、手書き
文字が正しい文字コードに変換されているかを確認す
る。正しい文字コードに変換されていない場合には、す
ぐにその文字を再入力して変換してもよいし、一通りの
文章を書き終えてから、ポインタにより正しく変換され
ていない文字を指定して、その文字だけを再変換しても
良い。
【0145】こうして全ての文章を書き終えたら、次
は、その文章を電子メールとして送信する操作を行う。
【0146】このときに、上述した手書き文字入力ペン
51は、手書き文字の入力を行うためだけのものではな
く、マウスの代りとなるポインタデバイスの機能を果た
すことができるように構成されている。
【0147】すなわち、手書き文字入力ペン51の周面
に設けた上記クリックボタン56を例えばダブルクリッ
クすると、モードが手書き文字入力モードからポインタ
モードに切り替わるようになっている。
【0148】こうしてポインタモードに入ると、上記携
帯型画像表示装置61の表示には、ポインタ66が表示
されて、手書き文字入力ペン51を机上に押し付けて動
かすことにより、該ポインタ66が画面内を移動するよ
うになっている。
【0149】そして、ポインタ66を上記メニュー画像
65a内のメニュー表示の一つと重ね合わせて、クリッ
クボタン56を例えば1回クリックすると、そのメニュ
ーが選択される。
【0150】そこで、上記書き終えた文章を電子メール
として送信する際には、図16(B)に示すような送信
メニューを選択してクリックすることにより、上記図8
に示したような送信回路2fによりメールマネージャに
送信される。
【0151】このような第3の実施形態によれば、上述
の第1,第2の実施形態とほぼ同様の効果を奏するとと
もに、手書き文字の書き順を用いて文字コード変換を行
うために、変換効率がアップするという利点を有してい
る。
【0152】図17は本発明の第4の実施形態を示した
ものであり、電子メール端末を使用する状態を示す斜視
図である。この第4の実施形態において、上述の第1か
ら第3の実施形態と同様である部分については説明を省
略し、主として異なる点についてのみ説明する。
【0153】この実施形態の電子メール端末は、手書き
文字入力手段としてペン型マウス73を備えており、こ
のペン型マウス73は、文字と文字の区切りを示す指示
やメニューを選択する指示を入力するとともにペンの持
ち方向を規定するボタンたるクリックボタン73bを備
えている。
【0154】上記ペン型マウス73は、マウス信号用コ
ード72を介してアンテナ48を備える携帯型画像表示
装置71に接続されている。なお、この実施形態の携帯
型画像表示装置71には上述の実施形態で設けられてい
たようなカメラは設けられていない。
【0155】上記ペン型マウス73は、ペン先端に回転
自在のボール73aが備えられており、使用者はこのペ
ン型マウス73を机などに押し付けながら動かして文字
を書くようになっている。これにより上記ボール73a
が回転し、その回転が電気信号に変換されてマウス信号
用コード72を介して上記携帯型画像表示装置71に伝
送される。
【0156】この携帯型画像表示装置71は、上記ペン
型マウス73からの信号に基づいて上記図8に示したよ
うな文字コード変換部2eにより手書き文字を文字コー
ドに変換するようになっている。このとき、該ペン型マ
ウス73は、手書き文字の書き順に係る情報を入力する
ことができるために、文字コード変換に際しては該書き
順に係る情報を用いて変換を行う。
【0157】このような第4の実施形態によれば、上述
の第3の実施形態とほぼ同様に、手書き文字の書き順を
用いて文字コード変換を行うために、変換効率がアップ
するという利点を有している。また、上述の第1から第
3の実施形態において必要であったカメラが不要となる
ために、携帯型画像表示装置をさらに小型化してコスト
を下げることが可能となる。
【0158】図18,図19は本発明の第5の実施形態
を示したものであり、図18は携帯型画像表示装置を示
す斜視図、図19は携帯型画像表示装置により紙に書い
た手書き文字を読み取る状態を示す斜視図である。この
第5の実施形態において、上述の第1から第4の実施形
態と同様である部分については説明を省略し、主として
異なる点についてのみ説明する。
【0159】この携帯型画像表示装置81は、上記アン
テナ48および接眼窓44を有するとともに、側部に手
書き文字を読み取るためのイメージスキャナ82が組み
込まれている。
【0160】このような携帯型画像表示装置81により
紙に書いた手書き文字を読み取る際には、使用者は、図
