JPH10118838A - 両回転切断機 - Google Patents
両回転切断機Info
- Publication number
- JPH10118838A JPH10118838A JP8272254A JP27225496A JPH10118838A JP H10118838 A JPH10118838 A JP H10118838A JP 8272254 A JP8272254 A JP 8272254A JP 27225496 A JP27225496 A JP 27225496A JP H10118838 A JPH10118838 A JP H10118838A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circular saw
- saw blades
- cutting machine
- double
- saw blade
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D45/00—Sawing machines or sawing devices with circular saw blades or with friction saw discs
- B23D45/16—Hand-held sawing devices with circular saw blades
- B23D45/165—Hand-held sawing devices with circular saw blades with a plurality of saw blades or saw blades having plural cutting zones
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D47/00—Sawing machines or sawing devices working with circular saw blades, characterised only by constructional features of particular parts
- B23D47/12—Sawing machines or sawing devices working with circular saw blades, characterised only by constructional features of particular parts of drives for circular saw blades
- B23D47/126—Angle drives
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Sawing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は両回転切断機に関し、被加工パイプ
を切断した時、薄いリング状の切り残りが残らないよう
にした両回転切断機を実現することを目的とする。 【解決手段】 第１，第２の２枚の円形鋸刃４０，４２
が同一中心軸上で近接し、且つ互いに反対方向に回転駆
動される両回転切断機において、前記第１，第２の２枚
の円形鋸刃４０，４２の一方の外径を他方の外径より
３．０〜５．０mm小さくし、２枚の円形鋸刃４０，４２
の刃先同士が半径方向から見てオーバーラップするよう
に構成する。
を切断した時、薄いリング状の切り残りが残らないよう
にした両回転切断機を実現することを目的とする。 【解決手段】 第１，第２の２枚の円形鋸刃４０，４２
が同一中心軸上で近接し、且つ互いに反対方向に回転駆
動される両回転切断機において、前記第１，第２の２枚
の円形鋸刃４０，４２の一方の外径を他方の外径より
３．０〜５．０mm小さくし、２枚の円形鋸刃４０，４２
の刃先同士が半径方向から見てオーバーラップするよう
に構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は両回転切断機に関す
る。詳しくは、２枚の円形鋸刃が同一中心軸上で互いに
近接し、且つ互いに反対方向に回転駆動される両回転切
断機に関する。
る。詳しくは、２枚の円形鋸刃が同一中心軸上で互いに
近接し、且つ互いに反対方向に回転駆動される両回転切
断機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のパイプ切断等に用いられる手持ち
の回転切断機は、例えば図３に示すように、駆動部を内
蔵した細長い本体部１に対して、直角方向に設けられた
軸２に円形鋸刃３が取り付けられている。そして、本体
部１を手で持ち、回転している円形鋸刃３を被加工物に
押し当てて切断作業を行うようになっている。
の回転切断機は、例えば図３に示すように、駆動部を内
蔵した細長い本体部１に対して、直角方向に設けられた
軸２に円形鋸刃３が取り付けられている。そして、本体
部１を手で持ち、回転している円形鋸刃３を被加工物に
