JPH10121980A - V型6気筒エンジン - Google Patents
V型6気筒エンジンInfo
- Publication number
- JPH10121980A JPH10121980A JP30111396A JP30111396A JPH10121980A JP H10121980 A JPH10121980 A JP H10121980A JP 30111396 A JP30111396 A JP 30111396A JP 30111396 A JP30111396 A JP 30111396A JP H10121980 A JPH10121980 A JP H10121980A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- exhaust
- intake
- engine
- cylinder head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
- F02B75/221—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement with cylinder banks in narrow V-arrangement, having a single cylinder head
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1824—Number of cylinders six
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンパクトでかつ軽量であり、しかも作業性
及びメンテナンス性が向上したV型6気筒エンジンの提
供を目的とする。 【構成】 バンク毎に独立することなくシリンダ2a,
2bが狭いバンク角で形成されたシリンダブロック2
と、このシリンダブロック2上に接合された1個のシリ
ンダヘッド3で構成され、シリンダブロック2の上端面
2cとシリンダヘッド3の下端面3aはそれぞれ水平に
形成され、シリンダヘッド3内には1本の吸気カムシャ
フト11と、その両側に2本の排気カムシャフト12,
13が配設されている。
及びメンテナンス性が向上したV型6気筒エンジンの提
供を目的とする。 【構成】 バンク毎に独立することなくシリンダ2a,
2bが狭いバンク角で形成されたシリンダブロック2
と、このシリンダブロック2上に接合された1個のシリ
ンダヘッド3で構成され、シリンダブロック2の上端面
2cとシリンダヘッド3の下端面3aはそれぞれ水平に
形成され、シリンダヘッド3内には1本の吸気カムシャ
フト11と、その両側に2本の排気カムシャフト12,
13が配設されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、V型6気筒エンジン
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、V型6気筒エンジン
51は図4の半断面概略構成図で示すような構造となっ
ており、シリンダブロック52は、3気筒ずつ左バンク
52aと右バンク52b毎に独立した形となっており、
各バンク毎にそれぞれシリンダヘッド53,54が上部
に接合されて、シリンダヘッド53,54は2個で形成
されており、シリンダヘッド53の上面にはロッカーカ
バー55が被せられ、また、シリンダヘッド54の上面
にはロッカーカバー56が被せられており、それぞれの
シリンダヘッド53,54内にはそれぞれ吸気カム57
用のカムシャフトと排気カム59用のカムシャフトが配
設されて、カムシャフトは全部で4本配設された構造と
なっている。図中58は吸気バルブであり、図中60は
排気バルブであり、61はインテークマニホールドであ
り、62はエキゾーストマニホールドであり、63はピ
ストンであり、64はコンロッドであり、また65はク
ランクシャフトである。
51は図4の半断面概略構成図で示すような構造となっ
ており、シリンダブロック52は、3気筒ずつ左バンク
52aと右バンク52b毎に独立した形となっており、
各バンク毎にそれぞれシリンダヘッド53,54が上部
に接合されて、シリンダヘッド53,54は2個で形成
されており、シリンダヘッド53の上面にはロッカーカ
バー55が被せられ、また、シリンダヘッド54の上面
にはロッカーカバー56が被せられており、それぞれの
シリンダヘッド53,54内にはそれぞれ吸気カム57
用のカムシャフトと排気カム59用のカムシャフトが配
設されて、カムシャフトは全部で4本配設された構造と
なっている。図中58は吸気バルブであり、図中60は
排気バルブであり、61はインテークマニホールドであ
り、62はエキゾーストマニホールドであり、63はピ
ストンであり、64はコンロッドであり、また65はク
ランクシャフトである。
【0003】このように従来のV型6気筒エンジン51
は、図4で示すようにバンク角は60°となっており、
また、図5の概略図で示すように、前記吸気カム57の
