JPH10117841A - 固形化粧料容器 - Google Patents
固形化粧料容器Info
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- JPH10117841A JPH10117841A JP29785096A JP29785096A JPH10117841A JP H10117841 A JPH10117841 A JP H10117841A JP 29785096 A JP29785096 A JP 29785096A JP 29785096 A JP29785096 A JP 29785096A JP H10117841 A JPH10117841 A JP H10117841A
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- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D40/20—Pencil-like cosmetics; Simple holders for handling stick-shaped cosmetics or shaving soap while in use
- A45D40/205—Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A45D40/205—Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder
- A45D2040/208—Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder the relative movement being made by a rotating action, e.g. effected by a screw
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 気密性が容易に得られ、カートリッジ式とす
ることができる化粧料容器を得ようとする。 【解決手段】 外ネジ（７）内に内ネジ（６）を螺合
し、外ネジ（７）外周に外ネジ（７）に対して回動する
が摺動しない回り止（９）を嵌合し、これらを中筒
（３）に収容の上、回り止（９）の突起（１３）を中筒
（３）の案内縦溝（３０）内に係止し、尾栓（８）を内
ネジ（６）の基部（６’）に嵌合して、芯チャック，中
筒の横断面を回り止とともに円形にすることができるか
ら、気密が容易となり、軸径を太くすることなく、カー
トリッジ式として用いることができる。
ることができる化粧料容器を得ようとする。 【解決手段】 外ネジ（７）内に内ネジ（６）を螺合
し、外ネジ（７）外周に外ネジ（７）に対して回動する
が摺動しない回り止（９）を嵌合し、これらを中筒
（３）に収容の上、回り止（９）の突起（１３）を中筒
（３）の案内縦溝（３０）内に係止し、尾栓（８）を内
ネジ（６）の基部（６’）に嵌合して、芯チャック，中
筒の横断面を回り止とともに円形にすることができるか
ら、気密が容易となり、軸径を太くすることなく、カー
トリッジ式として用いることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、固型、特に揮発
性材料を有する化粧料（口紅、コンシーラー、アイシャ
ドウ、アイブロウ）の容器に関する。
性材料を有する化粧料（口紅、コンシーラー、アイシャ
ドウ、アイブロウ）の容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、２段に繰出して化粧料が露出され
る容器は、例えば実開平７−１２０１７号のように知ら
れているが、これらはまず外ネジの回動により内ネジが
前進し、内ネジが停止すると内ネジの外ネジの回動をネ
ジ筒に伝え、次いで、化粧料を把持する芯チャックが前
進して化粧料を容器より突出させるものであり、外ネジ
の回動とともに他の部品が回動しないために、ネジ筒あ
るいは芯チャックの横断面を角形とし、同様軸筒内壁も
角形として、進退はできるが回動ができない構造とし、
芯チャックを進退させるものである。
る容器は、例えば実開平７−１２０１７号のように知ら
れているが、これらはまず外ネジの回動により内ネジが
前進し、内ネジが停止すると内ネジの外ネジの回動をネ
ジ筒に伝え、次いで、化粧料を把持する芯チャックが前
進して化粧料を容器より突出させるものであり、外ネジ
の回動とともに他の部品が回動しないために、ネジ筒あ
るいは芯チャックの横断面を角形とし、同様軸筒内壁も
角形として、進退はできるが回動ができない構造とし、
