JPH10116386A - 水平スパイラル型自動販売機及びこれに用いる商品保持具 - Google Patents

水平スパイラル型自動販売機及びこれに用いる商品保持具

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JPH10116386A
JPH10116386A JP29112296A JP29112296A JPH10116386A JP H10116386 A JPH10116386 A JP H10116386A JP 29112296 A JP29112296 A JP 29112296A JP 29112296 A JP29112296 A JP 29112296A JP H10116386 A JPH10116386 A JP H10116386A
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product
spiral
rack
vending machine
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JP29112296A
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Hideki Kumagai
秀樹 熊谷
Kyoko Kumagai
京子 熊谷
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MARINE GEEMU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水平スパイラル型自動販売機は、棚板上の商品
をスパイラルワイヤを回転させて送り出すため、構造が
複雑であった。 【解決手段】自動販売機11が備える商品ラック機構1
6は、キャビネット本体部12の前扉14との対向面に
位置する内側壁13に対し縦横に配列した複数個のモー
タ17と、最上列が最長で、最下列が最短となるように
横列単位で順次その長さを変え、かつ、対応する各モー
タの回転軸に個別に連結されるスパイラルラック24
と、該スパイラルラック24に対し通孔33を介してピ
ッチ単位での個別吊持が自在に形成された商品保持具3
1とで構成し、商品シューター45は、横列単位で位置
する一群のスパイラルラック24の先端24b位置の下
方に位置させることにより階段状となって配置される受
け口47をその上面に備え、商品取出口51と連通する
斜面部49を下面に備えて形成されたボックス部46を
前扉14の内側面に取着して配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品券や各種チケ
ットなどの比較的高額で、かつ嵩張らない薄片状の商品
を安全、かつ平穏裡に顧客に対し自動的に販売すること
ができるスパイラル型自動販売機及びこれに用いる商品
保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動販売機は、人件費が不要であ
ったり、販売時間や販売場所に制約を受けることが少な
いことなどもあって、各種の商品分野に広く普及してき
ている。
【0003】ところで、自動販売機は、その商品送出機
構において種々の構造が採用されており、そのなかに
は、例えば特開平7−114669号公報や特開昭49
−69399号公報や実開昭62−51467号公報な
どに開示されているように、棚板上に水平に配置された
スパイラルワイヤをモータにより回転させ、スパイラル
ワイヤのスパイラルピッチ毎に棚板上に載置させてある
商品を順次、落下させて商品を送出できるようにした水
平スパイラル型のものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来からある
水平スパイラル型の自動販売機については、そのいずれ
もが棚板上に載置した商品をスパイラルワイヤの回転運
動により送り出すものであることから、必ず棚板が必要
となって構造が複雑になるほか、テレホンカードや各種
のチケットなどのような薄片状の商品には適用できない
などの不都合があった。
【0005】本発明は従来からある水平スパイラル型の
自動販売機にみられた上記課題に鑑み、商品券などの高
額な薄片状の商品であっても安全、かつ平穏裡に顧客に
対し自動的に販売することができるスパイラル型自動販
売機及びこれに用いる商品保持具を提供することにその
目的がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
すべくなされたものであり、そのうち、請求項1に係る
発明の構成上の特徴は、商品を選択するために顧客によ
り操作される入力手段と、該入力手段を介して入力され
た選択信号に応じて各別に駆動制御される商品ラック機
構と、該商品ラック機構から送出される商品を商品取出
口へと導出する商品シューターとを、前記商品ラック機
構のほか、防犯機構や検銭機構などを含む各種の所要機
