JPH10121961A - エンジン・トランスミッション・冷却回路を備えた駆動ユニット - Google Patents

エンジン・トランスミッション・冷却回路を備えた駆動ユニット

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JPH10121961A
JPH10121961A JP9274853A JP27485397A JPH10121961A JP H10121961 A JPH10121961 A JP H10121961A JP 9274853 A JP9274853 A JP 9274853A JP 27485397 A JP27485397 A JP 27485397A JP H10121961 A JPH10121961 A JP H10121961A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の駆動ユニットにおいては、エンジン回
りの構成が複雑であった。 【解決手段】 少なくともエンジン出力軸3を有するエ
ンジン1と;エンジン1の後段に設けられたトランスミ
ッション7と;少なくとも1つの水ポンプ23を有する
冷却回路17と;を具備してなり、水ポンプ23は、力
の伝達方向からみて、エンジン1の後方側に配置されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくともエンジ
ン出力軸を有するエンジンと、エンジンの後段に設けら
れたトランスミッションと、少なくとも1つの水ポンプ
を有する冷却回路と、を備えた駆動ユニットに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】上記のような駆動ユニット、とりわけ、
内部燃焼型エンジンは、十分に周知である。
【0003】従来の駆動ユニットにおいては、水ポンプ
は、エンジンとファンとの間に配置されており、たいて
いの場合、エンジンの回転速度に付随して駆動ベルトに
よって駆動される。エンジンの回転速度に依存したポン
プは、エンジンを冷却することが理想である。しかしな
がら、従来の構成においては、トランスミッションに連
結されたエンジン出力軸の他に、エンジンの付属ユニッ
トを駆動するために他の軸が必要であるという欠点を有
している。
【0004】公知なように、明らかに大型自動車におい
ては、高速移動時におけるブレーキング動作時に、生じ
た運動ブレーキングエネルギーを吸収して熱に変換する
リターダが設けられている。通常、オイルが、そのよう
なリターダの作動流体として機能する。リターダ内の作
動流体へと伝達された熱は、冷却材へと伝達される。あ
るいは、特定の熱交換器を介して周囲空気へと放散され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ドイツ特許195 0
9 417から公知なように、リターダの作動媒質は、
冷却回路の作動媒質である。リターダの作動流体として
も機能する冷却材によって、生じた熱は、ラジエータを
通った冷却材へと直接的に伝達される。ここで、ラジエ
ータは、例えば、使い捨てのオイル性流体を利用して動
作するリターダ内において必要とされているように、2
つの流体間において熱交換を行う。ドイツ特許195
09 417により公知なリターダは、いわゆる2次リ
ターダである。つまり、リターダの回転速度が、移動速
度に依存している。移動速度に依存して動作するリター
ダは、ブレーキングのために利用可能なリターダブレー
キングトルクに関して、最適である。このようなリター
ダの構成には、リターダの動力が必要となる。例えば、
トランスミッションの出力側に設けられたカルダン軸が
利用される。リターダは、トランスミッションの近傍に
配置される。とりわけ、移動速度に依存して動作するリ
ターダに伴う問題点は、その冷却である。公知のリター
ダにおいては、冷却が不十分であった。というのは、水
ポンプが移動速度に応じて動作しないからである。リタ
ーダの有効性は、それによって制限されていた。
【0006】本発明の目的は、詳細には最大限にコンパ
クト化することを意図された、リターダ付きの駆動ユニ
ットに対して、上記欠点を克服し得る駆動ユニットを提
供することである。本発明の他の目的は、リターダを最
大限に有効活用することである。
【0007】上記目的は、請求項1の特徴点による本発
明によって満たされる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、1つ
または複数の水ポンプが使用される。そして、水ポンプ
