JPH1011865A - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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Publication number
JPH1011865A
JPH1011865A JP16700496A JP16700496A JPH1011865A JP H1011865 A JPH1011865 A JP H1011865A JP 16700496 A JP16700496 A JP 16700496A JP 16700496 A JP16700496 A JP 16700496A JP H1011865 A JPH1011865 A JP H1011865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
disk
cartridge
drive unit
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP16700496A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanori Sasaki
久昇 佐々木
Koji Akama
広治 赤間
Seiichiro Fushimi
誠一郎 伏見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP16700496A priority Critical patent/JPH1011865A/ja
Publication of JPH1011865A publication Critical patent/JPH1011865A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジを複数収納し一つのカートリッ
ジを選択し演奏または記録するディスク記録再生装置に
関し、安価で小型化が図れ使い勝手の良いディスク再生
記録装置を得ること。 【解決手段】 ドライブ部11の光ピックアップ12が
摺動する範囲の反対側に昇降駆動部31を設け、昇降駆
動部31と係合している昇降メカ部14を作動させるこ
とにより、ホルダ8及びドライブ部11を回動支点49
を支点として回動させることで、ホルダ8をストッカ部
5の各ディスクカートリッジの収納ピッチに対応した高
さに昇降させると共に、磁気ヘッド15を支持するヘッ
ド支持部16と昇降メカ部14の動力を伝達する動力伝
達手段46の連結を回動支点49を結ぶ略軸上とし、チ
ャッキング動作と連動して連結状態となるように構成し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクをカート
リッジに収納して構成されたディスクカートリッジが複
数収納され、これらディスクカートリッジの内の1つを
選択して記録または再生を行うディスク記録再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク記録再生装置は特開昭5
9−36365号公報に記載されたものが知られてい
る。このディスク記録再生装置において演奏を開始する
場合、まず、マガジンラックの内壁に並設された横溝に
摺動自在に格納された受け皿にディスクを収容後、マガ
ジンラックをエレベータに挿入する。次にモータを作動
させ、シャーシに支承されたスクリュ−ロッドの回転に
より昇降枠を上昇させると共に、シャーシに回転自在に
取り付けられたプレッシャリングを上昇させる。同時に
エレベータの上部に配設されたワインダーを作動させて
エレベータを昇降させ、所用のディスクを載せた受け皿
をプレーヤに対応する所定の高さに位置させる。この位
置は位置検出器より検出する。次にソレノイドを作動さ
せ、シャーシと作動板に懸架された引張りばねの付勢力
に抗じてシャーシに摺動可能に取り付けられた作動板を
エレベータに接近する方向に移動させる。この状態でモ
ータを作動させると作動板に回転自在に支承されたプー
リに圧接した回転縦軸に回転自在に支承されたアイドラ
からアームに回転自在に支承された駆動輪にモータの回
転駆動力が伝達され所定高さに位置した受け皿は駆動輪
