JPH10123923A - 遠隔型集合教育支援システム - Google Patents

遠隔型集合教育支援システム

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JPH10123923A
JPH10123923A JP27325696A JP27325696A JPH10123923A JP H10123923 A JPH10123923 A JP H10123923A JP 27325696 A JP27325696 A JP 27325696A JP 27325696 A JP27325696 A JP 27325696A JP H10123923 A JPH10123923 A JP H10123923A
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JP
Japan
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teacher
student
terminal
students
application
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Application number
JP27325696A
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English (en)
Inventor
Shigeo Sumino
重雄 炭野
Masaru Oki
優 大木
Taro Ishikawa
太郎 石川
Hitoshi Yamadera
仁 山寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】教師と生徒および生徒同士の共同作業が行え、
教師は生徒の操作状況・様子・理解状況を把握しやす
く、生徒は自分の要求を教師に伝達しやすい教育支援シ
ステムを提供する。 【解決手段】教師用端末180で表示用端末170,1
71,教師用端末180,生徒用端末190,191間のア
プリケーション共有を集中制御し、使用目的や講義形態
に応じて共有を変更可能とし、教師用端末180に演習
問題を配布,集計,表示するインタフェースを設け、か
つ、生徒用端末で稼働しているアプリ名,生徒要求,生
徒映像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遠隔講義支援システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】遠隔地間を通信して行われる講義は遠隔
教育もしくは遠隔講義と呼ばれている。従来、遠隔教育
は人工衛星を使って映像と音声を伝送して行われてき
た。しかしコンピュータの普及によって電子的なデータ
が日常的に用いられるようになるに従って、映像,音声
に加えてデータの送受信も可能なシステムが提案されて
いる。
【0003】画像ラボ1994年3月号,pp.63−
66に記載の「OHPをモデル化し動画と共有ウインド
ウを利用する双方向遠隔プレゼンテーションシステム」
(従来例1)では、映像と音声に加え、電子資料を遠隔
地間で共有する方式を提案している。
【0004】情報処理学会研究報告コンピュータと教育
研究会32−2(1994年)に記載の「Xウインドウ
シスステムを用いた教育支援システム」(従来例2)で
は、ネットワーク上で多人数の受講者がウインドウを同
時に共有するシステムを提案している。
【0005】電子情報通信学会教育工学研究会ET95
−17(1995年)に記載の「グローバル教育システム
−インターネットを利用した教育システム−」(従来例
3)では、インターネット上のマルチメディア分散デー
タベースシステムであるWorldWide Web(以降、WWW
と略記する)を利用したCAIシステムを提案してい
る。
【0006】電子情報通信学会教育工学研究会ET95
−38(1995年)に記載の「ネットワーク環境での
維持・管理の容易な教育支援システムの構築」(従来例
4)では、講義外で教師と生徒の間でやりとりされるレ
ポートの提出・採点,質疑応答を電子メールとWWWを
使って支援する方式を提案している。
【0007】電子情報通信学会教育工学研究会ET95
−76(1995年)に記載の「ネットワークを用いた
講義支援システムの運用」(従来例5)では、講義外で
教師と生徒の間でやりとりされる質疑応答などを電子メ
ールとWWWなどで支援する方式、および、WWWによ
るアンケートの自動集計について提案している。
【0008】情報処理学会研究報告グループウェア研究
会15−8(1996年)に記載の「教育用プラットフ
ォームDEMPO IIの評価と改良」(従来例6)で
は、遠隔地間で映像,音声を送受信し、コンピュータ上
に構築した共有黒板でデータを共有するシステムを提案
している。
【0009】情報処理学会第52回(平成8年前期)全
国大会予稿集5X−6に記載の「聴講者の主体的参加を
支援する遠隔プレゼンテーションシステムの試作」(従
来例7)では、全景撮影用の固定カメラ1台と講演者撮
影用の可動カメラ2台を用いたシステムを提案してい
る。
【0010】情報処理学会研究報告コンピュータと教育
研究会40−1(1996年)に記載の「遠隔教育シス
テムVIEW Classroom における抽象化した学生反応
の収集機能」(従来例8)では、遠隔講義の最中の生徒
の反応を抽象化して収集し、生徒の状態を把握する方式
を提案している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来例1では、1対1
で通信している二つの遠隔地に各々パソコンが設置され
ており電子資料を共有可能であるが、操作可能なパソコ
ンが2台であるため、講義を受けている複数人の生徒そ
れぞれが自由に操作することはできず、教師と生徒が資
料を共有しているとは言い難い。また、生徒から教師に
対して意思表示する手段がない。
【0012】従来例2では、教師と複数の生徒がウイン
ドウを共有可能であるが、テキストウインドウ(UNI
X上で動作するkterm と呼ばれるターミナルソフト)の
みの共有であり、汎用のアプリケーション・ソフトの共
有は行えない。また、生徒から教師に対してメッセージ
を伝達可能であるが、項目が質問のみであるのできめ細
かい要求は伝達不可能である。また、遠隔地との通信は
考慮されていない。
【0013】従来例3では、個々の生徒がWWWにアク
セスして学習可能であるが、教師と生徒との協調作業、
および、教育効率を上げるのに有効と言われているグル
ープ学習、すなわち、複数の生徒の協調学習の支援は考
慮されておらず、従ってアプリケーション・ソフトの共
有機能はない。
【0014】従来例4では、WWWと電子メールを用い
て生徒から教師への質問,レポート提出は可能である
が、リアルタイムで教師と生徒がアプリケーション・ソ
フトを共有しながら質疑応答することはできない。ま
た、複数の生徒の協調学習についても考慮されていな
い。
【0015】従来例5では、WWWと電子メールを用い
て生徒と教師とでやりとりされた質問応答を集計してQ
&A集を作成可能であり、また、講義のアンケートを採
ることができるが、リアルタイムで教師と生徒がアプリ
ケーション・ソフトを共有しながら質疑応答することは
できない。
【0016】従来例6では、教師と生徒のリアルタイム
のコミュニケーションを支援可能であるが、教師は生徒
の操作状況を把握することはできず、映像のみからその
状況を想像するしかない。また、全ての生徒と資料を共
有してしまうので、特定の生徒と個別にコミュニケーシ
ョンする手段がない。
【0017】従来例7では、生徒がカメラを遠隔操作可
能なので、その生徒が望む的確な教師の映像を獲得可能
であるが、教師からは生徒の操作状態を把握不可能であ
る。また、生徒から教師に対して要求がある場合は音声
のみの伝達に留まる。
【0018】従来例8では、教師と生徒のリアルタイム
のコミュニケーションを支援可能であるが、教師と生徒
との協調作業にのみ着目しており、教育効率を上げるの
に有効と言われているグループ学習、すなわち、複数の
生徒の協調学習の支援はしていない。また、教師の映像
の撮影方法、および、表示方法については考慮されてい
ない。
【0019】本発明の目的は、大画面表示装置を黒板に
見立て、上記大画面表示装置上に表示した教師が操作す
るアプリケーション・ソフトと各生徒が操作している端
末上のアプリケーション・ソフトとを動的に共有可能と
し、教師と生徒の共同作業、更には生徒と生徒の共同作
業を支援する遠隔型集合教育支援システムを提供するこ
とにある。
【0020】本発明の他の目的は、表示用の端末,教師
用の端末,生徒用の端末など端末の役割を明確に分離し
て、目的に応じて各々の端末間の連携を変更することに
より、教師と生徒との協調作業を他の生徒に見られなが
ら行うか、他の生徒に見られずに行うか選択可能な遠隔
型集合教育支援システムを提供することにある。
【0021】本発明の他の目的は、演習問題を配布,生
徒が記入した結果を集計し、表示するインタフェースを
設けることによって、講義を進める上で重要な要素であ
る生徒の理解状況を教師に容易に把握可能とさせる遠隔
型集合教育支援システムを提供することにある。
【0022】また、本発明の他の目的は、生徒が端末で
操作しているアプリケーション・ソフト名,生徒からの
要求、および、生徒の映像を教師に常に把握可能とさせ
る遠隔型集合教育支援システムを提供することにある。
【0023】また、本発明の他の目的は、生徒の端末に
教師への要求伝達用のインタフェースを具備することに
よって、生徒に随時自分の要求を教師に伝達可能とさせ
る遠隔型集合教育支援システムを提供することにある。
【0024】また、本発明の他の目的は、パンとズーム
を適度に折り混ぜたカメラワークで教師の映像を獲得し
て、遠隔地にいる生徒に飽きさせない教師の映像を表示
可能な遠隔型集合教育支援システムを提供することにあ
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の遠隔型集合教育支援システムは、複数の教
室間で映像・音声・データを送受信して行う遠隔講義シ
ステムで、教師の操作するアプリケーション・ソフトと
生徒の操作するアプリケーション・ソフト、もしくは、
複数の生徒の操作するアプリケーション・ソフトを共有
させる手段と、上記アプリケーション・ソフトの共有を
教師の操作する端末から集中制御する手段と、教師の操
作する端末から生徒の操作する端末に演習問題を配布す
る手段と、生徒の記入した演習問題の結果を集計する手
段と、上記集計結果を表示する手段と、生徒の操作する
端末上で稼働しているアプリケーション・ソフト名を教
師の操作する端末に送信する手段と、生徒が自分が操作
する端末から教師の操作する端末に要求を送信する手段
と、教師の映像を獲得する手段と、上記教師の映像を的
確に獲得するために制御する手段と、生徒の映像を獲得
する手段と、上記生徒の映像を的確に獲得するために制
御する手段と、上記教師の映像と生徒の映像を表示する
手段と、複数の教室間で共有しているデータを表示する
手段と、音声を獲得し、再生する手段と、複数の教室間
で映像・音声・データを送受信する手段とからなる。
【0026】上記構成の遠隔型集合教育支援システム
は、大画面表示装置を黒板に見立て、上記大画面表示装
置上に表示した教師が操作するアプリケーション・ソフ
トと各生徒が操作している端末上のアプリケーション・
ソフトとを動的に共有可能とする。
【0027】上記構成の遠隔型集合教育支援システム
は、表示用の端末,教師用の端末,生徒用の端末など端
末の役割を明確に分離して、使用目的や講義形態に応じ
て各々の端末間の連携を変更可能とする。
【0028】上記構成の遠隔型集合教育支援システム
は、演習問題を配布、生徒が記入した結果を集計し、表
示するインタフェースを設ける。
【0029】上記構成の遠隔型集合教育支援システム
は、生徒が端末で操作しているアプリケーション・ソフ
ト名,生徒からの要求、および、生徒の映像を教師の操
作する端末に表示する。
【0030】上記構成の遠隔型集合教育支援システム
は、生徒の端末に教師への要求伝達用のインタフェース
を具備する。
【0031】上記構成の遠隔型集合教育支援システム
は、パンとズームを適度に折り混ぜたカメラワークで教
師の映像を獲得し、遠隔地にいる生徒に表示する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の遠隔型