芯チャックを進退させるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものは、２段にネジ部分を収納するから、軸外径が
太くなり、しかも外装と一体化するのでカートリッジ式
にすると気密にすることが極めて困難であり、特に揮発
性化粧料を用いるものにあっては、長期保存に耐えられ
ず変質を生ずるおそれがある。
来のものは、２段にネジ部分を収納するから、軸外径が
太くなり、しかも外装と一体化するのでカートリッジ式
にすると気密にすることが極めて困難であり、特に揮発
性化粧料を用いるものにあっては、長期保存に耐えられ
ず変質を生ずるおそれがある。
【０００４】そこで、この発明は上記従来のものの欠点
を改善するものであり、芯チャックなどを横断面円形と
して気密の保持を容易にし、その上、全体の径を太くす
ることなく、収納する化粧料を容器の全長に比較して大
きくし更には、カートリッジ式とすることを可能にしよ
うとするものである。
を改善するものであり、芯チャックなどを横断面円形と
して気密の保持を容易にし、その上、全体の径を太くす
ることなく、収納する化粧料を容器の全長に比較して大
きくし更には、カートリッジ式とすることを可能にしよ
うとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのために、軸筒に嵌着
する円筒状中筒に外ネジを収容し、上記外ネジ内壁に螺
合する内ネジを回動することにより外ネジを進退させた
後、外ネジを更に進退させて外ネジ先端に設ける芯チャ
ックを進退させ、芯チャックに把持される固型化粧料を
中筒先端より出没させるものにおいて、上記中筒に収容
される芯チャックを横断面円形とするとともに、芯チャ
ックと一体で下方に延びる脚片の先端内壁にネジを設
け、このネジを外ネジと螺合し、かつ、上記脚片を進退
方向摺動自在に嵌合する案内溝を具える円筒状の回り止
を外ネジの外周に嵌合し、この回り止を外ネジと回動自
在で進退不能に係合するとともに、上記回り止に設ける
突起を中筒の案内縦溝内に嵌合してなり、更には、中筒
下端と内ネジ下部外周を係合し、かつ、上記内ネジ下端
と軸筒下端に嵌合する尾栓とを嵌着自在としてなるもの
である。
する円筒状中筒に外ネジを収容し、上記外ネジ内壁に螺
合する内ネジを回動することにより外ネジを進退させた
後、外ネジを更に進退させて外ネジ先端に設ける芯チャ
ックを進退させ、芯チャックに把持される固型化粧料を
中筒先端より出没させるものにおいて、上記中筒に収容
される芯チャックを横断面円形とするとともに、芯チャ
ックと一体で下方に延びる脚片の先端内壁にネジを設
け、このネジを外ネジと螺合し、かつ、上記脚片を進退
方向摺動自在に嵌合する案内溝を具える円筒状の回り止
を外ネジの外周に嵌合し、この回り止を外ネジと回動自
在で進退不能に係合するとともに、上記回り止に設ける
突起を中筒の案内縦溝内に嵌合してなり、更には、中筒
下端と内ネジ下部外周を係合し、かつ、上記内ネジ下端
と軸筒下端に嵌合する尾栓とを嵌着自在としてなるもの
である。
【０００６】
【発明の実施の形態】この発明は上記構成をもつから、
実施に当り、軸筒内の外ネジ外周に回り止が嵌合され、
中筒の案内縦溝に係合して回動しないので、この回り止
の案内溝に嵌合する芯チャックの脚片は、芯チャックの
外周が円形であっても、中筒内で回動することなく進退
自在となり、大径となることがない上に化粧料の気密を
保持することが容易であり、更には、中筒のリブと内ネ
ジ基部の係合と尾栓と上記内ネジを嵌着自在にすること
により、軸筒より中筒の着脱、組付が容易となり、カー
トリッジ化をすることができるものである。
実施に当り、軸筒内の外ネジ外周に回り止が嵌合され、
中筒の案内縦溝に係合して回動しないので、この回り止
の案内溝に嵌合する芯チャックの脚片は、芯チャックの
外周が円形であっても、中筒内で回動することなく進退
自在となり、大径となることがない上に化粧料の気密を
保持することが容易であり、更には、中筒のリブと内ネ
ジ基部の係合と尾栓と上記内ネジを嵌着自在にすること
により、軸筒より中筒の着脱、組付が容易となり、カー
トリッジ化をすることができるものである。
【０００７】
【実施例】この発明を実施例により更に詳細に説明す
る。図１は軸筒に収容される化粧料の容器であり、
（１）はキャップで軸筒（２）の開口部に被嵌して螺合
され、軸筒（２）下端には尾栓（８）を係合して軸筒
（２）内に内ネジ（６）を内部に有する外ネジ（７）を
収容する。外ネジ（７）の上端には化粧料（図示せず）
を把持する把持部（１６）を具え、中筒（３）より化粧
料を出没させる芯チャック（４）を収容する。
る。図１は軸筒に収容される化粧料の容器であり、
（１）はキャップで軸筒（２）の開口部に被嵌して螺合
され、軸筒（２）下端には尾栓（８）を係合して軸筒
