JPH10119914A - 結束鋼管束の防錆用紐組入れ方法、及びその紐組入れ構造、並びに紐組入れ装置 - Google Patents

結束鋼管束の防錆用紐組入れ方法、及びその紐組入れ構造、並びに紐組入れ装置

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JPH10119914A
JPH10119914A JP8278097A JP27809796A JPH10119914A JP H10119914 A JPH10119914 A JP H10119914A JP 8278097 A JP8278097 A JP 8278097A JP 27809796 A JP27809796 A JP 27809796A JP H10119914 A JPH10119914 A JP H10119914A
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steel
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Tadashi Nakada
忠 中田
Kenji Usui
健司 碓井
Yoshio Hayashi
好夫 林
Yukinao Tada
幸直 多田
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Mitsuboshi Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】結束鋼管束の錆の発生を防止する紐組入れ装置
を提供する。 【解決手段】鋼管1を複段複列に配列段積みして、その
長さ方向の複数箇所で結束帯30により結束するに際し
て、装置本体35に設置された紐供給機構36から移動
クランプ機構38により紐14の先端を挟持して鋼管列
11の段積み位置を横断させ、紐供給機構側に設けられ
た紐基端部の切断機構38により紐14を切断して、各
段の鋼管列間に紐14を挿入し、各鋼管1の上下面に発
生する錆を防止するための空隙を形成する。また、装置
本体35を鋼管1の長さ方向に移動固定自在に構成して
結束位置と紐入れ位置を一致させ、上下の鋼管1が互い
に接触しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管を複段複列に
段積みして、その長さ方向の複数箇所で結束帯により結
束する結束鋼管束の防錆用紐組入れ方法及びその紐組入
れ構造、並びにその紐組入れ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鋼管製造工場においては、製造
した鋼管を複段複列に段積みし、その長さ方向の複数箇
所で結束帯により結束して工場出荷されている。しか
し、この工場出荷段階あるいは搬入先においては、これ
ら結束鋼管束が屋外に放置される場合が多い。そのた
め、雨水に晒されることになり、その結果、水分が結束
鋼管束の内部に侵入し、特に各段の鋼管の上下面に水分
が溜まり、錆が発生する場合が多い。
【0003】一般構造用鋼管、特にメッキ鋼管は、メッ
キ鋼板をフォーミングした後、継ぎ目を溶接し、その継
ぎ目に亜鉛溶射を施し、これを所定長さに切断後、これ
を複段複列に並べて結束帯で結束して出荷されるが、こ
の鋼管束を屋外に放置すると、雨水等が鋼管の表面に溜
まり、表面の亜鉛が溶出して白錆が発生し、品質が劣化
するといった難点があった。
【0004】この難点を解決するために、雨水が溜まり
やすい鋼管列の各段毎に防錆用として紐を挿入して上下
の鋼管の間に空隙を形成し、通気性をよくして水分乾燥
を早くする方法を採用した結束鋼管束も出現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記防
錆紐の組み入れは、手作業で行っているのが現状であ
り、自動化が進んだ生産ラインの効率からいえば逆行す
る作業となるため、全体の生産効率が落ちる結果とな
る。しかも、手作業のため、作業の安全性にも問題があ
るところであり、防錆紐組み入れ作業の自動化が望まれ
