JPH10114035A - 防曇性農業用積層被覆材 - Google Patents
防曇性農業用積層被覆材Info
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- JPH10114035A JPH10114035A JP8289102A JP28910296A JPH10114035A JP H10114035 A JPH10114035 A JP H10114035A JP 8289102 A JP8289102 A JP 8289102A JP 28910296 A JP28910296 A JP 28910296A JP H10114035 A JPH10114035 A JP H10114035A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
- Greenhouses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ハウスやトンネルに展張した際に
防曇剤のブリードアウトによる被覆材の白濁やベタツキ
がなく、低温時の防曇性、低温防曇持続性が良好な特性
を有する防曇性農業用積層被覆材を提供することを目的
とする。 【解決手段】 ポリオレフィン系樹脂を主成分とする中
間層A、内層Bおよび外層B’が積層された積層被覆材
において、中間層Aと内層Bの少なくとも1層に融点X
1が10℃≦X1≦35℃である防曇剤Aを0.1〜1
重量%配合し、35℃を越える融点の防曇剤Bを0.5
〜5.0重量%配合した防曇性農業用被覆材。
防曇剤のブリードアウトによる被覆材の白濁やベタツキ
がなく、低温時の防曇性、低温防曇持続性が良好な特性
を有する防曇性農業用積層被覆材を提供することを目的
とする。 【解決手段】 ポリオレフィン系樹脂を主成分とする中
間層A、内層Bおよび外層B’が積層された積層被覆材
において、中間層Aと内層Bの少なくとも1層に融点X
1が10℃≦X1≦35℃である防曇剤Aを0.1〜1
重量%配合し、35℃を越える融点の防曇剤Bを0.5
〜5.0重量%配合した防曇性農業用被覆材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明はハウスやトンネル
を被覆する防曇性農業用積層被覆材に関する。更に詳し
くは、ハウスやトンネルに展張した際に防曇剤のブリー
ドアウトによる被覆材の白濁やベタツキがなく、低温時
の防曇性、低温防曇持続性が良好な特性を有する防曇性
農業用積層被覆材に関する。
を被覆する防曇性農業用積層被覆材に関する。更に詳し
くは、ハウスやトンネルに展張した際に防曇剤のブリー
ドアウトによる被覆材の白濁やベタツキがなく、低温時
の防曇性、低温防曇持続性が良好な特性を有する防曇性
農業用積層被覆材に関する。
【0002】
【従来の技術】 農業用ハウスやトンネル等の施設園芸
の被覆資材として多量のプラスチックフィルムが使用さ
れており、代表的なものにポリ塩化ビニルフィルム(以
下農ビと称す)、ポリエチレンフィルム(以下農ポリと
称す)、エチレン酢酸ビニル共重合体フィルム(以下農
酢ビと称す)等が挙げられるが、なかでも農ビは、保温
性、透明性、強靱性、防曇性、ハウス密着性および経済
性等に優れており、最も多く使用されている。しかし、
農ビはフィルム中に含まれる可塑剤が表面にブリードア
ウトしベタツキが発生することにより作業性および防塵
性が劣るうえ、最近、焼却廃棄時に有害ガスを発生する
等の諸問題が起こりつつあり、その代替品が望まれてい
る。
の被覆資材として多量のプラスチックフィルムが使用さ
れており、代表的なものにポリ塩化ビニルフィルム(以
下農ビと称す)、ポリエチレンフィルム(以下農ポリと
称す)、エチレン酢酸ビニル共重合体フィルム(以下農
酢ビと称す)等が挙げられるが、なかでも農ビは、保温
性、透明性、強靱性、防曇性、ハウス密着性および経済
性等に優れており、最も多く使用されている。しかし、
農ビはフィルム中に含まれる可塑剤が表面にブリードア
ウトしベタツキが発生することにより作業性および防塵
性が劣るうえ、最近、焼却廃棄時に有害ガスを発生する
等の諸問題が起こりつつあり、その代替品が望まれてい
る。
【0003】 一方、農ポリ、農酢ビは、作業性、防塵
性および廃棄処理の点で農ビより利点があるにもかかわ
らず、防曇性、透明性、強靱性およびハウス密着性等が
劣るという問題があった。なかでもエチレン系重合体か
らなる農ポリは、極性基を持たないことから防曇性の付
与に問題があった。一般的にフィルムに防曇性を付与さ
