JPH10117871A - 収納棚の収納物落下防止装置 - Google Patents

収納棚の収納物落下防止装置

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JPH10117871A
JPH10117871A JP28444496A JP28444496A JPH10117871A JP H10117871 A JPH10117871 A JP H10117871A JP 28444496 A JP28444496 A JP 28444496A JP 28444496 A JP28444496 A JP 28444496A JP H10117871 A JPH10117871 A JP H10117871A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震時に収納棚から収納物が落下するのを防
止する。 【解決手段】 前部側に水平方向に収納物を出し入れす
る開口部16aを有する立体にラック(収納棚)16の
背面中央に縦方向に沿って配置された昇降ロッド32
に、ガイドバー46,平リンク50,回動中心軸56と
からなるリンク機構を介して遮断バー60を連繋し、か
つ遮断バーは前記昇降ロッドの上昇位置では立体ラック
の開口部の両側部で縦方向に沿って立ち位姿勢になる配
置とし、昇降ロッドの下降位置への落下に伴い90度回
転させて開口のほぼ中央に横方向に沿って横架させ、平
常時は昇降ロッドを上昇位置にチャック34で保持し、
震動を感震計42で感知したときにチャックの駆動機構
36を解放作動させて、昇降ロッドを落下させ、遮断バ
ーで開口を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動倉庫等にお
ける立体ラックなどの収納棚において、地震時に収納物
が落下するのを防止するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】倉庫として、例えば内部に高層の立体ラ
ックを備え、収納物の入出庫をコンピュータで管理する
自動倉庫がある。詳しくは、この自動倉庫は例えば、図
5に示すように、倉庫10内に敷設されたレール12上
を走行するスタッカークレーン14によって、立体ラッ
ク16に収納物18を出し入れするものである。
【0003】このスタッカークレーン14は、収納物を
揚重や搬送するためのフォーク装置及び昇降装置、走行
装置を備えるものであり、倉庫10から離れた場所に設
置された制御室20に備えたコンピュータなどの制御装
置によって遠隔操作される。
【0004】また、立体ラック16は、図6に示すよう
に、支柱22を柱継材等の水平部材24で連結して組立
てられる高層の収納棚であり、各支柱22には、収納物
18が載置されたパレット26を支持するための荷受棚
28が上下方向に所定間隔をあけて複数段配設されてい
る。収納物18はパレット26上に載置されて搬入搬出
及び保管される。
【0005】以上の、自動倉庫10によれば、収納物1
8を高層保管するので収納に要する敷地面積を減少する
ことができ、また収納物18の入出庫をコンピュータ管
理するため、在庫管理が容易となり、収納物18の管理
を倉庫10から離れた場所で行えるので、危険物を収納
する場合に特に有利である。
【0006】なお、かかる自動倉庫10において、従来
では、地震等の震動によって収納物が荷崩れを起こすの
を防止するために、立体ラック16の荷受棚28に、パ
レット26の落下を抑止するストッパを設けている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た立体ラック16にあっては、収納物18はパレット2
6にただ単に載っているだけなので、地震の発生によっ
て立体ラック16が震動した場合には、ストッパによっ
てパレット26の移動は防止し得ても、収納物18がパ
レット26から落下する惧れがあった。
【0008】本発明は上述する問題に鑑みてなされたも
のであり、収納物の入出庫の作業性を低下させることな
く、地震が発生した際には、収納棚から収納物が荷崩れ
