JPH10112675A - 呼出応答装置 - Google Patents

呼出応答装置

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JPH10112675A
JPH10112675A JP8263260A JP26326096A JPH10112675A JP H10112675 A JPH10112675 A JP H10112675A JP 8263260 A JP8263260 A JP 8263260A JP 26326096 A JP26326096 A JP 26326096A JP H10112675 A JPH10112675 A JP H10112675A
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JP8263260A
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Takahiro Watanabe
高洋 渡辺
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Kokusai Electric Corp
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Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 呼び出しに対する応答を、被呼出者が意識し
なくても自動的に呼出順で行えるようにする。 【解決手段】 RF送受信装置103を介して呼出装置
からの呼び出しが受信されると、その呼出装置が着信順
にテーブル111へ登録される。被呼出者が応答スイッ
チ110を押下すると、テーブル111から最も早く呼
び出しを行った呼出装置が識別され、その呼出装置に対
して応答信号がRF送受信機103経由で送信される。
そしてテーブル111では応答信号が返された呼出装置
が削除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、呼出応答装置に係
わり、とくに銀行等の窓口から支援者を呼び出したり、
レストラン等の客席から店員の呼び出しを行うのに好適
な呼出応答装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行や証券会社の窓口でそこにいない店
員を呼び出したり、レストラン等の客席から店員の呼び
出しを行うための、従来の呼出応答装置の概略構成を図
3に示す。同図に於て、呼出応答装置は複数の呼出装置
301〜30Nと、それらと無線で結ばれた受信装置
(後方モニタ装置)310から成っており、各呼出装置
には呼出ボタンBが設けられている。また、受信装置3
10には、呼出装置301〜30Nの各々に対応した表
示灯L1〜LNが設けられている。
【0003】いずれかの呼出装置で呼出ボタンが押され
ると、その呼出装置を識別するコードを含んだ呼出信号
が受信装置310へ送られ、受信装置310ではその受
信した信号を調べて、呼び出している呼出装置に対応す
る表示灯Lj(j=1〜N)を点灯し、そこに居る店員
等に呼び出しを知らせる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の呼出応
答装置では、呼出装置から呼び出しを行ったとき、その
信号が受信装置で受信され表示されたか否か、またその
表示を受信装置側で店員等が既に確認したか否かを、呼
出装置の方では知ることができなかった。このため、呼
び出しに応じて店員等が呼出装置のところへくるのを確
認するまで、何度も呼出装置の呼出ボタンを押すなど、
心理的に不安定な状態におかれることがあった。
【0005】この問題を解決するものとして、先願(特
願平8−29147号)がある。この先願では、受信装
置に送信手段を設け、呼出装置からの呼出信号を受信し
たときに呼出装置へ受信確認信号を送り、さらに店員な
どの被呼出者がその呼出を確認したときに応答信号を当
該呼出装置へ送る。こうして呼出装置では、上記の各信
号を受信することによって、受信されたか否か、また被
呼出者が呼出を確認したか否かを知ることができるよう
にしている。
【0006】上記の先願によると、呼出が受信されたか
否かとその呼出を被呼出者が確認したか否かを呼出装置
側で知ることができるが、受信装置との距離が大きすぎ
て電波が届かない、あるいは受信装置が作動していない
などのために呼出信号が受信されず、受信確認信号が返
送されてこないとき、あるいは受信確認信号は返送され
てきたが、被呼出者の応答がないときの対応方法は、呼
出装置側でリセットして電源をオフとすること以外には
示されていない。
【0007】この受信確認信号あるいは被呼出者の応答
がないときの問題点を解決するものとして、先願(特願
平8−59568号)がある。この先願では、タイマを
呼出装置に設け、受信確認信号が受信装置側から上記タ
イマ時間の間に返ってこないときは呼び出しの再送信を
行い、この送信が予め定めた回数をこえてもなお受信確