せるには、フィルムに防曇性の作用を示す防曇剤を練り
込んだものが用いられており、この防曇剤は、蒸発した
水分がフィルム表面に水滴として滞留するのを防ぎ、水
滴を膜状に広げ、フィルム内側表面に沿って流下させる
作用を持つものである。防曇性を有する農業用フィルム
には、練り込まれた防曇剤が、フィルム内部より表面に
沿って拡散浸出し、フィルム表面に配位されて表面活性
作用を発揮するものである。しかし、フィルム表面に配
位した防曇剤は使用中に水滴によって流されてしまうの
で、フィルムの防曇性を発現させるには防曇剤を常にフ
ィルム内部より表面に向かって移行させる必要がある。
防曇性被覆材は低温時の防曇性発現が良好で、またその
効果が長く持続するものほど実際上好ましいことは明か
である。また、防曇性を発現させるには被覆材表面に防
曇剤がブリードアウトする必要であるが、そのブリード
アウトのコントロールが難しく、防曇性がよいもので
も、防曇剤のブリードアウトによる被覆材表面の白濁が
起こり、透明性が低下する問題を包含している。このよ
うな低温防曇性とブリードアウトによる白濁が改良され
たフィルムを製造する方法としては、たとえば特開平3-
59046、特開平3-59047に3種類のソルビタンあるいはグ
リセリン系防曇剤を特定の配合量と特定の配合率で添加
する方法が挙げられている。しかしながら、この方法に
おいてもフィルム表面への防曇剤のブリードアウトを適
度にコントロールすることが難しく、低温防曇性と低温
防曇持続性を満足し、さらに防曇剤のブリードアウトに
よる白濁のない防曇性農業用積層被覆材は、実際には見
いだされていないのが現状である。
性および廃棄処理の点で農ビより利点があるにもかかわ
らず、防曇性、透明性、強靱性およびハウス密着性等が
劣るという問題があった。なかでもエチレン系重合体か
らなる農ポリは、極性基を持たないことから防曇性の付
与に問題があった。一般的にフィルムに防曇性を付与さ
せるには、フィルムに防曇性の作用を示す防曇剤を練り
込んだものが用いられており、この防曇剤は、蒸発した
水分がフィルム表面に水滴として滞留するのを防ぎ、水
滴を膜状に広げ、フィルム内側表面に沿って流下させる
作用を持つものである。防曇性を有する農業用フィルム
には、練り込まれた防曇剤が、フィルム内部より表面に
沿って拡散浸出し、フィルム表面に配位されて表面活性
作用を発揮するものである。しかし、フィルム表面に配
位した防曇剤は使用中に水滴によって流されてしまうの
で、フィルムの防曇性を発現させるには防曇剤を常にフ
ィルム内部より表面に向かって移行させる必要がある。
防曇性被覆材は低温時の防曇性発現が良好で、またその
効果が長く持続するものほど実際上好ましいことは明か
である。また、防曇性を発現させるには被覆材表面に防
曇剤がブリードアウトする必要であるが、そのブリード
アウトのコントロールが難しく、防曇性がよいもので
も、防曇剤のブリードアウトによる被覆材表面の白濁が
起こり、透明性が低下する問題を包含している。このよ
うな低温防曇性とブリードアウトによる白濁が改良され
たフィルムを製造する方法としては、たとえば特開平3-
59046、特開平3-59047に3種類のソルビタンあるいはグ
リセリン系防曇剤を特定の配合量と特定の配合率で添加
する方法が挙げられている。しかしながら、この方法に
おいてもフィルム表面への防曇剤のブリードアウトを適
度にコントロールすることが難しく、低温防曇性と低温
防曇持続性を満足し、さらに防曇剤のブリードアウトに
よる白濁のない防曇性農業用積層被覆材は、実際には見
いだされていないのが現状である。
【0004】 本発明者らは、これらの問題点を解決す
べく鋭意研究した結果、ポリオレフィンに特定の防曇剤
を中間層Aまたは内層Bの少なくとも1層に特定した防
曇剤を特定量添加した積層構造にすることにより、 防曇剤のブリードにより被覆材が白濁し、透明性が低
下するのが防止されること、およびフィルム同志の粘着
等ベタツキの問題が回避されること。 低温時の防曇性に優れ、かつ、この防曇効果が長期に
わたって持続し、さらに防曇持続性に関しても低下する
ことがない等を見いだし本発明を完成した。
べく鋭意研究した結果、ポリオレフィンに特定の防曇剤
を中間層Aまたは内層Bの少なくとも1層に特定した防
曇剤を特定量添加した積層構造にすることにより、 防曇剤のブリードにより被覆材が白濁し、透明性が低
下するのが防止されること、およびフィルム同志の粘着
等ベタツキの問題が回避されること。 低温時の防曇性に優れ、かつ、この防曇効果が長期に
わたって持続し、さらに防曇持続性に関しても低下する