吸気カムスプロケット57aと、排気カム59の排気カ
ムスプロケット59aにはチェーン66が掛装されて、
クランプスプロケット65aで回転駆動されるように構
成されており、チェーン66のテンション用のチェーン
テンショナ68が設けられたものとなっており、また、
右バンク52bにも独立して吸気カムスプロケット57
aと排気カムスプロケット59a間にチェーン67が掛
装されて、クランクスプロケット65aにより回転駆動
されるものとなっており、また、チェーンテンショナ6
9が設けられたものとなっている。
は、図4で示すようにバンク角は60°となっており、
また、図5の概略図で示すように、前記吸気カム57の
吸気カムスプロケット57aと、排気カム59の排気カ
ムスプロケット59aにはチェーン66が掛装されて、
クランプスプロケット65aで回転駆動されるように構
成されており、チェーン66のテンション用のチェーン
テンショナ68が設けられたものとなっており、また、
右バンク52bにも独立して吸気カムスプロケット57
aと排気カムスプロケット59a間にチェーン67が掛
装されて、クランクスプロケット65aにより回転駆動
されるものとなっており、また、チェーンテンショナ6
9が設けられたものとなっている。
【0004】このように従来のV型6気筒エンジンで
は、バンク角が60°で広いため、エンジン幅が広くな
り、車体に搭載する際に広いエンジンルームが必要とな
り、また、シリンダブロック52も大型で大重量となっ
てしまうという問題点があった。また、左右のバンク5
2a,52bでそれぞれ独立しているため、部品点数が
極めて多く、全体としてコストが増大し、また重量が大
であり、作業性とかメンテナンス性が悪いという問題点
もあった。
は、バンク角が60°で広いため、エンジン幅が広くな
り、車体に搭載する際に広いエンジンルームが必要とな
り、また、シリンダブロック52も大型で大重量となっ
てしまうという問題点があった。また、左右のバンク5
2a,52bでそれぞれ独立しているため、部品点数が
極めて多く、全体としてコストが増大し、また重量が大
であり、作業性とかメンテナンス性が悪いという問題点
もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、エンジン幅を狭くして
軽量化することができ、また部品点数を削減してコスト
を低減させることのできるV型6気筒エンジンを提供せ
んことを目的とし、その第1の要旨は、3気筒ずつのバ
ンク毎に独立することなくシリンダが狭いバンク角で形
成されたシリンダブロックと、該シリンダブロック上に
接合された1個のシリンダヘッドで構成され、前記シリ
ンダブロックの上端面と前記シリンダヘッドの下端面は
それぞれ水平に形成され、前記シリンダヘッドには、1
本の吸気カムシャフトと2本の排気カムシャフトが配設
されていることである。また、第2の要旨は、前記バン
ク角は30°に設定されているとともに、前記吸気カム
シャフトの両側に前記各排気カムシャフトが配設され、
吸気バルブ及び排気バルブはそれぞれ垂直状に取り付け
られていることである。
点に鑑み案出したものであって、エンジン幅を狭くして
軽量化することができ、また部品点数を削減してコスト
を低減させることのできるV型6気筒エンジンを提供せ
んことを目的とし、その第1の要旨は、3気筒ずつのバ
ンク毎に独立することなくシリンダが狭いバンク角で形
成されたシリンダブロックと、該シリンダブロック上に
接合された1個のシリンダヘッドで構成され、前記シリ
ンダブロックの上端面と前記シリンダヘッドの下端面は
それぞれ水平に形成され、前記シリンダヘッドには、1
本の吸気カムシャフトと2本の排気カムシャフトが配設
されていることである。また、第2の要旨は、前記バン
ク角は30°に設定されているとともに、前記吸気カム
シャフトの両側に前記各排気カムシャフトが配設され、
吸気バルブ及び排気バルブはそれぞれ垂直状に取り付け
られていることである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本例のV型6気筒エンジンの概略構成図
であり、また図2は、シリンダヘッドの概略断面構成図
である。図において、V型6気筒エンジン1のシリンダ
ブロック2には、バンク角30°で左右にそれぞれ3個
のシリンダ2aと3個のシリンダ2bが形成されてお
り、本例では、従来のように各バンク毎にシリンダ2
a,2bが独立したものとはなっていない。
する。図1は、本例のV型6気筒エンジンの概略構成図
であり、また図2は、シリンダヘッドの概略断面構成図
である。図において、V型6気筒エンジン1のシリンダ
ブロック2には、バンク角30°で左右にそれぞれ3個
のシリンダ2aと3個のシリンダ2bが形成されてお
り、本例では、従来のように各バンク毎にシリンダ2
a,2bが独立したものとはなっていない。
【0007】このシリンダブロック2の上端面は水平な
接合端面2cとなっており、この接合端面2c上に、1
個のシリンダヘッド3が接合されており、シリンダヘッ
ド3の下端面も水平な接合端面3aとなっている。この