は、力の伝達方向からみてエンジンの後方側に配置さ
れ、エンジン出力軸を介してから動力を受ける。エンジ
ン出力軸は、クラッチに向けて延在しているエンジン出
力軸とすることができ、同様に、個別の出力軸とするこ
ともできる。エンジン動作に対しての理想は、水ポンプ
の回転速度が、エンジンの回転速度に比例することであ
る。リターダ動作に対しての理想は、水ポンプが、移動
速度に比例して回転速度で動作することである。
【0009】本発明においては、水ポンプを力の伝達方
向からみてエンジンの後方側に配置していることによ
り、水ポンプとリターダとをコンパクトに組み合わせる
ことができる。好ましい実施形態においては、集積した
アセンブリとすることができる。
【0010】格別にコンパクト化した構成においては、
水ポンプは、エンジンとトランスミッションとの間に配
置される。これにより、冷却材回路ラインを短くするこ
とができる。さらにコンパクト化した構成においては、
水ポンプは、トランスミッション上に、あるいは、トラ
ンスミッション内に配置される。格別にスペースを節約
し得る構成においては、水ポンプは、トランスミッショ
ンに沿って、共通壁内に収容することができ、アセンブ
リを形成することができる。
【0011】本発明のある改良においては、駆動ユニッ
トは、特に高速移動時のブレーキング動作において生じ
た運動ブレーキングエネルギーを吸収して熱に変換する
ことができる流体式リターダを具備することができる。
【0012】本発明の格別に好ましい組合せにおいて
は、リターダと水ポンプとが単一回路において一体部材
とされている。そして、回路は、同時に、例えばエンジ
ンの冷却回路といった冷却回路をなしている。すべての
部材は、極力集積されており、可能であれば単一アセン
ブリとされている。
【0013】これは、以下のような特徴点を前提として
いる。すなわち、水ポンプは、エンジンの回転速度に依
存して動作しており、リターダは、移動速度で動作して
おり、加えて、移動速度に依存して動作するポンプが設
けられており、その結果、あるブレーキング状態のため
に、リターダを最適に使用することができる。
【0014】流体式リターダは、好ましくは、例えばド
イツ特許第195 09 417号から知られているよう
な、いわゆる2次リターダである。しかしながら、ま
た、例えばドイツ特許第44 40 162号から知られ
ているような、1次リターダとすることもできる。2次
リターダは、好ましくは、例えばトランスミッションか
らリアディフェレンシャルに向けて延在しているカルダ
ン軸といった軸を介して、移動速度に依存して動力を受
けている。
【0015】特別にコンパクトな構成は、リターダをト
ランスミッション上に、あるいは、トランスミッション
内に配置することによって得られる。リターダとトラン
スミッションとは、好ましくは、共通壁内に収容され、
1つのアセンブリを形成する。これにより、全体サイズ
をかなり小さくすることができる。なお一層コンパクト
化した構成においては、水ポンプとリターダとが、共通
壁内に収容され、1つのアセンブリを形成する。水ポン
プとリターダとからなるこのアセンブリは、トランスミ
ッション上に、あるいは、トランスミッション内に配置
することができる。また、このアセンブリを、クラッチ
ハウジング上に、あるいは、クラッチハウジング内に配
置することもできる。
【0016】本発明の第1実施形態においては、冷却回
路の冷却材と、リターダの作動媒質と、は、互いに隔離
されている。そして、リターダの作動媒質は、例えば、
オイルである。しかしながら、好ましい実施形態におい
ては、冷却回路の冷却材は、同時に、リターダの作動媒
質をなしている。水、とりわけ、通常の水−グリコール
混合体は、冷却材および作動媒質として好ましい。リタ
ーダの作動媒質の回路と、冷却材の冷却回路と、は、共
通回路を形成することができる。このことにより、リタ
ーダ内で生じた熱を、冷却材およびラジエータを介し
て、迅速に放散させることができる。
【0017】稼動状態のリターダが、駆動エンジンに抗
して動作しないように、すなわち、無用にエネルギー消
費を起こさないように、作動媒質と冷却材とからなる共
通回路には、バイパスラインおよびチャージオーバーバ
ルブを設けることができる。チャージオーバーバルブを
開放してバイパスラインを移動動作とすることにより、
冷却材またはリターダの作動媒質を、リターダ内に循環
させることができる。つまり、ブレーキング動作時に
は、チャージオーバーバルブによって、冷却材またはリ
ターダの作動媒質をリターダ内に流通させることがで
