JPH1011851A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH1011851A JPH1011851A JP8167008A JP16700896A JPH1011851A JP H1011851 A JPH1011851 A JP H1011851A JP 8167008 A JP8167008 A JP 8167008A JP 16700896 A JP16700896 A JP 16700896A JP H1011851 A JPH1011851 A JP H1011851A
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Abstract
セット押し込み力の最適化が可能な磁気記録再生装置を
提供すること。 【解決手段】 DCモータ37の出力軸に取り付けた進
み角30゜のウォームギヤを含む減速手段と、ワイパー
アーム19Rに構成した偏心ギヤ23及び偏心ギヤ23
と噛合する駆動ラック24の内歯車25を設けることに
より、減速比を変化させ、負荷変動幅を低減し、カセッ
ト押し込み力の最適化が可能となる。
Description
したテープカセットを装置の所定位置に着脱させるテー
プカセット装着機構と、装置内の各部の動作を制御する
駆動機構を備えた磁気記録再生装置に関するものであ
る。
やデジタルオーディオテープレコーダ(DAT)などに
おいて、小型化、低価格化が強く要求されている。これ
に伴い、カセット装着機構、駆動機構においても駆動力
の削減、部品点数の削減と構成の簡略化が要求されてい
る。
図面を用いて説明する。図9は磁気記録再生装置の平面
図で、テープカセット装着装置101にテープカセット
102を装置外から着脱可能にした状態(以降、イジェ
クト状態と称す。)を示す。図10は同じく側面図を示
し、(a)は、イジェクト状態、(b)はテープカセッ
ト102が装置内の所定位置に圧着、固定され、内蔵さ
れた磁気テープ103に信号の記録再生可能な状態(以
降カセットダウン状態と称す)を示す。
ット102を保持するカセットホルダ104は、ホルダ
プレート105とそのホルダプレート105に取り付け
られた2枚の板ばね106R、106Lと、ガイドピン
107R、108R、109Rを有するホルダガイド1
10Rと、3本のガイドピン(図示せず)を同様に有す
るホルダガイド110Lから構成されている。ガイドピ
ン107R、108R、109Rそれぞれに係合し、カ
セットホルダ104の移動と移動中の姿勢を制御するガ
イド溝111R、112R、113Rと、装置外からテ
ープカセット102の挿入をガイドするカセットガイド
114Rが一体に形成されたサイドプレート115R
と、同様にホルダガイド110Lの3本のガイドピンそ
れぞれに係合する3つのガイド溝(図示せず)と、カセ
ットガイド114Lが一体に形成されたサイドプレート
115Lがシャーシ116に固定され、トッププレート
(図示せず)は、サイドプレート115R、115Lを
接続するように取り付けられている。
軸120(図10)に同位相に固定され、同期軸120
はサイドプレート115R、115Lとシャーシ116
で形成される孔形状に回転自在に取り付けられている。
ワイパーアーム119Rには溝121Rが形成され、サ
イドプレート115Rを貫通して突出しているガイドピ
ン107Rに係合している、また、カセットダウン状態
でガイドピン107Rをシャーシ116方向に押しつけ
るワイパーばね122Rが取り付けられている。これら
はワイパーアーム119Lにおいても同様の構成であ
る。
中心と同心のギヤ123が一体で形成され、第1駆動ラ
ック124のラック125に噛合している。第1駆動ラ
ック124はサイドプレート115Rに矢印C,D方向
に移動可能に取り付けられ、切り欠き部127、128
は、LED129から照射される光がフォトトランジス
タ(図示せず)に到達する光路に対し、イジェクト完了
と、カセットダウン完了状態の位置では遮らない位置に
形成されている。
動ラック124に重なるよう端部付近にラック126を
有する第2駆動ラック152が第1駆動ラック124同
様に矢印C,D方向に移動可能に取り付けられ、第1駆
動ラック124と第2駆動ラック152の間には挿入ば
ね153が張架されている。
トホルダ104がシャーシに対して垂直方向に移動する
ときワイパーアーム119Rのカム面154に当接する
よう回動自在に取り付けられたダウン補助レバー155
とそのダウン補助レバー155に矢印E方向の回動力を
