JP2024066104A - 自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【課題】多様な商品を収納するために、収納部を構成することができる自動販売機を提供する。【解決手段】自動販売機10は、前面側に開閉可能に取り付けられた外扉14を有する本体12と、本体12の内部に形成され、缶又はビンを収納するためのサーペンタイン方式の第1のコラム36を有する第1の収納部30と、本体12の内部に形成され、商品PDを収納するためのスパイラル方式の第2のコラム44が垂直方向に沿って複数個配置された1つ又は複数のラック46を有する第2の収納部32と、を備え、ラック46は、第2の収納部32に着脱可能に設置される。【選択図】図2
Description
本願は、自動販売機に関する。
消費者ニーズの多様化に伴い、飲料と食品とを併売可能な自動販売機が出現している。特許文献1には、缶、ビン等を収納する第一収納室と、第一収納室とは独立して前方に引出し可能で駆動機構を備えた搬出装置により商品を搬出する第二収納室とを有し、第一収納室と第二収納室とを同一の箱体内に併設し、箱体前面開口部を覆う外扉をヒンジ機構により開閉可能な自動販売機であって、第二収納室を外扉の反ヒンジ側の端部に配置したことを特徴とする自動販売機が開示されている。
また、多様な消費者ニーズや社会的ニーズに対応する上で、新たに自動販売機を製造するだけではなく、自動販売機内の収納室の構造を変更することによって自動販売機の再生利用を可能とする技術が求められている。しかしながら、特許文献1に記載された自動販売機をはじめとする既存の自動販売機では、収納室は据え付けられているため、その構造を変更することは難しい。
本発明は、上記のような課題を考慮して、多様な商品を収納するために、収納部を構成することができる自動販売機を提供することを目的とする。
本開示の一態様は、前面側に開閉可能に取り付けられた外扉を有する本体と、本体の内部に形成され、缶又はビンを収納するためのサーペンタイン方式の第1の収納庫を有する第1の収納部と、本体の内部に形成され、商品を収納するためのスパイラル方式の第2の収納庫が垂直方向に沿って複数個配置された1つ又は複数のラックを有する第2の収納部と、を備え、ラックは、第2の収納部に着脱可能に設置される自動販売機である。
さらに、本開示の他の態様として、第2の収納部は、外扉とラックとの間に所定の間隔が生じるように形成された空間部を有しており、ラックは、商品の寸法に対応して空間部における所定の間隔を変更することができるように寸法が変更可能されてもよい。
また、本開示の他の態様として、空間部の下方側には、外扉の下方側に形成された商品取出口と接続し、第2の収納庫から排出されて空間部を落下する商品の落下衝撃を緩衝するための緩衝機構を有してもよい。
さらに、本開示の他の態様として、第2の収納庫は、商品の排出口に、その上端を支点に揺動可能に取り付けられ、排出口を覆う排出補助シートを有してもよい。
また、本開示の他の態様として、外扉に配置されたユーザ操作部からの指令に応じて、第1の収納庫を作動させて缶又はビンを排出するために、又は、第2の収納庫を作動させて商品を排出するために、第1の収納庫を作動させるためのAC電源と第2の収納庫を作動させるためのDC電源とを切替可能に構成された排出制御部を備えてもよい。
本開示の一態様によれば、自動販売機の本体の内部には、缶又はビンを収納するためのサーペンタイン方式の第1の収納庫を有する第1の収納部と、商品を収納するためのスパイラル方式の第2の収納庫が垂直方向に沿って複数個配置された1つ又は複数のラックを有する第2の収納部と、を備える。このため、例えば、飲料や食品を含む多様な商品を1台の自動販売機に収納することができる。また、ラックは、第2の収納部に着脱可能に設置される。このため、第2の収納部に収納する商品の寸法に応じて、ラックに配置する第2の収納庫の寸法を変更することができる。これによって、商品の寸法に制約されることなく、多様な商品を収納することができる。
また、本開示の一態様によれば、第2の収納部は、外扉とラックとの間に所定の間隔が生じるように形成された空間部を有する。また、ラック及びこれに配置される第2の収納庫の寸法を変更することができるため、収納する商品の寸法に対応して空間部における所定の間隔を変更することができる。これによって、第2の収納庫に収納された商品が空間部内で詰まることを防止又は抑制した上で、商品を自動販売機の商品取出口まで移動させることができ、商品の寸法に制約を設けることなく多様な商品を収納することができる。