構を作動制御する制御手段とともにキャビネット本体部
に具備させてなる自動販売機において、前記商品ラック
機構は、キャビネット本体部にあって開閉自在に配設さ
れた前扉との対向面に位置する内側壁に対し縦横に配列
して個別に設置される複数個のモータと、最上列が最長
で、最下列が最短となるように横列単位で順次その長さ
を変え、かつ、対応する各モータの回転軸に個別に連結
されるスパイラルラックと、該スパイラルラックに対し
通孔を介してピッチ単位での個別吊持が自在に形成され
た商品保持具とで構成され、前記商品シューターは、横
列単位で位置する一群のスパイラルラックの先端位置の
下方に位置させることにより階段状となって配置される
受け口をその上面に備え、前記商品取出口と連通する斜
面部を下面に備えて形成されたボックス部を前記前扉の
内側面に取着して配設したことにある。なお、複数個の
前記モータは、請求項2に係る発明のように各横列毎に
レールを介して左右方向への位置移動を自在に配設する
こともできる。
【0007】一方、請求項3に係る発明の構成上の特徴
は、水平スパイラル型自動販売機が備えるスパイラルラ
ックへの吊持が自在な板状片からなる商品保持具であっ
て、前記板状片は、スパイラルラックのスパイラルピッ
チよりもその肉厚をやや薄くしてなるスペーサー部を少
なくとも上側縁部に備え、商品に一側方向から圧接する
一側圧接片と、該一側圧接片を中央に位置させてその左
右側にて他側方向から圧接する一対の他側圧接片とから
なる挟持部を下側部に備え、前記スパイラルラックの最
大外径よりもやや大径な内径を備える主孔部と、スパイ
ラルラックの最小外径よりもやや大径な内径を備えて前
記主孔部の頂部に連設された副孔部とからなる通孔を前
記スペーサー部の下方位置に備えることにある。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る自動販売機
の外観構成の一例を示す全体斜視図であり、図2はその
正面図を、図3は図2におけるA−A線部位の概略縦断
面図をそれぞれ示す。
【0009】これらの図によれば、水平スパイラル型自
動販売機11は、例えば開閉自在な前扉14に配設され
て多数ある商品群中から特定の商品を選択するために顧
客により操作される多数の押しボタンなどからなる入力
手段15と、該入力手段15を介して入力された選択信
号に応じて各別に駆動制御される商品ラック機構16
と、該商品ラック機構16から送出される商品60を商
品取出口51へと導出する商品シューター45とを、前
記商品ラック機構16のほか、外力により前扉などに異
常を来すなどした異常時にこれを検知して通報する防犯
機構や、前扉14の適宜位置に配設された貨幣投入口5
2から投入された貨幣をチェックする検銭機構などを含
む各種の所要機構を作動制御する制御手段53とともに
キャビネット本体部12に具備させて形成されている。
なお、図中の符号54は投入された貨幣の金額を示す金
額表示部を、55はつり銭返却口を、56は各入力手段
15に対応する商品在庫の有無を表示するチェックラン
プをそれぞれ示す。
【0010】この場合、商品ラック機構16は、複数個
のモータ17と、対応する各モータ17の回転軸18に
カップリング19を介して個別に連結されるスパイラル
ラック24と、該スパイラルラック24に対し通孔33
を介してピッチ単位での個別吊持が自在に形成された商
品保持具31とで構成されている。
【0011】このうち、複数個のモータ17は、前扉1
4との対向面に位置するキャビネット本体部12内の内
側壁13に対し縦横に配列することにより個別に設置さ
れている。具体的には、例えば図4に示すように横方向
には等間隔をおいて計6個のモータ17を、縦方向には
等間隔をおいて計5個のモータ17を配置することによ
り、横5列で縦6列となった計30個のモータ17がキ
ャビネット本体部12内の上側寄りに位置する内側壁1
3に各横列毎にレール20を介して左右方向への位置移
動を自在に配設されている。
【0012】この場合、モータ17は、レール20に対
し介装片21を介してねじ22により固定されている。
また、スパイラルラック24の基端24a側は、介装片
21の側に適宜構造の軸受23を介して介装片21の側
に回転自在に支持させておくのが好ましい。なお、モー
タ17は、内側壁13の所定位置に移動不能に直に固定
するものであってもよい。
【0013】さらに、各モータ17の回転軸18に個別
に連結されるスパイラルラック24は、カップリング1
9を介して直結されて該パイラルラック24の最小外
径、つまり凹陥部27を形成する支杆材25と、該支杆
材25に始端と終端とを固着して該スパイラルラック2
4の最大外径となるように外被される適宜ピッチのスパ
イラル材26とを軽量金属材料や合成樹脂材料などで用
いることにより全体重量を軽くして形成するのが望まし
い。しかし、スパイラルラック24は、必要に応じ軽量
金属材料や合成樹脂材料からなる丸棒に適宜ピッチのス
パイラル溝、つまり凹陥部を刻設して一体形成するもの