付勢する捻りばね156が取り付けられている。連結ギ
ヤ131はラック126と噛合するギヤ132と、メイ
ンカムギヤ133の第1セクタギヤ134と噛合する第
2セクタギヤ135とが一体に形成され、メインカムギ
ヤ133が所定角度回転する間は第1セクタギヤ134
と第2セクタギヤ135が噛合し、第2駆動ラック15
2が移動する、その後、第1セクタギヤ134と、第2
セクタギヤ135の噛合が解除され、メインカムギヤ1
33が回転しても連結ギヤ131は回転せず、第2駆動
ラック152は停止する。
37と、その出力軸に取り付けられた図示しないモータ
カップリングを介し回転駆動力が伝達され、進み角が約
5゜のウォームギヤ139と、そのウォームギヤ139
に噛合するウォームホイールギヤ140とメインカムギ
ヤ133のギヤ141と噛合するギヤ142が一体に形
成された中間ギヤ143が取り付けられている。これら
ギヤ列により、DCモータ137の駆動力がワイパーア
ーム119R、119Lに伝達され、DCモータ137
からワイパーアーム119Rのギヤ123までの減速比
は約160で固定である。
の動作の制御を行う図示しないメインレバーの移動を行
うカム溝が形成されており、上面にはピンチアーム15
0を動作させるカム溝151が形成されている。
いて、その動作を説明する。まず、カセットローディン
グ動作について説明する。図10(a)において、テー
プカセット102を装置外からカセットホルダ104の
所定位置に装着した状態を示す。この状態でテープカセ
ット102を所定の力で押し込むと、カセットホルダと
共に、ガイドピン107Rと図示しない反対側のガイド
ピンに移動力がかかり、その力が係合しているワイパー
アーム119R、119Lに作用し、ワイパーアーム1
19Rのギヤ123に回転力が発生し、第1駆動ラック
124に矢印C方向に移動する力が発生する。
131、メインカム133、中間ギヤ143を介しウォ
ームギヤ139と噛合しており、ウォームギヤ139の
進み角が小さいため中間ギヤ143側からウォームギヤ
139を回転させることはできないため、挿入ばね15
3が伸びて第1駆動ラック124のみが矢印C方向に移
動する。このとき、切り欠き部127が移動しLED1
29からフォトトランジスタ130への光路を遮り、テ
ープカセット102が押し込まれたことを検出する。
転し、ギヤ列により駆動力がメインカムギヤ133、連
結ギヤ131に伝達され、第2駆動ラック152が矢印
C方向に移動し、それに伴い第1駆動ラック124も矢
印C方向に移動することにより、ワイパーアーム119
R並びにワイパーアーム119Lが回動する。一体にな
ったテープカセット102とカセットホルダ104は、
まずシャーシ116に対し略平行方向に、次にシャーシ
116に対して略垂直方向に所定の姿勢で移動する(以
降このシャーシ116に平行な移動を水平ストローク、
シャーシ116に垂直な移動を垂直ストローク、また、
水平ストロークから垂直ストロークへ切り替わる点を変
曲点と称す)。
109Rとガイド溝111R、112R、113R並び
に図示しない側のガイドピン、ガイド溝の作用による。
カセットホルダ104が垂直ストローク中、ワイパーア
ーム119Rのカム面154がダウン補助レバー155
に当接しながら回動することで、変曲点を過ぎた後、テ
ープカセット102と、カセットホルダ104の重量が
ワイパーアーム119R、119Lにかかり、移動速度
が急上昇し、テープカセット102がシャーシ116に
当接する衝撃音の発生を低減する。
所定位置に装着された後、メインカムギヤ133が回転
し、第1駆動ラック124と第2駆動ラック152が矢
印C方向に移動し、ワイパーアーム119Rがさらに回
動することでワイパーバネ122Rが撓み、ガイドピン
107Rがシャーシ116方向に付勢される、また、ワ
イパーアーム119L側においても同様にガイドピンが
シャーシ116方向に付勢され、テープカセット102
がシャーシ116の所定位置に圧着、固定される。その
後、メインカムギヤ133が回転を続け、テープカセッ
ト装着装置101以外の機構部の動作を制御する時は、
第1セクタギヤ134と、連結ギヤ131の第2セクタ
ギヤ135の噛合が解除され、連結ギヤ131の回転は
停止し、テープカセット102はシャーシ116に圧
着、固定された状態で保持される。
明する。カセットイジェクト動作に入るとDCモータ1
37がカセットローディング動作とは反対方向に回転
し、メインカムギヤ133も反対方向に回転する。メイ
