JPH10119359A - カラーページプリンタ制御装置 - Google Patents
カラーページプリンタ制御装置Info
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- JPH10119359A JPH10119359A JP8279149A JP27914996A JPH10119359A JP H10119359 A JPH10119359 A JP H10119359A JP 8279149 A JP8279149 A JP 8279149A JP 27914996 A JP27914996 A JP 27914996A JP H10119359 A JPH10119359 A JP H10119359A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ドットパターンデータを受信してから用紙に転
写するまでに2ページ以上のドットパターンデータを保
持するカラープリンタ装置28において、用紙無しエラー
が発生した時の処理の高速化を実現する。 【解決手段】本発明では4色分のページメモリの使用状
態を管理するテーブルとページメモリの管理テーブルの
使用状態を 更新するための先入れ先出しポインタ(F
IFOポインタ)を用意し、ページメモリの確保と印刷
データの展開、ページメモリの開放とクリアのタイミン
グを管理することで、エラー回復後に上位装置から再度
データを受信しなくても、カラープリンタ装置28に再度
ドットパターンデータを送出できるようにする。
写するまでに2ページ以上のドットパターンデータを保
持するカラープリンタ装置28において、用紙無しエラー
が発生した時の処理の高速化を実現する。 【解決手段】本発明では4色分のページメモリの使用状
態を管理するテーブルとページメモリの管理テーブルの
使用状態を 更新するための先入れ先出しポインタ(F
IFOポインタ)を用意し、ページメモリの確保と印刷
データの展開、ページメモリの開放とクリアのタイミン
グを管理することで、エラー回復後に上位装置から再度
データを受信しなくても、カラープリンタ装置28に再度
ドットパターンデータを送出できるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーページプリ
ンタ制御装置において印刷性能を低下させることなく、
用紙無しなどのエラーの回復後の印刷を上位装置からの
再試行なしで実現するためのページメモリ制御方式に関
する。
ンタ制御装置において印刷性能を低下させることなく、
用紙無しなどのエラーの回復後の印刷を上位装置からの
再試行なしで実現するためのページメモリ制御方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】図2は4色の印字色31(Yellow、Magent
a、Cyan、Black)を持つカラーページプリンタ装置28
が、各色に対応したページメモリ7〜10に展開されたド
ットパターンデータを紙面上で合成することによって行
うカラー印刷の原理を示したものである。
a、Cyan、Black)を持つカラーページプリンタ装置28
が、各色に対応したページメモリ7〜10に展開されたド
ットパターンデータを紙面上で合成することによって行
うカラー印刷の原理を示したものである。
【0003】カラーページプリンタでは、4色(Yello
w、Magenta、Cyan、Black)ないし3色(Yellow、Magen
ta、Cyan)の印字色を持ち、これに対応して、4面ない
し三面のページメモリを具備している。一般的には、プ
リンタの色の表現である減法混色ではYellow、Magent
a、Cyanの3色を重ねると論理的には黒の表現ができる
が、実際には各色の再現性の傾向によりこげ茶や濃紺の
ような色になるため、Yellow、Magenta、Cyan、Blackの
4色を使用することが多い。
w、Magenta、Cyan、Black)ないし3色(Yellow、Magen
ta、Cyan)の印字色を持ち、これに対応して、4面ない
し三面のページメモリを具備している。一般的には、プ
リンタの色の表現である減法混色ではYellow、Magent
a、Cyanの3色を重ねると論理的には黒の表現ができる
が、実際には各色の再現性の傾向によりこげ茶や濃紺の
ような色になるため、Yellow、Magenta、Cyan、Blackの
4色を使用することが多い。
【0004】また、カラーページプリンタには各種印刷
方式があるが、本発明が対象としている印刷方式の一例
を図3に、カラープリンタ装置内概略図およびページの
保有状態を図4に示す。本印刷方式では、感光体ベルト
31にレーザ37で各色毎の像を作成し、作成した像に各色
の現像器32によりトナーを付着させ、これを転写ドラム
33に移す。これを各色行い、転写ドラム33上に4色分の
トナーを付着させ、その後用紙に転写させる。したがっ
て、本印刷方式では、転写ドラム33と感光体ベルト31に
は異なるページのデータが記録されている場合があり、
この場合の感光体ベルト31上のページデータに対する用
紙無しは転写ドラム33上のページデータを用紙に転写し
た後になる。
方式があるが、本発明が対象としている印刷方式の一例
を図3に、カラープリンタ装置内概略図およびページの
保有状態を図4に示す。本印刷方式では、感光体ベルト
31にレーザ37で各色毎の像を作成し、作成した像に各色
の現像器32によりトナーを付着させ、これを転写ドラム
33に移す。これを各色行い、転写ドラム33上に4色分の
トナーを付着させ、その後用紙に転写させる。したがっ
て、本印刷方式では、転写ドラム33と感光体ベルト31に
は異なるページのデータが記録されている場合があり、
この場合の感光体ベルト31上のページデータに対する用
紙無しは転写ドラム33上のページデータを用紙に転写し
た後になる。
【0005】以下に従来のカラーページプリンタにおけ
る制御方式について示す。
る制御方式について示す。
【0006】図3に示すように上位装置より受信した印
刷データをMPU部で解析し、各色のドットパターンデ
ータに分解し、各色のページメモリに展開する。
刷データをMPU部で解析し、各色のドットパターンデ
ータに分解し、各色のページメモリに展開する。
【0007】カラー印刷の場合、1ページ分の印刷デー
タを各色のページメモリ7〜10に展開するとドットパ
ターンデータ送出回路を通して各色毎(例えば、Yello
