JPH0675616B2 - 人形頭部の製造方法 - Google Patents
人形頭部の製造方法Info
- Publication number
- JPH0675616B2 JPH0675616B2 JP31229789A JP31229789A JPH0675616B2 JP H0675616 B2 JPH0675616 B2 JP H0675616B2 JP 31229789 A JP31229789 A JP 31229789A JP 31229789 A JP31229789 A JP 31229789A JP H0675616 B2 JPH0675616 B2 JP H0675616B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- support rod
- doll
- black paper
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は着付け人形等の人形頭部の製造方法に関するも
のである。
のである。
従来、この種の人形頭部の製造方法として例えば、一本
の紐を二つ折りしてその折曲部分に環状部を形成し、こ
こに多数本の毛髪を集束した頭髪部を通してこの頭髪部
を二つに折曲げ、その折曲終端を結束して形成したもの
が実開平1-152696号公報に記載されている。
の紐を二つ折りしてその折曲部分に環状部を形成し、こ
こに多数本の毛髪を集束した頭髪部を通してこの頭髪部
を二つに折曲げ、その折曲終端を結束して形成したもの
が実開平1-152696号公報に記載されている。
しかしながら前記公報記載の人形頭部は組付け製作に手
間が掛かり、さらに、構造上、顔の表情を明確に表すた
めには熟練を要するといったような問題点がある。
間が掛かり、さらに、構造上、顔の表情を明確に表すた
めには熟練を要するといったような問題点がある。
それ故に本発明は、このような問題点を解決した人形頭
部の製造方法を提供せんとするものである。
部の製造方法を提供せんとするものである。
本発明の人形頭部の製造方法は、楕円または円形状をな
し、かつその中央縦方向に貫通孔を設けた頭部本体と、
爪楊枝形状をなした支持棒の、夫々上部に黒紙を被着
し、支持棒の尖端を頭部本体の上部より貫通孔に挿通し
て該支持棒を上部に被着した黒紙の下端部が上部本体内
に入り込むまで挿し込み、さらに、頭部本体上に突出し
た支持棒の下部に飾り紐を結び付けることよりなるもの
である。
し、かつその中央縦方向に貫通孔を設けた頭部本体と、
爪楊枝形状をなした支持棒の、夫々上部に黒紙を被着
し、支持棒の尖端を頭部本体の上部より貫通孔に挿通し
て該支持棒を上部に被着した黒紙の下端部が上部本体内
に入り込むまで挿し込み、さらに、頭部本体上に突出し
た支持棒の下部に飾り紐を結び付けることよりなるもの
である。
頭部本体と支持棒は、頭部本体に設けた貫通孔の上端か
ら支持棒を突き刺して所定の位置まで挿し込めば組付け
一体化は完了する。組付けられた状態で頭部本体の上部
に被着した黒紙は冠を表現する。そして、頭部本体上に
突出する支持棒の上部は被着した黒紙で冠の巾子(こ
じ)を表現し、さらにその下端部に結び付けた飾り紐は
冠の笄(こうがい)を表現する。
ら支持棒を突き刺して所定の位置まで挿し込めば組付け
一体化は完了する。組付けられた状態で頭部本体の上部
に被着した黒紙は冠を表現する。そして、頭部本体上に
突出する支持棒の上部は被着した黒紙で冠の巾子(こ
じ)を表現し、さらにその下端部に結び付けた飾り紐は
冠の笄(こうがい)を表現する。
このように構成された人形頭部は、支持棒の尖っている
下端から人形の芯体に突き刺してやれば、簡単に、しか
も安定よく取付けられる。
下端から人形の芯体に突き刺してやれば、簡単に、しか
も安定よく取付けられる。
以下に本発明の一実施例を図面と共に説明する。図にお
いて1は楕円形をなした頭部本体であり、その中央縦方
向に貫通孔2を設け、さらに、その中央縦方向の一端に
冠を形作らせる黒紙3を被着する。
いて1は楕円形をなした頭部本体であり、その中央縦方
向に貫通孔2を設け、さらに、その中央縦方向の一端に
冠を形作らせる黒紙3を被着する。
4は下端を尖鋭にした爪楊枝形状の支持棒であり、上部
に所要の長さにわたり冠の巾子を形作らせる黒紙5を被
着する。
に所要の長さにわたり冠の巾子を形作らせる黒紙5を被
着する。
そして、この支持棒4の尖っている下端を頭部本体1の
上部に被着した黒紙3に突き刺して該支持棒4を貫通孔
2に挿通して、黒紙5の下端部が若干頭部本体1内に入
り込むまで挿し込み、最後に、頭部本体1上に突出して
いる支持棒4の下部に金糸等の飾り紐6を結び付ける。
この飾り紐6は、冠の笄を表わしている。
上部に被着した黒紙3に突き刺して該支持棒4を貫通孔
2に挿通して、黒紙5の下端部が若干頭部本体1内に入
り込むまで挿し込み、最後に、頭部本体1上に突出して
いる支持棒4の下部に金糸等の飾り紐6を結び付ける。
この飾り紐6は、冠の笄を表わしている。
このようにして組付けられた人形頭部Aは第5図に示す
ように衣装Bを着付けした人形Cの芯体Dの上部に、支
持棒4の尖端を突き刺し、所定の深さまで挿し込むこと
で極く簡単に、しかも安定感よく取付けることができ
る。
ように衣装Bを着付けした人形Cの芯体Dの上部に、支
