JPH10112715A - Atm接続における論理パス制御方法 - Google Patents

Atm接続における論理パス制御方法

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JPH10112715A
JPH10112715A JP26414596A JP26414596A JPH10112715A JP H10112715 A JPH10112715 A JP H10112715A JP 26414596 A JP26414596 A JP 26414596A JP 26414596 A JP26414596 A JP 26414596A JP H10112715 A JPH10112715 A JP H10112715A
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JP26414596A
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Hidenori Araki
秀教 荒木
Kiyoshi Kusumoto
潔 楠本
Hideaki Iwata
英明 岩田
Susumu Nomura
進 野村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ATMによる接続及び通信中に論理
パスの速度(帯域)、帯域確保数の変更を行うことによ
り効率的にデータ伝送を可能にするATM接続における
帯域保証のための論理パス制御方法を提供する。 【解決手段】本発明の一態様によると、ATM交換ネッ
トワークを介して接続された複数の端末装置の論理パス
制御方法であって、前記複数の端末と前記ATM交換ネ
ットワークとの間に制御パスを設け、該制御パスで送信
端末装置と受信端末装置との制御信号を送受信し、該制
御信号により前記送信端末装置と前記受信端末装置との
情報パスにおける通信データの論理パスの帯域を制御す
ることを特徴とするATM接続における論理パス制御方
法が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信方式に係り、
特に、接続時及び通信中にパスの制御をおこなうことに
より、該当通信の帯域確保を制御することができるよう
にしたATM接続における帯域保証のための論理パス制
御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、首記のような技術分野におけるA
TM交換機、ATM−HUB及びATM用品等において
は、帯域保証を行う場合、論理パスの接続時またはリン
ク確立時にのみそれを制御するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のA
TM交換機等においては、帯域保証を行う場合、論理パ
スの接続時またはリンク確立時にのみそれを制御するよ
うにしていたので、通信中に論理パスの速度(帯域)、
帯域確保数を自由に変更することができないという問題
を有していた。
【0004】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたもので、ATMによる接続及び通信中に論理
パスの速度(帯域)、帯域確保数の変更を行うことによ
り効率的にデータ伝送を可能にするATM接続における
帯域保証のための論理パス制御方法を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、ATM交換ネットワークを介して
接続された複数の端末装置の論理パス制御方法であっ
て、前記複数の端末と前記ATM交換ネットワークとの
間に制御パスを設け、該制御パスで送信端末装置と受信
端末装置との制御信号を送受信し、該制御信号により前
記送信端末装置と前記受信端末装置との情報パスにおけ
る通信データの論理パスの帯域を制御することを特徴と
するATM接続における論理パス制御方法が提供され
る。
【0006】また、本発明によると、前記制御パスで送
信端末装置から受信端末装置へ帯域制御設定信号を送信
し、該帯域制御設定信号により前記送信側端末装置と前
記受信側端末装置との前記情報パスにおける接続中の論
理パスの帯域制御を設定することを特徴とするATM接
