JPH1012006A - 照明器具および演出照明システム - Google Patents

照明器具および演出照明システム

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JPH1012006A
JPH1012006A JP8159809A JP15980996A JPH1012006A JP H1012006 A JPH1012006 A JP H1012006A JP 8159809 A JP8159809 A JP 8159809A JP 15980996 A JP15980996 A JP 15980996A JP H1012006 A JPH1012006 A JP H1012006A
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lighting
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Keiichi Shimizu
恵一 清水
Toshihiko Sasai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】姿勢を変えても温度的に問題のない制御手段を
選択して所要の制御を行えるようにした照明器具を提供
する。 【解決手段】照明器具本体と、この本体の姿勢を制御す
る姿勢制御機構とを備えるとともに、照明器具本体の異
なる部位に分散して複数の制御手段を配設し、照明器具
本体の姿勢に応じて温度的に問題のない制御手段を選択
して作用させるようにした。制御手段としては、電子的
調光手段、高圧放電ランプの電子的点灯回路などに限定
されない。また、選択手段は、自動または手動のいずれ
でもよいし、自動の場合は照明器具本体の位置、温度な
どに応じて選択するようにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は姿勢制御機構を備え
た照明器具およびこれを用いた演出照明システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】TVスタジオ、舞台などの演出照明を行
う場合、演出内容に応じて照明器具の姿勢、光量、配光
などを変える。光量を変える一般的な方法は、電子的な
調光による。これはサイリスタを使った位相制御で光源
に供給する電力を制御することによって調光を行う。
【0003】従来、スタジオ、舞台などの調光システム
は、各照明器具に対する調光ユニットを集中して副調整
室など別室に配置するのが一般的である。
【0004】これに対して、各照明器具ごとに対応する
調光ユニットを照明器具に隣接してスタジオ、舞台に直
接分散配置する方式も提案されている。この方式は、全
照明器具に対して一定電圧を供給すればよいので、配電
系を簡素化でき、しかも調光ユニットを集中配置する副
調整室のような場所が不要であるから、省スペースを図
ることができるため、近時注目されつつある。
【0005】しかしながら、照明器具と調光ユニットと
が近接したとはいうものの、両者は別体であり、装置が
それなりに大きくなるという問題がある。
【0006】そこで、上記分散配置のより一層の合理化
のために、本発明者は一般用の照明器具のように調光ユ
ニットを照明器具内に配設することを考えた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、調光ユ
ニットのような電子的な制御手段は熱に弱く、照明器具
内の配置場所によっては光源の発する熱で制御手段の電
子部品が損傷したり、制御手段が誤動作したりするおそ
れがある。演出照明用の照明器具は前述のように都度姿
勢を制御するので、ある姿勢では制御手段は問題がなく
ても別の姿勢では制御手段の受熱量が増加してしまうと
いう問題がある。
【0008】本発明は、姿勢を変えても温度的に問題の
ない制御手段を選択して所要の制御行えるようにした照
明器具およびこれ用いた演出照明システムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の照明器
具は、照明器具本体と;照明器具本体の姿勢を制御する
姿勢制御機構と;照明器具本体の異なる部位に分散して
配設され択一的に照明器具を制御する複数の制御手段
と;照明器具本体の姿勢に応じて制御手段を選択する選
択手段と;を具備していることを特徴ととしている。
【0010】本発明および以下の請求項の各発明におい
て、特に指定しない限り、用語の定義は次による。
【0011】照明器具は、姿勢制御機構を有していれば
よく、演出用に限定されない。しかしながら、本発明は
演出用の照明器具に好適であって、スポットライト、フ
ラッドライトおよびウオールウオッシヤライトなど各種
の演出用照明器具に適応する。
【0012】姿勢制御は、チルト制御、パン制御および
ローテイト制御の少なくとも一部だけ、任意の組合せ、
またはこれら全部が可能であればよい。特にチルト制御
は温度に対する影響が大きいので、より効果的である。
【0013】姿勢制御機構とは、動力を用いて姿勢を制
御する他に、手動で制御するものを含む。そして、上記
のいずれにおいても現場で制御することが許容され、ま
た前者においては遠隔制御に適している。
【0014】制御手段は、照明器具の制御をするもので
あれば何でもよく、電子的調光手段、光源が高圧放電ラ
ンプの場合の電子的点灯回路などであることを許容す
る。また、制御手段の数は通常同種のものが2個あれば
所期の効果を発揮することができるが、場合により3個
以上の任意個数であることを許容する。また、制御手段
は、照明器具本体の内部または外部あるいは内部および