との圧接によりプレーヤの昇降枠へと移送される。昇降
枠では昇降枠の内側の前後に各々設けられた案内溝が受
け皿を導入し、導入後モータが作動し、スクリューロッ
ドを回転伝達駆動させて昇降枠を下降させ、ディスクを
ターンテーブル上に移乗させると共に昇降枠に従動下降
するプレッシャリングにより挟持する。ディスクをセッ
トしたプレーヤは光ピックアップを動かして演奏を得
る。演奏終了後、再びモータを作動させて昇降枠及びプ
レッシャリングを上昇させて昇降枠及びプレッシャリン
グを上昇させ、ディスクを受け皿に載せ戻し、再びプレ
ーヤ及びエレベータの背後に配設されたキャリアを作動
させて受け皿をマガジンラックの元の場所へ戻す、異な
るディスクを演奏する時はワインダを作動させてエレベ
ータの高さを変えて選択する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスク記録再
生装置は、以上のように構成されているので、昇降枠の
上下動及びマガジンラックからプレーヤに受け皿を搬送
する駆動手段にそれぞれモータを各一個ずつ使用してお
り、また受け皿に対してキャリアのプーリを圧着するた
めに専用のソレノイドを使用しており、コストが高く、
また受け皿をマガジンラックからプレーヤに搬送する時
は、いずれの受け皿を選択する場合であっても昇降枠の
高さは一定であり、受け皿を高さ方向に積み上げたエレ
ベータを上下動させるので可動部の体積が大きいため、
装置を収納するために大きな容積を必要とし、乗用車等
に搭載できず、またマガジンラック内のディスクを交換
する場合は、一旦エレベータからマガジンラックを排出
してから交換しなければならず、使い勝手が悪い等の問
題点があった。
【0004】本発明は、上記のような問題を解決すると
共に簡易な構造で磁気ヘッドの昇降機構を実現するもの
であり、安価で小型化が図れ、使い勝手の良いディスク
記録再生装置を得る事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、ドライブ部の光ピックアップが摺動する範
囲の反対側に昇降駆動部を設け、昇降駆動部と係合して
いる昇降メカ部を作動させることにより、ホルダ及びド
ライブ部を回動支点を支点として回動させることで、ホ
ルダをストッカ部の各ディスクカートリッジに対応した
高さ位置に昇降させるようにすると共に、磁気ヘッドを
支持するヘッド支持部と昇降メカ部の動力を伝達する動
力伝達手段の連結を回動支点を結ぶ略軸上とし、チャッ
キング動作と連動して連結状態となるように構成したも
のである。
【0006】これにより、簡単な構成で磁気ヘッド昇降
機構が得られると共に装置の小型化を実現することがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ディスクカートリッジを着脱自在に複数収納するス
トッカ部と、ディスクカートリッジ一つを選択し移送す
る移送メカ部と、移送されたディスクカートリッジを保
持するホルダと、前記ホルダに保持されたディスクカー
トリッジを装着して情報の記録再生を行うドライブ部
と、前記ドライブ部に摺動自在に搭載した光ピックアッ
プと、前記ホルダを昇降させる昇降メカ部と、前記昇降
メカ部と係合し前記ホルダを昇降させる昇降駆動部と、
前記ホルダ及び前記ドライブ部を回動自在に支承するシ
ャーシに設けた回動支点を備え、前記ドライブ部の前記
光ピックアップが摺動する範囲の反対側に前記昇降駆動
部を設置し、前記ホルダを昇降させるディスク記録再生
装置としたものであり、前記昇降駆動部と係合している
前記昇降メカ部を作動させることにより、前記ホルダ及
び前記ドライブ部を前記回動支点を支点として回動させ
るという作用を有する。
【0008】本発明の請求項3に記載の発明は、ディス
クカートリッジを着脱自在に複数収納するストッカ部
と、ディスクカートリッジ一つを選択し移送する移送メ
カ部と、移送されたディスクカートリッジを保持するホ
ルダと、前記ホルダに保持されたディスクカートリッジ
を装着して情報の記録再生を行うドライブ部と、前記ホ
ルダを昇降させる昇降メカ部と、前記ホルダ及び前記ド
ライブ部を回動自在に支承するシャーシに設けた回動支
点と、前記昇降メカ部のカムギアと、前記カムギアと係