認信号が返ってこないときは警告表示を行い、自動また
は手動により呼び出しLEDの消灯及び電源のオフを行
うようにしている。また、呼び出しを行った呼出装置が
受信確認信号を受信したが応答信号を受信できないとき
は、スイッチ操作によって呼出停止信号を受信装置へ発
呼して自装置の動作を停止し、受信装置はこの呼出停止
信号を受信すると呼び出しを知らせる表示を止めるよう
にしている。
【0008】上記の先願によれば、何らかの原因で受信
確認信号や応答信号が受信できないときに、呼出装置側
で自動あるいは手動操作によって呼出を停止することが
でき、心理的な不安定の解決とあわせて呼出装置の電源
の消耗を抑制できる。しかし、受信装置側で複数の呼出
装置からの呼び出しが表示されているとき、どの呼出装
置がより早く呼び出したか、という呼出の順序は、被呼
出者が表示灯を常時みていてそれを記憶していない限り
わからない。このため、後から呼び出した呼出装置へ先
に呼び出した呼出装置よりも早く応答してしまうと言う
こともある。これは顧客等へのサービス上好ましくない
が、従来の装置では考慮されていなかった。
【0009】本発明の目的は、複数の呼出装置からの呼
出があったときに、その着信順に応答できるようにした
呼出応答装置を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、呼出ボタンと、該呼出ボタン
が押下されたときに呼出信号および自装置の識別コード
を含む発呼信号を無線伝送路を介して送信するための発
呼手段と、受信確認信号及び応答信号が無線伝送路を介
して送信されてきたときにこれを受信するための返信受
信手段と、呼出表示灯と、前記返信受信手段により前記
受信確認信号が受信されたときに前記呼出表示灯を点灯
し、さらに前記応答信号が受信されたときに前記呼出表
示灯を消灯するように制御する表示制御手段と、を備え
たところの呼出装置の複数個と、前記呼出装置の各々を
区別して表示する表示手段と、前記発呼信号を受信する
ための発呼信号受信手段と、該手段により前記発呼信号
を受けたときに当該発呼信号を送信した呼出装置を当該
発呼信号に含まれる識別コードから判定して該当する表
示を行うように前記表示手段を制御するための呼出表示
制御手段と、呼び出しを確認したことを入力するための
応答入力手段と、前記発呼信号を受信したときに前記受
信確認信号を、さらに前記応答入力手段に確認の入力が
行われたときに前記応答信号を、発呼を行った呼出装置
へ無線伝送路を介して送信するための返信送信手段と、
を備えたところの受信装置と、から成る呼出応答装置で
あって、前記受信装置に、前記発呼信号を受信したと
き、その発呼信号を発呼した呼出装置をその着信順に登
録するためのテーブルと、前記応答入力手段に確認の入
力が行われたときに前記テーブルを参照して最も早い着
信順位の呼出装置を識別し、その識別した呼出装置に対
して前記応答信号を送信するように制御するとともに、
前記応答信号を送信した呼出装置を前記テーブルから除
去する応答制御手段と、を設けたことを特徴とする呼出
応答装置を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明による呼出応答装置の全体構成の概略は、
従来例で示した図3と同様である。この図において、呼
出装置の構成例を示すブロック図が図4に示されてお
り、図5はその外観図を示している。この呼出装置は呼
び出しのための送信だけでなく、受信装置からの応答信
号を受信し表示することのできる構成となっている。一
方、図1は本発明の特徴とする受信装置(後方モニタ装
置)の構成例を示すブロックで、図6はその外観図であ
る。こちらの装置も呼び出しを受信してそれが店員等の
被呼出者に確認されたときに、そのことを呼び出しを行
った呼出装置に知らせることのできる構成となってい
る。
【0012】図4の呼出装置は、特願平8−59568
号に示されているように、受信確認信号や応答信号が受
信できなかったときに発呼のリトライ及び自動停止等を
行う機能を有するものとし、そのフローチャートを図7
に示す。同図に於て、まず呼出者が呼び出しを行うため
に呼出ボタンを押すと、スイッチSW1がオンとされて
電源401からマイクロプロセッサ(MPU)402へ
電力が供給される(ステップ701)。そうするとMP
U402はこのスイッチSW1がオンしたことを確認し
(ステップ702)、スイッチSW2をオン状態とし、
このオン状態を保持して、電源401から各回路へ電力
が供給されるようにする(ステップ703)。これに次
いでMPU402は、電源オンを知らせる電源LED4
03を点灯する(ステップ704)。そしてデイップス
イッチ(DIPS/W)404の設定値の確認を行う
が、このディップスイッチには受信装置との交信に用い
る無線周波数チャネル、対象とする受信装置、自呼出装
置の識別コードやグループ番号等が予め設定されている
ものとする。従ってMPU402はこのスイッチ404
の設定値を確認すると、その設定内容に応じた情報を生
