JPH10117013A - フォトインタラプタ及びその製造方法 - Google Patents

フォトインタラプタ及びその製造方法

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JPH10117013A
JPH10117013A JP28589496A JP28589496A JPH10117013A JP H10117013 A JPH10117013 A JP H10117013A JP 28589496 A JP28589496 A JP 28589496A JP 28589496 A JP28589496 A JP 28589496A JP H10117013 A JPH10117013 A JP H10117013A
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恵 堀内
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陽久 田辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォトインタラプタの検出精度の向上とコス
トダウン。 【解決手段】 発光素子3又は受光素子4を実装した第
1又は第2集合基板22、23と、ギャップの半分に相
当する平坦な底部を有し封止樹脂部21を収納する位置
に貫通穴24を形成した第1又は第2モールド体25、
26と、前記両素子の光路となるスリット27を形成し
た第1又は第2スリット板28、29とよりなり、前記
2つのモールド体25、26の底部に、2つのスリット
板28、29を、また前記スリット板と対向する下面に
2つの集合基板22、23を接着剤30でそれぞれ接着
することにより、発光側又は受光側の第1又は第2集合
体31、32を構成し、前記2つの集合体の両素子が対
向し、且つ、所定のギャップGを介してスリットの位置
が一致するように重ね合わせて接着剤30で接着して一
体化し、ダイシングで分割してフォトインタラプタ20
を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被検出物の有無を無
接点で検出するフォトインタラプタ及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ、プリンター、フロ
ッピディスクドライブ等に、非接触で物体の有無を検出
してスイッチング信号を得ることができるフォトインタ
ラプタが広く使用されている。一般的なフォトインタラ
プタの構造は図14に示すように、フォトインタラプタ
1はケース2の対向する部分に発光素子3(例えば、赤
外LED)と受光素子4(例えば、P−Tr)とを取り
付け、発光素子3からの光をギャップGを介して受光素
子4が受光するように構成されている。上記構成により
ギャップG内に被検出物が入り光が遮断されると受光素
子4側の出力が変化し、この出力変化をスイッチング信
号として使用するものである。
【0003】前記フォトインタラプタの構造において、
前記ケース2はプラスチックのモールドで形成され、対
向する素子収納部に発光素子3と受光素子4を収納した
後、光軸の位置調整を行い、光軸が一致する位置を保持
しながらエポキシ樹脂で前記素子収納部を封止し、固着
したものであった。従って、モールド成形では検出精度
を決める光軸及びスリットの精度を高めることが非常に
困難であった。
【0004】そこで、前記スリット精度を向上するため
に金属のスリット板を用いたフォトインタラプタの製造
方法の技術が特開平5−110129号公報に開示され
ている。図15及び図16にてその概要を説明する。
【0005】図15はフォトインタラプタの斜視図、図
16は受発光側の両1次モールド体及びスリット板を2
次モールド金型内にインサートした状態を示す断面図で
ある。図において、リード端子5へ発光素子3又は受光
素子4を搭載し、他方のリード端子6へ金線7でワイヤ
ーボンディングし、熱硬化性の透光性樹脂8、例えば、
エポキシ樹脂で注型又はトランスファーモールド方式に
より1次モールドした発光側透光樹脂体及び受光側透光
樹脂体を形成する。
【0006】次に、金属板で光の通路となるスリット9
aを備えたスリット板9を形成する。該スリット板9に
は2次モールド金型へインサート成形するための折り曲
げられたリード部9bを備えている。前記受発光側の1
次モールド体とスリット板とを位置決めして2次モール
ド金型内へ挿入し、熱可塑性の遮光性樹脂10、例え
ば、ポリフェニレンサルファイドで射出成形を行い、受