続における論理パス制御方法が提供される。
【0007】また、本発明によると、前記帯域制御設定
信号を受信すると、該受信時点の情報パスの帯域を確保
している論理パスの帯域数および帯域幅を確認し、前記
帯域制御設定信号による制御設定が帯域の拡大設定の場
合には前記情報パスにおける帯域拡大可能な帯域幅を判
断し、前記制御設定が可能か否かを判定することを特徴
とするATM接続における論理パス制御方法が提供され
る。
【0008】また、本発明によると、前記帯域制御設定
信号に帯域を制御する論理パスを識別する情報を付与
し、前記受信端末装置において該帯域を制御する論理パ
スを認識することを特徴とするATM接続における論理
パス制御方法が提供される。
【0009】また、本発明によると、ATM交換ネット
ワークを介して接続された複数の端末装置の論理パス制
御方法であつて、前記複数の端末と前記ATM交換ネッ
トワークとの間に制御パスを設け、該制御パスで送信端
末装置と受信端末装置との制御信号を送受信し、該制御
信号により前記送信端末装置と前記受信端末装置との情
報パスにおける通信データの論理パスの帯域を確保する
ことを特徴とするATM接続における論理パス制御方法
が提供される。
【0010】また、本発明によると、前記制御パスで送
信端末装置から受信端末装置へ通信設定信号を送信し、
該通信設定信号により前記送信側端末装置と前記受信側
端末装置との前記情報パスにおける通信デー夕の論理パ
スの通信設定を行うことを特徴とする請求項5記載のA
TM接続における論理パス制御方法が提供される。
【0011】また、本発明によると、前記通信設定信号
を受信すると、該通信設定内容を確認し、該受信時点の
情報パスの帯域を確保している論理パスの帯域数および
帯域幅を確認し、前記情報パスにおける通信設定可能な
帯域幅を判断し、前記通信データが通信可能か否かを判
定することを特徴とするATM接続における論理パス制
御方法が提供される。
【0012】また、本発明によると、前記通信設定信号
に優先順位を識別させる情報を付与し、該優先順位を予
め設定し、該優先順位の高い前記通信データの論理パス
の帯域を確保することを特徴とするATM接続における
論理パス制御方法が提供される。
【0013】また、本発明によると、ATM交換ネット
ワークを介して接続された複数の端末装置の論理パス制
御方法であって、前記複数の端末と前記ATM交換ネッ
トワークとの間に制御パスを設け、該制御パスで情報パ
スにて送信端末装置と受信端末装置とで接続中の通信デ
ータの論理パスに対する帯域のネゴシエーションを行
い、前記論理パスの帯域幅を制御することを特徴とする
ATM接続における論理パス制御方法が提供される。
【0014】また、本発明によると、前記ネゴシエーシ
ョンは、前記送信端末装置と前記受信端末装置とで帯域
制御信号を送受信し、該帯域制御信号により前記送信端
木装置と前記受信端末装置との双方で前記通信データの
帯域を制御することを特徴とするATM接続における論
理パス制御方法が提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】まず、本発明の概要について説明
する。すなわち、本発明のパス制御方式は、制御部と交
換部とパス制御部とデータハンドル部からなるLANス
イッチ、制御部とデータハンドル部とデータ入力部とパ
ス制御部からなる端末装置、及び、上記LANスイッチ
の制御部が上記パス制御部を制御するための制御線、上
記端末装置の制御部が上記パス制御部を制御する制御
線、上記LANスイッチのパス制御部と端末装置のパス
制御部を接続するための制御パス線、上記LANスイツ
チのパス制御部と上記端末装置のパス制御部を接続する
ための情報パス線、上記データハンドル部と端末装置の
パス制御部を接続するための情報線、上記LANスイツ
チの交換部とパス制御部を接続するための情報線を少な
くともそなえ、また、上記の制御線の働きにより情報線
を制御できる機能をそなえ制御パス線が情報パス線を制
御することにより、効率的な情報パス線の制御をおこな
うことができるように構成されることを特徴としてい
る。
【0016】図1は、本発明が適用される通信システム
の一例を示す。図1において、1はATM交換装置とし
てのLANスイッチ、2及び3は端末装置、4及び5は
