JPH10121611A - 自立式パネル - Google Patents

自立式パネル

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JPH10121611A
JPH10121611A JP9292880A JP29288097A JPH10121611A JP H10121611 A JPH10121611 A JP H10121611A JP 9292880 A JP9292880 A JP 9292880A JP 29288097 A JP29288097 A JP 29288097A JP H10121611 A JPH10121611 A JP H10121611A
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waterproofness
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JP9292880A
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Guzman Guillermo Guevara
グエバラ グズマン グイレルモ
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    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
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    • E04B2/74Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge
    • E04B2/7401Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge assembled using panels without a frame or supporting posts, with or without upper or lower edge locating rails
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H5/00Buildings or groups of buildings for industrial or agricultural purposes
    • E04H5/10Buildings forming part of cooling plants
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/74Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge
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  • Architecture (AREA)
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  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 倉庫、冷蔵室等の温度調節が必要か、研究所
等の実験室などや、食品製造工程等の無菌状態の必要な
ものの内部仕切りは衛生状態の不良、防水性、閉鎖困難
等の不都合を呈する。 【解決手段】 自立パネルにおいて、その上下端に凹面
の張出しがあって、パネルの上下面の幅を広くし、各主
表面の上下張出しカーブを決定し、パネルの上下面とも
中央縦軸上に両側面に至る長方形断面の溝があり、これ
に上下部のアルミ又はグラスファイバー製の固定用レー
ルを嵌め込み可能で、パネル側面は実矧継ぎ方式で、パ
ネルの一方の側面の全長にわたり、中央垂直に凸状の突
起物が伸び、もう一方には長方形の溝があり、別のパネ
ルの突起物が嵌め込まれ、これを繰返してパネルを連結
して要求される大きさの、表面が滑らかで連続した壁を
形成し、パネルの継目はシールにより防水、気密、断熱
性を持たせ、またパネルはグラスファイバー製とし、不
燃性で、錆の問題もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野と従来の技術】現在、倉庫、冷
蔵室、スタンド、ビルの外壁その他の温度調節を必要と
するもの、また研究所、病院、クリニック、診療所など
の実験室や保管室、食品製造工程などのような無菌状態
を要求されるものの内部仕切りは、清掃、衛生状態の不
良、防水性、閉鎖困難などの不都合を呈するものであ
る。
【0002】温度調節を必要とする断熱仕切り壁用のパ
ネルは種々市場に出回っているが、無菌状態を必要とす
る空間に関しては、既存建造物の内部仕切り壁により形
