JPH10116166A - 印刷制御装置及び方法と印刷システム - Google Patents

印刷制御装置及び方法と印刷システム

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JPH10116166A
JPH10116166A JP9103226A JP10322697A JPH10116166A JP H10116166 A JPH10116166 A JP H10116166A JP 9103226 A JP9103226 A JP 9103226A JP 10322697 A JP10322697 A JP 10322697A JP H10116166 A JPH10116166 A JP H10116166A
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JP
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communication means
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JP9103226A
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Hironobu Kitahata
宏信 北畠
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Canon Inc
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  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷処理の効率を向上させる。 【解決手段】 通常プリンタには、シリアルポートとパ
ラレルポート、赤外線通信といったように複数の通信手
段が用意されている。ホストコンピュータ1000は、
印刷データをページ単位や各ページを構成する色ごとの
画像データ、あるいは各ページを構成するオブジェクト
ごとに、各通信手段1007〜1009に割り当て、送
信する。印刷装置1030では、受信したデータを再構
成して印刷する。ホストコンピュータ1000割当て
は、例えば各オブジェクトを全通信手段1007〜10
09に割り当てた場合の転送時間を計算し、最もデータ
全体の転送時間が短くなる組み合わせを選ぶ。こうし
て、高速に印刷できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷データを印刷
装置に送って印刷させる印刷制御装置及び方法と印刷シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】事務処理に於けるOA化が進み、ホスト
コンピュータから印刷装置へデータを転送して印刷を行
う印刷システムによって出力される文書、図面等が増加
している。また、コンピュータのネットワーク化が進
み、ホストコンピュータと印刷装置の間を有線、無線を
問わず、シリアル通信、パラレル通信、赤外線通信のよ
うに複数の通信手段を有する印刷システムがある。
【0003】従来のレーザプリンタやインクジェットプ
リンタなどの印刷システムにおいては、1つのホストコ
ンピュータと1つの印刷装置の間で複数の通信手段を同
時に利用することはなく、1つの通信手段を選択して利
用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】印刷するデータのカラ
ー化や高解像度化によって、印字するデータ量が増加
し、印刷装置が高速化していることによって、より多く
のデータをホストコンピュータから印刷装置に送る必要
が生じているが、従来の転送方式に於ては、1つの通信
手段のみを利用していたために、1つの通信手段での転
送速度以上のデータの転送速度でホストコンピュータか
ら印刷装置へデータの転送を行うことが不可能であっ
た。
【0005】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、ホストコンピュータと印刷装置間でホストコンピ
ュータから印刷装置への印刷データの転送速度を上げ、
印刷システム全体の印刷処理を向上させた印刷制御装置
及び方法と印刷システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の印刷装置は、以下のような構成を備える。即
ち、並行して通信可能な複数の通信手段により印刷装置
に対して印刷データを送信する印刷制御装置であって、
所定単位に分割された印刷データの各単位を送信するた
めに前記複数の通信手段から空いている通信手段を割り
当てる割当て手段と、前記所定単位ごとに、空いている
通信手段を用いて印刷データを前記印刷装置に送信する
送信手段とを備える。
【0007】また、本発明の印刷システムは次のような
構成からなる。すなわち、並行して通信可能な複数の通
信手段によりホスト装置と印刷装置とを接続して成る印
刷システムであって、前記ホスト装置は、所定単位に分
割された印刷データの各単位を送信するために前記複数
の通信手段から空いている通信手段を割り当てる割当て
手段と、前記所定単位ごとに、空いている通信手段を用
いて印刷データを前記印刷装置に送信する送信手段とを
備え、前記印刷装置は、前記複数の通信手段を介して受
信した印刷データを格納する、各通信手段に対応した格
納手段と、前記格納手段各々に格納された印刷データの
単位を再構成して印刷出力する手段とを備える。
【0008】また、本発明の印刷制御方法は次のような
構成からなる。すなわち、並行して通信可能な複数の通
信手段により印刷装置に対して印刷データを送信する印
刷制御方法であって、所定単位に分割された印刷データ
の各単位を送信するために前記複数の通信手段から空い