集合教育支援システムの一実施例を詳細に説明する。
【0033】図1は、本発明の遠隔型集合教育支援シス
テムの一実施例における機器構成を示すブロック図であ
る。
【0034】100は講義を行う教師と数人の生徒がい
るサイトである教師サイト、101は生徒のみがいるサ
イトである生徒サイト、110は教師サイト100にい
る生徒を撮影するための生徒撮影用カメラ、111は生
徒サイト101にいる生徒を撮影するための生徒撮影用
カメラ、112は教師サイト100にいる教師を撮影す
るための教師撮影用カメラ、120,121は各々教師
サイト100,生徒サイト101の音声を獲得するため
のマイク、122,123は各々教師サイト100,生
徒サイト101で対向サイトの音声を再生するためのス
ピーカ、130は生徒撮影用カメラ110,教師撮影用カ
メラ112,生徒サイト101から送られてきた映像の
3種類の映像を、教師用モニタ140,大画面表示装置
150,生徒サイト101のどれに送るかを切り替える
ための映像切り替え装置、140は教師が主に生徒サイト
101の生徒の映像を見るための教師用モニタ、15
0,151は各々教師サイト100,生徒サイト101
で対向サイトおよび自サイトの映像を表示するための大
画面表示装置、152,153は各々教師サイト10
0,生徒サイト101で、対向のサイトと情報を共有す
るために表示用端末170,171で生成した映像を表
示するための大画面表示装置、160,161は各々教
師サイト100,生徒サイト101で、対向のサイトと
映像・音声・データを送受信するためのコーデック装
置、170,171は各々教師サイト100,生徒サイト1
01で、大画面表示装置152,153に表示する映像
を生成するための表示用端末、180は本発明の教師と
生徒との協調作業を支援するための教師用プログラムが
動作する教師用端末、190,191は各々教師サイト
100,生徒サイト101で生徒が操作する生徒用端末
である。
【0035】生徒サイト101には、便宜上教師はおら
ず生徒のみと仮定したが、教師がいても構わない。ま
た、生徒撮影用カメラ110,111は二つ、教師撮影
用カメラ112は一つに限定されるものではない。
【0036】図2は、本発明の遠隔型集合教育支援シス
テムの一実施例におけるシステム概観図である。
【0037】200は教師サイト100と生徒サイト1
01で遠隔講義を行う教師、210は教師サイト100
にいる生徒、220は生徒サイト101にいる生徒であ
る。
【0038】教師200は教師サイト100で、表示用
端末170で生成した映像や教育コンテンツを大画面表
示装置152に表示し、表示用端末170を操作しなが
ら生徒210に対して講義を行う。教師サイト100に
ある表示用端末170は生徒サイト101の表示用端末
171と連携しており、表示用端末171の映像を大画
面表示装置153に表示することで、生徒サイト101
にいる生徒220も教師サイト101で行われている講
義と同等のものを受けることができる。
【0039】生徒サイト101に設置された大画面表示
装置151には、教師サイト100に設置された教師撮
影用カメラ112で撮影された教師200の映像が表示
されるので、生徒サイト101にいる生徒220は、大
画面表示装置151に等身大に映し出された教師200
の映像と表示用端末171で生成された教育コンテンツ
を同時に見ることができ、遠隔地にいるという違和感な
く講義を受けることができる。
【0040】また、教師200は、教師サイト100に
いる生徒210、および、生徒サイト101にいる生徒
220の様子を教師用端末180に表示されたアイコン
を操作することによって簡単に教師用モニタ140に表
示することが出来るので、複雑な操作に煩わされること
なく、講義中の生徒210,220の様子を見ることが
できる。
【0041】更に、生徒210,220は手元に各人が
自由に操作可能な生徒用端末190,191を持ってお
り、上記端末で稼働する本発明の生徒用プログラムを用
いて教師200に随時自分の要求を伝達することができ
る。一方、教師200は生徒210,220の要求を教
師用端末180に表示した座席表を模擬したアイコンで
見ることができるので、一見して生徒210,220の
要求を把握可能となる。
【0042】生徒210,220から質問などがあった
場合、教師200は教師用端末180を操作することに
よって、任意の生徒用端末190,191と教師用端末
180,表示用端末170,171の間でアプリケーシ
ョン共有を行うことができる。このアプリケーション共
有によって、生徒210,220と教師200が同一の
データに対して共同して作業を行うことができる。
【0043】ここで、アプリケーション共有とは、ネッ
トワークで接続された複数台の端末で、ある一つの端末
上で稼働しているアプリケーションプログラムに対して
他の端末からも同様の入力操作が行えることを指す。な
お、アプリケーションプログラムが稼働している端末を
サーバ端末、上記端末と接続しており同様な操作が行え
る端末をクライアント端末と呼ぶ。
【0044】また、表示用端末170,171と生徒用
端末190,191の任意の端末の間でアプリケーショ
ン共有を行うことで、生徒210,220は着席したま
ま、大画面表示装置152,153に表示したアプリケ
ーションプログラムに操作可能となる。
【0045】この構成により、本発明の遠隔型集合教育
支援システムは、大画面表示装置152,153に教師
200の好みのアプリケーション・ソフトを表示しなが
ら講義を行うことができるので、現状の教室の形態を保
持したまま、様々なマルチメディアデータを用いて理解
しやすい講義を行うことができる。
【0046】また、大画面表示装置152,153上に
表示した表示用端末170,171上で稼働しているア
プリケーション・ソフトと生徒用端末190,191上
のアプリケーション・ソフトとを教師用端末180から
制御することによって共有することができるので、生徒
210,220は着席したまま大画面表示装置152,
153上に表示したアプリケーション・ソフトを操作で
き、教師200と生徒210,220の協調作業も行う
ことができる。
【0047】教師用端末180を操作することにより、
生徒用端末190,191間でもアプリケーション・ソ
フトを共有できるので、グループ学習の一環として複数
人の生徒210,220が同一の資料を協力して作成す
ることもできる。
【0048】更に、資料を作成した生徒用端末190,
191と表示用端末170,171間でアプリケーショ
ン・ソフトの共有を行うことで、生徒210,220は
着席したまま、大画面表示装置152,153に表示し
たアプリケーションを操作してプレゼンテーションを行
うことができる。
【0049】このように、表示用端末170,171,
教師用端末180,生徒用端末190,191と端末の役割
を明確に分離して、教師200が使用目的や講義形態に
応じて各々の端末間の連携を使い分けることにより、教
師200と生徒210,220との協調作業を他の生徒2
10,220に見られながら行うか、他の生徒210,
220に見られずに行うか選択できる。
【0050】教師撮影用カメラ112をパンとズームを
適度に折り混ぜたカメラワークで制御して教師200の
映像を獲得することによって、遠隔地にいる生徒220
に飽きさせない教師200の映像を表示できる。
【0051】図3は、本発明の遠隔型集合教育支援シス
テムの一実施例における教師用端末180の構成を示す
ブロック図である。
【0052】300は本発明の遠隔型集合教育支援シス
テムの教師用プログラムを記憶するための主記憶装置、
320は本発明の遠隔型集合教育支援システムの教師用
プログラムを記憶するための補助記憶装置、340は教
師200に情報を提示するための表示装置、350は本
発明の遠隔型集合教育支援システムの教師用プログラム
を実行するための中央処理装置、360は教師200が
教師用端末180に対して操作を行うための入力装置で
ある。
【0053】主記憶装置300は、教師200が講義を
進めるために用いる任意のアプリケーションプログラム
を記憶するための汎用アプリケーションプログラム記憶
領域301,本発明の表示用端末170,171,教師
用端末180,生徒用端末190,191間でアプリケ
ーション共有を行うためのミドルウェアソフトを記憶す
るためのアプリケーション共有プログラム記憶領域30
2,本発明の教師用プログラムを記憶するための教師用
プログラム記憶領域303,生徒210,220の情報
を記憶するための生徒情報記憶領域304,教師200
が使用する講義資料を記憶するための講義資料記憶領域
305,教師200が配布する演習問題を記憶するため
の演習問題記憶領域306,教師200が配布する宿題
を記憶するための宿題記憶領域307,生徒撮影用カメ
ラ110,111,教師撮影用カメラ112の制御情報
を記憶するためのカメラ制御情報記憶領域308,教師
200が教師用端末180を操作して生徒用端末19
0,191に演習問題を配布するためのプログラムを記
憶するためのデータ配送プログラム記憶領域309,データ
配送プログラムを用いて配布した演習問題の回答を集計
処理するためのプログラムを記憶するための集計処理プ
ログラム記憶領域310を有する。
【0054】汎用アプリケーションプログラム記憶領域
301に記憶される汎用アプリケーションプログラムと
は、例えばプレゼンテーションソフト,表計算ソフト,
ワープロソフト,アニメーションソフトを指す。また、
データ配送プログラム記憶領域309に記憶されるデー
タ配送プログラムとは、例えばWWWのサーバプログラ
ム,集計処理プログラム記憶領域310に記憶される集
計処理プログラムとは、例えばCGIスクリプトであ
る。ここで、WWWのサーバについては、ローラ・リメ
イ著,武舎広幸他訳「HTML入門 WWWページの作
成と公開」プレンティスホール社(参考文献1)など、
CGIスクリプトについては、ローラ・リメイ著,武舎
広幸他訳「続・HTML入門 新機能,CGI,Web
の進化」プレンティスホール社(参考文献2)などに示
されている。但し、データ配送プログラムはWWWのサ
ーバプログラムに、集計処理プログラムはCGIスクリ
プトに限定されるものではない。
【0055】補助記憶装置320は、教師200が講義
を進めるために用いる任意のアプリケーションプログラ
ムを記憶するための汎用アプリケーションプログラム記
憶領域321,本発明の表示用端末170,171,教
師用端末180,生徒用端末190,191間でアプリ
ケーション共有を行うためのミドルウェアソフトを記憶
するためのアプリケーション共有プログラム記憶領域3
22,本発明の教師用プログラムを記憶するための教師
用プログラム記憶領域323,生徒210,220の出
欠情報を記憶するための生徒出欠データ記憶領域32
4,教師200が使用する講義資料を記憶するための講
義資料記憶領域325,教師200が配布する演習問題
を記憶するための演習問題記憶領域326,教師200
が配布する宿題を記憶するための宿題記憶領域327,
生徒撮影用カメラ110,111,教師撮影用カメラ1
12の制御情報を記憶するためのカメラ制御情報記憶領
域328,教師200が教師用端末180を操作して生
徒用端末190,191に演習問題を配布するためのプ
ログラムを記憶するためのデータ配送プログラム記憶領
域329,データ配送プログラムを用いて配布した演習
問題の回答を集計処理するためのプログラムを記憶する
ための集計処理プログラム記憶領域330を有する。
【0056】中央処理装置350は、アプリケーション
共有を行うためのミドルウェアソフトであるアプリケー
ション共有プログラムを補助記憶装置320内のアプリ
ケーション共有プログラム記憶領域322から主記憶装
置300内のアプリケーション共有プログラム記憶領域
302にロード、本発明の教師用プログラムを補助記憶
装置320内の教師用プログラム記憶領域323から主
記憶装置300内の教師用プログラム記憶領域303に
ロードし、図7で詳細を示す制御用インタフェースを表
示する。また、教師200,生徒210,220を的確
に撮影するためのカメラ制御情報を補助記憶装置320
内のカメラ制御情報記憶領域328から主記憶装置30
0内のカメラ制御情報記憶領域308にロードして、初
期化を行う。更に、本発明の遠隔型集合教育支援システ
ムで演習の配布のデータ配送プログラムを補助記憶装置
320内のデータ配送プログラム記憶領域329から主
記憶装置300内のデータ配送プログラムをデータ配送