外部に跨って配置されていることを許容し、互いに分散
していればよい。択一的に照明器具を制御するとは、複
数の制御手段のうち特定の一つを照明器具を制御するた
めに作用させるという意味である。
【0015】選択手段は、照明器具を制御するために作
用する制御手段を複数の制御手段の中から選ぶための手
段であって、自動的に選択するのでもよいし、操作者が
手動で選択するのでもよい。また、自動の場合は、照明
器具の姿勢を直接または間接的に認識することで、作用
するのに最適な制御手段を選択することができる。照明
器具の姿勢を認識は、照明器具の温度、位置などを検出
することによって行うことができる。
【0016】温度を検出して姿勢を認識するには、たと
えば予め制御手段ごとに温度センサを配設しておく。こ
の場合、ある姿勢において最も温度検出出力を発した温
度センサを演算により認識すればよい。演算は、温度セ
ンサの出力を直接比較演算するアナログ演算、温度セン
サの出力をA/D変換してからデジタル比較器によるデ
ジタル演算、またはマイコンなどを用いたプログラムに
よる演算によって行うことができる。また、必要に応じ
て温度センサ1個を各制御手段に対して共通に配設し
て、照明器具内の主として熱対流を検出することによっ
て、照明器具の姿勢を認識するようにしてもよい。温度
センサは、制御手段の中に組み込んでもよいし、外表面
に取り付けてもよいし、または制御手段の近傍に離間し
て配設されてもよい。温度センサを制御手段の中に組み
込む場合、温度センサは制御手段の配線基板に実装して
もよいし、制御手段の半導体パワーデバイスの放熱フィ
ンに取り付けてもよい。
【0017】位置を検出して姿勢を認識するには、照明
器具の姿勢制御軸の回転角度を検出する角度検出の他
に、重力の作用方向を検出するもの、さらには両者を組
み合わせたものも含まれる。
【0018】そうして、本発明においては、照明器具の
使用時の姿勢に対して温度が最も低くくなる制御手段を
選択して作用させるので、制御手段の過熱と、過熱によ
って生じる回路部品の損傷や誤動作とを回避できる。
【0019】請求項2の発明の照明器具は、照明器具本
体と;照明器具本体の姿勢を制御する姿勢制御機構と;
照明器具本体の異なる部位に分散して配設され択一的に
照明器具を制御する複数の制御手段と;照明器具本体の
姿勢に応じて制御手段を選択する選択手段と;外部から
操作信号を受信して操作信号に応じて制御手段を制御す
る操作信号受信手段と;を具備していることを特徴とし
ている。
【0020】本発明は外部から操作信号を受信して操作
信号に応じて制御手段を制御するように構成されている
点に特徴がある。
【0021】操作信号とは、少なくとも制御手段の制御
内容を指定する信号を含む。必要ならば、照明器具の姿
勢や制御手段の選択に関する信号を含ませることもでき
る。
【0022】外部とは、照明器具から見て外部のことを
いい、TVスタジオ、舞台などではたとえば調整室のよ
うな場所であることを許容する。。
【0023】受信とは、有線または無線の通信を受信す
るの意味である。無線は電波、音波、超音波、赤外線な
どの通信媒体を利用することができる。
【0024】信号の形式としては、スタジオでは一般的
になっているデジタルマルチプレックス時分割伝送方式
の一種であるDMX512のパケット信号を使用するこ
とができる。この信号形式では、各照明器具はアドレス
の機能をする順番が指定され、制御信号は繰り返し送信
される。照明器具は自己の順番の信号を受信して制御内
容にしたがって照明器具を制御する。しかし、所望によ
り他の種々の信号形式をも許容する。
【0025】本発明では、操作信号受信手段は各制御手
段ごとに設けることを含むが、必須ではなく、共通化す
ることができる。
【0026】請求項3の発明の照明器具は、照明器具本
体と;照明器具本体の姿勢を制御する姿勢制御機構と;
照明器具本体に装置された光源と;照明器具本体の異な
る部位に分散して配設され択一的に照明器具を制御する
複数の制御手段と;照明器具本体の姿勢に応じて制御手
段を選択する選択手段と;を具備していることを特徴と
している。
【0027】本発明は、光源をも構成要素としている点
に特徴がある。光源としては、白熱電球、高圧放電ラン
プなど任意の光源を用いることができる。
【0028】請求項4の発明の照明器具は、照明器具本
体と;照明器具本体の姿勢を制御する姿勢制御機構と;
照明器具本体の異なる部位に分散して配設されるととも
に、常時互いに並列的に接続されていて照明器具を制御
する複数の制御手段と;複数の制御手段に制御信号を供
給する制御信号供給手段と;制御手段および制御信号供
給手段の間に介在して照明器具本体の姿勢に応じて所定
の制御手段に対して制御信号を択一的に供給させる選択
手段と;を具備していることを特徴としている。
【0029】本発明は、複数の制御手段が常時並列的に
接続されていて、制御信号供給手段が最適の制御手段を
選択してその制御手段に対して制御信号を供給するか
ら、選択された制御手段のみが作用する。したがって、
パワー系の接続を切り換えなくてよいので、制御手段の
切換が簡単である。
【0030】請求項5の発明の照明器具は、請求項1な
いし4のいずれか一記載の照明器具において、姿勢制御
機構は、少なくともチルト制御を行えることを特徴とし
ている。
【0031】本発明において、チルトは照明器具の鉛直
面内の傾きを意味する。チルトの角度を制御して変える
ことにより、制御手段の温度変化がかなり大きく変化す
る。したがって、本発明はチルト制御の機能を有する照
明器具において特に顕著な効果を奏する。しかし、本発
明はチルト制御においてのみ効果を奏するものではな
