JPH10116319A - 文字認識装置 - Google Patents

文字認識装置

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JPH10116319A
JPH10116319A JP8272089A JP27208996A JPH10116319A JP H10116319 A JPH10116319 A JP H10116319A JP 8272089 A JP8272089 A JP 8272089A JP 27208996 A JP27208996 A JP 27208996A JP H10116319 A JPH10116319 A JP H10116319A
Authority
JP
Japan
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character
recognition
input
touches
range
Prior art date
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Pending
Application number
JP8272089A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoko Nagata
容子 永田
Masataka Yoshikawa
昌隆 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンライン方式において文字認識精度が高
く、かつ文字認識速度を高めることができる文字認識装
置を提供することである。 【解決手段】 ペンによって液晶タブレット10から手
書き入力された文字のタッチ数(画数)をタッチ数記憶
部12に記憶する。そして、入力された手書き文字を認
識する際に、前記タッチ数記憶部12に記憶されたタッ
チ数に基づいて、画数情報記憶部16は、辞書20に記
憶された認識情報の範囲を限定する。そして、その限定
された範囲の認識情報を参照して、認識部18が入力文
字を文字認識し、文字認識した候補の文字を液晶タブレ
ット10に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペンを用いて手書
きで文字を入力すると、その文字を認識して文字コード
に変換することができる文字認識装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、手書き文字の認識の手法として
は、入力された1つの線(以下、ストロークと称す)を
認識単位とし、そのストロークの時系列を用いて文字認
識を行うオンライン方式と、文字列の形を用いて文字認
識を行うオフライン方式とが知られている。
【0003】例えば、ペンを用いて、図1(a)に示さ
れるように、「大」という文字が入力されたとき、オン
ライン方式では、図1(b)に示されるように、3つの
ストロークの時系列を用いて文字認識を行う。また、オ
フライン方式では、文字の形状から何らかの特徴を抽出
して文字認識を行うが、例えば、図1(c)に示される
ように、文字の線を太くして、その輪郭線の方向成分を
特徴量として文字認識を行う。
【0004】このように、ペンを用いて手書きで文字を
入力し、その文字をリアルタイムに認識する文字認識装
置においては、認識手法として、オンライン方式を用い
ることが従来からの主流であった。
【0005】一方、オフライン方式を用いれば、文字の
形状を用いて文字認識するので、間違った書き順で手書
き入力しても、正しく認識される可能性が高い。但し、
オンライン方式は、1ストローク入力される毎に文字認
識の処理を進めることができるのに対し、オフライン方
式は1文字全てを入力し終わった後でないと文字認識の
処理に移ることができないため、文字の入力が終わって
から認識候補が出力されるまでに時間がかかるという問
題はあったが、現在は、認識処理の高速化により、手書
き文字認識の主流になりつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オフラ
イン方式では、前述のように文字の形状を用いて認識を
行うため、例えば、「交」と「又」のように、画数が違
う字であっても字形がよく似ているものについては、正
しい認識をすることが難しかった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、オフライン方式において文字認
識精度が高く、かつ文字認識速度を高めることができる
文字認識装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の文字認識装置は、手書き
で文字を入力する手書き文字入力手段と、前記手書き文
字入力手段による文字入力時の文字のタッチ数(画数)
を記憶するタッチ数記憶手段と、前記手書き文字入力手
段によって入力された文字の認識に必要な認識情報を記
憶した認識情報記憶手段と、前記タッチ数記憶手段に記
憶されたタッチ数に基づいて、前記認識情報記憶手段に
記憶された認識情報の範囲を限定する範囲限定手段と、
前記タッチ数に応じて前記範囲指限定手段により限定さ
れた認識情報の範囲を参照することにより、入力文字の
