JPH10112517A - 電子部品収納用パッケージ - Google Patents
電子部品収納用パッケージInfo
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- JPH10112517A JPH10112517A JP28332996A JP28332996A JPH10112517A JP H10112517 A JPH10112517 A JP H10112517A JP 28332996 A JP28332996 A JP 28332996A JP 28332996 A JP28332996 A JP 28332996A JP H10112517 A JPH10112517 A JP H10112517A
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- vias
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- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
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- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
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- H01L2924/171—Frame
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電磁波によるノイズ発生や電子部品の誤動作、
さらには電磁波の放射を防止するシールド機能を備え、
高周波領域でも使用可能な半導体素子等の電子部品収納
用パッケージを提供する。 【解決手段】セラミック基板上に載置する電子部品を取
り囲むように接合した枠体にメタライズ層やビアを形成
し、接地させることによって、シールド効果を向上させ
て、電磁波によるノイズ発生や電子部品の誤動作の防
止、さらには電磁波の放射を防ぐことができる電子収納
用パッケージ。
さらには電磁波の放射を防止するシールド機能を備え、
高周波領域でも使用可能な半導体素子等の電子部品収納
用パッケージを提供する。 【解決手段】セラミック基板上に載置する電子部品を取
り囲むように接合した枠体にメタライズ層やビアを形成
し、接地させることによって、シールド効果を向上させ
て、電磁波によるノイズ発生や電子部品の誤動作の防
止、さらには電磁波の放射を防ぐことができる電子収納
用パッケージ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品収納用パ
ッケージに関し、特にノイズ防止作用などを有する電子
部品収納用パッケージに関する。
ッケージに関し、特にノイズ防止作用などを有する電子
部品収納用パッケージに関する。
【0002】
【従来技術】情報処理の高速化・大容量化に伴い、高周
波領域でも使用可能な半導体素子等の電子部品を収納す
るためのパッケージの改良・開発が重要視されている。
従来のパッケージとしては、熱伝導性の良好な金属材料
のからなる基板と枠体とからなるものがある。この場
合、金属材料からなる基板上に直接配線を形成すること
ができないので、配線形成用のセラミック製の小ブロッ
ク上に配線を形成し、さらに金属製枠体の直下部分にお
いては、絶縁用のセラミック製の小ブロックを介在させ
て配線と枠体との電気的短絡を防止していた。
波領域でも使用可能な半導体素子等の電子部品を収納す
るためのパッケージの改良・開発が重要視されている。
従来のパッケージとしては、熱伝導性の良好な金属材料
のからなる基板と枠体とからなるものがある。この場
合、金属材料からなる基板上に直接配線を形成すること
ができないので、配線形成用のセラミック製の小ブロッ
ク上に配線を形成し、さらに金属製枠体の直下部分にお
いては、絶縁用のセラミック製の小ブロックを介在させ
て配線と枠体との電気的短絡を防止していた。
【0003】一方、金属製の枠体とセラミック基板とを
用いる場合には、セラミック基板上に形成した配線と金
属製の枠体との電気的短絡を防止するために、基板にビ
アを形成する方法とセラミック製の小ブロックを枠体と
配線の間に介在させる方法とがある。なお、いずれの場
合もセラミック基板の下側は金属製の箱体で包むと、よ
りシールド効果が確保される。
用いる場合には、セラミック基板上に形成した配線と金
属製の枠体との電気的短絡を防止するために、基板にビ
アを形成する方法とセラミック製の小ブロックを枠体と
配線の間に介在させる方法とがある。なお、いずれの場
合もセラミック基板の下側は金属製の箱体で包むと、よ
りシールド効果が確保される。
【0004】このうち前者は、金属製の枠体とセラミッ
ク基板との接合部分を信号用配線が通らないようにビア
を介して迂回させることによって、金属製の枠体とセラ
ミック基板とのロウ付けを可能にしたものである。
ク基板との接合部分を信号用配線が通らないようにビア
を介して迂回させることによって、金属製の枠体とセラ
ミック基板とのロウ付けを可能にしたものである。
【0005】また、後者は前記セラミック基板上に形成
した配線の上にセラミック製の小ブロックを接合し、金
属製の枠体に形成した切り欠き部と嵌合させつつ、セラ
ミック基板と金属製の枠体とを接合し、セラミック基板
上の配線と金属製の枠体との電気的短絡を防止するもの
である。
した配線の上にセラミック製の小ブロックを接合し、金
属製の枠体に形成した切り欠き部と嵌合させつつ、セラ
ミック基板と金属製の枠体とを接合し、セラミック基板
上の配線と金属製の枠体との電気的短絡を防止するもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、基板にビアを
形成して、信号用配線が金属製の枠体とセラミック基板
との接合部分を通らないようにする方法では、信号用配
線の途中にビアを介することで高周波特性が悪くなる。
形成して、信号用配線が金属製の枠体とセラミック基板
との接合部分を通らないようにする方法では、信号用配