プログラム記憶領域309にロードする。但し、この処
理は教師用端末180が立ち上がった時点で行っても良
い。
【0057】補助記憶装置320内の汎用アプリケーシ
ョンプログラム記憶領域321に記憶された汎用アプリ
ケーションは、教師200が起動したとき随時、主記憶
装置300内の汎用アプリケーションプログラム記憶領
域301にロードされて使用される。補助記憶装置32
0内の講義資料記憶領域325,演習問題記憶領域32
6、および、宿題記憶領域327に各々記憶されている
講義資料,演習問題,宿題も利用される時点で随時主記
憶装置300内の講義資料記憶領域305,演習問題記
憶領域306、および、宿題記憶領域307にロードさ
れる。中央処理装置350における処理は図17,図1
8,図19を用いて詳細に説明する。
【0058】このような構成により、教師用端末180
で稼働する教師用プログラムによって、表示用端末17
0,171,生徒用端末190,191を集中管理して
アプリケーション共有を制御することで、大画面表示装
置152,153上に表示した表示用端末170,17
1上のアプリケーション・ソフトと生徒用端末190,
191上のアプリケーション・ソフトとを共有すること
ができるので、生徒210,220は着席したまま大画
面表示装置170,171上に表示したアプリケーショ
ン・ソフトを操作でき、また、教師200と生徒21
0,220の協調作業も行うことができる。
【0059】また、教師用端末180を操作することに
より、生徒用端末190,191間でもアプリケーショ
ン・ソフトを共有できるので、グループ学習の一環とし
て複数人の生徒210,220が同一の資料を協力して
作成することができる。
【0060】更に、資料を作成した生徒用端末190,
191と表示用端末170,171間でアプリケーショ
ン・ソフトの共有を行うことで、生徒210,220は
着席したまま、大画面表示装置152,153に表示し
たアプリケーションを操作してプレゼンテーションを行
うことができる。
【0061】このように、表示用端末170,171,
教師用端末180,生徒用端末190,191など端末の役
割を明確に分離して、教師200が使用目的や講義形態
に応じて各々の端末間の連携を使い分けることにより、
教師200と生徒210,220との協調作業を他の生
徒210,220に見られながら行うか、他の生徒21
0,220に見られずに行うか選択できる。
【0062】演習問題を配布、生徒210,220が記
入した結果を集計し、表示するインタフェースを具備す
ることによって、演習問題の結果をリアルタイムで見る
ことができるので、教師200は生徒210,220の
理解状況を把握しながら講義を行うことができる。
【0063】更に、生徒210,220が生徒用端末1
90,191で操作しているアプリケーション・ソフト
名、および、生徒210,220からの要求を教師用端
末180に表示し、かつ、生徒撮影用カメラ110,1
11を制御して得られた生徒210,220の映像を教
師用モニタ140に表示することによって、教師200
は生徒210,220の状況を常に把握しながら講義を
行うことができる。
【0064】教師用端末180によって教師撮影用カメ
ラ112をパンとズームを適度に折り混ぜたカメラワー
クで制御して教師200の映像を獲得することによっ
て、遠隔地にいる生徒220に飽きさせない教師200
の映像を表示できる。
【0065】図4は、本発明の遠隔型集合教育支援シス
テムの一実施例における生徒用端末190,191の詳
細なブロック図である。
【0066】400は本発明の遠隔型集合教育支援シス
テムの生徒用プログラムを記憶するための主記憶装置、
410は本発明の遠隔型集合教育支援システムの生徒用
プログラムを記憶するための補助記憶装置、420は生
徒210,220に情報を提示するための表示装置、4
30は本発明の遠隔型集合教育支援システムの生徒用プ
ログラムを実行するための中央処理装置、440は生徒
210,220が生徒用端末190,191に対して操
作を行うための入力装置である。
【0067】主記憶装置400は、生徒210,220
が講義の最中に独自で操作して講義資料を閲覧するため
に用いる任意のアプリケーションプログラムを記憶する
ための汎用アプリケーションプログラム記憶領域40
1,本発明の表示用端末170,171,教師用端末1
80,生徒用端末190,191間でアプリケーション
共有を行うためのミドルウェアソフトを記憶するための
アプリケーション共有プログラム記憶領域402,本発
明の生徒用プログラムを記憶するための生徒用プログラ
ム記憶領域403,生徒210,220の情報を記憶す
るための生徒情報記憶領域404,教師200が使用す
る講義資料を記憶するための講義資料記憶領域405,
教師200が配布した演習問題を記憶するための演習問
題記憶領域406,教師200が配布した宿題を記憶す
るための宿題記憶領域407,生徒210,220が自
分独自のデータを保存しておくためのユーザデータ記憶
領域408を有する。
【0068】補助記憶装置410は、生徒210,22
0が講義の最中に独自で操作して講義資料を閲覧するた
めに用いる任意のアプリケーションプログラムを記憶す
るための汎用アプリケーションプログラム記憶領域41
1,本発明の表示用端末170,171,教師用端末18
0,生徒用端末190,191間でアプリケーション共
有を行うためのミドルウェアソフトを記憶するためのア
プリケーション共有プログラム記憶領域412,本発明
の生徒用プログラムを記憶するための生徒用プログラム
記憶領域413,教師200が使用する講義資料を記憶
するための講義資料記憶領域414,教師200が配布
した演習問題を記憶するための演習問題記憶領域41
5,教師200が配布した宿題を記憶するための宿題記
憶領域416,生徒210,220が自分独自のデータ
を保存しておくためのユーザデータ記憶領域417を有
する。
【0069】中央処理装置430は、アプリケーション
共有を行うためのミドルウェアソフトであるアプリケー
ション共有プログラムを補助記憶装置410内のアプリ
ケーション共有プログラム記憶領域412から主記憶装
置400内のアプリケーション共有プログラム記憶領域
402にロード、本発明の生徒用プログラムを補助記憶
装置410内の生徒用プログラム記憶領域413から主
記憶装置400内の生徒用プログラム記憶領域403に
ロードし、図14で詳細を示す意思伝達用インタフェー
スを表示する。中央処理装置430における処理は図2
0を用いて詳細に説明する。
【0070】このような構成により、教師用端末180
で稼働する教師用プログラムによって、表示用端末17
0,171,生徒用端末190,191を集中管理して
アプリケーション共有を制御することで、大画面表示装
置152,153上に表示した表示用端末170,17
1上のアプリケーション・ソフトと生徒用端末190,
191上のアプリケーション・ソフトとを共有すること
ができるので、生徒210,220は着席したまま大画
面表示装置170,171上に表示したアプリケーショ
ン・ソフトを操作でき、また、教師200と生徒21
0,220の協調作業も行うことができる。
【0071】また、教師用端末180を操作することに
より、生徒用端末190,191間でもアプリケーショ
ン・ソフトを共有できるので、グループ学習の一環とし
て複数人の生徒210,220が同一の資料を協力して
作成することができる。
【0072】更に、資料を作成した生徒用端末190,
191と表示用端末170,171間でアプリケーショ
ン・ソフトの共有を行うことで、生徒210,220は
着席したまま、大画面表示装置152,153に表示し
たアプリケーションを操作してプレゼンテーションを行
うことができる。
【0073】このように、表示用端末170,171,
教師用端末180,生徒用端末190,191など端末の役
割を明確に分離して、教師200が使用目的や講義形態
に応じて各々の端末間の連携を使い分けることにより、
教師200と生徒210,220との協調作業を他の生
徒210,220に見られながら行うか、他の生徒21
0,220に見られずに行うか選択できる。
【0074】生徒用端末190,191に教師200へ
の要求伝達用のインタフェースを具備することによっ
て、生徒210,220は簡単な操作で自分の要求を随
時教師200に伝達できる。
【0075】図5は、本発明の遠隔型集合教育支援シス
テムの一実施例における表示用端末170,171のブ
ロック図である。
【0076】500は本発明の遠隔型集合教育支援シス
テムの表示用プログラムを記憶するための主記憶装置、
510は本発明の遠隔型集合教育支援システムの表示用
プログラムを記憶するための補助記憶装置、520は大
画面表示装置152,153に映像を提供し、かつ、教
師200に情報を提示するための表示装置、530は本
発明の遠隔型集合教育支援システムの表示用プログラム
を実行するための中央処理装置、540は教師200が
表示用端末170,171に対して操作を行うための入
力装置である。
【0077】主記憶装置500は、教師200が講義を
進めるために用いる任意のアプリケーションプログラム
を記憶するための汎用アプリケーションプログラム記憶
領域501,本発明の表示用端末170,171,教師
用端末180,生徒用端末190,191間でアプリケ
ーション共有を行うためのミドルウェアソフトを記憶す
るためのアプリケーション共有プログラム記憶領域50
2,本発明の表示用プログラムを記憶するための表示用
プログラム記憶領域503,教師200が使用する講義
資料を記憶するための講義資料記憶領域504,教師2
00が配布する演習問題を記憶するための演習問題記憶
領域505,教師200が配布する宿題を記憶するため
の宿題記憶領域506を有する。
【0078】補助記憶装置510は、教師200が講義
を進めるために用いる任意のアプリケーションプログラ
ムを記憶するための汎用アプリケーションプログラム記
憶領域511,本発明の表示用端末170,171,教
師用端末180,生徒用端末190,191間でアプリ
ケーション共有を行うためのミドルウェアソフトを記憶
するためのアプリケーション共有プログラム記憶領域5
12,本発明の表示用プログラムを記憶するための表示
用プログラム記憶領域513,教師200が使用する講
義資料を記憶するための講義資料記憶領域514,教師
200が配布する演習問題を記憶するための演習問題記
憶領域515,教師200が配布する宿題を記憶するた
めの宿題記憶領域516を有する。
【0079】中央処理装置530は、アプリケーション
共有を行うためのミドルウェアソフトであるアプリケー
ション共有プログラムを補助記憶装置510内のアプリ
ケーション共有プログラム記憶領域512から主記憶装
置500内のアプリケーション共有プログラム記憶領域
502にロード、本発明の表示用プログラムを補助記憶
装置510内の生徒用プログラム記憶領域513から主
記憶装置500内の生徒用プログラム記憶領域503に
ロードする。中央処理装置530における処理は図21
を用いて詳細に説明する。
【0080】本発明の遠隔型集合教育支援システムは、
大画面表示装置152,153に教師200の好みのア
プリケーション・ソフトを表示しながら講義を行うこと
ができるので、現状の教室の形態を保持したまま、様々
なマルチメディアデータを用いて理解しやすい講義を行
うことができる。
【0081】また、大画面表示装置152,153上に
表示した表示用端末170,171上で稼働しているア
プリケーション・ソフトと生徒用端末190,191上
のアプリケーション・ソフトとを教師用端末180から
制御することによって共有することができるので、生徒
210,220は着席したまま大画面表示装置152,
153上に表示したアプリケーション・ソフトを操作で
き、教師200と生徒210,220の協調作業も行う
ことができる。
【0082】更に、資料を作成した生徒用端末190,
191と表示用端末170,171間でアプリケーショ
ン・ソフトの共有を行うことで、生徒210,220は
着席したまま、大画面表示装置152,153に表示し
たアプリケーションを操作してプレゼンテーションを行
うことができる。
【0083】このように、表示用端末170,171,
教師用端末180,生徒用端末190,191など端末の役
割を明確に分離して、教師200が使用目的や講義形態
に応じて各々の端末間の連携を使い分けることにより、
教師200と生徒210,220との協調作業を他の生
