JPH10115305A - 気液噴射機用ノズル - Google Patents

気液噴射機用ノズル

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JPH10115305A
JPH10115305A JP26846196A JP26846196A JPH10115305A JP H10115305 A JPH10115305 A JP H10115305A JP 26846196 A JP26846196 A JP 26846196A JP 26846196 A JP26846196 A JP 26846196A JP H10115305 A JPH10115305 A JP H10115305A
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gas
liquid
nozzle
flow
discharge port
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JP26846196A
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English (en)
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Masao Oda
昌雄 織田
Michio Fujiwara
通雄 藤原
Hideho Taguchi
秀穂 田口
Keiji Kameishi
圭司 亀石
Takasuke Umemoto
貴祐 梅本
Yutaka Takahashi
豊 高橋
Tomohisa Imai
智久 今井
Tahei Hasegawa
太平 長谷川
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/02Spray pistols; Apparatus for discharge
    • B05B7/08Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point
    • B05B7/0807Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point to form intersecting jets
    • B05B7/0846Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point to form intersecting jets with jets being only jets constituted by a liquid or a mixture containing a liquid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/02Spray pistols; Apparatus for discharge
    • B05B7/08Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point
    • B05B7/0884Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point the outlet orifices for jets constituted by a liquid or a mixture containing a liquid being aligned

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率良く液滴を得たり、高速で洗浄効果の高
い大きさの液滴を得るなどの点を考慮し、最適な構成の
気液噴射機用ノズルを得る。 【解決手段】 液体ノズル21a,21bから吐出され
る液体を気体ノズル23から吐出される気体で吹き飛ば
して高速の気液混合流を得る際、液体吐出口22a,2
2bから吐出された液体が気体吐出口24近傍で互いに
衝突するように、液体ノズル21a,21bの吐出方向
を交差させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば食器類や
身体などの洗浄に利用される気液噴射機において、気液
混合流を噴射するノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の気液噴射機として、特
公平5−86274号公報に記載された洗浄装置を示す
構成図である。これは、洗浄ノズルから極めて高速の気
体流にのせて噴射された液滴状または霧状の液体洗浄媒
体を洗浄対象物に噴射することにより、表面に損傷を与
えることなく、極めて清浄度の高い洗浄を行う装置につ
いて記載されているものです。図において、1は洗浄装
置、2は低圧気体供給源、3は気体搬送路、4は洗浄ノ
ズル、5は洗浄媒体供給手段、6は送気管、7はヘッ
ダ、8は空気導入ホース、9はヘッダ管、10は液体導
入ホース、11はノズル本体、12はノズルヘッド、1
3は液体導入部である。
【0003】この洗浄装置の動作について説明する。洗
浄ノズル4は低圧気体供給源2に気体搬送路3を介して
連結され、気体搬送路3で送られた低圧気体を高速大流
量で噴射する。この気体搬送路3内の高速気体流れの中
に、洗浄媒体供給手段5によって、液体洗浄媒体を液滴
状または霧状に混入する。そして、洗浄ノズル4から噴
射する高速のジェット水流によって電子部品や精密機械
の製造工程で製品に付着した汚れを、フロンを使わずに
除去している。
【0004】さらに図15は、この従来の洗浄装置の洗
浄ノズル4を詳細に示す断面図である。図に示されるよ
うに、この洗浄装置では気体搬送路3で導入される高速
気体の流れに、液体導入ホース10と液体導入部13か
ら液体洗浄媒体を導入しており、ノズルヘッド12内で
は高速の水滴流となっている。特に、液体導入部13
は、気体搬送路3の中央部付近に吐出口があり、周囲に
流れる高速気体によって液体洗浄媒体は液滴状または霧
状になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の気
液噴射機用ノズルは、液体洗浄媒体を液滴状または霧状
にするために単に高速気体が流れる気体搬送路内に液体
を導入しただけの構成であり、効率よく液滴にしたり、
例えば洗浄効果のある大きさの液滴を得るなどという点
からの考慮は全くされていなかった。
【0006】本発明は上記のような従来の問題点を解消
するためになされたもので、効率良く液滴を得たり、洗
浄効果の高い大きさの液滴を得るなどの点を考慮し、最
