JPH10117533A

JPH10117533A - 田植機

Info

Publication number: JPH10117533A
Application number: JP28058096A
Authority: JP
Inventors: Muneyuki Kawase; 宗之河瀬; Susumu Yamamoto; 進山本
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 1996-10-23
Filing date: 1996-10-23
Publication date: 1998-05-12

Abstract

(57)【要約】【課題】機体全体の重量バランスを良好なものにしな
がらも、格納時において機体の左右幅を小さくできる多
数条植え用の田植機を提供する。【解決手段】多条植用の苗植付装置８の左右幅を作業
用幅とこれより小幅の格納用幅とに変更可能に構成し、
各植付条に対応して施肥する施肥装置１４を前記苗植付
装置８の前側に位置する状態で機体側に装備するととも
に、前記施肥装置１４を、前記苗植付装置８の作業用幅
に対応した広幅作用状態と、前記苗植付装置８の格納用
幅とほぼ同等またはそれより小となる幅狭格納状態とに
切換自在に構成してある田植機。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、多条植用の苗植付
装置の左右幅を変更調節可能に構成した田植機に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の多条植用の田植機として
は、例えば特開平８‐２０５６４０号公報に開示されて
いるように、施肥装置を苗植付装置の後方がわに配置し
たものが周知であるとともに、例えば苗植付装置を二つ
に折り畳む機構によって苗植付装置の左右幅を広幅の状
態と、折り畳んで狭い左右幅にする状態とに切り換える
ようにしていた。尚、このように苗植付装置を左右方向
で広幅と狭幅とに切り換えるのは、植付条数が多数とな
ってその植付装置全体としての左右幅が大きくなり過ぎ
るため、運搬車の荷台や納屋等に田植機を収納できなく
なるからである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、肥料貯
留用タンク等を備えているため比較的重量物となる施肥
装置を苗植付装置よりも後方に配置していると、機体全
体としての重心が後方寄りに偏る状態となるので、機体
が不安定になり易いという課題がある。そこで、機体全
体の重量バランスを良くするため、施肥装置を苗植付装
置よりも前側に配設することが考えられるが、従来、苗
植付装置を共に二つに折り畳むことで機体全体としての
左右幅を狭くできるものとなっていた施肥装置であるた
め、単に左右の施肥装置を並設する構造が考えられるの
であって、その施肥装置が左右に並設されることで、機
体の左右幅が使用時と変わらないままだと、田植機を狭
いスペースに格納させたりすることができないという問
題があった。

【０００４】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、機体全体の重量バランスを良好なものにしな
がらも、格納時において機体の左右幅を小さくできる多
数条植え用の田植機の提供を目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

（構成）本発明の請求項１にかかる田植機は、多条植
用の苗植付装置の左右幅を作業用幅とこれより小幅の格
納用幅とに変更可能に構成し、各植付条に対応して施肥
する施肥装置を前記苗植付装置の前側に位置する状態で
機体側に装備するとともに、前記施肥装置を、前記苗植
付装置の作業用幅に対応した広幅作用状態と、前記苗植
付装置の格納用幅とほぼ同等またはそれより小となる幅
狭格納状態とに切換自在に構成してあることを特徴構成
とする。

【０００６】（作用）本発明の請求項１にかかる構成
によれば、施肥装置を苗植付装置の前側に位置する状態
で機体側に装備することで、苗植付装置がわに施肥装置
を設ける従来のものに比較して、重量物の前後方向での
配置の分散が図られる分、機体全体としての重量バラン
スが良いものとなる。そして、施肥装置も、苗植付装置
の作業用幅と対応した広幅作用状態と、苗植付装置の格
納用幅とほぼ同等またはそれより小となる幅狭格納状態
とに切換自在に構成してあるから、納屋に格納したり運
搬車の荷台に搭載したりする際には、機体全体としての
左右幅が狭いものにできることになる。

【０００７】（効果）従って、本発明の請求項１にか
かる構成によれば、通常の植付作業時には、比較的重量
物たる施肥装置が苗植付装置よりも前方に位置すること
で機体全体としての重量バランスが前後方向で従来のも
のよりも安定性の高いものになるとともに、施肥装置も
苗植付装置と同様に左右幅を幅狭くできるので、収納時
における機体左右幅を小さくできて収納し易くなるに至
った。