成する。次に後述の呼出を繰り返す準備として、繰り返
し回数を示す値jを0とし(ステップ706)、繰り返
しの間隔を決めるタイマーをセットし(ステップ70
7)、それからステップ705で生成された情報やRF
送受信機407の制御情報をRF送受信機407へ、イ
ンターフェース406で並直列変換して送る。そうする
とRF送受信機407は波形整形、無線波の変調等を行
い、指定されたチャネルを用いて発呼のための情報をア
ンテナ408から受信装置へと送信する(ステップ70
8)。
【0013】こうして呼び出しのための発呼を行うと、
正常時にはそれを受信装置が受信し、後述のように受信
したことを示す受信確認信号を返送してくるが、電波が
届かない場合や、何らかの理由により受信装置が作動し
ていないときなどには、受信確認信号は返送されない。
そこで発呼に次いで受信確認信号が返送されてきたか
を、ステップ707で設定したタイマーがタイムアウト
するまで監視し(ステップ709、710)、返送され
てこないときは繰り返し回数jを+1し、その値が繰り
返しの回数jm以下なら再びステップ707へ戻って発
呼を行う(ステップ711、712)。こうしてタイマ
ー設定時間ごとに1回づつ発呼を繰り返し、jm回繰り
返してもまだ受信確認信号が返送されてこないときは、
呼出者にそのことを、例えば呼出LED405を点滅さ
せるなどの方法で警告する(ステップ713)。これを
見た呼出者が、図示しない停止スイッチを押下すると
(ステップ714)、呼出LED405、電源LED4
03を消灯し(ステップ719、720)、さらに電源
を切断する(ステップ721)。
【0014】このようにして、何らかの理由により受信
装置が呼出信号を受信したことを呼出装置で確認できな
いときは、繰り返し回数jm回、例えば10回の再発呼
を自動的に繰り返し、それでもだめなときは警告表示し
て呼出者にそのことを知らせるから、呼出者はそれを見
て呼び出しを停止し、電源の浪費を防ぐことができると
ともに、必要なら別の方法で連絡を取るなどの対応がと
りやすくなる。なお、図7では、jm回の発呼を繰り返
しても受信確認信号が受信できなかったとき、呼出者の
操作により呼出動作を停止するようにしているが、これ
は、呼出者の操作を待たずに、警告だけを一定時間表示
して自動的に停止するようにしてもよい。
【0015】一方、本発明の特徴とする図1の受信装置
には、テーブル111が設けられている。このテーブル
111は、各呼出装置からの呼び出しがあったかどうか
と、その呼び出しの着信順位と、現在呼び出し中の呼出
装置で未応答のものの個数より1大きい値を有するテー
ブルポインタPをそのエントリとして有しているものと
する。図8はその例を示しており、呼出装置301、3
03、30Nの3台から呼出中であり、従ってP=4、
その到着順位は呼出装置30Nが一番早く、次いで呼出
装置301、303の順であったときのテーブルを示し
ている。
【0016】図2は、このようなテーブル111を備え
た受信装置の動作を示すフローチャートで、電源101
がオンされると(ステップ201)、テーブルポインタ
P=1とし(ステップ202)、呼出装置からの信号受
信待ちとなる(ステップ203)。この状態でいずれか
の呼出装置からの呼出信号がアンテナ102及びRF送
受信機103で受信され、復調されてシリアルデータと
してインターフェース(SI0)104に入力され、こ
こでパラレル化されてマイクロプロセッサ(MPU)1
05に入力されると、MPU105は、その受信信号が
自装置当てのものであることをディップスイッチ109
を参照して確認し、その内部メモリを参照して受信した
情報がどの呼出装置からのものかを判定する(ステップ
204)。そしてその呼出装置が呼出中であること、及
びその着信順位をテーブル111へ登録する(ステップ
205)。この登録は、例えば図8の状態で新たに呼出
装置302からの呼び出しがあったときは、そのLED
欄を”OFF”から”ON”にかえ、さらに着信順位を
未着信(”*”)から”4”、即ちそのときのテーブル
ポインタPの値とすることにより行われる。こうして着
信の登録ができると次の着信に備えてPを+1増加させ
ておき(ステップ206)、該当する呼出LEDを点灯
し(ステップ207)、スピーカ107から鳴音を発生
し、呼び出しのあったことを知らせる(ステップ20
8)。なお、フローチャートでは省略しているが、この
鳴音はタイマ108の設定時間の間だけ出力され、その
後は停止する。
【0017】さらに受信装置では、呼び出しがあったこ
とをLED2061〜206Nのいづれかの点灯及び鳴
音で知らせたあと、まずディップスイッチ(DIPS/
W)109を確認する(ステップ209)。このディッ
プスイッチ109には、呼出装置と同様に、交信に用い
る無線周波数チャネル、対象とする呼出装置等が予め設
定されているものとする。MPU105はこの設定内容
に従って、呼出信号を発した呼出装置に対して、呼出信
号を受信したことを知らせるための受信確認信号をMP
U105で生成し、これをRF送受信機103へ送り、
