JPH10113896A - 打抜機用抜型 - Google Patents

打抜機用抜型

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JPH10113896A
JPH10113896A JP26730896A JP26730896A JPH10113896A JP H10113896 A JPH10113896 A JP H10113896A JP 26730896 A JP26730896 A JP 26730896A JP 26730896 A JP26730896 A JP 26730896A JP H10113896 A JPH10113896 A JP H10113896A
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JP
Japan
Prior art keywords
cutting blade
base plate
face plate
die
baseplate
Prior art date
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Pending
Application number
JP26730896A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Katayama
勇 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KATAYAMA NUKIGATA SEISAKUSHO K
KATAYAMA NUKIGATA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KATAYAMA NUKIGATA SEISAKUSHO K
KATAYAMA NUKIGATA SEISAKUSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KATAYAMA NUKIGATA SEISAKUSHO K, KATAYAMA NUKIGATA SEISAKUSHO KK filed Critical KATAYAMA NUKIGATA SEISAKUSHO K
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  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ベースプレートに対する切断刃、罫、ミシン刃
等の工具の着脱を容易にし、且つ装着時の入れ忘れを容
易に発見できるようにした打抜機用抜型を提供する。 【解決の手段】ベースプレート81に形成された固定溝
87にシート材を打ち抜くための切断刃86を狭入して
固定する打抜機用抜型80であって、ベースプレート8
1はベースプレート本体82とベースプレート本体82
の一面側に着脱可能に取り付けられる比較的薄い面板8
3を有し、固定溝87がベースプレート本体82と面板
83とを貫通して形成されると共に切断刃86がその刃
元側を面板83側としてベースプレート本体82と面板
83とに跨って装着されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材を所定の
形状に打ち抜くための打抜機の抜型に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂製フィルム、薄紙または厚紙等
のシート材から、展開した箱等の所定形状の打抜片を打
ち抜くために、打抜機が用いられる。この種の打抜機は
上下に相対向する抜型及び雌型を有し、雌型の上にシー
ト材を載置してその上から抜型を圧接することによりシ
ート材から打抜片を打ち抜く。
【0003】図3は従来の抜型機における抜型及び雌型
の要部概略断面図である。図3に示すように打抜機は上
部定盤10及び下部定盤20を有し、固定された上部定
盤10に対して下部定盤20が駆動装置(図示せず)に
よって接近離反方向に駆動されるようになっている。上
部定盤10の下面にはチェース30が取り付けられると
共に、下部定盤20の上面にはデッドプレート40が取
り付けられる。ここで、チェース30は打抜機の上部定
盤10に精度良く位置決め固定される汎用治具の一つで
あり、デッドプレート40は下部定盤20に精度良く位
置決め固定される汎用治具の一つである。
【0004】上部定盤10に固定されている抜型50
は、ペースプレート51に切断刃52及び罫53が固定
されてなるものである。ベースプレート51は通常、ベ
ニヤ板単体、またはベニヤ板及び金属板が互いに接着さ
て構成され、一般的にはレーザー加工により固定溝54
が形成される。切断刃52及び罫53は帯状の板材を打
抜片の形状に合わせて屈曲成形したものであり、ベース
プレート51に形成された固定溝54に狭入されて固定
される。
【0005】一方、デッドプレート40上には金属板材
からなるカウンタプレート60固定される。カウンタプ
レート60の上面には罫53に対応する部分に凹溝61
が形成されると共に、他の部分は平坦な受け面62とさ
れている。
【0006】このような打抜機では、カウンタプレート
60の上面に合成樹脂製フィルム、薄紙、厚紙等のシー
ト材70を載置し、下方から下部定盤20を上昇させて
カウンタプレート60の受け面62に切断刃52が圧接
することにより、シート材70を所望の形状に打ち抜く
ことができる。