【０００８】（構成）本発明の請求項２にかかる田植
機は、請求項１記載のものにおいて、前記苗植付装置
は、左右に一連に並設される状態と、複数箇所に区切ら
れたそれぞれの部分同士を折り畳む状態とに変更可能に
構成してあることを特徴構成とする。

【０００９】（作用）本発明の請求項２にかかる構成
によれば、苗植付装置は、左右に一連に並設される状態
と、複数箇所に区切られたそれぞれの部分同士を折り畳
む状態とに変更可能に構成してあるから、植付作業時に
は苗植付装置を左右に一連に並設する状態にして、格納
時には苗植付装置を複数箇所に分けてそれぞれを折り畳
む状態にすれば簡易に苗植付装置の左右幅を小さくでき
る。

【００１０】（効果）従って、本発明の請求項２にか
かる構成によれば、格納姿勢にするときに、わざわざ苗
植付装置を機体から取り外したりしなくても良い。

【００１１】（構成）本発明の請求項３にかかる田植
機は、請求項１又は２のいずれかに記載のものにおい
て、前記施肥装置を、左右両端を前方に位置変更するよ
うに中央箇所で折り畳むように構成してあることを特徴
構成とする。

【００１２】（作用）本発明の請求項３にかかる構成
によれば、施肥装置を、左右両端を前方に位置変更する
ように中央箇所で折り畳むように構成してあるから、施
肥装置が左右に並設された状態のときの固定手段を解除
してそれら施肥装置の中央箇所より左右両端が前方に位
置する状態に折り畳むことでその施肥装置の左右幅が狭
い状態となり、コンパクトになる。

【００１３】（効果）従って、本発明の請求項３にか
かる構成によれば、単に施肥装置をその左右両端を前方
に位置させるように折り畳む操作をするだけで簡易に左
右幅を小さくできるので、作業性を向上する。また、後
方へ折り畳むものでないので、その施肥装置が苗植付装
置と干渉する等の不具合も回避できる利点がある。

【００１４】（構成）本発明の請求項４にかかる田植
機は、請求項１又は２のいずれかに記載のものにおい
て、前記施肥装置を、左右両端を上方に位置変更するよ
うに中央箇所で折り畳むように構成してあることを特徴
構成とする。

【００１５】（作用）本発明の請求項４にかかる構成
によれば、施肥装置を、左右両端を上方に位置変更する
ように中央箇所で折り畳むように構成してあるから、施
肥装置が左右に並設された状態のときの固定手段を解除
してそれら施肥装置の中央箇所から左右両端が上方に位
置する状態に折り畳むことでその施肥装置の左右幅が狭
い状態となり、コンパクトになる。

【００１６】（効果）従って、本発明の請求項４にか
かる構成によれば、単に施肥装置をその左右両端を上方
に位置させるように折り畳む操作をするだけで簡易に左
右幅を小さくできるので、作業性を向上する。また、後
方へ折り畳むものでないので、その施肥装置が苗植付装
置と干渉する等の不具合も回避できるとともに、前方へ
折り畳むものでないので、その施肥装置が運転座席等と
干渉する等の不具合も回避できる利点がある。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１に、多条植え用の田植機とし
て、８条植え用の乗用型田植機を示している。この乗用
型田植機は、前車輪１の前方にエンジン２を搭載すると
ともに、前車輪１及び後車輪３の間の上方に位置させて
運転座席４を配備した四輪駆動型の走行機体５の後部
に、油圧シリンダ６によって駆動される四連リンク機構
７を介して８条植え用の苗植付装置８が昇降自在に連結
された構造となっている。

【００１８】前記苗植付装置８は、８条分の苗を並列載
置して一定ストロークで往復横移動される後下がり傾斜
姿勢の苗のせ台９、この苗のせ台９の下端部から一株づ
つ苗を切り出して植え付ける８条分の回転式植付機構１
０、圃場の植付箇所を整地する３個の整地フロート１１
ａ，１１ｂ，１１ｃ等を備えている。