ていた。
【0006】さらに、紐の組み入れ位置とその後の結束
帯の結束位置が一致しなければ、鋼管の結束部の上下面
がその結束力により接触した状態となり、この鋼管束を
屋外に放置した場合には、この結束部分に水分が溜まり
やすく、白錆が発生するといった難点は依然として解決
されていない。
【0007】本発明は、上記に鑑み、結束鋼管束の錆の
発生を防止し得る防錆用紐組入れ方法及び防錆用紐の組
み入れ構造、並びに紐組み入れが自動的に行える紐組入
れ装置の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者らは、鋭意研究した結果、鋼管束の結束前
に、防錆用の紐を鋼管列の各段毎に挿入して空隙を形成
し、この紐組入れ位置を結束帯の結束位置と一致させれ
ば、結束帯の結束力によって防錆紐はある程度圧縮され
るが、依然として上下の鋼管間に空隙を形成維持するこ
とができ、また、その結束部分のみならず、結束帯間の
上下の鋼管間においても空隙を維持するとの知見が得ら
れた。
【0009】そこで、本発明においては、鋼管を複段複
列に段積みして、その長さ方向の複数箇所で結束帯によ
り結束するに際して、各鋼管の上下面に発生する錆を防
止するために防錆用の紐を鋼管列の各段毎に挿入して空
隙を形成し、この紐組入れ位置を結束帯の結束位置と一
致させることを特徴とする結束鋼管束の防錆用紐組入れ
方法を提供するものである。
【0010】また、本発明は、鋼管を複段複列に段積み
して、その長さ方向の複数箇所で結束帯により結束する
結束鋼管束において、各鋼管の上下面に発生する錆を防
止するために防錆用の紐が鋼管列の各段毎に挿入され、
この紐組入れ位置と結束帯の結束位置とが一致するよう
にされた結束鋼管束の防錆用紐組入れ構造を提供するも
のである。これらにより、上下の鋼管間の全長にわたっ
て空隙が形成されることになり、この間の通気性が良好
となって錆の発生を防ぐことができる。
【0011】ここで、鋼管束の各段部間のみ、すなわち
水平方向のみに防錆紐を挿入して、垂直方向には挿入し
ないのは、垂直方向には雨水が重力により流れ落ち、鋼
管の左右側面部には水分が溜まりにくいからである。
【0012】また、鋼管としては、継ぎ目付きの鋼管の
みならず、継ぎ目なし鋼管においても本発明を適用で
き、鋼管の形状も角形のみならず円筒形状の丸形のもの
であっても本発明を適用できる。さらに、鋼管の表面に
はメッキ処理が施されたものに限らず、メッキ処理前あ
るいはメッキ処理を施さない鋼管束にも本発明を適用で
きる。
【0013】ただ、角形鋼管の場合には、鋼管の上下面
の接触面積が大きいため、また、継ぎ目付き鋼管の場
合、フォーミング時の圧力変形により、コーナー部に対
して平面部が幾分凹状に湾曲しているため、鋼管の上下
面部に水分が溜まりやすい。さらに、メッキ処理、とり
わけ溶融亜鉛メッキが施された角形鋼管においては、白
錆の発生現象が多々見受けられる。
【0014】そこで、本発明においては、特に、鋼管が
表面に溶融亜鉛メッキが施された角形鋼管である場合に
適用すれば、その防錆効果が大である。
【0015】なお、防錆紐は、天然繊維あるいは合成繊
維又は革を糸状にしたもの、あるいは撚り上げたもので
あって、耐食性に優れたものが望まれる。ここで、棒材
あるいは板材を使用しなかったのは、これらと鋼管との
接触により鋼管が損傷するのを防止するためである。ま
た、金属製の紐は、鋼管との接触により、鋼管表面を変
質させるおそれがあるため、本発明では除外する。
【0016】上記の防錆紐は、鋼管束の結束時におい
て、自動的に挿入する場合のみならず、手作業で挿入す
る場合であっても、結束位置と紐挿入位置とが一致する
限り、本発明の目的を達成できることになる。ただ、手
作業で組入れるよりも自動的に組み入れた方が生産効率
が向上することになる。
【0017】そこで、本発明においては、鋼管列の列方
向の一端部に設けられた装置本体と、該装置本体に設置
された紐供給機構と、紐の先端を挟持して前記鋼管列の
段積み位置を横断可能な移動クランプ機構と、前記紐供