を起こすのを防止することができる収納物落下防止装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明の収納棚の収納物落下防止装置
では、収納物を水平に出し入れする開口を前部側に有す
る収納棚と、該収納棚の開口側部の上下方向ほぼ中央部
に一端が軸支されて該開口面に沿って回動自在に設けら
れた遮断バーと、該収納棚の背面に上下方向に昇降移動
自在に設けられた錘体と、該錘体と該遮断バーとに連繋
されて設けられ、該錘体の昇降移動を該遮断バーの回動
移動に変換して伝達するとともに、該錘体の上昇位置で
該遮断バーを縦方向に位置させて該開口を開放させる一
方、該錘体の下降位置で該遮断バーを横方向に位置させ
て該開口を遮断させるリンク機構と、平常時に前記錘体
を上昇位置に保持し、所定震度以上の震動を感知すると
該錘体を解放して下降させる作動制御手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0010】以上の収納棚の収納物落下防止装置では、
平常時にあっては、遮断バーを開口側部に縦方向に位置
させて開口を開放状態としているので、開口を通じて収
納物の出し入れが可能となる。そして、地震等の発生時
には、作動制御手段が震動を感知することにより錘体を
下降させて、この下降に伴い遮断バーを回動させて開口
のほぼ中央部に横方向に位置させて開口を遮断し、震動
によって収納棚内の収納物が開口から飛び出そうとする
のを防止することができる。
【0011】請求項2に係る発明の収納棚の収納物落下
防止装置では、前記請求項1のものにおいて、前記開口
は上下に複数段配置され、かつ前記遮断バーは前記開口
のそれぞれ対応して配設されているとともに、各遮断バ
ーは前記収納棚の背面に設けられた共通の錘体にそれぞ
れリンク機構を介して相互に連結されていることを特徴
とするもので、複数段形成された開口に対して、各々配
設された遮断バーを共通な一つの錘体によって、一括し
て作動させる。
【0012】請求項3に係る発明の収納棚の落下防止装
置では、前記請求項2のものにおいて、前記錘体は前記
収納棚背面中央に縦方向に沿って上下に移動可能に配置
された昇降ロッドでなり、前記遮断バーは前記開口の左
右両側部に位置されて一対で設けられていることを特徴
とするもので、錘体を縦方向に沿って延びる昇降ロッド
にすることで、上下に多段に設けられた各開口の遮断バ
ー相互間で錘体を共有するのを容易にし、かつ各開口の
遮断バーを2つに分割することで、各遮断バーに連なる
リンク機構の軽量小型化を図り、収納棚への組み込みを
容易にする。
【0013】請求項4に係る発明の収納棚の落下防止装
置では、前記請求項3のものにおいて、前記作動制御手
段が、前記昇降ロッドの上端を係脱自在に保持するチャ
ックと、該チャックの駆動機構と、振動を感知する感震
計と、該感震計の出力が所定値以上のときに該駆動機構
を解放作動させる制御装置とからなることを特徴とする
もので、チャックにより昇降ロッドを上昇位置に保持
し、震動が生じた場合に昇降ロッドを離すことにより、
昇降ロッドをその自重によって落下させて前述の遮蔽動
作を行わせることにより、地震に対する確実な作動応答
性を確保する。
【0014】請求項5に係る発明の収納棚の落下防止装
置では、前記請求項3あるいは4のものにおいて、前記
リンク機構が、前記開口の左右両側部に前後に延びて回
転自在に軸受けされて設けられ、前端部に前記遮断バー
が一体的に取り付けられた回動中心軸と、前記昇降ロッ
ドから側方に突出して一体的に設けられ、長手方向に沿
って長孔状のガイド孔が形成されたガイドバーと、該ガ
イドバーのガイド孔にガイドピンを介してスライド可能
に一端が連結されるとともに他端が前記回動中心軸に一
体的に固定されたリンクロッドと、からなることを特徴
とするもので、機構を小型かつ簡素に構成し得、収納棚
への組み込みが容易で、しかも確実な遮蔽動作が得られ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面を参照して詳細に説明する。なお、自動倉庫およ
び立体ラックの基本的構成は従来と同一ないしは類似し
た構成なのでその同一あるいは類似する箇所は同一符号
を付し、また従来図を援用して説明する。