該当する呼出装置へ送信する(ステップ210)。この
後、再びステップ203へ戻る。
【0018】このようにして受信確認信号が呼出装置側
へ返送されるが、この受信装置が作動していないときや
異常の時は、受信動作そのものもその確認信号の返送も
行われない。また、呼出装置からの電波が届かないとき
はステップ204〜210へは進まないから、このとき
も受信確認信号は返送されない。こうしたときの呼出装
置側での対応策が図7のステップ706〜714であっ
た。
【0019】次に、呼び出しの受信時ではなく、かつテ
ーブル111が空なら(ステップ211で”yes”、何
もしないでステップ203へ戻るが、テーブルが空でな
いとき(ステップ211”no”)は応答スイッチ(S
W)110の押下を調べる。このとき店員等の被呼出者
が呼び出しを確認して応答スイッチを押下していたとす
る。この操作で、本発明では被呼出者はどの呼出装置が
より早く呼び出しを行ったかを意識する必要はない。そ
うすると、MPU105がこれを検出し(ステップ21
2で”yes”)、テーブル111よりその着信順位が”
1”の、最も早く着信した呼出装置の装置番号を取り出
し(ステップ213)、さらにテーブル111を更新す
る(ステップ214)。この更新処理は、上記装置番号
を取り出した呼出装置のLEDを”ON”から”OF
F”へ、またその到着順位を”1”から”*”(未着
信)へ変更し、さらに他の着信している呼出装置の到着
順位をすべて−1する処理である。このテーブル更新処
理が終わると次に被呼出者が応答したことを示す応答信
号を、受信確認信号と同様にして上記装置番号を取り出
した呼出装置へ送信し(ステップ215)、そして点灯
していた当該呼出装置を示す呼出LEDを消灯する(ス
テップ216)。
【0020】一方、呼び出しを発呼した呼出装置の方で
は、受信装置から受信確認信号が送られてきたことを検
知すると呼出LED405(図4)を点灯して使用者
(呼出者)にこのことを知らせる(図7のステップ71
5)。さらに受信装置から応答信号が送られてきたかを
監視し(ステップ716)、送られてきたことを検知す
ると呼出LED405及び電源LED403を消灯する
(ステップ719、420)。これによって使用者は呼
出相手が呼び出しを確認したことを認識できる。こうし
て呼び出しとその確認が終わると、MPU402はスイ
ッチ2をオフとして呼出装置の電源を切る(ステップ7
21)。こうして呼出装置の電源を自動切断することで
電源の無駄な消費を防ぐことができる。この呼出装置側
での動作と同時に、本実施の形態によると、受信装置側
で被呼出者が応答するとき、どの呼出装置がより早く着
信したかを意識することなく応答スイッチを押下するこ
とで、自動的に早く着信した順に応答信号が返されるか
ら、ユーザにとって使いやすく、サービス性も改善する
ことができる。
【0021】ところで、受信装置側では、店員などの被
呼出者が近くにいないときなど、呼出LEDが点灯し鳴
音が発せられても応答がない場合がある。このときは、
受信装置側で確認スイッチの押下待ち、あるいは後述の
呼出停止信号の受信待ち(ステップ217)となる。一
方の呼出装置側では、やはり応答信号待ちと図示しない
停止スイッチの押下待ち(ステップ716、717)と
なる。この状態で、呼出者があきらめて停止スイッチを
押下すると(ステップ717)、呼出信号の発呼時と同
様にして呼出停止信号を送信し(ステップ718)、各
LEDの消灯と電源の切断を行って呼出を終了し、電源
浪費を防ぐ(ステップ719〜721)。
【0022】一方、受信装置で応答スイッチ(SW)1
10を押下していないときに(ステップ212で”n
o”)、呼び出し中の呼出装置から上記の呼出停止信号
を受信したときは(ステップ217で”yes”)、呼び
出しの受信時の場合のステップ204と同様にして、内
部メモリを参照することによりその呼出停止信号を発呼
した呼出装置を識別し(ステップ218)、その識別し
た呼出装置をテーブル111上で応答待ちから解除する
更新処理を実行する(ステップ219)。これはステッ
プ214と同様であって、当該呼出装置のLEDを”O
N”から”OFF”へ、そして着信順位を”n”(n=
1,2・・・)から”*”(未着信)へ、さらに当該呼
出装置の着信順位nより大きい着信順位をすべて−1す
る処理である。この更新処理が終わると、呼出停止信号
を発呼した呼出装置対応のLEDを消灯する。これによ
って、呼出装置が動作していないのに被呼出者が応答す
ることがなくなり、被呼出者の方も安心して呼出に応じ
ることができるようになる。
【0023】なお、呼出装置から呼出停止信号が発呼さ
れると、自動的に呼出装置は電源停止となり、受信装置
も呼出LEDを消灯するものとしたが、受信装置が呼出
停止信号をステップ217で受信したときにその受信し
たことを示す確認信号を呼出装置へ返送して呼出LED
を消灯し、呼出装置もその返送を待ってその動作を停止
するようにすることもできる。この場合には、呼出停止
信号が受信装置で受信できなかったときに呼出装置を動