給機構側に設けられた紐基端部の切断機構とを含む紐組
入れ装置を採用し、鋼管を複段複列に配列段積みして、
その長さ方向の複数箇所で結束帯により結束するに際し
て、各段の鋼管列間にその上下面に発生する錆を防止す
るための防錆用の紐を自動的に挿入して空隙を形成する
ようにした。
【0018】なお、紐の組入れは鋼管の長さ方向の複数
箇所において行われるものであるので、紐組入れ装置
は、鋼管の長さ方向に複数個設置される構成が望まし
い。
【0019】上記構成の紐組入れ装置を採用すれば、鋼
管列の段積み部に鋼管が列状に供給されたならば、移動
クランプ機構のクランプで紐供給機構側の紐の先端を把
持し、このクランプを鋼管列を跨ぐように横断させ、次
に切断機構で紐の基端部を切断すれば、防錆紐は鋼管列
の上に落下し、次に、この鋼管列の上側に新たな鋼管列
が搬入されれば、防錆紐が上下の鋼管列の間に介在され
ることになり、上下の鋼管間に空隙を形成することにな
る。
【0020】なお、次々に段積み位置に搬入されてくる
鋼管列の高さに応じて移動クランプ機能を昇降させる機
構を付設してもよいし、また、移動クランプ機構を一定
の高さに保持して紐の挿入位置を一定高さにする場合に
は、段積み用テーブルを昇降させるリフト機構を設けて
もよい。
【0021】さらに、紐の切断時には、移動クランプ機
構で一端を把持して行っており、基端部側は切断機構で
把持させてもよいが、より確実に紐を切断するには、鋼
管列の他端部側に紐の先端を把持する第2クランプ機構
を設け、紐の先端を移動クランプ機構のクランプから第
2クランプ機構の第2クランプに受け渡し、移動クラン
プを切断機構よりも紐供給機構側に戻して、紐基端部を
把持させ、これにより、紐を両端で把持させて切断する
構成を採用してもよい。
【0022】また、この際、第2クランプ機構は、鋼管
列の幅方向長さ(鋼管の幅あるいは本数)に応じて鋼管
列の幅方向で移動自在に構成すれば、鋼管列の幅に応じ
て第2クランプ機構を移動でき、鋼管列の左右端部から
垂れ下がる紐の長さを一定にすることができる。
【0023】なお、発明の解決しようとする課題で説明
したように、紐組み入れ位置と結束位置とが異なれば、
結束帯の結束力で鋼管が撓むことになり、上下の鋼管同
士が接触することになる(図3(b)参照)。結束位置
は通常、鋼管の長さに応じて結束位置及び帯間隔が決め
られている。従って、紐組入れ装置においても、各鋼管
の長さに対応できるように別々に装置を設置するより
も、結束位置に応じて移動できる構成の方が装置の設置
台数を低減できる上で望ましい。
【0024】そこで、本発明では、鋼管の長さに応じて
紐組入れ位置を結束帯の結束位置と一致させるべく、装
置本体が鋼管の長さ方向に移動・固定自在とされた構成
を採用できるようにした。
【0025】ここで、上述の第2クランプ機構を採用す
る場合、これを装置本体に設置する構成以外に、装置本
体と切り離して設置することも想定される。従って、第
2クランプ機構を装置本体と切り離して設置する場合に
は、第2クランプ機構も鋼管の長さ方向に移動・固定自
在な構成とするか、または、鋼管の長さに対応した結束
位置のそれぞれに第2クランプ機構を設置しておく構成
も採用可能である。このような固定型の第2クランプ機
構を採用したとしても、機構自体がコンパクトかつ安価
なものであるため、設置スペース及び全体のコストもさ
ほど大となることはない。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明の紐組入れ装置を
継ぎ目鋼管の生産ラインに使用した例を示す概略図であ
る。図1のごとく、この継ぎ目鋼管1の生産ラインは、
帯コイルを挿入する鋼帯装入装置2と、この装入装置2
から送りだされた鋼帯を丸形に成形するフォーミング装
置3と、このフォーミング装置から送り出された鋼管の
継ぎ目を溶接する溶接装置4と、この溶接装置4から送
り出された鋼管の表面に溶融亜鉛を溶射するメッキ装置
5と、このメッキ装置5から送り出された鋼管を角形に
矯正するサイジングロール付きの矯正装置7と、この矯