ている通信手段を割り当てる割当て工程と、前記所定単
位ごとに、空いている通信手段を用いて印刷データを前
記印刷装置に送信する送信工程とを備える。
【0009】また、本発明のコンピュータ可読メモリは
次のような構成からなる。すなわち、並行して通信可能
な複数の通信手段により印刷装置に対して印刷データを
送信するプログラムを格納するコンピュータ可読メモリ
であって、所定単位に分割された印刷データの各単位を
送信するために前記複数の通信手段から空いている通信
手段を割り当てる割当て工程のコードと、前記所定単位
ごとに、空いている通信手段を用いて印刷データを前記
印刷装置に送信する送信工程のコードとを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した印刷シ
ステムであり、ホストコンピュータ1000とプリンタ
1030から構成されるシステム構成を示した図であ
る。プリンタを利用するホストコンピュータ1000内
の1001は、ホストコンピュータの動作を司るホスト
コンピュータ制御部である。制御部1001には、コン
ピュータ全体の動作を制御するCPU1002、CPU
の動作を記述するプログラムが内蔵されているプログラ
ムROM1003、ホストコンピュータと外部機器との
制御コード、データの送受信を行う通信手段1(100
7)、通信手段2(1008)、通信手段3(100
9)と、それぞれの通信手段への入出力バッファ100
4,1005,1006、前記制御コード、データの解
釈や印刷に必要な計算、印字データの処理のためのワー
クメモリに利用されるRAM1010、コンピュータ上
で動作するアプリケーションソフトやドライバ等の動作
を記述するプログラムであるアプリケーションプログラ
ム(APプログラム)1011、印刷を行う際に印刷す
るためのデータを各通信手段に割り付け、スケジューリ
ングを行う通信手段スケジューリング部1012、コン
ピュータで処理した画像をユーザに表示するディスプレ
イ1013と、それを制御するディスプレイコントロー
ラ1014、ユーザからの命令を受け付けるためのキー
ボード1015とそれを制御するキーボードコントロー
ラ1016、印字データや様々なホストコンピュータの
情報等の保存に利用される外部メモリ1017とそれを
制御するメモリコントローラ1018、そして各ユニッ
トをつなぐシステムバス1019からなる。
【0011】また、プリンタ1030内の1031は、
プリンタの動作を司るプリンタ制御ユニットである。制
御ユニット1031には、ホストコンピュータ1000
と、制御コードやデータの送受信を行う前記通信手段1
(1007)、通信手段2(1008)、通信手段3
(1009)、それぞれの通信手段への入出力バッファ
1032,1033,1034、プリンタ全体の動作を
制御するCPU1035、CPUの動作を記述するプロ
グラムが内蔵されているプログラムROM1036、前
記制御コード、データの解釈や印刷に必要な計算、印字
データの処理のためのワークメモリに利用されるRAM
1037、ホストコンピュータから受信したデータより
各種の画像オブジェクトを生成する画像情報生成部10
38、画像オブジェクトをビットマップ画像に展開する
ビットマップ画像展開部1039、展開されたビットマ
ップ画像をプリンタエンジンに転送するビットマップ画
像転送部1040、実際に紙に印刷を行うプリンタエン
ジン部1041、プリンタの操作を行う操作パネル10
42、及び、印字データや様々な印刷装置の情報等の保
存に利用される外部メモリ1043とそれを制御するメ
モリコントローラ1044、そして各ユニットをつなぐ
システムバス1045からシステムは構成されている。
【0012】次に、上述したシステム構成での動作につ
いて以下に説明する。先ず、ホストコンピュータにおい
て、ユーザからの指定により、印刷の実行が指定される
と、ホストコンピュータ内のアプリケーションプログラ
ム1011中の通信データ割付部1012により、現在
利用可能な通信手段の種類と速度を認識して印刷するデ
ータの通信手段への割付を行う。その後、各入出力バッ
ファ1004,1005,1006より、それぞれの通
信手段1007,1008,1009を用いて印刷装置
にデータの転送が開始される。印刷装置側では、ホスト
コンピュータから送られたデータを印刷するデータを考
慮しながら、処理に応じて入出力バッファ1033,1
034,1035からデータを取り出し、RAM103
7に貯えられる。CPU1035は、プログラムROM
1036に記述されたプログラムに従い、画像情報生成
部1038においてデータの処理を行い、図形や文字、
イメージデータ等1つ1つ(画像オブジェクト)につい
ての画像情報を生成する。1ページ内の全ての画像オブ
ジェクトの画像情報を生成後、ビットマップ画像展開部
1039において実際に印刷するビットマップ画像に展
開する。その後、展開されたビットマップ画像はビット
マップ画像転送部1040によって、プリンタエンジン
部1041に送られる。次に、通信データ割付部での処
理について詳述する。
【0013】従来の転送方式と同じように、通信手段を
1つしか利用しない場合の例を図2に示す。横軸が時間
の経過を示し、ホストでの印字データの生成時間は、1
ページ目、2ページ目、3ページ目、4ページ目それぞ
れ、h1(=3t)、h2(=4t)、h1、h2と
し、一つの通信手段である通信手段1を利用した場合の
それぞれのページのデータ転送時間がt1(=6t)、
t2(=8t)、t1、t2であり、印刷装置でのそれ
ぞれのページの印字時間がp1(=3t)、t2(=4
t)、p1、p2であるとする。
【0014】この場合、ホストで印字データの作成が終
っていても、通信手段で前のページのデータの転送が終
了するまでデータを送信できないこと、印刷装置では、
データの送信終了後しか印字を開始できないために、図