成されるだけであり、現状では断熱と同時に無菌状態を
要求される空間の清掃、衛生、防水性などの基準を満足
させるパネルは見当たらない。
【0003】無菌状態空間に適用される基準に従うと、
内壁は容易に清掃可能で、特に要所は完全に滑らかで、
洗浄及び殺菌可能でなければならないので、凹凸なく、
断続なく、内壁と内壁、内壁と天井、床との接続箇所に
角を作らないようにし、扉は気密性良好とし、断熱ガラ
スで造られていること、無菌エリアは完全に気密で、全
く凹凸が無いことが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常の断熱パネルは保
持するための大きな枠組みが必要であり、一般的にはス
チール製の四角い外板及び発泡ポリスチレン、硬質ポリ
ウレタンなどの断熱充填材により構成されるが、スチー
ル板は損傷、衝撃などにより錆びるという問題があり、
大半のケースにおいては強度上の問題で外側パネルには
リブ、細板補強、溝状の凹みなどがあるが、埃や浮遊性
残滓が付着しやすい箇所を形成するために、清掃のやり
にくさや衛生上の問題を生ずる。
【0005】その上、パネルとパネルの接続、内壁の続
きもしくは角、パネルと天井、床との間の接合箇所に
は、固定、断熱、仕上げのためのアクセサリーが必要で
あるにもかかわらず、パネル同士の接合箇所において完
全な気密性を得られないものがある。そのアクセサリー
としては、玉縁、仕上縁、幅木などがあるが、これらの
アクセサリーの主な問題としては、バクテリア及び微生
物が巣くう好条件を与えるために衛生上の問題を生じ、
さらに気密漏れ及び角の問題を解決できない。
【0006】無菌空間の内壁は、要求される条件に従っ
て、汚染要素に対する最高の防水性、最小の熱交換性、
最大の自然採光、太陽光線の適度な受光などを確保する
ために高価なコーティング、壁工事及び追加工事などを
必要とする。それにもかかわらず、あるケースにおいて
はコーティングが適切であるとは限らず、例えば、よく
使用される塗装、リノリウム、タイルなどはその継ぎ目
に微生物が付着し、根絶が非常に困難であるという衛生
上の問題を呈する。
【0007】
【課題を解決するための手段】当発明は無菌、断熱、防
水性を有する自立式のパネルを提供するものであり、こ
のパネルは組立、固定が短時間で可能、構造的に強度が
あり、断熱、衛生空間を形成するに適している。特に保
存庫、食品製造工程、研究所、病院の部屋、その他無菌
状態を要する場所に適し、表面が完全に滑らかで、洗
浄、殺菌が可能、グラスファイバー製なので錆びが出る
こともなく、頻繁に洗浄しても化学洗剤による浸蝕にも
強く、内部充填材にポリウレタンを使用しているので断
熱効果も良い。側面組立方式には実矧継ぎを採用、上
端、下端は清掃が容易なように丸みを帯びた曲面であ
り、内壁は完全な気密構造を形成し、天井、パネル、床
面の角をなくし、漏洩、衛生の問題を解決する。
【0008】多数の部材が交差する点には丸みを帯びた
曲面を有するコーナーピースを使用し、内壁間の角をな
くし、壁の様々な配置、組合せを得ることが出来る。あ
るパネルには電気配線、水、酸素、ガス、圧搾空気など
が組込まれ、別のパネルには、パネル表面と同じ平面に
断熱ドア、窓、気密枠が組み込まれ、他のパネルには既
存の壁に接続するために上下端が凹状になっているもの
などがあり、このようにして国際的な無菌基準を満足し
ている。
【0009】
【実施例】当発明を分かりやすく説明するために、実例
の図面を使用する。
【0010】添付図面で分かるように、当発明は自立式
の無菌、断熱、防水性のパネル(1)から成る。長方形
平行六面体タイプのパネル(1)は相互に平行な2枚の
外板もしくは主表面から成り、長方形の比率は各工事に
応じて高さ、長さの組合せが変化する。上面(3)、下
面(4)、側面(5)とも材料はグラスファイバーを使
用しているので表面は不燃性であり、錆びの問題をなく
し、頻繁に使用する化学洗剤に強く、耐久性があり、完
全に滑らかに磨かれた表面を得られ、さらにプラスチッ
クもしくはエポキシ系の塗装をすることも可能である。
主表面(2)の間にはポリウレタンを充填した芯(6)
があり、工事に要求される断熱度に応じてその厚さを変
化させ、パネルの構造を決定し、高度の断熱性を与える
ことが出来る。パネル(1)の側面は実矧継ぎ(7)に
より接続されるが、これにより組立、解体が非常に速く
できる。この実矧継ぎ(7)の部分はパネル(1)の全
側面(5)に沿って垂直に伸びる中央の矩形の凸部と、
もう一方、同じパネル(1)の反対側の側面に沿って矩
形の溝があり、別のパネル(1)の矩形の凸部がぴった
り嵌まるようになっている。こうして何枚ものパネル
(1)を組合せ、表面が平坦で連続した、工事に要求さ
れる大きさの壁を形成することが出来、後からパネル
(1)同士の継ぎ目はシールし、防水、気密、断熱性を