ことがない等を見いだし本発明を完成した。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明は下記の構成を
有する。 (1) ポリオレフィン系樹脂を主成分とする中間層
A、内層Bおよび外層B’が積層された積層被覆材にお
いて、中間層Aと内層Bの少なくとも1層に融点X1が
10℃≦X1≦35℃である防曇剤Aを0.1〜1重量
%配合し、35℃を越える融点の防曇剤Bを0.5〜
5.0重量%配合した防曇性農業用被覆材。 (2) 防曇剤Aが下記式で表される化合物からなる上
記1記載の防曇性農業用被覆材。
有する。 (1) ポリオレフィン系樹脂を主成分とする中間層
A、内層Bおよび外層B’が積層された積層被覆材にお
いて、中間層Aと内層Bの少なくとも1層に融点X1が
10℃≦X1≦35℃である防曇剤Aを0.1〜1重量
%配合し、35℃を越える融点の防曇剤Bを0.5〜
5.0重量%配合した防曇性農業用被覆材。 (2) 防曇剤Aが下記式で表される化合物からなる上
記1記載の防曇性農業用被覆材。
【化2】 (式中、R1は炭素数が8〜22のアルキル基、アルケ
ニル基、またはアシル基、a、bはa+b=2〜20と
なる1以上の整数、nは2または3を示す。) (3) 中間層Aに用いるポリオレフィン系樹脂が、密
度0.880〜0.935g/cm3の低密度ポリエチレンまたは酢酸
ビニル含有量30重量%以下のエチレンー酢酸ビニル共
重合体を単独または2種以上併用し、内層Bまたは外層
B’に用いるポリオレフィン系樹脂が、密度0.880〜0.9
35g/cm3の低密度ポリエチレン、密度0.940〜0.965g/cm3
の高密度ポリエチレン、酢酸ビニル含有量が10重量%
以下のエチレンー酢酸ビニル共重合体またはポリプロピ
レン系樹脂を単独または2種以上併用した上記1記載の
防曇性農業用積層被覆材。
ニル基、またはアシル基、a、bはa+b=2〜20と
なる1以上の整数、nは2または3を示す。) (3) 中間層Aに用いるポリオレフィン系樹脂が、密
度0.880〜0.935g/cm3の低密度ポリエチレンまたは酢酸
ビニル含有量30重量%以下のエチレンー酢酸ビニル共
重合体を単独または2種以上併用し、内層Bまたは外層
B’に用いるポリオレフィン系樹脂が、密度0.880〜0.9
35g/cm3の低密度ポリエチレン、密度0.940〜0.965g/cm3
の高密度ポリエチレン、酢酸ビニル含有量が10重量%
以下のエチレンー酢酸ビニル共重合体またはポリプロピ
レン系樹脂を単独または2種以上併用した上記1記載の
防曇性農業用積層被覆材。
【0006】以下に本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて中間層A、内層Bまたは外層B’に用いるポリオ
レフィン系樹脂は、αーオレフィンの単独重合体やαー
オレフィンを主成分と異種単量体との共重合体であり、
例えば、プロピレン単独重合体やプロピレンとエチレ
ン、1ーブテン、1ーペンテン、1ーヘキセンとの共重
合であるプロピレン系共重合体、エチレン単独重合体や
エチレンと1ーブテン、1ーペンテン、1ーヘキセン、
4ーメチルー1ーペンテン、1ーオクテン、酢酸ビニル
との共重合であるエチレン系共重合体が挙げられ、これ
らの樹脂は単独で用いても、2種以上を混合して用いて
もよい。また中間層、内層Bまたは外層B’に同一のポ
リオレフィン系樹脂を用いても、異種のポリオレフィン
系樹脂を用いても良い。
おいて中間層A、内層Bまたは外層B’に用いるポリオ
レフィン系樹脂は、αーオレフィンの単独重合体やαー
オレフィンを主成分と異種単量体との共重合体であり、
例えば、プロピレン単独重合体やプロピレンとエチレ
ン、1ーブテン、1ーペンテン、1ーヘキセンとの共重
合であるプロピレン系共重合体、エチレン単独重合体や
エチレンと1ーブテン、1ーペンテン、1ーヘキセン、
4ーメチルー1ーペンテン、1ーオクテン、酢酸ビニル
との共重合であるエチレン系共重合体が挙げられ、これ
らの樹脂は単独で用いても、2種以上を混合して用いて
もよい。また中間層、内層Bまたは外層B’に同一のポ
リオレフィン系樹脂を用いても、異種のポリオレフィン
系樹脂を用いても良い。
【0007】 これらのうち、中間層Aに用いるポリオ
レフィン系樹脂としては、柔軟性、透明性を有するもの
が好ましく、その点で密度0.880〜0.935g/cm3の低密度
ポリエチレンまたは酢酸ビニル含有量が30重量%以下
のエチレンー酢酸ビニル共重合体を単独もしくは2種以
上併用することが好ましい。
レフィン系樹脂としては、柔軟性、透明性を有するもの