適な構成の気液噴射機用ノズルを得ることを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成に係
る気液噴射機用ノズルは、流入する気体を吐出する気体
ノズルと、この気体ノズル内に設けられ、流入する液体
を吐出する液体ノズルとを備え、液体ノズルから吐出さ
れる液体を気体ノズルから吐出される気体で吹き飛ばし
て高速の気液混合流を得るものにおいて、液体ノズルの
吐出口から吐出された液体が気体ノズルの吐出口近傍で
互いに衝突するように、液体ノズルの吐出方向を交差さ
せたものである。
【0008】また、本発明の第2の構成に係る気液噴射
機用ノズルは、流入する気体を第1の気体流として吐出
する第1の気体ノズル、流入する気体を、第1の気体流
のまわりに第2の気体流として吐出する第2の気体ノズ
ル、第1の気体ノズル内に設けられ、流入する液体を吐
出する液体ノズルを備え、気体流で液体ノズルから吐出
する液体を吹き飛ばして加速し気液混合流を噴射するも
のである。
【0009】また、本発明の第3の構成に係る気液噴射
機用ノズルは、流入する気体を吐出する気体ノズル、こ
の気体ノズル内に設けられ、流入する液体を吐出する液
体ノズル、および一端は上記気体ノズルの吐出口を包囲
して気体ノズルの吐出口から噴射する流体を導入し、他
端から導出するノズル補助部材を備え、ノズル補助部材
の一端の開口面積を、気体ノズルの吐出口の開口面積よ
りも大きく構成したものである。
【0010】また、本発明の第4の構成に係る気液噴射
機用ノズルは、第3の構成において、気体ノズルから吐
出する気体の吐出方向と液体ノズルから吐出する液体の
吐出方向とをノズル補助部材の内壁周辺部で交差させる
と共に、ノズル補助部材の他端の開口面積を一端の開口
面積よりも小さく構成したものである。
【0011】また、本発明の第5の構成に係る気液噴射
機用ノズルは、流入する気体を吐出する気体ノズルと、
この気体ノズル内に設けられ、流入する液体を吐出する
液体ノズルとを備え、液体ノズルから吐出される液体を
気体ノズルから吐出される気体で吹き飛ばして高速の気
液混合流を得るものにおいて、液体ノズルの吐出口から
吐出された液体の粒径を調整する粒径調整部材を備えた
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1による気
液噴射機用ノズルを示すもので、図1(a)は斜視図、
図1(b)は図1(a)のA方向から見た横断面図であ
る。図において、21a,21bは2つの液体ノズル
で、それぞれ液体が供給され、液体吐出口22a,22
bから液体を吐出する。これらの液体ノズル21a,2
1bは気体ノズル23内に設けられ、液体吐出口22
a,22bは互いに向かい合う方向に傾斜して設けられ
ている。このため、液体吐出口22aからの液体吐出方
向と、液体吐出口22bからの液体吐出方向が延長線上
で近接し、気体ノズル23の吐出口24近傍で交差す
る。図中、点線矢印は気体の流れ方向を示し、実線矢印
は液体の流れ方向を示している。また、図1(a)にお
いて、管厚部分は、黒ぬりして示している。
【0013】以下、このような構成の気液噴射機用ノズ
ルの動作について説明する。液体吐出口22aから吐出
される液体が気体ノズル23に供給される気体によって
加速され、第1の高速の気液混合流となる。この気液混
合流の進行方向は、液体吐出口22aの向きや液体ノズ
ル21aの設置角度によって定まる。一方、液体吐出口
22bから吐出される液体が気体ノズル23に供給され
る気体によって加速され、第2の高速の気液混合流とな
る。この気液混合流の吐出方向も、液体吐出口22bの
向きや液体ノズル21bの設置角度によって定まる。そ
して、液体吐出口22a,22bの吐出方向が、その延
長線上で互いに近接し、気体ノズル23の吐出口24近
傍で交差する角度となるように構成しているので、第1
の高速の気液混合流と第2の高速の気液混合流は気体ノ
ズル23の吐出口24近傍で互いに衝突し、第1の高速
の気液混合流に含まれる液滴と第2の高速の気液混合流
に含まれる液滴は結合する。この両者の液滴の結合の結
果、結合前の液滴の粒径に比べ、より大きな粒径の液滴
が生成され、気体ノズル23を流れる気体流と共に高速
の気液混合流となって、吐出口24から噴射される。こ
の気液混合流は、例えば洗浄空間内に保持された食器類
に噴射されてその洗浄などに利用される。
【0014】気液混合流の液滴粒径が大きいほど液滴が
持つ運動エネルギーが高くなる。このため、上記構成の
ノズルを有する気液噴射機を、例えば食器洗浄機などの
洗浄機に利用した場合には、食器類に付着した汚れを破
砕し剥離するに必要な衝撃力も大きい。液滴粒径につい
て考察すると、粒径が大きい液滴は気体流によって加速
されにくく減速しにくい。逆に、粒径が小さい液滴は気
体流によって加速されやすく減速しやすいという特徴が
ある。洗浄の働きには被洗浄物と衝突するときの液滴速
度,液滴粒径,液滴量などが洗浄能力に関与すると考え
られる。本実施の形態のノズル構成では、液体吐出口2
2a,22bから吐出した液滴は小さい粒径で加速され
やすく、周囲を流れる気体流によって吹き飛ばされて高
速になる。そして気体ノズルの吐出口24近傍で液滴ど
うしが衝突し、減速しにくい大きな粒径の液滴となる。
このため、被洗浄物に噴射される気液混合流には、高速
で運動エネルギーの高い液滴が含まれ、洗浄能力の高い
気液噴射機が得られる。
【0015】次に、このノズルを有する気液噴射機を、
例えば食器類などを洗浄する食器洗浄機に用いた場合に
ついて説明する。図2は食器洗浄機を示す断面構成図で
ある。図において、30は被洗浄物で、例えば皿などの
食器類、31は洗浄すべき食器類を出し入れできる開
口、32はこの開口31に連通する洗浄空間、33は食
器類の検知手段、34は食器洗浄機本体である。35は
ターボ型送風機、36はフィルタ、37は送風機35で
送風された気体の通路となる送風通路で例えばビニール
や金属製の管である。気体ノズル23は送風通路37に
接続されている。38は洗浄空間32の底部に接続さ
れ、食器洗浄機本体34外に配管された配水管である。
39は洗浄液体を導入する洗浄液体導入管で例えばビニ
ールや金属製の管である。40a,40bは洗浄液体導
入管39で導入された洗浄液体の通路なる液体通路で、
例えばビニールや金属製の管である。42a,42bは
液量調節手段で、例えば水道管・蛇口等の水源と液体ノ
ズルを結ぶ水の経路の途中に電磁弁42aと定流量弁4
2bが設けられている。また、液体通路40a,40b
の途中に洗浄液体を連続的に供給する貯水タンク50を
備えている。貯水タンクへの給水口51と貯水タンク5
0上面の間は、距離dとして25mm程度離している。
図中、黒ぬり部分には、図1に示すような構成のノズル