持たせることが出来る。
【0011】パネル(1)は上部凹状張出し(8)と下
部凹状張出し(9)を有し、これにより上面(3)及び
下面(4)の幅を広くすることが出来、各主表面(2)
の上下部分の張出し曲面を決定する。その曲面は円周の
1/4 に相当し、小さな凸面(10)で終り、同時にパネ
ル(1)の上面(3)もしくは下面(4)につながる。
これは凹状張出し(8)と(9)がパネル(1)に対し
て埃と浮遊粒子の付着を防ぎ、パネル(1)と天井パネ
ル(11)、パネル(1)と床(12)の継目の稜をな
くし、清掃を容易にして衛生を保ち、支持面積を増やし
て荷重性を良くし、パネルの構造強度を増大し、壁面の
変形を防ぎ、さらにあらゆるタイプの幅木、刳形の取付
け不良もしくは損傷による防水性、無菌性不良の問題が
解決出来る。
【0012】各パネル(1)の向い合った凹状張出し
(9)は軽く凹んでいて、垂直に立っている主表面
(2)の小さい水平な突き出し(13)と続いている
が、これにより床のコーティング(12)が凹状張出し
(9)の下縁を完全に覆い、パネル(1)の主表面
(2)と同じ平面になり、同時に床面からある程度の距
離をとり、パネル(1)や床(12)を日常洗浄する際
にパネル(1)の基部における水漏れや滴りを防ぎ、衛
生上の隔離を良くする。
【0013】パネル(1)の上面(3)、下面(4)と
も、その縦の中心線に沿って横断面が長方形の溝(1
4)があり、パネル(1)の側面(5)に至り、これに
上下にある固定用のアルミレール(15)がぴったりと
はめ込まれる。上部レール(15)はパネル(1)と同
じ位の長さであり、下部レールはつながっていてもっと
長い、そして一度溝(14)にはめ込まれると上面
(3)もしくは下面(4)と同じ平面になり、さらに上
部レール(15)、下部レール(15)とも上部、下部
固定用の孔(16)があり、上部レール(15)はパネ
ル(1)と天井パネル(11)に固定し、下部レール
(15)はパネル(1)と床(12)に固定するが、上
部レール(15)は一度に2枚のパネル(1)を連結
し、下部レール(15)は一度に何枚も連結する、こう
して組立、解体の速い堅固な壁を構成する。
【0014】垂直荷重に応じて、パネル(1)は補強用
の間仕切り(17)がある場合もあり、上面(3)、下
面(4)と45°の角度をなし、矩形の溝(14)から
上部凹状張出し(8)と下部張出し(9)の内壁に至
る。これにより荷重を床(12)に配分し、パネル
(1)の構造強度を増大することが出来、またパネル
(1)は下面(4)をグラスファイバーで覆わずに、こ
の補強用間仕切り(17)と下面(4)の間を低密度発
泡材で充填し、床との接着性を向上させることも可能で
ある。
【0015】パネル(1)は工事における種々の選択肢
を提供するが、まず第一として、電気、水、酸素、ガ
ス、圧搾空気などの配線、配管を組込むことが可能であ
り、特に電気の例を上げると、パネル(1)は主表面
(2)の片方の中央部分、高さの異なる所に一対の長方
形の切り取り(18)があり、そこに近接した2本のパ
イプ(19)の下端が覗いていて、その上端はパネル
(1)の上面(3)から上部レール(15)により制限
される隙間を抜けてわずかに突出している。
【0016】パネルの第二番目の選択肢として、パネル
(1)の下端から大きく切り取り、そこに組込み枠(2
0)の片側と上部を組込んだものがあり、その縁は主表
面(2)と同じ平面まで削ってあり、断熱ガラス入り窓
(22)の付いたドア(21)が取付けられていて、そ
のガラスはドア(21)の表面と同じ平面に作られてい
る。また、組込まれたドア枠(20)の反対側、ドア
(21)の片側に実矧に切り込んだ枠があり、その枠
(23)はパネル(1)の幅と同じであり、その片側は
ドア(21)がぴったりと収まるように縁が削ってあ
り、もう一方の側は中央縦に突起があり、別のパネル
(1)の矩形溝にぴったりと嵌まるようになっている。
したがって、ドア(21)のさらに上方において2枚の
パネル(1)を接続する実矧継ぎ(7)と同じ方式であ
る。選択肢として、ドア(21)が取付けられている大
きな切り込みは、別のパネル(1)の下端から切り込ん
でいるものもあり、その2枚のパネル(1)を組合せる
と、その大切込みの側面は合致し、組込み枠(20)の
上部と側部が大きな開口部を形成し、そこに取付けられ
ている2枚のドア(21)は中央開きとなるものであ
る。
【0017】パネル(1)の第三の選択肢として、主表
面(2)の中央部に正方形の大きな開口部を有し、そこ
に断熱ガラスの入った窓(24)が嵌まっていて、その
ガラス面はパネル(1)の主表面(2)と同じ平面にな
っていて、開口部の内側周辺にある突起(25)に固定
され、その突起(25)の間にコンデンス(26)吸収
用の吸湿材が入っているものもある。
【0018】パネル(1)はいくつかの交差部分の部品