が好ましく、その点で密度0.880〜0.935g/cm3の低密度
ポリエチレンまたは酢酸ビニル含有量が30重量%以下
のエチレンー酢酸ビニル共重合体を単独もしくは2種以
上併用することが好ましい。
【0008】 内層Bまたは外層B’に用いるポリオレ
フィン系樹脂としては、密度0.880〜0.935g/cm3の低密
度ポリエチレン、密度0.940〜0.965g/cm3の高密度ポリ
エチレン、ポリプロピレン、酢酸ビニル含有量が10重
量%以下のエチレンー酢酸ビニル共重合体を単独もしく
は2種以上併用することができる。このようなポリオレ
フィン系樹脂を用いることで耐受傷性の点で優れる。
フィン系樹脂としては、密度0.880〜0.935g/cm3の低密
度ポリエチレン、密度0.940〜0.965g/cm3の高密度ポリ
エチレン、ポリプロピレン、酢酸ビニル含有量が10重
量%以下のエチレンー酢酸ビニル共重合体を単独もしく
は2種以上併用することができる。このようなポリオレ
フィン系樹脂を用いることで耐受傷性の点で優れる。
【0009】 本発明で用いられる防曇剤Aは、融点は
35℃以下10℃以上のものであり、その添加量は、
0.1〜1.0重量%である。この範囲とすることで初
期の防曇性とブリードアウトによる白濁に対し防止で
き、また、フィルム製造後から防曇剤Aの移行が少な
く、ベタツキによる作業性不良がない。
35℃以下10℃以上のものであり、その添加量は、
0.1〜1.0重量%である。この範囲とすることで初
期の防曇性とブリードアウトによる白濁に対し防止で
き、また、フィルム製造後から防曇剤Aの移行が少な
く、ベタツキによる作業性不良がない。
【0010】 このような防曇剤Aは、非イオン系界面
活性剤、カチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性
剤、両性界面活性剤等から、エステル化度、アルキル基の鎖長、
アルキレンオキサイト゛の付加モル数、またはそれらの純度を変化さ
せることによって得られる。それらの例としてソルビタ
ンモノラウレート、ジグリセリンセスキラウレート、グ
リセリンモノオレート等の多価アルコールの部分カルボ
ン酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタンモノラ
ウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート
等の多価アルコールの部分カルボン酸エステルのポリオ
キシエチレン誘導体、アミン類および脂肪酸アミド等が
挙げられる。特に下記式で表される化合物が好適に用い
られる。
活性剤、カチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性
剤、両性界面活性剤等から、エステル化度、アルキル基の鎖長、
アルキレンオキサイト゛の付加モル数、またはそれらの純度を変化さ
せることによって得られる。それらの例としてソルビタ
ンモノラウレート、ジグリセリンセスキラウレート、グ
リセリンモノオレート等の多価アルコールの部分カルボ
ン酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタンモノラ
ウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート
等の多価アルコールの部分カルボン酸エステルのポリオ
キシエチレン誘導体、アミン類および脂肪酸アミド等が
挙げられる。特に下記式で表される化合物が好適に用い
られる。
【化3】 (式中、R1は炭素数が8〜22のアルキル基、アルケ
ニル基、またはアシル基、a、bはa+b=2〜20と
なる1以上の整数、nは2または3を示す。) 上記一般式で表される化合物としては、ポリオキシエチ
レン(8モル)ステアリルアミン、ポリオキシエチレン
(2モル)ラウリルアミン、ポリオキシエチレン(2モ
ル)牛脂アミン等のアルキルアミン類およびポリオキシ
エチレンラウリン酸アミド等の脂肪酸アミド類を主成分
としたものが好適に用いられる。
ニル基、またはアシル基、a、bはa+b=2〜20と
なる1以上の整数、nは2または3を示す。) 上記一般式で表される化合物としては、ポリオキシエチ
レン(8モル)ステアリルアミン、ポリオキシエチレン
(2モル)ラウリルアミン、ポリオキシエチレン(2モ
ル)牛脂アミン等のアルキルアミン類およびポリオキシ
エチレンラウリン酸アミド等の脂肪酸アミド類を主成分
としたものが好適に用いられる。
【0011】 35℃を越える防曇剤Bの添加量は0.