19に示すように、イメージスキャナ82の読取面を紙
の文字が書かれた部分に押し付けて、該携帯型画像表示
装置81を手でスライドして移動させる。
【0161】これによりイメージスキャナ82が読み取
った手書き文字は、上記図8に示したような文字コード
変換部2eにより文字コードに変換される。この文字コ
ード変換後の文字列は、上述した第1の実施形態と同様
にして、携帯型画像表示装置81内に表示され、上記接
眼窓44を介して確認することができるようになってい
る。
【0162】このような第5の実施形態によれば、上述
の各実施形態とほぼ同様の効果を奏するとともに、手書
き文字入力ペンなどの付属品が不要であるために、ペン
を紛失して使用不可能になることもない。
【0163】図20は本発明の第6の実施形態を示した
ものであり、(A)使用状態,(B)収納状態における
携帯型画像表示装置をそれぞれ示す斜視図である。この
第6の実施形態において、上述の第1から第5の実施形
態と同様である部分については説明を省略し、主として
異なる点についてのみ説明する。
【0164】この携帯型画像表示装置91は、画像表示
部92と手書き文字入力部93をヒンジ96により回動
可能に連結してなる。
【0165】上記画像表示部92は、内部にバックライ
トと小型画像表示素子たるLCDが組み込まれており、
接眼窓44を介して該LCDの画像を視認することがで
きるようになっている。
【0166】上記手書き文字入力部93は、上記アンテ
ナ48を備えるとともに、ペン97により手書き文字を
入力してその入力された文字軌跡を表示する手書き入力
面94と、この手書き入力面94により入力した手書き
文字を文字コードに変換した後にその文字コードに該当
する文字を表示する文字コード変換後表示部95と、上
記LCDを駆動するLCD駆動回路と、上述した各回路
の制御を行うコントローラ回路とを備えている。
【0167】上記手書き入力面94は、例えば圧力セン
サが平面状に配設されていて、ペン97の当接または押
圧を検出して軌跡の入力を行うようになっている。な
お、静電検出等により、ペン97と手書き入力面94と
が近接するだけで軌跡の入力を行うことができるように
することも可能である。
【0168】上記携帯型画像表示装置91は、収納する
際には、上記接眼窓44と上記手書き入力面94および
文字コード変換後表示部95とを対向させるようにし
て、上記画像表示部92と手書き文字入力部93とを向
かい合わせて上記ヒンジ96により図20(B)に示す
ように折り畳むようになっている。これにより、携帯型
画像表示装置91を使用しないときには、上記接眼窓4
4や手書き入力面94などが損傷を受けるのを防止する
ことができるとともに、サイズを小さくすることができ
て携帯性が高くなる。
【0169】なお、上述では携帯型画像表示装置91
は、画像表示部92と手書き文字入力部93が一体に構
成されていてヒンジ96により回動可能となっていた
が、これに限定されるものではない。例えば、収納時は
これら画像表示部92と手書き文字入力部93が上記接
眼窓44と手書き入力面94とを対向させるようにして
一体的に閉じられ、一方、使用時には画像表示部92と
手書き文字入力部93を別体として取り外すことができ
るようにしても良い。このときには、画像表示部92と
手書き文字入力部93は、コードや無線などにより互い
に情報を交換するようにすれば良く、別体としたため
に、手書き文字を文字コードに変換した後には、その文
字コードに該当する文字を画像表示部92内のLCDに
より確認することができるようになる。この場合には、
上記文字コード変換後表示部95を設ける必要がなくな
ってコストを下げることができるとともに、手書き文字
入力部93を広くとることが可能になる。
【0170】このような第6の実施形態によれば、上述
の第1から第5の実施形態とほぼ同様の効果を奏すると
ともに、手書き文字の認識率が高く、かつ携帯性に富む
という利点を有するものとなる。
【0171】
【発明の効果】以上説明したように請求項1による本発
明の電子メール端末によれば、送信するメールを手書き
文字により入力するようにしたために、従来は必要であ
ったキーボード等が不要となって、使用するに必要とな
るスペースが小さくかつ使い勝手の良いものとなる。ま
た、接眼光学系により画像を拡大して見ることができる
ために、例えば文字数の多い文書を見ることも容易とな
る。
【0172】請求項2による本発明の電子メール端末に
よれば、請求項1に記載の電子メール端末と同様の効果