合するスイッチ押圧レバーと、前記スイッチ押圧レバー
により作動されるカウントスイッチを備え、前記ストッ
カに収納されたディスクカートリッジ位置に対応した高
さ位置毎に前記カウントスイッチを作動させるディスク
記録再生装置としたものであり、前記カムギアの回転に
より前記スイッチ押圧レバーを駆動し、前記ストッカに
収納されたディスクカートリッジ位置に対応した高さ位
置毎に前記カウントスイッチを作動させるという作用を
有する。
【0009】本発明の請求項5に記載の発明は、ディス
クカートリッジを着脱自在に複数収納するストッカ部
と、ディスクカートリッジ一つを選択し移送する移送メ
カ部と、移送されたディスクカートリッジを保持するホ
ルダと、前記ホルダに保持されたディスクカートリッジ
を装着して情報の記録再生を行うドライブ部と、前記ホ
ルダを昇降させる昇降メカ部と、前記ホルダ及び前記ド
ライブ部を回動自在に支承するシャーシに設けた回動支
点と、前記ドライブ部に対して前記ホルダを開付勢する
開付勢バネと、前記ドライブ部のストッパ部を備え、前
記ドライブ部を前記昇降メカにより駆動すると共に、前
記開付勢バネにより開付勢されている前記ホルダと前記
ストッパ部を当接させるディスク記録再生装置としたも
のであり、前記開付勢バネにより前記ホルダを前記ドラ
イブ部に対して開付勢し、前記ホルダを前記ストッパ部
と当接させるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項9に記載の発明は、ディス
クを収納しているディスクカートリッジと、前記ディス
クカートリッジを着脱自在に複数収納するストッカ部
と、前記ディスクカートリッジ一つを選択し移送する移
送メカ部と、移送された前記ディスクカートリッジを保
持するホルダと、前記ホルダに保持された前記ディスク
カートリッジを装着して情報の記録再生を行うドライブ
部と、前記ホルダ部を昇降させる昇降メカ部と、前記ド
ライブ部と前記ホルダを回動自在に支承するシャーシの
回動支点と、前記ドライブ部に対して前記ホルダを開付
勢する開付勢バネと、前記ホルダと当接する前記ドライ
ブ部のストッパ部と、前記ディスクカートリッジに収納
されたディスクに磁界を印加する磁気ヘッドと、前記磁
気ヘッドを支持するヘッド支持部と、前記昇降駆動部の
動力を伝達する動力伝達手段を備え、前記動力伝達手段
と前記ヘッド支持部の連結位置を前記回動支点を結ぶ略
軸上としたディスク記録再生装置としたものであり、前
記回動支点を結ぶ略軸上で前記動力伝達手段と前記ヘッ
ド支持部を連結させるという作用を有する。
【0011】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態に
おけるディスク記録再生装置を示す分解斜視図、図2は
本発明の実施の形態におけるカートリッジホルダを示す
平面図、図3は本発明の実施の形態におけるカムギアの
第一のカム溝を示す平面図、図4は本発明の実施の形態
におけるカムギアの第二のカム溝を示す平面図、図5は
本発明の実施の形態におけるカートリッジホルダの移送
状態を示す側面図、図6は本発明の実施の形態における
カートリッジホルダのチャッキング状態を示す側面図、
図7は本発明の実施の形態における磁気ヘッド昇降板と
動力伝達手段の位置関係を示す側面図、図8は本発明の
実施の形態における磁気ヘッド昇降板と動力伝達手段の
連結状態を示す側面図、図9は本発明の実施の形態にお
ける押圧バネと押圧動作操作部の係合関係を示す正面
図、図10は本発明の実施の形態における押圧バネのデ
ィスクカートリッジへの押圧状態を示す正面図、図11
は本発明の実施の形態における磁気ヘッド退避状態を示
す側面図、図12は本発明の実施の形態における磁気ヘ
ッド降下状態を示す側面図である。
【0012】図1から図12において、1はディスクを
収納しているディスクカートリッジ、2はディスクカー
トリッジ1を装着するカートリッジホルダ、3はカート
リッジホルダ2に設けた移送駆動連結部、4はカートリ
ッジホルダ2に設けた移送ガイド、5はカートリッジホ
ルダ2を複数収納するストッカ部、6はストッカ部5に
収納したカートリッジホルダ2を一つ選択して移送する
移送メカ部、7はシャーシ、8は移送メカ部6により選
択され移送されたカートリッジホルダ2を保持するシャ