【0007】図4は切断刃の部分の拡大図である。図4
に示すように、ベースプレート51にはゴム等の弾性体
よりなる押さえ具55が取り付けられることが多い。押
さえ具55は切断刃52を取り囲むように切断刃52の
両側に配置され、押さえ具55の先端は切断刃52の刃
先よりも先方(図4では下方)に若干量(例えば、1〜
2mm程度)突出するようになっている。
【0008】押さえ具55は、抜型51の降下過程にお
いて切断刃52がシート材70に接触する前に、シート
材70に当接してシート材70を押さえる働きをする。
抜型51がさらに降下する過程で押さえ具55は圧縮さ
れて弾性変形して縮み、切断刃52がシート材70を切
断することを許容する。切断後、抜型51が上昇する過
程で、押さえ具55は自身の弾性回復力により元に戻
り、シート材70を押し戻してシート材70を切断刃5
2から離す働きもする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したような抜型
は、所定数以上のシート材を打ち抜くと切断刃52が寿
命となるので、切断刃52は定期的に交換する必要があ
る。ここで、切断刃52の交換のために抜型51から切
断刃52を取り外す場合は、掴み工具等を用いて切断刃
52を掴んで、ベースプレート51から引き抜くように
している。ところが、上述のように押さえ具55が取り
付けられているので、切断刃52の刃先は押さえ具55
の内に埋没した状態となっているので、掴み工具で切断
刃52を掴むことが困難であり、作業に多くの時間を要
していた。
【0010】一方、切断刃52は押さえ具55に囲まれ
て隠れた状態となっているので、外から切断刃52を確
認しにくい。そのため、新たな切断刃52をベースプレ
ート51に取り付ける作業において、特に多数の切断刃
52を用いるとき等、切断刃52の入れ忘れを目視によ
って発見することが難しく、一部の切断刃52が無いま
まに打ち抜き作業を行って多量の不良品を出してしまう
虞もあった。
【0011】本発明は上述の実状に鑑みてなされたもの
であり、ベースプレートに対する切断刃、罫、ミシン刃
等の工具の着脱を容易にし、且つ装着時の入れ忘れを容
易に発見できるようにした打抜機用抜型を提供すること
を課題としてる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
本発明にかかる打抜機用抜型は、ベースプレートに形成
された固定溝にシート材を打ち抜くための切断刃を狭入
して固定する打抜機用抜型であって、前記ベースプレー
トはベースプレート本体と該ベースプレート本体の一面
側に着脱可能に取り付けられる比較的薄い面板を有し、
前記固定溝が前記ベースプレート本体と前記面板とを貫
通して形成されると共に前記切断刃がその刃元側を該面
板側として該ベースプレート本体と該面板とに跨って装
着されることを特徴とする。
【0013】この打抜機用抜型では、面板をベースプレ
ート本体から取り外すと、ベースプレート本体に装着さ
れている切断刃が面板の厚み分だけベースプレート本体
の表面から突出する。従って、突出した切断刃を利用し
て、例えば突出部分を刃先側に押し込むことで切断刃を
刃先側に大きく露出させて、切断刃を取り外すことがで
きる。
【0014】さらに、切断刃が面板の厚み分だけベース
プレート本体の表面から突出すれば、切断刃を目視で
き、入れ忘れ無く切断刃が全部取り付けられていること
を簡単に確認することができる。
【0015】また、前記切断刃を取り囲むと共に先端が
該切断刃の刃先よりも先方に出ている弾性体よりなる押
さえ具が前記ベースプレート本体に取り付けられた場
合、前記面板を前記押さえ具が前記切断刃の刃先に対し
て先方に出ている量よりも厚くすることが好ましい。
【0016】このように面板の厚みを厚くすることで、
面板を取り外して突出した切断刃を刃先側に押し込んだ
ときに、切断刃の刃先は押さえ具より先方に突出するの
で、その部分を利用して切断刃を取り外すことができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面により説明する。
【0018】図1は本発明の実施の形態の一例にかかる
打抜機用抜型の要部断面図である。図1に示すように、
打抜機用抜型80のベースプレート81はベースプレー
ト本体82と、ベースプレート本体82の一面側に着脱
可能に取り付けられる面板83とを有している。ベース
プレート本体82は、例えばベニヤ材あるいは合成樹脂
等からなり、全体として板状の形状を呈する。面板83
はベースプレート本体82と同等の形状を有するが、厚
みはベースプレート本体82に対して比較的薄く構成さ
れ、例えば金属にて形成される。これらベースプレート
本体82と面板83とは、ベースプレート本体82に螺
刻されたねじ孔84に面板83を貫通したボルト85を
締め付けることで、互いに固定されている。
【0019】シート材を打ち抜くための切断刃86を狭
持して固定する固定溝87は、ベースプレート本体82
と前記面板と83を貫通して形成される。固定溝87は
好適にはレーザー加工により形成され、溝幅を切断刃8
6の厚みより少し小さく形成することで、切断刃86を
狭圧して保持するようにしている。而して、切断刃86
はその刃元側を面板83側としてベースプレート本体8
2と面板83とに跨って装着される。切断刃86の刃先
側はベースプレート本体82の下面に所定量突出すると
共に、刃元側の端部は面板83の上面と同じ高さに位置