w、Magenta、Cyan、Blackの順に)にカラープリンタ装
置28に送出する。この場合、ページメモリ7〜10の開
放は全色のドットパターンデータをカラープリンタ装置
28に送出後に行い、ページメモリ7〜10のクリアは次
のページの印刷データを展開する直前に行っていた。全
色のドットパターンデータのカラープリンタ装置28への
送出完了前に用紙無しが発生した場合には、再度全色の
ドットパターンデータをカラープリンタ装置28に送出し
て再印刷していた。
タを各色のページメモリ7〜10に展開するとドットパ
ターンデータ送出回路を通して各色毎(例えば、Yello
w、Magenta、Cyan、Blackの順に)にカラープリンタ装
置28に送出する。この場合、ページメモリ7〜10の開
放は全色のドットパターンデータをカラープリンタ装置
28に送出後に行い、ページメモリ7〜10のクリアは次
のページの印刷データを展開する直前に行っていた。全
色のドットパターンデータのカラープリンタ装置28への
送出完了前に用紙無しが発生した場合には、再度全色の
ドットパターンデータをカラープリンタ装置28に送出し
て再印刷していた。
【0008】また、モノクロ印刷の場合、1ページ分の
印刷データを4色分あるページメモリの何れかの空いて
いるページメモリに展開するとドットパターンデータ送
出回路200を通してカラープリンタ装置28に送出する。
カラープリンタ装置28にドットパターンデータの送出を
開始すると、次のページの印刷データを別の空いている
ページメモリに随時展開する。この場合、ページメモリ
の開放は当該ページの排出が完了後に行い、ページメモ
リのクリアは次のページの印刷データを展開する直前に
行っていた。用紙無しが発生した場合には、用紙無しが
発生した時点で未排出のページから再度ドットパターン
データをカラープリンタ装置28に送出して再印刷してい
た。
印刷データを4色分あるページメモリの何れかの空いて
いるページメモリに展開するとドットパターンデータ送
出回路200を通してカラープリンタ装置28に送出する。
カラープリンタ装置28にドットパターンデータの送出を
開始すると、次のページの印刷データを別の空いている
ページメモリに随時展開する。この場合、ページメモリ
の開放は当該ページの排出が完了後に行い、ページメモ
リのクリアは次のページの印刷データを展開する直前に
行っていた。用紙無しが発生した場合には、用紙無しが
発生した時点で未排出のページから再度ドットパターン
データをカラープリンタ装置28に送出して再印刷してい
た。
【0009】このため、カラー印刷、モノクロ印刷とも
ページメモリのクリアを次のページの印刷データをペー
ジメモリに展開する直前で行っているため、メモリクリ
アに要する時間が印刷性能の低下の要因になっていた。
また、モノクロ印刷では、ページの排出完了までページ
メモリを開放していなかったため、これも印刷性能の低
下の要因になっており、用紙無しの回復後の再印刷でも
用紙無し発生時の未排出のページから行っていたため、
同一ページが重複して出力されていた。
ページメモリのクリアを次のページの印刷データをペー
ジメモリに展開する直前で行っているため、メモリクリ
アに要する時間が印刷性能の低下の要因になっていた。
また、モノクロ印刷では、ページの排出完了までページ
メモリを開放していなかったため、これも印刷性能の低
下の要因になっており、用紙無しの回復後の再印刷でも
用紙無し発生時の未排出のページから行っていたため、
同一ページが重複して出力されていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】カラープリンタ装置28
が保有している印刷性能を実現するには、一般的に1ペ
ージ分の印刷データを展開したドットパターンデータの
カラープリンタ装置28への送出時間内に次のページのド
ットパターンの展開処理が完了できる展開処理性能を具
備し、1ページ分の印刷データを展開したドットパター
ンデータのカラープリンタ装置28への送出中に次のペー
ジのドットパターンの展開処理を並列して行い、ドット
パターンのカラープリンタ装置28への送出完了時に直に
次のページのドットパターンをプリンタに送出する必要
がある。したがって、ドットパターン展開処理性能と2
ページ分のページメモリがカラープリンタ装置28の保有
している印刷性能を実現するための必要条件となる。と
ころが、ドットパターンデータを受信してから用紙に転
写するまでに2ページ以上のドットパターンデータを保
持するカラープリンタ装置28では、ドットパターン展開
したデータをカラープリンタ装置28に送出した後にその
ページに対する用紙無しが発生する場合があり、この場
合には用紙無しが回復された後にカラープリンタ装置28
に再度そのページのドットパターンデータを送出しなけ
ればならないので、カラープリンタ装置28にドットパタ
ーンデータを送出した後もページメモリのデータを保持
しなければならず、2ページ分のページメモリでは展開
したドットパターンデータのカラープリンタ装置28への
送出と次のページのドットパターン展開処理を並列して
行えないという問題がある。即ち、ページメモリに展開
したドットパターンデータのカラープリンタ装置28への
送出後に用紙無しなどのエラーが発生すると、エラー回
復後の再印刷でページメモリに展開したドットパターン
データの保存が必要になるため、ページメモリの開放が
遅れ、次のページの印刷データの展開が待たされ、印刷
性能が低下してしまう。
が保有している印刷性能を実現するには、一般的に1ペ
ージ分の印刷データを展開したドットパターンデータの
カラープリンタ装置28への送出時間内に次のページのド
ットパターンの展開処理が完了できる展開処理性能を具
備し、1ページ分の印刷データを展開したドットパター
ンデータのカラープリンタ装置28への送出中に次のペー
ジのドットパターンの展開処理を並列して行い、ドット
パターンのカラープリンタ装置28への送出完了時に直に
次のページのドットパターンをプリンタに送出する必要
がある。したがって、ドットパターン展開処理性能と2
ページ分のページメモリがカラープリンタ装置28の保有
している印刷性能を実現するための必要条件となる。と
ころが、ドットパターンデータを受信してから用紙に転
写するまでに2ページ以上のドットパターンデータを保
持するカラープリンタ装置28では、ドットパターン展開
したデータをカラープリンタ装置28に送出した後にその
ページに対する用紙無しが発生する場合があり、この場
