JP2004157464A - 講師支援システム、講師支援ビジネスの実施方法、及び、講師支援システム用プログラム - Google Patents

講師支援システム、講師支援ビジネスの実施方法、及び、講師支援システム用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動画通信機能付き携帯電話の所有者であれば誰でも簡単かつ気軽に講師になれるようなシステムを提供する。
【解決手段】本発明の第一の形態では、動画通信機能付き携帯電話である講師端末14により取得される動画及び音声を管理サーバ12を介して受講者端末16にライブ配信する。また、別の形態では、講師端末14により取得される動画及び音声をオンデマンド配信用のコンテンツとして管理サーバ12に保存し、受講者端末16からの要求に応じて配信する。このように、動画通信機能付き携帯電話さえあれば、自分の電話番号を公開することなく、簡単かつ気軽に講師になることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、知識、技能等を他者に教授する者を支援するシステムに関する。本明細書では、前記のような者を講師と呼び、前記のようなシステムを講師支援システムと呼ぶ。
【0002】
【従来の技術】
近年、動画通信機能を備え、テレビ電話として利用可能な携帯電話が一般でも利用され始めている(例えば、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモのFOMA(登録商標))。そして、そのような携帯電話(以下、「動画通信機能付き携帯電話」と呼ぶ)を応用したシステムやサービスが様々な分野で企画・提案されている。有力な応用形態の一つとして、教育、研修あるいは技術指導のように、知識、技能等を他者に教授する活動への応用が挙げられる。例えば、カルチャースクール、パソコン教室や外国語教室のレッスン、大学の講義、塾や予備校の授業を撮影した動画及び音声を受講者、生徒、学生等(以下、受講者と総称する)に動画通信機能付き携帯電話で視聴させるのである。
【0003】
上記のような授業はライブ配信型とオンデマンド配信型とに大別できる。ライブ配信型では、授業等の動画及び音声をインターネット等のコンピュータネットワークを通じてストリーミング方式で受講者の端末(携帯電話、パーソナルコンピュータ等)にリアルタイムで配信する。オンデマンド配信型では、授業等のデータをファイルの形でサーバに蓄積し、要求に応じて受講者の端末にデータをストリーミング方式又はファイル転送方式で配信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これまで提案又は実施されているシステムやサービスは、システム運営者側が用意した講座の中から受講者が受講したい内容のものを選択する形のものがほとんどである。このような方法では、受講者の希望する内容の講座が見つからない場合がある。この問題を解決するには、受講者の希望に応じて講座を開設できるような仕組みを用意すればよいが、そのためには講師を多数集める必要があり、これは容易なことではない。
【0005】
一方、世の中には、自分の知識、技能、経験を活かした仕事や活動をしたいと考えている人が数多く存在する。そこで、そのような人々に講師として活動してもらうことによって上記問題を解決することが考えられる。しかし、従来、上記のようなサービスでは、講師は、撮像カメラ、パソコン、ソフトウエア等から成る特殊なシステムを用いて、授業用コンテンツ(動画及び音声)を他の端末に配信する必要があった。このようなシステムは誰もが簡単に手に入れることができるものとはいえず、更には、誰もが簡単に使用できるものとはいえない。特に高齢者の場合、コンピュータを使うことが苦手であったり全く使うことができないために、せっかくの経験、知識、技能を十分に活かせない結果になりやすい。
【0006】
動画通信機能付き携帯電話は、それ単体で遠隔地の人と動画及び音声による通話を行うことが可能であり、操作も比較的簡単である(ただし、相手も動画及び音声による通話が可能な通信機器を使用することが条件となる)。これを利用すれば、個人レベルでも遠隔地の人を対象とした授業を実施することが可能である。しかし、そのためには、講師が自分の電話番号を受講者に知らせる必要があり、個人情報の悪用やプライバシー侵害の問題が起きる可能性が否定できない。このため、たとえ動画通信機能付き携帯電話を利用しても、一般の人が気軽に講師として活動を個人で始めることは容易とはいえない。
【0007】
本発明は以上のような課題を解決するために成されたものであり、その目的とするところは、動画通信機能付き携帯電話の所有者であれば誰でも簡単かつ気軽に講師になれるようなシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために成された本発明に係る第一の講師支援システムは、動画通信機能付き携帯電話である講師端末、動画表示機能及び音声出力機能を備える受講者端末、及び、前記講師端末及び受講者端末から送信されてくる要求に応じた処理を行うサーバを備え、前記サーバは、