5〜5%であり、この範囲とすることで透明性、ベタツ
キ、フィルムの解反作業性に優れる。このような防曇剤
Bとして、非イオン系防曇剤、カチオン系界面活性剤、
アニオン系界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられ、こ
れらの中で、オレフィン系重合体と比較的相溶性の高い
非イオン系界面活性剤が好適に用いられる。非イオン系
界面活性剤としては、ポリエチレングリコールノニルフ
ェニルエーテル、ポリエチレングリコールステアリルエ
ーテル等のポリエチレングリコールのエーテル類、ポリ
エチレングリコールステアレート、ポリエチレングリコ
ールジラウレート等のポリエチレングリコールのカルボ
ン酸エステル類、グリセリンモノステアレート、ソルビ
タンモノパルミテート、ソルビタントリステアレート等
の多価アルコールの部分カルボン酸エステル類、ソルビ
タンモノステアレートのポリオキシエチレン誘導体、ソ
ルビタンモノラウレートのポリオキシエチレン誘導体等
の多価アルコールの部分カルボン酸エステルのポリオキ
シエチレン誘導体等が挙げられる。カチオン系界面活性
剤としては、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、N,Nージメチル−N−(ヒドロキシエチル)ー3
ー(ステアロアミド)ープロピルアンモニウムナイトレ
ート等の四級アンモニウム塩類、N,Nージエチルー
(ステアロアミド)ーメチルアミン塩酸塩などが挙げら
れる。アニオン系界面活性剤としては、ラウリルリン酸
ナトリウム、ポリオキシエチレンーラウリルリン酸ナト
リウム等のリン酸エステル類、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、硫酸化オレイン酸のナトリウム塩等の硫酸エステル
類、ステアリルスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸トリエタノールアミン塩、ジオクチルスル
ホサクシネートのナトリウム塩等のスルホン酸塩類など
が挙げられる。
5〜5%であり、この範囲とすることで透明性、ベタツ
キ、フィルムの解反作業性に優れる。このような防曇剤
Bとして、非イオン系防曇剤、カチオン系界面活性剤、
アニオン系界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられ、こ
れらの中で、オレフィン系重合体と比較的相溶性の高い
非イオン系界面活性剤が好適に用いられる。非イオン系
界面活性剤としては、ポリエチレングリコールノニルフ
ェニルエーテル、ポリエチレングリコールステアリルエ
ーテル等のポリエチレングリコールのエーテル類、ポリ
エチレングリコールステアレート、ポリエチレングリコ
ールジラウレート等のポリエチレングリコールのカルボ
ン酸エステル類、グリセリンモノステアレート、ソルビ
タンモノパルミテート、ソルビタントリステアレート等
の多価アルコールの部分カルボン酸エステル類、ソルビ
タンモノステアレートのポリオキシエチレン誘導体、ソ
ルビタンモノラウレートのポリオキシエチレン誘導体等
の多価アルコールの部分カルボン酸エステルのポリオキ
シエチレン誘導体等が挙げられる。カチオン系界面活性
剤としては、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、N,Nージメチル−N−(ヒドロキシエチル)ー3
ー(ステアロアミド)ープロピルアンモニウムナイトレ
ート等の四級アンモニウム塩類、N,Nージエチルー
(ステアロアミド)ーメチルアミン塩酸塩などが挙げら
れる。アニオン系界面活性剤としては、ラウリルリン酸
ナトリウム、ポリオキシエチレンーラウリルリン酸ナト
リウム等のリン酸エステル類、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、硫酸化オレイン酸のナトリウム塩等の硫酸エステル
類、ステアリルスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸トリエタノールアミン塩、ジオクチルスル
ホサクシネートのナトリウム塩等のスルホン酸塩類など
が挙げられる。
【0012】 本発明に係わる防曇性農業用積層被覆材
の中間層A、内層Bおよび外層B’のいずれにも、エチ
レンーα−オレフィン系共重合体やジエン系共重合体等
の弾性共重合体を、柔軟性を向上させる目的で添加して
もよい。
の中間層A、内層Bおよび外層B’のいずれにも、エチ
レンーα−オレフィン系共重合体やジエン系共重合体等
の弾性共重合体を、柔軟性を向上させる目的で添加して
もよい。
