JPH10123895A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10123895A
JPH10123895A JP8280743A JP28074396A JPH10123895A JP H10123895 A JPH10123895 A JP H10123895A JP 8280743 A JP8280743 A JP 8280743A JP 28074396 A JP28074396 A JP 28074396A JP H10123895 A JPH10123895 A JP H10123895A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者のグループごとに画像形成回数を管理
するものでありながら、省エネルギーを図りつつ、作業
効率を向上させることができる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 CPU、コピーが終了してカードリーダ
からIDカードが抜かれて、カード抜け信号のONエッ
ジを受信すると(ステップS501でYes)、APO
時間に「1分」を設定する(ステップS503)。これ
に対し、コピーをするためにカードリーダにIDカード
が挿入されて、カード挿入信号のONエッジを受信する
と(ステップS505でYes)、IDカード挿入時に
このIDカードから部門コードが読み取られているの
で、この部門コードに対応したAPO時間を制御RAM
に格納された部門情報管理テーブルから検索し、その時
間をAPO時間に設定する(ステップS508)。これ
により、コピー許可状態になるとそのAPO時間にコピ
ー禁止状態のAPO時間1分より長い時間(例えば、3
0分)が設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者のグループ
ごとに画像形成回数の管理が可能で、所定の猶予時間が
経過しても使用者による操作がない場合に、節電するよ
うにした複写機やレーザプリンタなどの画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】会社などにおいては、通常、1台の複写
機が多数の部門によって使用される場合が多いので、予
算管理上、使用者のグループごと、例えば各部門ごとの
コピー回数を管理することが望ましい。そのため、従来
の複写機では、各部門の使用者にその部門に固有の識別
番号(以下、「部門コード」という。)を記録した識別
カード(以下、「IDカード」という。)を配布してお
き、このIDカードに記録された部門コードをコピー動
作の実行の際に複写機に設けられたカードリーダで読み
取らせてコピー禁止状態をコピー許可状態に変更させ、
当該部門コードごとにコピー回数を管理するようになっ
ている。
【0003】ところで、最近は、OA機器の分野におい
ても省エネルギーの要請が高く、比較的電力消費量の多
い複写機においてもその対策がせまられている。通常、
複写機においては、コピー作業の効率化の観点から、定
着ローラの表面を常時、定着温度に保持しておくことが
望まれるが、そのために多くの電力が消費されることに
なる。
【0004】そこで、現行の複写機では、カードリーダ
にIDカードが挿入されているか否かに拘わらず、操作
パネルから入力操作のない状態が所定の時間(猶予時
間)継続すると、装置全体の電源をオフにするオートパ
ワーオフモード(AUTO POWER OFF MO
DE:以下、「APOモード」と記す。)を実行すると
いった節電機能を持たせることにより、省エネルギー対
策を図っている(以下、この猶予時間を「APO時間」
と呼ぶ。)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
複写機においては、カードリーダにIDカードが挿入さ
れてコピー許可状態になっている場合と、カードリーダ
からIDカードが抜き取られてコピー禁止状態になって
いる場合とに、同じAPO時間が設定されており、かつ
固定されていた。このため、APO時間が長く設定され
ていると、使用者がカードリーダからIDカードを抜き
取ってコピー禁止状態にされて、使用者がコピーをする
意思がないことを明らかにしているにも拘わらず、AP
O時間が経過するまでAPOモードが実行されないた
め、消費電力が長時間無駄にされる。この逆に、APO
時間が短く設定されていると、使用者がカードリーダに
IDカードを挿入してコピー許可状態にされて、使用者
がコピーをする意思を明らかにし、コピーが実行される
可能性が高いのにも拘わらず、たちまちAPO時間が経
過してAPOモードが実行されるため、電源の再立ち上
げ操作や定着ローラの昇温待ちなどに無駄な操作や待機
時間を費やし、コピーの作業効率が悪化する。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、使用者のグループごとに画像形成回数を管
理するものでありながら、省エネルギーを図りつつ、作
業効率を向上させることができる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、使用者のグループごとに画像形成回数の管理が可
能な管理手段と、所定の猶予時間が経過しても使用者に
よる操作がない場合に、消費電力を低減させるか、若し