各端末装置2及び3を構成するそれぞれの制御部及びパ
ス制御部、6乃至9はLANスイッチ1を構成する制御
部、交換部、データハンドル部及びパス制御部を表して
いる。
【0017】また、10は上記LANスイッチ1の制御
部6が上記各端末装置2のパス制御部5を制御するため
の制御線、11は上記端末装置2の制御部4が上記LA
Nスイッチ1のパス制御部9を制御する制御線、12は
上記LANスイッチ1のパス制御部9と端末装置3のパ
ス制御部5を接続するための制御パス線、13は上記L
ANスイツチ1のパス制御部9と上記端末装置3のパス
制御部5を接続するための情報パス線、14は上記LA
Nスイッチ1のデータハンドル部8と上記端末装置2の
パス制御部5を接続するための情報線、及び15は上記
LANスイツチ1の交換部7と上記端末装置2のパス制
御部5を接続するための情報線をそれぞれ表している。
【0018】例えば、上記LANスイッチ1に上記端末
装置2または3から入力されたデータは、上記LANス
イッチ1のデータハンドル部8でデータハンドルがなさ
れ、制御部6、交換部7を介してパス制御部9にデータ
を引き継ぐ。
【0019】そして、図2に示すATM接続における帯
域保証のための論理パスの流れのフローチャートのよう
に、上記端末装置2または3のパス制御部5では、上記
LANスイッチ1のパス制御部9と制御パス線11また
は12により通信し、音声及びまたは画像データの送受
信のための最適な情報パス線13、14、15の帯域
(64kb/s)の設定、新たな論理パス番号の設定等
を行う(ステップS1,S2,S3)。
【0020】仮に、最適な帯域が確保できない場合は、
各端末装置2、3間で帯域ネゴシエーションを実施して
既に通信中の論理パスに対し、帯域の縮小(32kb/
s)や拡大、データ速度の低速化や高速化を制御パス線
10、11、12にて制御し、最適な情報パス線13、
14、15の確保を行う(ステップS4,S5,S6,
S7)。
【0021】ここで、帯域ネゴシエーションには、帯域
のネゴシエーションに加えて音声圧縮レートのネゴシエ
ーションを含むものとする。図3は、以上のような本発
明が適用される通信システムによって実現することが可
能なパス制御形態を示している。
【0022】図3中の数字は図1に示した各部の参照符
号に対応しているもので、この参照符号の流れによって
パス制御形態が示されている。なお、このパス制御形態
についての詳細は、後述する発明の実施の形態において
説明される。
【0023】このようにして、本発明によれば、データ
量、データパス(情報パス線)の数を可変設定すること
ができることにより、交換装置、端末装置間の情報パス
線を効率的に利用することが可能となる。
【0024】つぎに、以上のような概要に基づく本発明
の実施の形態について図面を参照して説明する。図4
は、本発明の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【0025】図4に示すように、ATM交換ネットワー
ク100の後述するパス制御部104に対して複数の端
末装置111…11Nの各パス制御部111a…11N
aが接続される構成となっている。
【0026】ここで、ATM交換ネットワーク100
は、データハンドル部101と、このデータハンドル部
101に接続されるATM交換部102と、このATM
交換部102に接続される制御部103と、この制御部
103に接続されるパス制御部104とを有している。
【0027】また、制御部103は、交換部制御機能部
103aと、データハンドル指示機能部103bと、帯
域判定機能部103cと、制御信号分析判定機能部10
3dと、パス切替指示機能部103eとを有している。
【0028】なお、複数の端末装置111…11Nの各
パス制御部111a…11Naには、それぞれ制御部1
11b…11Nbが接続される構成となっている。ここ
で、各部の機能について説明する。
【0029】(1)制御部103の各部の機能は以下の
とおりである。 (1−1)パス切替指示機能部103eは、制御パス、
情報パスの切り替えをパス制御部104に指示する。
【0030】(1−2)制御信号分析判定機能部103
dは、パス制御部104を経由して制御パスから受信し
た制御信号及びATM交換部102を経由してデータハ
ンドル部101から受信した制御信号を分析し判定す