各講師の情報を保存した講師データベース、
各講座の情報を保存した講座データベース、
各講座の紹介情報を受講者端末で閲覧できる形態で提供し、受講登録を受け付けるための受講登録受付部、
各講座の授業がいつ実施され、どの受講者が受講するかに関する情報を保存した授業予定データベース、及び、
各講座の授業日時に、該講座の講師が所有する講師端末から動画及び音声を取得し、該動画及び音声を前記講座の受講者の受講者端末に転送する動画及び音声配信部、
を備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る第二の講師支援システムは、動画通信機能付き携帯電話である講師端末、動画及び音声再生機能を備える受講者端末、及び、前記講師端末及び受講者端末から送信されてくる要求に応じた処理を行うサーバを備え、前記サーバは、
各講師の情報を保存した講師データベース、
各講座の情報を保存した講座データベース、
各講座の講師の講師端末から送信されてくる動画及び音声を該講座の授業用コンテンツとして保存するためのコンテンツ保存部、
各講座の紹介情報を受講者端末で閲覧できる形態で提供し、受講登録を受け付けるための受講登録受付部、
各講座をどの受講者が受講するかに関する情報を保存した受講登録データベース、及び、
前記受講者端末から講座識別情報とともに授業用コンテンツ取得要求を受けたとき、前記講座識別情報が示す講座に対応する動画及び音声を前記コンテンツ保存部から取り出し、該動画及び音声を前記受講者端末に送信する動画及び音声配信部、
を備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、上記システムを利用して講師支援ビジネスを実施する方法を提供する。更にまた、本発明は、コンピュータを前記第一又は第二の講師支援システムのサーバとして機能させるためのプログラムを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係る第一の講師支援システム及び第二の講師支援システムについて以下に説明する。
【0012】
第一の講師支援システム
本発明に係る第一の講師支援システムは、動画通信機能付き携帯電話である講師端末で撮影される授業用の動画及び音声をサーバを介して受講者端末に配信するライブ配信型のシステムである。以下、第一の講師支援システムの各構成要素について説明する。
【0013】
講師端末: 動画通信機能を備えており、テレビ電話として利用できる他、WEBブラウザ機能、電子メール送受信機能等を備える携帯電話。講師端末としては、例えば、いわゆる第3世代携帯電話(IMT−2000仕様)が好適に利用できる。
【0014】
受講者端末: 動画表示機能及び音声出力機能を備える端末。例としては、先に言及した第3世代携帯電話の他、動画再生用ソフトウェア又はテレビ電話用ソフトウェアをインストールしたパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略記する)又は携帯情報端末等が挙げられる。
【0015】
講師データベース: 本システムで講座を開設している講師に関する情報を保存したデータベース。このデータベースには、例えば、講師IDをキー項目として、講師名、住所、電話番号、携帯電話番号、電子メールアドレス、職業、教えたい分野(専門分野、得意分野)等の情報が保存される。
【0016】
講座データベース: 本システムで開設されている講座に関する情報を保存したデータベース。このデータベースには、例えば、講座IDをキー項目として、講座名、担当講師ID、講座の簡単な説明、定員(1対多形式で授業を行う場合)等の情報が保存される。一人の講師が複数の講座を開設することも可能である。また、一人の講師は一つの講座のみ開設できるようにする場合は、講師IDを講座IDとして利用してもよい。
【0017】
受講登録受付部: 講師データベースや講座データベースに保存された情報から作成した各講座の紹介情報を受講者端末で閲覧できる形態で提供し、受講登録を受け付けるための機能部。情報の提供形態としては、例えば次のようなものが考えられる。
・講座紹介用WEBサイトを開設し、講座一覧をカテゴリ分けして掲出する。更に、講座毎に内容紹介用WEBページも設ける。サンプル映像がある場合、受講希望者は内容紹介用WEBページでそのサンプル映像(動画及び音声)を視聴できる。検索エンジンを用いた講座検索機能も用意する。また、新規講座の開設案内や既存講座の紹介を含む電子メールを受講者に配信する。電子メールには、各講座の紹介ページのURLを記載する。
【0018】
予定データベース: 各講座がいつ授業され、どの受講者が受講するかに関する情報を保存したデータベース。このデータベースには、例えば、講座IDと授業日時との組み合わせをキー項目として、受講者の識別情報(受講者ID、受講者の電話番号等)が保存される。講座を1対多形式で行う場合は複数の受講者の識別情報が保存される。
【0019】