【0013】 本発明に係わる防曇性農業用積層被覆材
の中間層A、内層Bおよび外層B’のいずれにも、ハイ
ドロタルサイト類やアルミニウムシリケート等の保温
剤、防霧剤、熱安定剤、酸化防止剤、ヒンダードアミン
系光安定剤、紫外線吸収剤、スリップ剤等の各種添加剤
を添加してもよい。
の中間層A、内層Bおよび外層B’のいずれにも、ハイ
ドロタルサイト類やアルミニウムシリケート等の保温
剤、防霧剤、熱安定剤、酸化防止剤、ヒンダードアミン
系光安定剤、紫外線吸収剤、スリップ剤等の各種添加剤
を添加してもよい。
【0014】 本発明の防曇性農業用積層被覆材は、イ
ンフレーション法もしくはTダイ法による共押出成形、
ウェットラミネーション、ドライラミネーション、ホッ
トメルトラミネーション、押出コーティングラミネーシ
ョン等の公知の積層技術により製造することができる
が、生産性の優れたインフレーション法もしくはTダイ
法による共押出が望ましい。フィルム成形後にコロナ放
電処理により防曇性の発現効果を向上させることができ
る。また、防塵塗布剤等を塗布・乾燥し、表面に塗布膜
を形成しても構わない。本発明の防曇性農業用積層被覆
材のフィルム厚みは、使用する場所や耐用年数等により
異なるが、一般的に0.05〜0.3mm程度のものが
好適に用いられる。また、表面層の厚みは特に限定され
るものではなく、要求される防曇持続性および積層フィ
ルムの総厚み等により決定される。
ンフレーション法もしくはTダイ法による共押出成形、
ウェットラミネーション、ドライラミネーション、ホッ
トメルトラミネーション、押出コーティングラミネーシ
ョン等の公知の積層技術により製造することができる
が、生産性の優れたインフレーション法もしくはTダイ
法による共押出が望ましい。フィルム成形後にコロナ放
電処理により防曇性の発現効果を向上させることができ
る。また、防塵塗布剤等を塗布・乾燥し、表面に塗布膜
を形成しても構わない。本発明の防曇性農業用積層被覆
材のフィルム厚みは、使用する場所や耐用年数等により
異なるが、一般的に0.05〜0.3mm程度のものが
好適に用いられる。また、表面層の厚みは特に限定され
るものではなく、要求される防曇持続性および積層フィ
ルムの総厚み等により決定される。
【0015】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明を具
体的に説明するが、本発明はこれにより限定されるもの
ではない。
体的に説明するが、本発明はこれにより限定されるもの
ではない。
【0016】防曇剤の融点測定方法は、示差走査熱量計
(ハ゜ーキンエルマー〓製)を使用し、昇温速度20℃/min(J
ISK7121)にて行った。低温防曇性は傾斜10度、
直径3インチの天窓を有するウォーターバスの天窓にフィル
ムサンプルを固定し、環境温度5℃、水温15℃の条件
にて3日後の防曇性を5段階で評価した。 5:水滴の付着がなく均一な水膜を形成。 4:水滴の付着が15%未満である。 3:水滴の付着が40%未満である。 2:水滴の付着が65%未満である。 1:水滴の付着が65%以上である。 低温防曇性の持続性は、傾斜10度、直径3インチの天窓を有
するウォーターバスの天窓にフィルムサンプルを固定
し、環境温度23℃、水温45℃にて20日間経過後
に、再び環境温度5℃、水温15℃の条件にて3日後の
防曇性を低温防曇性と同様に評価した。フィルムの白濁
度は製膜1ヶ月後のヘイズ値により評価した。防曇持続
性は、傾斜10度、直径3インチの天窓を有するウォーターバ
スの天窓にフィルムサンプルを固定し、環境温度23
℃、水温45℃の条件にて昼夜放置し、防曇性が維持さ
れる期間を評価した。フィルムベタツキはハウス展張す
る際のベタツキに起因する作業性不良の問題に対し、A
(優れている)、B(若干問題はあるが実用可能)、C
(実用不可)の3ランクにて評価した。
(ハ゜ーキンエルマー〓製)を使用し、昇温速度20℃/min(J
ISK7121)にて行った。低温防曇性は傾斜10度、
直径3インチの天窓を有するウォーターバスの天窓にフィル
ムサンプルを固定し、環境温度5℃、水温15℃の条件
にて3日後の防曇性を5段階で評価した。 5:水滴の付着がなく均一な水膜を形成。 4:水滴の付着が15%未満である。 3:水滴の付着が40%未満である。 2:水滴の付着が65%未満である。 1:水滴の付着が65%以上である。 低温防曇性の持続性は、傾斜10度、直径3インチの天窓を有
するウォーターバスの天窓にフィルムサンプルを固定
し、環境温度23℃、水温45℃にて20日間経過後
に、再び環境温度5℃、水温15℃の条件にて3日後の
防曇性を低温防曇性と同様に評価した。フィルムの白濁