徒210,220に見られながら行うか、他の生徒21
0,220に見られずに行うか選択できる。
【0084】図6は、本発明の生徒の情報を管理するた
めのデータ構造の説明図である。
【0085】600は生徒210,220の情報を管理
するための生徒情報構造体である。
【0086】生徒情報構造体600は、生徒210,2
20の出席番号を記憶するための出席番号記憶領域61
0,生徒210,220の氏名を記憶するための生徒名
記憶領域620,生徒210,220が所属するグルー
プ名を記憶するためのグループ名記憶領域630,生徒
210,220から教師200への要求情報を記憶する
ための生徒要求記憶領域640,生徒210,220が
実行中のアプリケーションおよび他者とのアプリケーシ
ョン共有に関する情報を記憶するためのアプリケーショ
ン共有情報記憶領域650,教師200が生徒情報構造
体600に対応する生徒210,220にアプリケーシ
ョン共有の許可を与えているか否かを示すアプリケーシ
ョン共有許可フラグを記憶するためのアプリケーション
共有許可フラグ記憶領域660を有する。
【0087】また、アプリケーション共有情報記憶領域
650は、生徒情報構造体600に対応する生徒21
0,220が実行中のアプリケーション名を記憶するた
めのアプリケーション名記憶領域651,生徒210,
220が他者とアプリケーション共有を行っている場
合、アプリケーション共有の識別子を記憶するためのア
プリケーション共有ID記憶領域652,アプリケーシ
ョン共有が開始された時刻を記憶するためのアプリケー
ション開始時刻記憶領域653,アプリケーション共有
のサーバ端末名を記憶するためのサーバ端末名記憶領域
654を有する。
【0088】なお、特殊ケースとして、表示用端末17
0,171,教師用端末180に対応する情報も生徒情
報構造体として用意しておく。
【0089】このようなデータ構造を有することによっ
て、生徒210,220間,生徒210,220・教師
200間のアプリケーション共有の情報、生徒210,
220から教師200に対する要求を管理する。同構造
体は、図7に示す制御用インタフェース、図8に示す生
徒用端末アイコン,表示用端末アイコン,教師用端末ア
イコンで視覚表示され、教師200は一見して生徒21
0,220に関する種々の情報を把握することができ
る。
【0090】図7は、本発明の教師用端末180の操作
インタフェースの説明図である。
【0091】700は教師200が教師用端末180か
ら本発明の種々の操作を行うための入力インタフェース
である制御用インタフェース、710は教師200が本
発明の様々な機能を選択するためのメニュー領域、72
0は生徒210,220が現在どのようなアプリケーシ
ョンを使用しているか、どのような要求を持っているか
を表示するための生徒用端末アイコン、730,740
は各々生徒用端末190,191とアプリケーション共有を
行うための教師用端末アイコン,表示用端末アイコンで
ある。生徒用端末アイコン720,教師用端末アイコン
730,表示用端末アイコン740については図8を用
いて詳細に説明する。
【0092】大画面表示装置152,153上に表示し
た表示用端末170,171上で稼働しているアプリケ
ーション・ソフトと生徒用端末190,191上のアプ
リケーション・ソフトとを制御インタフェース700か
ら制御することによって共有することができるので、生
徒210,220は着席したまま大画面表示装置152,1
53上に表示したアプリケーション・ソフトを操作で
き、教師200と生徒210,220の協調作業も行う
ことができる。
【0093】また、制御用インタフェース700を操作
することにより、生徒用端末190,191間でもアプ
リケーション・ソフトを共有できるので、グループ学習
の一環として複数人の生徒210,220が同一の資料
を協力して作成することができる。
【0094】更に、資料を作成した生徒用端末190,
191と表示用端末170,171間でアプリケーショ
ン・ソフトの共有を行うことで、生徒210,220は
着席したまま、大画面表示装置152,153に表示し
たアプリケーションを操作してプレゼンテーションを行
うことができる。
【0095】このように、表示用端末170,171,
教師用端末180,生徒用端末190,191など端末の役
割を明確に分離して、教師200が使用目的や講義形態
に応じて各々の端末間の連携を使い分けることにより、
教師200と生徒210,220との協調作業を他の生
徒210,220に見られながら行うか、他の生徒21
0,220に見られずに行うか選択できる。
【0096】具体的には、表示用端末アイコン740と
生徒用端末アイコン720を操作してアプリケーション
共有をすれば他の生徒210,220に見られながら、
教師用端末アイコン730と生徒用端末アイコン720
を操作してアプリケーション共有をすれば他の生徒21
0,220に見られずに協調作業を行うことができる。
【0097】生徒210,220が生徒用端末190,
191で操作しているアプリケーション・ソフト名、お
よび、生徒210,220からの要求は生徒用端末アイ
コン720上に重畳表示されるので、教師200は生徒
210,220の状況を常に把握しながら講義を行うこ
とができる。
【0098】図8は、本発明の教師用端末180に表示
される生徒用端末アイコン720,教師用端末アイコン
730,表示用端末アイコン740の説明図である。
【0099】800は生徒210,220の出席番号を
表示するための出席番号表示領域、805は生徒21
0,220の氏名を表示するための生徒名表示領域、8
10は生徒210,220が所属するグループ名を表示
するためのグループ名表示領域、820は生徒210,
220から教師200への要求情報を表示するための生
徒要求表示領域、830〜838は840〜848に表
示されている現在実行中のアプリケーションが他者と共
有されている場合の共有IDを示すアプリケーション共
有ID表示領域、840〜848は生徒210,220
が現在実行中のアプリケーション名を表示するための実
行アプリケーション名表示領域、850〜852は各々
生徒端末用アイコン720,教師端末用アイコン73
0,表示端末用アイコン740内に実行アプリケーショ
ン名を表示しきれない場合にスクロール操作するための
スクロールバー・スクロールボタン領域である。
【0100】表示用端末170,171,教師用端末1
80,生徒用端末190,191の間でアプリケーショ
ン共有を行う手順を、生徒用端末アイコン720に対応
する生徒名「日立太郎」の生徒用端末190,191と
教師用端末アイコン730に対応する教師用端末180
を例に用いて示す。便宜上、生徒用端末アイコン720に
対応する生徒用端末190,191を端末A、教師用端
末アイコン730に対応する教師用端末180を端末B
とする。
【0101】端末Aの実行アプリケーション名表示領域
842に表示された現在実行中のアプリケーション「D
DDDD」を端末Bとアプリケーション共有したい場
合、まず入力装置360を用いて実行アプリケーション
名表示領域842を選択し、次に共有したい端末である
端末Bの実行アプリケーション名表示領域843〜845
のうち、空き領域である実行アプリケーション名表示領
域845を選択する。その後、図9で示すアプリケーシ
ョン共有メニュー920のうちの開始メニュー921を
選択すると、教師用端末180から関係する端末に対し
てアプリケーション共有用の通信プロトコルを送信し、
アプリケーション共有が開始される。アプリケーション
共有の開始に伴い、アプリケーション共有IDを算出
し、端末A,端末Bに対応する生徒情報構造体600の
アプリケーション名記憶領域651,アプリケーション
共有ID記憶領域652,アプリケーション開始時刻記
憶領域653,サーバ端末名記憶領域654を更新す
る。この例の場合、サーバ端末が端末Aとなる。生徒情
報構造体600の更新に伴い、アプリケーション共有I
D表示領域832および835に共有IDを表示し、か
つ、実行アプリケーション名表示領域845にアプリケ
ーション名「DDDDD」を表示する。
【0102】なお、選択する空の実行アプリケーション
名表示領域840〜848は一つに限定されるものでは
ない。
【0103】アプリケーション共有の終了も同様であ
り、アプリケーション共有IDが同一のアプリケーショ
ンを実行アプリケーション名表示領域840〜848を
押下することによって選択し、図9で示すアプリケーシ
ョン共有メニュー920のうちの終了メニュー922を
選択すると、アプリケーション共有が終了する。
【0104】上記のような表示・操作形態を用いると、
表示用端末アイコン740と生徒用端末アイコン720
を操作してアプリケーション共有をすれば他の生徒21
0,220に見られながら、教師用端末アイコン730
と生徒用端末アイコン720を操作してアプリケーショ
ン共有をすれば他の生徒210,220に見られずに協
調作業を行うことができる。
【0105】また、生徒用端末アイコン720上に生徒
210,220が生徒用端末190,191で操作して
いるアプリケーション・ソフト名、および、生徒21
0,220からの要求が表示されるので、教師200は
生徒210,220の状況を一見して把握しながら講義
を行うことができる。
【0106】図9は、本発明の教師用端末180に表示
される制御用インタフェース700のメニュー構成図で
ある。
【0107】900はファイルに関する項目を選択する
ためのファイルメニュー、910はグループ作成に関す
る項目を選択するためのグループメニュー、920は表
示用端末170,171,教師用端末180,生徒用端
末190,191間で行うアプリケーション共有に関す
る項目を選択するためのアプリケーション共有メニュ
ー、930は教師200が生徒210,220に出す演
習問題に関する項目を選択するための演習メニュー、9
40は教師200が生徒210,220に出す宿題に関
する項目を選択するための宿題メニュー、950は制御
用インタフェース700の表示に関する項目を選択する
ための表示メニュー、960は生徒撮影用カメラ11
0,111,教師撮影用カメラ112,映像切り替え装
置130の制御に関する項目を選択するためのカメラメ
ニューである。
【0108】ファイルメニュー900はサブメニューと
して、制御用インタフェース700上に教師サイト10
0の生徒用端末190に対応する生徒用端末アイコン7
20を表示するための教師サイトメニュー901,制御
用インタフェース700上に生徒サイト101の生徒用
端末191に対応する生徒用端末アイコン720を表示
するための生徒サイトメニュー902,制御用インタフ
ェース700を表示している教師用プログラムを終了す
るための終了メニュー903を有する。
【0109】グループメニュー910はサブメニューと
して、教師200が選択した生徒用端末アイコン720
に対応する生徒210,220を同一グループとして登
録するための登録メニュー911,教師200が選択し
た生徒用端末アイコン720に対応する生徒210,2
20が属するグループを解除するための解除メニュー9
12を有する。
【0110】アプリケーション共有メニュー920はサ
ブメニューとして、教師200が選択した実行アプリケ
ーション名表示領域830〜838に対応するアプリケ
ーションに対してアプリケーション共有を開始するため
の開始メニュー921,教師200が選択した実行アプ
リケーション名表示領域830〜838に対応するアプ
リケーションに対してアプリケーション共有を終了する
ための終了メニュー922を有する。
【0111】演習メニュー930はサブメニューとし
て、教師200が生徒210,220に対して演習問題
を配布するための配布メニュー931,生徒210,2
20が回答した結果を集計するための集計メニュー93
2,集計結果をグラフ表示するための結果メニュー93
3を有する。配布メニュー931が選択されたときに表
示される演習配布インタフェースに関しては図10を用
いて、集計メニュー932が選択されたときに表示される
演習集計インタフェースに関しては図11を用いて詳細
に説明する。
【0112】宿題メニュー940はサブメニューとし
て、教師200が生徒210,220に対して宿題を配
布するための配布メニュー941,生徒210,220
が回答した結果を回収するための回収メニュー942を
有する。
【0113】表示メニュー950はサブメニューとし
て、生徒210,220の詳細情報を表示する詳細メニ
ュー951を有する。詳細メニュー951が選択された