ーシ7に回動自在に支承されたホルダ、9は移送された
カートリッジホルダ2の移送駆動連結部3を案内するホ
ルダ8の第一のガイド部、10は移送されたカートリッ
ジホルダ2の移送ガイド4を案内するホルダ8の第二の
ガイド部、11はカートリッジホルダ2を介してホルダ
8に保持されたディスクカートリッジ1を装着して情報
の記録再生を行うドライブ部、12はドライブ部11に
設けた光ピックアップ、13はドライブ部11に取り付
けたブラケット、14はブラケット13を介してドライ
ブ部11を昇降させる昇降メカ部、15は記録ディスク
に磁界を印加する磁気ヘッド、16は磁気ヘッドを支持
するヘッド支持部、17は光ピックアップ12に取り付
けたアングル、18はアングル17に軸止したシャフ
ト、19はシャフト18に回動自在に支承されたヘッド
取付体、20はアングル17とヘッド取付体19に各々
両端を係止した付勢バネ、21はホルダ8に回動自在に
支承されたヘッド支持体、22はホルダ8に軸止したガ
イドシャフト、23はガイドシャフト22に摺動及び回
動自在に支承された磁気ヘッド昇降板、24はホルダ8
と磁気ヘッド昇降板23に各々両端を掛止した引張りバ
ネ、25はカートリッジホルダ2を押圧する押圧バネ、
26は押圧動作が操作される押圧バネ25の操作部、2
7は磁気ヘッド昇降板23と当接するブラケット13の
操作レバー、28は押圧バネ25の押圧動作を操作する
ブラケット13の押圧動作操作部、29はブラケット1
3とホルダ8に各々両端を係止した開付勢バネ、30は
開付勢バネ29により開付勢されたホルダ8と当接する
ブラケット13のストッパ部、31はブラケット13に
設けた昇降駆動部、32は昇降メカ部14の昇降モー
タ、33は昇降モータ32に固着されたウォームギア、
34はウォームギア33と噛合するウォームホイール、
35はウォームホイール34と噛合するギア、36はウ
ォームギア33と噛合するカムギア、37はカムギア3
6と噛合するギア、38はギア37と噛合する第一のピ
ニオン、39は第一のピニオン38と噛合するアイドラ
ギア、40はアイドラギア39と噛合する第二のピニオ
ン,41は第一のピニオン38と第二のピニオン40と
噛合し駆動されるラック、42はラック41に形成した
階段状カム溝、43は階段状カム溝42に形成した略水
平部、44はカムギア36に形成した第一のカム溝、4
5はカムギア36に形成した第二のカム溝、46は昇降
メカ部14の動力を伝達する動力伝達手段、47は第一
のカム溝44と係合しカムギア36上に設置した動力伝
達手段46の第一の駆動連結板、48はシャーシ7に回
動自在に支承され第一の駆動連結板47と係合する第二
の駆動連結板、49はシャーシ7に植設されホルダ8と
ブラケット13を回動可能に支承した回動支点、50は
シャーシ7に形成したホールド部、51は昇降モータ3
2に取り付けたモータP板、52はモータP板51に取
り付けたカウントスイッチ、53はモータP板51に取
り付けたホームスイッチ、54はシャーシ7に回動自在
に軸着されカムギア36の第二のカム溝45と係合する
スイッチ押圧レバーである。
【0013】以上のように構成されたディスク記録再生
装置について、以下その動作について説明する。まず移
送動作について説明する。移送動作は、まずブラケット
13によりホームスイッチ53を作動しホーム位置で待
機しているドライブ部11を、ストッカ部5に収納して
いるカートリッジホルダ2に装着したディスクカートリ
ッジ1の、所望ディスクカートリッジ1に対応した高さ
位置に昇降メカ部14を駆動して移動させる。昇降メカ
部14の動作は、昇降モータ32が作動されるとその回
転駆動力は、ウォームギア33、ウォームホイール3
4、ギア35、カムギア36、ギア37、アイドラギア
39を介して第一のピニオン38及び第二のピニオン4
0を駆動して、階段状カム溝42を設けたラック41を
矢印A方向へ移動させるため、ドライブ部11は階段状
カム溝42に係合しているブラケット13に設けた昇降
駆動部31により駆動され、回動支点49を支点として
ホルダ8と共に矢印B方向に回動し、カムギア36の回
転によってスイッチ押圧レバー54を矢印C方向に回動
してカウントスイッチ52を作動させ、所定回数を検知