文字認識を行って文字コードに変換する文字認識手段と
を備え、前記タッチ数に応じて限定された前記認識情報
の範囲を参照することにより入力文字の文字認識を行う
ように構成したものである。
【0009】この発明の文字認識装置によれば、前記手
書き文字入力手段によって手書きで文字を入力すると、
前記タッチ数記憶手段は、文字入力時の文字のタッチ数
(画数)を記憶する。そして、前記範囲限定手段は、前
記記憶手段に記憶されたタッチ数に基づいて、前記認識
情報記憶手段に記憶された認識情報の範囲を限定する。
そして、前記文字認識手段は、前記タッチ数に応じて前
記範囲指限定手段により限定された認識情報の範囲を参
照することにより、入力された文字を認識して文字コー
ドに変換し、入力文字を迅速、かつ精度よく認識するこ
とができる。
【0010】また、請求項2に記載の文字認識装置は、
前記文字認識手段によって認識された文字を表示する表
示手段をさらに備えている。従って、前記文字認識手段
によって認識された文字は、前記表示手段に表示され、
その文字を直ちに目視確認することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の文字認識装置を
具体化した実施の形態について図面を参照して説明す
る。
【0012】図2に本実施の形態の文字認識装置の電気
的制御構成をブロック図によって示している。
【0013】同図において、手書き文字入力手段及び表
示手段を構成する入出力一体型の液晶タブレット10
は、データの転送等の各種制御を行う制御部14に接続
されている。また、タッチ数記憶手段であるタッチ数記
憶部12は、液晶タブレット10から入力された文字の
タッチ数(画数)を記憶する。
【0014】また、認識時に入力文字との比較に使用さ
れる認識情報記憶手段としての辞書20は、認識部18
及び制御部14に接続されている。この辞書20は、図
5に示すように、辞書内での見出しとしてのID20
a、それに対応する文字20b、その文字の形状から抽
出した特徴量を並べた特徴ベクトル20c等の情報を予
め格納している。
【0015】制御部14は、文字認識手段である認識部
18に接続されている。制御部14は、また、認識時に
辞書20の範囲をタッチ数を用いて限定するための画数
情報記憶部16を含んでいる。この画数情報記憶部16
は、図4に示すように、入力文字の画数16aに対応す
る辞書20のIDデータ16bを記憶しており、本発明
の範囲限定手段に相当する。
【0016】液晶タブレット10は、図3に示すよう
に、使用者がペンで文字入力を行うための文字入力領域
10a、文字の認識の開始を指示する認識開始ボタン1
0b、認識した文字を表示する表示領域10c、認識時
に複数の候補があった場合にその候補を列挙する候補表
示領域10d、等を備えている。
【0017】次に、前記のように構成された文字認識装
置22において、使用者がペンを用いて「交」という文
字を入力した場合を例に取り、本実施の形態の文字認識
動作を図6のフローチャートに従って説明する。
【0018】先ず、文字が入力される前には、タッチ数
記憶部12の中のタッチ数のカウントは0となっている
(ステップ50、以下、ステップをSと略称する)。
【0019】その状態で、先ず、使用者がペンを用いて
液晶タブレット10に「交」を1ストロークずつ入力し
ていくと(S51)、1ストローク入力がある毎にタッ
チ数記憶部12に1が加算される形でタッチ数を記憶す
る(S53)。このストローク入力は認識開始を指示す
る認識開始ボタン10bがペンでタッチされるまでの間
(S55:N)行われる。「交」であれば、六画である
ので、S51からS53までの処理が六回繰り返され、
最終的に記憶しているタッチ数は「6」となる。
【0020】その状態で、次に、使用者が認識開始ボタ
ン10bをペンでタッチすると(S55:Y)、文字認
識の処理を行う指示がなされたと判断して、以下の処理
を行う。
【0021】先ず、最初に、入力された文字全体の形状
のデータを認識部18に送る(S56)。次に、タッチ
数記憶部12から入力した文字のタッチ数(ここでは
「6」)を呼び出し、そのタッチ数を基に、制御部14
にある画数情報記憶部16を検索する(S57)。画数
情報記憶部16は、図4に示すように、文字の画数とそ
の画数に該当する文字のIDがテーブルの形で記憶され
ているので、「交」のタッチ数(画数)「6」が検索さ
れ、それに対応するIDの値「500〜620」が得ら
れる(S61)。
【0022】認識部18は、S61で得られたIDの値
「500〜620」を辞書20の範囲とし、その範囲内
でS56で送られたデータを基に文字の認識を行って
(S63)、該当する候補を抽出する(S65)。ここ
では、「交」、「充」、「亦」が該当候補として抽出さ
れたこととする。
【0023】S65で候補が抽出されると、図3に示す
ように、抽出した候補の内、第1候補となった「交」を
液晶タブレット10の表示領域10cに表示し、また、
認識した候補全て(交、充、亦)を候補表示領域10d
に表示する(S67)。
【0024】最後に、タッチ数記憶部12の値をクリア
して0に戻して(S69)、一連の文字認識の動作を終
了する。
【0025】尚、この実施の形態では、入力文字のタッ
