JPH10120497A - 炭化珪素基板およびその製造方法 - Google Patents

炭化珪素基板およびその製造方法

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JPH10120497A
JPH10120497A JP27513296A JP27513296A JPH10120497A JP H10120497 A JPH10120497 A JP H10120497A JP 27513296 A JP27513296 A JP 27513296A JP 27513296 A JP27513296 A JP 27513296A JP H10120497 A JPH10120497 A JP H10120497A
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epitaxial layer
crystal
silicon carbide
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sic
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Yasuo Kito
泰男 木藤
Yuichi Takeuchi
有一 竹内
Shoichi Onda
正一 恩田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オリエーテンションフラットを用いることな
く、SiC基板の結晶方位を精度よく決める。 【解決手段】 SiCの半導体基板上にn型エピタキシ
ャル層、p型エピタキシャル層を積層してSiC基板1
00を形成する。このとき、半導体基板の対向する両側
それぞれには窪み1aが等間隔で形成されており、それ
ぞれの窪み1a内に形成されたn型エピタキシャル層
2、p型エピタキシャル層3は、SiCの結晶方位に準
じた結晶面(図2(b)示すM1 〜M6 )を有する。こ
の結晶面により囲まれた六角形のマーカーMのうち1辺
が略同一線(図中のA−A線)上にある2つのマーカー
の結晶面を用いてSiC基板100の結晶方位を決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭化珪素基板およ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、炭化珪素(以下、SiCという)
半導体装置をトレンチゲート型SiCパワーMOSFE
Tに用いたものが、特開平7−326755号公報、あ
るいは特開平8−70124号公報に開示されている。
このトレンチゲート型SiCパワーMOSFETは、低
オン抵抗、高耐圧等の優れた特性を有するものである。
図5に、その断面構成を示す。
【0003】表面の面方位が(0001−)カーボン面
である六方晶系の低抵抗層としてのn+ 型単結晶SiC
の半導体基板1上に、高抵抗層としてのn- 型エピタキ
シャル層2と半導体層としてのp型エピタキシャル層3
が順次積層されている。エピタキシャル層は、エピタキ
シャル成長膜(薄膜)である。p型エピタキシャル層3
内には、n+ ソース領域5が形成され、このn+ ソース
領域5とp型エピタキシャル層3を貫通しn- 型エピタ
キシャル層2に達するトレンチ6が形成されている。ト
レンチ6内には、ゲート熱酸化膜7が形成され、その上
にゲート電極層8(8a、8b)が形成されている。さ
らに、層間絶縁膜9、ソース領域5の表面、およびp型
エピタキシャル層3の表面には、ソース電極層10が形
成され、半導体基板1の裏面には、ドレイン電極層11
が形成されている。
【0004】上記構成において、トレンチ6の側面6a
でのp型エピタキシャル層3の表面がチャネルとなって
おり、ゲート電極8に正電圧が印加されてチャネルが形
成されると、ソース・ドレイン間に電流が流れる。上記
したトレンチゲート型SiCパワーMOSFETの製造
工程の概要を、図6〜図10を用いて説明する。
【0005】まず、図6に示すように、表面の面方位が
(0001−)カーボン面であるn + 型単結晶SiCの
半導体基板1を用意する。そして、その半導体基板1の
表面に、CVD法を用いてn- 型エピタキシャル層2と
p型エピタキシャル層3を順次積層して、SiC基板
(ウェハ)100を形成する。続いて、図7に示すよう
に、p型エピタキシャル層3に対しマスク材12を用い
てイオン注入法によりn+ ソース領域5を形成する。次
に、マスク材12を除去した後、図8に示すように、マ
スク材13を用いて反応性イオンエッチング(RIE)
法により、n+ ソース領域5とp型エピタキシャル層3
を貫通しn- 型エピタキシャル層2に達するトレンチ6
を形成する。
【0006】次に、図9に示すように、熱酸化法により
ゲート熱酸化膜7を形成する。そして、図10に示すよ
うに、トレンチ6内を、第1及び第2ポリシリコン層8