2に示すように結果として、印字開始から終了までのト
ータル時間は、h1+t1+t2+t1+t2+p2=
35tの時間がかかることになる。
【0015】これに対して、本発明を適用して、同じ転
送速度を持つ通信手段1,2,3を利用する場合の例を
示す。本例においては、各通信手段は、ホストコンピュ
ータ、印刷装置のデータ処理とは独立して、データの送
信/受信を行うことが可能である場合を想定する。図3
のように、通信データ割付部1012により1ページ、
3ページ目のデータは通信手段1で送信し、2ページ目
のデータは通信手段2で送信し、4ページ目のデータは
通信手段3で送信する。この場合、通信手段1を用いて
1ページ目のデータを送信中であっても、通信手段2,
3が開いているので、ホストにおいて、2ページ目のデ
ータの作成が終了してすぐに通信手段2を用いて2ペー
ジ目のデータを送信することが可能となる。
【0016】また、同様に、3ページ目のデータを通信
手段1を用いて送信し、4ページ目のデータを通信手段
3を利用して印字データを送信することによって、印字
開始から終了までのトータル時間は、h1+h2+h3
+h4+t2+p2=26tの時間がかかり、1つの通
信手段によりデータを送信した場合に比べて全体のスル
ープットが向上することになる。
【0017】図3での動作におけるシステムの処理手順
を図9のフローチャートを用いて説明する。なお、図9
〜図13のフローチャートは、図1におけるホストコン
ピュータ1000のプログラムROM1003に格納さ
れたり、あるいは外部メモリ1017からRAM101
0に転送されて、CPU1002によりそれを実行する
ことで実現される。
【0018】図9において、まず、4ページの印刷を開
始し、すべてのページの印刷が終了したか判断する(ス
テップS901)。終了していなければ、順番に1ペー
ジ分のデータを生成し(ステップS902)、生成した
ページのデータを指定ページのデータ転送処理部に渡し
て(ステップS903)、次のページの生成を行う。4
ページの印刷が終了するまで、ステップS901〜S9
03を繰り返す。ステップS903において、印刷装置
に転送されるデータの処理フローを図10を用いて説明
する。
【0019】転送を指定されたデータは、本システムで
利用できる通信手段の中から、未使用で利用できる通信
手段を選択する。本例の場合には3種類の通信手段が利
用可能であるため、1ページ目では、まず通信手段1が
使用中であるかチェックし(ステップS1001)、未
使用であるため、通信手段1を選択してデータの転送を
行う(ステップS1002)。2ページ目では、通信手
段1が使用中かチェックした結果、通信手段1が使用中
となるため、通信手段2が使用中かチェックすして(ス
テップS1003)、それが未使用であるため、通信手
段2を選択してデータの転送を行う(ステップS100
4)。同様に、3ページ目については、1ページ目の送
信が終了して開放された通信手段1を再び利用してデー
タを転送し、4ページ目は、通信手段1、通信手段2が
使用中であるため、通信手段3を選択してデータの転送
を行う。
【0020】また、上記の例では、2ページ目のデータ
を通信手段2を利用して送信を行ったが、通信手段3を
利用して、4ページ目のデータを通信手段2で送信する
ことももちろん可能である。
【0021】また、上記の例では、3ページ目のデータ
を通信手段1を利用して送信を行ったが、通信手段3を
利用して4ページ目のデータを通信手段1で送信するこ
とも可能である。
【0022】一方、データを受信した印刷装置では、受
信したページが第何ページ目かに応じて通信手段が決ま
るのであれば、各通信手段からの印刷データを格納する
ための入出力バッファ1〜3の内容を所定の順序で印刷
する。例えば、通信手段1→通信手段2→通信手段1→
通信手段3→…というように決まっていれば、入出力バ
ッファ1→入出力バッファ2→入出力バッファ1→入出
力バッファ3→…という順序で内容を印刷出力する。本
例では、空いた通信手段を介して各ページは送信される
ため、どの通信手段でどのページが送られるのかは動的
に決定される。そこで、各ページに、ページ番号を示す
データを付与するなどして、ページを識別する識別子を
各ページに持たせ、印刷装置では、その識別子に応じた
順序で印刷出力する。
【0023】以上の構成により、本実施の形態における
印刷システムでは、複数ページの印刷データを複数の通
信手段を介してホスト装置から印刷装置に送信すること
で、印刷に要する時間を短縮することができる。
【0024】ここで、印刷装置の構成を図を参照して説
明する。第2実施例において使用される印刷装置はカラ
ーであるので、ここでもカラープリンタを例として説明
する。しかし、本実施の形態及び後述する第3の実施の
形態では、モノクロームのプリンタであってもよい。
【0025】図14において、画像信号を光信号に変換
するレーザ出力部(213)から出射されたレーザは、
ポリゴンミラー214の一側面で反射され、f/θレン
ズ215及びミラー216を通つて図示矢印方向に回転
している感光ドラム217の面を線状に走査(ラスタス
キヤン)する。これによつて、原稿画像に対応した静電
潜像が感光ドラム217の面上に形成されることにな
る。
【0026】218はレーザ露光によつて、感光ドラム
217の表面に形成された静電潜像を現像する現像器ユ
ニツトであり、以下に示す構成よりなる。218Y,2
18M,218C,218Bkは、感光ドラム217と
接して直接現像を行なう現像スリーブである。尚、前述
した各構成要素の符号のY,M,C,Bkは色を示して
いる。つまり、“Y”はイエロー、“M”はマゼンタ、
“C”はシアン、“Bk”はブラックである。マゼンタ
のトナー像を形成する時には、本図の位置でマゼンタト
ナー現像処理を行なう。また、ブラックのトナー像を形