が用いられている。
【0016】以下、この食器洗浄機の動作について説明
する。使用者が食器類30を差し出すと、検知手段33
が食器類30が洗浄空間32に位置したことを検知し、
洗浄機の制御部(図示しない)に対して、洗浄開始検知
信号として、第1検知信号を送る。制御部はこの第1検
知信号を受けて、ターボ型送風機35を駆動して送風を
開始し、洗浄液体を遮断していた電磁弁42aを開けて
洗浄液体を導入する。検知手段33としては例えば光電
センサや超音波センサなどが用いられる。
【0017】上記の動作により、例えば空気である気体
がフィルタ36から取り込まれ、送風通路37を通って
気体ノズル23から高速の気体流が噴射される。また、
例えば新鮮水である洗浄液体は、水源から電磁弁42
a、定流量弁42b、貯水タンク50を経て液体ノズル
21a,21bからそれぞれ一定の流量で吐出される。
これらの液体ノズル21a,21bから吐出される洗浄
液体は、送風通路37から気体ノズル23に流れる気体
で吹き飛ばされ、加速されて高速の液滴流となり、気体
ノズル23の吐出口24近傍で液滴どうしが結合して大
きな粒径の液滴となり気体流と共に高速の気液混合流と
なって、洗浄空間32内に保持された食器類30に噴射
される。洗浄空間32に向けて噴出した高速の気液混合
流は、食器類30に衝突し、高速の液滴流の衝撃力と水
の流れ落ちる作用、さらに高速の気体が食器類30に衝
突し、食器類30に付着した液滴を食器類30に沿って
その端部まで運ぶ作用によって、食器類30に付着した
汚物を剥離し、食器類30を洗浄する。
【0018】この気体ノズル23から噴射するときの気
液混合流の速度は、洗浄性能の観点から40m/s程度
以上としている。また人体の皮膚への衝突圧力を考慮
し、速度は80m/s程度以下としている。この値は洗
浄効果が十分に得られ、かつ気液混合流が手に当たって
も痛みを感じない程度であり、洗剤を使用することなく
食器類1枚につき3〜10秒で洗浄を完了できる。な
お、気液混合流の速度が40m/s程度以下でも、汚れ
具合が軽度の食器類には洗剤無しの洗浄が可能であり、
また擦ったり、洗剤を使ったりすれば洗浄できる。洗浄
液体導入管から導入される液量は、一般的に水道から供
給可能な流量(10リットル/min以下)で十分であ
る。例えば、1m3 /min程度の空気と5リットル/
min程度の洗浄液体によって、流速80m/s程度以
下の気液混合流が生成される。洗浄に大流量の洗浄液体
を必要とすると、流量を確保するために大容量の貯水タ
ンクを必要とし、食器洗浄機が大型になる。しかし上記
流量であれば、水道水からの供給量以内であり、流量に
よる制限が無く、連続洗浄が可能であるとともに貯水タ
ンクは小型でよい。
【0019】また、このように構成された洗浄機では、
液体通路の途中にある貯水タンクへの給水口51と貯水
タンク50上面の間は、距離dを設け離しており、距離
dを25mm以上とすることで、洗浄後の汚水が液体通
路40aと洗浄液体導入管39を経由して水道の上水源
側に逆流する危険性を防止できる。例えば、配水管38
が食器の洗浄後に出た汚物で詰まったと仮定する。使用
者がこの配水管詰まりに気付くことなく洗浄を続行する
と、洗浄空間は汚水で満たされて水位が上がり、極端な
場合には液体ノズル先端が汚水と接触する。この状態で
上水道に断水が起こるなどして上水道管の内部が負圧に
なったとしても、この構成の場合、水道管に直結され同
じく負圧となる液体通路40aは、貯水タンク50の前
で一旦大気開放となり、25mm以上の十分な距離をも
って貯水タンク上面と離れているために、貯水タンク5
0と液体ノズル23を介して、液体ノズル23が接触し
ている汚水を吸い込むことはない。
【0020】このように本実施の形態の構成によって、
各種の汚れに対して洗剤を使用することなく、高速の気
液混合流を利用して短時間に満足できる洗浄効果が得ら
れる。特に、図1に示すような構成のノズルにより、液
滴粒径を大きくして、大きな衝撃力で高い洗浄能力が得
られる。洗剤無しで衛生的に洗浄できるということは、
使用者が皮膚の弱い場合や皮膚疾患がある場合に特に有
用であり、また環境保全の面からも高く評価される。さ
らに水流で洗浄するのに比べ、使用する液量が大幅に少
ないため、節水を図ることができる。
【0021】以下、本実施の形態における気液混合流に
よる洗浄力について、図3に基づいて考察する。図3
(a)は、本実施の形態の高速の液滴流と高速の気体流
からなる気液混合流による洗浄モデルを示す図であり、
図3(b)は、従来の高速の液滴流のみによる洗浄モデ
ルを示す図である。図において、53は高速の液滴、5
4は高速の気体流の流線を示す。55は被洗浄面、56
は被洗浄面に付着した汚れである。
【0022】高速の液滴流と高速の気体流からなる気液
混合流による洗浄は、図3(a)の(ア)〜(エ)に示
すように進行すると考えられる。まず図3(a)の
(ア)に示すように、高速の気体流54とともに高速の
液滴53が被洗浄面55に付着した汚れ56に向かって
進む。この時、液滴53の速度は高速の気体流54とほ
ぼ等しい速度にあるため、液滴53が周囲の気体から進
行方向と逆方向に受ける抵抗力は小さく、液滴53の速
度の減衰は僅かであり高速を維持したままで汚れ56に
衝突することができる。次に図3(a)の(イ)に示す
ように、高速の液滴53は汚れに衝突し、その衝撃力に
より汚れ56を破砕、変形させる。次に図3(a)の
(ウ)に示すように、高速の液滴53は偏平な形に広が
りながら、汚れ56を被洗浄面55から剥離し液滴53
周囲に押し退ける。この時、高速の気体流54が液滴5
3を押し付けさらに広げる圧力と、汚れ56を周囲に押
し退ける圧力を同時に加えているので、汚れ56の除去
は効果的に進む。次に図3(a)の(エ)に示すよう
に、液滴は破砕し押し退けた汚れと混在した汚水57と
なりつつ、高速の気体流54の圧力を受けて、被洗浄面
55上から排除される。このようにして清浄な面58が
得られる。
【0023】一方、従来のような高速の液滴流のみによ
る洗浄の場合は、図3(b)の(ア)〜(ウ)に示すよ
うに進行すると考えられる。まず図3(b)の(ア)に
示すように、高速の液滴53が被洗浄面55に付着した
汚れ56に向かって進む。この時、液滴53は静止した
気体中を進むために、液滴53が周囲の気体から進行方
向と逆方向に受ける抵抗力は図3(a)の(ア)の場合
に比べ大きく、液滴53の速度は大幅に減衰するため、
高速を維持したままで汚れ56に衝突することは困難で
ある。次に図3(b)の(イ)に示すように、液滴53
は汚れ56に衝突し、その衝撃力により汚れ56を破砕
し変形させるが、速度が図3(a)の(イ)に比べ小さ
く、汚れ56に与える衝撃力も小さくなるために、汚れ