合には用紙無しが回復された後にカラープリンタ装置28
に再度そのページのドットパターンデータを送出しなけ
ればならないので、カラープリンタ装置28にドットパタ
ーンデータを送出した後もページメモリのデータを保持
しなければならず、2ページ分のページメモリでは展開
したドットパターンデータのカラープリンタ装置28への
送出と次のページのドットパターン展開処理を並列して
行えないという問題がある。即ち、ページメモリに展開
したドットパターンデータのカラープリンタ装置28への
送出後に用紙無しなどのエラーが発生すると、エラー回
復後の再印刷でページメモリに展開したドットパターン
データの保存が必要になるため、ページメモリの開放が
遅れ、次のページの印刷データの展開が待たされ、印刷
性能が低下してしまう。
【0011】本発明の目的は、ドットパターンデータを
受信してから用紙に転写するまでに最大3ページ分のド
ットパターンデータを保持するカラープリンタ装置28を
制御するカラーページプリンタ制御装置のページメモリ
を増加することなく、カラーページカラープリンタ装置
28では必須となる4色分のページメモリを有効利用する
ことでカラー印刷やモノクロ印刷で印刷性能を低下させ
ることなく、用紙無しなどのエラー処理にも対応出来る
印刷方式を提供することにある。また、ドットパターン
データを受信してから用紙に転写するまでに3ページを
超えるドットパターンデータを保持するカラープリンタ
装置28を制御する場合には、ページメモリを増加するこ
となく、カラー印刷やモノクロ印刷で印刷性能の低下を
最少にする。
受信してから用紙に転写するまでに最大3ページ分のド
ットパターンデータを保持するカラープリンタ装置28を
制御するカラーページプリンタ制御装置のページメモリ
を増加することなく、カラーページカラープリンタ装置
28では必須となる4色分のページメモリを有効利用する
ことでカラー印刷やモノクロ印刷で印刷性能を低下させ
ることなく、用紙無しなどのエラー処理にも対応出来る
印刷方式を提供することにある。また、ドットパターン
データを受信してから用紙に転写するまでに3ページを
超えるドットパターンデータを保持するカラープリンタ
装置28を制御する場合には、ページメモリを増加するこ
となく、カラー印刷やモノクロ印刷で印刷性能の低下を
最少にする。
【0012】尚、4色分のページメモリを2ページ分用
意するには、カラーページプリンタ制御装置に具備する
メモリ容量を大幅に増やすことになり、コスト高とな
る。このため、カラーページプリンタでは、カラー印刷
時は1ページ分のページメモリで印刷し、モノクロ印刷
はカラー印刷1ページ分、即ち4色分のページメモリで
カラープリンタ装置28が保有する印刷性能を実現する装
置構成も考えられる。カラーページプリンタの運用にお
いては、必ずしもカラー印刷のみを行うわけではなく、
モノクロ印刷も大きな比重を占めている。
意するには、カラーページプリンタ制御装置に具備する
メモリ容量を大幅に増やすことになり、コスト高とな
る。このため、カラーページプリンタでは、カラー印刷
時は1ページ分のページメモリで印刷し、モノクロ印刷
はカラー印刷1ページ分、即ち4色分のページメモリで
カラープリンタ装置28が保有する印刷性能を実現する装
置構成も考えられる。カラーページプリンタの運用にお
いては、必ずしもカラー印刷のみを行うわけではなく、
モノクロ印刷も大きな比重を占めている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のために、
本発明では4色分のページメモリの使用状態を管理する
テーブルと前記ページメモリの管理テーブルの使用状態
を更新するための先入れ先出しポインタ(FIFOポイ
ンタ)を用意し、ページメモリの確保と印刷データの展
開、ページメモリの開放とクリアのタイミングを管理す
る。また、本例ではドットパターン送出回路には指示に
より、ページメモリからドットパターンデータを読み出
してカラープリンタ装置28に送出するだけの機能と、ペ
ージメモリからドットパターンデータを読み出してカラ
ープリンタ装置28に送出した後ページメモリをクリアす
る機能があるものとする。
本発明では4色分のページメモリの使用状態を管理する
テーブルと前記ページメモリの管理テーブルの使用状態
を更新するための先入れ先出しポインタ(FIFOポイ
ンタ)を用意し、ページメモリの確保と印刷データの展
開、ページメモリの開放とクリアのタイミングを管理す
る。また、本例ではドットパターン送出回路には指示に
より、ページメモリからドットパターンデータを読み出
してカラープリンタ装置28に送出するだけの機能と、ペ
ージメモリからドットパターンデータを読み出してカラ
ープリンタ装置28に送出した後ページメモリをクリアす
る機能があるものとする。
【0014】カラー印刷時、FIFOポインタで示され
るページメモリ管理テーブルが未使用状態を示していれ
ば、使用中のフラグとカラー印刷の識別子を設定して対
応するページメモリを4色分確保する。確保したページ
メモリに印刷データをドットパターン展開する。1ペー
ジ分の印刷データをドットパターン展開するとYelllo
w、Magenta、Cyan、Blackの色の順番にカラープリンタ
装置28にドットパターンデータを送出する。最初のYell
owとMagenta、Cyanの色のドットパターンデータを送出
する場合には、ページメモリを保存するためドットパタ
ーン送出回路に対して読み出してカラープリンタ装置28
に送出するだけの指示とする。また、Blackの色のドッ
トパターンデータを送出する場合には、ページメモリを
保存するためドットパターン送出回路に対して読み出し
てカラープリンタ装置28に送出後クリアする指示とす
る。3色目のCyanの色のドットパターンデータのカラー
プリンタ装置28への送出が完了したら、このページに対
する用紙無しは発生しないので、Blackの色のドットパ
ターンデータのカラープリンタ装置28への送出中にYell
owとMagenta、Cyanの色のページメモリをクリアして対
応するページメモリ管理テーブルを未使用状態にする。
Blackの色のドットパターンデータのカラープリンタ装
置28への送出が完了すれば、ページメモリは既にクリア
されているので、そのまま対応するページメモリ管理テ
ーブルを未使用状態にする。Blackの色のドットパター
ンデータのカラープリンタ装置28への送出が完了すれ