であってもよい。
【0014】この場合におけるスパイラルラック24の
スパイラルピッチtは、図5に示すように吊持される商
品保持具31の厚さとの関係で定まり、具体的には、1
ピッチ内に必ず1個の商品保持具31のみが配置できる
間隔を保持し得るようにして形成されている。
【0015】しかも、各スパイラルラック24は、最上
列が最長となり、最下列が最短となるように横列単位で
順次その長さを変えることにより、対応する各モータ1
7の回転軸18に個別に連結されている。
【0016】図6は、スパイラルラック24に商品60
を支持させる際の介在片として用いられる商品保持具3
1を例示するものであり、その全体は通孔33を有して
略方形を呈する合成樹脂製の板状片32により形成され
ている。なお、図7(イ)はその右側面図を、図7
(ロ)は図6におけるB−B線断面図をそれぞれ示す。
【0017】この場合、商品保持具31は、スパイラル
ラック24の1ピッチ内に1個のみを配置させる必要か
ら、スパイラルラック24のスパイラルピッチtよりも
その肉厚をやや薄くしてなるスペーサー部37を少なく
とも板状片32の上側縁部34に、より好ましくは、通
孔33の下縁位置よりもやや下方に位置する部位から上
側縁部34に向かう左側縁部35と右側縁部36とにも
設けることにより形成されている。
【0018】また、商品保持具31は、商品60に一側
方向から圧接する一側圧接片39と、該一側圧接片39
を中央に位置させてその左右側にて他側方向から当接す
る一対の他側圧接片40,40とからなる挟持部38を
板状片32の下側部に備えて形成されている。図8の正
面図と図9の背面図とによれば、挟持部38は、板状片
32の下側板面の中央部に開放縁39aが上向きとなっ
た一側圧接片39が、その左右にそれぞれの開放縁40
aが下向きとなった一対の他側圧接片40,40がそれ
ぞれ位置するようにスリット41を刻入して区画形成さ
れている。しかし、挟持部38は、袋内に薄片状の商品
を収納してなる袋入り商品60の上縁部60aや、薄片
状の商品自体の上縁部を挟持することができるものであ
れば、例えば板状片32の下側板面から下側縁へと向け
た計4本の平行スリットを刻入して一側圧接片と一対の
他側圧接片とのいずれもが開放縁を下向きにさせて形成
することもできる。なお、一側圧圧接片39と一対の他
側圧接片40,40とは、袋入り商品60との圧接面に
より強い圧接力を付与するために適宜の隆起部42を予
め設けておくのが好ましい。また、一側圧圧接片39の
圧接面が位置する板状片32の下側部は、挟持された袋
入り商品60を下方へと円滑に案内するために薄肉平坦
部43を設けておくのが望ましい。
【0019】さらに、商品保持具31は、図10に示す
ようにスパイラルラック24の最大外径、つまりスパイ
ラル材26の外径よりもやや大径な内径を備える主孔部
33aと、スパイラルラック24の最小外径、つまりス
パイラルピッチt内に位置して凹陥部27を形成してい
る支杆材25の外径よりもやや大径な内径を備えて主孔
部33aの頂部に連設された副孔部33bとからなる通
孔33を板状片32の上側縁部35に位置しているスペ
ーサー部37の下方位置に備えてその全体が形成されて
いる。なお、通孔33における主孔部33aの下縁部に
は、補強用リブ44を設けておくのが好ましい。なお、
図11(イ)は図10におけるC−C線部分の拡大断面
図を、図11(ロ)は図11(イ)の対応部分について
の右側面図をそれぞれ示す。
【0020】一方、商品シューター45は、図3に示す
ように、それぞれのスパイラルラック24に商品保持具
31を介して吊持されている袋入り商品60がスパイラ
ルラック24の回転に応じてその先端24bから落下す
る際に、商品取出口51へと円滑に導出できるように、
横列単位で位置する一群のスパイラルラック24の先端
24bの位置の下方に位置させることにより階段状とな
って配置される受け口47をその上面に備え、落下する
袋入り商品60を商品取出口51へと案内する斜面部4
9と傾斜ガイド部50とを内部に備えて形成されたボッ
クス部46を前扉14の内側面に取着することにより配
設されている。なお、図中の符号28は、袋入り商品6
0が商品シューター45を通過したか否かを検知するフ
ォトセンサなどの適宜のセンサを示す。
【0021】これを図示例により具体的に説明すれば、
上下方向に5列となって位置しているスパイラルラック
24は、最上列が最長となり、最下列が最短となるよう
に横列単位で順次その長さを変えてモータ17の回転軸
18に個別に連結されているので、ボックス部46は、
最上列に位置する一群のスパイラルラック24の先端2
4bの位置に対応する受け口47を位置させ、以後、下
列に行くに従い短くなる一群のスパイラルラック24の
それぞれの先端24aの位置に対応する受け口47を位
置させることにより、側面からみて階段状となって形成
されている。なお、図示例によれば、ボックス部46
は、横列方向でのスパイラルラック24の別に隔壁48