a、8bにより順次埋め戻す。この後、CVD法により
層間絶縁層9を形成し、ソースコンタクト予定位置のn
+ ソース領域5とp型エピタキシャル層3の表面上にあ
るゲート熱酸化膜7と層間絶縁層9を除去する。そし
て、n+ ソース領域5とp型エピタキシャル層3及び層
間絶縁層9上にソース電極層10を形成するとともに、
半導体基板1の裏面にドレイン電極層11を形成して、
図5に示すトレンチゲート型SiCパワーMOSFET
を完成させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この種の半導体装置の
製造方法においては、通常、ウェハには、結晶方位を決
定するためのオリエーテンションフラットが形成されて
おり、このオリエーテンションフラットを利用して、S
iC基板の結晶方位とマスクパターン方位を合わせ、M
OSFETのチャネル面の方位を正確に合わせるように
している。
【0008】しかしながら、オリエーテンションフラッ
トには、例えば±10°の誤差があり、このため、結晶
方位の合わせ誤差が大きくなるという問題がある。上記
したトレンチゲート型SiCパワーMOSFETにおい
ては、トレンチ6の側面が<112−0>方向に形成さ
れるが、上記した結晶方位の合わせ誤差によりトレンチ
6の側面方向にずれが生じると、電子の移動度が変化
し、性能が低下する。
【0009】そこで、本発明は、オリエーテンションフ
ラットを用いることなく、SiC基板の結晶方位を精度
よく決めることができるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、SiCよりなる
半導体基板(1)の表面にエピタキシャル層(2、3)
が形成されてなるSiC基板において、SiCの結晶方
位に準じた結晶面により囲まれた結晶欠陥(4)がエピ
タキシャル層に形成されていることを特徴としている。
【0011】上記した結晶欠陥は、SiCの結晶方位に
準じた結晶面により囲まれているので、その結晶面を用
いることによりSiC基板の結晶方位を精度よく決める
ことができる。この場合、請求項2に記載の発明のよう
に、結晶欠陥は、半導体基板に機械的加工によって形成
された窪み(1b)によりエピタキシャル層の形成時に
生成されたものとすることができる。
【0012】請求項3に記載の発明においては、SiC
よりなる半導体基板(1)の表面にエピタキシャル層
(2、3)が形成されてなるSiC基板において、半導
体基板の表面に窪み(1a)が形成されており、この窪
みの内面に形成されたエピタキシャル層が、SiCの結
晶方位に準じた結晶面を有することを特徴としている。
従って、窪みの内面に形成されたエピタキシャル層の結
晶面を用いることによりSiC基板の結晶方位を精度よ
く決めることができる。
【0013】この場合、窪みの形状としては、請求項4
に記載の丸形形状のもの、あるいは請求項5に記載の対
辺が平行な多角形とすることができる。また、エピタキ
シャル層としては、請求項6に記載の発明のように、半
導体基板と同一導電型の第1のエピタキシャル層(2)
と、逆導電型の第2のエピタキシャル層(3)から構成
することができる。このような2層のエピタキシャル層
を用いることにより、例えばトレンチゲート型のSiC
パワーMOSFETのような縦型パワーMOSFETの
製造に用いることができる。
【0014】請求項7に記載の発明においては、SiC
よりなる半導体基板(1)の表面に窪み(1a、1b)
を形成する工程と、半導体基板の表面にエピタキシャル
層(2、3)を形成し、前記窪みによりSiCの結晶方
位に準じた結晶面を生成させる工程とを有して、SiC
基板を製造することを特徴としている。この場合、窪み
が小さければ、請求項1に記載の発明のように結晶欠陥
(4)を形成することができ、窪みが大きければ請求項
3に記載の発明のように窪み内にエピタキシャル層によ
る結晶面を形成することができる。
【0015】請求項8に記載の発明においては、結晶面
により囲まれた形状が多角形になる2つのマーカー
(M)の結晶面を用いてSiC基板の結晶方位を決定す
ることを特徴としている。2つのマーカー(M)の結晶
面を用いることによりSiC基板の結晶方位を精度よく
決定することができる。
【0016】また、請求項9に記載の発明のように、エ
ピタキシャル層の表面において対向する両側それぞれに
マーカーを等間隔で複数形成しておき、1辺が略同一線
上にある2つのマーカーの結晶面を用いてSiC基板の
結晶方位を決定するようにすれば、一層、結晶方位を精
度よく決定することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)本発明の第1実施形態に係るSiC基
板100の形成方法について説明する。まず、図1
(a)に示すように、表面の面方位が(0001−)カ
ーボン面であるn+ 型単結晶SiCの半導体基板1を用
意し、フォトリソグラフィ工程を用いて、半導体基板1