ば、4色のページメモリが全て未使用状態になるので、
直ちに次のページの印刷データをページメモリにドット
パターン展開できる。
るページメモリ管理テーブルが未使用状態を示していれ
ば、使用中のフラグとカラー印刷の識別子を設定して対
応するページメモリを4色分確保する。確保したページ
メモリに印刷データをドットパターン展開する。1ペー
ジ分の印刷データをドットパターン展開するとYelllo
w、Magenta、Cyan、Blackの色の順番にカラープリンタ
装置28にドットパターンデータを送出する。最初のYell
owとMagenta、Cyanの色のドットパターンデータを送出
する場合には、ページメモリを保存するためドットパタ
ーン送出回路に対して読み出してカラープリンタ装置28
に送出するだけの指示とする。また、Blackの色のドッ
トパターンデータを送出する場合には、ページメモリを
保存するためドットパターン送出回路に対して読み出し
てカラープリンタ装置28に送出後クリアする指示とす
る。3色目のCyanの色のドットパターンデータのカラー
プリンタ装置28への送出が完了したら、このページに対
する用紙無しは発生しないので、Blackの色のドットパ
ターンデータのカラープリンタ装置28への送出中にYell
owとMagenta、Cyanの色のページメモリをクリアして対
応するページメモリ管理テーブルを未使用状態にする。
Blackの色のドットパターンデータのカラープリンタ装
置28への送出が完了すれば、ページメモリは既にクリア
されているので、そのまま対応するページメモリ管理テ
ーブルを未使用状態にする。Blackの色のドットパター
ンデータのカラープリンタ装置28への送出が完了すれ
ば、4色のページメモリが全て未使用状態になるので、
直ちに次のページの印刷データをページメモリにドット
パターン展開できる。
【0015】モノクロ印刷時、FIFOポインタで示さ
れるページメモリ管理テーブルが未使用状態を示してい
れば、使用中のフラグとモノクロ印刷の識別子を設定し
て対応するページメモリを1色分確保する。FIFOポ
インタ41は更新する。1ページ分の印刷データをドット
パターン展開するとドットパターンデータを送出する。
ドットパターンデータを送出する場合には、ページメモ
リを保存するためドットパターン送出回路に対して読み
出してカラープリンタ装置28に送出するだけの指示とす
る。次以降のページに対しても最初のページと同様にペ
ージメモリの確保とドットパターン展開、ドットパター
ンデータのカラープリンタ装置28への送出を行う。カラ
ープリンタ装置28へのドットパターンデータ送出が完了
すると、少なくとも前のページに対する用紙無しは発生
しないので、前のページページメモリ管理テーブルが使
用中を示しいれば、対応するページメモリをクリアして
ページメモリ管理テーブルを未使用状態にする。モノク
ロ印刷の場合には、当該ページに対する排出完了のイベ
ントでもFIFOポインタ41が示しているページメモリ
管理テーブルに対応するページメモリをクリアしてペー
ジメモリ管理テーブルを未使用状態にする。
れるページメモリ管理テーブルが未使用状態を示してい
れば、使用中のフラグとモノクロ印刷の識別子を設定し
て対応するページメモリを1色分確保する。FIFOポ
インタ41は更新する。1ページ分の印刷データをドット
パターン展開するとドットパターンデータを送出する。
ドットパターンデータを送出する場合には、ページメモ
リを保存するためドットパターン送出回路に対して読み
出してカラープリンタ装置28に送出するだけの指示とす
る。次以降のページに対しても最初のページと同様にペ
ージメモリの確保とドットパターン展開、ドットパター
ンデータのカラープリンタ装置28への送出を行う。カラ
ープリンタ装置28へのドットパターンデータ送出が完了
すると、少なくとも前のページに対する用紙無しは発生
しないので、前のページページメモリ管理テーブルが使
用中を示しいれば、対応するページメモリをクリアして
ページメモリ管理テーブルを未使用状態にする。モノク
ロ印刷の場合には、当該ページに対する排出完了のイベ
ントでもFIFOポインタ41が示しているページメモリ
管理テーブルに対応するページメモリをクリアしてペー
ジメモリ管理テーブルを未使用状態にする。
【0016】以上のようなページメモリの管理を行うこ
とにより、ドットパターンデータのカラープリンタ装置
28への送出が完了した後に用紙無しのエラーが発生して
も、ページメモリにはドットパターンデータが保存され
ているので、エラー回復後に上位装置から再度データを
受信しなくても、カラープリンタ装置28に再度ドットパ
ターンデータを送出することができ、かつページメモリ
の空き待ちによる印刷性能の低下がない。
とにより、ドットパターンデータのカラープリンタ装置
28への送出が完了した後に用紙無しのエラーが発生して
も、ページメモリにはドットパターンデータが保存され
ているので、エラー回復後に上位装置から再度データを
受信しなくても、カラープリンタ装置28に再度ドットパ
ターンデータを送出することができ、かつページメモリ
の空き待ちによる印刷性能の低下がない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例について図
面を用いて詳細に説明する。
面を用いて詳細に説明する。
【0018】図3は、本発明のカラープリンタ制御装置
29と上位装置27および、下位装置であるカラープリンタ
装置28で構成されるシステムであり、カラープリンタ制
御装置29についてはその主要構成を示す。カラープリン
タ制御装置28は、上位装置27から受信した印刷データ
を、図示しない受信バッファに取り込み、これをMPU
部100で解析した後に、Yellow,Magenta,Cyan,Black
の各色に対応したドットパターンに展開し、それぞれ各
色に対応した4面のページメモリ7〜10に書き込み、こ
れを各色毎に順次ドットパターン送出回路(DMA)20
0を介してカラープリンタ装置28に送出する。カラープ
リンタ装置28はカラープリンタ制御装置29からの信号を
受けて紙面に印刷する。カラープリンタ装置28は各色毎
にドットパターンデータを受信し、レーザ光により感光
体ベルト31に潜像を作り、現像部32により対応した色ト
ナーを付着させ、感光体ベルト31上のトナーを転写ドラ
ム33に移す。これを4色分繰り返し、転写ドラム33に4
色分のトナーを付着させた後、用紙に転写して印刷す
る。本実施例でのカラープリンタ装置28では、ドットパ