正装置7から送り出された鋼管を所望長さに切断する切
断装置8と、この切断装置8から検査装置9及び搬送装
置10を介して送り出された所定本数の鋼管1からなる
鋼管列11間に防錆用の紐14を挿入する紐組入れ装置
15と、この紐組入れ装置15から鋼管束12を結束装
置16まで搬送するローラテーブル17とを備えたもの
である。
【0027】前記鋼帯装入装置2、フォーミング装置
3、溶接装置4、メッキ装置5、矯正装置7、切断装置
8、及び検査装置9は、継ぎ目鋼管の製造ラインとして
は周知構造であり、また、本発明とは直接関係しないた
め、その説明を省略する。また、搬送装置10及び結束
装置16も周知構造であるため、本発明に係る紐組入れ
装置15との関連で簡単に説明するのみとする。
【0028】図2は上記生産ラインで防錆用の紐組入れ
装置15に関連した概略動作を示すフローチャートであ
る。この図2と図1に基づいて紐組入れ装置15の関連
動作の概略を説明すると、鋼管1は切断装置8で切断
後、搬送装置10で紐組入れ装置15側に搬送される
が、搬送装置10では、ストッパ21が搬送ラインに上
がると、送り込みシュート22により送られた鋼管1
(S2)がストッパ21にて停止される。鋼管1がスト
ッパ21によって所定本数ストックされると(S3)、
ストッパ21を下げ(S4)、押込みアーム24を上昇
させ(S5)、鋼管列11を段積み位置側に前進させれ
ば鋼管列11が所定の段積み位置まで押される(S
6)。
【0029】次に、押込みアーム24を後退させると同
時に下降させ(S7)、ステップS1に戻ってストッパ
21を上昇させる動作を繰り返す。これにより、搬送装
置10側では、所定本数の鋼管1が次々と配列され、段
積み可能な状態となる。
【0030】次に、紐組入れ装置15では、鋼管列11
が段積み位置まで押されると、紐14の先端を把持して
いた移動クランプ26が前進して(S9)、上昇した第
2クランプ27で紐14の先端を把持する(S10、S
11)。次に移動クランプ26が開放して(S12)、
第2クランプ27が降下するとともに(S13)、移動
クランプ26が紐供給機構側へ後退し(S14)、切断
機構38よりも後退した位置で移動クランプ26が紐1
4を把持して待機する(S8)。
【0031】そうすると、移動クランプ26と第2クラ
ンプ27とで紐14の両端を緊張状態で掴むことにな
る。そこで、次に、切断カッタ28が上昇して紐を切断
し(S15)、段積み用のリフター29のテーブル29
aを下降するとともに(S16)、第2クランプを開放
して(S17)、カッタ28を降下すれば、紐14が最
上の鋼管列の上に落下する。
【0032】この動作を繰り返し行い、所定段数の鋼管
列11が段積みされれば(S19)、リフター29を下
げて鋼管束12をローラテーブル17上に載せる(S2
0)。次に、ローラテーブル17を駆動して鋼管束12
を払いだし(S21)、結束装置16で所定間隔に結束
帯30を結束して出荷する。この間にリフター29を上
げて鋼管ストッパ21で待機している鋼管1を再びリフ
ター上に載せる作業を繰り返す(S22)。
【0033】図3は紐組入れ位置と結束位置との関係を
示す図であり、(a)は両者を一致させた状態を、ま
た、(b)は両者の位置が異なる場合を示す。上述の作
業において、(a)のごとく、紐組入れ位置を結束位置
と一致させれば、鋼管1の中間位置において、同図
(b)のごとく、上下の鋼管同士が互いに接触31する
ことがなくなる。従って、同図(a)のごとく、鋼管の
長さ方向全体にわたって空隙32を有する状態となる。
【0034】次に、上記諸機能を発揮する紐組入れ装置
15の構成を詳述する。図4は紐組入れ装置と鋼管との
関係を示す平面図、図5は紐組入れ装置の側面図、図6
は同じくその平面図である。
【0035】この紐組入れ装置15は、鋼管1を複段複
列に配列段積みして、その長さ方向の複数箇所で結束帯
30により結束するに際して、各段の鋼管列11間に各
鋼管1の上下面に発生する錆を防止するための防錆用の
紐14を挿入して空隙32を形成するためのものであっ