ンカムカムギヤ133が所定角度回転してからは第1セ
クタギヤ134と、連結ギヤ131の第2セクタギヤ1
35が噛合し、ローディング方向とは反対方向に回転を
開始する。連結ギヤ131のギヤ132に噛合している
ラック126の第2駆動ラック152が矢印D方向に移
動すると、第1駆動ラック124と第2駆動ラック15
2は挿入ばね153の作用で一体となっているため、第
1駆動ラック124も矢印B方向に移動しワイパーアー
ム119R、119Lがローディング動作とは反対方向
に回動する。
中、ダウン補助レバー155はワイパーアーム119R
のカム面154に当接し、捻りばね156の作用でワイ
パーアーム119Rがカセットホルダ104をシャーシ
116から遠ざける方向に付勢し、テープカセット10
2と、カセットホルダ104の重量がワイパーアーム1
19R、119Lにかかり、駆動負荷が増大するのを低
減している。その後、テープカセット102は変曲点を
通過し、水平ストローク後イジェクト状態にてDCモー
タ137の回転を停止させる。この状態でテープカセッ
ト102は磁気記録再生装置外から脱着可能になる。
におけるDCモータ137の電流値、(b)にカセット
イジェクト動作におけるDCモータ137の電流値を示
す。ここで、DCモータ137の電流値と駆動負荷は比
例しているので負荷変動を示している。また、図中、破
線はダウン補助レバー155がない場合を示し、ダウン
補助レバー155を用いることで負荷の変動を低減を行
っている。
来の構成では、テープカセット102が押し込まれたこ
とを、第1駆動ラック124の移動により、LED12
9からフォトトランジスタ130への光路を遮ることで
検出するが、ウォームギヤ139の進み角が小さいため
ウォームホイール140側からウォームギヤ139を回
転させることができない(一般にギヤ間の摩擦係数が
0.15のとき、進み角9゜以下では逆転しない)の
で、駆動ラックを第1駆動ラック124と第2駆動ラッ
ク152からなる二重構成にする必要があること、か
つ、それら2つの駆動ラック間に挿入ばね153を張架
した構造とする必要があること、また、この挿入ばね1
53の力を小さくするとカセットイジェクト動作の垂直
ストロークから変曲点にかけて、挿入ばね153が伸
び、水平ストロークで縮むため、テープカセット102
が装置外に飛び出すという問題があった。
f程度までしか低減できず使用感が悪いという問題点が
あった。また、ダウン補助レバー155とそれを付勢す
る捻りばね156はカセットローディング動作中の垂直
ストロークではワイパーアーム119Rの駆動負荷を増
大させている問題点もあり、各駆動部材の強度を確保す
るため樹脂部品は材質による強度向上や、部品の厚肉化
が、板金部品は板厚の増大等が必要になる、また、駆動
モータについても高出力化や、それにともなう消費電力
の増大が考えられ、製品のコストが上がるという問題点
があった。
するもので、駆動ラックを二重構造とすることなくカセ
ットが押し込まれたことを検出でき、かつ、カセット押
し込み力を低減してもテープカセットの飛び出し等が発
生しないことや、ダウン補助レバー等を利用せずにテー
プカセット装着装置の駆動負荷の変動を小さくするこ
と、また、駆動の最大負荷を低減できる等、部品点数の
削減や、負荷の低減が可能で、簡易な構成で安価な磁気
記録装置を提供することを目的とする。
に本発明の磁気記録再生装置は複数のガイドピンを有
し、磁気記録媒体が内蔵されたテープカセットを保持す
るカセット保持手段と、前記テープカセットの一部を装
置外に突出させて前記テープカセットの着脱が可能な第
1位置と、前記装置の内部引き込み前記磁気記録媒体に
信号の記録再生可能な第2位置とに前記カセット保持手
段の移動をガイドする複数のガイド溝を有するガイド手
段と、回動可能であり、前記ガイドピンに係合する係合
部と、回動中心と異なる位置を中心とする偏心歯車部と
を有し、前記カセット保持手段を前記第1位置と第2位
置に移動させる駆動アーム手段と、前記偏心歯車部と連
続的に噛合する歯車部を有し、直線的に移動可能な駆動
部材の構成を有している。
外から装置内の所定位置に装着するローディング時と、
テープカセットの一部を装置外に突出させるイジェクト
時のテープカセット装着装置の駆動負荷が平準化でき動
力伝達系の小型化や部品点数の削減が可能になる。
は、複数のガイドピンを有し、磁気記録媒体が内蔵され
たテープカセットを保持するカセット保持手段と、前記
テープカセットの一部を装置外に突出させて前記テープ
カセットの着脱が可能な第1位置と、装置の内部で、前