くは装置全体の電源をオフにする節電制御手段と、を備
える画像形成装置であって、前記管理手段は、使用者の
第1の操作に基づいて画像形成動作の禁止状態を許可状
態に変更する第1の状態変更手段と、使用者の第2の操
作に基づいて画像形成動作の許可状態を禁止状態に変更
する第2の状態変更手段と、を備え、前記節電制御手段
は、前記禁止状態と許可状態のいずれであるかを検出す
る状態検出手段と、前記禁止状態を検出した場合には前
記猶予時間が第1の時間となるように制御し、前記許可
状態を検出した場合には当該猶予時間が第1の時間より
長い第2の時間となるように制御する猶予時間制御手段
と、を備えることを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る画像形成装置において
は、前記管理手段は、グループごとに付与されたカード
をセットするためのカードリーダをさらに備え、前記第
1の状態変更手段は、前記第1の操作としてカードがカ
ードリーダにセットされた場合に、その状態を変更し、
前記第2の状態変更手段は、前記第2の操作としてカー
ドがカードリーダから抜かれた場合に、その状態を変更
することを特徴とすることもできる。
【0009】また、本発明に係る画像形成装置において
は、前記管理手段は、使用者のグループごとに付与され
た暗証コードを入力するための暗証コード入力手段をさ
らに備え、前記第1の状態変更手段は、前記第1の操作
として暗証コードが入力された場合に、その状態を変更
することを特徴とすることもできる。さらに、本発明に
係る画像形成装置においては、前記猶予時間変更手段
は、使用者のグループごとの前記第2の時間を登録する
ための第2時間登録手段と、登録された第2の時間を使
用者のグループに応じて設定する第2時間設定手段と、
をさらに備えることを特徴とすることもできる。
【0010】なお、本明細書において「使用者のグルー
プ」とは、画像形成回数の管理対象となる人的集合の単
位、例えば、会社などにおける部門や課などのほか、そ
の構成員が一人の場合、すなわち個人の場合も含む概念
として用いるものとする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る複写機の実施
の形態を、単色のデジタル複写機を例にして説明する。 (1)デジタル複写機全体の構成 まず、当該デジタル複写機(以下、単に「複写機」とい
う。)の全体の構成を図1により説明する。同図に示す
ように当該複写機は、大きく分けて、原稿画像を読み取
るイメージリーダ部10と、このイメージリーダ部10
で読み取った画像を再現するプリンタ部20とからな
る。
【0012】イメージリーダ部10のスキャナ11は、
原稿を照射する露光ランプ12と、当該原稿からの反射
光を電気信号に変換するCCDイメージセンサ(以下、
単に「CCDセンサ」という。)14を備え、操作者
が、操作パネルOP(図2参照)からコピー開始を指示
すると、スキャナ11が図示しない駆動手段により矢印
方向に移動し原稿ガラス15にセットされた原稿をスキ
ャンする。
【0013】これにより得られた画像データは、画像処
理部110においてA/D変換され、さらにシェーディ
ング補正や濃度変換、エッジ強調など必要な処理を加え
られた後、制御部100を介して後述の露光走査部20
Aに出力される。プリンタ部20は、公知の静電複写方
式で画像形成を行うものであって、露光走査部20A
と、画像形成プロセス部20Bと、給紙部20Cとから
なる。
【0014】露光走査部20Aのレーザダイオード21
は、上記制御部100からの駆動信号を受けてレーザ光
を発する。このレーザ光は、定速で回転駆動されるポリ
ゴンミラー23のミラー面で反射して偏向され、画像形
成プロセス部20Bにおける感光体ドラム27の表面を
露光走査する。感光体ドラム27は、上記露光を受ける
前にクリーナ28で表面の残留トナーを除去され、さら
にイレーサランプ29に照射されて除電された後、帯電
チャージャ30により一様に帯電されており、このよう
に一様に帯電した状態で上記レーザ光による露光を受け
ると、感光体ドラム27の表面に静電潜像が形成され
る。この静電潜像は、現像器31によりトナーの供給を
受けて現像され、これにより感光体ドラム27表面にト
ナー像が形成される。
【0015】一方、所定の記録シートが上記感光体ドラ
ム27の像形成動作と同期して、給紙部20Cの用紙カ
セット40〜42のいずれかから給紙ローラ401(4
11、412)、タイミングローラ33および搬送ベル
ト34等の給紙機構によって感光体ドラム27下方の転
写位置まで給紙される。この転写位置において、搬送ベ
ルト34の裏に設置された転写チャージャ32の静電力
により感光体ドラム27に形成されたトナー像が記録シ
ート上に転写される。
【0016】その後、トナー像が転写された記録シート
は、搬送ベルト35により定着装置36まで搬送され、
定着装置36により記録シート表面のトナー粒子がシー
ト表面に溶融付着して定着され、排出ローラ37を介し
て排紙トレイ38上に排出される。なお、複写機側面に
は後述する電源回路300(図4参照)をONするため
のメインスイッチ51が設けられており、複写機本体上
面の奥側には装置使用に当たってIDカードを挿入する
ためのカードリーダ200が設けられている。
【0017】さらに、複写機本体上面の手前側には、図