の表面に複数の窪み1aを形成する。この後、CVD法
を用いてn型エピタキシャル層2とp型エピタキシャル
層3を順次積層し、SiC基板100を形成する。
【0018】図2(a)に、SiC基板100の上面図
を示す。上記した図1(a)の工程では、半導体基板1
の対向する両側それぞれに、60°の角度範囲内で複数
の窪み1aが1°毎の等間隔で形成されており、n型エ
ピタキシャル層2、p型エピタキシャル層3を積層した
ときに、それぞれの窪み1a内に形成されたn型エピタ
キシャル層2、p型エピタキシャル層3は、SiCの結
晶方位に準じた結晶面(晶壁)を有する。
【0019】従って、SiC基板100の表面において
は、図2(a)に示すように、結晶面により囲まれた形
状が六角形になる複数のマーカーMが、SiC基板10
0の対向する両側それぞれに等間隔で形成されることに
なる。この場合、図2(b)に示すように、マーカーM
の6つの結晶面M1 〜M6 のうち結晶面M1 は(11−
00)面となる。
【0020】そして、図中のA−A線で示すように、六
角形の1辺が略同一線上にある2つのマーカーの結晶面
1 を用いてSiC基板100の結晶方位を決定する。
なお、1つのマーカーMを用いて結晶方位を決定するこ
ともできるが、マーカーM自体はサイズが小さいため、
SiC基板100の両側に形成された2つのマーカーを
用いることにより、結晶方位決定の精度を上げることが
できる。この場合、マーカーMが1°毎の等間隔で形成
されているため、結晶方位の合わせ誤差を±1°にする
ことができる。
【0021】このようにして結晶方位が決定されたSi
C基板100を用いて、図7以後の工程により、トレン
チゲート型SiCパワーMOSFETを製造するように
すれば、トレンチ6の側面が<112−0>方向に精度
よく形成されるため、MOSFETの性能を良好にする
ことができる。なお、本実施形態において、窪み1a
は、長方形に限らず、正方形、菱形、平行四辺形、六角
形等の対辺が平行な多角形を用いることができ、また、
円、楕円等の丸形形状のものも用いることができる。
【0022】また、トレンチゲート型SiCパワーMO
SFETのソース・ドレイン間耐圧は、n型エピタキシ
ャル層2、p型エピタキシャル層3の膜厚tに依存する
ので、耐圧設定上、膜厚tの精度を上げる必要がある。
この場合、窪み1aと結晶面M1 間の距離lと膜厚tと
の間には一定の比率関係があるので、距離lを測定すれ
ば、t=a×l(但し、aは定数で3〜10の値)によ
り、膜厚tを得ることができる。
【0023】さらに、トレンチ6はp型エピタキシャル
層3を貫通しn型エピタキシャル層2に達する深さにす
る必要があるため、p型エピタキシャル層3の膜厚を知
る必要がある。この場合、n型エピタキシャル層2を形
成した後に、結晶面と窪み1aとの距離l1 を測定し、
さらにp型エピタキシャル層3を形成した後に、結晶面
と窪み1aとの距離lを測定すれば、l−l1 により、
p型エピタキシャル層3の膜厚を知ることができる。 (第2実施形態)本発明の第2実施形態に係るSiC基
板100の形成方法について説明する。
【0024】まず、図3(a)に示すように、表面の面
方位が(0001−)カーボン面であるn+ 型単結晶S
iCの半導体基板1を用意し、機械的加工によって窪み
1bを形成する。例えば、ダイヤペンによりノッチを形
成する。この後、CVD法を用いてn型エピタキシャル
層2とp型エピタキシャル層3を順次積層し、SiC基
板100を形成する。このエピタキシャル層2、3の形
成時に、窪み1bによりSiCの結晶方位に準じた結晶
面により囲まれた結晶欠陥4が生成される。
【0025】図4に、このようにして形成されたSiC
基板100の上面図を示す。結晶欠陥4は、上面から見
た場合、図4に示すように、結晶面により囲まれた形状
が六角形になるマーカーMとなる。なお、本実施形態に
おいても、図3(a)の工程で、半導体基板1の対向す
る両側それぞれに、60°の角度範囲内で複数の窪み1
bが1°毎の等間隔で形成されているため、第1実施形
態と同様、SiC基板100両側60°の角度範囲内で
複数のマーカーMが形成される。
【0026】従って、第1実施形態と同様、六角形の1
辺が略同一線(図4中のA−A線)上になる2つのマー
カーの結晶面を用いて、SiC基板100の結晶方位を
決定することができる。上述した第1、第2実施形態の
ように、SiC基板100に複数のマーカーMを形成し
て結晶方位を決定するようにすれば、SiC基板100
にオリエーテンションフラットを形成することが不要に
なるため、コスト的にも大きなメリットがある。
【0027】なお、本明細書において、六方晶系SiC
の面方位等を表す場合、本来ならば図面に示すように所
要の数字の上にバーを付した表現をとるべきであるが、
表現手段に制約があるため、所要の数字の上にバーを付
す表現の代わりに、所要数字の後ろに「−」を付して表
現している。また、六方晶系の半導体基板1としては、