き、これにより、必要なブレーキング出力を利用するこ
とができて、生じた熱を放散することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明
を、実施の形態を例にとって説明する。
【0019】図1は、エンジン出力側に水ポンプが設け
られた、本発明による駆動ユニットを示す図である。図
2は、図1の駆動ユニットを示す図であって、トランス
ミッション上に水ポンプが設けられている。図3は、水
ポンプと、リターダと、通常の冷却回路と、を備える駆
動ユニットを概略的に示す図である。図4は、図3に概
略的に示す駆動ユニットのコンパクト構成を示す図であ
って、トランスミッション上に水ポンプとリターダとを
備えている。図5は、図3の構成を示す図であって、共
通ハウジング内に収容された水ポンプとリターダとを備
えている。図6は、エンジンの出力側に設けられた水ポ
ンプと、トランスミッション上に搭載された2次リター
ダと、を備える駆動ユニットを示す図である。図7は、
トランスミッション内に設けられた共通ハウジング内に
収容された水ポンプとリターダとを備えた実施形態を示
す図である。図8は、図7に関連する構成の他の実施形
態を示す図であって、トランスミッション内において、
エンジンの回転速度に応じて駆動される水ポンプを備え
ている。
【0020】図1は、本発明による駆動ユニットを示し
ている。駆動ユニットは、好ましくは内部燃焼型エンジ
ンとされた、エンジン1を備えている。エンジンの出力
側には、エンジンにより駆動されるエンジン出力軸3が
設けられている。エンジン出力軸3は、クラッチ5に向
けて延在している。クラッチ5の後段には、トランスミ
ッション7が設けられている。トランスミッション7
は、エンジン出力軸3を経由して、クラッチに対して駆
動関係にある。トランスミッションの出力側には、カル
ダン軸9が設けられている。カルダン軸9は、トランス
ミッションにおけるギヤ比を経由して、ディフェレンシ
ャル11へと、エンジン力を伝達する。その後、ディフ
ェレンシャル11から、リア車軸13へと、トルク分力
が伝達され、さらに、自動車の車輪15へと伝達され
る。
【0021】内部燃焼型エンジン1は、冷却材により冷
却されている。冷却材は、好ましくは、例えば凍結防止
剤としてのグリコールを慣例的に添加された、水であ
る。
【0022】冷却材は、冷却材回路17を循環する。冷
却材回路17には、ラジエータ19が設けられている。
ラジエータ19は、例えば細長いラジエータであり、ラ
ジエータ19においては、エンジン1から出口21を経
由して流出される高温の冷却材が冷却される。水ポンプ
23は、冷却済の冷却材を、ラジエータ出口ライン25
を経由して、内部燃焼型エンジン1内の冷却材入口27
へと供給する。本発明においては、水ポンプ23は、エ
ンジンの力の伝達方向の後方側、すなわち、エンジンの
出力側に設けられており、エンジン1とトランスミッシ
ョン7との間に存在している。当然のことながら、エン
ジンの力の伝達方向の後方側に設ける水ポンプは、トラ
ンスミッション7の後方側に配置することもできる。水
ポンプ23は、エンジン出力側の軸29を介して駆動さ
れる。軸29は、エンジンクランク軸またはエンジン出
力軸3に対して、直接的に、あるいは、ギヤを介して、
連結することができる。このことは、水ポンプが、ギヤ
なしの場合には直接的に、あるいは、ギヤ比に応じて、
常にエンジンの回転速度に依存して駆動されることを意
味している。これは、エンジン動作にとっては理想的で
ある。この構成は、エンジンの前方側が例えば水ポンプ
のような付属ユニットによって複雑化されていない、非
常にコンパクトな駆動ユニットの形成を可能としている
という点において、明確に認識される。よって、エンジ
ン1に対するアクセスが容易となり、これに付随してメ
ンテナンスの低コスト化をもたらすことができる。
【0023】図2には改良された実施形態が示されてい
る。図2においては、同一部材には、図1と同じ符号が
付されている。水ポンプ23は、トランスミッション7
に直接的に設けられている。エンジン出力側における水
ポンプ23の駆動は、水ポンプ23に対する軸31を、
エンジン出力軸3に連結することにより行われている。
この実施形態においては、上記連結は、トランスミッシ
ョンハウジング33内において、エンジン出力軸3に、
水ポンプの軸31上のギヤ35.2と噛合するギヤ3
5.1を設けることにより、達成されている。軸の回転
速度は、ギヤ35.1、35.2の適切な設計により必
要に応じて調整することができる。よって、必要なポン
プ出力を得ることができる。
