JPH10121838A - ドアユニット - Google Patents

ドアユニット

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Publication number
JPH10121838A
JPH10121838A JP8298076A JP29807696A JPH10121838A JP H10121838 A JPH10121838 A JP H10121838A JP 8298076 A JP8298076 A JP 8298076A JP 29807696 A JP29807696 A JP 29807696A JP H10121838 A JPH10121838 A JP H10121838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
finger
gap
frame
gaps
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8298076A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Ono
雅生 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanwa Shutter Corp filed Critical Sanwa Shutter Corp
Priority to JP8298076A priority Critical patent/JPH10121838A/ja
Publication of JPH10121838A publication Critical patent/JPH10121838A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアとドア枠とからなるドアユニットにおい
て、ドアの吊元側端部とドア枠とのあいだにおける指詰
めを回避する構成とする。 【解決手段】 ドア4の吊元側端部とこれに対向する縦
枠材6とのあいだに形成される指詰め回避用の第一、第
二間隙S1、S2を、平面視略L字形に形成すると共
に、縦枠材6には、前記L字形の第一、第二間隙S1、
S2に略相当する大きさに設定され、かつ弾性収縮する
気密材9を止着する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅、マンショ
ン、ビル等の建築物の開口部に取付けられるドアユニッ
トの技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ドアと、該ドアが蝶番を介して
開閉自在に蝶着されるドア枠とからなるドアユニットに
おいて、ドア枠には、全閉状態のドア面(ドア平面)に
対して開口部前後方向に対向するよう内方に向けて突出
する戸当りが形成されるが、このものでは、ドアが全閉
する少し前位置でドアの吊元側端と戸当りとの間隙が小
さくなってこの段階以降の閉鎖作動では指詰め(指を挟
むこと)が防止されるが、これ以前の半開状態での指詰
め防止機能はない。そこで例えば特開昭54−1092
31号公報に示されるごとく、ドア枠の蝶番側縦枠材に
形成される戸当りとこれに対向するドア板面とのあいだ
の間隙を幅広にして指詰め防止をすることが考えられ
る。ところがこのものでは、それ以前の半開状態での指
詰め、つまり、ドアの蝶番側端面とドア枠のこれに対向
する内側面とのあいだに指を挟む惧れがあって依然とし
て問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、実開昭5
5−101271号公報に示されるごとく、ドアの蝶番
側縦框を傾斜状に切欠りかき、ここにゴム質弾性体を止
着して指詰め防止をするようにしたものが提唱される
が、このものは、縦框が傾斜状に切欠かれた特殊形状の
ものを用意しなければならず、汎用性に欠けるうえ、縦
框の反戸当り側端部がドア枠に近接した構成になってい
るので、ドアを大きく開いた状態のとき、ここに指を入
れて挟んでしまうという問題を依然として残すことにな
り、ここに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、ドアと、該ドアが開閉揺動自在
に枢支されるドア枠とからなるドアユニットにおいて、
ドア枠の蝶番側縦枠材に形成される戸当りとこれに対向
するドア板面とのあいだに形成される指詰め回避用の第
一間隙と、ドアの蝶番側端面とドア枠のこれに対向する
内側面とのあいだに形成される指詰め回避用の第二間隙
とを平面視で略L字形に続くよう設定すると共に、前記
ドア枠には、第一、第二間隙を塞ぐべく平面視で略L字
形をした弾性収縮する気密材が設けられているものであ
る。そして、この様にすることにより、ドアの吊元側端
部とドア枠とのあいだに指を挟んでしまったとしても、
指詰めすることがないようにできる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
〜図3に示す図面に基づいて説明する。図面において、
1は躯体開口部に建付けられるドアユニットであって、
該ドアユニット1は、躯体開口部に止着されるドア枠
2、該ドア枠2に対して一側(吊元側)が蝶番3を介し
て蝶着され、前方(図2における矢印A方向)に向けて
開放されるドア4等の各種部材で構成されていること等
は従来通りの構成となっている。
【0006】前記ドア枠2は、左右一対の縦枠材5、
6、上枠材7、そして、下枠材(沓摺)8とが矩形状に
枠組み形成されているものであって、各枠材5、6、
7、8のうち、ドア4が蝶番3によって蝶着される右側
縦枠材6と、ドア4の吊元側とのあいだに本発明が実施
されている。即ち、前記ドア4は、本実施の形態では、
前後一対の板面4a、4bを組込んだ汎用の金属製ドア
が採用されているが、ドア4の左右方向寸法は、縦枠材
5、6同志の対向幅よりも短い寸法設定となっている。
【0007】一方、右側縦枠材6は、金属製板材を折曲
して形成されたものであって、ドア4の吊元側の端面4
cに対向する内側面6aと、ドア4の後側板面4bの吊
元側縁部が対向する戸当り6bとが略L字形に一体形成
されているが、戸当り6bは、閉鎖状態のドア4の後側
板面4bとのあいだに所定長さに設定された第一間隙S
1を存する状態で形成されている。そして、ドア4は蝶
番3により右側縦枠材6に蝶着されるが、この場合に、
ドア4は前述したように左右縦枠材5、6の対向幅より
も短く寸法設定されており、これによって、蝶番3が止
着される吊元側と右側縦枠材6とのあいだに第二間隙S
2が存するよう設定されるが、このようにするため、蝶
番3は、一対の支持板3a、3bのうち、ドア4に止着
される側の支持板3aに折曲部が形成されている。ここ
で、前記第一、第二間隙S1、S2は、人の指が挟まれ
ても指を圧迫しない程度の指詰め回避用の間隙となるよ
う寸法設定されている。
【0008】このようにしてドア4の吊元側端部と右側
縦枠材6とのあいだには、第一、第二間隙S1、S2が
形成され、これら第一、第二間隙S1、S2とは連通状