動画及び音声配信部: 講師端末から動画及び音声を取得し、該動画及び音声を前記講座の受講者の受講者端末に転送する機能部。いつ、どの講師端末からの動画及び音声をどの受講者端末に送信するかは、予定データベースに保存された情報に基づいて決定される。
【0020】
第一の講師支援システムを用いた各種業務の流れと本システムの動作について以下に説明する。
【0021】
講師登録
まず、講師希望者が講師登録を行う。講師登録は、例えば、講師希望者が携帯電話又は他の端末のWEBブラウザを利用して所定の講師登録用WEBページを開き、必要なデータを入力してサーバに送信する、というオンライン登録の形で行う。受信したデータは講師データベースに保存される。更に、書面で講師登録を受け付け、データの入力はシステム運営者側で行う、という書面登録も可能にすれば、コンピュータや携帯電話の細かい操作が苦手な人でも抵抗なく講師登録ができる。
【0022】
講座登録
講師登録を行った者は、次に講座登録を行う。講座登録も講師登録と同様にオンライン登録、書面登録等の形で行うことができる。講座登録のデータは講座データベースに保存される。オンライン登録の場合、更に、講師が携帯電話の動画通信機能を利用して講座紹介用のサンプル映像(動画及び音声)をサーバに送信できるようにしてもよい。この場合、サーバは、受信したサンプル映像を講座と関連づけて保存する。講座登録の手続きは講師登録の手続きを同一のステップで行うようにしてもよい。
【0023】
受講登録
受講希望者は、まず本システムの受講者登録を行い、受講者IDを取得してから各講座の受講登録を行う。そして、受講登録受付部により提供される各講座の紹介情報とサンプル映像を見て講座の内容や雰囲気を理解した上で、受講したい講座を選択し、受講登録を行う。受講登録はオンライン登録の形で行う。なお、受講者端末が携帯電話である場合は、携帯電話番号を受講者IDとして利用してもよい。
【0024】
授業日時の決定
授業日時は例えば下記のような方法で決定する。決定された授業日時は講座IDと関連づけられて予定データベースに保存される。
・講師が授業日時を予め固定的に決めておき、講座紹介でその日時を告知した上で受講者を募集する。
・講師が授業可能な日時を複数指定し、受講者が都合のよい日時を選択する。
・受講者が受講希望日時を指定し、講師がその日時に授業を実施可能かどうかを受講者に通知する。
【0025】
授業の実施
各講座の授業日時になると、動画及び音声配信部が講座の担当講師の携帯電話(すなわち講師端末)との通信を自発的に開始する。なお、講師端末からの通信開始要求を受けて通信を開始する形や、授業日時になってから所定時間だけ講師端末からの通信開始要求を待ち、その間に同要求がなかったら自発的に通信開始要求を講師端末に送信する形も可能である。また、受講者は、予め所定の方法で受講者端末と動画及び音声配信部との間の通信を確立しておく。なお、動画通信機能付き携帯電話のように通信網に常時接続された端末を受講者端末として用いる場合は、動画及び音声配信部側が受講者端末に対しても自動的に通信を開始するようにしてもよい。また、授業開始の少し前に関係各端末に電子メール等で授業開始通知を送信することにより講師及び受講者の待機を促すようにしてもよい。関係端末との通信が確立されたら、動画及び音声配信部は、講師端末から送信されてくる動画及び音声を各受講者の受講者端末に配信する。受講者は受講者端末でその動画及び音声を視聴する。
【0026】
授業形式の例
授業の形式は、受講者の人数に着目すれば1対1形式と1対多形式に大別でき、コミュニケーションの方向に着目すれば、講師端末から受講者端末へ一方向的に授業映像(動画及び音声)を流す一方向形式と、受講者から講師への質問等も可能な双方向形式とに大別できる。双方向形式の授業を行う場合、本システムに更に次のような構成を追加する。
・受講者端末として、動画表示機能及び音声出力機能だけでなく動画及び音声による通信機能(いわゆるテレビ電話機能)も備える端末を使用する(第3世代携帯電話、テレビ電話をインストールしたパソコン等)。
・動画及び音声配信部は、講師端末から受講者端末に動画及び音声を転送するだけでなく、受講者端末から講師端末へも動画及び音声を転送する。また、1対多形式の授業の場合、動画及び音声配信部は、一の受講者の受講者端末からの動画及び音声を講師端末だけでなく他の受講者端末へも転送する。
【0027】
第二の講師支援システム
本発明に係る第二の講師支援システムは、動画通信機能付き携帯電話である講師端末を用いて撮影した授業用の動画及び音声をサーバに蓄積しておき、受講者端末からの要求に応じてその動画及び音声をストリーム方式、ファイル転送方式等の方法で配信するオンデマンド配信型のシステムである。
【0028】
第二の講師支援システムの各構成要素のうち、講師端末、受講者端末、講師データベース、講座データベース及び受講登録受付部は、第一の講師支援システムの同名の構成要素と基本的に同一であるのでその説明を省略する。その他の構成要素について以下に説明する。
【0029】
授業用コンテンツ保存部: 各講座の講師の講師端末から送信されてくる動画及び音声を該講座の授業用コンテンツとして保存するための機能部。授業用コンテンツの保存は、例えば次のような形で行われる。