56を破砕し変形させる効果も図3(a)に比べ小さ
い。次に図3(b)の(ウ)に示すように、高速の液滴
53は偏平な形に広がりながら、汚れ56を被洗浄面5
5から剥離し液滴53周囲に押し退ける。この時、図3
(a)の説明で述べた気体流の圧力による効果が無いた
め、汚れ56の除去能力は図3(a)に比べ低い。
【0024】また、図4は、この実施の形態の構成で試
作した気体ノズルから噴射される気液混合流を手の甲に
あてて、どのような感触が得られるかを定性的に実験し
た結果を示すグラフであり、横軸を液体通路での液量
(リットル/min)、縦軸を(液体通路での洗浄液体
の流量)/(送風通路での送風気体の流量)(%)とし
て示している。ターボ型送風機35に印加する電圧を1
00Vに保った状態で、洗浄液体の液量を種々に変化さ
せると、曲線で示すような特性が得られた。また、液量
が4リットル/min以下と少なくて、液量/送風量の
流量比が0.4%程度以下の領域Aでは、気体ノズル3
8からの気液混合流はその速度も速く液滴がパルス的に
衝突し、強い刺激を感じた。また、液量を徐々に多くし
て7リットル/min程度とし、液量/送風量の流量比
が0.4%〜1.0%程度の領域Bでは、連続的な液滴
の衝突感と強い押さえつけ感を感じた。また、さらに液
量を多くして10リットル/min程度とし、液量/送
風量の流量比が1.0〜2.0%の領域Cでは、強い押
しつけ感が主流の水柱的な風水感に変わってくる。ま
た、ターボ型送風機35に印加する電圧を70Vに下げ
た状態では、100Vの時に比べ、各液量において流量
比の大きい方にシフトし、図4に示す曲線の傾斜が大き
くなることが分かった。
【0025】このように、この実施の形態における構成
では、気体ノズル38での気液混合流における液量/送
風量の流量比が0〜2%程度の範囲で、使用者が洗浄液
体の液量や送風機35に印加する電圧を任意に選ぶこと
で、洗浄力が強く高速で強い刺激の得られる気液混合流
や、強い押しつけ力を有する気液混合流を得ることが可
能である。また、液量を一定に保っておいて、送風機3
5への印加電圧をリズミカルに制御することによって、
洗浄対象物に応じた気液混合流を得ることも自在とな
る。
【0026】以上、説明したように、本発明に係わる高
速の液滴流と高速の気体流からなる気液混合流による洗
浄性能は、従来一般に用いられている高速の液滴流のみ
による洗浄性能に比べ優れたものである。特に気液混合
流の(洗浄液体の流量)/(気体の流量)が2%以下で
あると、液滴が気体中に分散して存在する気液混合流が
得られ、特に効果がある。なお、本実施の形態では2個
の液体ノズルを設けているが、これに限るものではな
く、2個以上設けてそのそれぞれの吐出方向の延長線を
気体ノズルの吐出口24近傍で交差するように構成し、
吐出した液体が気体ノズルの吐出口近傍で互いに衝突す
るように構成してもよい。また、上記の構成では、液体
ノズルに液体を供給する液体通路を気体ノズルに気体を
供給する気体通路の外部に設けているが、気体および液
体のノズルへの供給方法は、どのようなものでもよい。
例えば、液体通路が気体通路の中を通るような構成でも
よい。
【0027】実施の形態2.本実施の形態では1つの液
体ノズル21を設け、この液体ノズル21の吐出方向の
延長線を気体ノズル23の吐出口24近傍で交差するよ
うに構成し、吐出した液体が気体ノズル23の吐出口2
4近傍で互いに衝突するように構成したものである。図
5は本実施の形態による気液噴射機用ノズルを示すもの
であり、図5(a)は液体および気体ノズルの先端の縦
断面図、図5(b)は液体および気体ノズルを噴射側か
ら見た正面図である。図5(b)において、管厚部分
は、黒ぬりして示している。図に示すように、液体吐出
口22をドーナツ状に構成し、その吐出方向がノズルの
中心に向かうように液体ノズル21を傾けている。液体
および気体ノズルの正面から見ると、中央部に気体が吐
出され、そのまわりに液体が吐出され、さらにそのまわ
りに気体が吐出される。
【0028】このような構成での動作は実施の形態1と
同様であり、気体の吐出口24の近傍で液体が衝突し、
吐出された液滴は結合する。この液滴の結合の結果、結
合前の液滴の粒径に比べ、より大きな粒径の液滴が生成
され、気体ノズル23を流れる気体流と共に高速の気液
混合流となって、吐出口24から噴射される。この気液
混合流は、例えば洗浄空間内に保持された食器類に噴射
されてその洗浄などに利用される。
【0029】実施の形態3.図6は、本発明の実施の形
態3による気液噴射機用ノズルを示す図であり、図6
(a)はノズル内部の構成を示す構成図、図6(b)は
縦断面図である。図において、23aと23bはそれぞ
れ送風通路37に接続する2種類の気体ノズルである。
第1の気体ノズル23aはその内部に液体ノズル21を
有する構成となっており、第2の気体ノズル23bはそ
の内部に液体ノズルを有しない構成となっている。図6
(a)において、管厚部分は、黒ぬりして示している。
また本実施の形態では、第1の気体ノズル23aは第2
の気体ノズル23bの内部に配置され、第1の気体ノズ
ル23aによる第1の気体流のまわりに第2の気体ノズ
ル23bによる第2の気体流が形成される。液体通路に
接続する液体ノズル21は、第1の気体ノズル23a内
に配置され、液体吐出口22から液体を第1の気体ノズ
ル23a内に吐出する。さらに、図に示すように第1の
気体ノズル23aと第2の気体ノズル23bは共に、そ
の開口部の形状が偏平な矩形状となるように構成されて
いる。また、内部の構造が分かりやすいように、第1,
第2の気体ノズル23a,23bを透明な素材で形成し
たものを示している。
【0030】この構成では、液体吐出口22から吐出さ
れる液体は、第1の気体ノズル23a内部の高速の気体
流に導入されて加速され高速の液滴流となり、高速の液
滴流と高速の気体流からなる気液混合流が第1の気体ノ
ズル23aの吐出口24aから噴射される。第1の吐出
口24aを偏平で幅広い矩形状とすることにより、第1
の吐出口24aから吐出される高速の気液混合流の噴射
形状は偏平で幅広い噴流形状となり、広範囲にわたる洗
浄領域が得られる。従って、図2に示すような食器洗浄
機に用いた場合、大皿やフライパンなど大型の食器類
を、短時間にわずかの労力で洗浄することができる。こ
の時気液混合流のみが噴射するノズル形状の場合、気体
ノズルから噴射された後の気液混合流は静止した気体中
を進行することになり、周囲の気体と干渉しその速度が
減衰してしまい、被洗浄物に到達する時点まで高速を保
つことが難しいという問題点があった。
【0031】そこで、本実施の形態では、第2の気体ノ
ズル23bと第1の気体ノズル23aの間隙の開口部、