となって略L字形の間隙に形成されているが、右側縦枠
材6の内側面6aと戸当り6bとには、外形が前記L字
形の間隙に略相当するように形成されたゴム質弾性材か
らなる気密材9の二辺が貼着されており、これによっ
て、閉鎖状態のドア4の吊元側端部と右側縦枠材6との
あいだの気密性が確保できるように設定されている。こ
こで、前記気密材9は、肉厚状のゴム質弾性材を中空状
に形成したものが用いられており、これによって、図3
(A)、(B)に示すように、第一、第二間隙S1、S
2に指を挟んだ状態でドア4が全閉したような場合に、
気密材9が弾性収縮することによって指のケガを回避で
きるように設定されている。
【0009】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、ドア4を開放した状態でドア4の吊元側端部
と右側縦枠材6とのあいだに大きな間隙が形成され、該
部位に指を誤って差し込んでしまうようなことがある
が、この状態からドア4を全閉しても、ドア4の吊元側
端部と右側縦枠材6とのあいだは第一、第二間隙S1、
S2によってL字形に連通する間隙となっているため、
差し込まれた指がドア4と右側縦枠材6とのあいだに挟
まれても、ここに止着されている気密材9が弾性変形す
るだけで、指が怪我してしまうようなことがない。
【0010】このように、本発明が実施された形態にお
いては、ドア4の吊元側端部における指詰めを回避でき
るものであるが、この場合に、ドア4の吊元側端面4c
と右側縦枠材内側面6aとのあいだの第二間隙S2は、
ドア4の前後を連通する状態で形成されているため、ド
アを大きく開いて指が吊元側端面4cと右側縦枠材内側
面6aとのあいだを越えて差し込んでしまったような場
合でも、従来の縦框の反戸当り側端部がドア枠に近接し
ているもののように指詰めしてしまうようなことがな
く、これによって、ドア4の後側板面4bと戸当り6b
間における指詰めだけでなく、吊元側端面4cと内側面
6a間における指詰めも回避できることになって、ドア
4の吊元側での指詰め保護を確実に計ることができる。
【0011】さらに、このものでは、ドア4の吊元側端
部と右側縦枠材6とのあいだに第一、第二間隙S1、S
2が設けられていて指詰めに基づく怪我を避けることが
できるものでありながら、これら第一、第二間隙S1、
S2には気密材9が充填されているので、ドア4とドア
枠2とのあいだの気密性は確保できることになって、都
合が良い。
【0012】尚、本発明を実施するにあたり、ドアを開
閉揺動自在に枢支する手段としては、蝶番に限定され
ず、図4に示すもののようにピボットヒンジ10等の通
常知られた枢支手段を適宜採用できることはいうまでも
ない。また、気密材が中空状である場合に、該中空部
に、図4に示すように発泡材11を入れることができ、
この場合に、発泡材11としてはバーミキュライト、パ
−ライト等の焼成により発砲して不燃性、断熱性の機能
を発揮する無機質発泡材、あるいは難燃性、断熱性に優
れた尿素フォーム、フェノールフォーム等のフォーム素
材とすることができ、この場合に、発泡材は、完全な充
填状態ではなく空隙ができるように入れておき、火災等
の熱で発砲して充満するようにしておくことが、指詰め
防止機能を遺憾なく発揮するためには好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアユニットの全体正面図である。
【図2】要部の平面断面図である。
【図3】図3(A)、(B)はそれぞれ指が差し込まれ
た状態を説明する平面断面図である。
【図4】他の実施例を説明する平面断面図である。
【符号の説明】
1 ドアユニット 2 ドア枠 4 ドア 4c 吊元側端面 6 右側縦枠材 6a 内側面 6b 戸当り 9 気密材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアと、該ドアが開閉揺動自在に枢支さ
    れるドア枠とからなるドアユニットにおいて、ドア枠の
    蝶番側縦枠材に形成される戸当りとこれに対向するドア
    板面とのあいだに形成される指詰め回避用の第一間隙
    と、ドアの蝶番側端面とドア枠のこれに対向する内側面
    とのあいだに形成される指詰め回避用の第二間隙とを平
    面視で略L字形に続くよう設定すると共に、前記ドア枠
    には、第一、第二間隙を塞ぐべく平面視で略L字形をし
    た弾性収縮する気密材が設けられているドアユニット。
JP8298076A 1996-10-22 1996-10-22 ドアユニット Pending JPH10121838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8298076A JPH10121838A (ja) 1996-10-22 1996-10-22 ドアユニット

Applications Claiming Priority (1)

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JP8298076A JPH10121838A (ja) 1996-10-22 1996-10-22 ドアユニット

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JPH10121838A true JPH10121838A (ja) 1998-05-12

Family

ID=17854846

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JP8298076A Pending JPH10121838A (ja) 1996-10-22 1996-10-22 ドアユニット

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JP (1) JPH10121838A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007092425A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Benitsukusu Kk ドア体における指挟み防止構造
JP2008223319A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Sanwa Shutter Corp ドア装置の指詰め防止構造
KR101270957B1 (ko) * 2011-08-16 2013-06-11 주식회사 반석 도어의 여닫이 장치
WO2019194375A1 (ko) * 2018-04-03 2019-10-10 지엘테크(주) 도어용 기밀 겸 안전장치
KR20190118232A (ko) * 2018-04-10 2019-10-18 강민성 축회전방식 여닫이도어의 도어모서리 간섭방지를 겸한 문틀 커버장치

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