て、鋼管列11の列方向の一端部に設けられた装置本体
35と、該装置本体35に設置された紐供給機構36
と、前記紐14の先端を挟持して前記鋼管列11の段積
み位置40を横断可能な移動クランプ機構37と、前記
紐供給機構36側に設けられた紐基端部の切断機構38
と、鋼管列の列方向の他端部に設けられ前記移動クラン
プ機構37から受け渡しされた紐14の先端を挟持する
第2クランプ機構39とを備えている。
【0036】この紐組入れ装置15は、鋼管束12の結
束位置に対応して、その長さ方向の複数箇所で挿入する
ために鋼管の段積み位置40の長さ方向の複数箇所に配
置されている。ただ、図4のごとく、鋼管1は、4m〜
10m長さの複数種類のものを出荷しており、各鋼管長
さの相違により結束位置も異なるので、個々の結束位置
に合わせて多数の紐組入れ装置15を配置するよりは、
鋼管長さに応じて3〜4台の紐組入れ装置15を用意し
て、これらを鋼管束12の結束位置に応じて自由に移動
できるようにする方が装置台数の低減からいって有利で
ある。
【0037】そこで、この実施の形態では、鋼管1の長
さに応じて紐組入れ位置を結束帯30の結束位置と一致
させるべく、ローラテーブル17の側方に鋼管1の長さ
方向に沿ってレール41が敷設され、このレール41に
沿って紐組入れ装置本体35が鋼管の長さ方向に移動・
固定自在とされている。ただ、第2クランプ機構39
は、装置本体35に対して切り離し可能であることか
ら、鋼管1の結束位置に対応して複数箇所に設置されて
いる。図4のA〜Iは第2クランプ機構39の設置箇所
を示している。
【0038】前記各装置本体35は、前記レール41上
を走行する車輪43付きの矩形の台車44と、この台車
44の上面に固定された架台45とを備えており、この
架台45に移動クランプ機構37及び切断機構38が設
置され、また自動制御用各種部品(図示せず)も搭載さ
れている。また、台車44の側部にはレール41の側部
床面に圧接離間自在なストッパ42が配置され、所望の
移動位置で台車44を床面に停止可能とされている 前記紐供給機構36は、図5のごとく、前記台車44に
立設された支柱47のブラケット48に回転自在に軸受
けされた紐用ボビン49と、このボビン49の回転軸部
50の回転を規制するブレーキバンド51付きのブレー
キ機構52とを備えている。ブレーキ機構52は、ブレ
ーキバンド51の一端が前記ブラケット48に固定さ
れ、他端がボビン49の軸部50に掛巻きされた後、ブ
ラケット48に係止されており、この他端部とブラケッ
ト48との間にコイルスプリング53が介在されて、所
定の張力でボビン49の回転軸部50を締め付け可能と
されている。
【0039】このボビン49は、支柱47の上下部に2
段に配置されており、1方のボビン49の紐14が空状
態になったときに他方のボビン49の紐が利用できるよ
うになっている。
【0040】各ボビン49の空状態を検出する手段54
は、基端部が架台45に回転自在に支持され、先端がボ
ビン49に巻かれたコイル状の紐14の外周面に接触し
て紐14の巻高さに応じてボビンの半径方向で移動自在
な検出棒55と、この検出棒55の基端部側に検出棒5
5の空状態検出姿勢でONするように配置されたリミッ
トスイッチ56とから構成されている。
【0041】なお、上段の空状態検出手段54の検出棒
55及びリミットスイッチ56は、移動クランプ機構3
7の支柱部58に配置されている。さらに、移動クラン
プ機構37の支柱部58及び架台45の上部には、ボビ
ン49からの紐を貫通支持する紐引き出し部59が設け
られている。
【0042】ここで、防錆用の紐14は、径が7mm程
度の剛性のある合成繊維製の撚り紐であって、例えば、
石田製網株式会社製のタフトロン(商標名)を使用すれ
ば、その剛性により、鋼管の結束時にも上下の鋼管間に
空隙32を形成することができる。
【0043】次に、移動クランプ機構37について説明
すると、この移動クランプ機構37は、前記装置本体3
5の架台45の上面に立設され鋼管列11の横断方向に
延設され支柱部58及び横断部62aからなる逆L字形