成する時は、現像器ユニツト218を図の軸を中心に回
転して、感光体217にブラックの現像スリーブ218
Bkが接する様にする。イエロー、シアンの現像も同様
に作動する。
【0027】また、223は感光ドラム217上に形成
されたトナー像を用紙に転写する転写ドラムである。
【0028】一方、224,225は用紙(紙葉体)を
収納する給紙カセツトであり、実施例では給紙カセツト
224には例えばA4サイズの用紙、給紙カセツト22
5にはA3サイズの用紙が収納されているものとする。
カセットから供給される用紙はローラを経由して搬送さ
れ、転写ドラム223に巻き付き、像形成過程に移行す
る。尚、給紙カセツト224,225のいずれを選択す
るかは、プリンタ全体を制御する主制御部201の指示
により決定し、選択された用紙のみが供給される様にな
つている。
【0029】このようにして、YMCK各色について現
像・転写し、熱定着した後排紙トレイ227に排出され
る。
【0030】なお、モノクロームの場合には、Bk1色
について像形成・現像・転写・定着を行なえば良い。
【0031】また、図15は、本発明が適用できるカラ
ーインクジェット記録装置IJRAの概観図である。同
図において、駆動モータ5013の正逆回転に連動して
駆動力伝達ギア5011,5009を介して回転するリ
ードスクリュー5005の螺旋溝5004に対して係合
するキャリッジHCはピン(不図示)を有し、矢印a,
b方向に往復移動される。このキャリッジHCには、Y
(黄),M(マゼンタ),C(シアン),Bk(黒)各
色のインクジェットカートリッジIJCが搭載されてい
る。5002は紙押え板であり、キャリッジの移動方向
に亙って紙をプラテン5000に対して押圧する。50
07,5008はフォトカプラで、キャリッジのレバー
5006のこの域での存在を確認して、モータ5013
の回転方向切り換え等を行うためのホームポジション検
知手段である。5016は記録ヘッドの前面をキャップ
するキャップ部材5022を支持する部材で、5015
はこのキャップ内を吸引する吸引手段で、キャップ内開
口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。50
17はクリーニングブレードで、5019はこのブレー
ドを前後方向に移動可能にする部材であり、本体支持板
5018にこれらが支持されている。ブレードは、この
形態でなく周知のクリーニングブレードが本例に適用で
きることは言うまでもない。又、5021は、吸引回復
の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジと係合す
るカム5020の移動に伴って移動し、駆動モータから
の駆動力がクラッチ切り換え等の公知の伝達手段で移動
制御される。
【0032】〔実施の形態2〕本発明の実施の形態1に
おいては、ホストコンピュータに於て、ページ単位でデ
ータの作成を行い、1ページ分のデータの作成が終わる
毎に通信手段によって、印字データの送信を行う例を示
したが、システムの構成及び動作は実施の形態1と同じ
で、1ページをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、ブラック(K)の4色の面に分解して各色1
面毎に印刷を行うような印刷装置に於ては、1ページ内
に印字されるYMCKの各色毎にデータの作成を行い、
1つの色のデータの作成が終わる毎に、印刷装置に対し
て、複数の通信手段によって印字データの送信を行うこ
とにより、全体のスループットを上げることも可能であ
る。次に通信データ割付部での処理について詳述する。
【0033】従来の転送方式と同じように、通信手段を
1つのみしか利用しない場合の例を図4に示す。横軸が
時間の経過を示し、1ページ内にYMCK4色が存在す
る場合の例を考える。ホストでの印字データの生成時間
は、イエローの面のデータ、マゼンタの面のデータ、シ
アンの面のデータ、ブラックの面のデータについてそれ
ぞれ、h1(=3t)、h2(=4t)、h1、h2と
し、一つの通信手段である通信手段1を利用した場合の
YMCKそれぞれの色のデータ転送時間がt1(=6
t)、t2(=8t)、t1、t2、印刷装置でのそれ
ぞれの色の印字時間が、p1(=3t)、p2(=4
t)、p1、p2であるとする。
【0034】この場合、ホストで各色のデータを作成が
終っていても、通信手段で前の色のデータの転送が終了
するまで次の色のデータを送信できないために、図4に
示すように、結果として印字開始から終了までのトータ
ル時間は、h1+t1+t2+t1+t2+p2=35
tの時間がかかることになる。
【0035】これに対して、本発明を適用して、同じ転
送速度を持つ通信手段1,2,3を利用する場合の例を
示す。図5のように、通信データ割付部1012により
Yのデータ、Kのデータは通信手段1で送信し、Mのデ
ータは通信手段2で送信し、Cのデータは通信手段3で
送信する場合は、通信手段1を用いてYのデータを送信
中であっても、通信手段2,3が空いているので、ホス
トに於いて、Mのデータの作成が終了してすぐに通信手
段2を用いてMのデータを送信することが可能となる。
また、同様に、Cのデータを通信手段1を用いて送信
し、Kのデータを通信手段3を利用して印字データを送
信することによって、印字開始から終了までのトータル
時間は、h1+h2+h3+h4+t2+p2=26t
の時間がかかり、全体のスループットが向上することに
なる。
【0036】上記の図5での動作におけるシステムの処
理フローを図11を用いて説明する。まず、ページの印
刷を開始し、すべてのページの印刷が終了したかどうか
を判断し(ステップS1101)、終了していなければ
順番に1ページ分のデータを生成する(ステップS11
02〜S1104)。この際、すべての色の印刷が終了