・講師が講師端末のWEBブラウザで授業用コンテンツ登録用のWEBページを開き、所定の操作(例えば、「録画開始」ボタンの押下)を行い、動画撮影操作を行うと、講師端末により取得される動画及び音声がサーバに送信される。サーバ側では、コンテンツ保存部が前記動画及び音声を受信し、授業用コンテンツとしてハードディスク等の記憶装置に保存する。
【0030】
受講登録データベース: 各講座をどの受講者が受講するかに関する情報を保存したデータベース。第二の講師支援システムはオンデマンド配信型のシステムであるため、講座の授業日時を管理する必要はなく、受講者はいつでも授業用コンテンツを視聴することができる。一人の受講者が同じ授業を視聴可能な回数に上限を設ける場合は、受講者毎の視聴回数をこのデータベースに記録し、検査することができる。
【0031】
動画及び音声配信部: サーバに保存済みの授業用コンテンツを受講者端末にストリーム方式又はファイル転送方式で送信する機能部。授業用コンテンツの視聴は、例えば次のような形で行われる。
・受講者が受講者端末のWEBブラウザを用いて授業用コンテンツ取得用のWEBページを開き、目的の授業用コンテンツにリンクされたアンカーをクリックすると、そのコンテンツのURL(講座識別情報に相当)とともにコンテンツ取得要求が受講者端末からサーバに送信される。この要求を受けて、サーバ側では、動画及び音声配信部が前記URLの授業用コンテンツを読み出し、受講者端末に送信する。受講者端末は、前記動画及び音声をストリーミング再生するか、その動画及び音声をファイルの形で記憶装置に保存する。
【0032】
第二の講師支援システムに、更に以下のような機能を追加してもよい。
・指定範囲を繰り返し再生する機能。
・講師への質問を動画及び音声で受け付ける機能。ただし、受講者側も動画撮影機能付き携帯電話を使用していることが条件となる。ただし、第二のシステムはオンデマンド配信型システムであるため、受講者がいつ授業用コンテンツを視聴し、質問してくるか、講師には事前にわからない。この問題を解決するには、例えば、受講者が授業用コンテンツの視聴を開始した時点で、サーバから前記授業用コンテンツに対応する講師に視聴開始通知を電子メール等で送信するようにすればよい。更に、質問時に講師が回答不能である場合を考慮し、質問時に講師端末が通信不能である場合にはサーバが受講者からの動画及び音声を保存するとともに講師に電子メールで質問受付通知を送信する機能を用意してもよい。
・動画を静止画像に分割して受講者端末に送信する機能。この機能により、画質は多少低下するものの、動画通信機能のない端末でも、複数の静止画像からコマ送り式に動画を再生するアプリケーションを用いて授業映像を擬似的に視聴することができる。
【0033】
本発明に係る第一及び第二の講師支援システムにおいて、希望の講座がない場合に、受講者が自分の希望する講座の開設要求(講座リクエスト)を出せるようにしてもよい。受講者から出された講座開設要求の一覧は各講師に公開される。一覧の中に自分にできる内容の講座の開設要求を見つけた講師は、所定の手順でその内容の講座を開設する。講座が開設されると、その講座の開設要求を出した受講者にサーバから電子メール等で開講通知が送られる。
【0034】
【発明の効果】
本発明の第一の講師支援システムでは、動画通信機能付き携帯電話を持ってさえいれば、簡単な講師登録手続きだけで講師となることができる。講師は、時間や場所にとらわれることなく、いつでもどこでも授業を行うことができる。講師端末と受講者端末との間の通信はサーバを介して行われるため、互いに相手に電話番号を告知する必要がなく、個人情報の悪用やプライバシーの侵害の心配はない。従って、講師希望者は安心して講師となることができ、受講者も安心して講座を受講することができる。
【0035】
また、本発明の第二の講師支援システムによれば、動画通信機能付き携帯電話を用いてオンデマンド配信用の動画及び音声を簡単にサーバに保存することができる。また、第二の講師支援システムでは、サーバの性能が許す限り何人でも同じ授業用コンテンツを視聴できる。
【0036】
【実施例】
本発明に係る講師支援システムの一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0037】
図1に本実施例の講師支援システム(以下、本システムと略記する)の概略構成を示す。本システム10は、管理サーバ12、講師端末14及び受講者端末16を含んでいる。講師端末14及び受講者端末16は、携帯電話網やインターネット等から成る通信ネットワーク18を介して管理サーバ12と通信可能である。なお、図1では講師端末を1台だけ、受講者端末を2台だけ描いているが、実際にはより多くの講師端末14及び受講者端末16が本システムに含まれている。
【0038】