く、それ以外の姿勢制御においてもそれぞれ効果を奏す
る。
【0032】チルト制御は、遠隔制御によって自動的に
変化させても、手動で制御してもよい。
【0033】請求項6の発明の照明器具は、請求項1な
いし5のいずれか一記載の照明器具において、姿勢制御
機構は、チルト制御、パン制御およびローテイト制御を
行えることを特徴としている。
【0034】本発明において、パンは水平面内の照明器
具の光照射方向の回転をいう。またローテイトは光軸を
中心とする回転をいい、たとえばバーンドアを装着して
いる場合に、ローテイトさせることにより配光を変化さ
せることができる。本発明のように、チルト、パンおよ
びローテイトをそれぞれ制御することにより、照明方向
および配光を自在に制御することができる。近時、姿勢
を調光と同時に遠隔的に制御することが行われるように
なってきたが、本発明はこのような自動姿勢制御に好適
である。しかし、本発明は手動で行うものであってもよ
く、所期の効果を奏することができる。
【0035】請求項7の発明の照明器具は、請求項1な
いし6のいずれか一記載の照明器具において、制御手段
は、光源を調光する電子的調光手段であることを特徴と
している。
【0036】照明器具に電子的調光手段を組み込むこと
により、演出照明システムのより一層の省スペースおよ
び現場での作業の容易化を達成することができるが、照
明器具は主として光源からの発生熱によって照明時に高
温になる部分が多いので、電子的調光手段をどのような
姿勢においても温度の問題なく配設しようとすると、照
明器具本体を非常に大形にするか、特別の冷却手段を必
要とするために、照明器具の大形化または高価化は免れ
ない。
【0037】しかしながら、本発明によれば電子的調光
手段を複数分散して照明器具本体に配設し、最も温度の
低い位置にあるか、または温度的に問題のない位置にあ
る調光手段を選択して作用させることにより、照明器具
を大形化しなくて済むし、また特別な冷却手段を必要と
することもない。しかし、本発明は冷却手段の採用を否
定するものではなく、適度の冷却手段の採用は本発明に
おいてもむしろ好ましいものである。なお、電子的調光
手段とは、電子デバイスによって調光制御することをい
い、サイリスタなどのパワーデバイスを用いることがで
きる。
【0038】請求項8の発明の照明器具は、請求項3記
載の照明器具において、光源は、高圧放電ランプであ
り;制御手段は、高圧放電ランプの電子的点灯回路であ
る;ことを特徴としている。
【0039】演出用照明器具の中でもピンスポットライ
トに高圧放電ランプを使用する傾向にあるが、たとえば
このような場合に本発明は好適である。すなわち、照明
器具の小形化および軽量化のために、電子的点灯回路を
採用すると非常に効果的であるが、この種の回路は半導
体デバイスを使用しているために、作用中高温に曝され
ないようにしなければならない。したがって、本発明は
このような場合に好適である。
【0040】請求項9の発明の照明器具は、請求項1な
いし8のいずれか一記載の照明器具において、選択手段
は、姿勢感知手段、姿勢感知手段の動作に応じて制御手
段を切り換える切換手段を含んでいることを特徴として
いる。
【0041】本発明においては、照明器具の姿勢を変え
ると、姿勢感知手段がその姿勢を感知してその姿勢のと
きに適当な制御手段を選択することができる。姿勢感知
手段としては、照明器具の姿勢を直接または間接的に感
知することができればよく、したがって特定の手段に限
定されるものではない。
【0042】請求項10の発明の照明器具は、請求項7
記載の照明器具において、電子的調光手段は、手動で調
光度を設定することが可能であることを特徴としてい
る。
【0043】本発明では、照明器具の調光度を手動で、
したがって照明器具の位置において必要な調光度に都度
設定するもので、このような場合においても制御手段を
複数分散配置して、適当な制御手段を選択させることが
できる。また、制御手段の選択は、手動でも自動でもよ
い。
【0044】請求項11の発明の照明器具は、請求項9
記載の照明器具において、姿勢感知手段は、温度感知手
段であることを特徴としている。
【0045】本発明は、姿勢感知を温度を感知して行う
もので、この場合に温度感知手段は制御手段ごとに配設
してもよいし、共通のものを配設して照明器具の温度分
布を判断するようにしてもよい。
【0046】請求項12の発明の照明器具は、請求項9
記載の照明器具において、姿勢感知手段は、位置感知手
段であることを特徴としている。
【0047】本発明は、照明器具の位置を感知すること
により姿勢を感知するもので、位置を感知するには、照
明器具本体の姿勢制御軸の角度を感知する角度センサ、
所定の姿勢になったときの位置に応動するリミットスイ
ッチ、重力の作用方向を感知する重力センサなどを用い
ることができる。
【0048】請求項13の発明の照明器具は、請求項1
ないし12のいずれか一記載の照明器具において、選択
手段は、手動スイッチであることを特徴としている。
【0049】本発明は、簡単な構成で適当な制御手段を
選択できるようにしたものである。照明器具の姿勢を操
作者が見て適当な制御手段を手動で選択すればよく、演
出が固定的な姿勢を許容する場合、本発明は効果的であ
る。
【0050】請求項14の発明の照明器具は、請求項2
記載の照明器具において、操作信号受信手段は、照明器
具指定信号および制御内容指定信号を受信する機能を有
していることを特徴としている。
【0051】本発明は、共通の通信媒体たとえば共通の
制御信号線を使用する場合に効果的である。照明器具側
の操作信号受信手段において自己に対する操作信号であ