る。
【0031】(1−3)帯域判定機能部103cは、帯
域確保数及び帯域幅をパス制御部104に確認する。 (1−4)データハンドル指示機能部103bは、AT
M交換部102を通してデータハンドル部101に対し
て、情報パスのデータハンドル及び制御パスの制御信号
ハンドルを指示する。
【0032】(1−5)交換部制御機能部103aは、
ATM交換部102に対して、送信端末装置(上記複数
の端末装置111…11nのいずれかに相当)と受信端
末装置(上記複数の端末装置111…11nのいずれか
に相当)との情報パス及び制御パスの設定指示を行う。
【0033】(2)データハンドル部101は、制御部
103の指示により、情報パスから受信したデータ及び
制御パスから受信した制御信号をハンドルする。 (3)パス制御部104の機能は以下のとおりである。
【0034】(3−1)制御部103の指示により、情
報パスと制御パスとの選択を行い、データ及び制御信号
の授受を行う。 (3−2)制御部103から帯域ネゴシエーション完了
指示を受けると、その指示内容により論理パス(帯域
幅、帯域チャネル等)を設定する。
【0035】(4)ATM交換部102は、ATMセル
の交換を行う(一般的なATM交換機能)。 図5及び図6は、以上のような本発明の実施の形態によ
る帯域制御の動作フローを示す図である。
【0036】この動作フローを簡単に説明すると、ま
ず、図5に示すように、ATM交換ネットワーク100
を介して2つの端末装置(上記複数の端末装置111…
11Nのいずれか2つに相当するが、ここでは端末装置
111と端末装置11Nとの2つとする)間で所定の帯
域による音声通信(32kb/s)が論理パスAにて接
続されているものとする。
【0037】この状態において、一方の端末装置111
の制御部111bが通信相手の他方の端末装置11Nの
制御部11Nbから制御パスにて送信された帯域制御設
定信号を受信すると(ステップS101,S102)、
一方の端末装置111の制御部111bにおいてその帯
域制御設定信号に含まれている制御を目的とする論理パ
スの情報と帯域制御設定信号受信時点の制御を目的とす
る論理パスの通信状態とを比較し、帯域制御設定信号の
整合性の確認を行う(ステップS103)。
【0038】この場合、当然ではあるが、整合しなけれ
ばその後の動作は継続されない。例えば、プライベート
のネットワークにおいては整合性の良否を判定し、その
結果を帯域制御信号の送信元に返信する方法も考えられ
る(図示せず)。
【0039】ここでは、整合性の確認が取れたとして動
作を説明する。つぎに、一方の端末装置111の制御部
111bはそのパス制御部111aに対し、帯域制御設
定信号を受信した時点の情報パスの帯域確保数及び帯域
幅を確認する(ステップS104)。
【0040】そして、一方の端末装置111の制御部1
11bは、情報パスの帯域の確認が終了すると、帯域の
制御の判定を行う(ステップS105)。すなわち、一
方の端末装置111の制御部111bは、帯域制御設定
信号による制御設定が帯域の拡大かそれとも帯域の縮小
かの判定を行うもので、帯域の縮小の場合には、そのパ
ス制御部111aからATM交換ネットワーク100を
介して他方の端末装置11Nに対し、制御パスにて帯域
制御確認信号を送信することにより、帯域制御可能を通
知する(ステップS106)。
【0041】ここから、一方の端末装置111と他方の
端末装置11Nとの間で帯域制御を行う帯域ネゴシエー
ションの動作になる。まず、帯域制御確認信号を受信し
た端末装置すなわち他方の端末装置11Nより制御パス
にて一方の端末装置111に帯域制御信号を送信する
(ステップS107,S108)。
【0042】この帯域制御信号を受信した一方の端末装
置111は、その制御部111bで制御信号の分析をす
る(ステップS109)。ここでは、一方の端末装置1
11は、その制御部111bで制御信号が帯域縮小制御
であることを確認する(ステップS110)と共に、当
該端末装置側において音声通信の帯域圧縮(32kb/
s→16kb/s)を行う。
【0043】つぎに、一方の端末装置111から他方の
端末装置11Nへ帯域制御信号を送信(ステップS11
1)し、他方の端末装置11Nにおいて同じように制御