して所望のディスクカートリッジ1に対応した高さ位置
の階段状カム溝42の略水平部43で停止するように昇
降モータ32の動作を制御する。この状態で移送メカ部
6により、所望のディスクカートリッジ1が装着されて
いるカートリッジホルダ2のストッカ部5へのロックを
解除すると共に移送駆動連結部3と係合し、ホルダ8へ
搬送する。この際、移送駆動連結部3はホルダ8の第一
のガイド部9に、移送ガイド4はホルダ8の第二のガイ
ド部10に案内されると共にシャーシ7に形成したホー
ルド部50に挿着される。
【0014】次に、チャッキング動作について説明す
る。チャッキング動作は、上記の移送動作完了状態か
ら、更に昇降モータ32を作動させてラック41を矢印
A方向に移動させて、ドライブ部11とホルダ8を矢印
B方向に回動させ、次のディスクカートリッジ1に対応
した高さ位置の階段状カム溝42の略水平部43で停止
させる。この際、ホルダ8は移送ガイド4がシャーシ7
に形成したホールド部50と挿着されているため回動せ
ず、ドライブ部11のみが開付勢バネ29に抗じて矢印
B方向に回動し、ディスクカートリッジ1をチャッキン
グする。また、チャッキング動作に伴いブラケット13
の押圧動作操作部28により押圧バネ25の操作部26
を駆動することでディスクカートリッジ1を押圧してい
る。
【0015】次に、磁気ヘッド動作について説明する。
磁気ヘッド動作は、上記のチャキング動作完了状態か
ら、更に昇降モータ32を作動させてラック41を矢印
A方向に移動させることで、カムギア36に設けた第一
のカム溝44と係合している第一の駆動連結板47を駆
動し、更に第一の駆動連結板47と係合している第二の
駆動連結板48を矢印D方向へ回動させる。磁気ヘッド
昇降板23は、上記のチャキング動作完了状態でブラケ
ット13の操作レバー27によってガイドシャフト22
を軸に矢印E方向に回動させられ第二の駆動連結板48
と係合しているため、磁気ヘッド昇降板23は第二の駆
動連結板48の矢印D方向への回動動作によりガイドシ
ャフト22に従い矢印F方向に摺動する。磁気ヘッド昇
降板23により保持されていた磁気ヘッド15を取り付
けたヘッド取付体19は、磁気ヘッド昇降板23がE方
向に摺動することにより、ディスクカートリッジ1の方
向に付勢バネ20によって付勢され、ディスクカートリ
ッジ1内のディスクに磁界を印加する。この逆の動作
は、ラック41をG方向に移動させることで、磁気ヘッ
ド15を取り付けたヘッド取付体19を磁気ヘッド昇降
板23により保持させることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ドライブ
部11の光ピックアップ12が摺動する範囲の反対側に
昇降駆動部31を設置したことにより、光ピックアップ
12が摺動しない領域を有効に使用することができ、昇
降メカ部14を小型化できるという効果が得られる。
【0017】また、昇降メカ部14のラック41をスト
ッカ部5の方向に移動させることで、ホルダ8を上昇さ
せるようにしたため、ホルダ8を最下段まで降下させた
時にラック41を干渉しない位置で構成することがで
き、昇降メカ部14を小型化できるという効果が得られ
る。
【0018】また、カムギア36の回転によるホルダ8
のストッカ部5に収納したディスクカートリッジ1に対
応した高さ位置を設定し、その高さ位置毎にカウントス
イッチ52を作動させるようにしたため、ホルダ8の位
置検知を正確にできると共に、構成を簡易化できるため
昇降メカ部14を小型化できるという効果が得られる。
【0019】また、ホルダ8に設けた第一のガイド部9
と第二のガイド部10によって、移送メカ部6により移
送されるカートリッジホルダ2は案内され、シャーシ7
のホールド部50に挿着されるという簡単な構成で、昇
降メカ部14によってホルダ8を次のディスクカートリ
ッジ1位置に対応した高さ位置に上昇させることで、デ
ィスクカートリッジ1のチャッキング動作ができるとい
う効果が得られる。
【0020】以上のように請求項8記載の発明は、押圧
動作操作部28によりディスクカートリッジ1移送時に
は押圧バネ25を退避させ、チャッキング動作と連動し
てディスクカートリッジ1を押圧させるようにしたた