ることを照明器具指定信号すなわちアドレスによって判
別し、そのときは制御内容信号を受信して制御手段をそ
の内容に応じて制御すればよい。したがって、多数の照
明器具を共通の通信媒体を使って個別に、またはグルー
プ別に、さらには必要ならパターン別に制御することが
できる。
【0052】請求項15の発明の照明器具は、請求項1
4記載の照明器具において、制御内容指定信号は、選択
手段を制御する選択信号を含むことを特徴としている。
【0053】本発明は、制御内容指定信号が選択信号を
含むので、制御手段の選択を遠隔的に制御することがで
きる。したがって、必要に応じて照明器具の姿勢制御と
ともに、その姿勢における適当な制御手段を同時に選択
することができる。さらに、必要ならば、併せて調光を
制御することができることはいうまでもない。
【0054】請求項16の発明の演出照明システムは、
請求項1ないし15のいずれか一記載の複数の照明器具
と;各照明器具に給電する電源装置と;を具備している
ことを特徴としている。
【0055】本発明は、TVスタジオ、舞台を始め各種
の演出照明に適応する。
【0056】請求項17の発明の演出照明システムは、
請求項3、14および15のいずれか一記載の複数の照
明器具と;各照明器具に給電する電源装置と;各照明器
具に対する操作信号を生成する操作指令部と;各照明器
具および操作指令部の間を信号的に連絡する通信媒体
と;を具備していることを特徴としている。
【0057】本発明において、操作指令部は機能的に操
作を指令するものであればどのように構成されていても
よい。しかし、通常のスタジオ、舞台などにおける調整
室に設置されている調光操作卓は本発明の操作指令部に
相当する。
【0058】従って本発明は、調整室を備えたTVスタ
ジオ、舞台の演出照明に最適である。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0060】図1は、本発明の照明器具の第1の実施形
態を示す正面図である。
【0061】図2は、同じく側面図である。
【0062】図3は、同じく平面図である。
【0063】各図において、1は照明器具本体、2はバ
トンである。
【0064】照明器具本体1は、バトン2に吊り下げる
吊持部1a、吊持部1aの下に接続したパン機構部1
b、パン機構部1bに接続したアーム部1c、アーム部
1cの下端部に回動自在すなわちチルト制御可能に支持
された胴部1dおよび胴部1dの前面に配設された前面
枠1eからなっている。
【0065】パン機構部1bは、内部にモータおよび減
速歯車機構が内蔵されていて、遠隔的にパン制御できる
ように構成されている。
【0066】アーム部1cは、胴部1dを支持している
他に、内部にモータおよび減速歯車機構を内蔵してい
て、遠隔的にチルト制御ができるように構成されてい
る。
【0067】胴部1dの内部には、光源、反射板、集光
レンズなどが所定の位置関係に配設されている。また、
後述する複数の制御手段が内蔵されている。
【0068】前面枠1eは、内部にモータおよび減速歯
車機構が内蔵されていて、遠隔的にローテイト制御でき
るように構成されているとともに、後述するバーンドア
を装着できるようになっている。
【0069】したがって、上記照明器具は、少なくとも
姿勢制御についてはパン、チルトおよびローテイトの全
てをそれぞれ遠隔制御することができるもので、現場で
の照明器具の姿勢仕込作業を大幅に省力できる。
【0070】図4は、本発明の照明器具の第1の実施形
態の断面図である。
【0071】図において、図1〜3と同一部分には同一
符号を付して説明は省略する。3は光源、4a、4bは
複数の制御手段、5は選択手段、6は集光レンズであ
る。
【0072】光源3は、白熱電球または高圧放電ランプ
である。
【0073】制御手段4a、4bは、光源が白熱電球の
場合は電子的調光手段であり、高圧放電ランプの場合は
電子的点灯回路である。電子的点灯回路は、調光機能が
付与されている。そして、一方の制御手段4aは、胴部
1d内の後部の下側に、また他方の制御手段4bは同じ
く上側にそれぞれ分散して配設されている。
【0074】選択手段5は、各制御手段4a、4bに対
して共通であり、本実施形態では重力よって位置を感知
する重力センサが用いられている。
【0075】集光レンズ6は、胴部1dの前端部近傍に
配設されている。
【0076】なお、図示してないが、必要に応じて反射
板が光源の背方に配設され、また冷却ファンなどの冷却
手段も適宜配設される。
【0077】次に、作用について説明する。
【0078】照明器具本体1の胴部1dはアーム部1c
によりチルト制御可能に支持されていることは前述した
が、矢印で示すように180゜回動でるようになってい
る。胴部1dが図示の位置にあるときは、制御手段4a
が下側であり、したがって相対的に温度が低い。図示の
位置から180゜回動すると、今度は制御手段4bが下
側になるので、相対的に温度が低くなる。以上の中間位
置においても基本的には相対的に下側の制御手段の温度
が低くなる。選択手段5は、胴部1dの位置の変化すな
わち照明器具の姿勢の変化を重力の作用方向の変化から
これを感知する。詳細は後述する。
【0079】図5は、本発明の照明器具の第1の実施形
態に使用されるバーンドアを示す正面図である。
【0080】図において、7a、7bはバーンドア、7
cは枠体である。すなわち、枠体7cの四辺に大小のバ
ーンドア7a、7bが開閉自在に枢着されており、枠体
7cを図1〜3に示す前面枠に装着するように構成され
ている。
【0081】バーンドアは、これを適宜角度に開閉する
ことにより照明器具の配光を制御することができる。し