と組合せるようになっていて、“X”形(27a)、
“T”形(27b )、“L”形(27c )により何枚も
のパネル(1)を繋ぎ合わせて耐久性、防水性を備え
た、完全に滑らかで磨かれた表面を得ることが出来る。
そのために、これらの部品の縁にはパネル(1)同士を
連結するための側面連結用実矧継ぎ(7)方式の加工が
してある。さらに、角を丸くした凹面(28)、上部凹
面張出し(8)、下部凹面張出し(9)があり、この最
後のものには小さな水平の出縁(13)があり、工事の
必要に応じてパネル(1)の色々な組合せが出来るよう
になっていて、さらに、角をなくすことにより衛生的見
地から適切である。
【0019】完全に平坦で磨かれた、丈夫な防水性の天
井パネル(11)は直角に削り落とした縁(29)を有
するので、天井パネル(11)同士を組合せた場合、連
続した平面を得られ、パネル(1)はその縁(29)の
組合せ部分において上部レール(15)にネジを使って
天井パネル(11)を固定しその荷重を支えることにな
り、適切な力と荷重の配分を得る。
【0020】既に述べたように、パネル(1)には色々
な組合せがある:ドア(21)、窓付きドア(22)、
窓(24)、配線、配管を組み込んだものがあり、組合
せ部品に“X”(27a)、“T”(27b)、“L”
(27c)などがあり、その他にも天井パネル(1
1)、床(12)とはレール(15)により固定するこ
とにより、工事が必要とする断熱、無菌、防水性の空間
及び照明、気密性を有する自立式壁面を形成することが
出来る。また、既存の壁(30)に連続することも出来
るが、これをパネル(1)の第四の選択肢とする。上部
凹面張出し(8)、下部凹面張出し(9)の縁はパネル
(1)の一側面(5)に沿って垂直に伸びて、その側面
(5)は広がり、既存の壁(30)との接触面積を増
大、同時に角をなくし、一方、上部レール(15)は固
定用孔のある角度の付いたアングル(31)をネジでレ
ール(15)と既存の壁(30)に固定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】パネル横断面立面図。
【図2】上下2本のレールにて2枚のパネルが接続され
る様子を表した透視図。
【図3】2枚のパネルが組合わされ、上部レールに接続
された様子を示す透視図。
【図4】上下レール及び天井、床に固定されたパネルの
横断面立面図。
【図5】上下レール、電器配線が組込まれたパネルの透
視図。
【図6】(a)は枠とドアが各々組込まれたパネルを中
央開きになるように2枚合わせた正面立面図で、(b)
は(a)に示す6B−6Bの線での横断面図で、(c)
は(b)の拡大図。
【図7】パネル2枚を組合わせた正面立面図であり、そ
の一枚にはドアと枠が組込まれている。
【図8】図7の実矧継ぎ枠の横断面平面図。
【図9】断熱窓が組込まれたパネルの正面立面図。
【図10】図9の断熱窓が組込まれたパネルの横断面立
面図。
【図11】(a)はパネル接続用の”X”形部材の横断
面図で、(b)はパネル接続用の”T”形部材の横断面
図で、(c)はパネル接続用の”L”形部材の横断面
図。
【図12】上面を破線で表した、パネルのコーナーピー
スを既存の壁に取り付けた様子を示した平面図。
【符号の説明】
1 パネル 2 主表面 3 上面 4 下面 5 側面 6 芯 7 実矧継ぎ 8 上部凹状張り出し 9 下部凹状張り出し 10 凸面 11 天井パネル 12 床 13 水平な突出し 14 溝 15 上部レール 16 下部レール 17 間仕切り 18 切取り 19 パイプ 20 組込み枠 21 ドア 22、24 窓 23 枠 25 突起 26 コンデンス 27a X形交差部材 27b T形交差部材 27c L形交差部材 28 凹面 29 縁 30 既存の壁

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の平行六面体長方形の外板により形
    成された、無菌、断熱、防水性を有する自立パネルであ
    り、その間はポリウレタンで充填され、パネルに構造強
    度及び優れた断熱効果を与え、さらにパネル同士を実矧
    継ぎ方式により連結することにより、組立て、解体が迅
    速かつ能率的に出来る。このパネルの特徴は、パネルの
    上端及び下端に凹面の張り出しがあり、これによりパネ
    ルの上面、下面の幅を広くし、各主表面の上下張り出し
    カーブを決定していることであり、パネルの上面、下面
    ともその中央縦軸上にパネルの両側面に至る長方形の断
    面を有する溝があり、これに上部、下部のアルミもしく
    はグラスファイバー製の固定用レールをぴったりと嵌め
    込むことが出来る。パネルの側面は一種の実矧継ぎ方式
    を採用し、パネルの一方の側面の全長にわたり中央垂直