記磁気記録媒体に信号を記録再生可能な第2位置とに前
記カセット保持手段の移動をガイドする複数のガイド溝
を有するガイド手段と、回動可能であり、前記ガイドピ
ンに係合する溝部と、回動中心と異なる位置に中心をも
つ偏心歯車部とを有し、前記カセット保持手段を前記第
1位置と第2位置に移動させる駆動アーム手段と、前記
偏心歯車部と連続的に噛合する歯車部を有し、直線移動
可能な直線移動手段を備えたことを特徴とする磁気記録
再生装置としたものであり、テープカセットを保持し一
体となって移動するカセット保持手段は複数のガイドピ
ンを有し、それらガイドピンが係合するガイド手段によ
りテープカセットの一部を装置外に突出させた位置と、
信号の記録再生可能な位置に所定の姿勢で移動できる。
駆動アーム手段は回動自在に取り付けられ、その回動中
心とは異なる位置に中心をもつ偏心歯車部と、ガイドピ
ンと係合する溝部を有する。直線移動手段に構成された
歯車部は偏心歯車部と噛合し、移動に伴いその噛合位置
と駆動アーム手段の回動中心との距離が連続的に変化す
るという作用を有する。
ンを有し、磁気記録媒体が内蔵されたテープカセットを
保持するカセット保持手段と、基体に取り付けられ、テ
ープカセットの一部を装置外に突出させて前記テープカ
セットの着脱が可能な第1位置と、装置の内部で前記磁
気記録媒体に信号の記録再生可能な第2位置に、前記カ
セット保持手段を前記基体に対し略平行方向から、略垂
直方向に順次移動するようガイドする複数のガイド溝を
有するガイド手段と、回動可能であり、前記ガイドピン
に係合する溝部と、回動中心と異なる位置に中心をもつ
偏心歯車部とを有し、前記カセット保持手段を前記第1
位置と第2位置に移動させる駆動アーム手段と、前記カ
セット保持手段が前記基体に対して略平行に移動する位
置では駆動アーム手段の回動中心に対して相対的に近い
位置で前記偏心歯車と噛合し、略垂直に移動する位置で
は相対的に遠い位置で噛合するよう連続的に噛合位置が
変化するよう構成された直線移動手段と、装置全体の動
作態様切り替え手段の駆動を行う回転駆動手段と、前記
回転駆動手段の出力軸に取り付けられ進み角が20度以
上のウォームギアを含み、前記ウォームギヤから前記駆
動アーム手段までの減速比が前記カセット保持手段が前
記基体に対して略平行方向に移動する位置では110以
下に、略垂直方向では110以上に設定した減速手段を
備えたことを特徴とする磁気記録再生装置としたもので
あり、テープカセットを保持し一体となって移動するカ
セット保持手段は複数のガイドピンを有し、それらガイ
ドピンが係合するガイド手段は基体に取り付けられ、テ
ープカセットの一部を装置外に突出させた位置と、装置
の内部で信号の記録再生可能な位置に、基体に対し略平
行方向から略垂直方向に順次移動方向と、姿勢を制御す
る。
れ、その回動中心とは異なる位置に中心をもつ偏心歯車
部と、ガイドピンと係合する溝部を有する。直線移動す
る直線移動手段はカセット保持手段が基体に対し略平行
移動位置では駆動アーム手段の回動中心に対して相対的
に近い位置で噛合し、略垂直移動位置では相対的に遠い
位置で噛合するよう連続的に噛合位置が変化する。減速
手段は進み角が20度以上のウォームギアを含み、駆動
アーム手段までの減速比が前記カセット保持手段が前記
基体に対して略平行方向に移動する位置では110以下
に設定されているため、カセット保持手段に装着された
テープカセットを押し込んだとき適当な反力を与えつつ
逆転する。また、略垂直方向では減速比を110以上に
設定しているため、カセット保持手段が垂直方向移動時
の移動速度の低減と、回転駆動手段の負荷低減が可能に
なるという作用を有する。
ら図8を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の磁気記録再生装置の平
面図で、テープカセット装着装置1にテープカセット2
を装置外から着脱可能にした状態(以降、イジェクト状
態と称す)を示す。図2は同じく側面図を示し、(a)
は、イジェクト状態、(b)はテープカセット2が装置
内の所定位置に圧着、固定され内蔵された磁気記録媒体
としての磁気テープ3に信号の記録再生可能な状態(以
降カセットダウン状態と称す)を示す。磁気テープ3が
内蔵されたテープカセット2を保持するカセット保持手
段としてのカセットホルダ4は、ホルダプレート5とそ
のホルダプレート5に取り付けられた2枚の板ばね6
R、6Lと、ガイドピン7R、8R、9Rを有するホル
ダガイド10Rと、図示しない3本のガイドピンを同様
