JPH10123145A - マイクロプレート処理装置 - Google Patents

マイクロプレート処理装置

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Publication number
JPH10123145A
JPH10123145A JP26572896A JP26572896A JPH10123145A JP H10123145 A JPH10123145 A JP H10123145A JP 26572896 A JP26572896 A JP 26572896A JP 26572896 A JP26572896 A JP 26572896A JP H10123145 A JPH10123145 A JP H10123145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microplate
plate holder
plate
microplates
transport line
Prior art date
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Pending
Application number
JP26572896A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Asada
耕一 浅田
Toshio Suzuki
俊夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Science Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Science Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Science Systems Ltd filed Critical Hitachi Science Systems Ltd
Priority to JP26572896A priority Critical patent/JPH10123145A/ja
Publication of JPH10123145A publication Critical patent/JPH10123145A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】分析装置における多数のマイクロプレートを小
さなスペースで扱うことができる。 【解決手段】搬送ライン16の特定領域3をプレートホ
ルダー30によって形成し、このプレートホルダーを昇
降アーム7と選択機構6の動作によってプレート格納装
置4内に格納すると共に、別のプレートホルダーを搬送
ライン16の特定領域を形成するように形成する。試料
を分注されたマイクロプレートは一旦格納された後、特
定領域に戻され、試薬を分注されて再度格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプレート
処理装置に係り、特に試料及び試薬を受け入れる多数の
収容部が形成されたマイクロプレートを搬送する機能を
備えたマイクロプレート処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプレート上に多数形成された収
容部に生体試料と試薬を加え、反応状態を光学的に測定
し、試料中の分析項目の濃度を求める分析装置が知られ
ているが、この種の分析装置はマイクロプレートの交換
を人手によって行っている。また、従来技術としては、
静止配置されたマイクロプレート上に可動分注器をX方
向及びY方向に移動させながら分注動作を行うものもあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】分析処理を効率的に行
うために、多数のマイクロプレートを次々に搬送して分
注処理することが考えられるが、この場合には、マイク
ロプレートの列が長大になるため分析装置全体が大型に
なる。
【0004】本発明の目的は、多数のマイクロプレート
を扱うことができるにもかかわらず、分析装置に採用し
た場合に小さいスペースで済むようなマイクロプレート
処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、試料及び試薬
を受け入れる多数の収容部が形成されたマイクロプレー
トを一方向に移送する搬送ラインと、マイクロプレート
を保持するためのプレートホルダーであって搬送ライン
の特定領域に該搬送ラインの一部として交換可能に配置
されたプレートホルダーと、搬送ラインを形成していた
特定のプレートホルダーを搬送ラインから離脱させて格
納室に格納すると共に、別のプレートホルダーを搬送ラ
インの上記特定領域に供給して搬送ラインを形成させる
プレート格納装置と、を備えたことを特徴とする。
【0006】本発明の望ましい実施例では、プレート格
納装置が、プレートホルダーを昇降させるエレベータ機
構部を有し、このエレベータ機構部に対し複数収納され
ているマイクロプレートの中から所望のものを選択的に
引き渡すための選択機構部を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を血液分析装置に
適用した一実施例の要部構成図であり、図1の(a)は
搬送路の平面図であり、(b)は内部構造を示す正面図
であり、(c)はその側面図である。搬送ライン16上に
は、マイクロプレート供給装置2と試料分注装置15と
試薬分注位置13と図示されていない測定位置とがあ
る。搬送ライン16上のマイクロプレート1は測定位置
の方へ矢印の方向に搬送される。試料分注位置15にあ
るマイクロプレート1には、試料分注装置(図示せず)
によって各液体収容部に試料が添加される。試薬分注位
置13にあるマイクロプレート1には、試薬分注装置
(図示せず)によって試料の入った各液体収容部に所望
の試薬が添加され、各液体収容部内で反応が進行され
る。測定位置では、各液体収容部内の反応液が光学的に
測定される。
【0008】搬送ライン16の特定領域3は、試料分注
位置15と試薬分注位置13を含み、搬送ラインの一部
として他のプレートホルダーと入れ換え可能なプレート
ホルダーで形成されている。そして、この特定領域3の
プレートホルダー30は、2枚のマイクロプレート1を
載置することができ、エレベータ機構部の昇降アーム7
の頂部に水平に保持されている。すなわち、昇降アーム
7はプレートホルダー30を搬送ライン16の高さと同
じ高さ位置に保つことによって、連続した搬送ラインを
形成させている。
【0009】プレート格納装置4の格納室には、5台の
可動受け板101,102,103,104,105が
上下に配置されている。プレート格納装置4は、昇降ア
ーム7に対してプレートホルダー30の受け渡しが1つ
ずつ実行されるように、各可動受け板を個別に受け渡し
場所に運搬する選択機構6を備えている。
【0010】マイクロプレート供給位置2から試料分注
位置15に移動されたマイクロプレート1には、試料分
注装置によって試料が分注される。試料分注作業が終了
すると、選択機構6はYZ駆動により第1の可動受け板
101を、選択的に昇降アーム7の真下に対応づけるよ
うに移動する。昇降アーム7からのプレートホルダー3
0の移し換えの位置を安定に保つために、可動受け板1
01はバネ8によって保持される。次いで、昇降アーム
7が下降することによってプレートホルダー30が搬送