【0024】図2に示す実施形態においては、水ポンプ
が、トランスミッションハウジング上に直接的に設けら
れているということが、そして、例えば水ポンプとトラ
ンスミッションとの間の隔壁を不要とすることができ
て、水ポンプとトランスミッションとを例えばハウジン
グ壁33といった単一のハウジング壁内に収容可能であ
ることが、明確に認識される。この構成は、本発明によ
る、格別にコンパクトな、低コストの実施形態をもたら
す。
【0025】さて、図3は、自動車に対するブレーキン
グエネルギーを、リターダ40によって対応し得る概略
構成を示している。図3においては、単に、エンジン
と、関連ユニット付きの冷却回路17と、が概略的に示
されている。冷却回路17は、ラジエータ19と、エン
ジンの力の伝達方向の後段側に設けられた水ポンプ23
と、を備えている。水ポンプ23が冷却回路17を通し
て常に必要量の冷却材を供給し得るように、レシーバ4
2が、ポンプの吸込側に、ある利用可能な圧力を伴っ
て、設けられている。
【0026】冷却回路において、水ポンプ23の後方側
には、チャージオーバーバルブ44が設けられている。
チャージオーバーバルブ44は、位置I と位置IIとの間
においてスイッチングすることができる。位置I におい
ては、チャージオーバーバルブ44は、冷却回路内に組
み込まれたリターダ40に対して連結することができ
る。この場合、冷却材は、リターダの作動媒質となる。
冷却材は、リターダを流通し、リターダにおいてブレー
キング動作における作動媒質として利用可能である。し
たがって、バルブ44を使用することにより、作動媒質
をリターダ40に対して適用するか、あるいは、位置II
としてリターダをバイパスさせるか、を選択することが
できる。このようにして、冷却材として存在している作
動媒質を、非ブレーキング動作において無損失で循環さ
せること、あるいは、ブレーキング動作においてリター
ダで生じた熱を冷却材によって除去して最終的にはラジ
エータ19において周囲空気に放散させること、が保証
されている。基本的には、冷却材回路17は、ここで
は、2つの冷却回路に分離されている。第1回路は、ポ
ンプ23と、バルブ44と、ラジエータ19と、エンジ
ン1と、これらユニット間を連結するライン部材と、か
ら構成されている。この回路は、非ブレーキング動作に
おいて使用される。
【0027】第2回路は、ポンプ23と、バルブ44
と、リターダ40と、ラジエータ19と、エンジン1
と、これらユニット間を連結するライン部材と、から構
成されている。この回路は、ブレーキング動作において
使用される。この場合には、冷却材は、リターダと冷却
回路との両方の作動媒質としての機能を有している。
【0028】図4は、自動車駆動ユニットにおける図3
に関連した冷却システムの可能な構成を示している。図
3と同じ部材については、同じ符号が付されている。
【0029】図4に示す実施形態は、コンパクトな構成
により顕著に認識される。トランスミッションのうちの
エンジンに近い側には、水ポンプ23が設けられてい
る。水ポンプ23は、ここでは、例えばギヤ35.1、
35.2を介してエンジン速度で駆動されている。すな
わち、エンジンの回転速度に依存して動作している。ト
ランスミッションのうちのエンジンから遠い側には、リ
ターダ40が、水ポンプの場合と同様に例えばギヤ4
6.1、46.2を介して、トランスミッションの出力
側において、カルダン軸9に対して連結されている。こ
の構成においては、ステータインペラー48.2とロー
タインペラー48.1とを備える流体式リターダは、移
動速度に応じて、常に動力を受けている。よって、リタ
ーダ40は、2次リターダである。チャージオーバーバ
ルブ44により、冷却材を流通させることができる。こ
の場合、冷却材は、ブレーキング動作の際には、同時に
リターダを通してのリターダの作動媒質をなす。あるい
は、チャージオーバーバルブ44により、非ブレーキン
グ動作の際には、リターダをバイパスさせることができ
る。図4に示すように、単一のハウジング壁50は、ト
ランスミッション7、水ポンプ23、およびリターダ4
0からなるコンパクトな構成を収容している。これによ
り、特に、スペースを節約した構成が可能となる。
【0030】図5には、図3に概略的に示した構成とは
異なる構成を示している。図5においては、水ポンプ2
3およびリターダ40は、共通のハウジング壁52内に
収容されており、エンジンとトランスミッションとの間
においてクラッチ5上に直接的に設けられている。この
コンパクトな構成においては、2つの水流通部材は、連