光側透光樹脂体と発光側透光樹脂体とを一体化する。射
出成形後、2次モールド金型より離型して、切断、分離
して、図15のような単体のフォトインタラプタ11が
得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たフォトインタラプタの製造方法には次のような問題点
がある。前述のように、スリット9aと曲げられたリー
ド部9bを有するスリット板9を、熱硬化性樹脂で1次
モールドした受発光側透光樹脂体のモールド面に沿うよ
うに接して、2次モールド金型に挿入して熱可塑性樹脂
で射出成形して、遮光性樹脂体の2次モールドを行うた
め、モールド金型が複雑になると共に、またスリット板
の曲げ精度も起因してモールド体のスリットの位置精度
が低下する。また二度のモールド工程の加熱により受発
光素子へ熱応力等のストレスが加わり信頼性に悪影響を
及ぼす等の課題があった。
【0008】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、高精度、高分解能を実現し、小
型で高寿命、高信頼性で生産性の優れた極めて安価なフ
ォトインタラプタ及びその製造方法を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるフォトインタラプタは、発光素子か
らの光をギャップを介して受光素子が受光して被検出物
の有無を無接点で検出するフォトインタラプタにおい
て、前記発光素子又は受光素子を実装した第1又は第2
集合基板と、前記両集合基板の封止樹脂部を収納する貫
通穴を有する第1又は第2モールド体と、前記両素子の
光路となるスリットを形成した第1又は第2スリット板
とよりなり、前記モールド体の貫通穴と前記スリット板
のスリットが一致するように、第1又は第2モールド体
の少なくともいずれか一方にスリット板を接着すると共
に、前記モールド体の貫通穴に前記集合基板の封止樹脂
部を収納するように、第1又は第2モールド体に集合基
板を接着することにより第1又は第2集合体を構成し、
前記第1集合体の発光素子と第2集合体の受光素子が対
向し、且つ、所定のギャップを介してスリット位置が一
致するように両集合体を接着することにより構成したこ
とを特徴とするものである。
【0010】また、前記第1又は第2モールド体のうち
受光側である第2モールド体のみにスリット板を接着し
たことを特徴とするものである。
【0011】また、前記第1モールド体及び第2モール
ド体の両方にそれぞれスリット板を接着したことを特徴
とするものである。
【0012】また、発光素子からの光をギャップを介し
て受光素子が受光して被検出物の有無を無接点で検出す
るフォトインタラプタの製造方法において、多数個取り
する基板上の所定位置に複数の発光素子又は受光素子を
実装する第1又は第2集合基板の実装工程と、前記第1
又は第2集合基板上の封止樹脂部を収納する貫通穴を形
成した第1又は第2モールド体の射出成形工程と、前記
両素子の光路となるスリットを金属板にプレス又はエッ
チング等の加工手段により形成した第1又は第2スリッ
ト板のスリット加工工程とよりなり、前記第1又は第2
モールド体のギャップ面の貫通穴と、前記スリット板の
スリットとが一致するように位置合わせして、第1又は
第2スリット板の少なくともいずれか一方を接着する接
着工程と、更に、前記スリット板と相反する側のモール
ド体の下面には、第1又は第2集合基板の封止樹脂部を
貫通穴と位置合わせして接着する接着工程により、発光
側又は受光側の第1又は第2集合体を形成した後、該第
1又は第2集合体の発光素子と受光素子が対向し、且
つ、所定のギャップを介してスリット位置が一致するよ
うに前記第1又は第2モールド体の上面を重ね合わせて
接着し一体化する接着工程と、該一体化集合体を1つの
発光素子及び受光素子を含むフォトインタラプタ単体に
分割するダイシング工程とよりなることを特徴とするも
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明におけ
るフォトインタラプタとその製造方法について説明す
る。図1及び図2は本発明の第1の実施の形態であり、
図1はフォトインタラプタ単体の斜視図、図2は図1の
A−A線断面図である。図において、従来技術と同一部
材は同一符号で示す。
【0014】図1及び図2において、20はフォトイン
タラプタであり、その構成は、導電パターンを形成した
多数個取りする基板に、複数の発光素子3又は受光素子
4をダイボンドした後、各素子と導電パターンとをボン