を奏するとともに、手書き文字入力手段として撮像手段
を用いるために、特殊な手書き入力ペンなどが不要であ
り、通常の筆記用具により書いた手書き文字を入力する
ことができる。
【0173】請求項3による本発明の電子メール端末に
よれば、請求項2に記載の電子メール端末と同様の効果
を奏するとともに、ハーフミラーを用いることにより外
部を容易に観察することができる。また、撮像光学系と
接眼光学系とを同一の構成の光学系としたために、コス
トを削減することができるとともに左右のバランスを良
好に保つことができる。
【0174】請求項4による本発明の電子メール端末に
よれば、請求項2に記載の電子メール端末と同様の効果
を奏するとともに、アイリリーフを所定距離以上確保す
ることにより外部を容易に観察することができる。ま
た、撮像光学系と接眼光学系とを同一の構成の光学系と
したために、コストを削減することができるとともに左
右のバランスを良好に保つことができる。
【0175】請求項5による本発明の電子メール端末に
よれば、請求項2に記載の電子メール端末と同様の効果
を奏するとともに、ハーフミラーを用いることにより外
部を容易に観察することができる。また、同一の光学系
を撮像光学系と接眼光学系を兼ねた兼用光学系としたた
めに、コストを削減することができる。
【0176】請求項6による本発明の電子メール端末に
よれば、請求項1に記載の電子メール端末と同様の効果
を奏するとともに、赤外線発光ペンによる発光軌跡を時
系列的に撮像するために、手書き文字の書き順を入力す
ることが可能となる。
【0177】請求項7による本発明の電子メール端末に
よれば、請求項6に記載の電子メール端末と同様の効果
を奏するとともに、押圧センサをペン先端に設けたこと
により文字に係る有効軌跡と文字に係らない無効軌跡を
効率良く検出することができる。さらに、ボタンを設け
たことにより、文字と文字の区切りを操作性良く指示す
ることができる。
【0178】請求項8による本発明の電子メール端末に
よれば、請求項1に記載の電子メール端末と同様の効果
を奏するとともに、ボタンを設けたことにより、ペンの
持ち方向を常に一定に保つことができるとともに、文字
と文字の区切りを操作性良く指示することができる。
【0179】請求項9による本発明の電子メール端末に
よれば、請求項1に記載の電子メール端末と同様の効果
を奏するとともに、手書き文字入力手段としてイメージ
スキャナを用いるために、特殊な手書き入力ペン等を必
要とせず、通常の筆記用具により簡易に手書き文字を入
力することができる。
【0180】請求項10による本発明の電子メール端末
によれば、請求項1に記載の電子メール端末と同様の効
果を奏するとともに、手書き入力面により押圧点、接触
点、または近接点の位置を検出して手書き文字を入力す
るようにしたために、筆記用具や紙などを別途用意する
必要がない。また、手書き入力面と接眼窓を互いに向か
い合わせた状態で収納するために、使用していないとき
に小型になって携帯性が高まるとともに、手書き入力面
と接眼窓が損傷を受けるのを防止することができる。
【0181】請求項11による本発明の電子メール端末
によれば、請求項1から10の一項に記載の電子メール
端末と同様の効果を奏するとともに、手書き文字を文字
コードに変換するために、データ量を大幅に少なくする
ことができ、メール信号の受信や送信に要する時間を短
縮することも可能になる。
【0182】請求項12による本発明の電子メール端末
によれば、請求項11に記載の電子メール端末と同様の
効果を奏するとともに、手書き文字の書き順に係る情報
を用いて手書き文字から文字コードへの変換を行うため
に、変換効率を向上することができる。こうして、文字
の再入力や再変換を行わなければならない場合が減少し
て、使い勝手が向上する。
【0183】請求項13による本発明の電子メール端末
によれば、請求項1から10の一項に記載の電子メール
端末と同様の効果を奏するとともに、手書き文字のデー
タを画像データとして2値化して圧縮するために、デー
タ量を少なくすることができるとともに、文字コードに
変換する場合のような変換ミスが発生することもない。
【0184】請求項14による本発明の電子メール端末
によれば、請求項1から13の一項に記載の電子メール
端末と同様の効果を奏するとともに、携帯型画像表示装
置を使用者の頭部に装着して用いるものとしたために、
例えば机上などに配設するためのスペースを設ける必要
がなく、また、両手を自由に用いることができるために
手書き文字の入力作業が容易となる。