2(a)に示すような操作パネルOPが設置されてい
る。同図に示すように、この操作パネルOPには、液晶
タッチパネル91と、コピー部数や倍率などを入力する
テンキー92と、当該コピー部数を標準値「1」に戻す
ためのクリアキー93と、複写機本体20内における設
定値などを標準値に戻すためのパネルリセットキー94
と、コピー動作を中止させるためのストップキー95
と、コピー動作を開始させるためのスタートキー96
と、コピー開始時のIDの入力などのためのIDキー9
7と、ユーザのIDの登録や、コピー回数を確認したり
コピー回数を0に戻したり、コピー許可時におけるAP
O時間などを設定登録あるいは変更するためのサービス
キー98等が設けられている。
【0018】液晶タッチパネル91は、必要なメッセー
ジや各種のキーを表示する液晶表示板(以下、「LCD
モジュール」と記す。)120(図4参照)の表面にタ
ッチキーマトリックス130(図4参照)を含むタッチ
パネルを積層することにより構成され、使用者が画面に
表示された所定のキーにタッチすることにより必要な入
力ができるようになっている。
【0019】この液晶タッチパネル91は、カードリー
ダ200が設けられている場合の初期状態では、図2
(a)に示すようにIDカードの挿入を促すメッセージ
を表示しており、カードリーダ200が設けられていな
い場合の初期状態では、図2(b)に示すようにIDの
入力を促すメッセージを表示している。(なお、IDカ
ードの挿入を促すメッセージを表示している場合の画面
を以下、「IDカード挿入画面」といい、IDの入力を
促すメッセージを表示している場合の画面を以下、「I
D入力画面」という。) IDカード挿入画面の状態でカードリーダ200にID
カードを挿入すると、液晶タッチパネル91の表示が、
図2(c)に示すように、コピー条件の入力が可能なコ
ピー基本画面に変更され、コピー基本画面の状態でカー
ドリーダ200からIDカードを抜き取ると、液晶タッ
チパネル91の表示が、IDカード挿入画面に変更され
る。
【0020】また、ID入力画面の状態で、使用者が、
テンキー92でその使用者の属する部門のIDを入力し
てIDキー99を押下すると、後述する部門情報管理テ
ーブルT(図3参照)に登録されている登録IDがサー
チされ、上記IDと一致する登録IDが部門情報管理テ
ーブルTに登録されている場合には、コピー動作が許可
される。すると、液晶タッチパネル91の表示が、コピ
ー基本画面に変更され、コピー基本画面の状態でIDキ
ー97を再度押下すると、液晶タッチパネル91の表示
が、ID入力画面に変更される。
【0021】コピー基本画面の状態において使用者は、
各種のキーによりコピー部数や倍率、用紙サイズおよび
コピー濃度等のコピー条件を入力して、スタートキー9
6を押下し、コピー動作を開始させることができる。ま
た、コピー基本画面の状態で、使用者や管理者等がサー
ビスキー98を押下すると、図2(d)に示すように、
上記部門コードに対応したID、コピー回数およびAP
O時間を登録あるいは変更するためのユーザーチョイス
画面に変更されるようになっている。ユーザーチョイス
画面では、IDカードに記録された部門コードのIDを
登録するためのID欄のほか、その部門の総コピー回数
を示すトータルカウンタ欄、その部門のコピー許可時に
おけるAPO時間を登録するためのAPO時間欄や、前
画面に戻るための前画面キー91aと、IDを登録する
ためのIDキー91bと、コピー回数の総数を示すため
のトータルカウンタキー91cと、APO時間を登録す
るためのAPO時間キー91dと、登録ID欄や、トー
タルカウンタ欄、APO時間欄の数値をデクリメントす
るためのデクリメントキー91eと、これらの欄の数値
をインクリメントするためのインクリメントキー91f
とが表示されており、各キーを操作することにより、部
門情報管理テーブルTにIDや、トータルカウンタ、A
PO時間を登録することができる。
【0022】上記部門情報管理テーブルTは、図3に示
すように、999個の各部門毎に部門コードを格納する
領域と、この部門コードに対応した登録IDを格納する
領域と、コピー許可時におけるAPO時間を格納する領
域と、カウントデータ(コピー回数)を格納するカウン
タ領域とが設けられている。なお、このAPO時間は、
コピー禁止時に設定されるAPO時間(例えば、1分)
と同じ時間である下限の1分から上限の120分までの
間の任意の時間を1分刻みで設定することができ、また
IDは重複しない限り任意の4桁の数値を設定すること
ができるようになっており、その後各部門毎にIDの変
更、APO時間の変更、トータルカウンタのクリアがで
きるようになっている。
【0023】例えば、ユーザーチョイス画面の状態でA
PO時間を登録する場合、APO時間キー91dを押下
するとAPO時間欄が黒に反転表示されAPO時間を登
録したり変更することが可能になる。この状態でデクリ
メントキー91eあるいはインクリメントキー91fを
操作して所望のAPO時間を入力し、さらにAPO時間
キー91dを押下する。これにより、APO時間欄がも
との白の表示に戻り、複写機内部の制御部100の部門
情報管理テーブルTにAPO時間が登録される。暗証番
号やトータルカウンタの場合には、APO時間キー91
dに代えてIDキー91bや、トータルカウンタキー9
1cを操作することにより部門情報管理テーブルTにI