（２）内に内ネジ（６）を内部に有する外ネジ（７）を
収容する。外ネジ（７）の上端には化粧料（図示せず）
を把持する把持部（１６）を具え、中筒（３）より化粧
料を出没させる芯チャック（４）を収容する。
【０００８】図２〜図５にはその分解図を示し、これら
を参照して説明すると、芯チャック（４）の基部に設け
る環溝（１０）にＯリング（１１）を介して、中筒
（３）内壁に気密に嵌合する芯チャック（４）は、横断
面円形を形成し、下方に延びる複数個の脚片（５）を一
体に具え（図２）、脚片（５）の下方自由端である先端
片（２６）は内部に外ネジ（７）に螺合する雌ネジであ
るネジ（２５）を設け、この脚片（５）は外ネジ（７）
外周に嵌合する回り止（９）の案内溝（２７）に嵌合す
る。したがって、後記する中筒（３）（図３）の案内縦
溝（３０）内に上記回り止（９）の外周に設ける突起
（１３）が係合して移動する限り、外ネジ（７）に対し
て芯チャック（４）は回動しないこととなる。
を参照して説明すると、芯チャック（４）の基部に設け
る環溝（１０）にＯリング（１１）を介して、中筒
（３）内壁に気密に嵌合する芯チャック（４）は、横断
面円形を形成し、下方に延びる複数個の脚片（５）を一
体に具え（図２）、脚片（５）の下方自由端である先端
片（２６）は内部に外ネジ（７）に螺合する雌ネジであ
るネジ（２５）を設け、この脚片（５）は外ネジ（７）
外周に嵌合する回り止（９）の案内溝（２７）に嵌合す
る。したがって、後記する中筒（３）（図３）の案内縦
溝（３０）内に上記回り止（９）の外周に設ける突起
（１３）が係合して移動する限り、外ネジ（７）に対し
て芯チャック（４）は回動しないこととなる。
【０００９】上記回り止（９）は、上方に開口する案内
溝（２７）をもち、上記開口部より芯チャック（４）の
脚片（５）が挿入して嵌合される。回り止（９）は外ネ
ジ（７）の外周に嵌合して、回り止（９）の係止リブ
（１２）が外ネジ（７）下端外周に設ける係合溝（１
４）に嵌合し、他方、回り止（９）の外周下方に設ける
突起（１３）は、回り止（９）の外周に設ける中筒
（３）の案内縦溝（３０）内に嵌合、係止される。これ
により、回り止（９）は突起（１３）の係合により中筒
（３）の案内縦溝（３０）内を進退するだけで、相対的
に回動することなく、外ネジ（７）が回動するときに、
案内溝（２７）内の脚片（５）はネジ（２５）と外ネジ
（７）の螺合により、回動を阻止されるから、外ネジ
（７）と中筒（３）の案内縦溝（３０）に沿い前進し、
したがって、化粧料は芯チャック（４）に把持されて中
筒（３）から露出することとなるのである。
溝（２７）をもち、上記開口部より芯チャック（４）の
脚片（５）が挿入して嵌合される。回り止（９）は外ネ
ジ（７）の外周に嵌合して、回り止（９）の係止リブ
（１２）が外ネジ（７）下端外周に設ける係合溝（１
４）に嵌合し、他方、回り止（９）の外周下方に設ける
突起（１３）は、回り止（９）の外周に設ける中筒
（３）の案内縦溝（３０）内に嵌合、係止される。これ
により、回り止（９）は突起（１３）の係合により中筒
（３）の案内縦溝（３０）内を進退するだけで、相対的
に回動することなく、外ネジ（７）が回動するときに、
案内溝（２７）内の脚片（５）はネジ（２５）と外ネジ
（７）の螺合により、回動を阻止されるから、外ネジ
（７）と中筒（３）の案内縦溝（３０）に沿い前進し、
したがって、化粧料は芯チャック（４）に把持されて中
筒（３）から露出することとなるのである。
【００１０】回り止（９）内壁に形成される係止リブ
（１２）は、外ネジ（７）の下端に設ける係合溝（１
４）に係合するから、回り止（９）は外ネジ（７）とと
もに進退をするが、回り止（９）に対して外ネジ（７）
は回動自在となっている。外ネジ（７）内壁のスリット
（２２）内に雌ネジ（２３）が形成され、これと内ネジ
（６）が螺合し（図２）、この内ネジ（６）基部に尾栓
（８）を形成し、この外周にはローレット（１７）を刻
設して、軸筒（２）の下端より嵌着し、中筒（３）の軸
筒（２）への組付けを容易にする。ここで図３に示すも
のはキャップ（１）、軸筒（２）、中筒（３）を示し、
図２に示される各部品を中筒（３）内に組付けて、軸筒
（２）内に収容の上、中栓（１５）を内嵌するキャップ
（１）を被嵌するものである。
（１２）は、外ネジ（７）の下端に設ける係合溝（１
４）に係合するから、回り止（９）は外ネジ（７）とと
もに進退をするが、回り止（９）に対して外ネジ（７）
は回動自在となっている。外ネジ（７）内壁のスリット
（２２）内に雌ネジ（２３）が形成され、これと内ネジ
（６）が螺合し（図２）、この内ネジ（６）基部に尾栓
（８）を形成し、この外周にはローレット（１７）を刻
設して、軸筒（２）の下端より嵌着し、中筒（３）の軸