のクランプ案内支柱62と、この案内支柱62の横断部
62aの下面に設置されたクランプ駆動シリンダ63
と、このシリンダ63のピストン64に固定されたクラ
ンプ機構本体65と、この本体65に駆動シリンダ(図
示せず)により開閉自在に支持された一対の移動クラン
プ26とを備えている。
【0044】前記駆動シリンダ63は、図5及び図7の
ごとく、シリンダ本体が案内支柱62の横断部62aの
左右両端に固定され、シリンダ本体の下面にスリット6
6が形成され、このスリット66を通して前記クランプ
機構本体65がピストン64の下部に連結固定され、ピ
ストン64の両端にはスリット66を閉塞するシールバ
ンド67が設けられた、いわゆるバンドシリンダが使用
されており、ピストン64の左右いずれかのシリンダ室
へのエアの供給によりクランプ機構本体65が移動可能
とされている。
【0045】次に図8及び図9に示す切断機構38につ
いて説明する。図8は切断機構の側面図、図9はその正
面図である。図8及び図9のごとく、切断機構38は、
装置本体35の架台45の段積み位置側に取り付けられ
た矩形板状の機構本体70と、この機構本体の上部に固
定された一対の案内部71に昇降自在に係合するカッタ
板72と、このカッタ板72を昇降させるために、シリ
ンダ本体73aが機構本体70に取り付けられ、ピスト
ンロッド73bの上端がカッタ板72に連結された昇降
シリンダ73と、カッタ板72の上端縁に形成されたV
字形の紐案内溝74と、カッタ板72の上端に設けられ
た一対のカッタ28と、シリンダ本体がカッタ板72に
軸77を介して回動自在に支持され、ピストンロッドの
先端が前記カッタ28の可動側カッタ28aの下端に連
結されたカッタシリンダ76とを備えている。
【0046】ここで、カッタ板72を昇降させるのは、
移動クランプ26が待機位置から横断位置に移動する際
に、案内溝74及びカッタ28が邪魔にならないように
移動クランプ26の移動軌跡から回避(下降)させるた
めである。
【0047】前記カッタ28は、可動側カッタ28aと
固定側カッタ28bとがその中央部でピン78により開
閉回動自在に連結され、固定側カッタ28bの下端が連
結ピン79によってカッタ板72に固定され、また、可
動側カッタ28aの下端が前記カッタシリンダ76のピ
ストンロッドの先端に連結されている。
【0048】次に図10ないし図12に示す第2クラン
プ機構39について説明する。図10は第2クランプ機
構の側面図、図11は同じくその拡大側面図、図12は
同じくその正面図である。図10のごとく、第2クラン
プ機構39は、段積み位置の搬送装置側に配置された板
状の機構本体80と、この機構本体80の段積み位置側
に上下案内部81により昇降自在に案内されたクランプ
板82と、このクランプ板を昇降させるために、シリン
ダ本体が機構本体80の下端に連結され、ピストンロッ
ドがクランプ板82に連結された昇降シリンダ83と、
前記クランプ板82の上端に中心軸84回りに開閉自在
に支持された一対の第2クランプ27と、シリンダ本体
がクランプ板82に固定されピストンロッドの上端が第
2クランプ27の下端にリンク85を介して連結された
クランプ駆動シリンダ86とを備えている。ここで、ク
ランプ板82を昇降させるのは、移動クランプ26の移
動軌跡から回避(下降)させるためである。
【0049】また、鋼管列11の左右幅は配列する鋼管
幅あるいは配列本数によって異なることになる。この鋼
管列11の左右幅に応じて第2クランプ機構39の左右
位置を調整可能とするべく、機構本体80の後端部に本
体可動機構88が設けられている。この本体可動機構8
8は、図10のごとく、クランプ機構本体80の裏面に
固定され搬送装置側に設置された案内受け89に沿って
鋼管列の幅方向へ移動自在に案内された上下一対の案内
シャフト90と、機構本体80の裏面に固定された案内
ラック91と、このラック91に噛合するべく搬送装置
側に設置されたピニオン92とを備え、ピニオン92は
図示しない駆動源からチェーンを介して回転自在に駆動
されている。