に有するホルダガイド10Lから構成されている。ガイ
ドピン7R、8R、9Rそれぞれに係合し、カセットホ
ルダ4の移動と移動中の姿勢を制御するガイド溝11
R、12R、13Rと、装置外からテープカセット2の
挿入をガイドするカセットガイド14Rが一体に形成さ
れたガイド手段としてのサイドプレート15Rと、ホル
ダガイド10Lの3本のガイドピンにそれぞれ係合する
図示しない3本のガイド溝と、カセットガイド14Lが
一体に形成されたサイドプレート15Rが基体としての
シャーシ16に対し、ネジ17でそれぞれ締結、固定さ
れ、トッププレート18は、サイドプレート15R、1
5Lを接続するように取り付けられている。
R、19Lは同期軸20に同位相に固定され、同期軸2
0はサイドプレート15R、15Lとシャーシ16で形
成される孔形状に回転自在に取り付けられている。ワイ
パーアーム19Rに形成された溝部21Rは、サイドプ
レート15Rを貫通して突出しているガイドピン7Rに
係合し、ワイパーばね22Rはワイパーアーム19Rに
取り付けられ、ガイドピン7Rをシャーシ16方向に付
勢する。また、ワイパーアーム19L側も同様の構成で
図示しないワイパーばねでガイドピンをシャーシ16方
向に付勢する構成となっている。さらに、ワイパーアー
ム19Rにはその回動中心とは異なる位置に中心をもつ
偏心歯車部としての偏心ギヤ23が一体で形成されてい
る。直線移動手段としての駆動ラック24はサイドプレ
ート15Rに矢印A,B方向に移動可能に取り付けられ
ており、その端部付近には、偏心ギヤ23に噛合する内
歯車25が形成され、他の端部付近にはラック26が形
成されている。
された切り欠き部27、28は、LED29から照射さ
れる光がフォトトランジスタ30に到達する光路に対
し、駆動ラック24がイジェクト完了と、カセットダウ
ン完了の位置では遮らないよう位置し、それ以外の位置
では光路を遮るよう位置している。連結ギヤ31はラッ
ク26と噛合するギヤ32と、メインカムギヤ33の第
1セクタギヤ34と噛合する第2セクタギヤ35とが一
体に形成され、メインカムギヤ33が所定角度回転する
間は連結ギヤ31が回転し、駆動ラック24が移動す
る。
ギヤ35の噛合が解除され、メインカムギヤ33が回転
しても連結ギヤ31は回転せず、駆動ラック24は移動
しない構成となっている。モータブラケット36には回
転駆動手段としてのDCモータ37と、その出力軸に取
り付けられたモータカップリング38を介し回転駆動力
が伝達され、進み角が30゜のウォームギヤ39と、そ
のウォームギヤ39に噛合するウォームホイールギヤ4
0とメインカムギヤ33のギヤ41と噛合するギヤ42
が一体に形成された中間ギヤ43が取り付けられてい
る。これら、減速手段としてのウォームギヤ39、中間
ギヤ43、メインカムギヤ33、連結ギヤ31、駆動ラ
ック24、ワイパーアーム19Rの偏心ギヤ23からな
るギヤ列により、DCモータ37の駆動力がワイパーア
ーム19R、19Lに伝達される。
動作(例えば、磁気ヘッドを搭載した回転シリンダ44
に磁気テープ3を巻回するためのテープガイド45S、
45Tの移動や、リール台46S、46Tの制動を行う
ブレーキユニット47S、47T等の動作)の制御を行
う動作態様切り替え手段としての図示しないメインレバ
ーの移動を行うカム溝が形成されており、上面にはピン
チローラ48をキャプスタン49に圧接、離間を行うた
めのピンチアーム50を動作させるカム溝51が形成さ
れている。
る。図3は駆動系のみの平面図、図4は側面図で(a)
はイジェクト状態、(b)はカセットダウン状態を示
す。DCモータ37からワイパーアーム19R、19L
への駆動力の伝達は前述のとおりである。平面図中のa
寸法と、側面図(a)のb1寸法、(b)のb2寸法か
ら連結ギヤからワイパーアーム19Rまでの減速比がわ
かり、イジェクト状態でb1/a,カセットダウン状態
b2/aであらわせ、(b1/a)<(b2/a)の関
係になっている。
3と駆動ラック24の内歯車25の作用により駆動ラッ
ク24の移動により減速比が漸次変化してゆく、図5に
イジェクト状態からカセットダウン状態までの連結ギヤ
31からワイパーアーム19Rの減速比の変化を示す。
また、図6に駆動系の各ギヤ仕様と、DCモータ37の
出力軸を1とした場合の減速比を示す。
ープカセット2の装置外に突出した部分を押し込む、カ
セット押し込み力Fとワイパーアーム19R側の偏心ギ
ヤ23の回転力Mの関係は、
0を原車とした場合のウォームギヤ39の伝達効率は、
は、