め、簡単な構成でチャッキング時のみのディスクカート
リッジ1付勢を実現できると共に、移送時の負荷を軽減
できるという効果が得られる。
【0021】また、動力伝達手段46とヘッド支持部1
6の連結位置をホルダ8とドライブ部11が回動する回
動支点49を結ぶ略軸上としたことで、連結の結合およ
び切り離しを容易にできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるディスク記録再生
装置を示す分解斜視図
【図2】同カートリッジホルダを示す平面図
【図3】同カムギアの第一のカム溝を示す平面図
【図4】同カムギアの第二のカム溝を示す平面図
【図5】同カートリッジホルダの移送状態を示す側面図
【図6】同カートリッジホルダのチャッキング状態を示
す側面図
【図7】同磁気ヘッド昇降板と動力伝達手段の位置関係
を示す側面図
【図8】同磁気ヘッド昇降板と動力伝達手段の連結状態
を示す側面図
【図9】同押圧バネと押圧動作操作部の係合関係を示す
正面図
【図10】同押圧バネのディスクカートリッジへの押圧
状態を示す正面図
【図11】同磁気ヘッド退避状態を示す側面図
【図12】同磁気ヘッド降下状態を示す側面図
【符号の説明】
2 カートリッジホルダ 3 移送駆動連結部 4 移送ガイド 6 移送メカ部 8 ホルダ 9 第一のガイド部 10 第二のガイド部 14 昇降メカ部 15 磁気ヘッド 16 ヘッド支持部 25 押圧バネ 26 操作部 27 操作レバー 28 押圧動作操作部 29 開付勢バネ 30 ストッパ部 31 昇降駆動部 36 カムギア 41 ラック 46 動力伝達手段 49 回動支点 50 ホールド部 52 カウントスイッチ 54 スイッチ押圧レバー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクカートリッジを着脱自在に複数
    収納するストッカ部と、ディスクカートリッジ一つを選
    択し移送する移送メカ部と、移送されたディスクカート
    リッジを保持するホルダと、前記ホルダに保持されたデ
    ィスクカートリッジを装着して情報の記録再生を行うド
    ライブ部と、前記ドライブ部に摺動自在に搭載した光ピ
    ックアップと、前記ホルダを昇降させる昇降メカ部と、
    前記昇降メカ部と係合し前記ホルダを昇降させる昇降駆
    動部と、前記ホルダ及び前記ドライブ部を回動自在に支
    承するシャーシに設けた回動支点を備え、前記ドライブ
    部の前記光ピックアップが摺動する範囲の反対側に前記
    昇降駆動部を設置し、前記ホルダを昇降させるディスク
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降メカ部にラックを備え、前記ス
    トッカ部方向に前記ラックを移動させることで、前記ホ
    ルダを上昇させる請求項1記載のディスク記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 ディスクカートリッジを着脱自在に複数
    収納するストッカ部と、ディスクカートリッジ一つを選
    択し移送する移送メカ部と、移送されたディスクカート
    リッジを保持するホルダと、前記ホルダに保持されたデ
    ィスクカートリッジを装着して情報の記録再生を行うド
    ライブ部と、前記ホルダを昇降させる昇降メカ部と、前
    記ホルダ及び前記ドライブ部を回動自在に支承するシャ
    ーシに設けた回動支点と、前記昇降メカ部のカムギア
    と、前記カムギアと係合するスイッチ押圧レバーと、前
    記スイッチ押圧レバーにより作動されるカウントスイッ
    チを備え、前記ストッカ部のディスクカートリッジ収納
    ピッチに対応させて、前記カウントスイッチを作動させ
    るディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記カムギア1回転で、前記ストッカ部
    に収納されたディスクカートリッジの1収納ピッチ分、
    前記ホルダを昇降させる請求項3記載のディスク記録再
    生装置。
  5. 【請求項5】 ディスクカートリッジを着脱自在に複数
    収納するストッカ部と、ディスクカートリッジ一つを選