信号を分析し、音声通信の帯域圧縮(32kb/s→1
6kb/s)を行う(ステップS112,S113)。
【0044】このようにして、双方の端末装置111、
11Nが各々の制御部111b、11Nbの分析におい
て音声通信の圧縮を完了すると、すなわち帯域ネゴシエ
ーションが完了すると、各々のパス制御部111a、1
1Naに対し帯域ネゴシエーション内容を指示する。
【0045】この帯域ネゴシエーション内容の指示を受
けた各パス制御部111a、11Naは、その帯域ネゴ
シエーションの指示内容を制御パスにてATM交換ネッ
トワーク100のATM交換部102に送信し、論理パ
スAの帯域の縮小制御を実行させることにより、2つの
端末装置111、11N間の論理パスAが帯域縮小され
た音声通信(16kb/s)にて接続される状態にな
る。
【0046】つぎに、図6に示すように、上記ステップ
S105において、一方の端末装置111の制御部11
1bで制御信号が帯域制御設定信号による制御設定が帯
域の拡大であると判定された場合には、帯域制御設定信
号を受信した時点の情報パスの帯域の確認結果に基づい
て、帯域の拡大における通信帯域の確保が可能か否かの
判定を行う(ステップS114)。
【0047】この判定の結果、通信帯域の確保ができな
い場合には、一方の端末装置111は、他方の端末装置
11Nに制御パスにて帯域変更が不可能であることを示
す信号を送信(ステップS115)し、他方の端末装置
11Nがこの帯域変更付加信号を受信した時点で帯域制
御の動作フローは終了する(ステップS116)。
【0048】一方、上記ステップS114において、帯
域確保が可能な場合は、帯域縮小のときと同様に、一方
の端末装置111と、他方の端末装置11Nとの間で相
互に帯域制御確認信号を送受信(ステップS117,S
118,S119,S120,S121,S122,S
123,S124)することにより、帯域拡大制御のた
めの帯域ネゴシエーションを行う。
【0049】この帯域ネゴシエーションの結果、2つの
端末装置間111、11Nの論理パスAが帯域拡大され
た音声通信(64kb/s)にて接続される状態にな
る。図7及び図8は、本発明の実施の形態において新た
な論理パスの通信設定を伴う帯域制御の動作フローを示
す図である。
【0050】この動作フローを簡単に説明すると、ま
ず、図7に示すように、ATM交換ネットワーク100
を介して2つの端末装置(上記複数の端末装置111…
11Nのいずれか2つに相当するが、ここでは端末装置
111と端末装置11nとの2つとする)間で所定の帯
域による音声通信(64kb/s)が論理パスBにて接
続されているものとする。
【0051】この状態において、一方の端末装置111
の制御部111bが通信相手の他方の端末装置11Nの
制御部11Nbから制御パスにて送信された通信設定信
号を受信すると、一方の端末装置111の制御部111
bにおいてその通信設定信号による通信設定内容を確認
する(ステップS131,S132,S133)。
【0052】ここでは、一方の端末装置111の制御部
111bにおいて、その通信設定信号による通信設定内
容が、画像通信を行う内容の設定であることを確認す
る。さらに、一方の端末装置111の制御部111bに
おいて、制御を目的とする論理パスの情報と通信設定信
号受信時点の制御を目的とする論理パスの通信状態とを
図5の場合と同様に比較する(ステップS134)。
【0053】つぎに、一方の端末装置111の制御部1
11bにおいて、情報パスの帯域確保数及び帯域幅を確
認し、新たな論理パスの通信設定に伴う通信帯域の確保
が可能か否か判定する(ステップS135)。
【0054】一方の端末装置111の制御部111b
は、帯域の確保が可能な場合には、他方の端末装置11
Nに対して制御パスにて通信設定確認信号を送信(ステ
ップS136)することにより、通信設定が可能である
ことを通知する。
【0055】そして、この通知を受けた他方の端末装置
11Nが画像の通信設定を行うことにより、2つの端末
装置111、11N間の論理パスCにおいて,画像通信
が接続される状態になる。
【0056】なお,このとき論理パスBによる音声通信
(64kb/s)は何の制御も行わず、当初の状態で接
続されている。つぎに、図8に示すように、上記ステッ
プS135において、帯域の確保が不可能な場合には、