ライン16から離脱され、昇降アーム7の頂部が第1の
可動受け板101の高さと同じ高さ位置になった所でプ
レートホルダー30が第1の可動受け板101に載置さ
れ、昇降アーム7は更に下降される。
【0011】次いで、プレートホルダー30を受け取っ
た第1の可動受け板101は、選択機構6のY駆動によ
って格納室側へ移動される。格納時にプレートホルダー
30が傾斜しないように、可動受け板はボールプランジ
ャー9によって保持される。第2〜第5の可動受け板1
01〜105上には、空のプレートホルダー30が載置
されている。
【0012】その後、選択機構6は、昇降アーム7の頂
部が最大下降位置まで降下している状態で、第2の可動
受け板102を昇降アーム7の真上になるようにYZ駆
動で選択的に移動する。次いで、昇降アーム7が上昇
し、第2の可動受け板102の高さに達した所で昇降ア
ーム7の頂部上に新たなプレートホルダー30を受け取
り、昇降アーム7はさらに上昇して、新たなプレートホ
ルダー30が搬送ライン16の特定領域3を形成するよ
うな高さ位置(最大上昇位置)で停止する。これによ
り、搬送ライン全体が接続され、マイクロプレート供給
位置2にあったマイクロプレート1は、試料分注位置1
5に搬送される。
【0013】図2は、プレート格納装置4の格納室内に
おけるマイクロプレート1の格納状態を示す図である。
上述したような動作の繰り返しにより、5個の可動受け
板101〜105に対応して第1番目から第5番目まで
のマイクロプレート1a〜1eが格納室内に格納され
る。この状態のとき、第1番目のマイクロプレート1a
は試薬を添加されるべき時間になるように周期が制御さ
れる。図2(a)の状態になったとき、選択機構6は、
第1の可動受け板101上のプレートホルダー30aを
昇降アームに位置づけ、マイクロプレート1aを試料分
注位置15に戻す。次いで、搬送ライン16上のマイク
ロプレート1を1つずつ先送りし、第1番目のマイクロ
プレート1aを試薬分注位置13に移し、供給位置にあ
った第6番目のマイクロプレート1fを試料分注位置1
5に移す。そして、これらの位置で各々マイクロプレー
トに対して分注作業を行う。
【0014】分注終了後に、第1のプレートホルダー3
0aは第1の可動受け板101に引き渡されて格納さ
れ、代りに第2のプレートホルダー30bが搬送ライン
16を形成する。これを繰り返すことにより図2(b)
に示すように、各プレートホルダーが試料を分注された
マイクロプレート1f〜1j及び試薬を分注されたマイ
クロプレート1a〜1eで埋まる。この間、マイクロプ
レート1a〜1eの液体収容部内では反応が進行され
る。
【0015】その後、選択機構6と昇降アーム7の動作
によって格納されていたマイクロプレート1a〜1eが
順次試薬分注位置13に戻されて測定位置の方へ搬送さ
れる。この状態を図2(c)に示す。マイクロプレート
が11枚以上ある場合には、新たなマイクロプレートに
対し試料分注位置15で分注作業を行う。
【0016】以上、本実施例によれば静置反応時間を同
じに設定することで、連続する異種分注工程の後同時に
静置反応でき、且つ、格納庫内に複数枚のプレートを格
納することができる。しかも、連続して静置反応できる
ので作業時間の短縮を図ることができ、一定タクトで動
作できるので成果物の品質の安定を図ることができる。
自動的に搬入/搬出を繰り返すことで省力化が図られ
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多数のマイクロプレートを扱うことができるにもかかわ
らず、小さなスペースで必要な処理を次々と実行するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部概略図である。
【図2】図1のプレート格納装置におけるマイクロプレ
ート格納状態を説明するための図である。
【符号の説明】
1…マイクロプレート、3…特定領域、4…プレート格
納装置、7…昇降アーム、13…試薬分注位置、15…
試料分注位置、16…搬送ライン、30…プレートホル
ダー、101〜105…可動受け板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料及び試薬を受け入れる多数の収容部が
    形成されたマイクロプレートを一方向に移送する搬送ラ
    インと、上記マイクロプレートを保持するためのプレー
    トホルダーであって上記搬送ラインの特定領域に上記搬
    送ラインの一部として交換可能に配置されたプレートホ
    ルダーと、上記搬送ラインを形成していた特定のプレー
    トホルダーを上記搬送ラインから離脱させて格納室に格
    納すると共に、別のプレートホルダーを上記搬送ライン
    の上記特定領域に供給し上記搬送ラインを形成させるプ
    レート格納装置と、を備えたことを特徴とするマイクロ
    プレート処理装置。
JP26572896A 1996-10-07 1996-10-07 マイクロプレート処理装置 Pending JPH10123145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26572896A JPH10123145A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 マイクロプレート処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26572896A JPH10123145A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 マイクロプレート処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10123145A true JPH10123145A (ja) 1998-05-15

Family

ID=17421181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26572896A Pending JPH10123145A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 マイクロプレート処理装置

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JP (1) JPH10123145A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005024270A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Olympus Corp マイクロプレート自動供給装置
JP2011123069A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 F Hoffmann La Roche Ag 消耗品のハードウェア・コード化システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005024270A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Olympus Corp マイクロプレート自動供給装置
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