ターンデータを受信してから用紙に転写するまでに最大
3ページ分のドットパターンデータを保持するものとす
る。これは、カラー印刷時1ページと2色分の場合と3
色分の場合がある。即ち、前者はドットパターンデータ
を受信し、レーザ光により感光体ベルト31に潜像中の
色、現像部32により対応した色トナーを付着させてトナ
ーを転写ドラム33に移す直前の色、転写ドラム33から用
紙に転写しているページの場合があり、後者はレーザ光
により感光体ベルト31に潜像中の色、現像部32により対
応した色トナーを付着させてトナーを転写ドラム33に移
す直前の色、転写ドラム33にトナーが付着している色で
ある。前者の場合では前のページの印刷中であるため、
2ページ目のデータに対する用紙無しが未だ検出できな
い状態である。一方、後者の場合には、用紙無しが検出
できる状態である。
29と上位装置27および、下位装置であるカラープリンタ
装置28で構成されるシステムであり、カラープリンタ制
御装置29についてはその主要構成を示す。カラープリン
タ制御装置28は、上位装置27から受信した印刷データ
を、図示しない受信バッファに取り込み、これをMPU
部100で解析した後に、Yellow,Magenta,Cyan,Black
の各色に対応したドットパターンに展開し、それぞれ各
色に対応した4面のページメモリ7〜10に書き込み、こ
れを各色毎に順次ドットパターン送出回路(DMA)20
0を介してカラープリンタ装置28に送出する。カラープ
リンタ装置28はカラープリンタ制御装置29からの信号を
受けて紙面に印刷する。カラープリンタ装置28は各色毎
にドットパターンデータを受信し、レーザ光により感光
体ベルト31に潜像を作り、現像部32により対応した色ト
ナーを付着させ、感光体ベルト31上のトナーを転写ドラ
ム33に移す。これを4色分繰り返し、転写ドラム33に4
色分のトナーを付着させた後、用紙に転写して印刷す
る。本実施例でのカラープリンタ装置28では、ドットパ
ターンデータを受信してから用紙に転写するまでに最大
3ページ分のドットパターンデータを保持するものとす
る。これは、カラー印刷時1ページと2色分の場合と3
色分の場合がある。即ち、前者はドットパターンデータ
を受信し、レーザ光により感光体ベルト31に潜像中の
色、現像部32により対応した色トナーを付着させてトナ
ーを転写ドラム33に移す直前の色、転写ドラム33から用
紙に転写しているページの場合があり、後者はレーザ光
により感光体ベルト31に潜像中の色、現像部32により対
応した色トナーを付着させてトナーを転写ドラム33に移
す直前の色、転写ドラム33にトナーが付着している色で
ある。前者の場合では前のページの印刷中であるため、
2ページ目のデータに対する用紙無しが未だ検出できな
い状態である。一方、後者の場合には、用紙無しが検出
できる状態である。
【0019】カラー印刷時の動作を図5を用いて説明す
る。ページメモリは4色×2ページ分設けてあるものと
する。1ページの印刷データを上位装置から受信する
と、FIFOポインタ41で示されるページメモリ管理テ
ーブル42が未使用状態を示していれば、使用中のフラグ
とカラー印刷の識別子を設定して対応するページメモリ
を4色分確保する。FIFOポインタ41を+4更新す
る。ページメモリ管理テーブル42はページメモリ7〜1
4に対応しており、FIFOポインタ41の初期値はペー
ジメモリ管理テーブル42を示しており、ページメモリ管
理テーブル7〜14の初期値は未使用状態である。した
がって、1ページ目の印刷データに対してページメモリ
7〜10が確保され印刷データをドットパターン展開す
る。1ページ分の印刷データをドットパターン展開する
とYelllow、Magenta、Cyan、Blackの色の順番にプリン
タにドットパターンデータを送出する。最初のYellowと
Magenta、Cyanの色のドットパターンデータを送出する
場合には、ページメモリを保存するためドットパターン
送出回路200に対して読み出してカラープリンタ装置28
に送出するだけの指示とする。また、Blackの色のドッ
トパターンデータを送出する場合には、ページメモリを
保存するためドットパターン送出回路200に対して読み
出してカラープリンタ装置28に送出後クリアする指示と
する。3色目のCyanの色のドットパターンデータのカラ
ープリンタ装置28への送出が完了したら、このページに
対する用紙無しは発生しないので、Blackの色のドット
パターンデータのカラープリンタ装置28への送出中にYe
llowとMagenta、Cyanの色のページメモリをクリアして
対応するページメモリ管理テーブルを未使用状態にす
る。Blackの色のドットパターンデータのカラープリン
タ装置28への送出が完了すれば、ページメモリは既にク
リアされているので、そのまま対応するページメモリ管
理テーブル42を未使用状態にする。Blackの色のドット
パターンデータのカラープリンタ装置28への送出が完了
すれば、4色のページメモリ7〜10が全て未使用状態
になるので、直ちに次のページの印刷データをページメ
モリにドットパターン展開できる。一方、1ページ目の
ドットパターンデータのカラープリンタ装置28への送出
中に、2ページ目の印刷データを受信し、1ページ目と
同様にページメモリ11〜14を確保し、ドットパター
ン展開する。1ページ目のドットパターンデータのカラ
ープリンタ装置28への送出が完了する前に、2ページ目
の印刷データの展開処理が完了していれば、1ページ目
のドットパターンデータのカラープリンタ装置28への送
出が完了後直に2ページ目のドットパターンデータのカ
ラープリンタ装置28への送出を開始すると共に、3ペー
ジ目の印刷データを受信し、1ページ目、2ページ目と
同様にページメモリ7〜10を確保し、ドットパターン
展開する。また、YellowとMagenta、Cyanの色のドット
パターンデータの送出が完了する前に用紙無しを検出し
た場合には、ページメモリにドットパターンデータが保
存されているので、用紙無しの回復後上位装置から再度
データを受信しなくてもドットパターンデータをカラー
プリンタ装置28に再度送出することができる。
る。ページメモリは4色×2ページ分設けてあるものと
する。1ページの印刷データを上位装置から受信する
と、FIFOポインタ41で示されるページメモリ管理テ
ーブル42が未使用状態を示していれば、使用中のフラグ
とカラー印刷の識別子を設定して対応するページメモリ