【0185】請求項15による本発明の電子メール端末
によれば、請求項1から13の一項に記載の電子メール
端末と同様の効果を奏するとともに、携帯型画像表示装
置を使用者が手で保持して用いるものとしたために、例
えば机上などに配設するためのスペースを設ける必要が
なく、頭部に装着して用いるものに比して支持部材を小
型化することができるために携帯性が高くなる。
【0186】請求項16による本発明の電子メール端末
の処理方法によれば、使用するに必要となるスペースが
小さい電子メール端末により使い勝手が良く円滑な処理
を行うことができる。
【0187】請求項17による本発明の媒体によれば、
使用するに必要となるスペースが小さい電子メール端末
により使い勝手が良く円滑な処理を行うことができるプ
ログラムを記録するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の電子メール端末を使
用する様子を示す図。
【図2】上記第1の実施形態のHMDを示す拡大斜視
図。
【図3】上記第1の実施形態において、(A)HMDに
内蔵される光学系の一変形例,(B)同光学系の他の変
形例,(C)HMDの一変形例,(D)HMDの他の変
形例をそれぞれ示す図。
【図4】上記第1の実施形態において、HMDのLCD
に表示される画像の一例を示す図。
【図5】上記第1の実施形態において、HMDの内部に
カメラを組み込むようにした光学系の一例を示す側面
図。
【図6】上記第1の実施形態において、HMDの内部に
カメラを組み込むようにした光学系の他の例を示す側面
図。
【図7】上記第1の実施形態において、HMDの内部に
カメラを組み込むようにした光学系のさらに他の例を示
し、(A)表示時,(B)撮像時を示す側面図。
【図8】上記第1の実施形態の電子メール端末の主とし
て電気的な構成を示すブロック図。
【図9】上記第1の実施形態の電子メール端末の他の例
を示す主として電気的な構成を示すブロック図。
【図10】上記第1の実施形態の電子メール端末が接続
される電子メールネットワークを示す図。
【図11】上記第1の実施形態の電子メール端末の動作
を示すフローチャート。
【図12】本発明の第2の実施形態における携帯型画像
表示装置を使用する状態を示す斜視図。
【図13】上記第2の実施形態の携帯型画像表示装置の
(A)収納状態,(B)使用状態をそれぞれ示す斜視
図。
【図14】本発明の第3の実施形態の手書き文字入力ペ
ンを示す斜視図。
【図15】上記第3の実施形態の電子メール端末を使用
する状態を示す斜視図。
【図16】上記第3の実施形態の携帯型画像表示装置に
おいて、(A)文字入力中,(B)文字入力完了時の各
表示を示す図。
【図17】本発明の第4の実施形態の電子メール端末を
使用する状態を示す斜視図。
【図18】本発明の第5の実施形態の携帯型画像表示装
置を示す斜視図。
【図19】上記第5の実施形態の携帯型画像表示装置に
より紙に書いた手書き文字を読み取る状態を示す斜視
図。
【図20】本発明の第6の実施形態において、(A)使
用状態,(B)収納状態の携帯型画像表示装置をそれぞ
れ示す斜視図。
【符号の説明】
1…電子メール端末 2…コントローラ 2b…受信回路(受信手段) 2c…画像生成部(画像生成手段) 2e…文字コード変換部(データ量圧縮手段) 2f…送信回路(送信手段) 3,15,16…ヘッドマウンテッドディスプレイ(H
MD)(携帯型画像表示装置) 3a,15a,16a…フレーム(支持部) 4…デジタルカメラ(手書き文字入力手段) 4a,45…撮像レンズ(撮像光学系) 12…LCD(小型画像表示素子) 13…プリズム(接眼光学系,撮像光学系,兼用光学
系) 13a…ハーフミラー 31…CCD(撮像手段) 41,61,71,81,91…携帯型画像表示装置 43…接眼プリズム(接眼光学系) 49…ストラップ(支持部) 51…手書き文字入力ペン(赤外線発光ペン) 52…LED発光部(赤外線発光素子) 54…押圧センサ 56,73b…クリックボタン(ボタン) 62…赤外線カメラ 73…ペン型マウス(手書き文字入力手段) 73a…ボール 82…イメージスキャナ 94…手書き入力面
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G06F 3/14 340 G06F 3/14 340A

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的な画像を表示する小型画像表示素
    子と該画像を拡大された虚像として観察可能な接眼光学