したどうかを判断し(ステップS1102)、1色分の
データを生成し(ステップS1103)、その色に対応
したデータ転送処理部に渡して(ステップS110
4)、次の色のデータ生成を行う。
【0037】1ページ内の全色の印刷が終了するまで、
ステップS1102〜S1104を繰り返す。ステップ
S1104において印刷装置に転送されるデータの処理
フローは図10と同じものである。
【0038】この場合、転送を指定されたデータは、本
システムで利用できる通信手段の中から、未使用で利用
できる通信手段を選択する。本例の場合には3種類の通
信手段が利用可能であるため、1色目のイエローでは、
まず通信手段1が使用中であるかチェックし(ステップ
S1001)、未使用であるため、通信手段1を選択し
てデータの転送を行う(ステップS1002)。2色目
のマゼンタでは、通信手段1が使用中かチェックした結
果、通信手段1が使用中となるため、通信手段2が使用
中かチェックして(ステップS1003)、それが未使
用であるため、通信手段2を選択してデータの転送を行
う(ステップS1004)。同様に、3色目のシアンに
ついては、1色目のイエローの送信が終了して開放され
た通信手段1を再び利用してデータを転送し、4色目の
ブラックについては、通信手段1、通信手段2が使用中
であるため、通信手段3を選択してデータの転送を行
う。
【0039】一方、データを受信した印刷装置において
は、受信し終えた順に印刷してもよいし、読み出す入出
力バッファの順序を決めておき、その順序で印刷しても
よい。
【0040】上記の例では、Mのデータを通信手段2を
利用して送信を行ったが、通信手段3を利用して送信す
ることももちろん可能である。
【0041】また、上記の例ではCのデータを通信手段
1を利用して送信したが、Cのデータを通信手段3を利
用して、Kのデータを通信手段1で送信することもでき
る。
【0042】また、色の数が4色と異なる場合や、色を
1ページの1面毎に扱う場合でなく、複数の領域に分割
して複数のラインあるいはブロック毎に各色を印字する
ような場合にも同様に送信データの割付を行うことが可
能である。
【0043】〔実施の形態3〕本発明の実施の形態1に
おいては、ホストコンピュータに於て、ページ単位でデ
ータの作成を行い、1ページ分のデータの作成が終わる
毎に通信手段によって、印字データの送信を行う例を示
したが、システムの構成、動作は、実施の形態1と同じ
で、1ページ内に印字されている文字、イメージ、グラ
フィック等の各オブジェクト1つ1つ毎に、データの作
成を行い、1ページ分のデータの作成が終わる毎に通信
手段によって、印字データの送信を行うことによって、
全体のスループットを上げることも可能である。次に通
信データ割付部での処理について詳述する。
【0044】従来の転送方式と同じように、通信手段を
1つのみしか利用しない場合の例を図6に示す。横軸が
時間の経過を示し、1ページ内にオブジェクトが、4つ
のみ存在する場合の例を考える。ホストでの印字データ
の生成時間は、4つのオブジェクトの生成時間としてh
1(=t1)とし、一つの通信手段である通信手段1
(転送速度を2bとする)を利用した場合のそれぞれの
オブジェクトのサイズを1,2,3,4の順に4a,3
a,2a,aとし、データ転送時間がt1,t2,t
3,t4であり、全てのオブジェクトが揃い、1ページ
の印刷装置に於ける印字時間が、p1であるとする。
【0045】ここで転送速度とデータのサイズから転送
時間は、t1=2a/b、t2=3a/2b、t3=a
/b、t4=a/2bである。この場合、1ページ内の
データの送信終了後しか印字を開始できない場合を例に
取ると、ホストでオブジェクト作成が終っていても、1
つの通信手段しか利用できないことから図6に示すよう
に結果として、印字開始から終了までのトータル時間
は、t1+5a/b+p2の時間がかかることになる。
【0046】これに対して、本発明を適用して、通信手
段1(転送速度をbとする)、2(転送速度をbとす
る)、3(転送速度を2bとする)を利用する場合の例
を示す。図7のように、通信データ割付部1012によ
り1つ目のオブジェクトのデータは、通信手段1で送信
し、2つ目のオブジェクトのデータは、通信手段2で送
信し、3つ目、及び4つ目のオブジェクトのデータは、
通信手段3で送信する場合は、通信手段1,2,3を並
列に利用して送信することが可能となる。結果として、
印字開始から終了までのトータル時間は、h1+t1’
+p1=h1+4a/b+p1の時間がかかり、全体の
スループットが向上することになる。
【0047】更に、通信データ割付部1012によりオ
ブジェクトのサイズと転送速度を考慮して割付を行うこ
とによって、図8の様に、3つ目と4つ目のオブジェク
トのデータを通信手段1で送信し、2つ目のオブジェク
トを通信手段2で送信し、1つ目のオブジェクトを通信
手段3で送信することによって、更に高速化することが
可能となり、結果として、印字開始から終了までのトー
タル時間は、h1+t1’+p1=h1+3a/b+p
1の時間となる。このようにして、オブジェクトのサイ
ズと通信手段のデータの転送速度を利用することによっ
て、より最適なデータの割付を行うことが可能となり、
全体のスループットを上げることが可能となる。
【0048】上記の図8での動作におけるシステムの処
理フローを図12、図13を用いて説明する。
【0049】まず、ページの印刷を開始し、すべてのペ
ージの印刷が終了したかどうかを判断し(ステップS1
201)、終了していなければ順番に1ページ分の全オ
ブジェクトのデータを生成する(ステップS120
2)。その後、生成されたオブジェクトをどの通信手段
を用いて転送するか割り付け(ステップS1203)、
その結果に従って、1ページ分のオブジェクトを通信手
段を用いて印刷装置に転送する(ステップS120