を4色分確保する。FIFOポインタ41を+4更新す
る。ページメモリ管理テーブル42はページメモリ7〜1
4に対応しており、FIFOポインタ41の初期値はペー
ジメモリ管理テーブル42を示しており、ページメモリ管
理テーブル7〜14の初期値は未使用状態である。した
がって、1ページ目の印刷データに対してページメモリ
7〜10が確保され印刷データをドットパターン展開す
る。1ページ分の印刷データをドットパターン展開する
とYelllow、Magenta、Cyan、Blackの色の順番にプリン
タにドットパターンデータを送出する。最初のYellowと
Magenta、Cyanの色のドットパターンデータを送出する
場合には、ページメモリを保存するためドットパターン
送出回路200に対して読み出してカラープリンタ装置28
に送出するだけの指示とする。また、Blackの色のドッ
トパターンデータを送出する場合には、ページメモリを
保存するためドットパターン送出回路200に対して読み
出してカラープリンタ装置28に送出後クリアする指示と
する。3色目のCyanの色のドットパターンデータのカラ
ープリンタ装置28への送出が完了したら、このページに
対する用紙無しは発生しないので、Blackの色のドット
パターンデータのカラープリンタ装置28への送出中にYe
llowとMagenta、Cyanの色のページメモリをクリアして
対応するページメモリ管理テーブルを未使用状態にす
る。Blackの色のドットパターンデータのカラープリン
タ装置28への送出が完了すれば、ページメモリは既にク
リアされているので、そのまま対応するページメモリ管
理テーブル42を未使用状態にする。Blackの色のドット
パターンデータのカラープリンタ装置28への送出が完了
すれば、4色のページメモリ7〜10が全て未使用状態
になるので、直ちに次のページの印刷データをページメ
モリにドットパターン展開できる。一方、1ページ目の
ドットパターンデータのカラープリンタ装置28への送出
中に、2ページ目の印刷データを受信し、1ページ目と
同様にページメモリ11〜14を確保し、ドットパター
ン展開する。1ページ目のドットパターンデータのカラ
ープリンタ装置28への送出が完了する前に、2ページ目
の印刷データの展開処理が完了していれば、1ページ目
のドットパターンデータのカラープリンタ装置28への送
出が完了後直に2ページ目のドットパターンデータのカ
ラープリンタ装置28への送出を開始すると共に、3ペー
ジ目の印刷データを受信し、1ページ目、2ページ目と
同様にページメモリ7〜10を確保し、ドットパターン
展開する。また、YellowとMagenta、Cyanの色のドット
パターンデータの送出が完了する前に用紙無しを検出し
た場合には、ページメモリにドットパターンデータが保
存されているので、用紙無しの回復後上位装置から再度
データを受信しなくてもドットパターンデータをカラー
プリンタ装置28に再度送出することができる。
【0020】モノクロ印刷時の動作を図6を用いて説明
する。尚、モノクロ印刷の場合には、転写ドラム33上で
複数の色のトナーを重ね合せる必要がないので、モノク
ロ印刷ではカラープリンタ装置28内に保持されるドット
パターンデータは最大2ページとする。また、ページメ
モリは4色×1ページ分設けてあるものとする。1ペー
ジの印刷データを上位装置から受信すると、FIFOポ
インタ41で示されるページメモリ管理テーブル42が未使
用状態を示していれば、使用中のフラグとカラー印刷の
識別子を設定して対応するページメモリを1つ確保す
る。ページメモリ管理テーブル42はページメモリ7〜1
0に対応しており、FIFOポインタ41の初期値はペー
ジメモリ管理テーブル42を示しており、ページメモリ管
理テーブル7〜10の初期値は未使用状態である。した
がって、1ページ目の印刷データに対してページメモリ
7が確保され印刷データをドットパターン展開する。F
IFOポインタ41を+1更新する。1ページ分の印刷デ
ータをドットパターン展開するとドットパターンデータ
を送出する。ドットパターンデータを送出する場合に
は、ページメモリを保存するためドットパターン送出回
路100に対して読み出してカラープリンタ装置28に送出
するだけの指示とする。次以降のページに対しても最初
のページと同様にページメモリの確保とドットパターン
展開、ドットパターンデータのカラープリンタ装置28へ
の送出を行う。カラープリンタ装置28へのドットパター
ンデータ送出が完了すると、少なくとも2ページ前のペ
ージに対する用紙無しは発生しないので、2ページ前の
ページページメモリ管理テーブルが使用中を示しいれ
ば、対応するページメモリをクリアしてページメモリ管
理テーブルを未使用状態にする。モノクロ印刷の場合に
は、当該ページに対する排出完了のイベントでもFIF
Oポインタ41が示しているページメモリ管理テーブルに
対応するページメモリをクリアしてページメモリ管理テ
ーブルを未使用状態にする。一方、1ページ目のドット
パターンデータのカラープリンタ装置28への送出中に、
2ページ目の印刷データを受信し、1ページ目と同様に
ページメモリ8を確保し、ドットパターン展開する。1
ページ目のドットパターンデータのカラープリンタ装置
28への送出が完了する前に、2ページ目の印刷データの
展開処理が完了していれば、1ページ目のドットパター
ンデータのカラープリンタ装置28への送出が完了後直に
2ページ目のドットパターンデータのカラープリンタ装
置28への送出を開始すると共に、3ページ目の印刷デー
タを受信し、1ページ目、2ページ目と同様にページメ
モリ9を確保し、ドットパターン展開する。2ページ目
のドットパターンデータのカラープリンタ装置28への送
出が完了する前に、3ページ目の印刷データの展開処理
が完了していれば、2ページ目のドットパターンデータ
のカラープリンタ装置28への送出が完了後直に3ページ
目のドットパターンデータのカラープリンタ装置28への
送出を開始すると共に、3ページ目のドットパターンデ
ータのカラープリンタ装置28への送出が完了すると1ペ
ージ目に対する用紙無しは発生しないので、1ページ目
に対するページメモリ7をクリアし、対応するページメ
モリ管理テーブルを未使用状態にする。その後4ページ
目の印刷データを受信し、1〜3ページ目と同様にペー
ジメモリ10を確保し、ドットパターン展開する。3ペ
ージ目のドットパターンデータのカラープリンタ装置28
への送出が完了する前に、4ページ目の印刷データの展