【0016】図1は、この発明にかかる収納物落下防止
装置30を立体ラック16に採用した場合の全体的構成
を示しており、図2〜図4は、立体ラック16の一部を
拡大して示す背面図、平面図、および正面図であり、図
2〜図4のそれぞれ(a)は平常状態を(b)は動作状
態を示している。
【0017】自動倉庫10は、危険物等を段積み収納し
て保管するものであり、従来と同様に、立体ラック16
に対する収納物18の出納は、倉庫内に敷設されたレー
ル12上を走行するスタッカークレーン14によって行
われる。
【0018】立体ラック16は、多数の支柱22を柱継
材等の水平部材24で連結して組立てられる高層の収納
棚であり、それぞれ四本の支柱22で囲われた内部に
は、収納物、すなわちこの例においては4つのドラム缶
18が載置されたパレット26を支持するための荷受棚
28が上下方向に所定間隔をあけて複数段配設され、縦
横に多段・多数列の収納スペースAを構成している。
【0019】なお、この立体ラック16へのドラム缶1
8の出し入れは、図3では図示する上部、および図4で
は図示する正面に表される立体ラック16の正面開口1
6aを通じて行われる。
【0020】収納物落下防止装置30は、図1にその全
体を示すように、各収納スペースAの背面中央部を上下
方向に縦通して昇降可能に軸受支持された錘体兼用の昇
降ロッド32を有する。この昇降ロッド32は作動制御
手段によりその昇降作動が制御されるようになってい
る。この作動制御手段は、昇降ロッド32の上端を係脱
可能に保持してこれを常時上昇位置にて懸垂支持するチ
ャック34と、このチャック34の開閉作動を行う駆動
機構36と、昇降ロッド32の下端に対向して配置され
た緩衝体兼用の復帰用シリンダ38と、復帰用シリンダ
38の近傍にあって昇降ロッド32の落下を検出するリ
ミットスイッチ40および倉庫10内の適宜の位置に配
置され、所定震度以上の地震を検出する感震計42とを
備えている。これらのうち、駆動機構36、復帰用シリ
ンダ38、リミットスイッチ40および感震計42は自
動倉庫10とは遠隔位置にある制御室20に配備された
制御装置44に接続されている。
【0021】昇降ロッド32は、背面側水平部材24に
設けた軸受部24aにスライド可能に軸受されていると
ともに、その左右には図2に拡大して示すように、各収
納スペースA毎に一対のガイドバー48が左右に突出し
て一体的に設けられ、この各ガイドバー48には、平板
状のリンクロッド50が連繋している。
【0022】ガイドバー48にはその長手方向に沿って
長孔状のガイド孔54が形成されており、このガイド孔
54に各リンクロッド50の一端がガイドピン55を介
してスライド可能に連結している。また、リンクロッド
50の他端側は、収納スペースAの支柱22の内側にお
ける上下方向ほぼ中央に配置された軸受部52に回動可
能に軸受された回動中心軸56に一体的に固定されてい
る。
【0023】そして、このリンクロッド50は、同図
(a)に示すように、昇降ロッド32が同図(a)の上
昇位置にある時から同図(b)の落下位置まで移動する
間に、軸受部52に軸受された回動中心軸56を回転中
心にして、ガイド孔54に沿ってそのガイドピン55を
スライドさせつつ、90°回動変位する。
【0024】回動中心軸56は、図3に示すように、開
口部16a側まで延び、開口面側の一対の支柱22の内
側に配置された軸受部58に前端部が軸受されていて、
さらにその前端部の軸端には図3、4に示すように、そ
れぞれ遮断バー60が開口面に沿って回動自在に一体に
取付けられている。
【0025】この各遮断バー60は、昇降ロッド32が
上昇位置にあるとき、すなわち平常状態時には、図3、
4の(a)に示すようにそれぞれ支柱22の内側に沿っ
て縦方向に位置されて立ち位姿勢に保持されていて、開
口部16aを常時開放しており、ドラム缶18などの収
納物の出納を可能としている。
【0026】また、この状態から昇降ロッド32が落下
すると、図3、4の(b)に示すように、一対の遮断バ
ー60は互いに開口部16aの内側に向けて90°回動
変位して横方向に位置し、これによって開口部16aの
中央を横架状態に遮断して、震動によるドラム缶18の