度は製膜1ヶ月後のヘイズ値により評価した。防曇持続
性は、傾斜10度、直径3インチの天窓を有するウォーターバ
スの天窓にフィルムサンプルを固定し、環境温度23
℃、水温45℃の条件にて昼夜放置し、防曇性が維持さ
れる期間を評価した。フィルムベタツキはハウス展張す
る際のベタツキに起因する作業性不良の問題に対し、A
(優れている)、B(若干問題はあるが実用可能)、C
(実用不可)の3ランクにて評価した。
【0017】実施例1 中間層Aのベース樹脂としてエチレンー酢酸ビニル共重
合体(酢酸ビニル含有量15wt%)を用い、防曇剤Bと
してジグリセリンセスキステアレートを3重量%、防曇
剤Aとして牛脂アミンポリオキシエチレン2モル付加物
(融点32℃)(花王〓製;商品名KFG597C)を0.2
重量%を配合して組成物Aとした。内層Bおよび外層
B’のベース樹脂として密度=0.923g/cm3、
MFR=2.4g/10分、の低密度ポリエチレンを配
合して組成物Bとした。65mmφ押出機1台と45m
mφ押出機2台を有する3種3層インフレ押出装置を用
い、組成物Aを65mmφ押出機へ供給して中間層Aと
し、組成物Bをそれぞれ45mmφの押出機に供給して
内層B、外層B’とし、中間層Aの厚みが60μm、表
面層B、B’の厚さがそれぞれ20μmの、総厚み10
0μmのフィルムを得た。
合体(酢酸ビニル含有量15wt%)を用い、防曇剤Bと
してジグリセリンセスキステアレートを3重量%、防曇
剤Aとして牛脂アミンポリオキシエチレン2モル付加物
(融点32℃)(花王〓製;商品名KFG597C)を0.2
重量%を配合して組成物Aとした。内層Bおよび外層
B’のベース樹脂として密度=0.923g/cm3、
MFR=2.4g/10分、の低密度ポリエチレンを配
合して組成物Bとした。65mmφ押出機1台と45m
mφ押出機2台を有する3種3層インフレ押出装置を用
い、組成物Aを65mmφ押出機へ供給して中間層Aと
し、組成物Bをそれぞれ45mmφの押出機に供給して
内層B、外層B’とし、中間層Aの厚みが60μm、表
面層B、B’の厚さがそれぞれ20μmの、総厚み10
0μmのフィルムを得た。
【0018】実施例2〜4 防曇剤Aの添加量を各々0.1重量%、0.5重量%、
1重量%とする以外は、実施例1と同様に実施した。
1重量%とする以外は、実施例1と同様に実施した。
【0019】実施例5 表面層B、B’に用いる低密度ポリエチレンの替わり
に、酢酸ヒ゛ニル含有量が5重量%のエチレンー酢酸ビニル
共重合体を用いた他は実施例1と同様とした。
に、酢酸ヒ゛ニル含有量が5重量%のエチレンー酢酸ビニル
共重合体を用いた他は実施例1と同様とした。
【0020】実施例6〜7 防曇剤Aとして用いた牛脂アミンポリオキシエチレン2
モル付加物(融点32℃)の替わりに、ラウリルアミン
ポリオキシエチレン2モル付加物(融点18℃)、ソル
ビタンモノステアレートポリオキシエチレン20モル付
加物(融点21℃)を用いた他は実施例1と同様とし
た。
モル付加物(融点32℃)の替わりに、ラウリルアミン
ポリオキシエチレン2モル付加物(融点18℃)、ソル
ビタンモノステアレートポリオキシエチレン20モル付
加物(融点21℃)を用いた他は実施例1と同様とし
た。
【0021】実施例8 防曇剤Bとして用いたジグリセリンセスキステアレート
の替わりに、ソルビタンモノステアレートを用いた他は
実施例1と同様とした。
の替わりに、ソルビタンモノステアレートを用いた他は
実施例1と同様とした。
【0022】実施例9 内層Bに防曇剤としてジグリセリンセスキステアレート
を1重量%、防曇剤Aとして牛脂アミンポリオキシエチ
レン2モル付加物(融点32℃)を0.1重量%を添加
した他は実施例1と同様とした。
を1重量%、防曇剤Aとして牛脂アミンポリオキシエチ
レン2モル付加物(融点32℃)を0.1重量%を添加
した他は実施例1と同様とした。
【0023】比較例1 防曇剤Aを添加しないとする以外は実施例1と同様とし
た。
た。
【0024】比較例2〜4 防曇剤Aをステアリルアミンホ゜リオキシエチレン2モル付加物(融点47
℃)、ラウリルアミンポリオキシエチレン5モル付加物
(融点−12℃)およびトリデカノールエチレンオキサ
イド付加物(融点ー10℃)とする以外は、実施例1と
同様とした。
℃)、ラウリルアミンポリオキシエチレン5モル付加物
(融点−12℃)およびトリデカノールエチレンオキサ
イド付加物(融点ー10℃)とする以外は、実施例1と
同様とした。
【0025】
【発明の効果】本発明の防曇性農業用積層被覆材は、防
曇性を発現する防曇剤に、特定な融点を持つ防曇剤を中
間層と内層の少なくとも1層に添加することにより、低