Dやトータルカウンタを登録することができる。この登
録の詳細は、後述する。 (2)制御部100の構成 複写機の内部には上記コピー動作などを統一的に制御す
る制御部100が設けられている。
【0024】図4は、上記制御部100およびこれに関
連する構成を示すブロック図である。この制御部100
は、大きく分けて複写機におけるコピー動作を制御する
ためのメイン制御部100Aと、カードリーダ200を
制御するためのカードリーダ制御部100Bからなる。
このメイン制御部100Aおよびカードリーダ制御部1
00Bは、メインスイッチ51のON時に電源回路30
0によって電力付勢されている。メイン制御部100
A、カードリーダ制御部100BはそれぞれCPU10
1,151を中心として構成され、CPU101,15
1は図示しないシリアルI/Fを介してシリアル通信に
より互いに同期を取るようになっている。
【0025】メイン制御部100AのCPU101に
は、データバスおよびアドレスバスを介して制御ROM
102と、バッテリバックアップされた制御RAM10
3と、画像ROM104と、LCDコントローラ105
と、V−RAM106と、マルチプレクサ107と、拡
張I/O108と、デコーダ109との各チップ部品が
接続されている。CPU101は、制御ROM102に
格納された制御プログラムに従ってデコーダ109を介
して所定のチップをセレクトし、拡張I/O108を介
して作像系センサーからの入力を受け付けて、メインモ
ータ、各種クラッチなどの作像系駆動部へ所定の信号を
出力し、上記イメージリーダ部10、プリンタ部20の
動作を統一的に制御して円滑なコピー動作を達成し、コ
ピーが実行されるごとに制御RAM103に格納された
部門情報管理テーブルTの該当する部門コードのコピー
回数をカウントアップする。
【0026】カードリーダ制御部100BのCPU15
1には、制御プログラムなどが格納されているROM1
52と、変数データを格納するためのRAM153と、
カード読み取り部154とが接続されている。カード読
み取り部154には、IDカードに記録された部門コー
ドを磁気的に読み取るための磁気ヘッドやIDカードが
挿入されているか否かを光学的に検出するための検出ス
イッチなどが設けられている(図示せず)。CPU15
1は、カード読み取り部154によって読み取られた部
門コードやIDカードの挿入および抜き取りの状態をR
AM153に一旦格納しておき、部門コード、IDカー
ドが挿入されていることを表すカード挿入信号、IDカ
ードが抜かれたことを表すカード抜け信号などをCPU
101に送信する。
【0027】CPU101は、CPU151から送信さ
れた部門コード、カード挿入信号、カード抜け信号を受
信したり、IDキー97、サービスキー98が操作され
ると、制御ROM102から液晶タッチパネル91の表
示画面を切り替えるためのパネル表示プログラムを読み
出し、このプログラムに従って所定の画面データを画面
ROM104から読み出してV−RAM106に転送
し、マルチプレクサ107およびLCDコントローラ1
05を制御して必要に応じて上記したIDカード挿入画
面(図2(a))、ID入力画面(図2(b))、コピ
ー基本画面(図2(c))、ユーザーチョイス画面(図
2(d))を表示させる。そして、上記した部門情報管
理テーブルTのID、APO時間などの登録・変更を実
行する。
【0028】また、CPU101は、拡張I/O108
を介してタッチキーマトリックス130やテンキー92
〜サービスキー98の操作を検出する外部キーマトリッ
クス140により各種キーが操作されたか否かサーチし
ており、操作されない時間が所定のAPO時間に達する
と、拡張I/O108を介して電源回路300に電源オ
フ信号を送り、電源回路300からの給電を停止させる
ようにしている。 (3)メイン制御部100Aにおける制御動作 以下、メイン制御部100Aにおける制御動作をフロー
チャートに基づき説明する。
【0029】図5は、メイン制御部100Aの制御動作
のメインルーチンを示すフローチャートである。メイン
スイッチ51のONにより電源が投入されると、メイン
制御部100AのCPU101は、制御ROM102に
格納されている初期化プログラムを読み出して、制御R
AM103のワークエリアの初期化などの初期設定を行
い(ステップS10)、内部タイマーにより計時を開始
し(ステップS20)、当該メインルーチンのステップ
S30〜S70の時間が所定の時間となるように監視す
る(ステップS80)。そしてステップS20に戻り、
内部タイマーの計時開始後、以後ステップS30〜S7
0の各処理を順次実行する。
【0030】以下、上記ステップS30〜S70の処理
内容について詳しく説明する。まず、操作パネルOPの
種々のキー入力を受け付け、またカードリーダ200に
IDカードが挿入されていることを表すカード挿入信号
や、200からカードが抜かれていることを表すカード
抜け信号、IDカードから読み取られた部門コードなど
のカードリーダ制御部100Bから入力の受け付けを行
うとともに、サービスキー98の押下に伴って行われる
部門情報管理テーブルTへのAPO時間の登録などに対
する入力処理を実行する(ステップS30)。
【0031】次いで、操作パネル91に所定の画面を表
示させたり、デコーダ109から所定のチップをセレク
トする信号を出力するための出力処理を実行し(ステッ
