JPH10118342A - ぬいぐるみ - Google Patents

ぬいぐるみ

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Publication number
JPH10118342A
JPH10118342A JP31254696A JP31254696A JPH10118342A JP H10118342 A JPH10118342 A JP H10118342A JP 31254696 A JP31254696 A JP 31254696A JP 31254696 A JP31254696 A JP 31254696A JP H10118342 A JPH10118342 A JP H10118342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
head
stuffed
base end
sheet material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31254696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Ogawa
良春 小川
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP31254696A priority Critical patent/JPH10118342A/ja
Publication of JPH10118342A publication Critical patent/JPH10118342A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ぬいぐるみの頭髪を簡易な手法で本ものらし
く仕上げる。 【解決手段】 シート材の基端部10を除いた箇所に多
数の平行な切り込みを入れることにより多数の毛髪片1
1が形成された頭髪2を得る。この頭髪2をぬいぐるみ
の頭部に当て、基端部10の箇所で頭部に固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な頭髪を有し
たぬいぐるみに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ぬいぐるみの頭髪は毛糸で作られ
ている。この頭髪を作るには、まず毛糸を束ねて長さを
揃え、これを平らに並べてその一端を二本のテープ状の
布で挟み込み、ミシンで縫製する。そして、そのように
縫製した頭髪をぬいぐるみの頭部に糊で接着したり、縫
い込んだりしている。また、フェルト等の平生地を頭巾
状に縫製し、これをぬいぐるみの頭部に被せ、接着剤、
糸かがり等により固定するようなことも行なわれてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
頭髪は毛糸を揃えたりテープ上に縫い付けたりする必要
があるのでその製造が極めて面倒である。また、毛糸が
ほつれて人形の髪として機能しなくなるおそれがある。
また、フェルト等の平生地を頭巾状にして用いる場合
は、比較的簡易に作ることができる反面、髪の毛らしさ
を表現し難いという問題がある。従って、本発明はその
ような問題点を解決することができる手段を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、シート材に基端部10を除き多
数の平行な切り込みを入れることにより多数本の毛髪片
11を形成した頭髪2が、ぬいぐるみの頭部に基端部1
0の箇所で固着されたぬいぐるみの構成を採用し、請求
項2の発明は、上記頭髪2が複数部分に分割された請求
項1に記載のぬいぐるみの構成を採用している。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。図1に例示されるように、このぬい
ぐるみの頭部は、女性の顔に見立てられており、頭部本
体1と、その頂部に取り付けられた頭髪2とを有してい
る。このぬいぐるみは頭部の取り付けられる胴部や、そ
の他腕部、脚部等を有しているが、それらは従来におけ
ると同様なものを用いるので説明を省略する。
【0006】上記頭部本体1は、略卵形であり、左右に
は耳3が設けられている。正面の顔の箇所には目4、口
5等が描かれている。鼻6は凸状に形成されている。よ
り具体的には、頭部本体1は、中空に縫製された布の内
部に綿等が詰め込まれることにより構成されている。ま
た、鼻6に該当する箇所には、図2に示されるように、
あらかじめ凸状部材7が布の内側に接着され、この凸状
部材7が綿等で外側に押されることにより鼻6が形成さ
れている。凸状部材7は人形の鼻6を形成するのに適し
た帽子様のもので、プラスチック等で作られている。鼻
6に限らず、顎8の部分も同様にして形成することがで
きる。図2中符号9で示されるものは顎8の形を整える
ための顎用凸状部材を示している。
【0007】上記頭髪2は、図3に示されるように、シ
ート材の一辺に沿う基端部10を除いた箇所に多数の平
行な切り込みが入れられることにより多数の毛髪片11
が形成されてなるものである。頭髪2は一枚のシート材
で作ることも可能であるが、頭部に合わせやすくするた
めには上記頭部上において複数部分に分割形成するのが
望ましい。この実施の形態では、前髪と後髪とに分割さ
れ、さらに夫々が左右に分割され、従って左前髪2a、
右前髪2b、左後髪2c、右後髪2dの四部分に分けら
れている。もちろん、この分け方に限定されるものでは
なく、一枚の前髪と左右二枚の後髪、左右二枚の前髪と
一枚の後髪の如く分けることもできる。
【0008】上記シート材としては、例えば織られた布
地上に植毛されたような生地を用いることができる。切
断したり、切り込みを入れたりしてもほつれ難いような