講師端末14は動画及び音声による通信機能(テレビ電話機能)を備えた携帯電話である。動画は講師端末14の折り畳み軸に備えられたカメラ141で撮影される。このカメラ141は折り畳み軸を中心に所定角度範囲内で回動自在である。従って、カメラ141の方向を適宜変えることにより、自分の顔を撮影しながら通話することもできるし、他の物(例えば、授業用のホワイトボード)を撮影しながら通話することもできる。なお、受講者端末16の構成も基本的に講師端末14と同じである。
【0039】
管理サーバ12は通信ネットワークに接続されたコンピュータであって、固定磁気ディスク等で構成されたデータ保存部20を備えている。また、管理サーバ12は、各種プログラムを動作させることにより構成された通話管理部22、WEBサーバ24、データベース管理部26及びメール管理部28といったソフトウェア機能部を備えている。通話管理部22は、講師端末14と受講者端末16との間の双方向通信を仲介及び管理するもので、本発明の第一の講師支援システムの動画及び音声配信部に相当する。WEBサーバ24は、講師端末14や受講者端末16から送られてくる要求に応じて、後述するWEBサイトのコンテンツや授業用コンテンツをデータ保存部20から読み出し、要求発信元の端末に送信する。データベース管理部26は、主にWEBサーバ24からの要求に応じて、データ保存部20に作成された各種データベースに対するデータの読み書きを行う。メール管理部28は、講師端末14や受講者端末16への電子メールの送信や端末間の電子メールの送受信の仲介を行う。
【0040】
図2にデータ保存部20の概略構成を示す。なお、図2では「データベース」という語を「DB」と略記している。
講師データベース: 本システムの登録講師の属性情報を保存したデータベース。キー項目は講師ID。
講座データベース: 本システムで開講されている講座の属性情報を保存したデータベース。キー項目は講座ID。「講師ID」には、同講座を担当する講師のIDが書き込まれる。「授業形式」には授業用コンテンツ(動画及び音声)の配信方法が「ライブ配信型」か「オンデマンド配信型」かを示す値が書き込まれる。「サンプル映像ファイル名」には、サンプル映像保存部(これについては後述する)に保存された講座紹介用のサンプル映像(動画及び音声)のファイル名が書き込まれる。
受講者データベース: 本システムの登録受講者の属性情報を保存したデータベース。キー項目は受講者ID。「ハンドル名」には、受講者自身が決めた受講用の仮の名前(ニックネーム)が書き込まれる。
受講登録データベース: 各講座の受講者のリストを保存したデータベース。キー項目は講座ID。
サンプル映像保存部: 各講座の紹介用サンプル映像のファイルを保存した場所。
授業用コンテンツ保存部: オンデマンド配信型の授業用コンテンツのファイルを保存した場所。
コンテンツ利用状況データベース: オンデマンド配信型の授業用コンテンツの利用状況を記録したデータベース。キー項目は講座ID。
授業予定データベース: ライブ配信型講座の受講者の受講者IDをリスト形式で保存したデータベース。キー項目は講座IDと授業日時の組み合わせ。授業日時を過ぎたエントリもそのまま保存される。従って、このデータベースに基づいて、後日授業履歴を確認することができる。
講座リクエストデータベース: 新規講座の開講に関する受講者からのリクエストに関する情報を保存したデータベース。キー項目はリクエストID。「受講者ID」にはリクエストを出した受講者のIDが書き込まれる。「賛同者IDのリスト」には、リクエストされた内容の講座の開講に賛同している他の受講者のIDが記録される。
WEBサイトデータ保存部: 本システムのWEBサイトを構成するファイル群(HTML文書、画像、音声、スクリプト、等)を保存した場所。
【0041】
図3にWEBサイトの概略構成を示す。WEBサイトのうち破線で囲んだ領域は本システムの講師又は受講者として登録した者だけが閲覧可能な領域である。
【0042】
講師登録を希望する者は、WEBブラウザでトップページを開き、そこで「講師登録」を選択して講師登録ページを開く。講師登録ページには講師登録に必要な情報(図2の「講師データベース」を参照)を入力するフォームが備えられている。このフォームに必要情報を入力して送信操作を実行すると、入力情報が端末から管理サーバ12に送信される。管理サーバ12では、受け取った情報がWEBサーバ24からデータベース管理部26に渡される。データベース管理部26は新たな講師ID及びパスワードを発行し、前記講師IDに対応する新たなレコードを講師データベース(図2)に追加して、そこに前記情報を保存する。発行された講師ID及びパスワードはWEBサーバ24を通じて前記端末に送信される。
【0043】
受講者登録を希望する者は、講師登録と同様の手順で受講者登録ページの受講者登録用フォームに必要情報を入力して送信操作を実行することにより、管理サーバ12に受講者登録用の情報を送信する。情報を受けた管理サーバ12では、データベース管理部26が講師登録時と同様に新たな受講者ID及びパスワードを発行し、受講者データベース(図2)に前記情報を保存する。発行された受講者ID及びパスワードはWEBサーバ24を通じて前記端末に送信される。
【0044】