プS40)、後述するAPO制御処理を実行し(ステッ
プS50)、コピーの実行ややコピー回数のカウントな
どの複写動作処理を実行し(ステップS60)、カード
リーダ制御部100から受信したカード挿入信号などの
データの処理を含むその他の処理を実行する(ステップ
S70)。なお、ステップS70の受信したデータの処
理では、カード挿入信号などの変化や各キーのON時が
判断されており、この変化や各キーのON時を以下、O
Nエッジと記する。
【0032】次いで、入力処理における部門情報管理テ
ーブルTへの登録について詳述する。図6および図7
は、図5の入力処理(ステップS30)のサブルーチン
を示すフローチャートである。まず、CPU101は、
制御RAM103の各フラグの内容を調べるフラグチェ
ック処理を実行する(ステップS301)。このフラグ
チェック処理では、コピー基本画面を表示しているのか
ユーザーチョイス画面を表示しているのかを表す画面フ
ラグF1と、暗証番号の入力が許可されているか禁止さ
れているかを表す暗証番号フラグF2と、カウントデー
タの入力が許可されているか禁止されているかを表すカ
ウントデータフラグF3と、APO時間の入力が許可さ
れているか禁止されているかを表すAPO時間フラグF
4とが「0」か「1」かチェックされる。
【0033】画面フラグF1は、コピー基本画面では
「0」にリセットされユーザーチョイス画面では「1」
にセットされており、コピー基本画面においてサービス
キー98をONすると表示がユーザーチョイス画面にな
って「1」にセットされ、ユーザーチョイス画面におい
て前画面キー91aをONするとコピー基本画面になっ
て「0」にリセットされる。暗証番号フラグF2は、暗
証番号の入力が禁止されているときには「0」にリセッ
トされ、暗証番号の入力が許可されているときには
「1」にセットされており、カウントデータフラグF3
は、カウントデータの入力が禁止されているときには
「0」にリセットされ、カウントデータの入力が許可さ
れているときには「1」にセットされており、APO時
間フラグF4は、APO時間の入力が禁止されていると
きには「0」にリセットされ、APO時間の入力が許可
されているときには「1」にセットされている。また、
暗証番号フラグF2、カウントデータフラグF3、AP
O時間フラグF4は、暗証番号キー91b、トータルカ
ウンタキー91c、APO時間キー91dがONされる
ごとに「0」→「1」→「0」のようにそれぞれ変化す
る。
【0034】フラグチェック処理の結果、画面フラグF
1が「0」の場合、すなわち図2(c)のコピー基本画
面になっている場合において、サービスキー98のON
エッジを検出すると(ステップS302でYes)、画
面フラグF1に「1」をセットし、暗証番号フラグF
2,カウントデータフラグF3,APO時間フラグF4
を「0」にリセットし(ステップS303)、IDカー
ドから読み取った部門コードに対応したユーザチョイス
画面とその部門管理データを呼び出し(ステップS30
4)、リターンする。これにより、操作パネルOPの9
1に図2(d)に示すユーザチョイス画面とその部門管
理データが表示される。
【0035】ステップS302においてサービスキー9
8のONエッジを検出していない場合には、そのままリ
ターンする。これにより、コピー基本画面が表示された
ままに維持される。フラグチェック処理の結果、画面フ
ラグF1が「1」で、その他の暗証番号フラグF2、カ
ウントデータフラグF3、APO時間フラグF4が
「0」の場合、処理はS301→S305→S308→
S311→リターンのステップを繰り返す。そして、こ
の繰り返し中に前画面キー91a、暗証番号キー91
b、トータルカウンタキー91c、APO時間キー91
dのいずれかが押されると、S305,S308,S3
11,S314のいずれか該当するステップを経て新た
なステップへ進む。
【0036】今、前画面キー91aのONエッジを検出
すると(ステップS305でYes)、画面フラグF1
を「0」にリセットし(ステップS306)、図2
(c)のコピー基本画面を呼び出し(ステップS30
7)、リターンする。一方、暗証番号キー91bのON
エッジを検出すると(ステップS308でYes)、暗
証番号フラグF2に「1」をセットし(ステップS30
9)、暗証番号の入力を許可し(ステップS310)、
リターンする。この許可を示すため、暗証番号キー91
bの表示部分のベースが白から黒に反転される。
【0037】処理がS309に進んだ段階で、F1=F
2=1,F3=F4=0という条件になっているので、
次に処理はS317→S318→リターン→S301を
繰り返し、この間にデクリメントキー91e、インクリ
メントキー91fをON操作して所望の暗証番号の設定
を許可する(S318)。暗証番号の入力を終え、操作
者が再び暗証番号キー91bを押し、CPU101がO
Nエッジを検出すると(S317でYes)、暗証番号
フラグF2を「0」にリセットし(S319)、ステッ
プS318において設定された暗証番号を部門情報管理
テーブルTに登録し(ステップS320)、暗証番号の
入力を禁止し(ステップS321)、リターンする。こ
の禁止を示すため、暗証番号キー91bの表示部分のベ
ースが黒から白に反転される。
【0038】次にF1=1,F2=F3=F4=0のフ
ラグ状態において、トータルカウンタキー91cのON