生地であることが必要である。その他、ウレタンシー
ト、ゴムシート、フェルト等を用いることもできる。
【0009】上記切り込みは、毛髪を表現することがで
きるものであるならば、直線状であってもよいし、曲線
状であってもよい。直線と曲線との組み合わせであって
も良い。波を打った曲線状の切り込みであればカールし
た髪を表現することも可能である。
【0010】上記基端部10は上記シート材における切
り込みが入れられない箇所であり、頭髪2を頭部に取り
付けるに際し、頭髪がぬいぐるみの頭部に当てられ、こ
の基端部10の箇所で頭部に固着される。例えば、頭部
を布で縫製する際に、この基端部10を同時に縫い込む
ようにしても良いし、この基端部10を糊代として接着
剤を塗布し頭部に接着するようにしてもよい。
【0011】次に、このぬいぐるみの頭部の製造方法の
一例について説明する。まず、頭部の試作品を作りその
出来映えを確かめ、次にこれを分解して頭部本体1、頭
髪2等の紙型を作成する。紙型に基づいて抜き型を作
る。抜き型は紙型の輪郭に沿って打ち抜き刃を盤上に埋
め込んでなる刃物の一種である。頭髪2についての抜き
型は、頭髪2の輪郭と毛髪片11を形成するための切り
込みに対応して打ち抜き刃が設けられている。
【0012】次いで、上記抜き型を使用して各種シート
材からぬいぐるみの各部分を打ち抜く。頭髪2について
は、頭髪用のシートが打ち抜かれると同時に毛髪片11
も同時に成形されることとなる。
【0013】この後、ぬいぐるみの頭部本体1の外殻と
なる布を縫製し、また、その際頭髪2a,2b,2c,
2dも同時に縫い込み、中空状に拡げる。必要に応じて
中空内に上記凸状部材7,9を挿入し、布面に接着し仮
止めする。しかる後、中空中に綿等の充填材を充填し、
頭部を立体的に仕上げる。最後に目4、口5等を描く。
かくて、ぬいぐるみの頭部が完成し、図示しない胴体に
繋がれる。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、シート材の基
端部を除いた箇所に多数の平行な切り込みが入れられる
ことにより多数の毛髪片が形成された頭髪が、ぬいぐる
みの頭部に当てられ、基端部の箇所で頭部に固着されて
なるので、頭髪を簡易に形成することができ、またより
頭髪らしく表現し、興趣あるぬいぐるみとすることがで
きる。請求項2の発明によれば、頭髪が頭部上複数部分
に分割形成されたことから、頭髪をぬいぐるみの頭の形
になじませ、頭髪らしく仕上げ、仕上がり状態をさらに
高めることができるという効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るぬいぐるみの頭部を示す斜視図で
ある。
【図2】凸状部材が装着された頭部の概略断面図であ
る。
【図3】打ち抜いて得られた頭髪の展開図を仕上がり状
態の頭部と共に示す説明図である。
【符号の説明】
2…頭髪 10…基端部 11…毛髪片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材に基端部を除き多数の平行な切
    り込みを入れることにより多数本の毛髪片を形成した頭
    髪が、ぬいぐるみの頭部に基端部の箇所で固着されたこ
    とを特徴とするぬいぐるみ。
  2. 【請求項2】 上記頭髪が複数部分に分割されたことを
    特徴とする請求項1に記載のぬいぐるみ。
JP31254696A 1996-10-19 1996-10-19 ぬいぐるみ Pending JPH10118342A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31254696A JPH10118342A (ja) 1996-10-19 1996-10-19 ぬいぐるみ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31254696A JPH10118342A (ja) 1996-10-19 1996-10-19 ぬいぐるみ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10118342A true JPH10118342A (ja) 1998-05-12

Family

ID=18030524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31254696A Pending JPH10118342A (ja) 1996-10-19 1996-10-19 ぬいぐるみ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10118342A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009046616A1 (fr) * 2007-10-08 2009-04-16 Wang, Chaohuang Travail artisanal à chevelure simulée
ES2690865A1 (es) * 2017-05-22 2018-11-22 Clonfactory, S.L.U Procedimiento para la fijacion de pelo un cuerpo y dispositivo para llevar a cabo dicho procedimiento

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WO2009046616A1 (fr) * 2007-10-08 2009-04-16 Wang, Chaohuang Travail artisanal à chevelure simulée
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