シリンダヘッド3の上面も水平に形成されており、シリ
ンダヘッド3上にはロッカーカバー8が覆設されてお
り、このロッカーカバー8内にインテークマニホールド
9が配設されてエンジン高さが低くなるように設定され
ており、インテークマニホールド9には全ての吸気ポー
ト3bが集合状に連通されたものとなっている。即ち、
左側のシリンダ2aの上端側から右方向に上傾して吸気
ポート3bが形成されており、また、右側のシリンダ2
bに対しては左方向に上傾して吸気ポート3bがシリン
ダヘッド3内に形成されたものとなっている。
接合端面2cとなっており、この接合端面2c上に、1
個のシリンダヘッド3が接合されており、シリンダヘッ
ド3の下端面も水平な接合端面3aとなっている。この
シリンダヘッド3の上面も水平に形成されており、シリ
ンダヘッド3上にはロッカーカバー8が覆設されてお
り、このロッカーカバー8内にインテークマニホールド
9が配設されてエンジン高さが低くなるように設定され
ており、インテークマニホールド9には全ての吸気ポー
ト3bが集合状に連通されたものとなっている。即ち、
左側のシリンダ2aの上端側から右方向に上傾して吸気
ポート3bが形成されており、また、右側のシリンダ2
bに対しては左方向に上傾して吸気ポート3bがシリン
ダヘッド3内に形成されたものとなっている。
【0008】また、シリンダヘッド3には左右にそれぞ
れエキゾーストマニホールド10,10が接続されて、
このエキゾーストマニホールド10と連通する排気ポー
ト3cがシリンダヘッド3内に形成されている。また、
シリンダヘッド3内にはカムシャフトが3本、間隔をお
いて水平方向に並列状に配設されており、中央部には吸
気カム11を有するカムシャフトが配設され、その両側
に排気カム12を有する排気カムシャフトと、排気カム
13を有する排気カムシャフトが配設されている。
れエキゾーストマニホールド10,10が接続されて、
このエキゾーストマニホールド10と連通する排気ポー
ト3cがシリンダヘッド3内に形成されている。また、
シリンダヘッド3内にはカムシャフトが3本、間隔をお
いて水平方向に並列状に配設されており、中央部には吸
気カム11を有するカムシャフトが配設され、その両側
に排気カム12を有する排気カムシャフトと、排気カム
13を有する排気カムシャフトが配設されている。
【0009】吸気カムシャフトの下部には、左右のシリ
ンダ用の2本の吸気バルブ14及び15が垂直状に取り
付けられており、1本の吸気カムシャフトにより吸気カ
ム11を駆動して、両側の吸気バルブ14,15を開閉
駆動できるように構成されている。また、前記排気カム
12の下方には垂直状に排気バルブ16が設けられ、ま
た、前記排気カム13の下方にも垂直状に排気バルブ1
7が設けられている。このように吸気バルブ14,15
及び排気バルブ16,17をそれぞれ垂直に取り付けた
ため、作業性とか整備性が向上したものとなる。
ンダ用の2本の吸気バルブ14及び15が垂直状に取り
付けられており、1本の吸気カムシャフトにより吸気カ
ム11を駆動して、両側の吸気バルブ14,15を開閉
駆動できるように構成されている。また、前記排気カム
12の下方には垂直状に排気バルブ16が設けられ、ま
た、前記排気カム13の下方にも垂直状に排気バルブ1
7が設けられている。このように吸気バルブ14,15
及び排気バルブ16,17をそれぞれ垂直に取り付けた
ため、作業性とか整備性が向上したものとなる。
【0010】また、スパークプラグ18は各シリンダの
中央部に取り付けられたものとなっており、また、図2
に示すように、インジェクター19が吸気ポート3bに
垂直状に取り付けられたものとなっており、インジェク
ター19の整備性も向上されており、また、インジェク
ター19を垂直に取り付けたため、燃料の吸気バルブ1
4に対する直撃率も向上し、燃費とかエンジン出力も向
上したものとなっている。
中央部に取り付けられたものとなっており、また、図2
に示すように、インジェクター19が吸気ポート3bに
垂直状に取り付けられたものとなっており、インジェク
ター19の整備性も向上されており、また、インジェク
ター19を垂直に取り付けたため、燃料の吸気バルブ1
4に対する直撃率も向上し、燃費とかエンジン出力も向
上したものとなっている。
【0011】なお、各シリンダ内に設けられるピストン
4の上端の冠面4aが前記バンク角に対し直角となるよ
うに配置されており、ピストン4が上死点になった時
に、このピストン4の冠面4aと前記シリンダヘッド3
の下端面間に燃焼室Sが形成されるものとなる。なお、
各ピストン4にはコンロッド5が接続され、コンロッド
5の下端はクランクシャフト6に連結されており、この
クランクシャフトはオイルパン7内に配設されたものと
なっている。
4の上端の冠面4aが前記バンク角に対し直角となるよ
うに配置されており、ピストン4が上死点になった時
に、このピストン4の冠面4aと前記シリンダヘッド3
の下端面間に燃焼室Sが形成されるものとなる。なお、
各ピストン4にはコンロッド5が接続され、コンロッド