即ち第2の吐出口24bからは、高速の気体流が第1の
吐出口24aから噴射される気液混合流を取り囲むよう
に、偏平で幅広い噴流形状となって噴出する構成として
いる。このため、高速の気液混合流は高速の気体流中を
進行するため、気液混合流が周囲の気体と干渉しその速
度が減衰する割合が、静止した気体中を進行する場合に
比べて小さいので、洗浄に供し得る気液混合流の速度を
維持することができる。
【0032】気体ノズル23の管路および流体の出口で
ある吐出口24の流体抵抗は気液混合比に依存し、気液
混合流の(洗浄液体の流量)/(気体の流量)の増加に
伴い流体抵抗が増す。これは管路や流体出口の流体抵抗
が流体の比重に比例するためであり、流体が例えば空気
の1000倍の比重を有する水の場合、空気の場合に比
べ1000倍の流体抵抗が発生する。流体抵抗が大きく
なると気液混合流の速度が低下してしまうが、本実施の
形態による構成では、第2の気体ノズル23bはその内
部に液体ノズルを有しない構成となっているために、第
2の気体ノズル23b内に高速の液滴流が含まれること
が無く、第2の気体ノズル23bの管路および第2の吐
出口24bの流体抵抗は液体量に依存しない。流体抵抗
が低下すると流体速度を維持するためには送風機の動力
を上げるように調節する必要があるが、このノズル形状
では、洗浄液体の液量を増やしても第1の気体ノズル2
3aの流体抵抗は増加するが第2の気体ノズル23bの
流体抵抗が変化しないので、気体流量の低下は少なく、
気体流量を一定量確保して気体流速を保ち、気液混合流
の速度を洗浄に供し得る速度に維持することができる。
このため、液量に応じた動力の制御系が不要となり、安
定して高速の気液混合流を噴射することができる。
【0033】また、送風機として自己冷却型のターボ型
送風機を用いた場合は、それ自体が送風する気体流によ
り内部のモーターを冷却するため、気体流量を一定量確
保することが機器の信頼性の点で必要となる。そこでこ
の実施の形態では、モーターの冷却に必要な気体流量を
確保するように送風通路や気体ノズルの形状を設定すれ
ば、液量を自在に変えても気体流量の低下が僅かであ
り、モーターの冷却効果を十分にでき、過熱が起きない
信頼性の高い気液噴射機が実現できる。
【0034】本実施の形態の構成の気体ノズルと液体ノ
ズルによれば、液量を自在に変えても気体流量の低下が
僅かであることを計算により確認した。液体ノズルに導
入する液体の量を、0リットル/min、1リットル/
min、2リットル/min、3リットル/min、4
リットル/min、5リットル/min、6リットル/
min、の7種類に設定し、各液量のもとで気体ノズル
23aと気体ノズル23bと液体ノズル21に導入され
吐出される空気の送風量の合計値に対する気体ノズル2
3aと気体ノズル23bの流体抵抗の合計値を静圧値と
して計算した。図7は、この結果を示すグラフであり、
横軸に気体の送風量(m3 /min)、縦軸に静圧値
(mmH2O)を示す。実線J1〜J6は本実施の形態の
構成のノズルの特性を示しており、J0:0リットル/
min、J1:1リットル/min、J2:2リットル
/min、J3:3リットル/min、J4:4リット
ル/min、J5:5リットル/min、J6:6リッ
トル/minの各液量のときの、送風量の合計値に対す
る静圧値(流体抵抗の合計値)の計算結果である。破線
H0,H6は第2の気体ノズル23bを備えていない構
成のノズルの特性を示しており、水の液量がH0:0リ
ットル/min、H6:6リットル/minの場合につ
いて送風量に対する静圧値の計算結果を示している。ま
た、曲線SSは送風機の特性として送風機発生圧を示し
ており、この送風機は100Vの電圧で図に示すような
空気を吐出する圧力Hと送風量Qの関係を持つ性能を有
する。送風機の性能(Q−H特性)や気体ノズルの構
成、形状が決まれば、それぞれの液量での送風量と流体
抵抗である静圧値が、送風機の特性を示す曲線とノズル
の特性を示す曲線の交点として決定される。この交点を
動作点と呼ぶ。
【0035】図に示すように、本実施の形態の構成のノ
ズルを用いた場合、水の液量が0リットル/minの動
作点はA0(曲線SSと曲線J0の交点)となり、水の
液量が6リットル/minの動作点はA6(曲線SSと
曲線J6の交点)となる。また、第2の気体ノズル23
bがない構成のノズルを用いた場合、水の液量が0リッ
トル/minの動作点はB0(曲線SSと曲線H0の交
点)となり、水の液量が6リットル/minの動作点は
B6(曲線SSと曲線H6の交点)となる。いずれの場
合も動作点は液量が増すことによって、送風量が低下し
静圧が増す方向にシフトする。本実施の形態のノズルを
用いた場合、液量の増加に伴う動作点A0と動作点A6
の送風量の低下と静圧の増加の変化の程度SAは、第2
の気体ノズル23bのない構成のノズルを用いた場合の
動作点B0と動作点B6の送風量の低下と静圧の増加の
変化の程度SBに比べ小さくなっており、液量を自在に
変えても送風量の低下が小さいことが確認できる。
【0036】このように、本実施の形態によれば、送風
機の動力を調節することなく、空気流量を一定量確保し
て空気流速を保ち、気液混合流の噴流速度を洗浄に供し
得る速度に維持することができる。また、液量を増加し
ても自己冷却型のターボ型送風機のモーターの冷却に必
要な気体流量を確保することができる。なお、上記の構
成では第2気体流は第1気体流の3方向を取り囲んでい
るが、これに限るものではなく、両側面のみと接するよ
うに取り囲んでもよい。また、第1気体ノズルを第2気
体ノズルの内部に設けているが、第1気体ノズルと第2
気体ノズルを並設し、第1気体ノズルに液体ノズルを導
入するような構成でもよい。また、上記の構成では第1
気体ノズルの吐出口面積が第2気体ノズルの吐出口面積
よりも大きく構成しているが、吐出口の大きさや形状は
使用者の用途や使用形態に応じて最適形状に変更でき
る。
【0037】実施の形態4.図8は、本発明の実施の形
態4による気液噴射機用ノズルを示す図であり、図8
(a)は本実施の形態による気液噴射機用ノズルの要部
を示す斜視図、図8(b)は、図8(a)に示した要部
を図中B方向から見た横断面図である。本実施の形態
は、この発明に係わる気液噴射機を洗浄機、例えば食器
類などを洗浄する食器洗浄機に適用したものである。図
1と同一符号は同一、または相当部分を示している。図
において、25はノズル補助部材である。このノズル補
助部材25は気体ノズル23の先端部に設けられ、気体
ノズル23を覆うように構成している。さらに、ノズル
補助部材25の気体ノズル23側の開口(気体ノズルの
吐出口24を覆っている部分)は、気体ノズルの吐出口
24の開口面積よりも大きくなるように構成している。