ときに表示される詳細表示インタフェースに関しては図
12を用いて詳細に説明する。
【0114】カメラメニュー960はサブメニューとし
て、生徒撮影用カメラ110,111,教師撮影用カメラ1
12,映像切り替え装置130を制御するための制御メ
ニュー961を有する。制御メニュー961が選択され
たときに表示されるカメラ制御インタフェースに関して
は図13を用いて詳細に説明する。
【0115】このようなメニュー構成を具備し、情報を
集中管理することによって、教師用端末180から講義
に関する様々の操作を可能とする。
【0116】ファイルメニュー900を用いることによ
って、生徒210,220が生徒用端末190,191
で操作しているアプリケーション・ソフト名、および、
生徒210,220からの要求が教師用端末180に表
示されるので、教師200は生徒210,220の状況
を常に把握しながら講義を行うことができる。
【0117】また、グループメニュー910では、生徒
210,220をグループ登録でき、同グループのメン
バー内では同一の資料を協力して作成するためのアプリ
ケーション共有が可能となる。
【0118】更に、アプリケーション共有メニュー92
0では、資料を作成した生徒用端末190,191と表
示用端末170,171間でアプリケーション・ソフト
の共有を行うことで、生徒210,220は着席したま
ま、大画面表示装置152,153に表示したアプリケ
ーションを操作してプレゼンテーションを行うことがで
きる。
【0119】また、教師200が使用目的や講義形態に
応じて各々の端末間の連携を使い分けることにより、教
師200と生徒210,220との協調作業を他の生徒
210,220に見られながら行うか、他の生徒210,2
20に見られずに行うか選択できる。
【0120】演習メニュー930を用いれば、演習問題
を配布、生徒210,220が記入した結果を集計し、
表示できるので、演習問題の結果をリアルタイムで見る
ことができ、教師200は生徒210,220の理解状
況を把握しながら講義を行うことができる。
【0121】宿題メニュー940を用いれば、演習問題
を配布するのと同様に簡単に生徒210,220に対し
て、宿題を配布することができる。
【0122】表示メニュー950を用いることによっ
て、生徒用端末アイコン720上に表示しきれない詳細
情報を参照可能なので、気になる生徒210,220の
詳細状況を把握することができる。
【0123】カメラメニュー960を用いれば、簡単な
操作で生徒撮影用カメラ110,111,教師撮影用カ
メラ112,映像切り替え装置130を操作できるの
で、教師200はカメラ操作などで煩わされることな
く、講義に集中することができる。
【0124】図10は、本発明の教師用端末180から
生徒用端末190,191に演習問題を配布するための
演習問題配布インタフェースの説明図である。
【0125】1000は教師200が教師用端末180
から本発明の生徒210,220に対して演習を配布す
るための演習配布インタフェース、1010は生徒21
0,220に配布する演習問題が格納されているディレ
クトリを指定するためのディレクトリ指定領域、102
0はディレクトリ指定領域1010で指定されたディレ
クトリに格納されているファイルを一覧表示するための
ファイル一覧表示領域、1030は生徒210,220
に配布する演習問題のファイルを指定するためのファイ
ル名指定領域、1040はファイル一覧表示領域102
0に表示するファイル名を制限するためのファイルタイ
プを指定するためのファイルタイプ指定領域、1050
はディレクトリ指定領域1010とファイル名指定領域
1030で特定された演習問題を確認表示するためのプ
レビューボタン、1060はディレクトリ指定領域10
10とファイル名指定領域1030で特定された演習問
題を生徒210,220に送信するための送信ボタン、
1070は演習配布インタフェース1000をクローズ
するためのクローズボタンである。
【0126】演習問題はHTMLで記述したファイルを
想定している。演習配布インタフェース1000のディ
レクトリ指定領域1010とファイル名指定領域103
0で特定されたファイル名をURL(Uniform Resource
Locator)に変換して、生徒用端末190,191に送
信、生徒用端末190,191でURLを引数としてH
TMLを解釈可能なブラウザを起動することで、生徒2
10,220に演習問題を提示する。HTMLとURL
については前記参考文献1,2などに示されている。
【0127】但し、演習問題はHTMLで記述したファ
イルに限定されない。
【0128】このようにして、教師端末180から演習
問題配布インタフェース1000を用いて、演習問題を
生徒用端末190,191に配布して生徒210,22
0に記入させる。演習問題の結果は最終的に教師用端末
180のデータ配送プログラム(例えばWWWのサー
バ)と集計処理プログラム(例えばCGIスクリプト)
が連動することによって集計されて、教師200に表示
される。教師200はこの結果を見て生徒210,22
0の理解状況を確認しながら講義を行うことができる。
【0129】図11は、本発明の教師用端末180から
生徒用端末190,191に配布した演習問題を集計す
るための演習問題集計インタフェースの説明図である。
【0130】1100は教師200が教師用端末180
から本発明の生徒210,220に対して配布した演習
を集計するための演習集計インタフェース、1110は
生徒210,220の出席番号を表示するための出席番
号表示領域、1120は生徒210,220の氏名を表
示するための生徒名表示領域、1130,1140,1
150は生徒210,220の回答を表示するための回
答表示領域、1160は演習集計インタフェース110
0をクローズするためのクローズボタン、1170は現在表
示されている出席番号表示領域1110,生徒名表示領
域1120,回答表示領域1130,1140,115
0をスクロールするためのスクロールバー・スクロール
ボタン領域である。
【0131】演習問題配布インタフェース1000を用
いて配布された演習問題の結果は、教師用端末180に
具備したデータ配送プログラム(例えばWWWのサー
バ)から集計処理プログラム(例えばCGIスクリプ
ト)に渡されて集計され、演習問題集計インタフェース
1100に表形式で表示される。ここで、演習問題集計
インタフェース1100の代わりに既存表計算ソフトを
利用することも可能である。
【0132】このように教師端末180から生徒21
0,220に配布された演習問題の結果が集計されて表
示されるので、教師200はこの結果を見て生徒21
0,220の理解状況を確認しながら講義を行うことがで
きる。
【0133】図12は、本発明の教師用端末180で生
徒の詳細情報を表示するための教師用端末詳細表示イン
タフェースの説明図である。
【0134】1200は教師200が選択した生徒21
0,220の詳細情報を表示するための教師用端末詳細
表示インタフェース、1205は教師200が選択した
生徒210,220の出席番号を表示するための出席番
号表示領域、1210は教師200が選択した生徒21
0,220の生徒名を表示するための生徒名表示領域、
1220は教師200が選択した生徒210,220の
グループ名を表示するためのグループ名表示領域、12
30は教師200が選択した生徒210,220の要求を
表示するための生徒要求表示領域、1235は教師20
0が選択した生徒210,220にアプリケーション共
有の許可を与えるか否かを入力するためのアプリケーシ
ョン共有許可表示領域、1240は教師200が選択し
た生徒210,220が現在行っているアプリケーショ
ン共有の識別子を表示するためのアプリケーション共有
ID表示領域、1250は教師200が選択した生徒2
10,220が現在実行しているアプリケーション名を
表す実行アプリケーション名表示領域、1260は教師
200が選択した生徒210,220が行っているアプ
リケーション共有の開始時刻を表すアプリケーション開
始時刻表示領域、1270は教師200が選択した生徒
210,220が行っているアプリケーション共有のサ
ーバ端末名を表すサーバ端末名表示領域、1280は教
師200が選択した生徒210,220が行っているア
プリケーション共有の共有者を表示するためのアプリケ
ーション共有者表示領域、1290は現在表示されてい
るアプリケーション共有ID表示領域1240,実行ア
プリケーション名表示領域1250,アプリケーション
開始時刻表示領域1260,サーバ端末名表示領域12
70,アプリケーション共有者表示領域1280をスク
ロールするためのスクロールバー・スクロールボタン領
域、1295は詳細表示インタフェース1200をクローズ
するためのクローズボタンである。
【0135】アプリケーション共有許可表示領域123
5はトグルスイッチになっており、教師200が入力装
置360によって操作する毎に、アプリケーション共有
許可がON,OFFになる。教師200がアプリケーシ
ョン共有許可を与えた生徒210,220は、生徒21
0,220が属するグループのメンバー間でアプリケー
ション共有を行うことができるので、メンバーで同一の
資料を協力して作成できる。
【0136】また、教師用端末詳細表示インタフェース
1200を用いることによって、生徒用端末アイコン7
20上に表示しきれない詳細情報を参照可能なので、教
師200は気になる生徒210,220の詳細状況を把
握することができる。
【0137】図13は、本発明のカメラの制御および表
示映像の切り替えを行うためのカメラ制御インタフェー
スの説明図である。
【0138】1300は本発明の教師200が生徒撮影
用カメラ110,111,教師撮影用カメラ112,映
像切り替え装置130を制御するためのカメラ制御イン
タフェース、1310,1311はあらかじめ登録して
おいたカメラの制御情報に基づいて教師撮影用カメラ1
12を制御するための教師撮影用カメラ制御ボタン、1
320,1321はあらかじめ登録しておいたカメラの
制御情報に基づいて教師サイト100に設置した生徒撮
影用カメラ110を制御するための生徒撮影用カメラ制
御ボタン、1330,1331はあらかじめ登録してお
いたカメラの制御情報に基づいて生徒サイト101に設
置した生徒撮影用カメラ111を制御するための生徒撮
影用カメラ制御ボタン、1340,1341は大画面表
示装置150に表示する映像を選択するための大画面表
示装置表示映像切り替えボタン、1350,1351は
教師用モニタ140に表示する映像を選択するための教
師用モニタ表示映像切り替えボタン、1360はカメラ
制御用インタフェース1300をクローズするためのク
ローズボタンである。
【0139】教師撮影用カメラ制御ボタン1310を押
下すると、生徒サイト101にいる生徒220に教師2
00の全身が提示されるように、予め記憶しておいたカ
メラ制御情報に従って教師撮影用カメラ112が制御さ
れ、同様に、教師撮影用カメラ制御ボタン1311を押
下すれば、教師200の上半身の映像が提示されるよう
に教師撮影用カメラ112が制御されるので、教師20
0はカメラ操作に煩わされることなく、講義に集中する
ことができる。
【0140】また、生徒サイト101にいる生徒220
は、適宜パン・ズームを用いた映像で教師200の映像
が表示されるので、飽きることなく遠隔講義を受けるこ
とができる。
【0141】教師サイト100にいる生徒210の様子
を一覧したい場合は生徒撮影用カメラ制御ボタン132
0を押下、教師サイト100にいる特定の生徒210の
様子を見たい場合は生徒撮影用カメラ制御ボタン132
1を押下、同様に、生徒サイト101にいる生徒220
の様子を一覧したい場合は生徒撮影用カメラ制御ボタン
1330を押下、生徒サイト101にいる特定の生徒2
20の様子を見たい場合は生徒撮影用カメラ制御ボタン
1331を押下すると、各々生徒撮影用カメラ110,
111が予め記憶しておいたカメラ制御情報に従って制
御されるので、教師200はカメラ操作に煩わされるこ
となく、生徒210,220の様子を把握することがで
きる。
【0142】また、大画面表示装置150,151、教
師用モニタ140に表示される映像も、各々大画面表示
装置表示映像切り替えボタン1340,1341、教師
用モニタ表示映像切り替えボタン1350,1351を
押下することによって簡単に切り替えることができるの
で、教師200は煩雑な機器操作に煩わされることな
く、講義に集中できる。