持棒4の尖端を突き刺し、所定の深さまで挿し込むこと
で極く簡単に、しかも安定感よく取付けることができ
る。
また、頭部本体1及び支持棒4の夫々上部に被着した黒
紙3及び5に代えて、塗料等を塗装して着色してもよ
い。このように塗装を施すときは、黒紙を貼り付けたり
するのに比べて作業はさらに簡略化できて、生産性を一
段と向上することができる。
紙3及び5に代えて、塗料等を塗装して着色してもよ
い。このように塗装を施すときは、黒紙を貼り付けたり
するのに比べて作業はさらに簡略化できて、生産性を一
段と向上することができる。
なお頭部本体1及び支持棒4の上部に被着する黒紙3及
び5を嵩高にすればより冠を被った実感を増大するもの
である。また、頭部本体を円形としても同等に製造でき
ること勿論である。
び5を嵩高にすればより冠を被った実感を増大するもの
である。また、頭部本体を円形としても同等に製造でき
ること勿論である。
以上に述べたように本発明の人形頭部の製造方法は、頭
部本体に設けた貫通孔に支持棒を突き刺す、極く簡単な
手段で完成できる。そして、出来上がった人形頭部を人
形芯体に取付けることも簡単にでき、しかもその取付け
状態は安定している。
部本体に設けた貫通孔に支持棒を突き刺す、極く簡単な
手段で完成できる。そして、出来上がった人形頭部を人
形芯体に取付けることも簡単にでき、しかもその取付け
状態は安定している。
さらに、頭部本体の広い面積を持っている部分に人形の
顔を表情豊かに表現することができるから、人形の鑑賞
価値を昂揚することができる。
顔を表情豊かに表現することができるから、人形の鑑賞
価値を昂揚することができる。
図は本発明の一実施例に係わるもので、第1図及び第2
図は人形頭部の分解斜視図、第3図は人形頭部の斜視
図、第4図は人形頭部の完成斜視図、第5図は人形頭部
の使用状態を示す斜視図である。 1……頭部本体、2……貫通孔、3,5……黒紙、4……
支持棒、6……飾り紐、A……人形頭部。
図は人形頭部の分解斜視図、第3図は人形頭部の斜視
図、第4図は人形頭部の完成斜視図、第5図は人形頭部
の使用状態を示す斜視図である。 1……頭部本体、2……貫通孔、3,5……黒紙、4……
支持棒、6……飾り紐、A……人形頭部。
Claims (3)
- 【請求項1】楕円または円形状をなし、かつその中央縦
方向に貫通孔を設けた頭部本体と、爪楊枝形状をなした
支持棒の、夫々上部に黒紙を被着し、支持棒の尖端を頭
部本体の上部より貫通孔に挿通して該支持棒を上部に被
着した黒紙の下端部が上部本体内に入り込むまで挿し込
み、さらに、頭部本体上に突出した支持棒の下部に飾り
紐を結び付けることを特徴とする人形頭部の製造方法。 - 【請求項2】頭部本体及び支持棒の夫々上部に被着させ
る黒紙を嵩高とした請求項(1)記載の人形頭部の製造
方法。 - 【請求項3】頭部本体及び支持棒の夫々上部に黒紙に代
えて塗装を施こした請求項(1)記載の人形頭部の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31229789A JPH0675616B2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 人形頭部の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31229789A JPH0675616B2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 人形頭部の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03173591A JPH03173591A (ja) | 1991-07-26 |
JPH0675616B2 true JPH0675616B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=18027556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31229789A Expired - Lifetime JPH0675616B2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 人形頭部の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0675616B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6848453B2 (en) * | 2003-05-15 | 2005-02-01 | Sound Starts, Inc. | Ornamental and utilitarian toothpick extension |
-
1989
- 1989-11-30 JP JP31229789A patent/JPH0675616B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03173591A (ja) | 1991-07-26 |
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