【００１９】また、前記苗植付装置８は、図２及び図３
に示すように、その中央で左右に分断された二分割構造
に構成されているとともに、左苗植付装置部分８Ｌ及び
右苗植付装置部分８Ｒが揺動可能な可動フレーム１２
ａ，１２ｂにそれぞれ支持され、図２に示すように、左
右向きに沿った姿勢となって横方向に連結される作業状
態と、図３に示すように、左苗植付装置部分８Ｌ及び右
苗植付装置部分８Ｒが前後向きに沿って分割された苗の
せ台部分９Ｌ，９Ｒ同士が背中合わせ姿勢となって左右
に折り込み並列される格納状態とに切換自在に構成され
ている。また、左端のフロート１１ａは左苗植付装置部
分８Ｌに属し、右端の整地フロート１１ｃと中央の整地
フロート１１ｂは右苗植付装置部分８Ｒに属する。

【００２０】そして、各整地フロート１１ａ，１１ｂ，
１１ｃには、植付苗の横脇に施肥できるように施肥用の
溝を植付面に形成するための作溝器１３を各条に対応さ
せて備えているとともに、その作溝器１３へ粉粒状の肥
料を供給するための施肥装置１４を、図１に示すよう
に、苗植付装置８の前側で、運転座席４より後側に位置
する状態で、走行機体５の後部における機体カバー１５
上に左右に沿うように設けている。

【００２１】詳述すると、施肥装置１４は、図１乃至図
７に示すように、２条分を一組として粉粒状肥料を貯留
する肥料タンク１６を上部に備え、その肥料タンク１６
の下部側に各植付条毎に肥料を繰り出すための繰出装置
１７を装備し、各繰出装置１７から繰り出された肥料を
対応する作溝器１３へ供給するホース１８を設けて構成
している。このホース１８は人手操作で作溝器１３に対
して着脱できる構造となっている。さらに、肥料供給を
補助する空気流をホース１８内に送り出すエアポンプ１
９を備えて構成している。すなわち、ホース１８の長さ
が比較的長くて、自然流下で作溝器１３へ肥料を供給す
ることが難しいため、前記エアポンプ１９からの空気流
で強制的に肥料を作溝器１３まで送り込むようにしてい
る。

【００２２】そして、図２に示すように、各植付条に対
応する施肥装置１４は、作業状態で、各作溝器１３の直
前方箇所に位置する状態で左右に並設されているもので
あって、繰出装置１７を駆動する駆動軸が左右の４条分
のものを共通して駆動できるように設けているととも
に、その左右４条分のもの同士において左右に分断され
て分割するように構成している。尚、この繰出装置１７
の駆動は、図示しない電動モータ、あるいは走行機体５
に備えた変速ケース２０から取り出した動力等を利用し
て行う。そして、左右４条分のものに二つに分割された
右側分割施肥装置部分１４Ｒと左側分割施肥装置部分１
４Ｌとは、それぞれ各別に支持フレーム２１Ｌ，２１Ｒ
に支持しているとともに、各分割施肥装置部分１４Ｌ，
１４Ｒの内側端部近くにそれぞれ設定された左右一対の
上下向き軸芯Ｚ１，Ｚ１周りで回動自在に支持してい
る。各支持フレーム２１Ｌ，２１Ｒは、走行機体５の機
体フレームＦに固定支持しているとともに、施肥装置１
４を左右に並設する作業状態のときに、両分割施肥装置
部分１４Ｌ，１４Ｒのそれぞれを連結具（例えばボル
ト）で各支持フレーム２１Ｌ，２１Ｒに連結して固定で
きるようにしている。さらに、図２及び図３に示すよう
に、右側分割施肥装置部分１４Ｒと左側分割施肥装置部
分１４Ｌとの相対向する側のそれぞれの肥料タンク１
６，１６の端部形状を平面視で前後両角箇所が比較的大
きく湾曲した湾曲面を成すように形成している。この湾
曲面形状により、両分割施肥装置部分１４Ｌ，１４Ｒを
上下向き軸芯Ｚ１，Ｚ１周りで回動させるときに内端の
肥料タンク１６，１６同士が干渉することが無いように
なっている。そして、苗植付装置８の作業姿勢又は格納
姿勢に係わらず、図２乃至図５に示すように、左右方向
に施肥装置１４‥が沿った左右に広幅の作業姿勢から、
固定解除した両分割施肥装置部分１４Ｌ，１４Ｒを上下
向き軸芯Ｚ１，Ｚ１周りで前方へ回動させて、それぞれ
の分割施肥装置部分１４Ｌ，１４Ｒが前記運転座席７の
左右の側脇にそれぞれ近接して左右に幅狭にする格納姿
勢に変更できるようになっている。この格納姿勢でも、
施肥装置１４‥を前記支持フレーム２１Ｌ，２１Ｒに連
結具（例えばボルト）で連結固定できるようになってい
る。このように、格納姿勢にしているときは、分割施肥
装置部分１４Ｌ，１４Ｒの左右の両外側端間の距離が作
業姿勢のときよりも短くなることにより、機体全体とし
ての左右幅も狭くなる。