図8(a)において、管厚部分は、黒ぬりして示してい
る。
【0038】吐出口24から吐出した直後の高速の気液
混合流は、噴流の進行に伴い広がる傾向にあり、過度に
広がると周囲の大気と干渉して噴流の勢いが失われる。
そこで、本実施の形態では、ノズル補助部材25の内壁
が、気体ノズル23から噴射した気液混合流の方向性を
揃えることにより、気液混合流の形状が過度に広がるこ
とを防止している。また、図8に示すように、ノズル補
助部材25の気体ノズルの吐出口24における断面積
を、矩形状の気体ノズルの吐出口24の開口面積よりも
十分に大きくなるように構成しているので、ノズル補助
部材25の流体抵抗は気体ノズル23の流体抵抗に比べ
十分小さい値となる。このため、液量を自在に変えても
送風量の低下は無い。
【0039】また、本実施の形態では、複数の液体吐出
口22を1つの矩形状の吐出口24で取り囲み、吐出口
24から吐出される高速の気液混合流は偏平で幅広い噴
流形状となる。さらに矩形状の長軸方向の中心部に複数
の液体吐出口22を有するようにしたので、液体吐出口
22から吐出される液体は、偏平で幅広い高速の気体流
の内部に均等に導入され、高速の液滴流となる。これら
の結果、高速の液滴流と高速の気体流からなる気液混合
流の噴射形状は偏平で幅広い噴流形状となり、広範囲に
わたる洗浄領域が得られる。従って、大皿やフライパン
など大型の食器類を、短時間にわずかの労力で洗浄する
ことができる。
【0040】なお、上記構成におけるノズル補助部材2
5は、気体ノズルの吐出口24から噴射した気液混合流
のまわりを被包する筒状のものを用いたが、これに限る
ものではない。例えば、気液混合流が広がる方向にのみ
設けて広がりをある程度抑制できるような構成でもよい
し、気液混合流の形状がさらに偏平になるような構成に
してもよい。
【0041】実施の形態5.図9は、本発明の実施の形
態5による気液噴射機用ノズルを示すもので、図9
(a)は斜視図である。本実施の形態でも、気体ノズル
23の吐出口を包囲して気体ノズル23の吐出口から噴
射する流体を導入し、他端の気液混合流吐出口25aか
ら導出するノズル補助部材25を備えている。図9
(b)は気体ノズル23からノズル補助部材25を取り
除いた状態を示す側面図、図9(c)はノズルからノズ
ル補助部材を取り除いた状態で噴射側から見た気体ノズ
ルの吐出口24を示す正面図、図10は液体および気体
ノズルの先端部分を拡大して示す横断面図である。
【0042】図において、26は液体吐出口を構成する
流路形成部材で、液体ノズル21の前方で、吐出口近傍
に配置され、液体ノズル21を流れてきた液体を分岐し
て吐出する働きをする。液体ノズル21に供給された液
体は、流路形成部材26によって分岐され、液体吐出口
22c,22dから吐出される。液体ノズル21は気体
ノズル23内に設けられ、液体ノズル21の液体吐出口
22c,22dからの液体吐出方向と、気体ノズル23
の気体吐出口24c,24dからの気体吐出方向が、気
体ノズル23の気体吐出口24c,24dの近傍で、か
つノズル補助部材25の内壁周辺部で交差するように構
成されている。図9(a)において、管厚部分は、黒ぬ
りして示している。
【0043】また、ノズル補助部材25の構成は実施の
形態4と同様、一端は気体ノズル23の気体吐出口24
c,24dを包囲して気体ノズル23の気体吐出口24
c,24dと液体ノズル21の液体吐出口22c,22
dから噴射する気液混合流を導入し、気液混合流吐出口
25aから導出する。また本実施の形態では、図に示す
ように、ノズル補助部材25の気液混合流を導入する側
の開口面積は気体ノズル23の気体吐出口24c,24
dの開口面積よりも大きく、気液混合流を導出する側の
開口面積は気液混合流を導入する側の開口面積よりも小
さく構成されている。
【0044】以下、このような構成の気液噴射機用ノズ
ルについて説明する。液体ノズル21の液体吐出口22
c,22dから吐出される液体が気体ノズル23の気体
吐出口24c,24dから吐出される気体によって微粒
化され、気液混合流となる。液体ノズル21の液体吐出
口22c,22dからの液体吐出方向と、気体ノズル2
3の気体吐出口24c,24dからの気体吐出方向が、
気体ノズル23の気体吐出口24c,24dの近傍で交
差するために、気体と液体とが互いに衝突し、気体が液
体を効果的に微粒化する。
【0045】次に、気液混合流は液体吐出口の流路形成
部材26の側部26a、26bとノズル補助部材25の
間を通り、ノズル補助部材25の気液混合流吐出口25
aに向かい加速される。気液混合流吐出口25aの開口
面積を気液混合流を導入する側の開口面積よりも小さく
し、その傾斜を滑らかにかつ緩やかに構成することで、
噴射する気液混合流の速度を高める効果がある。特に本
実施の形態では、液体吐出口22c,22dから吐出さ
れる液体はノズルの径方向の外側に向けて角度をなし、
気体に吹き飛ばされる構成である。このため、ノズルの
中心部ではなく外周部分で微粒子化された液滴を含む気
液混合流が得られ、ノズルの中央部分に配置する気液混
合流吐出口25aまでの間に加速している。従って加速
領域が長く構成されており、十分に微粒子化された液滴
を加速できる。
【0046】また、本実施の形態では、流路形成部材2
6の吐出側に側部26a,26bを設け、気液混合流が
スムーズに流れる構成としている。側部26a,26b
を設けることにより、気体吐出口24c,24dの近傍
で微粒化した液滴が流路形成部材26の後方の空間27
で衝突して結合するのを防止している。空間27で液滴
が衝突し結合すると、過度に粒径が大きい液滴となって
加速されにくくなり、低速の気液混合流が気液混合流吐
出口25aから噴射されることになる。側部26a,2
6bを設けることにより、この不具合が解消され、高速
の気液混合流が得られる。
【0047】なお、気液混合流吐出口25aの開口面積
を、気液混合流を導入する側の開口面積よりも小さく構
成することで、ノズル補助部材25における流体抵抗が
高まって、送風機の自己冷却に必要な送風量を確保でき
なくなるという懸念があるが、実際に例えば600W程
度の送風機を用いた場合、気液混合流吐出口25aの開
口面積を112.5mm2 程度とすることで、液量4リ
ットル/minに対し送風量0.5m3 /minを流す
ことが可能であり、送風機の自己冷却に必要な送風量が
確保できている。また、流路形成部材26を別に設けず
に、図11に示すように例えば液体通路または液体ノズ
ル自体を流路形成部材26と一体化して形成し、気体流
に液体を交差させて導入するようにしてもよい。
【0048】実施の形態6.図12(a)は、本発明の
実施の形態6による気液噴射機用ノズルを示す縦断面