作状態に保持することができる。従って受信装置側で呼
出LEDが点灯しているのに呼出装置が停止していると
いう状態が起こるのをより確実に防止できる。
【0024】また、本発明の特徴とするテーブル111
は、図8に例示した構成を用いて説明したが、これは一
般に待ち行列(キュー)と呼ばれるソフトウエアの手法
を実現するものであればよいことは明らかである。そし
て、本発明はこのテーブル、あるいはそれと同等な機能
を有するキューによって応答を自動的に着信順に行うよ
うにしたものであり、図2及び図7で例示した受信装置
及び呼出装置のその他の処理方法、例えば呼出装置に於
ける発呼のリトライや呼出停止信号の送受による呼出停
止の処理などはなくても本発明は適用可能であることも
明らかである。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、被呼出者が応答スイッ
チを押下すると、自動的に着信順位に呼出装置へ応答が
返されるので、被呼出者の操作が容易となり、サービス
向上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴とする受信装置の構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の受信装置の動作例を示すフローチャート
である。
【図3】呼出応答装置のシステム構成を示す図である。
【図4】呼出装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】図4の呼出装置の外観図である。
【図6】図1の受信装置の外観図である。
【図7】図4の呼出装置の動作例を示すフローチャート
である。
【図8】テーブルの例を示す図である。
【符号の説明】
105 マイクロプロセッサ(MPU) 1061〜106N 呼出LED 110 応答スイッチ 111 テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼出ボタンと、 該呼出ボタンが押下されたときに呼出信号および自装置
    の識別コードを含む発呼信号を無線伝送路を介して送信
    するための発呼手段と、 受信確認信号及び応答信号が無線伝送路を介して送信さ
    れてきたときにこれを受信するための返信受信手段と、 呼出表示灯と、 前記返信受信手段により前記受信確認信号が受信された
    ときに前記呼出表示灯を点灯し、さらに前記応答信号が
    受信されたときに前記呼出表示灯を消灯するように制御
    する表示制御手段と、 を備えたところの呼出装置の複数個と、 前記呼出装置の各々を区別して表示する表示手段と、 前記発呼信号を受信するための発呼信号受信手段と、 該手段により前記発呼信号を受けたときに当該発呼信号
    を送信した呼出装置を当該発呼信号に含まれる識別コー
    ドから判定して該当する表示を行うように前記表示手段
    を制御するための呼出表示制御手段と、 呼び出しを確認したことを入力するための応答入力手段
    と、 前記発呼信号を受信したときに前記受信確認信号を、さ
    らに前記応答入力手段に確認の入力が行われたときに前
    記応答信号を、発呼を行った呼出装置へ無線伝送路を介
    して送信するための返信送信手段と、 を備えたところの受信装置と、から成る呼出応答装置で
    あって、 前記受信装置に、 前記発呼信号を受信したとき、その発呼信号を発呼した
    呼出装置をその着信順に登録するためのテーブルと、 前記応答入力手段に確認の入力が行われたときに前記テ
    ーブルを参照して最も早い着信順位の呼出装置を識別
    し、その識別した呼出装置に対して前記応答信号を送信
    するように制御するとともに、前記応答信号を送信した
    呼出装置を前記テーブルから除去する応答制御手段と、 を設けたことを特徴とする呼出応答装置。
  2. 【請求項2】 前記呼出装置が呼出停止信号を発呼する
    手段を有し、 前記受信装置が前記呼出停止信号を前記発呼信号受信手
    段で受信したときに当該呼出停止信号を発呼した呼出装
    置を前記テーブルから削除するように制御する制御手段
    を前記受信装置に付加したことを特徴とする請求項1記
    載の呼出応答装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010003032A (ko) * 1999-06-19 2001-01-15 김토원 라디오 주파수의 발신신호를 이용한 업소용 무선 호출 송수신
CN103729983A (zh) * 2014-01-10 2014-04-16 纳米新能源(唐山)有限责任公司 一种付费提示装置、系统和方法
JP2015022485A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 トヨタ紡織株式会社 シートシステム

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