エッジが検出されると(ステップS311でYes)、
カウントデータフラグF3に「1」をセットし(ステッ
プS312)、カウントデータの入力を許可し(ステッ
プS313)、リターンする。この許可を示すため、ト
ータルカウンタキー91cの表示部分のベースが白から
黒に反転される。
【0039】このとき、フラグの状態はF1=F3=
1,F2=F4=0なので、処理はS322→S323
→リターン→S301を繰り返し、この間にデクリメン
トキー91e、インクリメントキー91fを操作して所
望のカウントデータの設定を許可する(ステップS32
3)。カウントデータの設定を終え、操作者が再びトー
タルカウンタキー91cを押してCPU101がONエ
ッジを検出すると(ステップS322でYes)、カウ
ントデータフラグF3を「0」にリセットし(ステップ
S324)、ステップS324において設定されたカウ
ントデータを部門情報管理テーブルTに登録し(ステッ
プS325)、カウントデータの入力を禁止し(ステッ
プS326)、リターンする。この禁止を示すため、ト
ータルカウンタキー91cの表示部分のベースが黒から
白に反転される。
【0040】さらに、F1=1,F2=F3=F4=0
のフラグ状態において、APO時間キー91dのONエ
ッジが検出されると(ステップS314でYes)、A
PO時間フラグF4に「1」をセットし(ステップS3
15)、APO時間の入力を許可し(ステップS31
6)、リターンする。この許可を示すため、APO時間
キー91dの表示部分のベースが白から黒に反転され
る。
【0041】このとき、フラグ状態はF1=F4=1,
F2=F3=0なので、処理はS327→S328→リ
ターン→S301を繰り返し、この間にデクリメントキ
ー91e、インクリメントキー91fを操作して所望の
APO時間の設定を可能とする(ステップS328)。
APO時間の設定を終え、操作者が再びAPO時間キー
91dを押してCPU101がONエッジを検出すると
(ステップS327でYes)、APO時間フラグF4
を「0」にリセットし(ステップS329)、ステップ
S328において設定されたAPO時間を部門情報管理
テーブルTに登録し(ステップS330)、APO時間
の入力を禁止し(ステップS331)、リターンする。
この禁止を示すため、APO時間キー91dの表示部分
のベースが黒から白に反転される。
【0042】以上の処理により、図3に示す部門情報管
理テーブルTの各部門コードごとにID、APO時間、
カウントデータが登録される。次いで、ステップS50
のAPO制御処理について詳述する。図8は、APO制
御処理(ステップS50)のサブルーチンを示すフロー
チャートである。
【0043】まず、複写機にカードリーダ200が装置
されている場合のAPO制御処理を説明する。CPU1
01は、コピーが終了してカードリーダ200からID
カードが抜かれて、CPU151がカード抜け信号のO
Nエッジを受信すると(ステップS501でYes)、
APO時間に「1分」を設定し(ステップS503)、
このIDカードが抜かれた操作からの計時を開始するた
めにAPOタイマーのタイマー値を「0」にクリアする
(ステップS504)。これにより、コピー禁止状態に
おいては、APO時間に1分が設定される。
【0044】そして、カードリーダ200にIDカード
が挿入されずに、CPU151がカード挿入信号のON
エッジを受信しておらず(ステップS505でNo)、
操作パネルOPの何らかのキー入力もなく(ステップS
510でNo)、コピー中でもない(ステップS511
でNo)場合には、設定されたAPO時間1分とAPO
タイマーのタイマー値と比較し、タイマー値が設定され
たAPO時間に未だ達していないと(ステップS513
でNo)、APOタイマーのタイマー値をインクリメン
トし(ステップS515)、リターンする。
【0045】上記の状態が継続する場合、図8のサブル
ーチンを1回コールする度にタイマー値がインクリメン
トされる(ステップS515)。そして、やがてAPO
タイマーのタイマー値が設定されたAPO時間1分に達
すると(ステップS513でYes)、CPU101
は、電源回路300に電源オフ信号を送る電源OFF処
理を実行し(ステップS514)、装置への給電を停止
する。これにより、従来のようにAPO時間が長すぎて
APO時間が経過するまでAPOモードが実行されない
ような事態がなく、消費電力が長時間無駄にされること
がなくなり、省エネルギーが図られる。
【0046】一方、コピーをするためにカードリーダ2
00にIDカードが挿入されて、CPU151がカード
挿入信号のONエッジを受信すると(ステップS505
でYes)、IDカード挿入時にこのIDカードから部
門コードが読み取られているので、この部門コードに対
応したAPO時間を制御RAM103に格納された部門
情報管理テーブルTから検索し、その時間をAPO時間
に設定し(ステップS508)、APOタイマーのタイ
マー値を「0」にクリアする(ステップS509)。こ
れにより、コピー許可状態になるとそのAPO時間にコ
ピー禁止状態のAPO時間1分より長い時間(例えば、
30分)が設定され、IDカードがカードリーダ200
に挿入されたときあるいはIDキー97が押下されたと
きが最終操作とみなされてAPOタイマーの計時が開始
される。
【0047】そして、コピー動作の設定などのキー入力