    に凸状の突起物が伸び、同じパネルのもう一方の側面に
    は長方形の溝があり、別のパネルの突起物がぴったりと
    嵌め込まれるようになっていて、これを繰返すことによ
    りパネルを連結し、工事に要求される大きさの、表面が
    滑らかで連続した壁を形成することができる。そして、
    パネル同士の継目はシールを施し、防水、気密、断熱性
    を持たせることができる。パネルの主表面、上面、下
    面、側面ともグラスファイバー製であり、従って表面は
    不燃性であり、錆の問題もなく、頻繁な洗浄に使用する
    化学洗剤による劣化にも耐え、強度、防水性を有する滑
    らかに磨かれた、しかも修理可能な表面を得ることがで
    きる。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自立式パネルにおい
    て、無菌、断熱、防水性を有する自立式パネルであると
    いうことは、パネルの上縁、下縁の凹面張り出しはアー
    チの曲面を決めるが、そのアーチは円周断面の1/4 に相
    当し、その末端は小さな凸面のカーブにてパネルの上
    面、下面につながっているが、この凹面張り出しは埃お
    よび浮遊粒子がパネルに付着しにくくし、パネルと天井
    パネル、パネルと床の接触点の角をなくし、これにより
    清掃を容易にし衛生を保ち、パネル上下の支持面積を広
    げ荷重強度を増し、幅木、刳形、その他追加仕上げを不
    要とし、材料費の節約を計り、特に幅木、刳形の取付け
    不良もしくは損傷による漏洩などによる防水、無菌の問
    題を解決するからである。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の自立式パネル
    において、無菌、断熱、防水性を有するパネルであると
    いうのは、パネル下面の垂直な主表面に続く、互いに反
    対方向に向いた凹面の張り出しには小さな水平のへこみ
    があるが、これは床面のコーティングが凹面張り出しの
    表面を覆い、主表面と同じ平面になり、同時に床からあ
    る程度の距離をとり、日常のパネル、床洗浄によるパネ
    ル基部の漏洩および望ましくない浸水を防ぎ、工事の衛
    生条件を良好にするためである。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の自立式パネルにおい
    て、無菌、断熱、防水性を有する理由は、上部レールは
    パネルと同様の長さであるが、下部レールは連続しさら
    に長いものであり、一度溝に嵌め込まれるとパネルの上
    面もしくは下面と水平になり、上下レールとも固定用の
    孔が上下にあいていて、上部レールはネジによりパネル
    および天井パネルに固定され、下部レールはパネルおよ
    び床に固定される。上部レールはパネル2枚を同時に固
    定し、下部レールはパネルを何枚も同時に連結、これを
    繰返して強度な構造を有した、迅速に組み立て、解体が
    出来る固い壁を形成するからである。
  5. 【請求項5】 請求項1、2および4のいずれか一項に
    記載の自立式パネルにおいて、無菌、断熱、防水性を有
    する理由は、パネルの垂直荷重に応じて補強用間仕切り
    を設けることが出来、その補強はレールをはめる溝から
    上面、下面に対して45°の角度で上下凹面張出しの内
    壁に接続され、これによりパネルの荷重を床に分散させ
    構造強度を増大する。選択肢として、パネル下面のグラ
    スファイバーをなくし、パネル下面と下部補強用内壁と
    の間に低密度の発泡性物質を充填し床への接着性を向上
    することも出来るからである。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記
    載の自立式パネルにおいて、無菌、断熱、防水性を有す
    る自立パネルであるという理由は、工事上の第一選択肢
    として、パネルには電気、水、ガス、圧搾空気など一般
    的設備を組込むことが出来るからであり、特に電気配線
    の場合には、パネル主表面の中央部分の高さの異なる所
    に一対の長方形の小さな開口部があり、近接した2本の
    電気配線用パイプがありその下端が開口部に至り、上端
    は2本の上部レールの出会う空間からわずかにパネルの
    上面に突出するようになっているからである。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記
    載の自立式パネルにおいて、無菌、断熱、防水性を備え
    た自立式パネルであるという理由は、工事上の第二の選