かも、前面枠内の回転機構によりローテイト制御するこ
とにより、配光を回転変化させることができる。
【0082】図6は、本発明の照明器具の第2の実施形
態を示す概念図である。
【0083】図において、61は吊り軸、62はケー
ス、63は光源、64は反射板、65は調整機構、66
はフレネルレンズ、67a、67bは複数の制御手段で
ある。
【0084】吊り軸61は、図示しないバトンから吊り
下げれる。
【0085】ケース62は、その前面に開口があり、開
口にフレネルレンズ67が配設されている。
【0086】光源63は、白熱電球で、ソケット63a
に装着されている。
【0087】反射板64は、その焦点位置に白熱電球が
位置するように配設される。
【0088】調整機構65は、ケース62に対して回転
可能に支持された送りねじ棒65a、送りねじ棒65a
にねじ込まれた送り台65bおよび送りねじ棒65aの
ケース62の外側に露出している端部に固着したノブ6
5cとから構成されている。上記ソケット63aおよび
反射板64はともに送り台65bの上に固定されてい
る。以上説明の各部分によって照明器具本体68を構成
している。
【0089】制御手段67a、67bはケース62の底
面の外部において、底面の前部と後部に分離して配設さ
れている。
【0090】次に、作用について説明する。
【0091】図6において、照明器具本体68がフレネ
ルレンズ66が下になる姿勢すなわち下向きの場合、制
御手段67bは光源63より上になるから、温度が高く
なる。これに対して、制御手段67aは光源63より下
になるから、温度が低い。
【0092】したがって、図示しない選択手段により制
御手段67aを選択すれば、温度の問題はない。
【0093】反対に、照明器具本体68が上向き点灯の
場合、制御手段67aは温度が高くなるが、制御手段6
7bは温度が低いから、選択手段によって制御手段67
bを選択すればよい。
【0094】図7は、本発明の照明器具の第1の実施形
態における制御手段の第1の回路配置を示す回路図であ
る。
【0095】図において、3は光源、4a、4bは複数
の制御手段、71は交流電源、72は通信媒体、73は
通信インターフェイス、74は制御信号発生手段、75
は選択手段である。
【0096】各制御手段4a、4bは、互いに並列接続
されて交流電源71と光源3との間に直列に挿入されて
いる。
【0097】通信媒体72は伝送線からなり、複数の照
明器具および操作指令部(図示しない。)に対して共通
に設置されている。そして、操作指令部からは照明器具
ごとに照明器具指定信号(アドレス信号)と操作内容信
号とが送信され、各照明器具で同時に受信される。
【0098】通信インターフェイス73は、操作信号送
信手段から送信された信号を受信して自己の照明器具指
定信号を識別してその信号に付帯する操作内容信号を受
け入れる。このようにして受信した操作内容信号を解読
して制御信号発生手段74に入力する。
【0099】制御信号発生手段74は、操作内容信号に
応じた制御信号を発生し、これを制御手段4aおよび4
bのうち、選択手段75によって選択された方へ制御入
力する。
【0100】図8は、図7の選択手段を示す概念図であ
る。
【0101】選択手段75は、位置感知手段75aから
なり、位置感知手段75aは容器75a1内に一対の固
定接点75a2、75a3を離間対向して配設し、これ
らの固定接点75a2、75a3の中間に重力の作用に
応じて変位する可動接点75a4を配設して構成されて
いる。
【0102】図7に再び戻って説明を続ける。図7にお
いて制御手段4bが上で、制御手段4aが下に位置して
いると仮定する。このような状態では、制御手段4aは
温度が低く、また制御手段4bは温度が高い。
【0103】そうして、選択手段75は、上述の仮定の
もとでは、その位置感知手段75aの可動接点75a4
が重力によって下方へ変位し、固定接点75a2に接触
する。このため、制御信号発生手段74の出力端は温度
が低い制御手段4aの制御入力端子に接続するから、制
御手段4aは作用して照明器具を所定に制御する。制御
手段4aが調光手段であるとすれば、光源3をたとえば
位相制御して調光点灯する。
【0104】これに対して、他方の制御手段4bは選択
手段75によってその制御入力端子が開放されるから、
制御のためには作用しない。制御手段4a、4bが並列
接続しているから、作用しない制御手段4bにも電源電
圧が印加されているが、制御信号が入力されなければ、
その制御手段の位置の関係で温度が高くても問題にはな
らない。
【0105】図9は、本発明の照明器具の第1の実施形
態における第2の回路配置を示す回路図である。
【0106】図において、図7と同一部分には同一符号
を付して説明は省略する。この回路配置は位置感知手段
75aを含む選択手段75によって複数の制御手段4
a、4bを択一的に交流電源71と光源3との間に接続
するようにした点で図7と相違している。すなわち、制
御手段4a、4bをリレー75bを介して交流電源71
と光源3との間に接続し、リレー75bを位置感知手段
75aで制御する構成である。
【0107】そして、制御手段4a、4bの制御端子は
それぞれ制御信号発生手段74および通信インターフェ
イス73を介して通信媒体72に接続している。
【0108】本回路配置の作用について説明する。
【0109】制御手段4a、4bには同時に制御信号が
供給される。しかし、制御手段4a、4bのいずれか一
方にしか電源が供給されないから、選択手段によって選
択された方のみが作用することができる。
【0110】そうして、図において制御手段4bが下と
仮定したときに、位置感知手段75aがリレー75bの
図において上のコイルを付勢するため、リレー75bは