結されている。共通アセンブリ内の水ポンプ23は、図
1において既に図示したものと同様の個別の軸29を介
して、エンジンの回転速度に応じて駆動される。一方、
リターダ40は、移動速度に応じて駆動される。これ
は、トランスミッションの出力側において突出している
カルダン軸9に対して連結されたギヤセット46.1、
46.2を介して連結されたリターダ軸によって実現さ
れている。
【0031】図5に示すように、非ブレーキング動作お
よびブレーキング動作のためのチャージオーバーバルブ
44が、2つの冷却回路のスイッチングのために設けら
れている。上述したように、図5の構成の利点は、冷却
材流通部材が、共通ハウジング52内に収容されてお
り、単一アセンブリ内において連結されていることであ
る。このことは、サービス作業に関して、非常に容易な
取外し性をもたらす。
【0032】図6には、駆動ユニットの他の構成を示し
ている。この場合、図3〜図5とは違って、リターダ
は、冷却回路17に対して連結されていない。この場合
のリターダの作動媒質は、冷却材からは隔離されてお
り、例えばオイルといった任意の適切な作動媒質とする
ことができる。
【0033】水ポンプ23は、図1の場合と同様に、エ
ンジンの力の伝達方向の後方側に設けられている。そし
て、水ポンプ23は、軸29を介して、エンジンの回転
速度に依存して動力を受けている。リターダは、トラン
スミッション7に対して直接的に組み付けられており、
移動速度に応じて動力を受けている。この場合において
も、上記実施形態と同様に、リターダ軸は、ギヤセット
46.1、46.2を介して、トランスミッションの出
力側において、カルダン軸9に対して連結されている。
この特別にコンパクトな構成においては、トランスミッ
ション7のハウジング壁は、同時に、リターダ40のハ
ウジング壁をなしている。
【0034】図3〜図6に示したようなエンジンの回転
速度に依存して駆動されるすべての水ポンプは、適切な
連結部材を使用することにより、例えば、トランスミッ
ションの出力側においてギヤセットを介して移動速度に
依存しているカルダン軸に対して、連結することができ
る。これにより、リターダ動作において最適の冷却をも
たらすことができ、また最大の利用率をもたらすことが
できる。
【0035】そのような構成は、図7に示されている。
リターダは、ギヤセット46.1、46.2を介して、
移動速度に応じて駆動される。リターダ40のロータに
は、水ポンプ23のポンプインペラーが設けられてい
る。したがって、水ポンプ23は、移動速度に応じて駆
動される。これは、リターダ動作において利用可能とさ
れた冷却出力に関して、特に好ましい。冷却材の経路選
択のために、上記と同様のチャージオーバーバルブ44
が、また、設けられている。
【0036】図7に例示した実施形態においては、水ポ
ンプとリターダとは、機能的に分離されているけれど
も、本発明の変形例においては、水ポンプとリターダと
を機能的に実現した1つの同一部材を設けることができ
る。つまり、例えばドイツ国公開明細書44 36 34
4.3に開示されているように、水ポンプの機能を備え
たリターダを使用することができる。
【0037】エンジン動作におけるエンジンの十分な冷
却を保証するために、エンジンの回転速度に依存する2
次的な水ポンプ70を、例えばエンジン前方側におい
て、好ましくは設けることができる。
【0038】水ポンプ23とリターダ40とからなるア
センブリは、好ましくは、共通のハウジング壁52内に
収容されており、トランスミッションハウジング内に設
けられている。
【0039】図8には、図7の変形例を示している。こ
の場合、水ポンプは、エンジンの回転速度に応じて、軸
29を介して駆動される。
【0040】以上のように、本発明によれば、水ポンプ
と、特別の場合としてリターダと、を備えた駆動ユニッ
トに関して、コンパクトな構成をもたらすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エンジン出力側に水ポンプが設けられた、本
発明による駆動ユニットを示す図である。
【図2】 図1の駆動ユニットを示す図であって、トラ
ンスミッション上に水ポンプが設けられている。
【図3】 水ポンプと、リターダと、通常の冷却回路
と、を備える駆動ユニットを概略的に示す図である。
【図4】 図3に概略的に示す駆動ユニットのコンパク
ト構成を示す図であって、トランスミッション上に水ポ
ンプとリターダとを備えている。
【図5】 図3の構成を示す図であって、共通ハウジン
グ内に収容された水ポンプとリターダとを備えている。