1における各数値と、摩擦係数0.15、平歯車同士の
伝達効率0.9、DCモータ37の空転トルクT=7g
f−cmを代入し計算すると、カセット押し込み力Fは
約427gfで、カセット押し込み力の許容範囲である
350gfから500gfのほぼ中央値となる。摩擦係
数については0.1のとき、カセット押し込み力は36
0gf、0.2のとき、カセット押し込み力は505g
fとなり、摩擦係数が30%程度ばらついてもカセット
押し込み力の許容範囲にほぼ収めることができる。
いて、その動作を説明する。まず、テープカセット2を
磁気記録再生装置の所定位置に装着する動作、カセット
ローディング動作について説明する。図2(a)におい
て、テープカセット2を装置外からカセットホルダ4の
所定位置に装着し、テープカセット2の一部が装置外に
突出した状態を示す。この状態でテープカセット2を上
記カセット押し込み力F以上の力で押し込むと、カセッ
トホルダと共に、ガイドピン7Rと図示しない反対側の
ガイドピンに力Fがかかる、その力が係合しているワイ
パーアーム19R、19Lに作用し、ワイパーアーム1
9Rの偏心ギヤ23に回転力Mが発生する。この力が順
次、ギヤ列に伝わり、DCモータ37が逆転を開始し、
テープカセット2がカセットホルダ4と共に移動を開始
する。
い、切り欠き部27が移動しLED29からフォトトラ
ンジスタ30への光路を遮り、テープカセット2が押し
込まれたことを検出できる。検出後はDCモータ37が
所定方向に回転し、ギヤ列により駆動力がメインカムギ
ヤ33、連結ギヤ31が回転し、駆動ラック24が移動
することでワイパーアーム19R並びにワイパーアーム
19Lが駆動され、テープカセット2がカセットホルダ
4と一体となって最初はシャーシ16に対し略平行方向
に、その後はシャーシ16に対して略垂直方向に所定の
姿勢で移動する(以降このシャーシ16に平行な移動を
水平ストローク、シャーシ16に垂直な移動を垂直スト
ローク、また、水平ストロークから垂直ストロークへ切
り替わる点を変曲点と称す)。
それぞれに係合するガイド溝11R、12R、13R
と、図示しない側の3本のガイドピンとガイド溝の作用
による。テープカセット2がシャーシ16の所定位置に
装着された後も第1セクタギヤ34と第2セクタギヤ3
5が噛合している間は、連結ギヤ31が回転し、駆動ラ
ック24が矢印A方向に移動することでワイパーアーム
19R、19Lがさらに回転し、ワイパーばね22Rと
図示しない側のワイパーばねが撓み、ガイドピン7Rと
図示しない反対側のガイドピンにシャーシ16方向の力
がかかり、テープカセット2がシャーシ16の所定位置
に圧着、固定される。
ギヤ35の噛合が解除され、メインカムギヤ33が回転
しても連結ギヤ31は回転せず、テープカセット2はシ
ャーシ16の所定位置に圧着、固定された状態で保持さ
れる。メインカムギヤ33の回転はその後も続き、テー
プカセット装着装置1以外の機構の動作を制御すること
ができる。
4と共に磁気記録再生装置の所定位置(カセットダウン
状態)から一部を装置外に突出させるイジェクト状態に
なるよう移動させるカセットイジェクト動作について説
明する。
タ37がカセットローディング動作とは反対方向に回転
し、メインカムギヤ33も反対方向に回転する。メイン
カムギヤ33の所定角度回転後は第1セクタギヤ34と
第2セクタギヤ35が噛合し、連結ギヤ31はローディ
ング方向とは反対方向に回転を開始する。駆動ラック2
4は矢印B方向に移動しワイパーアーム19R、19L
がローディング動作とは反対方向に回動することでテー
プカセット2はカセットホルダ4と共に垂直ストロー
ク、変曲点、水平ストローク後、イジェクト状態にてD
Cモータ37の回転を停止させる。この状態でテープカ
セット2は磁気記録再生装置外から脱着可能になる。
おけるDCモータ37の電流値、(b)にカセットイジ
ェクト動作におけるDCモータ37の電流値を示す。D
Cモータ37において一定電圧で駆動しているため駆動
負荷と電流値は比例している。
パーアーム19Rの偏心ギヤ23とそれに噛合する駆動
ラック24の内歯車25を設けることにより、カセット
ローディング動作におけるカセットホルダ4の移動速度
と駆動負荷の平準化と、カセットイジェクト動作におけ
る駆動負荷の平準化が、ダウン補助レバーやそれに付勢
する捻りバネを追加することなく可能で、また、進み角
30゜のウォームギヤを使用し、イジェクト状態でDC
モータ37からワイパーアーム19Rまでの減速比を9
2.9で逆転可能に設定することにより、イジェクト状