荷ずれや落下を未然に防止するようになっている。
【0027】次に以上の防止装置30の全般的動作を説
明する。図1は平常状態時における動作待機状態を表
し、この状態から地震が発生すると、制御装置44は、
感震計42からの検出信号の入力に応じて駆動機構36
を解放動作させてチャック34を開かせ、この結果昇降
ロッド32が自重により落下し、リミットスイッチ40
がこれを検出することにより、各遮断バー60が遮断動
作したことを確認するほか、リミットスイッチ40の検
出出力によりスタッカークレーン14に動作停止を指令
し、この結果スタッカークレーン14は走行および出納
動作を停止し、その状態を維持したままとなる。ここ
で、誤作動により、昇降ロッド32が落下した場合に
も、このリミットスイッチ40がその昇降ロッド32の
落下を検出して、スタッカークレーン14の作動が停止
される。
【0028】また、揺れが収まった後、各部の点検によ
る安全が確認されたならば、制御装置44により復帰用
シリンダ38を伸長させて上昇駆動させ、昇降ロッド3
2を上昇させてリミットスイッチ40をオフにするとと
もに、昇降ロッド32をチャック34にて再支持させ
て、再び復帰用シリンダ38を元の待機位置まで下降さ
せる。
【0029】なお、駆動機構36は感震計42の検出出
力を直接受けて動作する直動型としても良い。また説明
では、縦列する収納スペースA毎に昇降ロッド32を個
別に動作させるようにしたが、例えば複数の昇降ロッド
32同士を横の連結バーなどで連結すれば、横列する複
数の収納スペースAの開口部の遮蔽動作を同時に行うこ
とができる。
【0030】また、リンク機構はラック&ピニオン式と
することもできる。この場合、昇降ロッドは背面側の支
柱に沿わせてその近傍に配置して、この昇降ロッドの側
面にラックギヤを刻設し、回動中心軸の背面側の軸端に
そのラックギヤに噛合するピニオンギヤを固設するよう
にすれば良い。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よる収納棚の収納物落下防止装置によれば、次のような
各種優れた効果が得られる。
【0032】(1)平常時には、遮断バーを開口両側部
に縦方向に沿わせて立ち位状態に位置させて開口を開放
状態としているので、開口を通じて収納物の出し入れが
可能となり、地震等の発生時には、作動制御手段が震動
を感知することにより、錘体を下降させて、この下降に
伴い遮断バーを回動させて開口のほぼ中央部に横方向に
沿わせて横架させるので、震動によって収納棚内の収納
物が開口から飛び出そうとするの未然に防止できる(請
求項1)。
【0033】(2)前記開口を上下に複数段に配置し
て、前記遮断バーを各開口のそれぞれ対応させて配設す
るとともに、各遮断バーは収納棚の背面に設けられた共
通の錘体にそれぞれリンク機構を介して相互に連結する
ことで、複数段形成された開口に対して、各々配設され
た遮断バーを共通な一つの錘体によって、一括して作動
させることができる(請求項2)。
【0034】(3)前記錘体を縦方向に沿って延びる昇
降ロッドにすることで、上下に多段に設けられた各開口
の遮断バー相互間で錘体を共有するのが容易になり、か
つ各開口の遮断バーを2つに分割することで、各遮断バ
ーに連なるリンク機構の軽量小型化が図れ、収納棚への
組み込みが容易になる(請求項3)。
【0035】(4)前記作動制御手段を、前記昇降ロッ
ドの上端を係脱自在に保持するチャックと、該チャック
の駆動機構と、振動を感知する感震計と、該感震計の出
力が所定値以上のときに該駆動機構を解放作動させる制
御装置とから構成し、チャックにより昇降ロッドを上昇
位置に保持し、震動が生じた場合に昇降ロッドを解放す
ることで、昇降ロッドをその自重によって落下させて前
述の遮蔽動作を行わせることにより、地震に対する確実
な作動応答性を確保することができる(請求項4)。
【0036】(5)前記リンク機構を、開口の左右両側
部に回転自在に設けられて前後に延びる回動中心軸と、
昇降ロッドから側方に一体的に突出して長手方向に沿っ
て長孔状のガイド孔が形成されたガイドバーと、このガ
イドバーのガイド孔にガイドピンを介してスライド可能