開処理が完了していれば、3ページ目のドットパターン
データのカラープリンタ装置28への送出が完了後直に4
ページ目のドットパターンデータのカラープリンタ装置
28への送出を開始すると共に、3ページ目のドットパタ
ーンデータのカラープリンタ装置28への送出が完了する
と2ページ目に対する用紙無しは発生しないので、2ペ
ージ目に対するページメモリ8をクリアし、対応するペ
ージメモリ管理テーブルを未使用状態にする。その後、
5ページ目の印刷データを受信し、ページメモリ7を確
保し、ドットパターン展開する。同様に、4ページ目以
降のドットパターンデータのカラープリンタ装置28への
送出完了とページメモリのクリアと解放を行う。印刷デ
ータが途切れると、対応するページの用紙排出完了のイ
ベントで、ページメモリのクリアと解放を行う。
する。尚、モノクロ印刷の場合には、転写ドラム33上で
複数の色のトナーを重ね合せる必要がないので、モノク
ロ印刷ではカラープリンタ装置28内に保持されるドット
パターンデータは最大2ページとする。また、ページメ
モリは4色×1ページ分設けてあるものとする。1ペー
ジの印刷データを上位装置から受信すると、FIFOポ
インタ41で示されるページメモリ管理テーブル42が未使
用状態を示していれば、使用中のフラグとカラー印刷の
識別子を設定して対応するページメモリを1つ確保す
る。ページメモリ管理テーブル42はページメモリ7〜1
0に対応しており、FIFOポインタ41の初期値はペー
ジメモリ管理テーブル42を示しており、ページメモリ管
理テーブル7〜10の初期値は未使用状態である。した
がって、1ページ目の印刷データに対してページメモリ
7が確保され印刷データをドットパターン展開する。F
IFOポインタ41を+1更新する。1ページ分の印刷デ
ータをドットパターン展開するとドットパターンデータ
を送出する。ドットパターンデータを送出する場合に
は、ページメモリを保存するためドットパターン送出回
路100に対して読み出してカラープリンタ装置28に送出
するだけの指示とする。次以降のページに対しても最初
のページと同様にページメモリの確保とドットパターン
展開、ドットパターンデータのカラープリンタ装置28へ
の送出を行う。カラープリンタ装置28へのドットパター
ンデータ送出が完了すると、少なくとも2ページ前のペ
ージに対する用紙無しは発生しないので、2ページ前の
ページページメモリ管理テーブルが使用中を示しいれ
ば、対応するページメモリをクリアしてページメモリ管
理テーブルを未使用状態にする。モノクロ印刷の場合に
は、当該ページに対する排出完了のイベントでもFIF
Oポインタ41が示しているページメモリ管理テーブルに
対応するページメモリをクリアしてページメモリ管理テ
ーブルを未使用状態にする。一方、1ページ目のドット
パターンデータのカラープリンタ装置28への送出中に、
2ページ目の印刷データを受信し、1ページ目と同様に
ページメモリ8を確保し、ドットパターン展開する。1
ページ目のドットパターンデータのカラープリンタ装置
28への送出が完了する前に、2ページ目の印刷データの
展開処理が完了していれば、1ページ目のドットパター
ンデータのカラープリンタ装置28への送出が完了後直に
2ページ目のドットパターンデータのカラープリンタ装
置28への送出を開始すると共に、3ページ目の印刷デー
タを受信し、1ページ目、2ページ目と同様にページメ
モリ9を確保し、ドットパターン展開する。2ページ目
のドットパターンデータのカラープリンタ装置28への送
出が完了する前に、3ページ目の印刷データの展開処理
が完了していれば、2ページ目のドットパターンデータ
のカラープリンタ装置28への送出が完了後直に3ページ
目のドットパターンデータのカラープリンタ装置28への
送出を開始すると共に、3ページ目のドットパターンデ
ータのカラープリンタ装置28への送出が完了すると1ペ
ージ目に対する用紙無しは発生しないので、1ページ目
に対するページメモリ7をクリアし、対応するページメ
モリ管理テーブルを未使用状態にする。その後4ページ
目の印刷データを受信し、1〜3ページ目と同様にペー
ジメモリ10を確保し、ドットパターン展開する。3ペ
ージ目のドットパターンデータのカラープリンタ装置28
への送出が完了する前に、4ページ目の印刷データの展
開処理が完了していれば、3ページ目のドットパターン
データのカラープリンタ装置28への送出が完了後直に4
ページ目のドットパターンデータのカラープリンタ装置
28への送出を開始すると共に、3ページ目のドットパタ
ーンデータのカラープリンタ装置28への送出が完了する
と2ページ目に対する用紙無しは発生しないので、2ペ
ージ目に対するページメモリ8をクリアし、対応するペ
ージメモリ管理テーブルを未使用状態にする。その後、
5ページ目の印刷データを受信し、ページメモリ7を確
保し、ドットパターン展開する。同様に、4ページ目以
降のドットパターンデータのカラープリンタ装置28への
送出完了とページメモリのクリアと解放を行う。印刷デ
ータが途切れると、対応するページの用紙排出完了のイ
ベントで、ページメモリのクリアと解放を行う。
【0021】即ち、nページの印刷データの場合、1ペ
ージ目から(n−2)ページ目までのページメモリのク
リアはxページ(x=3〜nページ)のドットパターン
データのカラープリンタ装置28への送出完了で行うが、
(n−1)ページ目とnページ目については、各々のペ
ージの用紙排出完了のイベントでページメモリのクリア
と開放を行う。また、ページ目のドットパターンデータ
の送出が完了する前に用紙無しを検出した場合には、ペ
ージメモリに(x−2)ページ目ドットパターンデータ
が保存されているので、用紙無しの回復後上位装置から
再度データを受信しなくてもドットパターンデータをカ
ラープリンタ装置28に再度送出することができる。
ージ目から(n−2)ページ目までのページメモリのク
リアはxページ(x=3〜nページ)のドットパターン
データのカラープリンタ装置28への送出完了で行うが、
(n−1)ページ目とnページ目については、各々のペ
ージの用紙排出完了のイベントでページメモリのクリア
と開放を行う。また、ページ目のドットパターンデータ
の送出が完了する前に用紙無しを検出した場合には、ペ
ージメモリに(x−2)ページ目ドットパターンデータ
が保存されているので、用紙無しの回復後上位装置から
再度データを受信しなくてもドットパターンデータをカ