態で最適なカセット押し込み力をテープカセット2に与
えることが可能になり、従来必要だった駆動ラック24
の二重構造化や、その間に張架する挿入バネが不要にな
るなど、部品点数の削減が可能になる。
の第1セクタギヤ34と、連結ギヤ31の第2セクタギ
ヤ35で駆動ラック24を間欠的に直線移動させたが、
図8に示すようにメインカムギヤ52にカム溝53を構
成し、そのカム溝53に係合するカムフォロワーと、駆
動ラックのピンと係合する長孔をもちメインカムギヤの
回転により間欠的に回動駆動されるアームを利用して駆
動ラックを間欠的に直線移動させることでも同様の効果
を得ることができる。
品を追加することなくカセットローディング動作中の駆
動負荷と移動速度の平準化及びカセットイジェクト動作
における駆動負荷の平準化が可能になる、また、減速手
段の設定で最適なカセット押し込み力を確保しながら、
逆転可能にすることで部品点数の削減が図れるという優
れた効果が得られる。
の平面図
のイジェクト状態を示す側面図 (b)同実施の形態における磁気記録再生装置のカセッ
トダウン状態を示す側面図
系の平面図
の駆動系でイジェクト状態を示す側面図 (b)同実施の形態における磁気記録再生装置の駆動系
でカセットダウン状態を示す側面図
ギヤからワイパーアームの減速比の変化を示す図
系のギヤ仕様を示す図
のカセットローディング動作中のモータ電流の変化を示
す図 (b)同実施の形態における磁気記録再生装置のカセッ
トイジェクト動作中のモータ電流の変化を示す図
ンカムギヤから駆動ラックへの伝達系の他の構成を示す
平面図
状態を示す側面図 (b)従来の磁気記録再生装置のカセットダウン状態を
示す側面図
ーディング動作中のモータ電流の変化を示す図 (b)従来の磁気記録再生装置のカセットイジェクト動
作中のモータ電流の変化を示す図
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のガイドピンを有し、磁気記録媒体
が内蔵されたテープカセットを保持するカセット保持手
段と、 前記テープカセットの一部を装置外に突出させて前記テ
ープカセットの着脱が可能な第1位置と、装置の内部
で、前記磁気記録媒体に信号を記録再生可能な第2位置
とに前記カセット保持手段の移動を案内する複数のガイ
ド溝を有するガイド手段と、 回動可能であり、前記ガイドピンに係合する溝部と、回
動中心と異なる位置に中心を持つ偏心歯車部とを有し、
前記カセット保持手段を前記第1位置と第2位置に移動
させる駆動アーム手段と、 前記偏心歯車部と連続的に噛合する歯車部を有し、直線
的に移動する直線移動手段を備えたことを特徴とする磁
気記録再生装置。 - 【請求項2】 直線移動手段に構成された歯車部は駆動
アーム手段の偏心歯車部と連続的に噛合する内歯車であ
ることを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。 - 【請求項3】 ガイド手段は、基体に取り付けられ、テ
ープカセットの一部を装置外に突出させて前記テープカ
セットの着脱が可能な第1位置と、前記装置の内部で前
記磁気記録媒体に信号の記録再生可能な第2位置に複数
のガイド溝でカセット保持手段を前記基体に対し略平行
方向から、略垂直方向に順次移動可能とし、 直線移動手段の内歯車は前記テープカセット保持手段が
前記基体に対して略平行に移動する位置では駆動アーム
手段の回動中心に対して相対的に近い位置で偏心歯車と
噛合し、略垂直に移動するときは相対的に遠い位置で噛
合するよう連続的に噛合位置が変化することを特徴とす
る請求項1もしくは請求項2に記載の磁気記録再生装
置。 - 【請求項4】 複数のガイドピンを有し、磁気記録媒体
が内蔵されたテープカセットを保持するカセット保持手
段と、 基体に取り付けられ、テープカセットの一部を装置外に
突出させて前記テープカセットの着脱が可能な第1位置
と、前記装置の内部で前記磁気記録媒体に信号の記録再
生可能な第2位置に、前記カセット保持手段を前記基体
に対し略平行方向から、略垂直方向に順次移動するよう
案内する複数のガイド溝を有するガイド手段と、 前記ガイドピンに係合する溝部と、回動中心と異なる位
置に中心をもつ偏心歯車部とを有し、前記カセット保持
手段を前記第1位置と第2位置に移動させる回動可能な
駆動アーム手段と、 前記駆動アーム手段の偏心歯車部と噛合し、その噛合位
置が前記カセット保持手段の前記基体に対し略平行移動
位置では前記駆動アーム手段の回動中心に対して相対的
に近い位置に、略垂直移動位置では相対的に遠い位置に