押し当てて切断作業を行うようになっている。
【０００３】このような従来の回転切断機では、材料を
切断するとき、回転刃の切削力の反作用が本体部１を持
っている手に加わるため振動、衝撃等があり操作性、安
全性が悪い。そのため、正確な切断ができない等の問題
があった。
切断するとき、回転刃の切削力の反作用が本体部１を持
っている手に加わるため振動、衝撃等があり操作性、安
全性が悪い。そのため、正確な切断ができない等の問題
があった。
【０００４】このため、本発明者等は特願平８−１６１
９６６号により、図４に示すような両回転切断機を提案
した。この両回転切断機は、同図に示すように、本体ケ
ース１０の内部には、その長手方向に駆動モータ１１
と、該駆動モータ１１により駆動される遊星歯車形減速
機構１２と、該遊星歯車形減速機構１２により駆動され
る二重反転機構１３とが順次配設されて構成されてい
る。
９６６号により、図４に示すような両回転切断機を提案
した。この両回転切断機は、同図に示すように、本体ケ
ース１０の内部には、その長手方向に駆動モータ１１
と、該駆動モータ１１により駆動される遊星歯車形減速
機構１２と、該遊星歯車形減速機構１２により駆動され
る二重反転機構１３とが順次配設されて構成されてい
る。
【０００５】そして、前記駆動モータ１１により駆動さ
れる遊星歯車形減速機構１２は、駆動モータ１１の回転
軸に形成されたピニオン１４に噛み合う複数の遊星歯車
１５（図は１個のみ示す）と、該遊星歯車１５を軸１６
により支持し、２個の球軸受１７，１８により回転可能
に支持された第１の回転枠１９と、本体ケース１０に固
定され前記遊星歯車１５と噛み合うリングギア２０とよ
りなる第１減速部と、前記第１の回転枠１９に設けられ
たピニオン２１に噛み合う複数の遊星歯車２２（図は１
個のみ示す）と、該遊星歯車２２を軸２３により支持
し、２個の球軸受２４，２５により回転可能に支持され
た第２の回転枠２６と、本体ケース１０に固定され前記
遊星歯車２２と噛み合うリングギア２７とよりなる第２
減速部とを有する。
れる遊星歯車形減速機構１２は、駆動モータ１１の回転
軸に形成されたピニオン１４に噛み合う複数の遊星歯車
１５（図は１個のみ示す）と、該遊星歯車１５を軸１６
により支持し、２個の球軸受１７，１８により回転可能
に支持された第１の回転枠１９と、本体ケース１０に固
定され前記遊星歯車１５と噛み合うリングギア２０とよ
りなる第１減速部と、前記第１の回転枠１９に設けられ
たピニオン２１に噛み合う複数の遊星歯車２２（図は１
個のみ示す）と、該遊星歯車２２を軸２３により支持
し、２個の球軸受２４，２５により回転可能に支持され
た第２の回転枠２６と、本体ケース１０に固定され前記
遊星歯車２２と噛み合うリングギア２７とよりなる第２
減速部とを有する。
【０００６】また、前記二重反転機構１３は、前記遊星
歯車形減速機構の第２の回転枠２６から伸びた軸２８に
取付けられた第３の傘歯車２９と、該第３の傘歯車２９
にそれぞれ噛み合う同一の大きさの第１，第２の傘歯車
３０，３１とよりなる。
歯車形減速機構の第２の回転枠２６から伸びた軸２８に
取付けられた第３の傘歯車２９と、該第３の傘歯車２９
にそれぞれ噛み合う同一の大きさの第１，第２の傘歯車
３０，３１とよりなる。
【０００７】そして前記第１，第２の傘歯車３０，３１
は、本体ケース１０の長手方向に対し直角方向に配置さ
れた第１，第２の軸３２，３３にそれぞれ固定されてい
る。そして、第１の傘歯車を一端に固定した第１の軸３
２は円筒状をなし、本体ケース１０の壁に球軸受３４に
より回転可能に支持され、本体ケース１０の外に伸びた
部分にフランジ３５が形成されている。
は、本体ケース１０の長手方向に対し直角方向に配置さ
れた第１，第２の軸３２，３３にそれぞれ固定されてい
る。そして、第１の傘歯車を一端に固定した第１の軸３
２は円筒状をなし、本体ケース１０の壁に球軸受３４に
より回転可能に支持され、本体ケース１０の外に伸びた
部分にフランジ３５が形成されている。
【０００８】また、第２の傘歯車を一端に固定した第２
の軸３３は第１の軸３２よりも長く一端にフランジ３６
が形成され、その軸部は第１の軸の中空部を挿通され、
該中空部に設けられたニードル軸受３７及びブッシュ３
８により支持され、さらに他端を球軸受３９を介して本
体ケース１０に支持されている。
の軸３３は第１の軸３２よりも長く一端にフランジ３６
が形成され、その軸部は第１の軸の中空部を挿通され、
該中空部に設けられたニードル軸受３７及びブッシュ３
８により支持され、さらに他端を球軸受３９を介して本
体ケース１０に支持されている。
【０００９】そして、第１の軸３２のフランジ３５には
第１の円形鋸刃４０がノックピン又は皿ねじ４１により
固定され、第２の軸３３のフランジ３６には該フランジ
３６に回転不可に係合する押え板４３との間に第２の円
形鋸刃４２が押圧保持されると共にノックピン又は皿ね
じ４４により固定されている。なお第１の円形鋸刃４０
と第２の円形鋸刃４２とは切刃の向きが互いに逆向きと