ディングワイヤー7でワイヤーボンディングし、チキソ
性を有するエポキシ樹脂で樹脂封止した封止樹脂部21
を有する第1集合基板22又は第2集合基板23を形成
する。
【0015】射出成形により、前記第1又は第2集合基
板22、23に実装された封止樹脂部21を収納する位
置に貫通穴24を形成した第1モールド体25又は第2
モールド体26を形成する。
【0016】前記発光素子3又は受光素子4の光路とな
るスリット27をプレス又はエッチング加工し、第1ス
リット板28又は第2スリット板29を形成する。
【0017】上記発光側又は受光側のそれぞれの集合基
板、モールド体及びスリット板の3部材において、前記
第1又は第2モールド体25、26のギャップ面側の貫
通穴24と前記スリット27とが一致するように、第1
又は第2スリット板28、29を接着剤30にて接着
し、前記第1又は第2スリット板28、29と相反する
側の第1又は第2モールド体25、26の下面側の貫通
穴24に第1又は第2集合基板22、23に実装された
封止樹脂部21を収納し、第1又は第2集合基板22、
23を接着剤30にて接着して、発光側又は受光側の第
1集合体31又は第2集合体32を形成する。該第1又
は第2集合体31、32の発光素子3と受光素子4が対
向し、且つ、所定のギャップGを介してスリットの位置
が一致するように前記第1又は第2モールド体25、2
6の上面を重ね合わせて接着剤30にて接着することに
より、前記2つの集合体31、32を一体化して一体化
集合体を構成する。該一体化集合体を1つの発光素子3
及び受光素子4を含む単体フォトインタラプタにダイシ
ングにて切断、分離してフォトインタラプタ20が完成
される。
【0018】上記したフォトインタラプタ20は、スリ
ット板を発光側及び受光側の両方のモールド体に接着し
たが、高精度、高分解能を実現し、更に安価に製造する
ために、前記モールド体のいずれか一方で、受光側にの
み接着しても良いことは言うまでもない。
【0019】以下、前記フォトインタラプタ20の製造
方法について説明する。図3〜図13は図1のフォトイ
ンタラプタの製造方法を示し、図3は発光素子又は受光
素子の基板への実装工程を示す断面図、図4は図3の斜
視図、図5はモールド体の射出成形工程の斜視図、図6
はスリット板の加工工程の斜視図、図7はモールド体に
スリット板を接着する接着工程の斜視図、図8は図7の
B−B線断面図、図9は図7のスリット板付きモールド
体に図3、図4に示す素子実装基板を接着する集合体接
着工程の斜視図、図10は図9のC−C線断面図、図1
1は発光側集合体と受光側集合体とを対向して接着する
一体化集合体工程の斜視図、図12は図11のD−D線
断面図、図13は一体化集合体をXY方向にダイシング
する切断、分離工程の斜視図である。
【0020】図3は基板上への発光素子の実装工程で、
図3(a)で多数個取り(例えば、1000個前後)す
る第1基板22a(例えば、100〜120mm角程
度)上に所定の導電パターンを形成する。図3(b)で
発光素子3を前記第1基板22a上に所定のピッチを保
って複数列を並列してダイボンドする。図3(c)でボ
ンディングワイヤー7にてワイヤーボンディングする。
図3(d)で前記発光素子3とボンディングワイヤー7
を保護するために、一般的なモールド工程で使用する封
止枠を使用することなく、チキソ性を有するエポキシ樹
脂をスクリーン印刷法等の手段により樹脂封止を行い封
止樹脂部21が形成され、第1集合基板22が完成す
る。図4は第1集合基板22の斜視図で、第1基板22
a上に発光素子3が所定のピッチで整然と実装されてい
る状態を示す。
【0021】図5は第1モールド体の射出成形工程で、
上面25bと底面25aとは前記ギャップGの略半分に
相当する段差を設け、その平坦な底部25aに前記第1
集合基板22に形成した封止樹脂部21を収納するよう
に所定のピッチを保った貫通穴24が並列に複数列配置
され第1モールド体25が射出成形で形成される。前記
第1モールド体25には後述する精度が要求されるスリ
ットの形成を必要としないので、金型の製作も極めて容
易であり、モールド体の共通化、大型化が実現できる。
【0022】図6はスリット板の加工工程で、スリット
板28は厚さが50〜100μm程度の金属板に、前記
第1モールド体25の貫通穴24のピッチに一致する間
隔でスリット27をエッチング又はプレス抜きにより加
工する。前記スリット幅は100〜200μmレベルが
容易で、しかも±5〜10μmレベルの高い精度が実現
できる。スリット板28は極薄の金属板のため高精度な