制御手段4bを光源3の制御のために作用させる。
【0111】図10は、本発明の照明器具の第3の実施
形態における回路配置を示す回路図である。
【0112】図7と同一部分には同一符号を付して説明
は省略する。本回路配置は、選択手段75’の姿勢感知
手段が温度感知手段75’A、75’Bからなる点におい
て特徴がある。すなわち、選択手段75’は、制御手段
4aの温度を感知するように配設された温度感知手段7
5’Aと、制御手段4bの温度を感知するように配設さ
れた温度感知手段75’Bとを備えている。
【0113】次に作用について説明する。
【0114】図の上下が照明器具の姿勢に応じた上下と
仮定する。制御手段4aの温度は低いから、温度感知手
段75’Aの出力も小さい。反対に制御手段4bの温度
は高いから、温度感知手段75’Bの出力は大きい。こ
の状態では、選択手段75’は制御手段4bの制御端子
に対するゲートを閉じるので、制御手段4bは作用しな
い。
【0115】これに対して、選択手段75’は制御手段
4aの制御端子に対するゲートを開くので、制御手段4
aは作用する。
【0116】図11は、本発明の照明器具の第3の実施
形態における温度感知手段の回路図である。
【0117】温度感知手段は、サーミスタ111と抵抗
器112とからなる分圧器の抵抗器112の端子電圧を
出力とする構成である。すなわち、温度が高いと、サー
ミンスタサーミスタ111の抵抗が小さくなり、分圧器
の出力が増加する。
【0118】図12は、選択手段の温度感知手段を除く
部分を示す回路図である。
【0119】選択手段75’は、比較器75’a、イン
バータ75’bおよびアンドゲート75’c、75’d
からなる。比較器75’aの+端子は75’Bに、−端
子は75’Aに、それぞれ接続している。比較器75’
aの出力端子はインバータ75’bとアンドゲート7
5’cの一方の入力端子とに接続している。図10の制
御信号発生手段74の出力端子が両方のアンドゲート7
5’c、75’dの他方の入力端子に接続している。イ
ンバータ75’bの出力端子はアンドゲート75’dの
他方の入力端子に接続している。
【0120】次に、回路動作を説明する。
【0121】温度感知手段75’Bの温度が高くなって
その出力が増加すると、比較器75’aは出力1を生じ
る。この出力はそのままアンドゲート75’cに1を入
力するが、他方のアンドゲート75’dへはインバータ
75’bによって反転されて0が入力する。一方、制御
信号発生手段74に出力を生じると、各アンドゲート7
5’cおよび75’dの他方の入力端子に入力する。そ
の結果、アンドゲート75’cに出力を生じるが、アン
ドゲート75’dには出力が生じない。そのため、アン
ドゲート75’cは制御手段4aの制御入力へのゲート
が開かれて制御信号が入力し、制御手段4aを作用させ
る。
【0122】次に、温度感知手段75’Aの温度が高く
なって分圧器の出力が増加すると、比較器75’aは出
力が0になり、インバータ75’bの出力が1になる。
アンドゲート75’cは一方の入力が0だから、制御信
号入力があってもゲートは閉じている。これに対して他
方のアンドゲート75’dは両入力が1となるから、ゲ
ートを開く。その結果、制御手段4bに制御信号が入力
することができ、制御手段4bは作用する。
【0123】図13は、本発明の照明器具において高圧
放電ランプを光源とする場合の電子的点灯回路を示す回
路図である。
【0124】図において、131は交流電源、132は
整流手段、133は降圧チョッパ、134は始動回路、
135は高圧放電ランプ、136はランプ電圧検出手
段、137はランプ電流検出手段、138は制御回路、
139は調光制御手段である。
【0125】整流手段132は平滑回路を有していな
い。
【0126】降圧チョッパ133はスイッチング手段1
33aと平滑回路133bとからなる。平滑回路133
bは負荷回路に直列に接続されたインダクタ133b
1、インダクタ133b1の負荷側において負荷と並列
関係に接続されたコンデンサ133b2、およびインダ
クタ133b1のスイッチング側において負荷と並列的
に接続され、かつスイッチング手段と逆極性に接続され
たダイオード133b3からなる。
【0127】始動回路134には、通常この種の高圧放
電ランプを始動するのに使用される既知の始動回路を使
用することができる。
【0128】高圧放電ランプ135は、希ガス放電ラン
プ、メタルハライドランプまたは高圧水銀ランプなどの
使用を許容し、集光性からは短アークタイプのランプが
望ましい。
【0129】ランプ電圧検出手段136は、高圧放電ラ
ンプ135と並列に接続されている。 ランプ電流検出
手段137は、高圧放電ランプ135と直列に接続され
ている。
【0130】そして、両検出手段136、137の検出
出力は分圧器139cにより加算されて制御手段138
に制御入力する。
【0131】制御回路138は、降圧チョッパ133の
スイッチングをランプ電圧およびランプ電流の加算され
た検出出力に応じて高圧放電ランプ135に対する電力
の供給を定電力的に制御する。
【0132】調光制御手段139は、上記分圧器139
cを一部短絡するように配設されたスイッチ手段139
a、スイッチ手段139aを制御するフォトカプラ13
9bを含んでなる。
【0133】次に、作用について説明する。
【0134】降圧チョッパ133は、数10KHzの高
周波でスイッチングし、制御回路138はランプ電力を
高圧放電ランプ135に対して定電力的に供給するよう
にスイッチング手段133aをPWM制御する。フォト
カプラ139bは非調光時にオフしている。そのため、