なるように取付けられている。また、第１の円形鋸刃４
０と第２の円形鋸刃４２との間には薄い（０．２ｍｍ程
度）の樹脂板（テフロン等）４５が挿入されている。
第１の円形鋸刃４０がノックピン又は皿ねじ４１により
固定され、第２の軸３３のフランジ３６には該フランジ
３６に回転不可に係合する押え板４３との間に第２の円
形鋸刃４２が押圧保持されると共にノックピン又は皿ね
じ４４により固定されている。なお第１の円形鋸刃４０
と第２の円形鋸刃４２とは切刃の向きが互いに逆向きと
なるように取付けられている。また、第１の円形鋸刃４
０と第２の円形鋸刃４２との間には薄い（０．２ｍｍ程
度）の樹脂板（テフロン等）４５が挿入されている。
【００１０】このように構成された両回転切断機は、駆
動モータ１１を回転させることにより、その回転は遊星
歯車形減速機構１２により減速されて第３傘歯車２９に
伝達される。そして該第３傘歯車２９は第１，第２の傘
歯車３０，３１ を互いに逆方向に回転させ、同時に第
１，第２の円形鋸刃４０，４２も互いに逆方向に回転さ
せる。これにより、被加工物切削時の鋸刃による反作用
は無くなるため、操作性は良好となり、被加工物を早く
正確に切断することができるようになる。
動モータ１１を回転させることにより、その回転は遊星
歯車形減速機構１２により減速されて第３傘歯車２９に
伝達される。そして該第３傘歯車２９は第１，第２の傘
歯車３０，３１ を互いに逆方向に回転させ、同時に第
１，第２の円形鋸刃４０，４２も互いに逆方向に回転さ
せる。これにより、被加工物切削時の鋸刃による反作用
は無くなるため、操作性は良好となり、被加工物を早く
正確に切断することができるようになる。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記図４に
示した従来の両回転切断機では、２枚の円形鋸刃４０，
４２の間に僅か（０．数mm )の隙間がある。そのため、
この隙間により、被加工物である例えばパイプを切断し
た時、薄いリング状の切り残りが残る。このリング状の
切り残りは切断の邪魔になり、ときにはこのリング状の
切り残りが刃先に引っ掛かり円形鋸刃の破損を引き起こ
す場合がある。
示した従来の両回転切断機では、２枚の円形鋸刃４０，
４２の間に僅か（０．数mm )の隙間がある。そのため、
この隙間により、被加工物である例えばパイプを切断し
た時、薄いリング状の切り残りが残る。このリング状の
切り残りは切断の邪魔になり、ときにはこのリング状の
切り残りが刃先に引っ掛かり円形鋸刃の破損を引き起こ
す場合がある。
【００１２】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、被加
工パイプを切断した時、薄いリング状の切り残りが残ら
ないようにした両回転切断機を実現することを目的とす
る。
工パイプを切断した時、薄いリング状の切り残りが残ら
ないようにした両回転切断機を実現することを目的とす
る。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明の両回転切断機に
於いては、第１，第２の２枚の円形鋸刃（４０，４２）
が同一中心軸上で近接し、且つ互いに反対方向に回転駆
動される両回転切断機において、前記第１，第２の２枚
の円形鋸刃４０，４２の一方の外径を他方の外径より
３．０〜５．０mm小さくし、２枚の円形鋸刃４０，４２
の刃先が半径方向から見てオーバーラップするようにし
たことを特徴とする。
於いては、第１，第２の２枚の円形鋸刃（４０，４２）
が同一中心軸上で近接し、且つ互いに反対方向に回転駆
動される両回転切断機において、前記第１，第２の２枚
の円形鋸刃４０，４２の一方の外径を他方の外径より
３．０〜５．０mm小さくし、２枚の円形鋸刃４０，４２
の刃先が半径方向から見てオーバーラップするようにし
たことを特徴とする。
【００１４】また、本発明の両回転切断機に於いては、
第１，第２の２枚の円形鋸刃４０，４２が同一中心軸上
で近接し、且つ互いに反対方向に回転駆動される両回転
切断機において、前記第１，第２の２枚の円形鋸刃４
０，４２の各々の刃先の外側を４５°の面取り５０を施
し、切断時に円形鋸刃４０，４２が受ける力の分力を、
該円形鋸刃４０，４２が内側に弾性変形するように作用
させ、円形鋸刃４０，４２同士間の隙間を零となるよう
にしたことを特徴とする。
第１，第２の２枚の円形鋸刃４０，４２が同一中心軸上
で近接し、且つ互いに反対方向に回転駆動される両回転
切断機において、前記第１，第２の２枚の円形鋸刃４
０，４２の各々の刃先の外側を４５°の面取り５０を施
し、切断時に円形鋸刃４０，４２が受ける力の分力を、
該円形鋸刃４０，４２が内側に弾性変形するように作用
させ、円形鋸刃４０，４２同士間の隙間を零となるよう
にしたことを特徴とする。
【００１５】この構成を採ることにより、被加工パイプ
を切断した時、薄いリング状の切り残りが残らないよう
にした両回転切断機が得られる。
を切断した時、薄いリング状の切り残りが残らないよう