さらに、本開示の一態様によれば、空間部の下方側には、外扉の下方側に形成された商品取出口と接続し、第2の収納庫から排出されて空間部を落下する商品の落下衝撃を緩衝するための緩衝機構を有する。このため、例えば、割れ欠けしやすい形状又は性質の商品の落下衝撃を緩衝することができ、商品の寸法に制約を設けることなく多様な商品を収納することができる。
また、本開示の一態様によれば、第2の収納庫は、商品の排出口に、その上端を支点に揺動可能に取り付けられ、排出口を覆う排出補助シートを有する。これによって、第2の収納庫に収納された商品が排出されるときに、下方側の第2の収納庫に引っ掛かることを防止又は抑制した上で、商品を自動販売機の商品取出口まで落下させることができ、商品の寸法に制約を設けることなく多様な商品を収納することができる。
さらに、本開示の一態様によれば、外扉に配置されたユーザ操作部からの指令に応じて、第1の収納庫を作動させて缶又はビンを排出するために、又は、第2の収納庫を作動させて商品を排出するために、第1の収納庫を作動させるためのAC電源と第2の収納庫を作動させるためのDC電源とを切替可能に構成された排出制御部を備える。このため、収納庫の形態の違いによって、第1の収納庫と第2の収納庫とを作動させるための電源が異なる場合であっても、一律に商品を排出させることができる。これによって、収納方式が異なることによる商品の制約を設けることなく多様な商品を収納することができる。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る自動販売機10について説明する。同様な又は対応する要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。理解を容易にするために、図の縮尺を変更して説明する場合がある。
図1及び図2には、本実施形態に係る自動販売機10を示す。自動販売機10の本体12には、その前面を覆うように外扉14が取り付けられている。外扉14は、図示しないヒンジ機構を介して回動可能に本体12に取り付けられており、外扉14を開いて内部を開放することによって商品PD(図2参照)の出し入れをすることができる。
外扉14の上部には、商品表示部16と、ユーザ操作部としての商品選択ボタン18とが配置されている。商品表示部16は、商品サンプル(図示省略)を展示する展示室、又は、商品サンプルの画像を表示するモニタとされている。ここでは、商品表示部16は、後述する第1の商品群及び第2の商品群を展示又は表示する第1の表示部16a及び第2の表示部16bを有する。商品選択ボタン18は、展示又は表示されている商品PDごとに、その下方側に配置されている。自動販売機10から商品PDを購入しようとするユーザは、商品選択ボタン18を押すことによって、商品PDを選択することができる。
外扉14における、商品表示部16の下方側には、商品PDの広告等を掲示又はモニタ表示するための広告表示部20と、硬貨及び紙幣を投入する金銭投入口22a、22bと、電子マネーによる決済が可能な電子マネー読取り部24と、を備える。また、これらの下方側には、ユーザが選択し、自動販売機10の内部から排出された商品PDを取り出すための商品取出口26が形成されている。
図2に示すように、外扉14及びその背面側に外扉14と同じ支軸で回動可能に配置された内扉28を開くことによって開放された本体12の内部には、第1の収納部30と、第1の収納部30とは別個の第2の収納部32とが形成されている。第1の収納部30には、例えば、第1の商品群である缶、ビン等に収容された商品PDが収納され、第2の収納部32には、例えば、箱又は袋に収容された第2の商品群の商品PDが収納されている。
第1の収納部30は、仕切板34によって区切られた第1の収納庫としての複数(ここでは、2個)の第1のコラム36を有し、これらの内部には図示しない湾曲状のサーペンタインコラムが組み込まれている。このため、第1のコラム36の上部に形成された商品投入口38から缶、ビン等の商品PDを横倒しにして投入し、サーペンタインコラムの内部に収納するように構成されている。