が行われたり(ステップS510でYes)、あるいは
コピー中であると(ステップS511でYes)、その
都度これらの時点からの計時を開始するためにAPOタ
イマーのタイマー値を「0」にクリアする(ステップS
512)。なお、コピー中は、キー入力があった場合と
同様にAPOタイマーのタイマー値を0にする処理がな
される(S512)。
【0048】キー入力もコピーも行われない場合には
(ステップS510,511でそれぞれNo)、設定さ
れたAPO時間30分とAPOタイマーのタイマー値と
比較し、タイマー値が設定されたAPO時間に未だ達し
ていないと(ステップS513でNo)、APOタイマ
ーのタイマー値をインクリメントし(ステップS51
5)、リターンする。
【0049】この状態が継続する場合には、CPU10
1が図8のサブルーチンを1回コールする度にタイマー
値がインクリメントされる(S515)。そして、やが
て、APOタイマーのタイマー値が設定されたAPO時
間30分に達すると(ステップS513でYes)、C
PU101は、電源回路300に電源オフ信号を送る電
源OFF処理を実行し(ステップS514)、装置への
給電を停止する。これにより、従来のようにAPO時間
が短すぎてたちまちAPO時間が経過してAPOモード
が実行されるような事態がなくなり、電源の再立ち上げ
操作や定着ローラの昇温待ちなどに無駄な操作や待機時
間を費やすことがなくなるので、コピーの作業効率が向
上される。
【0050】次いで、複写機にカードリーダ200が装
置されていない場合のAPO制御処理を説明する。この
場合には、ステップS501に代えて暗証番号が入力可
能な入力待ち状態の判断(ステップS502)が実行さ
れる。また、ステップS505に代えて、テンキー92
で暗証番号が入力され、IDキー97がONされてその
入力値が決定されたか否かの判断(ステップS506)
と、暗証番号入力値の決定であれば、各部門の情報を管
理している部門情報管理テーブルTから入力された暗証
番号に対応した部門コードを検索し、現在の部門コード
の値を設定する処理(ステップS507)が実行され
る。これにより、複写機にカードリーダ200が装置さ
れている場合と同様に、コピー禁止状態では1分で電源
がOFFされ、コピー許可状態では部門情報管理テーブ
ルTに登録されたAPO時間で電源がOFFされる。 (4) 変形例 以上、本発明に係る画像形成装置を実施の形態に基づい
て説明してきたが、本発明の内容が、上述の実施の形態
に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が
考えられる。 (4−1)上記実施の形態においては、カードリーダが
設けられている場合には、IDカードで、設けられてい
ない場合にはIDでコピー許可時のAPO時間に変更す
るようにしたが、カードリーダが設けられている場合に
コピーの開始に当たって所定の操作でIDを選択的に入
力できるようにし、そのIDでコピー許可時のAPO時
間に変更するようにしてもよい。 (4−2)上記実施の形態においては、コピー禁止時の
APO時間を1分とし、コピー許可時のAPO時間を1
〜120分としたが、コピー禁止時のAPO時間は他の
時間にしてもよく、コピー許可時のAPO時間を当該他
の時間以上の他の時間にしてもよい。 (4−3)上記実施の形態では、節電のためにAPOモ
ードを実行するようにしたが、これに代えてあるいはこ
れとともに、例えば、操作パネルから入力操作のない状
態が所定の時間継続すると、短時間(例えば、30秒程
度)で通常モードに復帰できるように、定着装置のヒー
タへの給電量を低減し、定着装置の定着ローラを60℃
程度に予熱しておくローパワーモード(LOW POW
ER MODE)を実行することにより消費電力を低減
させるようにしてもよい。 (4−3)上記実施の形態では、複写機におけるコピー
回数の管理について説明したが、レーザプリンターなど
他の画像形成回数の管理にも適用できる。
【0051】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置によれば、前
記管理手段が、使用者の第1の操作に基づいて画像形成
動作の禁止状態を許可状態に変更する第1の状態変更手
段と、使用者の第2の操作に基づいて画像形成動作の許
可状態を禁止状態に変更する第2の状態変更手段と、を
備え、前記節電制御手段が、前記禁止状態と許可状態の
いずれであるかを検出する状態検出手段と、前記禁止状
態を検出した場合には前記猶予時間が第1の時間となる
ように制御し、前記許可状態を検出した場合には当該猶
予時間が第1の時間より長い第2の時間となるように制
御する猶予時間制御手段と、を備えるので、従来のよう
にAPO時間が長すぎてAPO時間が経過するまでAP
Oモードが実行されないような事態がなく、消費電力が
長時間無駄にされることがなくなり、画像形成動作の禁
止状態では省エネルギーを図ることができる一方、従来
のようにAPO時間が短すぎてたちまちAPO時間が経
過してAPOモードが実行されるような事態がなくな
り、電源の再立ち上げ操作や定着ローラの昇温待ちなど
に無駄な操作や待機時間を費やすことがなくなるので、
画像形成動作の許可状態では作業効率を向上させること
ができる。
【0052】また、本発明に係る画像形成装置によれ
ば、前記管理手段は、グループごとに付与されたカード