【図6】 エンジンの出力側に設けられた水ポンプと、
トランスミッション上に搭載された2次リターダと、を
備える駆動ユニットを示す図である。
【図7】 トランスミッション内に設けられた共通ハウ
ジング内に収容された水ポンプとリターダとを備えた実
施形態を示す図である。
【図8】 図7に関連する構成の他の実施形態を示す図
であって、トランスミッション内において、エンジンの
回転速度に応じて駆動される水ポンプを備えている。
【符号の説明】
1 エンジン 3 エンジン出力軸 5 クラッチ 7 トランスミッション 17 冷却回路 23 水ポンプ 33 トランスミッションハウジング 40 リターダ 44 チャージオーバーバルブ 48.1 ロータインペラー 48.2 ステータインペラー 50 ハウジング壁 52 ハウジング壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター・ローゼ ドイツ・89522・ハイデンハイム・ローベ ルト−コッホ−シュトラーセ・57 (72)発明者 ペーター・ハイリンガー ドイツ・74564・クライルスハイム・クラ インタイルシュトラーセ・4

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともエンジン出力軸を有するエン
    ジンと;該エンジンの後段に設けられたトランスミッシ
    ョンと;少なくとも1つの水ポンプを有する冷却回路
    と;を具備してなり、 少なくとも1つの前記水ポンプは、力の伝達方向からみ
    て、前記エンジンの後方側に配置されていることを特徴
    とする駆動ユニット。
  2. 【請求項2】 前記水ポンプは、エンジンの回転速度に
    依存して駆動されることを特徴とする請求項1記載の駆
    動ユニット。
  3. 【請求項3】 前記水ポンプは、移動速度に依存して駆
    動されることを特徴とする請求項1記載の駆動ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 1つまたは複数の前記水ポンプは、前記
    エンジンと前記トランスミッションとの間に配置されて
    いることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載の駆動ユニット。
  5. 【請求項5】 1つまたは複数の前記水ポンプは、前記
    トランスミッション上に配置されていることを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の駆動ユニット。
  6. 【請求項6】 1つまたは複数の前記水ポンプは、前記
    トランスミッション内に配置されていることを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の駆動ユニット。
  7. 【請求項7】 1つまたは複数の前記水ポンプと前記ト
    ランスミッションとが、1つのアセンブリを形成してい
    ることを特徴とする請求項4ないし6のいずれかに記載
    の駆動ユニット。
  8. 【請求項8】 1つまたは複数の前記水ポンプと前記ト
    ランスミッションとが、共通壁により囲まれていること
    を特徴とする請求項7記載の駆動ユニット。
  9. 【請求項9】 ステータとロータとを有する流体式リタ
    ーダを具備していることを特徴とする請求項1ないし8
    のいずれかに記載の駆動ユニット。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つの前記水ポンプは、前
    記流体式リターダによって機能がもたらされていること
    を特徴とする請求項9記載の駆動ユニット。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの前記水ポンプと、前
    記流体式リターダと、は、機能的に分離されていること
    を特徴とする請求項9記載の駆動ユニット。
  12. 【請求項12】 前記流体式リターダは、軸を介して、
    移動速度に依存して駆動されることを特徴とする請求項
    9ないし11のいずれかに記載の駆動ユニット。
  13. 【請求項13】 前記流体式リターダは、軸を介して、
    エンジンの回転速度に依存して駆動されることを特徴と
    する請求項9ないし11のいずれかに記載の駆動ユニッ
    ト。
  14. 【請求項14】 前記リターダは、前記トランスミッシ
    ョンの後方側に配置されていることを特徴とする請求項