【0143】図14は、本発明の生徒用端末で生徒から
教師に要求を伝達するための要求伝達用インタフェース
の説明図である。
【0144】1400は生徒210,220が実行して
いるアプリケーションのウインドウである汎用アプリケ
ーション実行ウインドウ、1410は本発明の生徒21
0,220から教師200に要求を伝達するための要求
伝達用インタフェース、1420は生徒210,220が教
師200に対して質問がある場合に押下する質問ボタ
ン、1421は生徒210,220が教師200に対し
て教室環境が劣悪な場合、例えば、音声が聞こえない,
映像が見にくい,室温が高いなどの環境に関して要求が
ある場合に押下する環境ボタン、1422は生徒21
0,220が講義中に中座する場合に押下する中座ボタ
ン、1423,1424,1425は各々教師200か
らの簡単な質問に答えるために押下する数字ボタン,Y
esボタン,Noボタン、1430は生徒210,22
0が選択した質問ボタン1420,環境ボタン142
1,中座ボタン1422,数字ボタン1423,Yes
ボタン1424,Noボタン1425に対応する通信プ
ロトコルを送信するために押下する送信ボタン、143
1は生徒210,220が選択した質問ボタン142
0,環境ボタン1421,中座ボタン1422,数字ボ
タン1423,Yesボタン1424,Noボタン14
25をクリアするためのクリアボタン、1440は生徒
210,220が自分が所属しているグループのメンバ
を参照したり、アプリケーション共有を行ったりするた
めのインタフェースを表示するための詳細表示ボタン、
1450は要求伝達用インタフェースを終了して、教師
200に退席を知らせるための終了ボタンである。
【0145】但し、汎用アプリケーション実行ウインド
ウ1400は一つに限定されるものではない。
【0146】なお、数字ボタン1423に関しては図1
5を用いて、詳細ボタン1440に関しては図16を用
いて詳細に説明する。
【0147】生徒210,220はこのような要求伝達
用インタフェース1400を用いることで、簡単な操作
で自分の要求を随時教師200に伝達することができ
る。
【0148】また、教師200はYes,No、およ
び、数字程度で返答可能な簡単な質問ならば、このよう
な要求伝達用インタフェース1400を生徒210,2
20に使わせて答えさせることができるので、即時に生
徒210,220の理解状況を把握できる。
【0149】図15は、本発明の要求伝達用インタフェ
ースで数字を入力するための数字入力インタフェースの
説明図である。
【0150】1500は生徒210,220が要求伝達
用インタフェース1410から数字を入力するための数
字入力用インタフェース、1510は入力した数字を表
示するための数字表示領域、1520は数字を入力する
ための数字入力ボタン、1530は入力した数字を削除する
ための削除ボタン、1540は数字入力用インタフェー
スをクローズするためのクローズボタンである。
【0151】このような数字入力インタフェース150
0を用いることで、生徒210,220は教師200が
出した質問に返答可能となるので、教師200は即時に
生徒210,220の理解状況を把握できる。
【0152】図16は、本発明の要求伝達用インタフェ
ースで詳細な情報を表示するための生徒用端末詳細表示
インタフェースの説明図である。
【0153】1600は生徒210,220が要求伝達
用インタフェース1410で自分が所属しているグルー
プのメンバーを参照したり、アプリケーション共有を行
ったりするための生徒用端末詳細表示インタフェース、
1610は氏名を表示するための氏名表示領域、161
5は所属しているグループ名を表示するためのグループ
名表示領域、1620は所属しているグループのメンバ
ーを表示するためのグループメンバー表示領域、163
0はアプリケーション共有の権利が与えられているか否
かを表示するためのアプリケーション共有許可表示領
域、1640〜1642は現在実行中のアプリケーショ
ンが他者と共有されている場合の共有IDを表示するた
めのアプリケーション共有ID表示領域、1650〜1
652は現在実行中のアプリケーション名を表示するた
めの実行アプリケーション名表示領域、1660はアプ
リケーション共有ID表示領域1640〜1642、お
よび、実行アプリケーション名表示領域1650〜16
52をスクロールするためのスクロールバー・スクロー
ルボタン領域、1670はグループメンバー表示領域1
620に表示されているグループメンバーに対して、実
行アプリケーション名表示領域1650〜1652を押
下することによって指定したアプリケーションの共有を
開始するためのアプリケーション共有開始ボタン、16
80は現在実行しているアプリケーション共有を終了す
るためのアプリケーション共有終了ボタン、1690は
詳細表示インタフェース1600をクローズするための
クローズボタンである。
【0154】アプリケーション共有ID表示領域164
0〜1642、および、実行アプリケーション名表示領
域1650〜1652は各々三つに限定されるものでは
ない。
【0155】アプリケーション共有許可表示領域163
0に共有許可が与えられていると表示されている場合
は、実行アプリケーション名表示領域1650〜165
2のどれかを押下した後、アプリケーション共有開始ボ
タン1670を押下すると、押下した実行アプリケーシ
ョン名表示領域1650〜1652に対応するアプリケ
ーション・ソフトに関して自端末とグループメンバー表
示領域1620に表示されている生徒210,220の
生徒用端末190,191間で、アプリケーション共有
を行うことができる。
【0156】このような簡単な操作でグループメンバー
とアプリケーション共有できるので、グループ学習の一
環として同一の資料を協力して作成することができる。
【0157】図17は、本発明の教師用端末180にお
ける概略の処理手順を示したフローチャートである。
【0158】教師200、もしくは、システム管理者が
本発明の遠隔型集合教育支援システムの教師用端末18
0を起動すると(ステップ1700)、中央処理装置3
50は、アプリケーション共有を行うためのミドルウェ
アソフトであるアプリケーション共有プログラムを補助
記憶装置320内のアプリケーション共有プログラム記
憶領域322から主記憶装置300内のアプリケーショ
ン共有プログラム記憶領域302にロード、本発明の教
師用プログラムを補助記憶装置320内の教師用プログ
ラム記憶領域323から主記憶装置300内の教師用プ
ログラム記憶領域303にロードし、制御用インタフェ
ース700を表示する。
【0159】また、教師200,生徒210,220を
的確に撮影するためのカメラ制御情報を補助記憶装置3
20内のカメラ制御情報記憶領域328から主記憶装置
300内のカメラ制御情報記憶領域308にロードする。
【0160】更に、本発明の遠隔型集合教育支援システ
ムで演習の配布のデータ配送プログラムをデータ配送プ
ログラム記憶領域329からデータ配送プログラムをデ
ータ配送プログラム記憶領域309にロードし、初期化
処理を行う(ステップ1705)。
【0161】次に、教師用プログラム記憶領域303に
ロードされた教師用プログラムは、入力装置360によ
る入力、および、表示用端末170,171,生徒用端
末190,191からの通信プロトコルを待ち(ステッ
プ1710)、イベントがあるまでステップ1710を
繰り返す。イベントがあった場合、イベントの入力判定
を行う(ステップ1720)。イベントが自端末、すな
わち、教師用端末180で起こった入力操作の場合、ス
テップ1730へ進む。他端末、すなわち、表示用端末
170,171,生徒用端末190,191からの通信
プロトコルを受信した場合、ステップ1770へ進む。
【0162】ステップ1720で自端末で起こったイベ
ントと判定した場合、終了メニュー903が選択された
か否かを判定する(ステップ1730)。終了メニュー
が選択された場合は終了処理を行って(ステップ174
0)、終了する(ステップ1750)。終了メニュー以
外が選択された場合は入力処理を行い(ステップ176
0)、ステップ1710のイベント待ちを繰り返す。ス
テップ1760の入力処理については図18を用いて詳
細に説明する。
【0163】ステップ1720で他端末からの通信プロ
トコルを受信したと判定した場合、通信プロトコルの判
定を行う(ステップ1770)。
【0164】通信プロトコルが生徒用端末190,19
1から送信された質問,環境,中座,数字,Yes,N
o、および実行アプリケーション名のいずれかの場合、
該当する生徒情報構造体600の生徒要求記憶領域64
0、もしくは、アプリケーション名記憶領域651を更
新した後、生徒用端末アイコン720の生徒要求表示領
域820、もしくは、実行アプリケーション名表示領域
840〜842を再表示し(ステップ1780)、ステ
ップ1710のイベント待ちを繰り返す。通信プロトコ
ルが生徒用端末190,191からの接続要求の場合、
対応する生徒情報構造体600を生成し、生徒情報構造
体600の生徒名記憶領域620に生徒名を記憶し、生
徒用端末アイコン720を表示し(ステップ179
0)、ステップ1710のイベント待ちを繰り返す。通
信プロトコルが生徒用端末190,191からの切断要
求の場合、対応する生徒情報構造体600を削除し、生
徒用端末アイコン720を非表示し(ステップ179
5)、ステップ1710のイベント待ちを繰り返す。
【0165】プレゼンテーションソフト,表計算ソフ
ト,ワープロソフトなどの汎用アプリケーションに対す
る操作は上記処理とは全く別に並行して行われ、教師2
00が汎用アプリケーションを起動したときに、補助記
憶装置320内の汎用アプリケーションプログラム記憶
領域321から主記憶装置300内の汎用アプリケーシ
ョンプログラム記憶領域301にロードされて使用され
る。
【0166】このような処理により、生徒210,22
0が生徒用端末190,191で操作しているアプリケ
ーション・ソフト名、および、生徒210,220から
の要求を教師用端末180に表示することによって、教
師200は生徒210,220の状況を常に把握しながら
講義を行うことができる。
【0167】図18は、本発明の教師用端末における入
力処理(図17のステップ1760)の手順を詳細に示し
たフローチャートである。
【0168】ステップ1760の入力処理がスタートす
ると(ステップ1800)、制御用インタフェース70
0のどの部分に対する操作入力か判定を行う(ステップ1
810)。
【0169】操作入力がスクロールバー・スクロールボ
タン領域850〜852への場合、スクロールバーおよ
びスクロールボタンに対する操作に従って(ステップ18
20)、該当する生徒用端末アイコン720,教師用端末
アイコン730、もしくは、表示用端末アイコン740
をスクロールして再表示し(ステップ1830)、ステ
ップ1760の入力処理を終了する(ステップ184
0)。
【0170】ステップ1810で制御用インタフェース
700のメニュー領域710への操作入力と判定した場
合、メニュー選択処理を行い(ステップ1850)、ス
テップ1840へ進む。ステップ1850のメニュー選
択処理については図19を用いて詳細に説明する。
【0171】ステップ1810で実行アプリケーション
名表示領域840〜848への操作入力と判定した場
合、選択された実行アプリケーション名表示領域840
〜848に対応するアプリケーション名、および、対応す
る端末名を主記憶装置300上のテンポラリ領域に記憶
しておき(ステップ1860)、再びステップ1810
の操作領域判定処理へ戻る。テンポラリ領域に記憶され
たアプリケーション名と端末名の組は、図19で詳細に
示すメニュー選択処理におけるステップ1930のアプ
リケーション共有開始処理、および、ステップ1935
のアプリケーション共有終了処理に用いられる。
【0172】ステップ1810で生徒用端末アイコン7
20,教師用端末アイコン730、もしくは、表示用端
末アイコン740への操作入力と判定した場合、選択さ
れた端末アイコンに対応する端末名を主記憶装置300
上のテンポラリ領域に記憶しておき(ステップ187
0)、再びステップ1810の操作領域判定処理へ戻
る。テンポラリ領域に記憶された端末名は図19で詳細
に示すメニュー選択処理におけるステップ1920のグ
ループ登録処理,ステップ1925のグループ解除処
理、および、ステップ1965の詳細表示処理に用いら
れる。