スイッチ手段139aはオンしている。この状態で分圧
器139cから制御手段138に高圧放電ランプ135
を定格で点灯すなわち非調光点灯をするのに必要な制御
入力が行われる。これにより、高圧放電ランプ135は
非調光点灯となる。
【0135】さて、高圧放電ランプ135を調光する場
合は、フォトカプラ139bを作動させる。フォトカプ
ラ139bが作動すなわちオンすると、スイッチ手段1
39aがオフされる。これにより、分圧器139cの出
力の一部短絡が解除されるため、制御手段138に対す
る制御入力が増加し、スイッチング手段133のPWM
におけるオンデューティを減少させるので、高圧放電ラ
ンプ135は調光点灯に移行する。フォトカプラ139
aによる調光制御をスイッチング手段133のスイッチ
ング周波数の約10分の1ないし約100分の1程度の
周波数でスイッチ手段を断続的にオン、オフすることに
より、十分滑らかな調光を行うことができる。そして、
調光度は調光制御手段139のスイッチ手段139aの
オンデューティを帰ることにより任意に設定することが
できる。すなわち、オンデューティを大きくしていくに
したがって、調光を深くしていくことができる。
【0136】図14は、本発明の演出演出システムの一
実施形態を示す回路図である。
【0137】図において、141は分電盤、142は複
数の照明器具、143は幹線電路、144は分岐電路、
145は操作指令部たとえば操作卓、146は通信媒体
たとえば伝送線である。
【0138】分電盤141は、交流電源から負荷である
各照明器具142に対して電源を供給する。
【0139】各照明器具142は、幹線電路143およ
び分岐電路144を介して分電盤141に接続される。
そして、既述の実施形態のいずれかの構成を備えてい
る。
【0140】操作指令部145は、通信媒体146を介
して各照明器具142に連絡している。そして、操作指
令部145は各照明器具142に対して選択的に調光お
よびまたは姿勢制御信号を送出するように構成されてい
る。
【0141】
【発明の効果】請求項1ないし13の各発明によれば、
姿勢を変えても温度的に問題のない制御手段を選択する
ことによって所要の制御を行えるようにした照明器具を
提供することができる。したがって、本発明の照明器具
は演出用に好適である。
【0142】請求項2の発明によれば、加えて遠隔的に
制御することができる照明器具を提供することができ
る。
【0143】請求項3の発明によれば、加えて光源を備
えた照明器具である。
【0144】請求項4の発明によれば、加えて制御手段
は常時並列的に接続されているから、電力回路を切り換
える煩わしさのない照明器具を提供することができる。
【0145】請求項5の発明によれば、加えてチルト制
御を行えるから、制御手段を複数分散使用することがす
こぶる効果的な照明器具を提供することができる。
【0146】請求項6の発明によれば、加えてチルト、
パンおよびローテイト制御の各姿勢制御を行って、照明
方向および配光制御を自在に、しかも遠隔的に制御しや
すい照明器具を提供することができる。
【0147】請求項7の発明によれば、加えて調光を行
える照明器具を提供することができる。
【0148】請求項8の発明によれば、加えて高圧放電
ランプを光源とする照明器具を提供することができる。
【0149】請求項9の発明によれば、加えて姿勢感知
手段を備えているから、照明器具自体によって制御手段
を選択することができる照明器具を提供することができ
る。
【0150】請求項10の発明によれば、加えて調光度
を手動で設定するので、構成が簡単で安価な照明器具を
提供することができる。
【0151】請求項11の発明によれば、加えて姿勢感
知を温度感知手段によって行うことにより、直接温度的
に支障のない制御手段を正確に選択することができる照
明器具を提供することができる。
【0152】請求項12の発明によれば、加えて姿勢感
知を位置感知手段によって行うことのできる照明器具を
提供することができる。
【0153】請求項13の発明によれば、加えて手動で
適当な制御手段を選択するので、構成簡単な照明器具を
提供することができる。
【0154】請求項14の発明によれば、加えて共通の
通信媒体を使用して複数の照明器具を任意に指定して任
意の制御内容で遠隔制御することができる照明器具を提
供することができる請求項15の発明によれば、加えて
制御手段の選択をも遠隔制御することができる照明器具
を提供することができる。
【0155】請求項16の発明によれば、以上の各請求
項の照明器具の効果を有する演出照明システムを提供す
ることができる。
【0156】請求項17の発明によれば、加えて通信手
段によって遠隔制御をするから、特にTVスタジオや舞
台の演出照明に好適な演出照明システムを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の第1の実施形態を示す正面
【図2】同じく側面図
【図3】同じく平面図
【図4】本発明の照明器具の第1の実施形態の断面図
【図5】本発明の照明器具の第1の実施形態に使用され
るバーンドアを示す正面図
【図6】本発明の照明器具の第2の実施形態を示す概念
【図7】本発明の照明器具の第の実施形態における制御
手段の第1の回路配置を示す回路図
【図8】図7の選択手段を示す概念図
【図9】本発明の照明器具の第1の実施形態における第
2の回路配置を示す回路図
【図10】本発明の照明器具の第3の実施形態における
回路配置を示す回路図
【図11】本発明の照明器具の第3の実施形態における
温度感知手段を示す回路図
【図12】本発明の照明器具の第3の実施形態における
選択手段の温度感知手段を除く部分を示す回路図