加工が容易な上、前記スリット27のバリ等の問題も発
生しない。
【0023】図7はモールド体にスリット板を接着する
工程で、第1スリット板28の接着面にエポキシ系等の
接着剤30をマスクを使って必要箇所に印刷、塗布する
か、又はシート状の接着剤30を被着した後、前記第1
モールド体25に形成した貫通穴24と、前記第1スリ
ット板28のスリット27が一致するように位置合わせ
して、接着又は熱圧着することによりスリット板付き第
1モールド体33が精度良く一体化される。図8は図7
のB−B線断面図である。
【0024】図9はスリット板付き第1モールド体33
に第1集合基板22を接着する工程で、前記スリット板
28と相反する側の第1モールド体25の平坦な下面2
5cに上記した接着手段により接着剤30を被着した
後、前記第1モールド体25に形成した貫通穴24と第
1集合基板22上に実装された発光素子3の封止樹脂部
21とを位置合わせして接着することにより、発光側の
第1集合体31が構成される。図10は図9のC−C線
断面図である。
【0025】以上、発光側の第1集合体31の製造方法
について説明したが、受光側の第2集合体32について
も同様であるので説明は省略する。
【0026】図11は第1集合体と第2集合体を一体化
する接着工程で、前記第1モールド体25の平坦な上面
25b又は第2モールド体26の平坦な上面26bのい
ずれか一方に上記した接着手段により接着剤30を被着
した後、前記発光側の第1集合体31と受光側の第2集
合体32とを発光素子3と受光素子4が対向し、且つ、
所定のギャップGを介してスリット27の位置が一致す
るようにして接着することにより一体化集合体34が構
成される。図12は一体化集合体34のD−D線断面図
である。
【0027】図13は一体化集合体34を分割するダイ
シング工程で、1つの発光素子3及び受光素子4を含む
単体フォトインタラプタに分割するため直交するX方向
35、Y方向36に沿って切断、分離するダイシングに
より図1、図2に示すようなフォトインタラプタ20が
完成される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板、モールド体及びスリット板はいづれも100〜1
20mm角程度の集合体で製造するので、1000個前
後の多数個取りが可能である。また、製造工程の大半は
集合状態のままで進められるので製造コストは極めて安
価である。
【0029】更に、受発光素子の樹脂封止はチキソ性を
有するエポキシ樹脂を使用し、スクリーン印刷法等で行
うので樹脂流れがなく、一般的なモールド工程で使用す
る封止枠等、副資材は一切必要とせず、工程の自動化が
容易で環境にも優しい。
【0030】また更に、モールド体にはスリットが不要
で貫通穴の精度はスリット程要求されず、金型が単純化
され、モールド体の共通化が容易に実現できる。
【0031】また、スリット板は極薄の金属板であるの
でスリット位置やスリット幅を高精度に加工でき、従来
のようにプレス曲げ等不要でありエッチング加工、プレ
ス抜き等が容易な上、スリットのバリ等の問題も発生し
ない。
【0032】また更に、それぞれの集合体の一体化は従
来のように複雑な2次モールド金型を使用せず、接着剤
をマスク印刷、塗布又はシート状の接着剤等による接着
工程のため、一体化工程が容易で受発光素子の信頼性に
悪影響を及ぼすことなく高精度が実現できる。
【0033】以上のように、超小型で、しかも高精度、
高分解能を実現可能で、更に市場が要求している小型、
SMD及び高寿命、高信頼性のフォトインタラプタを、
極めて安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるフォトイン
タラプタの斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】発光素子又は受光素子の基板上への実装工程を
示す第1集合基板の断面図である。
【図4】図3の斜視図である。
【図5】第1モールド体の斜視図である。
【図6】第1スリット板の斜視図である。
【図7】モールド体にスリット板を接着したスリット板
付き第1モールド体の斜視図である。
【図8】図7のB−B線断面図である。
【図9】図7のスリット板付きモールド体に集合基板を
接着した第1集合体の斜視図である。
【図10】図9のC−C線断面図である。
【図11】発光側集合体と受光側集合体とを対向して接
着した一体化集合体の斜視図である。
【図12】図11のD−D線断面図である。
【図13】一体化集合体をXY方向にダイシングするこ