連続的に噛合位置が変化する歯車部を有する直線移動手
段と、 装置全体の動作態様切り替え手段の駆動を行う回転駆動
手段と、 前記回転駆動手段の出力軸に取り付けられ進み角が20
度以上のウォームギアを含み、前記ウォームギヤから前
記駆動アーム手段までの減速比が前記カセット保持手段
が前記基体に対して略平行方向に移動する位置では11
0以下に、略垂直方向では110以上に設定した減速手
段を備えたことを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16700896A JP3341584B2 (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 磁気記録再生装置 |
US08/881,101 US5930070A (en) | 1996-06-27 | 1997-06-24 | Tape loading apparatus for loading a magnetic tape in a magnetic recording and reproducing system |
CN97117409A CN1118805C (zh) | 1996-06-27 | 1997-06-27 | 磁带装载装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16700896A JP3341584B2 (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1011851A true JPH1011851A (ja) | 1998-01-16 |
JP3341584B2 JP3341584B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=15841678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16700896A Expired - Lifetime JP3341584B2 (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3341584B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60138765A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-23 | Kohei Muramoto | カセツト装着装置 |
JPS62214545A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-21 | Mitsubishi Electric Corp | カセツトロ−デイング装置 |
JPH02177160A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-10 | Mitsubishi Electric Corp | カセット装着装置 |
JPH05274756A (ja) * | 1992-01-20 | 1993-10-22 | Funai Electric Co Ltd | カセットローディング装置 |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP16700896A patent/JP3341584B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
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JPS60138765A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-23 | Kohei Muramoto | カセツト装着装置 |
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JPH05274756A (ja) * | 1992-01-20 | 1993-10-22 | Funai Electric Co Ltd | カセットローディング装置 |
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JP3341584B2 (ja) | 2002-11-05 |
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