通信設定信号による画像通信とすでに接続されている論
理パスBの音声通信との通信帯域確保の優先順位を判定
する(ステップS138)。
【0057】この判定は、優先順位を予め論理パス単位
に設定し、接続されている論理パスBと通信設定信号に
付与されている情報の画像通信を接続するための論理パ
スCとを比較することにより行われる。
【0058】なお、この場合の優先順位は論理パス単位
ではなく、トラヒック種別単位でも可能である。この判
定の結果、通信設定信号による論理パスCの優先順位が
低い場合には、一方の端末装置111から他方の端末装
置11Nに制御パスにて通信が不可能であることを示す
信号を送信(ステップS139)し、他方の端末装置1
1Nがこの通信設定不可信号を受信した時点で通信設定
の動作フローは終了する(ステップS140)。
【0059】一方、通信設定信号による論理パスCの優
先順位が高い場合には、一方の端末装置111から他方
の端末装置11Nに制御パスにて帯域確保が不可能であ
ることを示す信号を送信する(ステップS141)。
【0060】他方の端末装置11Nがこの帯域確保が不
可能であることを示す信号を受信する(ステップS14
2)と、ここから帯域ネゴシエーションの動作(ステッ
プS143,S144,S145,S146,S14
7,S148)となる。
【0061】この帯域ネゴシエーションの動作について
は、図5における帯域縮小の制御と同様のため省略する
ものとする。そして、帯域ネゴシエーションの結果、論
理パスBが音声通信(32kb/s)にて、論理パスC
が画像通信にて接続される状態になる。
【0062】なお、帯域制御内容の設定方法として以下
の3通りが考えられる。 (1)帯域制御設定信号あるいは通信設定信号に情報と
して付与する。 (2)帯域制御信号に情報として付与する。
【0063】(3)予め論理パス単位あるいはトラヒッ
ク種別単位に設定(制御部等に登録)しておく。 なお、上述した概要及び実施の形態で示した本発明に
は、以下のような発明が含まれている。
【0064】(1)ATM交換ネットワークを介して接
続された複数の端末装置の論理パス制御方法であって、
前記複数の端末と前記ATM交換ネットワークとの間に
制御パスを設け、該制御パスで送信端末装置と受信端末
装置との制御信号を送受信し、該制御信号により前記送
信端末装置と前記受信端末装置との情報パスにおける通
信データの論理パスの帯域を制御することを特徴とする
ATM接続における論理パス制御方法。
【0065】(2)前記制御パスで送信端末装置から受
信端末装置へ帯域制御設定信号を送信し、該帯域制御設
定信号により前記送信側端末装置と前記受信側端末装置
との前記情報パスにおける接続中の論理パスの帯域制御
を設定することを特徴とする(1)記載のATM接続に
おける論理パス制御方法。
【0066】(3)前記帯域制御設定信号を受信する
と、該受信時点の情報パスの帯域を確保している論理パ
スの帯域数および帯域幅を確認し、前記帯域制御設定信
号による制御設定が帯域の拡大設定の場合には前記情報
パスにおける帯域拡大可能な帯域幅を判断し、前記制御
設定が可能か否かを判定することを特徴とする(1)記
載のATM接続における論理パス制御方法。
【0067】(4)前記帯域制御設定信号に帯域を制御
する論理パスを識別する情報を付与し、前記受信端末装
置において該帯域を制御する論理パスを認識することを
特徴とする(1)記載のATM接続における論理パス制
御方法。
【0068】(5)ATM交換ネットワークを介して接
続された複数の端末装置の論理パス制御方法であつて、
前記複数の端末と前記ATM交換ネットワークとの間に
制御パスを設け、該制御パスで送信端末装置と受信端末
装置との制御信号を送受信し、該制御信号により前記送
信端末装置と前記受信端末装置との情報パスにおける通
信データの論理パスの帯域を確保することを特徴とする
ATM接続における論理パス制御方法。
【0069】(6)前記制御パスで送信端末装置から受
信端末装置へ通信設定信号を送信し、該通信設定信号に
より前記送信側端末装置と前記受信側端末装置との前記
情報パスにおける通信デー夕の論理パスの通信設定を行
うことを特徴とする(5)記載のATM接続における論
理パス制御方法。
【0070】(7)前記通信設定信号を受信すると、該