    1ないし13のいずれかに記載の駆動ユニット。
  15. 【請求項15】 前記リターダは、前記トランスミッシ
    ョン上に配置されていることを特徴とする請求項1ない
    し14のいずれかに記載の駆動ユニット。
  16. 【請求項16】 前記リターダは、前記トランスミッシ
    ョン内に配置されていることを特徴とする請求項1ない
    し13のいずれかに記載の駆動ユニット。
  17. 【請求項17】 前記リターダと前記トランスミッショ
    ンとが、1つのアセンブリを形成していることを特徴と
    する請求項9ないし16のいずれかに記載の駆動ユニッ
    ト。
  18. 【請求項18】 前記リターダと前記トランスミッショ
    ンとが、共通壁により囲まれていることを特徴とする請
    求項17記載の駆動ユニット。
  19. 【請求項19】 1つまたは複数の前記水ポンプと前記
    リターダとが、1つのアセンブリを形成していることを
    特徴とする請求項1ないし18のいずれかに記載の駆動
    ユニット。
  20. 【請求項20】 1つまたは複数の前記水ポンプと前記
    リターダとが、共通壁により囲まれていることを特徴と
    する請求項19記載の駆動ユニット。
  21. 【請求項21】 1つまたは複数の前記水ポンプと前記
    リターダとからなる前記アセンブリが、前記トランスミ
    ッション内に配置されていることを特徴とする請求項1
    9または20記載の駆動ユニット。
  22. 【請求項22】 1つまたは複数の前記水ポンプと、前
    記リターダと、前記トランスミッションと、が、1つの
    共通アセンブリを形成していることを特徴とする請求項
    21記載の駆動ユニット。
  23. 【請求項23】 1つまたは複数の前記水ポンプと、前
    記リターダと、前記トランスミッションと、からなる前
    記アセンブリは、共通壁により囲まれていることを特徴
    とする請求項22記載の駆動ユニット。
  24. 【請求項24】 1つまたは複数の前記水ポンプと前記
    リターダとからなる前記アセンブリは、クラッチハウジ
    ング内に配置されていることを特徴とする請求項19な
    いし21のいずれかに記載の駆動ユニット。
  25. 【請求項25】 1つまたは複数の前記水ポンプと前記
    リターダと前記クラッチとが、1つの共通アセンブリを
    形成していることを特徴とする請求項24記載の駆動ユ
    ニット。
  26. 【請求項26】 1つまたは複数の前記水ポンプと前記
    リターダと前記クラッチとからなる前記アセンブリは、
    共通壁により囲まれていることを特徴とする請求項25
    記載の駆動ユニット。
  27. 【請求項27】 1つまたは複数の前記水ポンプと前記
    リターダとからなる前記アセンブリは、前記エンジンと
    前記トランスミッションとの間に配置されていることを
    特徴とする請求項19または20記載の駆動ユニット。
  28. 【請求項28】 前記冷却回路の冷却材と、前記リター
    ダの作動媒質と、が互いに隔離されていることを特徴と
    する請求項9ないし27のいずれかに記載の駆動ユニッ
    ト。
  29. 【請求項29】 前記リターダの前記作動媒質が、オイ
    ルであることを特徴とする請求項9ないし28のいずれ
    かに記載の駆動ユニット。
  30. 【請求項30】 前記冷却回路の前記冷却材は、同時
    に、前記リターダの前記作動媒質をなしていることを特
    徴とする請求項9ないし29のいずれかに記載の駆動ユ
    ニット。
  31. 【請求項31】 前記冷却回路の前記冷却材および前記
    リターダの前記作動媒質は、水または水混合体であるこ
    とを特徴とする請求項30記載の駆動ユニット。
  32. 【請求項32】 前記リターダの前記作動媒質の回路
    は、前記冷却回路とともに、共通回路を形成しているこ
    とを特徴とする請求項9ないし31のいずれかに記載の
    駆動ユニット。
  33. 【請求項33】 前記共通回路は、前記冷却材および前
    記リターダの前記作動媒質のそれぞれが少なくとも部分
    的に前記リターダをバイパスし得るように設けられた、
    バイパスラインおよびチャージオーバーバルブにより特
    徴づけられていることを特徴とする請求項32記載の駆
    動ユニット。
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