上記のようにして講師ID又は受講者IDを取得した者は、次回からはトップページの「ログイン」を選択し、認証ページでID及びパスワードを入力することにより、講師向けメニュー又は受講者向けメニューを利用することができる。なお、端末の電話番号により認証を行う場合はID及びパスワードの入力を省略することも可能である。
【0045】
講師向けメニューから利用できるサービスの概要を以下に説明する。
登録情報確認/変更: 講師データベースに登録された情報の確認や変更ができる。
講座登録/内容変更: 新規講座の開設や開講中の講座の登録内容の変更ができる。また、データ保存部20へのサンプル映像の保存やオンデマンド配信型講座の授業用コンテンツの保存もできる。
予約状況確認: 授業予定データベース(図2)に基づき、自分の講座の受講予約状況を授業日時毎に確認できる。ライブ配信型講座が対象。
授業履歴確認: 授業予定データベース(図2)に基づき、過去に実施した授業の履歴(授業日時、受講者一覧等)を確認できる。ライブ配信型講座が対象。
コンテンツ利用状況確認: コンテンツ利用状況データベース(図2)に基づき、自分の授業用コンテンツの利用状況(受講者のID及びハンドル名、利用日時)を確認できる。オンデマンド配信型講座が対象。このサービスにより、講師は、その時点においていずれかの授業用コンテンツが利用中であるかどうかを確認し、必要であれば質問の到来に備えて待機することができる。
講座リクエスト一覧: 受講者が開講を希望している講座の内容を賛同者の人数と合わせて一覧することができる。講師は、希望の内容の授業を行うことが自分に可能かを確認するとともに、賛同者の人数に基づいて将来の受講者の集まり具合を推定し、引き受け可能と思われたら「講座登録/内容変更」サービスで新たに講座を開講する。リクエストに対して新たな講座が開講されると、そのリクエストを出した受講者及びそれに賛同した受講者宛に開講案内が電子メールで配信される。
【0046】
受講者向けメニューから利用できるサービスの概要を以下に説明する。
登録情報確認/変更: 受講者データベースに登録された情報の確認や変更ができる。
講座情報閲覧: 開設されている各講座の情報を閲覧することができる。講座情報は、カテゴリ別、講師別、曜日/時間帯別というように整理された形で閲覧できる。また、キーワード等を用いた講座情報検索もできる。
オンデマンド授業: オンデマンド配信型講座の授業用コンテンツを視聴できる。視聴回数や視聴期間に制限があるコンテンツについては、残り視聴可能回数や視聴可能期限を確認できる。
講座リクエスト登録: 希望の内容の講座が見つからなかった場合は、ここで講座開講リクエストを出すことができる。リクエストの内容は、講座リクエストデータベースに保存され、講師向けメニューの講座リクエスト一覧に反映される。
講座リクエスト一覧: 受講者が開講を希望している講座の内容を賛同者の人数と合わせて一覧することができる。また、同じ内容の講座の開講を希望する場合は、ここで賛同者登録を行うことにより自分の希望を反映させることができる。
【0047】
ライブ配信型講座の授業について以下に説明する。
【0048】
通話管理部22は、授業予定データベースに基づいてライブ配信型の各講座の授業日時を常時確認している。いずれかの講座の授業日時が到来すると、通話管理部22は、その講座の講師の講師端末14及び受講者の受講者端末16との通信を開始する。こうして授業が開始される。なお、講師又は受講者のいずれかの端末が話し中又は通信不能状態にある場合、通話管理部22は、所定時間間隔で(例えば、5分毎に)所定回数、その端末に対してリダイヤルを試みるとともに、以下のようなメッセージを他の端末に表示する。
・講師端末が不通の場合:「講師と電話がつながっていません。あと5分待ってください」
・受講者端末が不通の場合:「受講生のXさんと電話がつながっていませんが、授業を開始しますか?」
【0049】
授業における講師端末14及び受講者端末16の画面を図4に示す。これらの画面の構成について以下に説明する。
【0050】
講師端末14の画面40の構成について説明する。画面40において、相手名表示部41には通話相手になっている受講者のハンドル名が表示される。動画表示部42には、通話相手の受講者端末16の撮影映像が動画表示され、更にその中のサブ動画表示部43には自分の端末14の撮影映像が小さく動画表示される。通話モード表示部44には、現在の通話モードが表示される。通話モードには「1対1通話」「グループ通話」「自動切り替え」「ブロードキャスト」の4通りのが用意されている(各モードの詳細については後述する)。講師は、画面40中の「通話モード切替」を選択して通話モード切替画面45を表示し、通話モードを切り替えることができる。また、残り時間表示部46には授業の残り時間が表示される。質問者名表示部47には、端末16で質問操作(これについては後述する)を行った受講者のハンドル名が表示される。このハンドル名を選択すると、動画表示部42の表示映像が前記受講者の端末16の撮影映像に切り替わる。
【0051】
4通りの通話モードの詳細は次の通りである。