通信設定内容を確認し、該受信時点の情報パスの帯域を
確保している論理パスの帯域数および帯域幅を確認し、
前記情報パスにおける通信設定可能な帯域幅を判断し、
前記通信データが通信可能か否かを判定することを特徴
とする(5)記載のATM接続における論理パス制御方
法。
【0071】(8)前記通信設定信号に優先順位を識別
させる情報を付与し、該優先順位を予め設定し、該優先
順位の高い前記通信データの論理パスの帯域を確保する
ことを特徴とする(5)記載のATM接続における論理
パス制御方法。
【0072】(9)ATM交換ネットワークを介して接
続された複数の端末装置の論理パス制御方法であって、
前記複数の端末と前記ATM交換ネットワークとの間に
制御パスを設け、該制御パスで情報パスにて送信端末装
置と受信端末装置とで接続中の通信データの論理パスに
対する帯域のネゴシエーションを行い、前記論理パスの
帯域幅を制御することを特徴とするATM接続における
論理パス制御方法。
【0073】(10)前記ネゴシエーションは、前記送
信端末装置と前記受信端末装置とで帯域制御信号を送受
信し、該帯域制御信号により前記送信端木装置と前記受
信端末装置との双方で前記通信データの帯域を制御する
ことを特徴とする(9)記載のATM接続における論理
パス制御方法。
【0074】(11)制御部と交換部とパス制御部とデ
ータハンドル部からなるLANスイッチ、制御部とデー
タハンドル部とデータ入力部とパス制御部からなる端末
装置、および、上記LANスイッチの制御部が上記パス
制御部を制御するための制御線、上記端末装置の制御部
が上記パス制御部を制御する制御線、上記LANスイッ
チのパス制御部と端末装置のパス制御部を接続するため
の制御パス線、上記LANスイツチのパス制御部と上記
端末装置のパス制御部を接続するための情報パス線、上
記データハンドル部と端末装置のパス制御部を接続する
ための情報線、上記LANスイツチの交換部とパス制御
部を接続するための情報線を少なくともそなえ、また、
上記の制御線の働きにより情報線を制御できる機能をそ
なえ制御パス線が情報パス線を制御することにより、効
率的な情報パス線の制御をおこなうことができるように
構成されることを特徴とするパス制御方式。
【0075】
【発明の効果】したがつて、以上詳述したように、本発
明によれば、ATMによる接続及び通信中に論理パスの
速度(帯域)、帯域確保数の変更を行うことにより効率
的にデータ伝送を可能にするATM接続における帯域保
証のための論理パス制御方法をを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明が適用される通信システムの一
例を示すブロック図。
【図2】図2は、図1の通信システムによるATM接続
における帯域保証のための論理パスの流れを示すフロー
チャート。
【図3】図3は、図1の通信システムによって実現する
ことが可能なパス制御形態を示す図。
【図4】図4は、本発明の実施の形態の構成を示すブロ
ック図。
【図5】図5は、本発明の実施の形態による帯域制御の
動作フローを示す図。
【図6】図6は、本発明の実施の形態による帯域制御の
動作フローを示す図。
【図7】図7は、本発明の実施の形態において新たな論
理パスの通信設定を伴う帯域制御の動作フローを示す
図。
【図8】図8は、本発明の実施の形態において新たな論
理パスの通信設定を伴う帯域制御の動作フローを示す
図。
【符号の説明】
1…ATM交換装置としてのLANスイッチ、 2…端末装置、 3…端末装置、 4…制御部、 5…パス制御部、 6…制御部、 7…交換部、 8…データハンドル部、 9…パス制御部、 10…制御線、 11…制御線、 12…制御パス線、 13…情報パス線、 14…情報線、 15…情報線、 100…ATM交換ネットワーク、 111…11N…複数の端末装置、 111a…11Na…パス制御部、 111b…11Nb…制御部、 101…データハンドル部、 102…ATM交換部、 103…制御部、 103a…交換部制御機能部、 103b…データハンドル指示機能部、 103c…帯域判定機能部、 103d…制御信号分析判定機能部、 103e…パス切替指示機能部、 104…パス制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 進 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM交換ネットワークを介して接続さ