チ数のみを辞書の限定範囲を決定する際の値としたが、
例えば「と」等は続けて1画で書く人もいるであろう
し、「れ」等は2画目を離して書く人もいると思われ
る。このような場合にも対応できるようにするため、例
えば、タッチ数が4であれば、3〜5画を限定範囲とす
るというように、限定する範囲を入力時のタッチ数とそ
の前後の数を含めたものとしてもよい。
【0026】また、ここでは1つ辞書の中でタッチ数
(画数)により範囲を限定するという方法を取ったが、
画数毎に辞書を分割するとしてもよい。勿論、その場合
でも、認識に使用する辞書の範囲を入力時のタッチ数と
その前後の数を含めたものとしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載の文字認識装置によれば、オフラ
イン方式において、文字入力したときの文字の画数を画
数情報としてタッチ数記憶手段に持たせておき、入力時
に記憶した文字のタッチ数(画数)に基づいて、認識情
報記憶手段に記憶された認識情報の範囲を限定した上
で、その限定した範囲の認識情報を参照して文字認識を
行うようにしたので、例えば、「交」と「又」のように
画数は違うが字形がよく似ている文字に対する誤認識を
確実に減少させることができ、より高い文字認識精度、
及びより速い文字認識速度を得ることができる。
【0028】また、請求項2に記載の文字認識装置によ
れば、前記文字認識手段によって認識された文字を表示
する表示手段をさらに備えているので、前記文字認識手
段によって認識された文字は、前記表示手段に表示さ
れ、その文字を直ちに目視確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】手書き入力した文字を示す図であり、(a)は
文字入力の軌跡を示す図、(b)は入力したときのスト
ロークの時系列を示す図、(c)は文字の線を太くした
文字形状を示す図である。
【図2】本実施の形態の電気的制構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図3】液晶タブレットの表示例を示す図である。
【図4】本実施の形態の画数情報のテーブルの一例を示
す図である。
【図5】本実施の形態の認識辞書の一例を示す図であ
る。
【図6】本実施の形態の一連の文字認識動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 液晶タブレット 12 タッチ数記憶部 14 制御部 16 画数情報記憶部 18 認識部 20 辞書 22 文字認識装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書きで文字を入力する手書き文字入力
    手段と、 前記手書き文字入力手段による文字入力時の文字のタッ
    チ数(画数)を記憶するタッチ数記憶手段と、 前記手書き文字入力手段によって入力された文字の認識
    に必要な認識情報を記憶した認識情報記憶手段と、 前記タッチ数記憶手段に記憶されたタッチ数に基づい
    て、前記認識情報記憶手段に記憶された認識情報の範囲
    を限定する範囲限定手段と、 前記タッチ数に応じて前記範囲指限定手段により限定さ
    れた認識情報の範囲を参照することにより、入力文字の
    文字認識を行って文字コードに変換する文字認識手段と
    を備え、 前記タッチ数に応じて限定された前記認識情報の範囲を
    参照することにより入力文字の文字認識を行うように構
    成したことを特徴とする文字認識装置。
  2. 【請求項2】 前記文字認識手段によって認識された文
    字を表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の文字認識装置。
JP8272089A 1996-10-15 1996-10-15 文字認識装置 Pending JPH10116319A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8272089A JPH10116319A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 文字認識装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8272089A JPH10116319A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 文字認識装置

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JPH10116319A true JPH10116319A (ja) 1998-05-06

Family

ID=17508937

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JP8272089A Pending JPH10116319A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 文字認識装置

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