JPS607101Y2 - 琉球人形の頭部 - Google Patents
琉球人形の頭部Info
- Publication number
- JPS607101Y2 JPS607101Y2 JP1979048572U JP4857279U JPS607101Y2 JP S607101 Y2 JPS607101 Y2 JP S607101Y2 JP 1979048572 U JP1979048572 U JP 1979048572U JP 4857279 U JP4857279 U JP 4857279U JP S607101 Y2 JPS607101 Y2 JP S607101Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- hairstyle
- head
- ryukyu
- doll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、比較的容易に結髪を行なうことのできるきる
琉球人形の頭部に関する。
琉球人形の頭部に関する。
琉球人形は華麗な装飾置物として珍重されているが、人
形の頭部は通称１かんぷ−ヨと呼ばれる髪形の結髪によ
る複雑な工程を要し、製造に時間がかかる等の欠点があ
った。
形の頭部は通称１かんぷ−ヨと呼ばれる髪形の結髪によ
る複雑な工程を要し、製造に時間がかかる等の欠点があ
った。
特に１かんぷ−ヨ髪形の結髪は、従来内部に例えば綿、
ちり紙、髪毛屑等を充填して結髪していたので一定の髪
形に結髪するのが困難で且つ往々内部の充填物が露出す
る等の欠点があった。
ちり紙、髪毛屑等を充填して結髪していたので一定の髪
形に結髪するのが困難で且つ往々内部の充填物が露出す
る等の欠点があった。
〔考案が解決しようとする問題点１
本考案の目的は、比較的容易に製作でき且つ正確に仕上
げられる琉球人形の頭部を提供するにある。
げられる琉球人形の頭部を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段、作用〕
本考案の構成及び作用を実施例につき図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
ら詳細に説明する。
〔実施例 １〕
第１図は本考案に係る弾性スポンジ製の髪形部材６を正
面図で示すものである。
面図で示すものである。
第２図は第１図１ａ−１ａ線により髪形部材６を横断面
図で示すものである。
図で示すものである。
第３図は第１図１ｂ−１ｂ線による髪形部材６を縦断面
図で示すものである。
図で示すものである。
第４図は髪形部材６を背面図で示すものである。
第６図及び第７図は弾性ゴム製の截頭円錐形の筒状体か
らなるまげ部材７をそれぞれ正面図及び平面図で示すも
のである。
らなるまげ部材７をそれぞれ正面図及び平面図で示すも
のである。
第８図は結髪前の髪５及び髪形部材６を有する未完成人
形頭部１を概念図的側面図で示すものである。
形頭部１を概念図的側面図で示すものである。
第９図は結髪後における本考案人形頭部１を概念図的側
面図で示すものである。
面図で示すものである。
本考案においては、髪形部材６及びまげ部材７はポリウ
レタン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル
等の合成樹脂、合成ゴム、天然ゴム、及びそれらの発泡
体から戊る可撓性ないし弾性の材料から戊るものである
。
レタン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル
等の合成樹脂、合成ゴム、天然ゴム、及びそれらの発泡
体から戊る可撓性ないし弾性の材料から戊るものである
。
合成樹脂又はゴム製の発泡体としては、例えばポリウレ
タンフォーム、ポリエチレンフオーム、ポリスチレンフ
オーム、ポリ塩化ビニル発泡体、フオームラバー、ゴｌ
、スポンジ等があるが、これらの発泡体のうち適度の柔
軟性を有するものが好ましい。
タンフォーム、ポリエチレンフオーム、ポリスチレンフ
オーム、ポリ塩化ビニル発泡体、フオームラバー、ゴｌ
、スポンジ等があるが、これらの発泡体のうち適度の柔
軟性を有するものが好ましい。
柔軟にすぎる発泡体では結髪が困難となる。
板状等の発泡体材料から髪形部材６及びまげ部材７を後
加工することもできるが、寸法が小さいので型による成
形品が一般に好ましい。
加工することもできるが、寸法が小さいので型による成
形品が一般に好ましい。
髪形部材６は、ゴムスポンジ製の結髪を妨げない程度の
硬度を有する柔軟な弾性の部材で、第２図及び第３図で
示される如く位置により異なった肉厚を有しており本考
案の人形頭部１に取付けられるもので、′かんぶ−ヨ髪
形の結髪にした形態を有する。
硬度を有する柔軟な弾性の部材で、第２図及び第３図で
示される如く位置により異なった肉厚を有しており本考
案の人形頭部１に取付けられるもので、′かんぶ−ヨ髪
形の結髪にした形態を有する。
まげ部材７は弾性ゴム製の倒立した截頭円錐形の筒状体
で下端の大径部から上端の小径部に髪５の束を挿通し易
いような形状に形成されている。
で下端の大径部から上端の小径部に髪５の束を挿通し易
いような形状に形成されている。
琉球人形の頭部１の製作を工程順に説明すると、頭部本
体に髪５を、例えば接着剤により額２から頚部３にわた
り生際４に沿い取付け、次いで髪形部材６を上記生際の
背後上記型の付根に、例えばベレー帽をあみだにかぶっ
た形状に頭部に嵌合させるか又は接着により取付ける。
体に髪５を、例えば接着剤により額２から頚部３にわた
り生際４に沿い取付け、次いで髪形部材６を上記生際の
背後上記型の付根に、例えばベレー帽をあみだにかぶっ
た形状に頭部に嵌合させるか又は接着により取付ける。
或は又、予め髪５を髪形部材６の内周縁部に取付けてお
き、上記型を取付けた髪形部材６を人形頭部１に、同様
に嵌合させるか又は接着により取付けることもできる。
き、上記型を取付けた髪形部材６を人形頭部１に、同様
に嵌合させるか又は接着により取付けることもできる。
髪形部材６に髪５を被覆して束ね、束ねた髪５の先端か
らまげ部材７を径大部から径小部を通して挿通しまげ部