筒（２）への組付けを容易にする。ここで図３に示すも
のはキャップ（１）、軸筒（２）、中筒（３）を示し、
図２に示される各部品を中筒（３）内に組付けて、軸筒
（２）内に収容の上、中栓（１５）を内嵌するキャップ
（１）を被嵌するものである。
【００１１】図４に示すものは、芯チャック（４）の底
面（２８）の平面図であり、芯チャック（４）の脚片
（５）を回り止（９）に嵌合して中筒（３）内に組付け
るに当り、上記底面（２８）の作業孔（２９）より適宜
工具を用い、回り止（９）の外周に設ける突起（１３）
を中筒（３）の案内縦溝（３０）内に案内して嵌合させ
るためのものである。
面（２８）の平面図であり、芯チャック（４）の脚片
（５）を回り止（９）に嵌合して中筒（３）内に組付け
るに当り、上記底面（２８）の作業孔（２９）より適宜
工具を用い、回り止（９）の外周に設ける突起（１３）
を中筒（３）の案内縦溝（３０）内に案内して嵌合させ
るためのものである。
【００１２】図５〜図１０は、カートリッジ式に構成し
たものを示し、図１〜図４に示す容器とは中筒（３）の
下部と内ネジ（６）下方の結合構造及び尾栓（８）と内
ネジ（６）の組付け構造において異なる。すなわち、中
筒（３）の下部には内方に突出するリブ（３２）を設
け、一方、内ネジ（６）の基部（６’）には環状溝（４
０）を設けて、上記リブ（３２）が環状溝（４０）に嵌
合係止するように中筒（３）と内ネジ（６）を組付け、
これにより芯チャック（４）に把持される化粧料を含め
て、中筒（３）をカートリッジ（３１）として用いるこ
とができ、また、内ネジ（６）の基部（６’）底部に設
ける嵌着部（３３）には尾栓（８）の嵌合突部（３５）
を挿入の上、ローレット（３４）の係合により内ネジ
（６）と尾栓（８）は容易に結合できる。なお、カート
リッジ（３１）となる中筒（３）の開口上端にゴムなど
の封止キャップ（３９）を嵌着して、密封し、カートリ
ッジ単体として用いる場合に収容する化粧料の変敗を防
止する（図６）。
たものを示し、図１〜図４に示す容器とは中筒（３）の
下部と内ネジ（６）下方の結合構造及び尾栓（８）と内
ネジ（６）の組付け構造において異なる。すなわち、中
筒（３）の下部には内方に突出するリブ（３２）を設
け、一方、内ネジ（６）の基部（６’）には環状溝（４
０）を設けて、上記リブ（３２）が環状溝（４０）に嵌
合係止するように中筒（３）と内ネジ（６）を組付け、
これにより芯チャック（４）に把持される化粧料を含め
て、中筒（３）をカートリッジ（３１）として用いるこ
とができ、また、内ネジ（６）の基部（６’）底部に設
ける嵌着部（３３）には尾栓（８）の嵌合突部（３５）
を挿入の上、ローレット（３４）の係合により内ネジ
（６）と尾栓（８）は容易に結合できる。なお、カート
リッジ（３１）となる中筒（３）の開口上端にゴムなど
の封止キャップ（３９）を嵌着して、密封し、カートリ
ッジ単体として用いる場合に収容する化粧料の変敗を防
止する（図６）。
【００１３】図５、図９において、キャップ（１）内に
は中栓（１５）が嵌着され、これにより容器として用い
る場合、開口部を閉鎖し、芯チャック（４）の環溝（１
０）とこれに嵌合するＯリング（１１）とともに化粧料
の揮発分の蒸散を防止する。
は中栓（１５）が嵌着され、これにより容器として用い
る場合、開口部を閉鎖し、芯チャック（４）の環溝（１
０）とこれに嵌合するＯリング（１１）とともに化粧料
の揮発分の蒸散を防止する。
【００１４】この発明は上記のように構成されるから、
キャップ（１）を外して、尾栓（８）を回動すると、中
筒（３）に対して軸筒（２）と内ネジ（６）が回転する
こととなり、内ネジ（６）は外ネジ（７）の雌ネジ（２
３）に螺合し、かつ、中筒（３）の案内縦溝（３０）に
芯チャック（４）の突起（１３）が係止し、回り止
（９）の係止リブ（１２）が外ネジ（７）の係合溝（１
４）に係合されることにより、外ネジ（７）は回動する
ことなく前進することとなり、この前進は内ネジ（６）
の先端ストッパ（２０）が外ネジ（７）の雌ネジ（２
３）と螺合している限り続き、その作動により芯チャッ
ク（４）は化粧料を把持して中筒（３）より突出する。
キャップ（１）を外して、尾栓（８）を回動すると、中
筒（３）に対して軸筒（２）と内ネジ（６）が回転する
こととなり、内ネジ（６）は外ネジ（７）の雌ネジ（２
３）に螺合し、かつ、中筒（３）の案内縦溝（３０）に
芯チャック（４）の突起（１３）が係止し、回り止
（９）の係止リブ（１２）が外ネジ（７）の係合溝（１
４）に係合されることにより、外ネジ（７）は回動する
ことなく前進することとなり、この前進は内ネジ（６）
の先端ストッパ（２０）が外ネジ（７）の雌ネジ（２
３）と螺合している限り続き、その作動により芯チャッ