1対1通話: 講師端末14といずれか1つの受講者端末16との間でのみ通話が可能なモード。他の端末は通話に加わることができない。講師は、画面40中の「受講者リスト」を選択して受講者リスト48を表示し、通話相手となる受講者を選択することができる。受講者リスト48では、受講生のハンドル名、累積通話時間(通話相手として選択された時間)、質問回数を確認できる。
グループ通話: 講師端末14と全ての受講者の端末16との間で音声通話が可能なモード。動画については、携帯電話の画面が小さいことを考慮し、同時に複数の端末の撮影映像を表示することはせず、他の端末の撮影映像を選択的に1つずつ画面に表示するようにしている。
自動切り替え: グループ通話において、複数の受講者がいる場合にそれらの受講者の端末を巡回するように表示映像を自動的に切り替えるようにしたモード。このモードを使うと、全ての受講者に均等に動画通信の時間を割り振ることができる。
ブロードキャスト: 講師端末14により取得される動画及び音声を一方向的に各受講者端末16に配信するモード。各受講者端末16により取得される動画及び音声は他の端末には転送されない。
【0052】
以上のように構成された講師端末14を用いて講師は授業を行う。授業では複数の通話モードを適宜切り替えることが可能である。例えば、授業の前半ではブロードキャストモードで基本的な知識を講義形式で受講者に教授し、後半ではグループ通話モードで質疑応答や討論を行う、というように授業を進めることが可能である。
【0053】
次に受講者端末16の画面50の構成について説明する。画面50において、相手名表示部51には、通話相手になっている講師名が表示される。なお、講師名としてハンドル名を使用できるようにしてもよい。動画表示部52、サブ動画表示部53及び残り時間表示部55は、講師端末14の動画表示部42、サブ動画表示部43及び残り時間表示部46と同じものである。質問状況表示部56には、自分より先に質問希望を出して講師の回答を待っている受講者の人数が表示される。
【0054】
講師に質問をしたいときは、質問状況表示部56下の「質問する」を選択する(質問操作)。この操作を行うと、受講者端末16から通話管理部22に質問要求が送信され、通話管理部22は質問者のハンドル名を講師端末14に送信する。ハンドル名は講師端末14の質問者名表示部47に表示される。このような方法により、受講者は、他の受講者が授業を視聴するの妨げることなく講師に質問をすることができる。
【0055】
ライブ配信型講座の受講料金は、例えば通話回数や通話時間に基づいて各受講者に課金する。通話時間については、全授業時間だけでなく、講師と受講者との1対1通話の累積時間を考慮してもよい。また、更に質問回数を考慮してもよい。
【0056】
オンデマンド配信型講座の授業について以下に説明する。
【0057】
まず、講師が予め講師端末14のWEBブラウザを用いて講師向けメニューを開き、「講座登録/内容変更」サービスで授業用コンテンツを管理サーバ12に登録しておく。授業用コンテンツとなるべき動画及び音声は、端末14の動画及び音声通信機能を利用して管理サーバ12に送信する。
【0058】
受講者は、受講者端末16のWEBブラウザを用いて受講者向けメニューを開き、「オンデマンド授業」サービスで目的の授業用コンテンツを視聴する。視聴形態はストリーミング方式でもよいし、ファイルを端末16にダウンロードし、アプリケーションでオフライン再生する方法でもよい。
【0059】
授業用コンテンツの視聴中における受講者端末16の画面60を図5に示す。画面60において、動画表示部61には授業用コンテンツに含まれる動画が表示される。授業時間表示部62には全授業時間が表示され、現在位置表示部63には動画表示部61に表示された場面の時間位置が表示される。再生/中断ボタン64は、動画及び音声を再生したり中断したりするために用いられる。
【0060】
メニューボタン65を押すと、以下のような機能が利用できる。
しおり機能: 動画及び音声の中の任意の時間位置にしおり(ブックマーク)を設定する機能。
指定範囲再生機能: 動画及び音声の中で任意の時間範囲を指定し、その部分を繰り返し再生する機能。この機能を選択すると、メニューボタン65のラベルが「範囲」に代わり、同ボタンが範囲指定ボタンとして機能するようになる。動画再生中に範囲指定ボタンを一度押すとその時間位置に開始ポイントが設定され、もう一度範囲指定ボタンを押すとその時間位置に終了ポイントが設定される。こうして範囲が確定すると、範囲設定ボタンがメニューボタン65に戻る。設定された範囲は範囲指定表示部66に表示される。
ジャンプ機能: 動画及び音声の他の時間位置にジャンプする機能。移動先は、コンテンツの先頭、しおりの設定箇所、指定範囲の開始ポイント、任意の時間位置(その場で指定)等である。
質問機能: 授業内容に関して質問があるときに、受講者はこの機能を使って担当講師にテレビ電話をかけ、動画及び音声で質問することができる。電話を受けた講師端末14の画面には、質問者の端末16の撮影映像、質問者のハンドル名、視聴中の講座の名称等の情報が表示される(図示せず)。講師端末14と通信不能のときは、動画及び音声で質問メッセージを管理サーバ12に保存することができる。この場合、講師端末14には質問受付連絡が電子メールで配信される。