5の下端はクランクシャフト6に連結されており、この
クランクシャフトはオイルパン7内に配設されたものと
なっている。
【0012】また、図3に概略図で示すように、クラン
クシャフト6に設けられたクランクスプロケット6aに
対しチェーン20が掛装され、このチェーン20は前記
排気カム12及び吸気カム11を駆動するための排気カ
ムスプロケット12a及び吸気カムスプロケット11a
に掛装されたものとなっており、クランクシャフト6の
回転によりチェーン20を介し前記排気カム12及び吸
気カム11が回転駆動されるものとなっている。また、
吸気カムスプロケット11aと排気カム13の排気カム
スプロケット13a間には別のチェーン21が掛装され
ており、排気カム13は吸気カム11のカムシャフトか
らの動力によりチェーン21を介し開閉されるように構
成されている。なお、図中22は前記チェーン20のテ
ンション用のチェーンテンショナーである。
クシャフト6に設けられたクランクスプロケット6aに
対しチェーン20が掛装され、このチェーン20は前記
排気カム12及び吸気カム11を駆動するための排気カ
ムスプロケット12a及び吸気カムスプロケット11a
に掛装されたものとなっており、クランクシャフト6の
回転によりチェーン20を介し前記排気カム12及び吸
気カム11が回転駆動されるものとなっている。また、
吸気カムスプロケット11aと排気カム13の排気カム
スプロケット13a間には別のチェーン21が掛装され
ており、排気カム13は吸気カム11のカムシャフトか
らの動力によりチェーン21を介し開閉されるように構
成されている。なお、図中22は前記チェーン20のテ
ンション用のチェーンテンショナーである。
【0013】このように本例のV型6気筒エンジンはシ
リンダブロック2のバンク角が30°となっているた
め、エンジンの幅が従来よりも狭くなっており、極めて
軽量化されたものとなっている。また、シリンダヘッド
3は1個であるため全体が軽量化し、また部品点数も従
来に比べて極めて少なくなり、コストを低減させること
ができるものであり、またシリンダブロック2とシリン
ダヘッド3の接合面は水平であり、かつ各バルブ14,
15,16,17は垂直状に取り付けられているため、
作業性及びメンテナンス性が向上したものとなる。
リンダブロック2のバンク角が30°となっているた
め、エンジンの幅が従来よりも狭くなっており、極めて
軽量化されたものとなっている。また、シリンダヘッド
3は1個であるため全体が軽量化し、また部品点数も従
来に比べて極めて少なくなり、コストを低減させること
ができるものであり、またシリンダブロック2とシリン
ダヘッド3の接合面は水平であり、かつ各バルブ14,
15,16,17は垂直状に取り付けられているため、
作業性及びメンテナンス性が向上したものとなる。
【0014】
【発明の効果】本発明のV型6気筒エンジンは、3気筒
ずつのバンク毎に独立することなくシリンダが狭いバン
ク角で形成されたシリンダブロックと、該シリンダブロ
ック上に接合された1個のシリンダヘッドで構成され、
前記シリンダブロックの上端面と前記シリンダヘッドの
下端面はそれぞれ水平に形成され、前記シリンダヘッド
には、1本の吸気カムシャフトと2本の排気カムシャフ
トが配設されていることにより、エンジン全体の幅長を
小さくして軽量化することができ、従って搭載する車両
のエンジンルームが狭いものであっても良く、また、吸
気カムシャフトは1本で排気カムシャフトが2本で、全
部で3本のカムシャフトで構成されており、部品点数を
従来よりも極めて削減することができ、コストを低減さ
せ軽量化させることができ、また、シリンダブロックと
シリンダヘッドの接合面は水平となっているため、作業
性及びメンテナンス性が向上したものとなる。
ずつのバンク毎に独立することなくシリンダが狭いバン
ク角で形成されたシリンダブロックと、該シリンダブロ
ック上に接合された1個のシリンダヘッドで構成され、
前記シリンダブロックの上端面と前記シリンダヘッドの
下端面はそれぞれ水平に形成され、前記シリンダヘッド
には、1本の吸気カムシャフトと2本の排気カムシャフ
トが配設されていることにより、エンジン全体の幅長を
小さくして軽量化することができ、従って搭載する車両
のエンジンルームが狭いものであっても良く、また、吸
気カムシャフトは1本で排気カムシャフトが2本で、全
部で3本のカムシャフトで構成されており、部品点数を
従来よりも極めて削減することができ、コストを低減さ
せ軽量化させることができ、また、シリンダブロックと
シリンダヘッドの接合面は水平となっているため、作業
性及びメンテナンス性が向上したものとなる。
【0015】また、前記バンク角は30°に設定されて
いるとともに、前記吸気カムシャフトの両側に前記各排
気カムシャフトが配設され、吸気バルブ及び排気バルブ
はそれぞれ垂直状に取り付けられていることにより、全
体をコンパクト化させ、かつ軽量化させることができ、
しかも作業性及びメンテナンス性の向上したエンジンと
することができる効果を有する。
いるとともに、前記吸気カムシャフトの両側に前記各排