をセットするためのカードリーダをさらに備え、前記第
1の状態変更手段は、前記第1の操作としてカードがカ
ードリーダにセットされた場合に、その状態を変更し、
前記第2の状態変更手段は、前記第2の操作としてカー
ドがカードリーダから抜かれた場合に、その状態を変更
するので、IDカードの挿入、抜き取りで簡単にその状
態を変更させることができる。
【0053】また、本発明に係る画像形成装置によれ
ば、前記管理手段は、使用者のグループごとに付与され
た暗証コードを入力するための暗証コード入力手段をさ
らに備え、前記第1の状態変更手段は、前記第1の操作
として暗証コードが入力された場合に、その状態を変更
するので、暗証コードの入力で簡単にその状態を変更さ
せることができる。
【0054】さらに、本発明に係る画像形成装置によれ
ば、前記猶予時間変更手段は、使用者のグループごとの
前記第2の時間を登録するための第2時間登録手段と、
登録された第2の時間を使用者のグループに応じて設定
する第2時間設定手段と、をさらに備えるので、使用者
のグループに応じて最適な第2の時間を登録設定するこ
とができ、例えば画像形成回数が多いグループでは第2
の時間を長く、画像形成回数が少ないグループでは第2
の時間を短くするようなことも可能になり省エネルギー
を図りつつ、作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写機の全体の構成を示す図であ
る。
【図2】上記複写機の操作パネルの構成および画面表示
を示す図である。
【図3】上記複写機の内部に格納される部門情報管理テ
ーブルTを示す図である。
【図4】複写機内部の制御部の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】上記制御部におけるメイン制御部の制御動作の
メインルーチンを示すフローチャートである。
【図6】図5の入力処理(ステップS30)のサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図7】図5の入力処理(ステップS30)のサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図8】図5のAPO制御処理(ステップS50)のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 制御部 100A メイン制御部 100B カードリーダ制御部 101,151 CPU 102 制御ROM 103 制御RAM 104 画像ROM 200 カードリーダ 300 電源回路 OP 操作パネル T 部門情報管理テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者のグループごとに画像形成回数の
    管理が可能な管理手段と、 所定の猶予時間が経過しても使用者による操作がない場
    合に、消費電力を低減させるか、若しくは装置全体の電
    源をオフにする節電制御手段と、 を備える画像形成装置であって、 前記管理手段は、 使用者の第1の操作に基づいて画像形成動作の禁止状態
    を許可状態に変更する第1の状態変更手段と、 使用者の第2の操作に基づいて画像形成動作の許可状態
    を禁止状態に変更する第2の状態変更手段と、を備え、 前記節電制御手段は、 前記禁止状態と許可状態のいずれであるかを検出する状
    態検出手段と、 前記禁止状態を検出した場合には前記猶予時間が第1の
    時間となるように制御し、前記許可状態を検出した場合
    には当該猶予時間が第1の時間より長い第2の時間とな
    るように制御する猶予時間制御手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記管理手段は、グループごとに付与さ
    れたカードをセットするためのカードリーダをさらに備
    え、 前記第1の状態変更手段は、前記第1の操作としてカー
    ドがカードリーダにセットされた場合に、その状態を変
    更し、 前記第2の状態変更手段は、前記第2の操作としてカー
    ドがカードリーダから抜かれた場合に、その状態を変更
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記管理手段は、使用者のグループごと
    に付与された暗証コードを入力するための暗証コード入
    力手段をさらに備え、 前記第1の状態変更手段は、前記第1の操作として暗証
    コードが入力された場合に、その状態を変更することを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記猶予時間変更手段は、 使用者のグループごとの前記第2の時間を登録するため
    の第2時間登録手段と、 登録された第2の時間を使用者のグループに応じて設定
    する第2時間設定手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010183258A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Kyocera Mita Corp 電子機器

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