図、図12(b)は噴射側からみた正面図である。図に
おいて、28は液滴の粒径調整部材であり、例えば柵状
のガイドである。このガイド28は、液体吐出口22か
ら気体ノズル23の吐出口24の間の流路に配置され、
例えばプラスチックやステンレスで形成されている。そ
の液体吐出口22側の一端は気体通路の内壁に接触し、
吐出口24側の他端は気体通路の中心軸側に傾斜させ、
液体吐出口22から吐出口24に向かうに応じてすぼま
った構成としている。他の各部において、実施の形態1
と同一符号は同一、または相当部分を示す。
【0049】以下、このような構成の気液噴射機用ノズ
ルについて説明する。液体ノズル21の液体吐出口22
から吐出される液体が気体ノズル23を流れる気体によ
って微粒化され、気液混合流となる。そして小さくなっ
た液滴は加速されて吐出口24からノズル外に噴射され
る。液体吐出口22から吐出された液体は気体通路を流
れる気体に吹き飛ばされるのであるが、気体通路の気体
の流速は分布を有し、通路壁で速度が遅く中央部で速度
が速くなっている。このため、管壁に付着した液滴は気
体によって吹き飛ばされにくくなり、粒径が大きいまま
管壁に滞在する。本実施の形態では、管壁に滞在する粒
径の大きい液滴はガイド28の柵に沿って移動し、中央
部付近の高速の気体流の中に案内される。そして粒径の
小さな液滴になって加速され、吐出口24から噴射され
る。
【0050】ガイド28のない構成では、管壁に滞在す
る粒径の大きな液滴は、ゆっくりと気体吐出方向ヘ進
み、吐出される。粒径が大きいと加速されにくいので、
それ程高速にならないまま吐出口24から噴射されるこ
とになる。この低速で粒径の大きな液滴は、例えば洗浄
機のノズルに用いた場合洗浄に効果的に寄与することは
なく、洗浄効率を低下していた。これに対し、本実施の
形態では管壁の粒径の大きな液滴も高速で粒径の小さな
液滴として噴射することができ、洗浄機のノズルに使用
したときの洗浄効率を向上することができる。
【0051】実施の形態7.図13(a)は、本発明の
実施の形態7による気液噴射機用ノズルを示す縦断面
図、図13(b)は噴射側からみた正面図である。図に
おいて、29は液滴の粒径調整部材であり、例えば網状
のメッシュである。このメッシュ29は、液体吐出口2
2から気体ノズル23の吐出口24の間の流路に配置さ
れ、例えばプラスチックやステンレスで3mm程度以下
の網状に形成されている。他の各部において、実施の形
態1と同一符号は同一、または相当部分を示す。
【0052】以下、このような構成の気液噴射機用ノズ
ルの主な動作は、実施の形態6と同様であり、説明を省
略する。本実施の形態では、管壁に滞在する粒径の大き
い液滴は管壁に沿って移動し、メッシュ29を通過する
ときにメッシュの孔径、この場合は2mm以下の粒径の
液滴に調整される。粒径の小さな液滴は加速されやすく
高速となって、吐出口24から噴射される。
【0053】このように気液混合流に含まれる液滴の粒
径を調整し、所定の粒径以下とすることにより、加速さ
れやすくし、高速で液滴粒径のそろった気液混合流とし
て吐出口24から噴射されることになる。このため、洗
浄機のノズルに使用したときの洗浄効率を向上すること
ができる。
【0054】なお、上記では本発明によるノズルを有す
る気液噴射機を、食器洗浄機に用いたものについて詳し
く述べたが、これに限るものではなく、衣類を洗浄する
洗濯機や人や動物などを洗浄する洗浄機として用いるこ
ともできる。例えば風呂などに設けた場合、高速噴流液
によるマッサージ効果も奏することができる。また、被
洗浄物として、住居や車両などを洗浄することもでき
る。また、小さいものでは、電子部品や電子材料の洗浄
に適用することもできる。また、洗浄ばかりでなく、薬
品などを散布するものに用いることもできる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の構成によ
る気液噴射機用ノズルは、流入する気体を吐出する気体
ノズル、この気体ノズル内に設けられ、流入する液体を
吐出する複数の液体ノズルを備え、液体ノズルから吐出
される液体を気体ノズルから吐出される気体で吹き飛ば
して高速の気液混合流を得るものにおいて、液体ノズル
の吐出口から吐出された液体が気体ノズルの吐出口近傍
で互いに衝突するように、液体ノズルの吐出方向を交差
させたことにより、衝撃力のある高速で大粒径の液滴を
含む気液混合流が得られる効果がある。
【0056】また、本発明の第2の構成の気液噴射機用
ノズルによれば、流入する気体を第1の気体流として吐
出する第1の気体ノズル、流入する気体を、第1の気体
流の周囲に第2の気体流として吐出する第2の気体ノズ
ル、第1の気体ノズル内に設けられ、流入する液体を吐
出する液体ノズルを備え、上記気体流で液体ノズルから
吐出する液体を吹き飛ばして加速し気液混合流を噴射す
ることにより、液量を自在に変えても風量が低下せず、
安定した速度の気液混合流が得られる効果がある。
【0057】また、本発明の第3の構成の気液噴射機用
ノズルによれば、流入する気体を吐出する気体ノズル、
この気体ノズル内に設けられ、流入する液体を吐出する
液体ノズル、および一端は気体ノズルの吐出口を包囲し
て気体ノズルの吐出口から噴射する流体を導入し、他端
から導出するノズル補助部材を備え、ノズル補助部材の
一端の開口面積を、気体ノズルの吐出口の開口面積より
も大きく構成したことにより、気液混合流に対する流体
抵抗を増加させることなく、希望の形状で希望の方向に
噴射できる気液混合流が得られる効果がある。
【0058】また、本発明の第4の構成の気液噴射機用
ノズルによれば、第3の構成において、気体ノズルから
吐出する気体の吐出方向と液体ノズルから吐出する液体
の吐出方向とをノズル補助部材の内壁周辺部で交差させ
ると共に、ノズル補助部材の他端の開口面積を一端の開
口面積よりも小さく構成したことにより、高速の気液混
合流を噴射できる効果がある。
【0059】また、本発明第5の構成の気液噴射機用ノ
ズルによれば、流入する気体を吐出する気体ノズルと、
この気体ノズル内に設けられ、流入する液体を吐出する
液体ノズルとを備え、液体ノズルから吐出される液体を
気体ノズルから吐出される気体で吹き飛ばして高速の気
液混合流を得るものにおいて、液体ノズルの吐出口から
吐出された液体の粒径を調整する粒径調整部材を備えた
ことにより、効率よく高速で液滴粒径のそろった気液混
合流を噴射できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による気液噴射機用ノ
ズルを示す図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)