    系とを有してなる携帯型画像表示装置と、 メール信号を受信する受信手段と、 上記受信手段が受信したメール信号に基づいて上記小型
    画像表示素子に表示するための画像信号を生成する画像
    生成手段と、 手書き文字を入力する手書き文字入力手段と、 上記手書き文字入力手段から入力した手書き文字のデー
    タ量を圧縮するデータ量圧縮手段と、 上記データ量圧縮手段により圧縮した情報をメール信号
    として送信する送信手段と、 を具備したことを特徴とする電子メール端末。
  2. 【請求項2】 上記手書き文字入力手段は、撮像面上の
    光学的な像情報を電気的なデータに変換し撮像する撮像
    手段と、上記接眼光学系の光軸の虚像方向の物体を上記
    撮像面上に結像する撮像光学系とを有してなり、かつ上
    記撮像手段と上記撮像光学系は上記携帯型画像表示装置
    に配設されており、 上記携帯型画像表示装置は、上記撮像手段が撮像した画
    像を上記小型画像表示素子に表示するものであることを
    特徴とする請求項1に記載の電子メール端末。
  3. 【請求項3】 上記接眼光学系は、ハーフミラーを用い
    ることにより外部を観察可能に構成されており、 上記携帯型画像表示装置は、電子メール端末使用者の左
    (右)眼に対応して上記小型画像表示素子および上記接
    眼光学系を配置して当該小型画像表示素子の画像および
    外部を観察可能とし、更に、電子メール端末使用者の右
    (左)眼に対応して上記撮像光学系および上記撮像手段
    を配置するとともにこの撮像光学系は接眼光学系と同一
    の構成の光学系を方向を変えて配置して、当該撮像手段
    により手書き文字を入力可能であるとともに外部を観察
    可能としたものであることを特徴とする請求項2に記載
    の電子メール端末。
  4. 【請求項4】 上記接眼光学系は、アイリリーフを所定
    距離以上確保することにより眼と接眼光学系との間隙か
    ら外部を観察可能に構成されており、 上記携帯型画像表示装置は、電子メール端末使用者の左
    (右)眼に対応して上記小型画像表示素子および上記接
    眼光学系を配置して当該小型画像表示素子の画像および
    外部を観察可能とし、更に、電子メール端末使用者の右
    (左)眼に対応して上記撮像光学系および上記撮像手段
    を配置するとともにこの撮像光学系は接眼光学系と同一
    の構成の光学系を方向を変えて配置して、当該撮像手段
    により手書き文字を入力可能であるとともに外部を観察
    可能としたものであることを特徴とする請求項2に記載
    の電子メール端末。
  5. 【請求項5】 上記接眼光学系と上記撮像光学系は接眼
    と撮像の2つの機能を有する兼用光学系で構成され、こ
    の兼用光学系は、ハーフミラーを用いることにより外部
    を観察可能であって、かつ所定の軸周りに回動可能に構
    成されており、 上記小型画像表示素子および上記撮像手段は、上記兼用
    光学系を挟んで互いに対向する位置に配置され、当該兼
    用光学系は上記軸周りの一所定位置にあるときに上記小
    型画像表示素子の画像および外部を観察可能とすること
    により接眼光学系として作用し、上記軸周りの他の所定
    位置にあるときに外部を観察可能であるとともに上記撮
    像手段により手書き文字を入力可能とすることにより撮
    像光学系として作用することを特徴とする請求項2に記
    載の電子メール端末。
  6. 【請求項6】 上記手書き文字入力手段は、 文字に係る有効軌跡を示す第1の発光パターンと、文字
    に係らない無効軌跡を示す第2の発光パターンと、文字
    と文字の区切りを示す第3の発光パターンとを発光可能
    な赤外線発光素子がペン先端部に設けられた赤外線発光
    ペンと、 上記接眼光学系の光軸の虚像方向を撮像するように上記
    携帯型画像表示装置に配設されていて、上記赤外線発光
    ペンによる発光軌跡を時系列的に撮像して電気信号に変
    換する赤外線カメラと、 を具備してなることを特徴とする請求項1に記載の電子
    メール端末。
  7. 【請求項7】 上記赤外線発光ペンは、ペン先端が他の
    物体に当接しているか否かを検出するために該ペン先端
    に配設された押圧センサと、上記発光パターンの変更を
    行うボタンとを有し、 上記押圧センサが他の物体との当接を検出した場合に