【0050】さらに、この第2クランプ機構39には、
第2クランプ27のクランプ時に既挿入済み紐の端部を
同時にクランプするのを回避させるための紐払い落とし
機構94が設けられている。この紐払い落とし機構94
は、図12のごとく、前記クランプ機構本体80の側部
に固定された回転シリンダ95と、この回転シリンダの
回転軸96に固定された払い落としアーム97とを備え
ている。この払い落としアーム97は、その先端に形成
された紐払い落とし用のフック99が少なくともクラン
プ27の把持中心位置に到達するように、ピン98によ
って長さ調整自在に構成されている。
【0051】上記紐組入れ装置15の動作を説明する
と、鋼管列11が段積み位置まで押されると、移動クラ
ンプ機構37のクランプ26が紐引き出し部59から段
積み位置側に張り出した紐14の先端を把持する。次
に、移動クランプ機構37の移動シリンダ63が駆動さ
れ、移動クランプ26が鋼管列の幅方向に移動して搬送
装置側に達する。移動クランプ26が搬送装置側に達す
ると、第2クランプ機構39の昇降シリンダ83が駆動
してクランプ板82を上昇させ、次にクランプシリンダ
86を駆動して第2クランプ27で紐14の先端を把持
する。
【0052】このとき、払い落とし機構94の回転シリ
ンダ95を駆動して払い落としアーム97を下方へ回動
すれば、既に段積後の鋼管束12間に介在された紐14
の端部を下方へ落とすことになるので、これらの紐が第
2クランプ27でクランプされるのを防止することがで
きる。
【0053】次に、第2クランプ27で紐14の先端を
把持したならば、移動クランプ26を開放し、第2クラ
ンプ機構39の昇降シリンダ83を駆動して第2クラン
プ27を降下させるとともに、移動クランプ機構37の
移動シリンダ63を駆動して移動クランプ26を切断機
構38よりも装置本体35側に後退させる。
【0054】次に、切断機構38の昇降シリンダ73に
よってカッタ28を上昇させ、カッタシリンダ77によ
ってカッタ28を閉じて紐14を切断する。このとき、
切断機構38の案内溝74に紐14が介在されており、
かつ紐供給機構36においてもブレーキ機構52によっ
てバックテンションをかけているので、このままの状態
でも紐14の切断部に十分な張力が作用しており、十分
切断可能である。ただ、移動クランプ機構37の移動ク
ランプ26でクランプしながら切断すれば、より確実に
紐14を切断することができる。
【0055】紐14の切断後に第2クランプ27を開放
すれば、鋼管列11の上側に切断された紐14が落下す
るので、リフター29を降下してテーブル29aを鋼管
列11の高さ及び紐14の径に見合う分だけ降下させれ
ば、その上面が次の鋼管列11の搬入面と面一になる。
【0056】この動作を繰り返し行い、所定段数の鋼管
列11が段積みされれば、リフター29を下げて鋼管束
12をローラテーブル17上に載せ、ローラテーブル1
7を駆動して鋼管束12を払い出し、結束装置16で所
定間隔に結束帯30を結束して出荷する。
【0057】なお、紐供給機構36のボビン49の紐1
4がなくなれば、検出棒55が下降してこれをリミット
スイッチ56が検出するので、装置を停止して、他方の
ボビン49から紐14を引き出し部から引き出し、紐組
入れ作業を再開する。
【0058】このような紐組入れ動作は、紐の入れ替え
作業を除き、すべて自動的に行われるので、鋼管1の生
産効率を従来とほとんど低下させずに行える利点があ
り、また、鋼管の上下面に紐14により空隙32を形成
することができるため、白錆の発生を防止できる利点が
ある。
【0059】また、鋼管の長さにより結束位置が予め決
まっているので、これに合わせて装置本体35をレール
41に沿って移動設置し、紐組入れ位置を変更設定する
ことができ、鋼管の長さを問わず、結束位置と紐挿入位
置とを一致させることができる。従って、図3の(b)
に示すような鋼管同士の接触31が防止でき、図3の
(a)のごとく、鋼管1の長さ方向全域にわたって空隙
32が形成できる利点がある。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、紐組入れ位置と結束帯の結束位置とを一致させ