【0173】図19は、本発明の教師用端末におけるメ
ニュー選択処理(図18のステップ1850)の手順を
詳細に示したフローチャートである。
【0174】ステップ1850のメニュー選択処理がス
タートすると(ステップ1900)、メニュー領域71
0のどのメニューに対する操作入力か判定を行う(ステ
ップ1905)。
【0175】ステップ1905でファイルメニュー90
0の教師サイトメニュー901を選択したと判定した場
合、制御用インタフェース700に教師サイト100に
存在する表示用端末170,教師用端末180、およ
び、生徒用端末190に対応する表示用端末アイコン7
40,教師用端末アイコン730、および、生徒用端末
アイコン720を表示し(ステップ1910)、ステッ
プ1850のメニュー選択処理を終了する(ステップ1
980)。
【0176】ステップ1905の選択メニューの判定
で、ファイルメニュー900の生徒サイトメニュー90
2を選択した場合、制御用インタフェース700に生徒
サイト101に存在する表示用端末171、および、生
徒用端末191に対応する表示用端末アイコン740、
および、生徒用端末アイコン720を表示し(ステップ
1915)、ステップ1980へ進む。
【0177】ステップ1905でグループメニュー91
0の登録メニュー911を選択したと判定した場合、ス
テップ1870で記憶した単数もしくは複数の端末をグ
ループとして登録する(ステップ1920)。具体的に
は、予め登録しておいたグループ名、もしくは、教師が
入力したグループ名を、端末に相当する生徒情報構造体
600のグループ名記憶領域630に格納し、対応する
生徒用端末アイコン720のグループ名表示領域810
を再表示し、ステップ1980へ進む。
【0178】ステップ1905でグループメニュー91
0の解除メニュー912を選択したと判定した場合、ス
テップ1870で記憶した単数もしくは複数の端末のグ
ループを解除する(ステップ1925)。具体的には、
端末に相当する生徒情報構造体600のグループ名記憶
領域630からグループ名を削除し、対応する生徒用端
末アイコン720のグループ名表示領域810を再表示
し、ステップ1980へ進む。
【0179】ステップ1905でアプリケーション共有
メニュー920の開始メニュー921を選択したと判定し
た場合、ステップ1860で記憶したアプリケーション
名と端末名の組に従って、アプリケーションが動作して
いる端末をサーバ、他の端末をクライアントとして、教
師用端末180の教師用プログラムから表示用端末17
0,171、および、生徒用端末190,191の生徒
用プログラムに通信プロトコルを送信する。プロトコル
によって、教師用端末180のアプリケーション共有プ
ログラム、生徒用端末190,191のアプリケーショ
ン共有プログラム、表示用端末170,171のアプリ
ケーション共有プログラムを連携させ、アプリケーショ
ンを開始し(ステップ1930)、ステップ1980へ
進む。その際、アプリケーション共有した端末に対応す
る生徒情報構造体600のアプリケーション名記憶領域
651,アプリケーション共有ID記憶領域652,ア
プリケーション開始時刻記憶領域653,サーバ端末名
記憶領域654の各情報を更新する。
【0180】ステップ1905でアプリケーション共有
メニュー920の終了メニュー922を選択したと判定し
た場合、ステップ1860で記憶したアプリケーション
名と端末名の組に従って、教師用端末180の教師用プ
ログラムから表示用端末170,171、および、生徒
用端末190,191の生徒用プログラムに通信プロト
コルを送信する。プロトコルによって、実行しているア
プリケーション共有を終了し(ステップ1935)、端
末に対応する生徒情報構造体600のアプリケーション
名記憶領域651,アプリケーション共有ID記憶領域
652,アプリケーション開始時刻記憶領域653,サ
ーバ端末名記憶領域654の各情報を更新し、ステップ
1980へ進む。
【0181】ステップ1905で演習メニュー930の
配布メニュー931を選択したと判定した場合、演習配
布インタフェース1000を表示し(ステップ194
0)、ステップ1980へ進む。演習配布インタフェー
ス1000における処理については図10を用いて詳細
に説明する。
【0182】ステップ1905で演習メニュー930の
集計メニュー932を選択したと判定した場合、演習集
計インタフェース1100を表示し(ステップ194
5)、ステップ1980へ進む。演習集計インタフェー
ス1100における処理については図11を用いて詳細
に説明する。
【0183】ステップ1905で演習メニュー930の
結果メニュー933を選択したと判定した場合、演習集
計インタフェース1100で処理した結果をグラフ表示
する(ステップ1950)。
【0184】ステップ1905で宿題メニュー940の
配布メニュー941を選択したと判定した場合、演習配
布インタフェース1000と同様なインタフェースを表
示し(ステップ1955)、ステップ1980へ進む。
【0185】ステップ1905で宿題メニュー940の
回収メニュー942を選択したと判定した場合、演習集
計インタフェース1100と同様なインタフェースを表
示し(ステップ1960)、ステップ1980へ進む。
【0186】ステップ1905で表示メニュー950の
詳細メニュー951を選択したと判定した場合、ステッ
プ1870で記憶した端末について教師用端末詳細表示
インタフェース1200を表示し(ステップ196
5)、ステップ1980へ進む。教師用端末詳細表示イ
ンタフェース1200における処理については図12を
用いて詳細に説明する。
【0187】ステップ1905でカメラメニュー960
の制御メニュー961を選択したと判定した場合、カメ
ラ制御インタフェース1300を表示し(ステップ19
70)、ステップ1980へ進む。カメラ制御インタフ
ェース1300における処理については図13を用いて
詳細に説明する。
【0188】このような処理により、表示用端末17
0,171,教師用端末180,生徒用端末190,1
91など端末の役割を明確に分離して、教師200が使
用目的や講義形態に応じて各々の端末間の連携を使い分
けることにより、教師200と生徒210,220との
協調作業を他の生徒210,220に見られながら行う
か、他の生徒210,220に見られずに行うか選択で
きる。
【0189】また、グループ登録とアプリケーション許
可を与えることで、生徒用端末190,191間でもアプリ
ケーション・ソフトを共有できるので、グループ学習の
一環として複数人の生徒210,220が同一の資料を
協力して作成することができる。
【0190】更に、演習問題を配布、生徒210,22
0が記入した結果を集計し、表示するインタフェースを
具備することによって、演習問題の結果をリアルタイム
で見ることができるので、教師200は生徒210,2
20の理解状況を把握しながら講義を行うことができ
る。
【0191】生徒210,220が生徒用端末190,
191で操作しているアプリケーション・ソフト名、お
よび、生徒210,220からの要求を教師用端末18
0に表示し、かつ、生徒撮影用カメラ110,111を
制御して得られた生徒210,220の映像を教師用モ
ニタ140に表示することによって、教師200は生徒
210,220の状況を常に把握しながら講義を行うこ
とができる。
【0192】教師用端末180によって教師撮影用カメ
ラ112をパンとズームを適度に折り混ぜたカメラワー
クで制御して教師200の映像を獲得することによっ
て、遠隔地にいる生徒220に飽きさせない教師200
の映像を表示できる。
【0193】図20は、本発明の生徒用端末における処
理手順を示したフローチャートである。
【0194】生徒210,220、もしくは、システム
管理者が本発明の遠隔型集合教育支援システムの生徒用
端末190,191を起動すると(ステップ200
0)、中央処理装置430は、アプリケーション共有を
行うためのミドルウェアソフトであるアプリケーション
共有プログラムを補助記憶装置410内のアプリケーシ
ョン共有プログラム記憶領域412から主記憶装置40
0内のアプリケーション共有プログラム記憶領域402
にロード、本発明の生徒用プログラムを補助記憶装置4
10内の生徒用プログラム記憶領域413から主記憶装
置400内の生徒用プログラム記憶領域403にロード
し、要求伝達用インタフェース1410を表示し、初期
化処理を行う(ステップ2005)。
【0195】同時に生徒210,220が氏名を入力す
るためのインタフェースを表示し、生徒に210,22
0に氏名を入力させる(ステップ2010)。氏名を用
いて教師用端末180に接続要求プロトコルとして送信
する(ステップ2015)。
【0196】次に、生徒用プログラム記憶領域403に
ロードされた生徒用プログラムは、入力装置440によ
る入力、および、表示用端末170,171,教師用端
末180,生徒用端末190,191からの通信プロト
コルを待ち(ステップ2020)、イベントがあるまで
教師用端末180に対して生徒用端末190,191で
現在実行中のアプリケーション名を送信し(ステップ2
025)、ステップ2020を繰り返す。イベントがあ
った場合、イベントの判定を行う(ステップ2030)。
【0197】ステップ2030で終了ボタン1450が
押下されたと判定した場合、教師用端末180に対して
切断要求プロトコルを送信し(ステップ2035)し、
終了処理を行って(ステップ2040)、終了する(ス
テップ2045)。
【0198】ステップ2030で質問ボタン1420,
環境ボタン1421,中座ボタン1422,Yesボタ
ン1424、もしくは、Noボタン1425が押下され
たと判定した場合、入力受付処理として押下されたボタ
ンの情報を記憶し(ステップ2050)、ステップ20
25へ進む。
【0199】ステップ2030で数字ボタン1423が
押下されたと判定した場合、数字入力用インタフェース
1500を表示、数字の入力処理を受け付けて、生徒2
10,220によって押下されたボタンの情報を記憶し
(ステップ2055)、ステップ2025へ進む。
【0200】ステップ2030で送信ボタン1430が
押下されたと判定した場合、ステップ2050、およ
び、ステップ2055で記憶しておいた既に押下したボ
タンの情報を使って、教師用端末180に通信プロトコ
ルとして送信し(ステップ2060)、ステップ2025へ。
【0201】ステップ2030でクリアボタン1431
が押下されたと判定した場合、ステップ2050、およ
び、ステップ2055で記憶しておいた既に押下したボ
タンの情報を解放し(ステップ2065)、ステップ2
025へ進む。
【0202】ステップ2030で詳細ボタン1440が
押下されたと判定した場合、生徒用端末詳細表示インタ
フェース1600を表示し(ステップ2070)、ステ
ップ2025へ進む。生徒端末用詳細表示インタフェー
ス1600における処理については図16を用いて詳細
に説明する。
【0203】ステップ2030で通信プロトコルを受信
したと判定した場合、同通信プロトコルに従ってアプリ
ケーション共有、および、指定アプリケーションの起動
を行い(ステップ2075)、ステップ2025へ進
む。
【0204】汎用アプリケーションに対する操作は上記
処理とは全く別に並行して行われ、生徒210,220
が汎用アプリケーションを起動したときに、補助記憶装
置410内の汎用アプリケーションプログラム記憶領域
411から主記憶装置400内の汎用アプリケーションプ
ログラム記憶領域401にロードされて使用される。
【0205】このような処理により、教師用端末180
で稼働する教師用プログラムによって、表示用端末17
0,171,生徒用端末190,191を集中管理して
アプリケーション共有を制御することで、大画面表示装
置152,153上に表示した表示用端末170,17
1上のアプリケーション・ソフトと生徒用端末190,
191上のアプリケーション・ソフトとを共有すること
ができるので、生徒210,220は着席したまま大画
面表示装置170,171上に表示したアプリケーショ
ン・ソフトを操作でき、また、教師200と生徒21
0,220の協調作業も行うことができる。
【0206】また、グループ登録と教師200からアプ
リケーション許可を与えられている場合、生徒用端末1
90,191間でもアプリケーション・ソフトを共有で
きるので、グループ学習の一環として複数人の生徒21
0,220が同一の資料を協力して作成することができ
る。