気カムシャフトが配設され、吸気バルブ及び排気バルブ
はそれぞれ垂直状に取り付けられていることにより、全
体をコンパクト化させ、かつ軽量化させることができ、
しかも作業性及びメンテナンス性の向上したエンジンと
することができる効果を有する。
【図1】V型6気筒エンジンの概略構成図である。
【図2】図1のエンジンのシリンダヘッドの断面概略構
成図である。
成図である。
【図3】図1のエンジンのカムシャフト駆動系の概略図
である。
である。
【図4】従来のV型6気筒エンジンの半断面構成図であ
る。
る。
【図5】従来のエンジンのカムシャフト駆動系の概略図
である。
である。
1 V型6気筒エンジン 2 シリンダブロック 2a,2b シリンダ 2c 接合端面 3 シリンダヘッド 3a 接合端面 3b 吸気ポート 3c 排気ポート 4 ピストン 4a 冠面 6 クランクシャフト 6a クランクスプロケット 8 ロッカーカバー 9 インテークマニホールド 10 エキゾーストマニホールド 11 吸気カム 11a 吸気カムスプロケット 12,13 排気カム 12a,13a 排気カムスプロケット 14,15 吸気バルブ 16,17 排気バルブ 18 スパークプラグ 19 インジェクター 20,21 チェーン
Claims (2)
- 【請求項1】 3気筒ずつのバンク毎に独立することな
くシリンダが狭いバンク角で形成されたシリンダブロッ
クと、該シリンダブロック上に接合された1個のシリン
ダヘッドで構成され、前記シリンダブロックの上端面と
前記シリンダヘッドの下端面はそれぞれ水平に形成さ
れ、前記シリンダヘッドには、1本の吸気カムシャフト
と2本の排気カムシャフトが配設されていることを特徴
とするV型6気筒エンジン。 - 【請求項2】 前記バンク角は30°に設定されている
とともに、前記吸気カムシャフトの両側に前記各排気カ
ムシャフトが配設され、吸気バルブ及び排気バルブはそ
れぞれ垂直状に取り付けられていることを特徴とする請
求項1に記載のV型6気筒エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30111396A JPH10121980A (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | V型6気筒エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30111396A JPH10121980A (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | V型6気筒エンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10121980A true JPH10121980A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17893000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30111396A Pending JPH10121980A (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | V型6気筒エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10121980A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7219632B2 (en) | 2002-10-11 | 2007-05-22 | Ygk Co., Ltd. | Narrow angle V-type engine |
JP2008255802A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Honda Motor Co Ltd | 車両用v型エンジン |
-
1996
- 1996-10-24 JP JP30111396A patent/JPH10121980A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7219632B2 (en) | 2002-10-11 | 2007-05-22 | Ygk Co., Ltd. | Narrow angle V-type engine |
JP2008255802A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Honda Motor Co Ltd | 車両用v型エンジン |
DE102008015952B4 (de) * | 2007-03-30 | 2013-08-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Fahrzeugmotor vom V-Typ |
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