とを示す一体化集合体の斜視図である。
【図14】一般的なフォトインタラプタの回路構成図で
ある。
【図15】従来のフォトインタラプタの斜視図である。
【図16】図15のE−E線断面図である。
【符号の説明】
3 発光素子 4 受光素子 20 フォトインタラプタ 21 封止樹脂部 22 第1集合基板 23 第2集合基板 24 貫通穴 25 第1モールド体 25b 第1モールド体上面 26 第2モールド体 26b 第2モールド体上面 27 スリット 28 第1スリット板 29 第2スリット板 30 接着剤 31 第1集合体 32 第2集合体 33 スリット板付き第1モールド体 34 一体化集合体 35 X方向 36 Y方向 G ギャップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子からの光をギャップを介して受
    光素子が受光して被検出物の有無を無接点で検出するフ
    ォトインタラプタにおいて、前記発光素子又は受光素子
    を実装した第1又は第2集合基板と、前記両集合基板の
    封止樹脂部を収納する貫通穴を有する第1又は第2モー
    ルド体と、前記両素子の光路となるスリットを形成した
    第1又は第2スリット板とよりなり、前記モールド体の
    貫通穴と前記スリット板のスリットが一致するように、
    第1又は第2モールド体の少なくともいずれか一方にス
    リット板を接着すると共に、前記モールド体の貫通穴に
    前記集合基板の封止樹脂部を収納するように、第1又は
    第2モールド体に集合基板を接着することにより第1又
    は第2集合体を構成し、前記第1集合体の発光素子と第
    2集合体の受光素子が対向し、且つ、所定のギャップを
    介してスリット位置が一致するように両集合体を接着す
    ることにより構成したことを特徴とするフォトインタラ
    プタ。
  2. 【請求項2】 前記第1又は第2モールド体のうち受光
    側である第2モールド体のみにスリット板を接着したこ
    とを特徴とする請求項1記載のフォトインタラプタ。
  3. 【請求項3】 前記第1モールド体及び第2モールド体
    の両方にそれぞれスリット板を接着したことを特徴とす
    る請求項1記載のフォトインタラプタ。
  4. 【請求項4】 発光素子からの光をギャップを介して受
    光素子が受光して被検出物の有無を無接点で検出するフ
    ォトインタラプタの製造方法において、多数個取りする
    基板上の所定位置に複数の発光素子又は受光素子を実装
    する第1又は第2集合基板の実装工程と、前記第1又は
    第2集合基板上の封止樹脂部を収納する貫通穴を形成し
    た第1又は第2モールド体の射出成形工程と、前記両素
    子の光路となるスリットを金属板にプレス又はエッチン
    グ等の加工手段により形成した第1又は第2スリット板
    のスリット加工工程とよりなり、前記第1又は第2モー
    ルド体のギャップ面の貫通穴と、前記スリット板のスリ
    ットとが一致するように位置合わせして、第1又は第2
    スリット板の少なくともいずれか一方を接着する接着工
    程と、更に、前記スリット板と相反する側のモールド体
    の下面には、第1又は第2集合基板の封止樹脂部を貫通
    穴と位置合わせして接着する接着工程により、発光側又
    は受光側の第1又は第2集合体を形成した後、該第1又
    は第2集合体の発光素子と受光素子が対向し、且つ、所
    定のギャップを介してスリット位置が一致するように前
    記第1又は第2モールド体の上面を重ね合わせて接着し
    一体化する接着工程と、該一体化集合体を1つの発光素
    子及び受光素子を含むフォトインタラプタ単体に分割す
    るダイシング工程とよりなることを特徴とするフォトイ
    ンタラプタの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000012892A (ja) * 1998-06-17 2000-01-14 Shichizun Denshi:Kk フォトインタラプタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000012892A (ja) * 1998-06-17 2000-01-14 Shichizun Denshi:Kk フォトインタラプタ

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