4)。各ページごとに上記の処理ステップS1201〜
S1204を繰り返す。
【0050】ステップS1203において印刷装置に転
送されるデータをオブジェクトごとに各通信手段に割り
付けるが、その処理手順を図13のフローチャートで説
明する。
【0051】まず、すべてのオブジェクトの転送時間の
計算が終了しているかをチェックし(ステップS130
1)、済んでいなければそのオブジェクトの転送時間を
各通信手段について計算し(ステップS1302)、計
算を終了するまでステップS1301,S1302を繰
り返す。それが計算されると、オブジェクトごとに計算
された各通信手段による転送時間を組み合わせ、最短と
なる組み合わせを見つけ出し、各オブジェクトをそれぞ
れの通信手段へと割り付ける(ステップS1303)。
3つの通信手段で並列に転送が行われるため、オブジェ
クトと通信手段とを組み合わせた際に、最も転送時間を
要するオブジェクトがボトルネックとなる。そのため、
最短となる組み合わせは、ボトルネックとなる時間が最
も短い組み合わせとなる。
【0052】本実施の形態では、結果として3つ目と4
つ目のオブジェクトを通信手段1に、2つ目のオブジェ
クトを通信手段2に、1つ目のオブジェクトを通信手段
3に割り付けている。
【0053】上記の例では、オブジェクトのサイズを利
用して転送時間を計算して割付を行っているが、実施の
形態1や2のようなページ単位でのデータサイズや、色
毎のデータサイズを利用して転送時間を計算して割付を
行いデータを送信することももちろん可能である。
【0054】また、オブジェクトの数が更に多い場合
や、複数のページで複数のオブジェクトを扱う場合にも
同様に送信データの割付を行うことが可能である。
【0055】一方、データを受信した印刷装置において
は、どの通信手段からであろうとも、データを受信した
順に画像を展開し、印刷してしまえば良い。
【0056】実施の形態1,2,3では、各ページ、オ
ブジェクト、色を別々に扱っている例を示したが、それ
ぞれを組み合せても同様にして、ホストコンピュータか
ら、印刷終了までの全体の速度を向上させることが可能
である。
【0057】また、上記実施の形態に於ける複数の通信
手段は、複数の周波数バンドで無線通信を行うことが可
能な通信手段であっても各バンドを1つの通信手段と捕
らえることにより、同様にして、ホストコンピュータか
ら印刷終了までの全体の速度を向上させることが可能で
ある。
【0058】また、上記実施の形態に於ては、ホストコ
ンピュータから、各ページ、オブジェクト、色のデータ
作成終了が終わる度にデータの送信を行っているが、ペ
ージ或いは、データの作成が全て終了した後に、通信デ
ータの割付を行い、同時に複数の通信手段、複数の周波
数バンドを利用してデータの送信を行うことも可能なの
は言うまでもない。
【0059】また、上記実施の形態に於ては、ホストコ
ンピュータ、及び、印刷装置は、1度に1つの処理を行
う逐次処理しか行っていないが、並列処理を行い、複数
のページ、オブジェクト、色を処理できるような構成で
成り立っていた場合にも本発明が適用できることは明白
である。
【0060】また、実施の形態では通信チャネルは通信
手段1〜3の3つを利用したが、2つの場合にであっ
て、あるいは4つ以上の場合であってもそれらで並列に
データを転送することで、本実施の形態と同様の効果を
上げることができる。
【0061】〔他の実施形態〕なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0062】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0063】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0064】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0065】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0066】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0067】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図16のメモリマップ例に示す各モジュール
を記憶媒体に格納することになる。
【0068】すなわち、少なくとも、所定単位に分割さ
れた印刷データの各単位を送信するために前記複数の通
信手段から空いている通信手段を割り当てる割当て工程
のコードと、前記所定単位ごとに、空いている通信手段
を用いて印刷データを前記印刷装置に送信する送信工程
のコードの各モジュールのプログラムコードを記憶媒体
に格納すればよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る印刷
制御装置及び方法と印刷システムは、印字開始から終了
までの時間を短縮し、全体のスループットを向上させる
ことを可能ならしめた。
【0070】また、印刷データを分割した転送単位を複
数の通信手段の転送スピードに応じて割り付けることに
よって、より早いデータの転送を行うことを可能ならし
めた。
【0071】また、前記印刷データの単位は、印字する
データのページとすることによって、複数ページを印刷
する際のデータの転送時間を短縮することが可能とな
り、印字開始から終了までのトータル時間を短縮し、全
体のスループットを向上させることを可能ならしめた。
【0072】また、前記印字データの単位は、印字する
データの各ページの各色のデータとすることによって、
カラー印刷時のデータの転送時間を短縮することが可能
となり、印字開始から終了までのトータル時間を短縮
し、全体のスループットを向上させることを可能ならし
めた。
【0073】また、前記印刷データの単位は、オブジェ