を設けて区画された受け口47を個別に備えているが、
隔壁48を設けることなく、各横列単位に共用される1
つの開口面により形成される受け口を備えるものであっ
てもよい。
【0022】本発明はこのようにして構成されているの
で、まず、商品保持具31に対し図10に示すように、
航空券等のチケット類や商品券などのような高額な薄片
状の商品を袋に収納してなる袋入り商品60をその上縁
部60aを介して挟持部38に挟持させることができ
る。この場合、挟持部38は、開放縁39aが上向きと
なった一側圧接片39と、その左右に開放縁40aが下
向きとなった一対の他側圧接片40,40とで形成され
ているので、一側圧接片39と一対の他側圧接片40,
40とのそれぞれの圧接面に袋入り商品60の上縁部6
0aが当接するように下方から送り込むことにより、図
11(イ),(ロ)に示すようにして挟持させることが
できる。なお、それぞれの圧接面に隆起部42が設けら
れている場合には、より確実に袋入り商品60を挟持さ
せることができる。
【0023】このようにして商品保持具31に袋入り商
品60を挟持させた後は、通孔33における主孔部33
aを介して先端24bの側からスパイラルラック24の
適宜位置へと送り入れることができ、所定位置に送り込
んだ後は、スパイラルピッチtを形成している凹陥部2
7に副孔部33bを支持させてこれを吊持させることが
できる。
【0024】しかも、商品保持具31は、スパイラルピ
ッチtよりも肉厚がやや薄いスペーサー部37を備えて
いるので、図5に示すように1ピッチ内に1個の商品保
持具31のみが位置するように規制される結果、入力手
段15に対する1度の入力操作で2個以上の袋入り商品
60が誤って送出されることはない。
【0025】このようにして袋入り商品60を挟持させ
た商品保持具31をスパイラルラック24に吊持させた
後、前扉14を堅固に閉じて販売の準備を終えることが
できる。なお、モータ17が各横列毎にレール20を介
して左右方向への位置移動を自在に配設されている場合
には、袋入り商品60の面サイズの大小に応じてモータ
17を適宜移動させたり、必要のないものを取り外した
りすることができるので、販売しようとする袋入り商品
60の規格サイズに柔軟に対応させながらスパイラルラ
ック24に吊持させることができる。
【0026】かくして、顧客が特定の押しボタンなどか
らなる入力手段15を入力操作することにより、対応す
るモータ17の回転軸18に連結されているスパイラル
ラック24を所定の回転角度だけ回転させることができ
る。
【0027】スパイラルラック24が所定の回転角度だ
け回転すると、該スパイラルラック24の先頭に吊持さ
れている商品保持具31は吊持状態が解除されてその先
端24bから袋入り商品60ともども図3や図5に示さ
れているように落下し、対応する受け口47から斜面部
49と傾斜ガイド部50とからなる商品シューター45
を経て商品取出口51へと送出され、所望の袋入り商品
60が顧客の手にわたることになる。
【0028】しかも、各スパイラルラック24は、最上
列が最長となり、最下列が最短となるように横列単位で
その長さを変えてあるので、例えば人気の高い売れ筋商
品は最上列のスパイラルラック24に、高額過ぎるなど
して最も人気の低い商品は最下列のスパイラルラック2
4に吊持させることにより、需要量に応じ商品を適宜吊
持させておくことができる。
【0029】したがって、比較的高額な商品であっても
金銭授受のための人手を介することなく確実に販売する
ことができるので、商品販売量と売上高が一致しないな
ど、人手を介する場合に問題になる金銭管理の煩雑さを
なくすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に係る発明に
よれば、薄片状の高額な商品をより簡単な構造の商品ラ
ック機構を介して確実、かつ円滑に自動販売することが
できると同時に、比較的高額な商品であっても金銭授受
のための人手を介することなく確実に販売して商品販売
量と売上高が一致しないなど、人手を介する場合に問題
になる金銭管理の煩雑さをなくすることもできる。
【0031】また、前記モータが請求項2に係る発明の
ように各横列毎にレールを介して左右方向への位置移動
を自在に配設されている場合には、商品の面サイズの大
小に応じてモータを適宜移動させたり、外したりするこ
とができるので、販売しようとする商品の規格サイズに
柔軟に対応させながら商品を自動販売することができ
る。
【0032】さらに、請求項3に係る発明によれば、袋
入り商品を挟持させた商品保持具をスパイラルラックに
対し1ピッチにつき必ず1個のみ位置させることができ
るので、一度に2個以上の袋入り商品が誤って顧客の手
にわたる不都合を確実に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の外観構成を例示する
全体斜視図。
【図2】同正面図。
【図3】図2におけるA−A線部位の概略構造を示す縦