【００２３】次に、施肥装置１４の肥料タンク１６につ
いて簡単に説明する。各肥料タンク１６は、図６及び図
７に示すように、繰出機構１７‥を透明樹脂製のタンク
本体ケース１６Ａの底部に装備しているとともに、この
タンク本体ケース１６Ａの上端の開口１６Ｂの後端縁部
に横軸芯Ｐ周りで揺動自在に蓋体１６Ｃを枢支してい
る。この蓋体１６Ｃには、左右一対の肥料収納室ａ，ａ
をタンク本体ケース１６Ａに形成するための仕切り壁板
１６Ｄを一体に形成している。この仕切り壁板１６Ｄの
タンク本体ケース１６Ａの内面に接当する縁部ｂを図７
に示すように断面形状が楔状に先鋭化している。以上の
構成により、肥料を肥料タンク１６に供給するときは、
蓋体１６Ｃを後方へ揺動させて開口１６Ｂを開放する。
そのとき、仕切り壁板１６Ｄも蓋体１６Ｃと共にタンク
本体ケース１６Ａから退避するので、肥料を肥料袋から
供給する際に、供給し易くなっているとともに、肥料を
タンク本体ケース１６Ａに供給し終えると、人手によっ
て肥料を均してから、蓋体１６Ｃを閉じる。その場合仕
切り壁がタンク本体ケース１６Ａにないから肥料の均し
作業も行い易いものとなっている。そして、仕切り壁板
１６Ｄの縁部ｂを断面楔状に形成しているから、肥料が
貯留されたタンク本体ケース１６Ａ内に仕切り壁板１６
Ｄを差し込んでいくのも比較的楽であるとともに、仕切
り壁板１６Ｄの縁部ｂとタンク本体ケース１６Ａの内面
との間に肥料粒を挟み込むことを極力回避する状態でほ
ぼ密閉した肥料貯留室を形成できる。さらに、仕切り壁
板１６Ｄの遊端側の縁部ｂは円弧状に形成しているとと
もに、その円弧に沿う形状にタンク本体ケース１６Ａの
前面壁１６ａを湾曲形成している。この構成により、図
６に示すように、蓋体１６Ｃの揺動開閉時に仕切り壁板
１６Ｄの遊端側の縁部ｂがタンク本体ケース１６Ａの前
面壁１６ａにより案内されることになり、その開閉操作
がし易いものとなっている。