ク（４）は化粧料を把持して中筒（３）より突出する。
【００１５】化粧料の消耗により更に化粧料を中筒
（３）より突出させたい場合は、内ネジ（６）が外ネジ
（７）と螺合していない状態で軸筒（２）を中筒（３）
に対して回動すると、芯チャック（４）の脚片（５）が
回り止（９）の案内溝（２７）内に係合しているため、
外ネジ（７）の回動に対して芯チャック（４）は回動す
ることなく、脚片（５）の回り止（９）の案内溝（２
７）内にあってこれに案内されて前進することとなるか
ら、芯チャック（４）に把持される化粧料は更に中筒
（３）より突出することとなる。尾栓（８）の逆転によ
り上記の作用は逆に行われ、中筒（３）の開口端より化
粧料は没入し、収容される。
（３）より突出させたい場合は、内ネジ（６）が外ネジ
（７）と螺合していない状態で軸筒（２）を中筒（３）
に対して回動すると、芯チャック（４）の脚片（５）が
回り止（９）の案内溝（２７）内に係合しているため、
外ネジ（７）の回動に対して芯チャック（４）は回動す
ることなく、脚片（５）の回り止（９）の案内溝（２
７）内にあってこれに案内されて前進することとなるか
ら、芯チャック（４）に把持される化粧料は更に中筒
（３）より突出することとなる。尾栓（８）の逆転によ
り上記の作用は逆に行われ、中筒（３）の開口端より化
粧料は没入し、収容される。
【００１６】
【発明の効果】この発明は以上のとおりであるから、内
外ネジを用いて２倍の繰出しが行われるので、同一長の
容器では２倍近い化粧料を収納することができ、大径と
なることがないというこの種の容器の特徴に加え、回り
止を用いることにより芯チャックと中筒を断面円形とす
ることができるので容器の密封が容易であり、特に揮発
分のある化粧料を用いる場合に有用で、更に、中筒と尾
栓、内ネジの結合によりカートリッジ式にすることがで
きる顕著な効果をもつものである。
外ネジを用いて２倍の繰出しが行われるので、同一長の
容器では２倍近い化粧料を収納することができ、大径と
なることがないというこの種の容器の特徴に加え、回り
止を用いることにより芯チャックと中筒を断面円形とす
ることができるので容器の密封が容易であり、特に揮発
分のある化粧料を用いる場合に有用で、更に、中筒と尾
栓、内ネジの結合によりカートリッジ式にすることがで
きる顕著な効果をもつものである。
【図１】この発明の第１実施例の縦断側面図である。
【図２】第１実施例の軸筒、中筒とキャップを除く分解
斜視図である。
斜視図である。
【図３】第１実施例の軸筒、中筒とキャップの分解斜視
図である。
図である。
【図４】第１実施例の芯チャックの底面図である。
【図５】この発明のカートリッジ式とした第２実施例の
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図６】第２実施例のカートリッジ部分の縦断側面図で
ある。
ある。
【図７】第２実施例のカートリッジの一部縦断分解斜視
図である。
図である。
【図８】第２実施例のカートリッジ部分を除く縦断側面
図である。
図である。
【図９】第２実施例のキャップと中栓の一部縦断分解斜
視図である。
視図である。
【図１０】第２実施例の軸筒と尾栓の一部縦断分解斜視
図である。
図である。
１ キャップ ２ 軸筒 ３ 中筒 ４ 芯チャック ５ 脚片 ６ 内ネジ ７ 外ネジ ８ 尾栓 ９ 回り止 １０ 環溝 １１ Ｏリング １２ 係止リブ １３ 突起 １４ 係合溝 １５ 中栓 １６ 把持部 １７ ローレット １８ ネジ谷部 １９ ネジ山 ２０ 内ネジ先端ストッパ ２１、２５ ネジ ２２ スリット ２３ 雌ネジ ２６ 先端片 ２７ 案内溝 ２８ 底面 ２９ 作業孔 ３０ 案内縦溝 ３１ カートリッジ ３２ リブ ３３ 嵌着部 ３４、３６、３７、３８ ローレット ３５ 嵌合突部 ３９ 封止キャップ ４０ 環状溝
Claims (2)
- 【請求項１】 軸筒内に嵌着する円筒状の中筒に外ネジ
を収容し、上記外ネジ内壁に螺合する内ネジを回動する
ことにより、外ネジを進退させた後、外ネジを更に進退
させて外ネジ先端に設ける芯チャックを進退させ、芯チ
ャックに把持される固型化粧料を中筒先端より出没させ
るものにおいて、上記中筒内に収容される芯チャックを
横断面円形とするとともに、芯チャックと一体で下方に
延びる脚片の先端内壁にネジを設け、このネジと外ネジ
とを螺合し、かつ、上記脚片を進退方向摺動自在に嵌合
する案内溝を具える円筒状の回り止を外ネジの外周に嵌
合し、この回り止を外ネジと回動自在で進退不能に係合
するとともに、上記回り止の外周に設ける突起を中筒の
案内縦溝内に嵌合してなる固型化粧料容器。 - 【請求項２】 中筒下端と内ネジ下部外周とを係合し、
かつ、上記内ネジ下端と軸筒下端に嵌合する尾栓とを嵌