温時の防曇性の発現が早く、かつその持続性が良好で、
防曇剤のブリードアウトによる被覆材表面の白濁がな
く、さらにベタツキが無い被覆材が得られることから、
ハウス、トンネル等の農業用被覆資材として好適に用い
ることができる。
曇性を発現する防曇剤に、特定な融点を持つ防曇剤を中
間層と内層の少なくとも1層に添加することにより、低
温時の防曇性の発現が早く、かつその持続性が良好で、
防曇剤のブリードアウトによる被覆材表面の白濁がな
く、さらにベタツキが無い被覆材が得られることから、
ハウス、トンネル等の農業用被覆資材として好適に用い
ることができる。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【表−1】
【表−2】
【表−3】
【表−4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C08K 5/17 C08K 5/17 C08L 23/04 C08L 23/04 23/10 23/10
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリオレフィン系樹脂を主成分とする中
間層A、内層Bおよび外層B’が積層された積層被覆材
において、中間層Aと内層Bの少なくとも1層に融点X
1が10℃≦X1≦35℃である防曇剤Aを0.1〜1
重量%配合し、35℃を越える融点の防曇剤Bを0.5
〜5.0重量%配合した防曇性農業用被覆材。 - 【請求項2】 防曇剤Aが下記式で表される化合物から
なる請求項1記載の防曇性農業用被覆材。 【化1】 (式中、R1は炭素数が8〜22のアルキル基、アルケ
ニル基、またはアシル基、a、bはa+b=2〜20と
なる1以上の整数、nは2または3を示す。) - 【請求項3】 中間層Aに用いるポリオレフィン系樹脂
が、密度0.880〜0.935g/cm3の低密度ポリエチレンまた
は酢酸ビニル含有量30重量%以下のエチレンー酢酸ビ
ニル共重合体を単独または2種以上併用し、内層Bまた
は外層B’に用いるポリオレフィン系樹脂が、密度0.88
0〜0.935g/cm3の低密度ポリエチレン、密度0.940〜0.96
5g/cm3の高密度ポリエチレン、酢酸ビニル含有量が10
重量%以下のエチレンー酢酸ビニル共重合体またはポリ
プロピレン系樹脂を単独または2種以上併用した請求項
1記載の防曇性農業用積層被覆材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8289102A JPH10114035A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 防曇性農業用積層被覆材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8289102A JPH10114035A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 防曇性農業用積層被覆材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10114035A true JPH10114035A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17738825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8289102A Pending JPH10114035A (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | 防曇性農業用積層被覆材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10114035A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008126462A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 積層フィルムおよび農園芸用施設 |
-
1996
- 1996-10-11 JP JP8289102A patent/JPH10114035A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008126462A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 積層フィルムおよび農園芸用施設 |
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