ているので、上下の鋼管間の全長さ方向に空隙が形成さ
れることになり、この間の通気性が良好となって錆の発
生を防ぐことができる。
【0061】特に、鋼管として、表面に溶融亜鉛メッキ
が施された角形鋼管である場合に本発明を適用すれば、
その防錆効果が大となる。
【0062】また、本発明の紐組入れ装置によれば、紐
の先端を挟持して鋼管列の段積み位置を横断可能な移動
クランプ機構と、紐供給機構側に設けられた紐基端部の
切断機構とを含む構成を採用しているので、各段の鋼管
列間に防錆用の紐を自動的に挿入でき、生産の効率化が
図れる。
【0063】また、装置本体を鋼管の長さ方向に移動・
固定自在に構成すれば、鋼管の長さに対応して結束位置
と紐組入れ位置とを自動的に一致させることができると
いった優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紐組入れ装置を継ぎ目鋼管の生産ライ
ンに使用した例を示す概略図
【図2】鋼管生産ラインで防錆用の紐組入れ装置に関連
した概略動作を示すフローチャート
【図3】紐組入れ位置と結束位置との関係を示す図であ
り、(a)は両者を一致させた状態を、(b)は両者の
位置が異なる状態をそれぞれ示す。
【図4】紐組入れ装置と鋼管との関係を示す平面図
【図5】紐組入れ装置の側面図
【図6】同じくその平面図
【図7】移動クランプ機構の斜視図
【図8】同じく切断機構の側面図
【図9】同じくその正面図
【図10】第2クランプ機構の側面図
【図11】同じくその拡大側面図
【図12】同じくその正面図
【符号の説明】
1 鋼管 11 鋼管列 12 鋼管束 14 紐 15 紐組入れ装置 16 結束装置 17 ローラテーブル 26 移動クランプ 27 第2クランプ 28 カッタ 29 リフター 30 結束帯 35 装置本体 36 紐供給機構 37 移動クランプ機構 38 切断機構 39 第2クランプ機構 41 レール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管を複段複列に段積みして、その長さ
    方向の複数箇所で結束帯により結束するに際して、各鋼
    管の上下面に発生する錆を防止するために防錆用の紐を
    鋼管列の各段毎に挿入して空隙を形成し、この紐組入れ
    位置を結束帯の結束位置と一致させることを特徴とする
    結束鋼管束の防錆用紐組入れ方法。
  2. 【請求項2】前記鋼管は表面に溶融亜鉛メッキが施され
    た角形鋼管である請求項1記載の結束鋼管の防錆用紐組
    入れ方法。
  3. 【請求項3】鋼管を複段複列に段積みして、その長さ方
    向の複数箇所で結束帯により結束する結束鋼管束におい
    て、各鋼管の上下面に発生する錆を防止するために防錆
    用の紐が鋼管列の各段毎に介在され、この紐組入れ位置
    と結束帯の結束位置とが一致するようにされた結束鋼管
    束の防錆用紐組入れ構造。
  4. 【請求項4】鋼管を複段複列に配列段積みして、その長
    さ方向の複数箇所で結束帯により結束するに際して、各
    鋼管の上下面に発生する錆を防止するために各段の鋼管
    列間に防錆用の紐を挿入して空隙を形成するための紐組
    入れ装置であって、前記鋼管列の列方向の一端部に設け
    られた装置本体と、該装置本体に設置された紐供給機構
    と、前記紐の先端を挟持して前記鋼管列の段積み位置を
    横断可能な移動クランプ機構と、前記紐供給機構側に設
    けられた紐基端部の切断機構とを含むことを特徴とする
    結束鋼管束の防錆用の紐組入れ装置。
  5. 【請求項5】前記鋼管の長さに応じて紐組入れ位置を結
    束帯の結束位置と一致させるべく、前記装置本体が鋼管
    の長さ方向に移動・固定自在とされた請求項4記載の結
    束鋼管束の紐組入れ装置。
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