    れた複数の端末装置の論理パス制御方法であって、 前記複数の端末と前記ATM交換ネットワークとの間に
    制御パスを設け、 該制御パスで送信端末装置と受信端末装置との制御信号
    を送受信し、 該制御信号により前記送信端末装置と前記受信端末装置
    との情報パスにおける通信データの論理パスの帯域を制
    御することを特徴とするATM接続における論理パス制
    御方法。
  2. 【請求項2】 前記制御パスで送信端末装置から受信端
    末装置へ帯域制御設定信号を送信し、 該帯域制御設定信号により前記送信側端末装置と前記受
    信側端末装置との前記情報パスにおける接続中の論理パ
    スの帯域制御を設定することを特徴とする請求項1記載
    のATM接続における論理パス制御方法。
  3. 【請求項3】 前記帯域制御設定信号を受信すると、 該受信時点の情報パスの帯域を確保している論理パスの
    帯域数および帯域幅を確認し、 前記帯域制御設定信号による制御設定が帯域の拡大設定
    の場合には前記情報パスにおける帯域拡大可能な帯域幅
    を判断し、 前記制御設定が可能か否かを判定することを特徴とする
    請求項1記載のATM接続における論理パス制御方法。
  4. 【請求項4】 前記帯域制御設定信号に帯域を制御する
    論理パスを識別する情報を付与し、 前記受信端末装置において該帯域を制御する論理パスを
    認識することを特徴とする請求項1記載のATM接続に
    おける論理パス制御方法。
  5. 【請求項5】 ATM交換ネットワークを介して接続さ
    れた複数の端末装置の論理パス制御方法であつて、 前記複数の端末と前記ATM交換ネットワークとの間に
    制御パスを設け、 該制御パスで送信端末装置と受信端末装置との制御信号
    を送受信し、 該制御信号により前記送信端末装置と前記受信端末装置
    との情報パスにおける通信データの論理パスの帯域を確
    保することを特徴とするATM接続における論理パス制
    御方法。
  6. 【請求項6】 前記制御パスで送信端末装置から受信端
    末装置へ通信設定信号を送信し、 該通信設定信号により前記送信側端末装置と前記受信側
    端末装置との前記情報パスにおける通信デー夕の論理パ
    スの通信設定を行うことを特徴とする請求項5記載のA
    TM接続における論理パス制御方法。
  7. 【請求項7】 前記通信設定信号を受信すると、 該通信設定内容を確認し、該受信時点の情報パスの帯域
    を確保している論理パスの帯域数および帯域幅を確認
    し、 前記情報パスにおける通信設定可能な帯域幅を判断し、 前記通信データが通信可能か否かを判定することを特徴
    とする請求項5記載のATM接続における論理パス制御
    方法。
  8. 【請求項8】 前記通信設定信号に優先順位を識別させ
    る情報を付与し、該優先順位を予め設定し、 該優先順位の高い前記通信データの論理パスの帯域を確
    保することを特徴とする請求項5記載のATM接続にお
    ける論理パス制御方法。
  9. 【請求項9】 ATM交換ネットワークを介して接続さ
    れた複数の端末装置の論理パス制御方法であって、 前記複数の端末と前記ATM交換ネットワークとの間に
    制御パスを設け、 該制御パスで情報パスにて送信端末装置と受信端末装置
    とで接続中の通信データの論理パスに対する帯域のネゴ
    シエーションを行い、 前記論理パスの帯域幅を制御することを特徴とするAT
    M接続における論理パス制御方法。
  10. 【請求項10】 前記ネゴシエーションは、 前記送信端末装置と前記受信端末装置とで帯域制御信号
    を送受信し、 該帯域制御信号により前記送信端木装置と前記受信端末
    装置との双方で前記通信データの帯域を制御することを
    特徴とする請求項9記載のATM接続における論理パス
    制御方法。
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