するようにされる。
【0020】尚、図1では描かれていないが、ベースプ
レート81にはこの他必要に応じて罫、ミシン刃等がこ
の切断刃86と同様に固定されるようになっている。
【0021】ベースプレート本体82の下面には、スポ
ンジゴム、純ゴム等の弾性体よりなる押さえ具88が切
断刃86を両側から取り囲むように取り付けられる。押
さえ具88の先端は切断刃86の刃先よりも先方(図1
では下方)に若干量(例えば、1〜2mm程度)突出し
ている。
【0022】ここで、面板83の厚みtは好適には、押
さえ具88が切断刃86の刃先に対して先方に出ている
量dよりも厚くする。
【0023】このような打抜機用抜型80では、ボルト
85を外して面板83をベースプレート本体82から取
り外すと、図2に示すように、ベースプレート本体82
に装着されている切断刃86が面板83の厚みt分だけ
ベースプレート本体82の表面から突出する。この突出
した部分を刃先側に押し込むと、切断刃86の刃先は押
さえ具88より先方に突出するので、その部分を掴み工
具等で掴んで切断刃86を容易に抜き出すことができ
る。
【0024】さらに、図2に示すように、面板83を取
り外した状態では切断刃86の刃元側がベースプレート
本体82の表面から突出しているので、切断刃86を目
視できようになる。従って、切断刃86が全部取り付け
られていることを簡単に確認することができ、入れ忘れ
を防止することができる。
【0025】尚、上述の図示例は説明のための一例であ
って、本発明は勿論これに限定されるものではない。例
えば、上述の説明ではゴム製の押さえ具88を設けてい
るが、押さえ具を設けない場合にも本発明は有効であ
る。また、面板83を取り除いて、突出した切断刃86
を刃先側に押し込んでいるが、逆に刃元側に引き抜くよ
うにしてもよい。さらに、切断刃だけでなく、罫、ミシ
ン刃等他の工具についても同様に適用することが可能で
ある。
【0026】また、ベースプレート本体82は、上述し
た例では一枚の板として示しているが、複数枚の板をボ
ルト等で組み付けたものであってもよく、すなわち、面
板83を取り外したときに、ベースプレート本体82が
一体的になっている構造であればよい。
【0027】さらに、上述の説明では面板83をボルト
85により固定しているが、他の着脱可能な固定手段を
用い得ることは当然である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ベ
ースプレートをベースプレート本体とベースプレート本
体の一面側に着脱可能に取り付けられる比較的薄い面板
とで構成し、面板を取り外すことで切断刃の一部が突出
するようにしたので、突出する切断刃を利用してベース
プレートに対する切断刃の着脱を容易に行うことができ
る。また、突出した部分により切断刃を目視でき、切断
刃の装着時の入れ忘れを簡単に発見することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例にかかる打抜機用抜
型の要部断面図である。
【図2】図1の面板を取り外した状態の説明図である。
【図3】従来の抜型機における抜型及び雌型の要部概略
断面図である。
【図4】従来例にかかる切断刃の部分の拡大図である。
【符号の説明】
80 打抜機用抜型 81 ベースプレート 82 ベースプレート本体 83 面板 84 ねじ孔 85 ボルト 86 切断刃 87 固定溝 88 押さえ具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースプレートに形成された固定溝にシー
    ト材を打ち抜くための切断刃を狭入して固定する打抜機
    用抜型であって、 前記ベースプレートはベースプレート本体と該ベースプ
    レート本体の一面側に着脱可能に取り付けられる比較的
    薄い面板を有し、前記固定溝が前記ベースプレート本体
    と前記面板とを貫通して形成されると共に前記切断刃が
    その刃元側を該面板側として該ベースプレート本体と該
    面板とに跨って装着されることを特徴とする打抜機用抜
    型。
  2. 【請求項2】前記切断刃を取り囲むと共に先端が該切断
    刃の刃先よりも先方に出ている弾性体よりなる押さえ具
    が前記ベースプレート本体に取り付けられ、前記面板は
    前記押さえ具が前記切断刃の刃先に対して先方に出てい
    る量よりも厚いことを特徴とする請求項1記載の打抜機
    用抜型。
JP26730896A 1996-10-08 1996-10-08 打抜機用抜型 Pending JPH10113896A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102172925A (zh) * 2011-01-07 2011-09-07 天津普瑞特产品标识有限公司 模切刀及其制作方法
CN104325508A (zh) * 2014-08-28 2015-02-04 际华三五一五皮革皮鞋有限公司 一种带有标志针的制鞋新工艺
CN106426392A (zh) * 2014-09-19 2017-02-22 户谷技研工业株式会社 塑料膜冲切设备
KR102199052B1 (ko) * 2019-07-30 2021-01-07 신화인터텍 주식회사 필름 절단 장치 및 필름 절단 방법

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