    は、上記赤外線発光素子は上記第1の発光パターンによ
    り発光し、押圧センサが他の物体との当接を検出しない
    場合には、上記赤外線発光素子は上記第2の発光パター
    ンにより発光し、上記ボタンにより発光パターンの変更
    が指示された場合には、押圧センサの検出結果に関ら
    ず、上記赤外線発光素子は上記第3の発光パターンによ
    り発光することを特徴とする請求項6に記載の電子メー
    ル端末。
  8. 【請求項8】 上記手書き文字入力手段は、ペンの持ち
    方向を規定するとともに文字と文字の区切りを示す指示
    を入力可能なボタンを備えたペン型マウスを有してなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子メール端末。
  9. 【請求項9】 上記手書き文字入力手段は、上記携帯型
    画像表示装置と一体的に構成されたイメージスキャナを
    有してなることを特徴とする請求項1に記載の電子メー
    ル端末。
  10. 【請求項10】 上記手書き文字入力手段は、押圧点、
    接触点、または近接点の位置を検出するための手書き入
    力面を有し、 該手書き文字入力手段は、その手書き入力面を上記接眼
    光学系の接眼窓と互いに向かい合わせた状態で、上記携
    帯型画像表示装置と一体的に収納するものであることを
    特徴とする請求項1に記載の電子メール端末。
  11. 【請求項11】 上記データ量圧縮手段は、手書き文字
    を文字コードに変換する文字コード変換手段を有してな
    り、上記携帯型画像表示装置は上記小型画像表示素子に
    この文字コードに該当する文字を表示するものであるこ
    とを特徴とする請求項1から10の一項に記載の電子メ
    ール端末。
  12. 【請求項12】 上記文字コード変換手段は、手書き文
    字の書き順に係る情報を用いて、手書き文字から文字コ
    ードへの変換を行うことが可能であることを特徴とする
    請求項11に記載の電子メール端末。
  13. 【請求項13】 上記データ量圧縮手段は、入力された
    手書き文字のデータを画像データとして2値化する2値
    化手段と、2値化された画像データを圧縮する画像圧縮
    手段とを有してなることを特徴とする請求項1から10
    の一項に記載の電子メール端末。
  14. 【請求項14】 上記携帯型画像表示装置は、使用者の
    頭部に装着して用いるタイプのものであって、当該携帯
    型画像表示装置を使用者の頭部に固定するための支持部
    を有していることを特徴とする請求項1から13の一項
    に記載の電子メール端末。
  15. 【請求項15】 上記携帯型画像表示装置は、使用者が
    手で保持して用いるタイプのものであって、当該携帯型
    画像表示装置を使用者の手に固定するための支持部を有
    していることを特徴とする請求項1から13の一項に記
    載の電子メール端末。
  16. 【請求項16】 メールマネージャからネットワークを
    介してメール信号を受信するステップと、 上記受信したメール信号に基づいて画像信号を生成する
    ステップと、 上記画像信号に基づいて、小型画像表示素子に、拡大さ
    れた虚像として観察するための光学的な画像を表示させ
    るステップと、 手書き文字を入力するステップと、 上記入力した手書き文字のデータ量を圧縮するステップ
    と、 上記圧縮した手書き文字の情報をメール信号として上記
    メールマネージャにネットワークを介して送信するステ
    ップと、 を具備したことを特徴とする電子メール端末の処理方
    法。
  17. 【請求項17】 コンピュータを、 メールマネージャからネットワークを介してメール信号
    を受信する手段と、 上記受信したメール信号に基づいて画像信号を生成する
    手段と、 上記画像信号に基づいて、小型画像表示素子に、拡大さ
    れた虚像として観察するための光学的な画像を表示させ
    る手段と、 手書き文字を入力する手段と、 上記入力した手書き文字のデータ量を圧縮する手段と、 上記圧縮した手書き文字の情報をメール信号として上記
    メールマネージャにネットワークを介して送信する手段
    として機能させるためのプログラムを記録した媒体。
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