JPH10124612A - 文字認識装置 - Google Patents

文字認識装置

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JPH10124612A
JPH10124612A JP8275957A JP27595796A JPH10124612A JP H10124612 A JPH10124612 A JP H10124612A JP 8275957 A JP8275957 A JP 8275957A JP 27595796 A JP27595796 A JP 27595796A JP H10124612 A JPH10124612 A JP H10124612A
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JP
Japan
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character
candidate
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point information
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Pending
Application number
JP8275957A
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English (en)
Inventor
Yoko Nagata
容子 永田
Masataka Yoshikawa
昌隆 吉川
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10124612A publication Critical patent/JPH10124612A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフライン方式で、似た字形を持つ文字を的
確に認識して候補を設定できる認識精度の高い文字認識
装置を提供することである。 【解決手段】 字形が似通っている文字については、予
め各ストロークの始点情報22を付加しておく。そし
て、液晶タブレット10によって手書き文字を入力する
時に各ストロークの始点位置を始点情報記憶部12に記
憶する一方、認識部18によって入力文字の文字認識を
行う。その結果、字形の似た文字が候補として挙がった
場合、その候補の文字の始点位置と始点情報とを用いて
認識候補生成部16により、第1候補の文字を確定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペンを用いて手書
きで文字を入力すると、その文字を認識して文字コード
に変換することができる文字認識装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、手書き文字の認識の手法として
は、入力された1つの線(以下、ストロークと称す)を
認識単位とし、そのストロークの時系列を用いて文字認
識を行うオンライン方式と、文字列の形を用いて文字認
識を行うオフライン方式とが知られている。
【0003】例えば、ペンを用いて、図1(a)に示さ
れるように、「大」という文字が入力されたとき、オン
ライン方式では、図1(b)に示されるように、3つの
ストロークの時系列を用いて文字認識を行う。また、オ
フライン方式では、文字の形状から何らかの特徴を抽出
して文字認識を行うが、例えば、図1(c)に示される
ように、文字の線を太くして、その輪郭線の方向成分を
特徴量として文字認識を行う。
【0004】このように、ペンを用いて手書きで文字を
入力し、それをリアルタイムに認識する文字認識装置に
おいては、認識手法として、特に、オンライン方式を用
いることが従来からの主流であった。
【0005】一方、オフライン方式を用いれば、文字の
形状を用いて文字認識するので、間違った書き順で手書
き入力しても、正しく認識される可能性が高い。但し、
オンライン方式は、1ストローク入力される毎に文字認
識の処理を進めることができるのに対し、オフライン方
式は1文字全てを入力し終わった後でないと文字認識の
処理に移ることができないため、文字の入力が終わって
から認識候補が出力されるまでに時間がかかるという問
題はあったが、現在は、認識処理の高速化により、手書
き文字認識の主流になりつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オフラ
イン方式では、前述のように文字の形状を用いて認識を
行うため、例えば、「天」と「夭」のように、字形がよ
く似ているものについては、正しい認識をすることが難
しかった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、オフライン方式で、似た字形を
持つ文字を的確に認識して候補を設定できる認識精度の
高い文字認識装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の文字認識装置は、手書きで
文字を入力する手書き文字入力手段と、前記手書き文字
入力手段によって入力された文字の各ストロークの始点
位置を記憶しておく始点位置記憶手段と、前記手書き文
字入力手段によって入力された文字を認識して文字コー
ドに変換する文字認識手段と、前記文字認識手段によっ
て文字認識された文字の中に字形の似ている候補があっ
た場合に、前記始点位置記憶手段に記憶された前記始点
位置の情報を用いて新たな認識候補を生成する認識候補
生成手段とを備えている。
【0009】この発明の文字認識装置によれば、前記手