は横断面図である。
【図2】 実施の形態1に係わる食器洗浄機を示す断面
構成図である。
【図3】 実施の形態1に係わり、洗浄モデルを説明す
る説明図である。
【図4】 実施の形態1に係わり、気体ノズルから噴射
する気液混合流の液滴の流速(風水速)(m/s)と人
が感じる皮膚の刺激度を示す特性図である。
【図5】 本発明の実施の形態2による気液噴射機用ノ
ズルを示す図であり、図5(a)は縦断面図、図5
(b)は正面図である。
【図6】 本発明の実施の形態3による気液噴射機用ノ
ズルを示す図であり、図6(a)は構成図、図6(b)
は縦断面図である。
【図7】 実施の形態3に係わり、液量を変えた場合の
気体の送風量(m3/min)に対する気体ノズル部の
流体抵抗である静圧(mmH2 O)の関係を示すグラフ
である。
【図8】 本発明の実施の形態4による気液噴射機用ノ
ズルを示す図であり、図8(a)は斜視図、図8(b)
は横断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態5による気液噴射機用ノ
ズルを示す図であり、図9(a)は斜視図、図9(b)
はノズル補助部材を除いて示す側面図、図9(c)はノ
ズル補助部材を除いて示す正面図である。
【図10】 実施の形態5に係わる気液噴射機用ノズル
を拡大して示す横断面図である。
【図11】 実施の形態5に係わる気液噴射機用ノズル
を拡大して示す横断面図である。
【図12】 本発明の実施の形態6による気液噴射機用
ノズルを示す図であり、図12(a)は縦断面図、図1
2(b)は噴射側からみた正面図である。
【図13】 本発明の実施の形態7による気液噴射機用
ノズルを示す図であり、図13(a)は縦断面図、図1
3(b)は噴射側からみた正面図である。
【図14】 従来の気液噴射機を示す断面図である。
【図15】 従来の気液噴射機用ノズルを示す断面構成
図である。
【符号の説明】
21,21a,21b 液体ノズル、22,22a、2
2b 液体ノズルの吐出口、23,23a,23b 気
体ノズル、24,24a,24b 気体ノズルの吐出
口、25 ノズル補助部材、28,29 粒径調整部
材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 秀穂 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 亀石 圭司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 梅本 貴祐 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 高橋 豊 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 今井 智久 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 長谷川 太平 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入する気体を吐出する気体ノズルと、
    この気体ノズル内に設けられ、流入する液体を吐出する
    液体ノズルとを備え、上記液体ノズルから吐出される液
    体を上記気体ノズルから吐出される気体で吹き飛ばして
    高速の気液混合流を得るものにおいて、上記液体ノズル
    の吐出口から吐出された液体が上記気体ノズルの吐出口
    近傍で互いに衝突するように、上記液体ノズルの吐出方
    向を交差させたことを特徴とする気液噴射機用ノズル。
  2. 【請求項2】 流入する気体を第1の気体流として吐出
    する第1の気体ノズル、流入する気体を、第1の気体流
    のまわりに第2の気体流として吐出する第2の気体ノズ
    ル、第1の気体ノズル内に設けられ、流入する液体を吐
    出する液体ノズルを備え、上記気体流で上記液体ノズル
    から吐出する液体を吹き飛ばして加速し気液混合流を噴
    射することを特徴とする気液噴射機用ノズル。
  3. 【請求項3】 流入する気体を吐出する気体ノズル、こ
    の気体ノズル内に設けられ、流入する液体を吐出する液
    体ノズル、および一端は上記気体ノズルの吐出口を包囲
    して上記気体ノズルの吐出口から噴射する流体を導入
    し、他端から導出するノズル補助部材を備え、上記ノズ
    ル補助部材の一端の開口面積を、上記気体ノズルの吐出
    口の開口面積よりも大きく構成したことを特徴とする気
    液噴射機用ノズル。
  4. 【請求項4】 気体ノズルから吐出する気体の吐出方向
    と液体ノズルから吐出する液体の吐出方向とをノズル補
    助部材の内壁周辺部で交差させると共に、上記ノズル補
    助部材の他端の開口面積を一端の開口面積よりも小さく
    構成したことを特徴とする請求項3記載の気液噴射機用
    ノズル。
  5. 【請求項5】 流入する気体を吐出する気体ノズルと、
    この気体ノズル内に設けられ、流入する液体を吐出する
    液体ノズルとを備え、上記液体ノズルから吐出される液
    体を上記気体ノズルから吐出される気体で吹き飛ばして
    高速の気液混合流を得るものにおいて、上記液体ノズル
    の吐出口から吐出された液体の粒径を調整する粒径調整
    部材を備えたことを特徴とする気液噴射機用ノズル。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005131617A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Kagoshima Tlo Co Ltd 微粒化液体噴出流生成用装置
JP2011098285A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Nozzle Network Co Ltd 微細化促進用器具および微細化促進用器具の気液混合ノズル装置
JP2011212649A (ja) * 2010-03-15 2011-10-27 Nozzle Network Co Ltd 二流体ノズルおよびその二流体ノズルを備える微細化装置
JP2012170868A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Earth & Water:Kk マイクロバブルを用いた節水洗浄装置
JP2016202423A (ja) * 2015-04-20 2016-12-08 日立アプライアンス株式会社 洗濯機

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