【0207】更に、資料を作成した生徒用端末190,
191と表示用端末170,171間でアプリケーショ
ン・ソフトの共有を行うことで、生徒210,220は
着席したまま、大画面表示装置152,153に表示し
たアプリケーションを操作してプレゼンテーションを行
うことができる。
【0208】表示用端末170,171,教師用端末1
80,生徒用端末190,191など端末の役割を明確
に分離して、教師200が使用目的や講義形態に応じて
各々の端末間の連携を使い分けることにより、教師20
0と生徒210,220との協調作業を他の生徒21
0,220に見られながら行うか、他の生徒210,2
20に見られずに行うか選択できる。
【0209】生徒用端末190,191に教師200へ
の要求伝達用のインタフェースを具備することによっ
て、生徒210,220は簡単な操作で自分の要求を随
時教師200に伝達できる。
【0210】図21は、本発明の表示用端末における処
理手順を示したフローチャートである。
【0211】教師200、もしくは、システム管理者が
本発明の遠隔型集合教育支援システムの表示用端末17
0,171を起動すると(ステップ2100)、中央処
理装置530は、アプリケーション共有を行うためのミ
ドルウェアソフトであるアプリケーション共有プログラ
ムを補助記憶装置510内のアプリケーション共有プロ
グラム記憶領域512から主記憶装置500内のアプリ
ケーション共有プログラム記憶領域502にロード、本
発明の表示用プログラムを補助記憶装置510内の表示
用プログラム記憶領域513から主記憶装置500内の
表示用プログラム記憶領域503にロードし、初期化処
理を行う(ステップ2110)。
【0212】教師用端末180に接続要求プロトコルと
して送信した後(ステップ2120)、表示用プログラム
記憶領域503にロードされた表示用プログラムは、入
力装置540による入力、および、教師用端末180,
生徒用端末190,191からの通信プロトコルを待ち
(ステップ2130)、イベントがあるまで教師用端末
180に対して教師用端末170,171で現在実行中
のアプリケーション名を送信し(ステップ2140)、
ステップ2130を繰り返す。イベントがあった場合、
イベントの判定を行う(ステップ2150)。
【0213】ステップ2150で終了操作がなされたと
判定した場合、教師用端末180に対して切断要求プロ
トコルを送信し(ステップ2160)し、終了処理を行
って(ステップ2170)、終了する(ステップ218
0)。
【0214】ステップ2150で通信プロトコルを受信
したと判定した場合、同通信プロトコルに従ってアプリ
ケーション共有、および、指定アプリケーションの起動
を行い(ステップ2190)、ステップ2140へ進
む。
【0215】汎用アプリケーションに対する操作は上記
処理とは全く別に並行して行われ、教師200が汎用ア
プリケーションを起動したときに、補助記憶装置510
内の汎用アプリケーションプログラム記憶領域511か
ら主記憶装置500内の汎用アプリケーションプログラ
ム記憶領域501にロードされて使用される。
【0216】上記の処理により、大画面表示装置15
2,153に教師200の好みのアプリケーション・ソ
フトを表示しながら講義を行うことができるので、現状
の教室の形態を保持したまま、様々なマルチメディアデ
ータを用いて理解しやすい講義を行うことができる。
【0217】また、大画面表示装置152,153上に
表示した表示用端末170,171上で稼働しているア
プリケーション・ソフトと生徒用端末190,191上
のアプリケーション・ソフトとを教師用端末180から
制御することによって共有することができるので、生徒
210,220は着席したまま大画面表示装置152,
153上に表示したアプリケーション・ソフトを操作で
き、教師200と生徒210,220の協調作業も行う
ことができる。
【0218】更に、資料を作成した生徒用端末190,
191と表示用端末170,171間でアプリケーショ
ン・ソフトの共有を行うことで、生徒210,220は
着席したまま、大画面表示装置152,153に表示し
たアプリケーションを操作してプレゼンテーションを行
うことができる。
【0219】このように、表示用端末170,171,
教師用端末180,生徒用端末190,191など端末の役
割を明確に分離して、教師200が使用目的や講義形態
に応じて各々の端末間の連携を使い分けることにより、
教師200と生徒210,220との協調作業を他の生
徒210,220に見られながら行うか、他の生徒21
0,220に見られずに行うか選択できる。
【0220】
【発明の効果】上記した本発明の構成によれば、大画面
表示装置に教師の好みのアプリケーション・ソフトを表
示しながら講義を行うことができるので、現状の教室の
形態を保持したまま、様々なマルチメディアデータを用
いて理解しやすい講義を行うことができる。
【0221】大画面表示装置上に表示したアプリケーシ
ョン・ソフトと各生徒が操作している端末上のアプリケ
ーション・ソフトとを教師の端末を操作することによっ
て共有することができるので、生徒は着席したまま大画
面表示装置上に表示したアプリケーション・ソフトを操
作でき、また、教師と生徒の共同作業も行うことができ
る。
【0222】教師の操作により、生徒の端末間でもアプ
リケーション・ソフトを共有できるので、グループ学習
の一環として複数人の生徒が同一の資料を協力して作成
することができる。
【0223】資料を作成した生徒の端末と表示用の端末
間でアプリケーション・ソフトの共有を行うことで、生
徒は着席したままプレゼンテーションを行うことができ
る。
【0224】表示用の端末,教師用の端末,生徒用の端
末と端末の役割を明確に分離して、使用目的や講義形態
に応じて各々の端末間の連携を変更可能とすることによ
って、教師と生徒との協調作業を他の生徒に見られなが
ら行うか、他の生徒に見られずに行うか選択できる。
【0225】演習問題を配布、生徒が記入した結果を集
計し、表示するインタフェースを具備することによっ
て、演習問題の結果をリアルタイムで見ることができる
ので、教師は生徒の理解状況を把握しながら講義を行う
ことができる。
【0226】生徒が端末で操作しているアプリケーショ
ン・ソフト名,生徒からの要求、および、生徒の映像を
教師の操作する端末に表示することによって、教師は、
生徒の状況を常に把握しながら講義を行うことができ
る。
【0227】生徒の端末に教師への要求伝達用のインタ
フェースを具備することによって、生徒は簡単な操作で
自分の要求を随時教師に伝達できる。
【0228】パンとズームを適度に折り混ぜたカメラワ
ークで教師の映像を獲得することによって、遠隔地にい
る生徒に飽きさせない教師の映像を表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の遠隔型集合教育支援システ
ムのブロック図。
【図2】本発明の一実施例におけるシステム概観図。
【図3】本発明の一実施例における教師用端末のブロッ
ク図。
【図4】本発明の一実施例における生徒用端末の詳細な
ブロック図。
【図5】本発明の一実施例における表示用端末のブロッ
ク図。
【図6】本発明の一実施例の生徒情報を管理するデータ
の構造を示す説明図。
【図7】本発明の一実施例の教師用端末の操作インタフ
ェースの説明図。
【図8】本発明の一実施例の教師用端末に表示される生
徒用端末アイコン,教師用端末アイコン,表示用端末ア
イコンの説明図。
【図9】本発明の一実施例の教師用端末180に表示さ
れる制御用インタフェースのメニューの説明図。
【図10】本発明の一実施例の演習問題配布インタフェ
ースの説明図。
【図11】本発明の一実施例の演習問題集計インタフェ
ースの説明図。
【図12】本発明の一実施例の教師用端末詳細表示イン
タフェースの説明図。
【図13】本発明の一実施例のカメラ制御インタフェー
スの説明図。
【図14】本発明の一実施例の生徒からの要求伝達用イ
ンタフェースの説明図。
【図15】本発明の一実施例の要求伝達用インタフェー
スの数字入力インタフェースの説明図。
【図16】本発明の一実施例の要求伝達用インタフェー
スの生徒用端末詳細表示インタフェースの説明図。
【図17】本発明の一実施例の教師用端末180におけ
る概略の処理手順を示したフローチャート。
【図18】本発明の一実施例の教師用端末における入力
処理の手順を詳細に示したフローチャート。
【図19】本発明の一実施例の教師用端末におけるメニ
ュー選択処理の手順を詳細に示したフローチャート。
【図20】本発明の一実施例の生徒用端末における処理
手順を示したフローチャート。
【図21】本発明の一実施例の表示用端末における処理
手順を示したフローチャート。
【符号の説明】
100…教師サイト、101…生徒サイト、110,1
11…生徒撮影用カメラ、112…教師撮影用カメラ、
120,121…マイク、122,123…スピーカ、
130…映像切り替え装置、140…教師用モニタ、1
50,151,152,153…大画面表示装置、16
0,161…コーデック装置、170,171…表示用
端末、180…教師用端末、190,191…生徒用端
末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山寺 仁 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の教室間で映像・音声・データを送受
    信して行う遠隔講義システムにおいて、教師の操作する
    アプリケーション・ソフトと生徒の操作するアプリケー
    ション・ソフト、もしくは、複数の生徒の操作するアプ
    リケーション・ソフトを共有させる手段と、上記アプリ
    ケーション・ソフトの共有を教師の操作する端末から集
    中制御する手段と、教師の操作する端末から生徒の操作
    する端末に演習問題を配布する手段と、生徒の記入した
    演習問題の結果を集計する手段と、上記集計結果を表示
    する手段と、生徒の操作する端末上で稼働しているアプ
    リケーション・ソフト名を教師の操作する端末に送信す
    る手段と、生徒が自分が操作する端末から教師の操作す
    る端末に要求を送信する手段と、教師の映像を獲得する
    手段と、上記教師の映像を的確に獲得するために制御す
    る手段と、生徒の映像を獲得する手段と、上記生徒の映
    像を的確に獲得するために制御する手段と、上記教師の
    映像と生徒の映像を表示する手段と、複数の教室間で共
    有しているデータを表示する手段と、音声を獲得し、再
    生する手段と、複数の教室間で映像・音声・データを送
    受信する手段を具備したことを特徴とする遠隔型集合教
    育支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、大画面表示装置を黒板
    に見立て、上記大画面表示装置上に表示した教師が操作
    するアプリケーション・ソフトと各生徒が操作している
    端末上のアプリケーション・ソフトとを動的に共有可能
    とする手段を具備する遠隔型集合教育支援システム。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、表示用
    の端末,教師用の端末,生徒用の端末など端末の役割を
    明確に分離して、使用目的や講義形態に応じて各々の端
    末間の連携を変更可能とする手段を具備する遠隔型集合
    教育支援システム。
  4. 【請求項4】請求項1,請求項2または請求項3におい
    て、演習問題を配布,生徒が記入した結果を集計し、表
    示するインタフェースを具備する遠隔型集合教育支援シ
    ステム。
  5. 【請求項5】請求項1において、生徒が端末で操作して
    いるアプリケーション・ソフト名、生徒からの要求、お
    よび、生徒の映像を教師の操作する端末に表示する手段
    を具備する遠隔型集合教育支援システム。
  6. 【請求項6】請求項1において、生徒の端末に教師への
    要求伝達用のインタフェースを具備する遠隔型集合教育
    支援システム。
  7. 【請求項7】請求項1において、パンとズームを適度に
    折り混ぜたカメラワークで教師の映像を獲得し、遠隔地
    にいる生徒に表示する手段を具備する遠隔型集合教育支
    援システム。
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