ラープリンタ装置28に再度送出することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明のによれば、ドットパターンデー
タを受信してから用紙に転写するまでに最大3ページ分
のドットパターンデータを保持するカラープリンタ装置
28を制御するカラーページプリンタ制御装置のページメ
モリを増加することなく、カラーページプリンタでは必
須となる4色分のページメモリを有効利用することでカ
ラー印刷やモノクロ印刷で印刷性能を低下させることな
く、用紙無しなどのエラー処理にも対応出来る。
タを受信してから用紙に転写するまでに最大3ページ分
のドットパターンデータを保持するカラープリンタ装置
28を制御するカラーページプリンタ制御装置のページメ
モリを増加することなく、カラーページプリンタでは必
須となる4色分のページメモリを有効利用することでカ
ラー印刷やモノクロ印刷で印刷性能を低下させることな
く、用紙無しなどのエラー処理にも対応出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイムチャートである。
【図2】カラー印刷の原理である。
【図3】本発明が対象とする印刷方式の例である。
【図4】カラープリンタ装置内概略図およびページの保
有状態である。
有状態である。
【図5】カラー印刷時のページメモリの確保と解放例で
ある。
ある。
【図6】モノクロ印刷時のページメモリの確保と解放例
である。
である。
7〜10…ページメモリ、27…上位装置、29…カラ
ープリンタ制御装置、100…MPV部、200…ドッ
トパターン送出回路
ープリンタ制御装置、100…MPV部、200…ドッ
トパターン送出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平山 奈津彦 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立インフォメーションテクノロジー内 (72)発明者 小網 祐二 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内
Claims (1)
- 【請求項1】上位装置から受信したカラーの印刷データ
を1ページ単位に各色毎のドットパターンに展開する機
能と、前記各色毎に展開したドットパターンを全色分格
納するページメモリと、前記ページメモリに展開したド
ットパターンを各色毎にプリンタに送出する機能とを具
備し、ドットパターンデータを受信してから用紙に転写
するまでに2ページ以上のドットパターンデータを保持
するプリンタを制御するプリンタ制御装置において、当
該ページのドットパターンデータまたは当該ページの一
部の色のドットパターンデータのプリンタへの送出完了
後もプリンタに送出済みのドットパターンデータを保持
し、カラー印刷時は4色分のドットパターンデータのプ
リンタへの送出完了と同時に、モノクロ印刷時はnペー
ジ目のドットパターンをプリンタに送出後(n+プリン
タ内で保持するドットパターンデータのページ数)分の
ドットパターンデータのプリンタへの送出完了までに当
該ページメモリを開放し、次のページの印刷データを展
開することにより、プリンタに送出したドットパターン
データが用紙に転写されるまでに用紙無しなどのエラー
を検出しても、保存してあるドットパターンデータを再
度プリンタに送出することにより上位装置からの再試行
なしでエラー回復後の印刷ができ、かつページメモリを
増加することなくプリンタへの送出と、次のページの印
刷データの展開を並列に行うことを特徴とするカラーペ
ージプリンタ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8279149A JPH10119359A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | カラーページプリンタ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8279149A JPH10119359A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | カラーページプリンタ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10119359A true JPH10119359A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17607137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8279149A Pending JPH10119359A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | カラーページプリンタ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10119359A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012081733A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-04-26 | Ricoh Co Ltd | 印刷装置および印刷装置の制御方法 |
JP2013077294A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-25 | Ricoh Co Ltd | 印刷装置および印刷装置の制御方法 |
-
1996
- 1996-10-22 JP JP8279149A patent/JPH10119359A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012081733A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-04-26 | Ricoh Co Ltd | 印刷装置および印刷装置の制御方法 |
JP2013077294A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-25 | Ricoh Co Ltd | 印刷装置および印刷装置の制御方法 |
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