第1の収納部30は、本体12内に配置された排出制御部40(図3参照)を経由して商品選択ボタン18と電気的に接続されている。このため、第1の収納部30は、ユーザが商品選択ボタン18を押すことで伝達される注文指令によって、第1のコラム36内部の図示しない商品搬出装置が作動するように構成されている。これによって、第1のコラム36に収納された商品PDは、第1のコラム36の下部に形成され、商品取出口26と接続する缶ビン排出口42から1本ごと排出される。
図3には、第2の収納部32の斜視図を示す。第2の収納部32には、第2の収納庫としての複数の第2のコラム44が、垂直方向に沿って複数個連結したラック46が配置されている。ここでは、図2に示すように、第2の収納部32には、2個のラック46が、自動販売機10の本体12の天井部48に着脱可能に吊り下げられている。具体的には、図3に示すように、ラック46の上端には爪部50を有する引掛け具52が取り付けられており、引掛け具52を天井部48に引掛けることによって、本体12に着脱可能に吊り下げられている。
なお、ここでは、ラック46は、引掛け具52を介して自動販売機10の本体12に着脱可能に吊り下げられているとして説明するが、これに限らず、例えば、ラックの上端に形成され、上方側へ向けて突出した角棒状の凸部を、天井部に形成され、下方側へ向けて開放された溝状に形成された凹部にスライドしながら挿入させることによって、ラックが天井部に着脱可能に取り付けられてもよい。
第2のコラム44は、その前方側、すなわち、自動販売機10の外扉14及び商品取出口26(図1参照)の側に排出口としての開口部54を有する箱状に形成されており、第2のコラム44の内側には、商品PDを配置し、これを排出するためのスパイラル部材56が水平方向に沿って配置されている。
図4及び図5には、第2のコラム44内部の斜視図を示す。ここでは、2つのスパイラル部材56が平行に配置されたダブルスパイラル方式の第2のコラム44が構成されている。図2に示すように、箱状又は袋状の商品PDは、2つのスパイラル部材56の螺旋空間58に亘って配置された状態で、第2のコラム44内に収納されている。
図4及び図5に示すように、スパイラル部材56の後方側には、これを回転させるためのモータ60が配置されている。モータ60は、排出制御部40(図3参照)を経由して商品選択ボタン18(図1参照)と電気的に接続されている。このため、第2のコラム44は、ユーザが商品選択ボタン18を押すことで伝達される注文指令によって、スパイラル部材56が回転するように構成されている。スパイラル部材56が1回転することによって、螺旋空間58に配置された商品PDを、スパイラル部材56の1ピッチ分だけ前方側、すなわち開口部54側へ向けて送出することができる。開口部54まで送出された商品PDは、さらにスパイラル部材56が1回転することによって下方側へ落下し、商品取出口26へと排出することができる。
図3に示すように、第2のコラム44の開口部54には、開口部54の上端にこれを支点に揺動可能に取り付けられ、開口部54を覆う排出補助シート62が取り付けられている。排出補助シート62は、開口部54に取り付けても第2のコラム44の内部をラック46の外側から視認することができるように、透明のビニールシート又はアクリル板によって構成されている。排出補助シート62は、開口部54の下端よりも下方側へ延在するように形成されており、開口部54から商品PDを排出しないときは、開口部54全体を覆っている。これによって、商品PDが下方側の第2のコラム44に引っ掛かることを防止又は抑制した上で、商品PDを自動販売機10の商品取出口26まで落下させることができるため、寸法に制約を設けることなく多様な商品PDを第2のコラム44に収納することができる。
第2の収納部32には、外扉14及び内扉28とラック46との間に所定の間隔Dが生じるように空間部64が形成されている。このため、第2の収納部32に配置される第2のコラム44及びラック46は、収納する商品PDの寸法に応じて、その寸法を変更することができる。このため、商品PDの寸法に対応して空間部64における所定の間隔Dを調整することができる。これによって、第2のコラム44に収納された商品PDが空間部64内で詰まることを防止又は抑制した上で、商品PDを自動販売機10の商品取出口26まで落下させることができ、寸法に制約を設けることなく多様な商品PDを第2のコラム44に収納することができる。