着自在としてなる請求項１記載の固型化粧料容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29785096A JPH10117841A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 固形化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29785096A JPH10117841A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 固形化粧料容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10117841A true JPH10117841A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17851966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29785096A Pending JPH10117841A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 固形化粧料容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10117841A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004255188A (ja) * | 2003-02-24 | 2004-09-16 | L'oreal Sa | パッケージおよび塗布のための細長い装置 |
| JP2012070780A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-12 | Figla Co Ltd | 棒状化粧料繰り出し容器 |
| EP3132708A1 (fr) * | 2015-08-18 | 2017-02-22 | Albéa Services | Réceptacle pour produit cosmétique, muni de moyens de déplacement télescopiques |
-
1996
- 1996-10-23 JP JP29785096A patent/JPH10117841A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004255188A (ja) * | 2003-02-24 | 2004-09-16 | L'oreal Sa | パッケージおよび塗布のための細長い装置 |
| JP2012070780A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-12 | Figla Co Ltd | 棒状化粧料繰り出し容器 |
| EP3132708A1 (fr) * | 2015-08-18 | 2017-02-22 | Albéa Services | Réceptacle pour produit cosmétique, muni de moyens de déplacement télescopiques |
| FR3040127A1 (fr) * | 2015-08-18 | 2017-02-24 | Albea Services | Receptacle pour produit cosmetique, muni de moyens de deplacement telescopiques |
| CN106466047A (zh) * | 2015-08-18 | 2017-03-01 | 阿贝尔服务 | 用于化妆品的设有伸缩移动装置的容器 |
| US9930953B2 (en) | 2015-08-18 | 2018-04-03 | Albea Services | Container for cosmetic product, provided with telescopic movement means |
| CN106466047B (zh) * | 2015-08-18 | 2021-02-12 | 阿贝尔服务 | 用于化妆品的设有伸缩移动装置的容器 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061018 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061114 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070320 |