【００２４】〔別の実施の形態〕上記実施の形態では、左右の分割施肥装置部分を前
方へ揺動させることで格納姿勢にするものを示したが、
図８に示すように、左右の分割施肥装置部分１４Ｌ，１
４Ｒを、それぞれ機体幅中央近くの前後軸芯Ｙ１，Ｙ１
周りで起伏揺動自在に走行機体がわに固定の支持フレー
ム（図示せず）に枢支しても良い。そして、作業時に
は、左右の分割施肥装置部分１４Ｌ，１４Ｒをもっとも
低く位置させて各繰出装置１７の駆動軸が左右方向にほ
ぼ一直線上に沿うよう、左右の分割施肥装置部分１４
Ｌ，１４Ｒが左右方向に沿う作業姿勢で固定具（例えば
ボルト等）により支持フレームに固定する。一方、格納
時には、固定具による固定を解除して、左右の分割施肥
装置部分１４Ｌ，１４Ｒを共に前後軸芯Ｙ１，Ｙ１周り
で起き上がらせてほぼ垂直に立てた状態又は内寄りに傾
いた状態にして、その先端部間を連結金具２３で連結し
て固定保持する。上記実施の形態では、左右の分割施肥装置部分を前
方へ上下向き軸芯周りで単に揺動させることで格納姿勢
にするものを示したが、図９及び図１０に示すように、
左右の分割施肥装置部分１４Ｌ，１４Ｒを格納姿勢にす
るのに、作業姿勢で左右に近接する分割施肥装置部分１
４Ｌ，１４Ｒを一旦左右に離間するようにスライドし
て、その後互いに所定間隔離間した位置で上下向き軸芯
Ｚ１，Ｚ１周りで前方へ揺動させるように構成しても良
い。離間させる間隔を運転座席７の左右幅をこえる間隔
に設定しておくことにより、図１０に示すように、分割
施肥装置部分１４Ｌ，１４Ｒを前後方向に沿う姿勢で運
転座席４の横脇に位置させることができ、よりコンパク
トに分割施肥装置部分１４Ｌ，１４Ｒを格納でき、機体
全体としての左右幅を狭くできる。尚、分割施肥装置部
分１４Ｌ，１４Ｒのスライド構造としては各種構造が適
用できる。本発明に関し、上記実施の形態では８条植え用の田
植機について示したが、１０条植え用あるいは１０条よ
りも多条の植付を行うことのできる田植機に対しても適
用できる。苗植付装置の左右幅を幅狭くする構成としては、上
記実施の形態のように、苗植付装置を二つ折り状態で折
り畳む構成の他、例えば苗植付装置における両端側の条
分、例えば１条分や２条分を上方或いは下方に折り畳ん
で幅狭くするものや、苗植付装置における両端側の条
分、例えば１条分や２条分を取り外して、取り外した箇
所より内側の苗植付装置構成部分に上下に重ねて取り付
けることで幅狭くする構成のもの等にも適用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】多条植え用の乗用型田植機を示す全体側面図

【図２】植付作業時の田植機の概略を示す平面図

【図３】苗植付装置等を格納姿勢にした田植機の概略を
示す平面図

【図４】苗植付装置等を格納姿勢にした田植機の概略を
示す側面図

【図５】格納姿勢の苗植付装置と施肥装置との位置関係
を示す後面図

【図６】施肥装置の肥料タンク等を示す縦断側面図

【図７】施肥装置の肥料タンク等を示す縦断正面図

【図８】別の実施の形態の施肥装置を示す後面図

【図９】さらに別の実施の形態の施肥装植付作業時の田
植機の概略を示す平面図

【図１０】さらに別の実施の形態の格納姿勢にした時の
田植機の概略を示す平面図

【符号の説明】

８苗植付装置１４施肥装置

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】多条植用の苗植付装置の左右幅を作業用
幅とこれより小幅の格納用幅とに変更可能に構成し、各
植付条に対応して施肥する施肥装置を前記苗植付装置の
前側に位置する状態で機体側に装備するとともに、前記
施肥装置を、前記苗植付装置の作業用幅に対応した広幅
作用状態と、前記苗植付装置の格納用幅とほぼ同等また
はそれより小となる幅狭格納状態とに切換自在に構成し
てある田植機。
【請求項２】前記苗植付装置は、左右に一連に並設さ
れる状態と、複数箇所に区切られたそれぞれの部分同士
を折り畳む状態とに変更可能に構成してある請求項１記
載の田植機。
【請求項３】前記施肥装置を、左右両端を前方に位置
変更するように中央箇所で折り畳むように構成してある
請求項１又は２のいずれかに記載の田植機。
【請求項４】前記施肥装置を、左右両端を上方に位置
変更するように中央箇所で折り畳むように構成してある
請求項１又は２のいずれかに記載の田植機。