材７が髪５の束を弾性的に締付けた状態でまけ部材７を
髪形部材６の上に載置する。
らまげ部材７を径大部から径小部を通して挿通しまげ部
材７が髪５の束を弾性的に締付けた状態でまけ部材７を
髪形部材６の上に載置する。
次いで１かんぷ一１髪形に従ってまげを結い上げ、これ
に櫛１０を通して固定すると本考案の人形頭部１が完成
する。
に櫛１０を通して固定すると本考案の人形頭部１が完成
する。
〔実施例 ２〕
第５図は本考案に係る髪形部材６の他の例を示すもので
、前例で示した髪形部材を縦断した形状を有する１対の
対称的分割部材８，９により形成されている。
、前例で示した髪形部材を縦断した形状を有する１対の
対称的分割部材８，９により形成されている。
このような形状を有するため相互に間隔を置いて広げて
取付は髪形を大きくしたり、逆に狭めて取付は髪形を小
さくしたりすることができる。
取付は髪形を大きくしたり、逆に狭めて取付は髪形を小
さくしたりすることができる。
本考案によれば、琉球人形の最も注目を引き易い人形頭
部において髪形部材及びまげ部材の助けにより正確且つ
速やかに一定の髪形に結髪でき、且つ人手が髪に触れる
等のことがあっても破損し難く耐久性のすぐれた琉球人
形の頭部を製作することができるという利点を有する。
部において髪形部材及びまげ部材の助けにより正確且つ
速やかに一定の髪形に結髪でき、且つ人手が髪に触れる
等のことがあっても破損し難く耐久性のすぐれた琉球人
形の頭部を製作することができるという利点を有する。
第１図は本考案に係る髪形部材の正面図、第２図は第１
図１ ａ−１ａ線による横断面図、第３図は第１図１
ｂ−１ｂ線による縦断面図、第４図は上記部材の背面図
、第５図は髪形部材を分割の部材とした平面図、第６図
はまげ部材の正面図、第７図は上記部材の平面図、第８
図は結髪前の髪形部材及び髪を示す人形頭部の概念図的
側面図、第９図は結髪後における髪形部材及びまけ部材
の内部配置を示す概念的側面図である。 １・・・・・・本考案の琉球人形の頭部、２・・・・・
・額、３・・・・・・頚部、４・・・・・・生際、５・
・・・・・髪、６・・・・・・髪形部材、７・・・・・
・まげ部材、８，９・・・・・・髪形部材の分割部材、
１０・・・・・・櫛。
図１ ａ−１ａ線による横断面図、第３図は第１図１
ｂ−１ｂ線による縦断面図、第４図は上記部材の背面図
、第５図は髪形部材を分割の部材とした平面図、第６図
はまげ部材の正面図、第７図は上記部材の平面図、第８
図は結髪前の髪形部材及び髪を示す人形頭部の概念図的
側面図、第９図は結髪後における髪形部材及びまけ部材
の内部配置を示す概念的側面図である。 １・・・・・・本考案の琉球人形の頭部、２・・・・・
・額、３・・・・・・頚部、４・・・・・・生際、５・
・・・・・髪、６・・・・・・髪形部材、７・・・・・
・まげ部材、８，９・・・・・・髪形部材の分割部材、
１０・・・・・・櫛。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 額２から頚部３にわたる生際４に沿い髪５を取付け
、生際４の背後の髪５の付根に可視性ないし弾性の髪形
部材６を取付けるか、或いは予め内周縁に髪５を取付け
た髪形部材６を取付け、髪形部材６を髪５で被覆すると
共に髪５を束ねて截頭円錐形筒状の可撓性ないし弾性の
まげ部材７に強制的に挿通させまげ部材７を髪形部材６
の上に載置すると共に、挿通した髪５がまげ部材７を被
覆するようその回りに巻付は結髪して成ることを特徴と
する琉球人形の頭部。 ２ 髪形部材６が左右対称形の一対の分割部材８．９か
ら成ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項
記載の琉球人形の頭部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979048572U JPS607101Y2 (ja) | 1979-04-12 | 1979-04-12 | 琉球人形の頭部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979048572U JPS607101Y2 (ja) | 1979-04-12 | 1979-04-12 | 琉球人形の頭部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55148790U JPS55148790U (ja) | 1980-10-25 |
| JPS607101Y2 true JPS607101Y2 (ja) | 1985-03-08 |
Family
ID=28932545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979048572U Expired JPS607101Y2 (ja) | 1979-04-12 | 1979-04-12 | 琉球人形の頭部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607101Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4931594U (ja) * | 1972-06-19 | 1974-03-19 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5651905Y2 (ja) * | 1973-04-07 | 1981-12-03 |
-
1979
- 1979-04-12 JP JP1979048572U patent/JPS607101Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4931594U (ja) * | 1972-06-19 | 1974-03-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55148790U (ja) | 1980-10-25 |
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