にした両回転切断機が得られる。
【００１６】
【発明の実施の形態】図１（ａ）及び（ｂ）は本発明の
第１の実施の形態を示す図であり、（ａ）は全断面図、
（ｂ）は要部断面図である。同図（ａ）において、１０
は回転切断機の本体ケースであり、該本体ケース１０の
内部には、その長手方向に駆動モータ１１と、該駆動モ
ータ１１により駆動される遊星歯車形減速機構１２と、
該遊星歯車形減速機構１２により駆動される二重反転機
構１３とが順次配設され、さらに該二重反転機構１３に
２枚の円形鋸刃４０，４２が取り付けられていることは
図４で説明した従来例と同様である。従ってこの詳細は
説明を省略する。
第１の実施の形態を示す図であり、（ａ）は全断面図、
（ｂ）は要部断面図である。同図（ａ）において、１０
は回転切断機の本体ケースであり、該本体ケース１０の
内部には、その長手方向に駆動モータ１１と、該駆動モ
ータ１１により駆動される遊星歯車形減速機構１２と、
該遊星歯車形減速機構１２により駆動される二重反転機
構１３とが順次配設され、さらに該二重反転機構１３に
２枚の円形鋸刃４０，４２が取り付けられていることは
図４で説明した従来例と同様である。従ってこの詳細は
説明を省略する。
【００１７】本実施の形態の特徴は図１（ｂ）に示すよ
うに、第１，第２の２枚の円形鋸刃４０，４２の一方の
外径を他方の外径よりΔｄだけ小さくし、円形鋸刃の刃
先同士がオーバーラップするようにしたことである。こ
のオーバーラップは、円形鋸刃の側面に約３／１０００
のテーパーがあり、その面が凹面となっているため、一
方の外径を他方より小径とし、且つ両鋸刃間に挿入され
た樹脂板４５の厚さを加減することにより半径方向（矢
印Ａ方向）から見て重なりが生ずるようにすることがで
きる。なお、前記２枚の円形鋸刃４０，４２の外径差Δ
ｄとしては、３．０〜５．０ｍｍ、好ましくは円形鋸刃
の切刃同士が干渉しない程度が良い。
うに、第１，第２の２枚の円形鋸刃４０，４２の一方の
外径を他方の外径よりΔｄだけ小さくし、円形鋸刃の刃
先同士がオーバーラップするようにしたことである。こ
のオーバーラップは、円形鋸刃の側面に約３／１０００
のテーパーがあり、その面が凹面となっているため、一
方の外径を他方より小径とし、且つ両鋸刃間に挿入され
た樹脂板４５の厚さを加減することにより半径方向（矢
印Ａ方向）から見て重なりが生ずるようにすることがで
きる。なお、前記２枚の円形鋸刃４０，４２の外径差Δ
ｄとしては、３．０〜５．０ｍｍ、好ましくは円形鋸刃
の切刃同士が干渉しない程度が良い。
【００１８】このように構成された本実施の形態は、刃
物同士がオーバーラップしているため、被加工パイプを
切断した時、薄いリング状の切り残りは残らない。従っ
て薄いリング状の切り残りが原因する円形鋸刃の破損は
防止される。
物同士がオーバーラップしているため、被加工パイプを
切断した時、薄いリング状の切り残りは残らない。従っ
て薄いリング状の切り残りが原因する円形鋸刃の破損は
防止される。
【００１９】図２は本発明の第２の実施の形態を示す図
である。本実施の形態が前実施の形態と異なるところ
は、２枚の円形鋸刃の外径を変えず、円形鋸刃４０，４
２の各々の刃先の外側に４５°の面取り５０を施したこ
とである。なお、面取り幅Ｌは、円形鋸刃の剛性により
異なるが、刃先幅Ｗの２／５〜３／５程度が好ましい。
である。本実施の形態が前実施の形態と異なるところ
は、２枚の円形鋸刃の外径を変えず、円形鋸刃４０，４
２の各々の刃先の外側に４５°の面取り５０を施したこ
とである。なお、面取り幅Ｌは、円形鋸刃の剛性により
異なるが、刃先幅Ｗの２／５〜３／５程度が好ましい。
【００２０】このように構成された本実施の形態は、２
枚の円形鋸刃４０，４２が、被加工パイプを切断する
時、その面取り５０により互いに内側に向く分力が生
じ、その分力により内側に撓むため２枚の円形鋸刃４
０，４２間に隙間がなくなる。このため薄いリング状の
切り残りは生ぜず、従って刃物の破損も生じない。
枚の円形鋸刃４０，４２が、被加工パイプを切断する
時、その面取り５０により互いに内側に向く分力が生
じ、その分力により内側に撓むため２枚の円形鋸刃４
０，４２間に隙間がなくなる。このため薄いリング状の
切り残りは生ぜず、従って刃物の破損も生じない。
【００２１】
【発明の効果】本発明の両回転切断機に依れば、２枚の
円形鋸刃の外径を互いに異ならせること、または刃先の
外側に４５°の面取りを施すことにより薄いリング状の
切り残りができるのを防止することができ、安全上に寄
与することができる。
円形鋸刃の外径を互いに異ならせること、または刃先の
外側に４５°の面取りを施すことにより薄いリング状の
切り残りができるのを防止することができ、安全上に寄
与することができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態を示す図で、（ａ）
は全部断面図、（ｂ）は要部断面図である。
は全部断面図、（ｂ）は要部断面図である。