商品PDが落下する空間部64の下方側には、商品取出口26と接続する緩衝機構としての傾斜部66が形成されている。傾斜部66は、落下した商品PDが商品取出口26まで滑り落ちることができるように、商品取出口26へ向かうにしたがって所定の傾斜角で下方側へ延在している。傾斜部66は、商品PDが滑り落ちる際の摩擦係数が小さくなるように表面が滑らかに加工されたプラスティック板又は金属板によって構成された表面部66aと、表面部66aの下方側に配置されたウレタン等のクッション材により構成された内面部66bとの2層構造とされている。このため、第2のコラム44から排出されて空間部64を落下する商品PDの落下衝撃を緩衝することができる。これによって、例えば、割れ欠けしやすい形状又は性質の商品PDの落下衝撃を緩衝することができるため、寸法に制約を設けることなく多様な商品PDを収納することができる。
缶又はビンを収納する第1のコラム36の商品搬出装置の電源は、AC電源とされ、第2のコラム44のモータ60の電源は、DC電源とされている。このため、排出制御部40は、AC電源とDC電源とを切替可能に構成されている。具体的には、排出制御部40は、図示しないリレーを有しており、電源と第1のコラム36とを直接接続する第1の接続と、図示しないコンバータを介して電源とモータ60と接続する第2の接続とを切替可能に構成されている。このため、第1のコラム36と第2のコラム44とを作動させるための電源が異なる場合であっても、一律に商品PDを排出させることができ、収納方式が異なることによる商品PDの制約を設けることなく多様な商品PDを収納することができる。
本実施形態に係る自動販売機10の作用及び効果を以下に説明する。
本実施形態に係る自動販売機10によれば、自動販売機10の本体12の内部には、缶又はビンを収納するためのサーペンタイン方式の第1のコラム36を有する第1の収納部30と、商品PDを収納するためのスパイラル方式の第2のコラム44が垂直方向に沿って複数個配置された1つ又は複数のラック46を有する第2の収納部32と、が配置されている。このため、飲料や食品を含む多様な商品PDを1台の自動販売機10に収納することができる。また、ラック46は、第2の収納部32に着脱可能に吊り下げて設置される。このため、第2の収納部32に収納する商品PDの寸法に応じて、ラック46の寸法を変更することができ、商品PDの寸法に制約を設けることなく多様な商品PDを収納することができる。
また、本実施形態に係る自動販売機10によれば、第2の収納部32は、外扉14とラック46との間に所定の間隔Dが生じるように形成された空間部64を有する。また、ラック46及びこれに配置される第2のコラム44の寸法を変更することができるため、収納する商品PDの寸法に対応して空間部64における所定の間隔Dを変更することができる。これによって、第2のコラム44に収納された商品PDが空間部64内で詰まることを防止又は抑制した上で、商品PDを自動販売機10の商品取出口26まで移動させることができ、商品PDの寸法に制約を設けることなく多様な商品PDを収納することができる。
さらに、本実施形態に係る自動販売機10によれば、第2のコラム44は、開口部54側の端部を覆うように配置され、第2のコラム44の上端を支点に揺動可能に取り付けられた排出補助シート62を有する。これによって、第2のコラム44の開口部54から排出された商品PDが下方側の第2のコラム44に引っ掛かることを防止又は抑制した上で、商品PDを自動販売機10の商品取出口26まで落下させることができ、商品PDの寸法に制約を設けることなく多様な商品PDを収納することができる。また、排出補助シート62は、第2のコラム44から排出する商品自体の排出を妨げないように、排出する商品PDの重量やその包装の形状及び材質等に応じて上下方向の長さ(縦長)を任意に調整することが可能である。例えば、第2のコラム44の上方側から排出された商品PDが途中で引っ掛かることを防止して、第2のコラム44から商品PDを確実に排出するためには、排出補助シート62をスパイラル部材56の上端側を覆う程度の縦長にすることが好適である。
また、本実施形態に係る自動販売機10によれば、空間部64の下方側には、外扉14の下方側に形成された商品取出口26と空間部64とを接続する傾斜部66を有しており、第2のコラム44から排出されて空間部64を落下する商品PDの落下衝撃を緩衝することができる。これによって、例えば、割れ欠けしやすい形状又は性質の商品PDの落下衝撃を緩衝することができ、商品PDの寸法に制約を設けることなく多様な商品PDを収納することができる。