4H−SiC、6H−SiCの結晶型のものを用いるこ
とができ、また、六方晶系に限らず立方晶系の半導体基
板(例えば3C−SiC)を用いることもできる。
【0028】さらに、上述した第1、第2実施形態で
は、半導体基板1上に2つのエピタキシャル層2、3を
形成するものを示したが、1つのエピタキシャル層を形
成して半導体装置を製造する場合にも本発明を適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るSiC基板100
の形成工程を示す図である。
【図2】図1に示す工程により形成されたSiC基板1
00の上面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るSiC基板100
の形成工程を示す図である。
【図4】図3に示す工程により形成されたSiC基板1
00の上面図である。
【図5】トレンチゲート型SiCパワーMOSFETの
断面構成を示す図である。
【図6】図5に示すトレンチゲート型SiCパワーMO
SFETの製造工程を説明するための断面図である。
【図7】図6に続く製造工程を説明するための断面図で
ある。
【図8】図7に続く製造工程を説明するための断面図で
ある。
【図9】図8に続く製造工程を説明するための断面図で
ある。
【図10】図9に続く製造工程を説明するための断面図
である。
【符号の説明】 1…n+ 型単結晶半導体基板、1a、1b…窪み、2…
- 型エピタキシャル層、3…p型エピタキシャル層、
4…結晶欠陥、5…ソース領域、6…トレンチ、7…ゲ
ート熱酸化膜、8…ゲート電極層、10…ソース電極
層、11…ドレイン電極層、100…SiC基板。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭化珪素よりなる半導体基板(1)の表
    面にエピタキシャル層(2、3)が形成されてなる炭化
    珪素基板において、 炭化珪素の結晶方位に準じた結晶面により囲まれた結晶
    欠陥(4)が前記エピタキシャル層に形成されているこ
    とを特徴とする炭化珪素基板。
  2. 【請求項2】 前記結晶欠陥は、前記半導体基板に機械
    的加工によって形成された窪み(1b)により前記エピ
    タキシャル層の形成時に生成されたものであることを特
    徴とする請求項1に記載の炭化珪素基板。
  3. 【請求項3】 炭化珪素よりなる半導体基板(1)の表
    面にエピタキシャル層(2、3)が形成されてなる炭化
    珪素基板において、 前記半導体基板の表面に窪み(1a)が形成されてお
    り、この窪みの内面に形成された前記エピタキシャル層
    が、炭化珪素の結晶方位に準じた結晶面を有することを
    特徴とする炭化珪素基板。
  4. 【請求項4】 前記窪みの形状は、丸形形状であること
    を特徴とする請求項3に記載の炭化珪素基板。
  5. 【請求項5】 前記窪みの形状は、対辺が平行な多角形
    であることを特徴とする請求項3に記載の炭化珪素基
    板。
  6. 【請求項6】 前記エピタキシャル層は、前記半導体基
    板の表面に形成され前記半導体基板と同一導電型の第1
    のエピタキシャル層(2)と、この第1のエピタキシャ
    ル層の表面に形成され前記第1のエピタキシャル層と逆
    導電型の第2のエピタキシャル層(3)からなることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の炭化
    珪素基板。
  7. 【請求項7】 炭化珪素よりなる半導体基板(1)の表
    面に窪み(1a、1b)を形成する工程と、 前記半導体基板の表面にエピタキシャル層(2、3)を
    形成し、前記窪みにより炭化珪素の結晶方位に準じた結
    晶面を生成させる工程とを有することを特徴とする炭化
    珪素基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の
    炭化珪素基板の結晶方位を決定する方法であって、 前記エピタキシャル層の表面において前記結晶面により
    囲まれた形状が多角形になるマーカー(M)が少なくと
    も2つ形成されており、少なくとも2つのマーカーの結
    晶面を用いて前記炭化珪素基板の結晶方位を決定するこ
    とを特徴とする炭化珪素基板の結晶方位決定方法。
  9. 【請求項9】 前記エピタキシャル層の表面において対
    向する両側それぞれに前記マーカーが等間隔で複数形成
    されており、1辺が略同一線上にある2つのマーカーの
    結晶面を用いて前記炭化珪素基板の結晶方位を決定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の炭化珪素基板の結晶
    方位決定方法。
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