再生終了: 動画及び音声の再生を終了する。
【0061】
オンデマンド配信型講座の受講料金は、例えば視聴回数(ストリーミング配信の場合)やダウンロード回数に基づいて決定し、各受講者に課金する。更に質問回数を考慮してもよい。
【0062】
以上、本発明の一実施例について詳細に説明したが、実施例は上記に限られることはなく、本発明の精神及び範囲内で様々な応用例が考えられる。
【0063】
例えば、本発明は、商品やサービス等に関する顧客からの質問を動画及び音声で受け付けるサポートシステムに応用することが可能である。この場合、サポートセンターの要員(本発明の「講師」に相当する)はそれぞれ動画通信機能付き携帯電話を所持しており、自分の専門分野又は担当分野に関する問い合わせ窓口(本発明の「講座」に相当する)を開設している。各担当者は、動画及び音声で顧客の質問に回答したり顧客に適宜指示を出したりすることにより、短時間で的確なサポートができる。このように、本発明における「講師」とは、知識や技能を他者に教授する仕事をするもの全般を包含する概念である。
【0064】
また、オンデマンド配信型講座の授業用コンテンツとして、動画通信機能付き携帯電話以外の手段(例えば、パソコンとデジタルビデオカメラの組み合わせ)で取得した動画及び音声データを利用できるようにしてもよい。このようにすると、動画通信機能付き携帯電話を持っていない者でも、他の動画及び音声取得手段を持っていれば講師として活動することができる。また、例えば、携帯電話のカメラでは良好な授業映像が得られない場合に、通常のビデオカメラで授業を撮影し、携帯電話で視聴可能なデータに変換して管理サーバにアップロードする、という方法をとることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である講師支援システムの概略構成図。
【図2】データ保存部の概略構成。
【図3】WEBサイトの概略構成。
【図4】ライブ配信型講座の授業における講師端末及び受講者端末の画面。
【図5】オンデマンド配信型講座の授業用コンテンツの視聴中における受講者端末の画面。
【符号の説明】
10…講師支援システム
12…管理サーバ
14…講師端末
16…受講者端末

Claims (5)

  1. 動画通信機能付き携帯電話である講師端末、動画表示機能及び音声出力機能を備える受講者端末、及び、前記講師端末及び受講者端末から送信されてくる要求に応じた処理を行うサーバを備え、前記サーバは、
    各講師の情報を保存した講師データベース、
    各講座の情報を保存した講座データベース、
    各講座の紹介情報を受講者端末で閲覧できる形態で提供し、受講登録を受け付けるための受講登録受付部、
    各講座の授業がいつ実施され、どの受講者が受講するかに関する情報を保存した授業予定データベース、及び、
    各講座の授業日時に、該講座の講師が所有する講師端末から動画及び音声を取得し、該動画及び音声を前記講座の受講者の受講者端末に転送する動画及び音声配信部、
    を備えることを特徴とする講師支援システム。
  2. 前記受講者端末は携帯電話であり、前記動画及び音声配信部は各講座の授業日時になると該講座に関係する講師端末及び受講者端末に対して自動的に通信開始要求を送信することを特徴とする請求項1に記載の講師支援システム。
  3. 動画通信機能付き携帯電話である講師端末、動画及び音声再生機能を備える受講者端末、及び、前記講師端末及び受講者端末から送信されてくる要求に応じた処理を行うサーバを備え、前記サーバは、
    各講師の情報を保存した講師データベース、
    各講座の情報を保存した講座データベース、
    各講座の講師の講師端末から送信されてくる動画及び音声を該講座の授業用コンテンツとして保存するためのコンテンツ保存部、
    各講座の紹介情報を受講者端末で閲覧できる形態で提供し、受講登録を受け付けるための受講登録受付部、
    各講座をどの受講者が受講するかに関する情報を保存した受講登録データベース、及び、
    前記受講者端末から講座識別情報とともに授業用コンテンツ取得要求を受けたとき、前記講座識別情報が示す講座に対応する動画及び音声を前記コンテンツ保存部から取り出し、該動画及び音声を前記受講者端末に送信する動画及び音声配信部、
    を備えることを特徴とする講師支援システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の講師支援システムを利用して受講者端末に動画及び音声を配信する手順、及び、
    前記受講者端末を所有する受講者に対する受講料金の課金処理を前記サーバにより実行する手順、
    を備えることを特徴とする講師支援ビジネスの実施方法。
  5. コンピュータを請求項1〜3のいずれかに記載の講師支援システムのサーバとして機能させるためのプログラム。
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