さらに、本実施形態に係る自動販売機10によれば、商品選択ボタン18と電気的に接続され、缶又はビンを排出するために第1のコラム36を作動させるためのAC電源と商品を排出するために第2の収納庫を作動させるためのDC電源とを切替可能に構成された排出制御部40を備える。このため、収納方式の違いによって、第1のコラム36と第2のコラム44とを作動させるための電源が異なる場合であっても、一律に商品PDを排出させることができる。これによって、収納方式が異なることによる商品PDの制約を設けることなく多様な商品PDを収納することができる。
以上の説明のとおり、本実施形態に係る自動販売機10によって、多様な商品PDを収納できるように収納室を構成することができる。
なお、ここでは、ラック46は、均等の寸法の複数個の第2のコラム44が垂直方向に沿って組み合わされているとして説明したが、これに限らず、寸法の異なる第2のコラムが組み合わされてラックが構成されてもよい。また、例えば、ラックの側面や底面に噛合可能な穴部と突起部とを設け、商品の寸法に応じて、垂直方向に最適な縦長でコラムを設置したり、幅方向に最適な横幅でコラムを設置したりすることによって、商品の収容個数を最大化してもよい。
さらに、ここでは、第2の収納部32には、ラック46が2個配置されているとして説明したが、これに限らず、例えば、第2の収納部には、第2の収納部の寸法に合わせて形成された1個のラックが配置されてもよく、又は、3個以上のラックが配置されてもよい。
以上、自動販売機10の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。当業者であれば、上記の実施形態の様々な変形が可能であることを理解できると考えられる。
10 自動販売機
12 本体
14 外扉
18 商品選択ボタン(ユーザ操作部)
26 商品取出口
30 第1の収納部
32 第2の収納部
36 第1のコラム(第1の収納庫)
40 排出制御部
44 第2のコラム(第2の収納庫)
46 ラック
54 開口部(排出口)
62 排出補助シート
64 空間部
66 傾斜部(緩衝機構)
D 間隔
PD 商品
12 本体
14 外扉
18 商品選択ボタン(ユーザ操作部)
26 商品取出口
30 第1の収納部
32 第2の収納部
36 第1のコラム(第1の収納庫)
40 排出制御部
44 第2のコラム(第2の収納庫)
46 ラック
54 開口部(排出口)
62 排出補助シート
64 空間部
66 傾斜部(緩衝機構)
D 間隔
PD 商品
Claims (5)
- 前面側に開閉可能に取り付けられた外扉を有する本体と、
前記本体の内部に形成され、缶又はビンを収納するためのサーペンタイン方式の第1の収納庫を有する第1の収納部と、
前記本体の内部に形成され、商品を収納するためのスパイラル方式の第2の収納庫が垂直方向に沿って複数個配置された1つ又は複数のラックを有する第2の収納部と、を備え、
前記ラックは、前記第2の収納部に着脱可能に設置される、自動販売機。 - 前記第2の収納部は、前記外扉と前記ラックとの間に所定の間隔が生じるように形成された空間部を有しており、
前記ラックは、前記商品の寸法に対応して前記空間部における該所定の間隔を変更することができるように寸法が変更可能とされている、請求項1に記載の自動販売機。 - 前記空間部の下方側には、前記外扉の下方側に形成された商品取出口と接続し、前記第2の収納庫から排出されて前記空間部を落下する前記商品の落下衝撃を緩衝するための緩衝機構を有する、請求項2に記載の自動販売機。
- 前記第2の収納庫は、前記商品の排出口に、その上端を支点に揺動可能に取り付けられ、前記排出口を覆う排出補助シートを有する、請求項3に記載の自動販売機。
- 前記外扉に配置されたユーザ操作部からの指令に応じて、前記第1の収納庫を作動させて前記缶又は前記ビンを排出するために、又は、前記第2の収納庫を作動させて前記商品を排出するために、前記第1の収納庫を作動させるためのAC電源と前記第2の収納庫を作動させるためのDC電源とを切替可能に構成された排出制御部を備える、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の自動販売機。
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