クト単位とすることによって、1ページ毎のデータの転
送時間を短縮することが可能となり、印字開始から終了
までのトータル時間を短縮し、全体のスループットを向
上させることを可能ならしめた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した印刷システムのシステム構成
を示した図である。
【図2】従来の複数ページのデータの処理過程を説明す
る図である。
【図3】本発明を適用した複数ページのデータの処理過
程を説明する図である。
【図4】従来の複数色のデータの処理過程を説明する図
である。
【図5】本発明を適用した複数色のデータの処理過程を
説明する図である。
【図6】従来の複数オブジェクトのデータの処理過程を
説明する図である。
【図7】本発明を適用した複数オブジェクトのデータの
処理過程を説明する図である。
【図8】本発明を適用した複数オブジェクトのデータの
処理過程を説明する図である。
【図9】第1の実施形態のデータ転送処理のフローチャ
ートである。
【図10】第1、第2の実施形態のデータ転送処理のフ
ローチャートである。
【図11】第2の実施形態のデータ転送処理のフローチ
ャートである。
【図12】第3の実施形態のデータ転送処理のフローチ
ャートである。
【図13】第3の実施形態のデータ転送処理のフローチ
ャートである。
【図14】レーザビームプリンタの断面図である。
【図15】インクジェットプリンタの斜視図である。
【図16】本発明に係る処理を実行するためのプログラ
ムを格納する記憶媒体上のメモリマップの図である。
【符号の説明】
1000 ホストコンピュータ 1001 ホストコンピュータ制御部 1002 CPU 1003 プログラムROM 1004 入出力バッファ1 1005 入出力バッファ2 1006 入出力バッファ3 1007 通信手段1 1008 通信手段2 1009 通信手段3 1010 RAM 1011 アプリケーションプログラム 1012 通信データ割付部 1013 ディスプレイ 1014 ディスプレイコントローラ 1015 キーボード 1016 キーボードコントローラ 1017 外部メモリ 1018 メモリコントローラ 1019 システムバス 1030 プリンタ 1031 プリンタ制御ユニット 1032 入力バッファ1 1033 入力バッファ2 1034 入力バッファ3 1035 CPU 1036 プログラムROM 1037 RAM 1038 画像情報生成部 1039 ビットマップ画像展開部 1040 ビットマップ画像送出部 1041 プリンタエンジン部 1042 操作パネル 1043 外部メモリ 1044 メモリコントローラ 1045 システムバス

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並行して通信可能な複数の通信手段によ
    り印刷装置に対して印刷データを送信する印刷制御装置
    であって、 所定単位に分割された印刷データの各単位を送信するた
    めに前記複数の通信手段から空いている通信手段を割り
    当てる割当て手段と、 前記所定単位ごとに、空いている通信手段を用いて印刷
    データを前記印刷装置に送信する送信手段とを備えるこ
    とを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は、前記所定単位として、
    各ページごとに空いている通信手段を用いて送信するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、前記所定単位として、
    1ページを構成する色要素の印刷データごとに空いてい
    る通信手段を用いて送信することを特徴とする請求項1
    に記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記送信手段は、前記所定単位として、
    1ページを構成するオブジェクトごとに空いている通信
    手段を介して送信することを特徴とする請求項1に記載
    の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の通信手段は、互いに異なる複
    数の周波数帯において通信を行うことを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の通信手段は、シリアル通信と
    パラレル通信とを含むことを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載の印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の通信手段は、赤外線による通
    信を更に含むことを特徴とする請求項5または6に記載
    の印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 前記割当て手段は、印刷データ全体の送
    信時間が最短時間となるように、前記印刷データの各単
    位を前記複数の通信手段に割り当てることを特徴とする
    請求項1乃至7のいずれかに記載の印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 前記割当て手段は、1ページを構成する
    各オブジェクトを単位とし、各オブジェクトについてそ
    れを各通信手段で通信した場合の転送時間を算出し、最
    短時間で印刷データ全体の転送が終了するオブジェクト
    と通信手段の組となるよう送信を行うことを特徴とする
    請求項4に記載の印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 並行して通信可能な複数の通信手段に
    よりホスト装置と印刷装置とを接続して成る印刷システ