書き文字入力手段によって手書きで文字を入力すると、
前記始点位置記憶手段は、入力された文字の各ストロー
クの始点位置を検出して記憶する。そして、前記文字認
識手段は、入力された文字を認識して文字コードに変換
する。このとき、その文字認識手段によって文字認識さ
れた文字の中に字形の似た候補があった場合、前記認識
候補生成手段は、前記始点位置記憶手段に記憶された始
点位置の情報を用いて新たな認識候補を生成する。
【0010】また、請求項2に記載の文字認識装置は、
前記認識候補生成手段によって生成された認識候補の文
字を表示する表示手段をさらに備えている。従って、前
記認識候補生成手段によって生成された認識候補の文字
は、前記表示手段に表示され、その文字を直ちに目視確
認することができる。
【0011】さらに、請求項3に記載の文字認識装置
は、前記認識候補生成手段が、前記文字認識手段によっ
て文字認識された字形の似ている候補の文字の始点位置
について予め設定された始点情報が付加されているか否
かを調べる始点情報付加検出手段と、前記始点情報付加
検出手段によって前記始点情報が付加されていると判断
された場合、前記字形の似ている候補の文字それぞれに
ついてその始点位置と前記始点情報とを比較する比較手
段と、前記比較手段によって比較した結果、前記始点位
置が始点情報と一致もしくは最も近い位置関係にある候
補の文字を第1候補として確定する確定手段とを含んで
いる。従って、前記字形の似ている候補の文字の中から
最終的に第1候補を確定する場合、入力された文字の始
点位置について前記始点情報を比較参照するようにして
いるので、第1候補を容易、かつ正確に確定することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の文字認識装置を
具体化した実施の形態について図面を参照して説明す
る。
【0013】図2に本発明の文字認識装置の電気的制御
構成をブロック図によって示している。
【0014】同図において、手書き文字入力手段及び表
示手段を構成する入出力一体型の液晶タブレット10
は、データの転送等の各種制御を行う制御部14に接続
されている。また、始点位置記憶手段である始点位置記
憶領域12は、液晶タブレット10から入力された文字
の各ストロークの始点位置を記憶する。制御部14は、
文字認識手段である認識部18に接続されており、また
最終的な認識候補を生成する認識候補生成部16を含ん
でいる。この認識候補生成部16が、認識候補生成手段
に相当する。
【0015】また、認識時に入力文字との比較に使用さ
れる辞書20は認識部18に接続されている。さらに、
始点情報記憶部12に記憶されている始点位置を比較し
て候補を決定する際に使用する始点情報22も認識部1
8に接続されている。
【0016】液晶タブレット10は、図3に示すよう
に、使用者がペンで文字入力を行うための文字入力領域
10a、文字の認識の開始を指示する認識開始ボタン1
0b、認識した文字を表示する表示領域10c、認識時
に複数の候補があった場合にその候補を列挙する候補表
示領域10d、等を備えている。
【0017】また、液晶タブレット10の文字入力領域
10aは、図4の(a)に示すように、縦横に規則正し
く配列された多数のブロックに分割されており、その各
ブロックにはそれぞれ位置番号が付されている。
【0018】前記のように構成された文字認識装置24
において、使用者がペンを用いて、「天」という文字を
入力した場合を例に取り、本実施の形態の文字認識作用
を図6のフローチャートに従って説明する。
【0019】先ず、使用者がペンを用いて液晶タブレッ
ト10から「天」を1ストローク毎に入力していくと
(ステップ51、以下ステップをSと略称する)、各ス
トローク入力毎に、制御部20がストローク毎の始点位
置を始点位置記憶部12に記憶する(S53)。「天」
であれば、4つのストロークの各始点位置は、図4
(b)に示すとおり、1、4、2、5の位置にあるの
で、その位置が順に記憶されていく。このストローク入
力は認識開始を指示する認識開始ボタンがペンでタッチ
されるまでの間(S55:N)行われる。
【0020】次に、使用者が認識開始ボタン10bをペ
ンでタッチすると(S55:Y)、入力された文字全体
の形状のデータを認識部18に転送する。その入力され
たデータを基にして、認識部18は辞書20を用いて認
識を行い(S57)、その認識結果を認識候補生成部1
6に出力する。ここでは、認識の結果、「天」と「夭」
の二つの候補が挙がってくる(S59)。
【0021】このとき、認識結果の候補の内、第1候補
が確定できれば(S61:N及びS67)、その第1候
補を液晶タブレット10の表示領域10cに表示し、候
補表示領域10cに認識候補を一覧表示する(S6
9)。しかし、「天」と「夭」のように候補の文字の字
形が非常に似通っている場合は、第1候補が1つに絞り
きれないため(S61:Y)、以下の処理を行う。
【0022】先ず、始点情報22を検索して、第1候補
に挙げられた文字に始点情報が付加されているか否かを
チェックする(S63)。始点情報に候補に挙げられて
いる文字(「天」、「夭」)があった場合は(S63:
Y)、認識候補生成部16でさらに始点情報を基にして
以下の動作が行われる。
【0023】先ず、始点位置記憶部12に記憶されてい
る各ストロークの始点位置を順次呼び出していくが、こ
こでは最初に「天」の第一角目のストロークの始点位置
「1」を呼び出す。そして、その始点位置「1」と始点
情報22を有する候補全ての第1画目の始点位置を順次
比較し(S65)、そこで、始点位置が同じか、または
より近い位置にあると判断された候補を第1候補として
確定する(S67)。ここでは図5に示すとおり、
「天」の第1画目の始点位置は「1」、「夭」の第1画