【図２】本発明の第２の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図３】従来の回転切断機の１例を示す図である。
【図４】従来の両回転切断機を示す断面図である。
１０…本体ケース １１…駆動モータ １２…遊星歯車形減速機構 １３…二重反転機構 １４，２１…ピニオン １５，２２…遊星歯車 １６，２３，２８…軸 １７，１８，２４，２５，３４，３９…球軸受 １９，２６…回転枠 ２０，２７…リングギア ２９…第３の傘歯車 ３０…第１の傘歯車 ３１…第２の傘歯車 ３２…第１の軸 ３３…第２の軸 ３５，３６…フランジ ３７…ニードル軸受 ３８…ブッシュ ４０，４２…円形鋸刃 ４１，４４…ノックピン又は皿ねじ ４３…押え板 ４５…樹脂板 ５０…面取り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０２Ｋ 7/116 Ｈ０２Ｋ 7/116
Claims (2)
- 【請求項１】 第１，第２の２枚の円形鋸刃（４０，４
２）が同一中心軸上で近接し、且つ互いに反対方向に回
転駆動される両回転切断機において、 前記第１，第２の２枚の円形鋸刃（４０，４２）の一方
の外径を他方の外径より３．０〜５．０mm小さくし、２
枚の円形鋸刃（４０，４２）の刃先が半径方向から見て
オーバーラップするようにしたことを特徴とする両回転
切断機。 - 【請求項２】 第１，第２の２枚の円形鋸刃（４０，４
２）が同一中心軸上で近接し、且つ互いに反対方向に回
転駆動される両回転切断機において、 前記第１，第２の２枚の円形鋸刃（４０，４２）の各々
の刃先の外側を４５°の面取り（５０）を施し、切断時
に円形鋸刃（４０，４２）が受ける力の分力を、該円形
鋸刃（４０，４２）が内側に弾性変形するように作用さ
せ、円形鋸刃（４０，４２）同士間の隙間を零となるよ
うにしたことを特徴とする両回転切断機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8272254A JPH10118838A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 両回転切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8272254A JPH10118838A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 両回転切断機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10118838A true JPH10118838A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17511290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8272254A Pending JPH10118838A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 両回転切断機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10118838A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002043912A1 (de) * | 2000-12-02 | 2002-06-06 | Robert Bosch Gmbh | Sägewerkzeug für eine handkreissägemaschine mit zwei aneinander vorbeidrehenden, gegenläufig antreibbaren, koaxialen sägeblattern |
| WO2002043910A1 (de) * | 2000-12-02 | 2002-06-06 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschine mit zwei umittelbar aneinander vorbeidrehenden, gegenläufig rotierenden trennscheiben und mitteln zum aufspannen der trennscheiben für solche handwerkzeugmaschine |
| WO2002043911A1 (de) * | 2000-12-02 | 2002-06-06 | Robert Bosch Gmbh | Sägewerkzeug für eine handkreissägemaschine mit gegenläufig antreibbaren, koaxi alen sägeblättern |
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