    ムであって、 前記ホスト装置は、所定単位に分割された印刷データの
    各単位を送信するために前記複数の通信手段から空いて
    いる通信手段を割り当てる割当て手段と、 前記所定単位ごとに、空いている通信手段を用いて印刷
    データを前記印刷装置に送信する送信手段とを備え、 前記印刷装置は、前記複数の通信手段を介して受信した
    印刷データを格納する、各通信手段に対応した格納手段
    と、 前記格納手段各々に格納された印刷データの単位を再構
    成して印刷出力する手段とを備えることを特徴とする印
    刷システム。
  11. 【請求項11】 並行して通信可能な複数の通信手段に
    より印刷装置に対して印刷データを送信する印刷制御方
    法であって、 所定単位に分割された印刷データの各単位を送信するた
    めに前記複数の通信手段から空いている通信手段を割り
    当てる割当て工程と、 前記所定単位ごとに、空いている通信手段を用いて印刷
    データを前記印刷装置に送信する送信工程とを備えるこ
    とを特徴とする印刷制御方法。
  12. 【請求項12】 前記送信工程は、前記所定単位とし
    て、各ページごとに空いている通信手段を用いて送信す
    ることを特徴とする請求項11に記載の印刷制御方法。
  13. 【請求項13】 前記送信工程は、前記所定単位とし
    て、1ページを構成する色要素の印刷データごとに空い
    ている通信手段を用いて送信することを特徴とする請求
    項11に記載の印刷制御方法。
  14. 【請求項14】 前記送信工程は、前記所定単位とし
    て、1ページを構成するオブジェクトごとに空いている
    通信手段を介して送信することを特徴とする請求項11
    に記載の印刷制御方法。
  15. 【請求項15】 前記複数の通信手段は、互いに異なる
    複数の周波数帯において通信を行うことを特徴とする請
    求項11乃至14のいずれかに記載の印刷制御方法。
  16. 【請求項16】 前記複数の通信手段は、シリアル通信
    とパラレル通信とを含むことを特徴とする請求項11乃
    至14のいずれかに記載の印刷制御方法。
  17. 【請求項17】 前記複数の通信手段は、赤外線による
    通信を更に含むことを特徴とする請求項15または16
    に記載の印刷制御方法。
  18. 【請求項18】 前記割当て工程は、印刷データ全体の
    送信時間が最短時間となるように、前記印刷データの各
    単位を前記複数の通信手段に割り当てることを特徴とす
    る請求項11乃至17のいずれかに記載の印刷制御方
    法。
  19. 【請求項19】 前記割当て工程は、1ページを構成す
    る各オブジェクトを単位とし、各オブジェクトについて
    それを各通信手段で通信した場合の転送時間を算出し、
    最短時間で印刷データ全体の転送が終了するオブジェク
    トと通信手段の組となるよう送信を行うことを特徴とす
    る請求項14に記載の印刷制御方法。
  20. 【請求項20】 並行して通信可能な複数の通信手段に
    より印刷装置に対して印刷データを送信するプログラム
    を格納するコンピュータ可読メモリであって、 所定単位に分割された印刷データの各単位を送信するた
    めに前記複数の通信手段から空いている通信手段を割り
    当てる割当て工程のコードと、 前記所定単位ごとに、空いている通信手段を用いて印刷
    データを前記印刷装置に送信する送信工程のコードとを
    備えることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
JP9103226A 1996-08-23 1997-04-21 印刷制御装置及び方法と印刷システム Withdrawn JPH10116166A (ja)

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JP9103226A JPH10116166A (ja) 1996-08-23 1997-04-21 印刷制御装置及び方法と印刷システム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22275996 1996-08-23
JP8-222759 1996-08-23
JP9103226A JPH10116166A (ja) 1996-08-23 1997-04-21 印刷制御装置及び方法と印刷システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002046906A1 (fr) * 2000-12-07 2002-06-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Imprimante, serveur, systeme et procede d'impression, support d'enregistrement et programme
JP2003237149A (ja) * 2002-02-22 2003-08-27 Canon Inc 描画処理装置および描画処理方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプログラム
US8130401B2 (en) 2007-09-18 2012-03-06 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming system, data processor and data processing method

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