目は「3」なので、入力した文字の始点位置「1」と同
じ始点位置を持つ「天」が第1候補として確定される。
【0024】なお、前記S63の処理工程は、始点情報
付加検出手段として機能し、S65の処理工程は、比較
手段として機能し、さらに、S67の処理工程は、確定
手段として機能する。
【0025】第1候補の確定後、確定した「天」を液晶
タブレット10の表示領域10cに表示し、また、認識
した候補全てを候補表示領域10dに表示して(S6
9)、一連の文字認識の動作を終了する。
【0026】なお、S63において、認識候補の中に、
始点情報が付加されている文字がなかった場合は(S6
3:N)、例えば、文字コードの順に候補を決定する
等、従来の方法に基づいて第1候補が確定されるように
するとよい。
【0027】また、本実施例では、文字入力領域を3×
3分割としたが、もっと画数の多い字を対象にした場合
等は4×4分割にしたり、逆に2×2分割にする等、そ
の分割の大きさを必要に応じて任意に変更してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したことから明かなように、
本発明の請求項1に記載の文字認識装置によれば、オフ
ライン方式において、字形の似通った文字を認識する場
合、その文字の始点位置の情報を用いて文字認識するよ
うにしたので、第1候補を容易に絞り込んで確定するこ
とができ、その文字認識精度を高めることができる。
【0029】また、請求項2に記載の文字認識装置によ
れば、認識候補生成手段によって生成された認識候補の
文字を表示する表示手段を備えているので、認識候補生
成手段によって生成された認識候補の文字は、前記表示
手段に表示され、その文字を直ちに目視確認することが
できる。
【0030】さらに、請求項3に記載の文字認識装置に
よれば、前記認識候補生成手段が、前記実施の形態で説
明したような機能を有する始点情報付加検出手段と、比
較手段と、確定手段とを含んでいるので、前記字形の似
ている候補の文字の中から最終的に第1候補を確定する
場合、入力された文字の始点位置について前記始点情報
を比較参照しながら、第1候補を容易、かつ正確に確定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】手書き入力した文字を示す図であり、(a)は
文字入力の軌跡を示す図、(b)は入力したときのスト
ロークの時系列を示す図、(c)は文字の線を太くした
文字形状を示す図である。
【図2】本実施の形態の電気的制御構成を示すブロック
図である。
【図3】液晶タブレットの表示例を示す図である。
【図4】始点位置を示す図であり、(a)は3×3分割
した図、(b)及び(c)はそれぞれ、「天」、及び
「夭」のストロークの始点位置を便宜的に示す図であ
る。
【図5】本実施の形態の始点情報のテーブルの一例を示
す図である。
【図6】本実施の形態の一連の文字認識動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 液晶タブレット 12 始点位置記憶部 14 制御部 16 認識候補生成部 18 認識部 22 始点情報 24 文字認識装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書きで文字を入力する手書き文字入力
    手段と、 前記手書き文字入力手段によって入力された文字の各ス
    トロークの始点位置を記憶しておく始点位置記憶手段
    と、 前記手書き文字入力手段によって入力された文字を認識
    して文字コードに変換する文字認識手段と、 前記文字認識手段によって文字認識された文字の中に字
    形の似ている候補があった場合に、前記始点位置記憶手
    段に記憶された前記始点位置の情報を用いて新たな認識
    候補を生成する認識候補生成手段とを備えたことを特徴
    とする文字認識装置。
  2. 【請求項2】 前記認識候補生成手段によって生成され
    た認識候補の文字を表示する表示手段をさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の文字認識装置。
  3. 【請求項3】 前記認識候補生成手段は、前記文字認識
    手段によって文字認識された字形の似ている候補の文字
    の始点位置について予め設定された始点情報が付加され
    ているか否かを調べる始点情報付加検出手段と、前記始
    点情報付加検出手段によって前記始点情報が付加されて
    いると判断された場合、前記字形の似ている候補の文字
    それぞれについてその始点位置と前記始点情報とを比較
    する比較手段と、前記比較手段によって比較した結果、
    前記始点位置が始点情報と一致もしくは最も近い位置関
    係にある候補の文字を第1候補として確定する確定手段
    とを含んでいることを特徴とする請求項1もしくは2に
    記載の文字認識装置。
JP8275957A 1996-10-18 1996-10-18 文字認識装置 Pending JPH10124612A (ja)

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JP8275957A JPH10124612A (ja) 1996-10-18 1996-10-18 文字認識装置

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JP8275957A JPH10124612A (ja) 1996-10-18 1996-10-18 文字認識装置

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