JPH0323272Y2 - - Google Patents

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JPH0323272Y2
JPH0323272Y2 JP1985108385U JP10838585U JPH0323272Y2 JP H0323272 Y2 JPH0323272 Y2 JP H0323272Y2 JP 1985108385 U JP1985108385 U JP 1985108385U JP 10838585 U JP10838585 U JP 10838585U JP H0323272 Y2 JPH0323272 Y2 JP H0323272Y2
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JP
Japan
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hair
head
doll
sewn
boa
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JP1985108385U
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JPS6218191U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、人形全体の外周面が特殊の布地とな
つて毛髪を良好に植着することができる人形に関
する。
〔従来の技術〕
従来の人形では、ソフトビニール製の頭部に針
を通して植毛したり、化せんの肌部に針を刺し通
して形成しているので、切れたりして困難な作業
となつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、そのように切れたりすることなく確
実良好に植毛ができることになり、しかも、全体
に感触が良く、毛髪は良好にカールすることがで
きて光沢がでる人形にすることができ、製作も容
易で、新規な人形として好適に実施できるよう提
供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、本考案では、アクリル樹脂を主材料
とするボア布地を適宜仕切るとともに着色して人
形全体の外周面となし、頭部となるボア布地の部
分は2枚を彎曲するよう縫着するとともに、その
2枚にわたり塩ビロン製の毛髪を外方から打込む
ようにして円曲方向に植毛ミシンにより縫着して
形成したものである。
〔作用〕
したがつて、ふつくらとして感触の良い人形と
なり、また、毛髪はカールも良くかかつて光沢が
あるものとなり、頭部への植毛も容易に行なえる
ことになる。
〔実施例〕
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は人形全体の正面図を示し、頭部A、前
頭部a、顔面部B、上半身部C、下半身部Dをそ
れぞれ着色したボア布地1で形成するとともにそ
れぞれを縫合して内部に柔かい芯材を充填する
が、ボア布地1は、アクリル樹脂を主材料とした
もので、第11図に示すように、ボア布地は生地
3の裏地3aより起毛するうぶ毛状の柔かい無数
の細毛1aを、ループ状起毛の上端を裂くように
して形成せるもので時には生地3の下面に接着剤
をコーテイングしたりして形成することもある。
前記頭部Aおよび前頭部aは、彎曲するように
2枚A1,A2、a1,a2のボア布地1を縫着
4して形成し、それぞれには塩ビロン製の毛髪2
を、第9図および第10図に示すように円曲方向
に縫着5するが、植毛ミシンを使用して、そのミ
シン針に毛髪2を通して生地3に打込んで縫着す
る。
すなわち、植毛された表面側から見た場合、針
が下側より出てきて次の孔にもぐつていく寸前
に、毛髪2は所要長さに切断されて植毛されるこ
とになる。
〔考案の効果〕
このように本考案は、人形全体がボア布地1に
より形成されるので、ソフトな感触がでるととも
に全体としてふつくらとした質量感がでる人形に
することができると共に最も円曲面が多く製作に
当つて最も困難な頭部も前記した様に前頭部、及
び他の頭部をそれぞれ二分し且つ頭部の形状に合
せて彎曲したボアー生地を合着縫着したことによ
り自然の儘の人間の頭部の形状に構成し得るとと
もに、また毛髪2は塩ビロン製にしたからカール
が良くかかつて光沢のあるヘアにすることがで
き、しかも、頭部Aへの植毛も植毛ミシンによつ
て良好に行なうことができて、製作も容易とな
り、新規な人形として好適に実施できる特長を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である人形全体の正面
図、第2図はその一部の側面図、第3図は第2図
の一部を示し、第4図は第3図の一部の分解図、
第5図および第6図は第4図の−線および
−線における視図をそれぞれ示し、第7図およ
び第8図は第2図の一部をそれぞれ示し、第9図
および第10図は第7図の−線および第8図
の−線における視図をそれぞれ示し、第11
図はボア布地の一部を示す。 1……ボア布地、A……頭部、A1,A2……
2枚、2……毛髪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクリル樹脂を主材料とするボア布地1を適宜
    仕切るとともに着色して人形全体の外周面とな
    し、頭部Aは前頭部aを除く頭部と前頭部とに区
    分けし更に上記前頭部aを除く頭部と、前頭部a
    を、それぞれ2枚のボア布地A1,A2、a1,
    a2に分割したものを人体の頭の形状に合う様彎
    曲の上縫着すると共に、そのA1とA2とに塩ビ
    ロン製の毛髪2を外方から打込むようにして円曲
    方向に植毛ミシンにより縫着して形成したことを
    特徴とする人形。
JP1985108385U 1985-07-15 1985-07-15 Expired JPH0323272Y2 (ja)

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JP1985108385U JPH0323272Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

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Publication Number Publication Date
JPS6218191U JPS6218191U (ja) 1987-02-03
JPH0323272Y2 true JPH0323272Y2 (ja) 1991-05-21

Family

ID=30985531

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JP1985108385U Expired JPH0323272Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

Country Status (1)

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JP (1) JPH0323272Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541144A (en) * 1977-06-03 1979-01-06 Takara Co Ltd Doll
JPS5922156U (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 奈良電装株式会社 電動兼手動用消火器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541144A (en) * 1977-06-03 1979-01-06 Takara Co Ltd Doll
JPS5922156U (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 奈良電装株式会社 電動兼手動用消火器

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Publication number Publication date
JPS6218191U (ja) 1987-02-03

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