に一端が連結されるとともに他端が上記回動中心軸に一
体的に固定されたリンクロッドとから構成し、このリン
クロッドの前方の軸端に遮断バーを取り付けることで、
収納棚への組み込みが容易で、しかも確実な遮蔽動作が
得られる小型で簡素な機構とすることができる(請求項
4)。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる収納物落下防止装置を備えた
立体ラックの全体構成を示す説明図である。
【図2】(a)は平常状態を、(b)は地震時の動作を
示す要部背面図である。
【図3】(a)は平常状態を、(b)は地震時の動作を
示す要部平面図である。
【図4】(a)は平常状態を、(b)は地震時の動作を
示す要部正面図である。
【図5】従来の自動倉庫を示す斜視図である。
【図6】従来の自動倉庫内に設置される収納棚を示す斜
視図である。
【符号の説明】
16 立体ラック(収納棚) 16a 開口部 18 ドラム缶(収納物) 30 落下防止装置 32 昇降ロッド(錘体) 34 チャック(作動制御手段) 36 駆動機構(作動制御手段) 42 感震計(作動制御手段) 44 制御装置(作動制御手段) 48 ガイドバー(リンク機構) 50 リンクロッド(リンク機構) 56 回動中心軸(リンク機構) 60 遮断バー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納物を水平に出し入れする開口を前部
    側に有する収納棚と、 該収納棚の開口側部の上下方向ほぼ中央部に一端が軸支
    されて該開口面に沿って回動自在に設けられた遮断バー
    と、 該収納棚の背面に上下方向に昇降移動自在に設けられた
    錘体と、 該錘体と該遮断バーとに連繋されて設けられ、該錘体の
    昇降移動を該遮断バーの回動移動に変換して伝達すると
    ともに、該錘体の上昇位置で該遮断バーを縦方向に位置
    させて該開口を開放させる一方、該錘体の下降位置で該
    遮断バーを横方向に位置させて該開口を遮断させるリン
    ク機構と、 平常時に前記錘体を上昇位置に保持し、所定震度以上の
    震動を感知すると該錘体を解放して下降させる作動制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする収納棚の収納物落下防止装
    置。
  2. 【請求項2】 前記開口は上下に複数段配置され、かつ
    前記遮断バーは前記開口にそれぞれ対応して配設されて
    いるとともに、各遮断バーは前記収納棚の背面に設けら
    れた共通の錘体にそれぞれリンク機構を介して相互に連
    結されていることを特徴とする請求項1記載の収納棚の
    収納物落下防止装置。
  3. 【請求項3】 前記錘体が前記収納棚背面中央に縦方向
    に沿って上下に移動可能に配置された昇降ロッドでな
    り、前記遮断バーは前記開口の左右両側部に位置されて
    一対で設けられていることを特徴とする請求項2記載の
    収納棚の収納物落下防止装置。
  4. 【請求項4】 前記作動制御手段が、前記昇降ロッドの
    上端を係脱自在に保持するチャックと、該チャックの駆
    動機構と、振動を感知する感震計と、該感震計の出力が
    所定値以上のときに該駆動機構を解放作動させる制御装
    置とからなることを特徴とする請求項3記載の収納棚の
    収納物落下防止装置。
  5. 【請求項5】 前記リンク機構が、 前記開口の左右両側部に前後に延びて回転自在に軸受け
    されて設けられ、前端部に前記遮断バーが一体的に取り
    付けられた回動中心軸と、 前記昇降ロッドから側方に突出して一体的に設けられ、
    長手方向に沿って長孔状のガイド孔が形成されたガイド
    バーと、 該ガイドバーのガイド孔にガイドピンを介してスライド
    可能に一端が連結されるとともに他端が前記回動中心軸
    に一体的に固定されたリンクロッドと、 からなることを特徴とする請求項3又は4のいずれかに
    記載の収納棚の収納物落下防止装置。
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