断面図。
【図4】前扉を開けた状態での正面図。
【図5】スパイラルラックと商品保持具との配置関係を
示す要部拡大説明図。
【図6】本発明に係る商品保持具の外観構成を例示する
全体斜視図。
【図7】(イ)は図6における右側面図で、(ロ)は図
6におけるB−B線断面図。
【図8】商品保持具の正面図。
【図9】商品保持具の背面図。
【図10】商品保持具による商品の挟持状態を示す正面
図。
【図11】(イ)は図10におけるC−C線部位の拡大
断面図で、(ロ)は図10における要部を拡大した右側
面図。
【符号の説明】
11 水平スパイラル型自動販売機 12 キャビネット本体部 13 内側壁 14 前扉 15 入力手段 16 商品ラック機構 17 モータ 18 回転軸 19 カップリング 20 レール 21 介装材 22 ねじ 23 軸受 24 スパイラルラック 24a 基端 24b 先端 25 支杆材 26 スパイラル材 27 凹陥部 31 商品保持具 32 板状片 33 通孔 33a 主孔部 33b 副孔部 34 上側縁部 35 左側縁部 36 右側縁部 37 スペーサー部 38 挟持部 39 一側圧接片 39a 開放縁 40 他側圧接片 40a 開放縁 41 スリット 42 隆起部 43 薄肉平坦部 44 補強用リブ 45 商品シューター 46 ボックス部 47 受け口 48 隔壁 49 斜面部 50 傾斜ガイド部 60 袋入り商品 60a 上縁部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を選択するために顧客により操作さ
    れる入力手段と、該入力手段を介して入力された選択信
    号に応じて各別に駆動制御される商品ラック機構と、該
    商品ラック機構から送出される商品を商品取出口へと導
    出する商品シューターとを、前記商品ラック機構のほ
    か、防犯機構や検銭機構などを含む各種の所要機構を作
    動制御する制御手段とともにキャビネット本体部に具備
    させてなる自動販売機において、 前記商品ラック機構は、キャビネット本体部内にあって
    開閉自在に配設された前扉との対向面に位置する内側壁
    に対し縦横に配列して個別に設置される複数個のモータ
    と、最上列が最長で、最下列が最短となるように横列単
    位で順次その長さを変え、かつ、対応する各モータの回
    転軸に個別に連結されるスパイラルラックと、該スパイ
    ラルラックに対し通孔を介してピッチ単位での個別吊持
    が自在に形成された商品保持具とで構成され、前記商品
    シューターは、横列単位で位置する一群のスパイラルラ
    ックの先端位置の下方に位置させることにより階段状と
    なって配置される受け口をその上面に備え、前記商品取
    出口と連通する斜面部を下面に備えて形成されたボック
    ス部を前記前扉の内側面に取着して配設したことを特徴
    とする水平スパイラル型自動販売機。
  2. 【請求項2】 複数個の前記モータは、各横列毎にレー
    ルを介して左右方向への位置移動を自在に配設したこと
    を特徴とする請求項1記載の水平スパイラル型自動販売
    機。
  3. 【請求項3】 水平スパイラル型自動販売機が備えるス
    パイラルラックへの吊持が自在な板状片からなる商品保
    持具であって、前記板状片は、スパイラルラックのスパ
    イラルピッチよりもその肉厚をやや薄くしてなるスペー
    サー部を少なくとも上側縁部に備え、商品に一側方向か
    ら圧接する一側圧接片と、該一側圧接片を中央に位置さ
    せてその左右側にて他側方向から圧接する一対の他側圧
    接片とからなる挟持部を下側部に備え、前記スパイラル
    ラックの最大外径よりもやや大径な内径を備える主孔部
    と、スパイラルラックの最小外径よりもやや大径な内径
    を備えて前記主孔部の頂部に連設された副孔部とからな
    る通孔を前記スペーサー部の下方位置に備えることを特
    徴とする商品保持具。
JP29112296A 1996-10-14 1996-10-14 水平スパイラル型自動販売機及びこれに用いる商品保持具 Pending JPH10116386A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7287669B2 (en) 2004-03-18 2007-10-30 Aruze Corp. Article transfer device
US7377402B2 (en) 2004-03-18 2008-05-27 Aruze Corp. Article transfer device
CN112319655A (zh) * 2020-11-03 2021-02-05 新石器慧义知行智驰(北京)科技有限公司 无人车

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