【図13】本発明の照明記具において高圧放電ランプを
光源とする場合の点灯回路の一例を示す回路図
【図14】本発明の演出照明システムの一実施形態を示
す回路図
【符号の説明】
1…照明器具本体 3…光源 4a、4b…複数の制御手段 5…選択手段

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明器具本体と;照明器具本体の姿勢を制
    御する姿勢制御機構と;照明器具本体の異なる部位に分
    散して配設され択一的に照明器具を制御する複数の制御
    手段と;照明器具本体の姿勢に応じて制御手段を選択す
    る選択手段と;を具備していることを特徴とする照明器
    具。
  2. 【請求項2】照明器具本体と;照明器具本体の姿勢を制
    御する姿勢制御機構と;照明器具本体の異なる部位に分
    散して配設され択一的に照明器具を制御する複数の制御
    手段と;照明器具本体の姿勢に応じて制御手段を選択す
    る選択手段と;外部から操作信号を受信して操作信号に
    応じて制御手段を制御する操作信号受信手段と;を具備
    していることを特徴とする照明器具。
  3. 【請求項3】照明器具本体と;照明器具本体の姿勢を制
    御する姿勢制御機構と;照明器具本体に装置された光源
    と;照明器具本体の異なる部位に分散して配設され択一
    的に照明器具を制御する複数の制御手段と;照明器具本
    体の姿勢に応じて制御手段を選択する選択手段と;を具
    備していることを特徴とする照明器具。
  4. 【請求項4】照明器具本体と;照明器具本体の姿勢を制
    御する姿勢制御機構と;照明器具本体の異なる部位に分
    散して配設されるとともに、常時互いに並列的に接続さ
    れていて照明器具を制御する複数の制御手段と;複数の
    制御手段に制御信号を供給する制御信号供給手段と;制
    御手段および制御信号供給手段の間に介在して照明器具
    本体の姿勢に応じて所定の制御手段に対して制御信号を
    択一的に供給させる選択手段と;を具備していることを
    特徴とする照明器具。
  5. 【請求項5】姿勢制御機構は、少なくともチルト制御を
    行えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一
    記載の照明器具。
  6. 【請求項6】姿勢制御機構は、チルト制御、パン制御お
    よびローテイト制御を行えることを特徴とする請求項1
    ないし5のいずれか一記載の照明器具。
  7. 【請求項7】制御手段は、光源を調光する電子的調光手
    段であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか
    一記載の照明器具。
  8. 【請求項8】光源は、高圧放電ランプであり;制御手段
    は、高圧放電ランプの電子的点灯回路である;ことを特
    徴とする請求項3記載の照明器具。
  9. 【請求項9】選択手段は、姿勢感知手段、姿勢感知手段
    の動作に応じて制御手段を切り換える切換手段を含んで
    いることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一記
    載の照明器具。
  10. 【請求項10】電子的調光手段は、手動で調光度を設定
    することが可能であることを特徴とする請求項7記載の
    照明器具。
  11. 【請求項11】姿勢感知手段は、温度感知手段であるこ
    とを特徴とする請求項9記載の照明器具。
  12. 【請求項12】姿勢感知手段は、位置感知手段であるこ
    とを特徴とする請求項9記載の照明器具。
  13. 【請求項13】選択手段は、手動スイッチであることを
    特徴とする請求項1ないし12のいずれか一記載の照明
    器具。
  14. 【請求項14】操作信号受信手段は、照明器具指定信号
    および制御内容指定信号を受信する機能を有しているこ
    とを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  15. 【請求項15】制御内容指定信号は、選択手段を制御す
    る選択信号を含むことを特徴とする請求項14記載の照
    明器具。
  16. 【請求項16】請求項1ないし15のいずれか一記載の
    複数の照明器具と;各照明器具に給電する電源装置と;
    を具備していることを特徴とする演出照明システム。
  17. 【請求項17】請求項3、14および15のいずれか一
    記載の複数の照明器具と;各照明器具に給電する電源装
    置と;各照明器具に対する操作信号を生成する操作指令
    部と;各照明器具および操作指令部の間を連絡する通信
    媒体と;を具備していることを特徴とする演出照明シス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012520545A (ja) * 2009-03-12 2012-09-06 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 発光装置及び照明器具

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JP2010192371A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
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