    択し移送する移送メカ部と、移送されたディスクカート
    リッジを保持するホルダと、前記ホルダに保持されたデ
    ィスクカートリッジを装着して情報の記録再生を行うド
    ライブ部と、前記ホルダを昇降させる昇降メカ部と、前
    記ホルダ及び前記ドライブ部を回動自在に支承するシャ
    ーシに設けた回動支点と、前記ドライブ部に対して前記
    ホルダを開付勢する開付勢バネと、前記ドライブ部のス
    トッパ部を備え、前記ドライブ部を前記昇降メカ部によ
    り駆動すると共に、前記開付勢バネにより開付勢されて
    いる前記ホルダと前記ストッパ部を当接させるディスク
    記録再生装置。
  6. 【請求項6】 ディスクカートリッジを装着するカート
    リッジホルダと、前記カートリッジホルダに設けた移送
    駆動連結部と、前記カートリッジホルダに設けた移送ガ
    イドと、前記カートリッジホルダを着脱自在に複数収納
    するストッカ部と、前記カートリッジホルダ一つを選択
    し移送する移送メカ部と、移送されたカートリッジホル
    ダを保持するホルダと、前記ホルダに保持された前記カ
    ートリッジホルダのディスクカートリッジを装着して情
    報の記録再生を行うドライブ部と、前記ホルダを昇降さ
    せる昇降メカ部と、前記ホルダ及び前記ドライブ部を回
    動自在に支承するシャーシに設けた回動支点と、前記ホ
    ルダに形成した第一のガイド部と、前記ホルダに形成し
    た第二のガイド部を備え、前記カートリッジホルダが前
    記移送メカ部により前記ホルダに移送される際、前記ホ
    ルダに形成した前記第一のガイド部および前記第二のガ
    イド部により前記移送駆動連結部および前記移送ガイド
    をそれぞれ案内するディスク記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記ストッカ部に収納された各カートリ
    ッジホルダに対応したホールド部をシャーシに形成し、
    前記カートリッジホルダが前記ホルダに移送されること
    で前記ホールド部に挿着させる請求項6記載のディスク
    記録再生装置。
  8. 【請求項8】 ディスクカートリッジを押圧する押圧バ
    ネと、押圧バネと係合する押圧動作操作部を備え、ディ
    スクカートリッジ移送時には押圧バネを退避させ、チャ
    ッキング動作と連動して前記ディスクカートリッジを押
    圧する請求項6記載のディスク記録再生装置。
  9. 【請求項9】 ディスクを収納しているディスクカート
    リッジと、前記ディスクカートリッジを着脱自在に複数
    収納するストッカ部と、前記ディスクカートリッジ一つ
    を選択し移送する移送メカ部と、移送された前記ディス
    クカートリッジを保持するホルダと、前記ホルダに保持
    された前記ディスクカートリッジを装着して情報の記録
    再生を行うドライブ部と、前記ホルダ部を昇降させる昇
    降メカ部と、前記ドライブ部と前記ホルダを回動自在に
    支承するシャーシの回動支点と、前記ドライブ部に対し
    て前記ホルダを開付勢する開付勢バネと、前記ホルダと
    当接する前記ドライブ部のストッパ部と、前記ディスク
    カートリッジに収納されたディスクに磁界を印加する磁
    気ヘッドと、前記磁気ヘッドを支持するヘッド支持部
    と、前記昇降メカ部の動力を伝達する動力伝達手段を備
    え、前記動力伝達手段と前記ヘッド支持部の連結位置を
    前記回動支点を結ぶ略軸上としたディスク記録再生装
    置。
  10. 【請求項10】 ヘッド支持部と動力伝達手段の連結
    は、チャッキング動作と連動して連結状態となるよう構
    成する請求項9記載のディスク記録再生装置。
  11. 【請求項11】 ヘッド支持部は動力伝達手段により、
    回動支点を結ぶ軸に対して略平行にスライド動作させる
    ことで、磁気ヘッドの昇降を行う請求項9記載のディス
    ク記録再生装置。
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