    択肢として、パネル下端から発する長方形の大きな切り
    込みがあり、そこにドアの枠の上部と片側が組込まれ、
    その縁は主表面と平らになるように削られていてドアが
    取付けられている。そのドアと同一平面になるように断
    熱ガラスの入った窓があり、そして、組込み枠の反対側
    のドアの側面には実矧切り込みのある枠があり、実矧枠
    の幅とパネルの幅は同じであり、片側はドアと同じ平面
    に入るように縁が削ってあり、その反対側には中央縦に
    凸状の突起物があり、別のパネルの溝とぴったり噛み合
    うようになっているが、それはドアの上方で2枚のパネ
    ルを連結する実矧継ぎのシステムと同じものである。ま
    た長方形の大きな開口部は、別のパネルの下端から発
    し、2枚のパネルを組合せると大きな開口部は合致し、
    組込まれたドア枠の上部と側面の組合わせで、2枚のド
    アが中央で開くように出来るからである。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記
    載の自立式パネルにおいて、無菌、断熱、防水性を有す
    る自立式パネルであるという理由は、工事上の第三の選
    択肢として、主表面の中央に正方形の大きな開口部を有
    するパネルがあり、そこにはパネルの主表面と同一平面
    になる断熱ガラスの入った窓が嵌め込まれていて、大開
    口部の内縁周辺の突出部に固定されていて、その突出物
    の間にコンデンス吸収用の物質が入っている。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記
    載の自立式パネルにおいて、無菌、断熱、防水性を備え
    た自立式パネルであるという理由は、工事上の第四の選
    択肢として、上部、下部凹面張出しともパネルの側面と
    ともに垂直に伸び、既存の壁との接触面積を増し、同時
    に角をなくし、上部レールは固定用孔のあいた、角度の
    ついたアングルでレールと既存壁にネジで固定するから
    である。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項4、請求項6〜請求
    項9のいずれか一項に記載の自立式パネルにおいて、無
    菌、断熱、防水性を有する自立式パネルであるという理
    由は、パネルは種々の交差部材“X”形、“T”形、
    “L”形と組合せて丈夫な防水性の滑らかで磨かれた表
    面を得ることが出来、そのためにこれらの接続用部材は
    パネル同士の接続に使うのと同じ実矧継ぎシステムを採
    用し、さらに凹面の丸みを帯びた縁、上下凹面張出しを
    有し、この張出しに僅かに凹みがついていて、小さな水
    平の突起物を有し、各工事の要求に応じた色々な組合せ
    が可能で、さらに角をなくすことにより、衛生上適切な
    連続性を与えるからである。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項4のいずれか一項に
    記載の自立式パネルにおいて、無菌、断熱、防水性を備
    えた自立式パネルであるという理由は、完全に磨かれ、
    滑らかで、丈夫で防水性のある天井パネルは直角に削り
    落とした縁を有し、天井パネル同士を組合せた場合水平
    に継続した表面が得られ、垂直パネルは天井パネルの継
    目の所を支え、丁度その直角に削り落とした箇所を上部
    レールとネジで天井パネルに固定し、応力と加重を均等
    に配分するからである。
  12. 【請求項12】 請求項1〜請求項11のいずれか一項
    に記載の自立式パネルにおいて、無菌、断熱、防水性を
    備えた自立式パネルであるという理由は、窓付きドアを
    組み込んだパネル、窓や色々な配管を組み込んだパネル
    と種々の接続用部材の組合せにより、パネルを“X”
    形、“T”形、“L”形に組合せることが出来、さらに
    レールを使用する固定方式により、天井パネル、床とも
    連結して、工事に要求される証明、気密性に応じた断
    熱、無菌、防水性を備えた自立式パネルを構成し、また
    既存壁へ連結することも出来るからである。
  13. 【請求項13】 請求項1、請求項6〜請求項9のいず
    れか一項に記載の自立式パネルにおいて、無菌、断熱、
    防水性を備えた自立式パネルであるという理由は、工事
    の要求に応じて、パネルの長方形は高さと長さの比率の
    組合わせが多くあり、断熱度の必要に応じて、芯になる
    ポリウレタンの充填物の幅も変えられるからである。
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