線の途中にビアを介することで高周波特性が悪くなる。
【0007】また、セラミック製の小ブロックを用いた
方法では、特にMCM化する場合には、該セラミック製
の小ブロックと金属製の枠体の切り欠き部との寸法精度
を極めて高くしなければ、両者の接合は困難である。
方法では、特にMCM化する場合には、該セラミック製
の小ブロックと金属製の枠体の切り欠き部との寸法精度
を極めて高くしなければ、両者の接合は困難である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、電磁波によるノイズ
発生や電子部品の誤動作、さらには電磁波の放射を防止
するシールド機能を備えた電子部品収納用パッケージの
提供を目的とするものである。本発明に係る請求項1に
記載の電子部品収納用パッケージは、セラミック基板
と、該セラミック基板に接合され、絶縁材料からなり、
上面でキャップと接合して封止するための枠体と、該セ
ラミック基板表面に形成され、該枠体で囲まれた該セラ
ミック基板内部表面から該枠体との接合面を経由して該
枠体の外部の該セラミック基板外周表面まで延在する信
号用配線と、を備え、前記枠体は少なくとも上面がメタ
ライズ層で覆われており、該メタライズ層に接続する複
数のビアが列設されており、前記ビアは、前記枠体の上
面から接合面に向かって延ばされ、少なくとも1つのビ
アは前記セラミック基板上に形成された接地用配線と電
気的に接続されていることを特徴とする。
決するためになされたものであり、電磁波によるノイズ
発生や電子部品の誤動作、さらには電磁波の放射を防止
するシールド機能を備えた電子部品収納用パッケージの
提供を目的とするものである。本発明に係る請求項1に
記載の電子部品収納用パッケージは、セラミック基板
と、該セラミック基板に接合され、絶縁材料からなり、
上面でキャップと接合して封止するための枠体と、該セ
ラミック基板表面に形成され、該枠体で囲まれた該セラ
ミック基板内部表面から該枠体との接合面を経由して該
枠体の外部の該セラミック基板外周表面まで延在する信
号用配線と、を備え、前記枠体は少なくとも上面がメタ
ライズ層で覆われており、該メタライズ層に接続する複
数のビアが列設されており、前記ビアは、前記枠体の上
面から接合面に向かって延ばされ、少なくとも1つのビ
アは前記セラミック基板上に形成された接地用配線と電
気的に接続されていることを特徴とする。
【0009】このような構成とすると、枠体に関し、従
来の金属に代えて絶縁材料を用いることで、セラミック
基板との接合面での配線形成が自由になる。また、少な
くとも枠体の上面にメタライズ層を形成し、該枠体に列
設されたビアと接続させ、さらに、セラミック基板上の
接地用配線と電気的に接続することによって、電子部品
に与える電磁誘導等の外部要因を除去することができ
る。該ビアは前記セラミック基板上の信号用配線との絶
縁性を維持するために、接合面において該信号用配線間
に露出するようにするとよい。隣接する高速信号を伝送
する信号用配線の間にビアを形成すると、隣接する高速
の信号を伝送する信号用配線同士の漏話を低減すること
ができるからである。
来の金属に代えて絶縁材料を用いることで、セラミック
基板との接合面での配線形成が自由になる。また、少な
くとも枠体の上面にメタライズ層を形成し、該枠体に列
設されたビアと接続させ、さらに、セラミック基板上の
接地用配線と電気的に接続することによって、電子部品
に与える電磁誘導等の外部要因を除去することができ
る。該ビアは前記セラミック基板上の信号用配線との絶
縁性を維持するために、接合面において該信号用配線間
に露出するようにするとよい。隣接する高速信号を伝送
する信号用配線の間にビアを形成すると、隣接する高速
の信号を伝送する信号用配線同士の漏話を低減すること
ができるからである。
【0010】また、各信号用配線間に接地用配線を形成
し、該接地用配線をそれぞれ前記ビアと導通させると、
より確実に信号用配線間の漏話を防止できる。接地用配
線と電気的に接続するビア(導通用ビア)については、
前記枠体の接合面まで貫通して延在させ、接合面で接地
用配線と重なるようにすると、両者の接続が容易とな
る。
し、該接地用配線をそれぞれ前記ビアと導通させると、
より確実に信号用配線間の漏話を防止できる。接地用配
線と電気的に接続するビア(導通用ビア)については、
前記枠体の接合面まで貫通して延在させ、接合面で接地
用配線と重なるようにすると、両者の接続が容易とな
る。
【0011】なお、セラミック基板上に高密度の配線パ
ターンを形成する必要があるときは、セラミック基板上
の接地用配線と導通するための導通用ビアのみ枠体の最
下部まで貫通させ、接合面(下面)まで露出するように
しておいてもよい。このようにすると、枠体の最下部に
は導通用ビア以外にビアが露出していないので、セラミ
ック基板上に高密度に信号用配線を形成しても、ビアと
信号用配線がショートすることがない。
ターンを形成する必要があるときは、セラミック基板上
の接地用配線と導通するための導通用ビアのみ枠体の最
下部まで貫通させ、接合面(下面)まで露出するように
しておいてもよい。このようにすると、枠体の最下部に
は導通用ビア以外にビアが露出していないので、セラミ
ック基板上に高密度に信号用配線を形成しても、ビアと
信号用配線がショートすることがない。
【0012】本発明に係る請求項2に記載の電子部品収
納用パッケージは、セラミック基板と、該セラミック基
板に接合され、絶縁材料からなり、上面でキャップと接
合して封止するための枠体と、該セラミック基板表面に
形成され、該枠体で囲まれた該セラミック基板内部表面
から該枠体との接合面を経由して該枠体の外部の該セラ
ミック基板の外周表面まで延在する信号用配線と、を備
え、該枠体の上面、および該信号用配線近傍を除く内周
面または外周面の少なくともいずれかに接地されたメタ
ライズ層を有することを特徴とする。
納用パッケージは、セラミック基板と、該セラミック基
板に接合され、絶縁材料からなり、上面でキャップと接
合して封止するための枠体と、該セラミック基板表面に
形成され、該枠体で囲まれた該セラミック基板内部表面
から該枠体との接合面を経由して該枠体の外部の該セラ
ミック基板の外周表面まで延在する信号用配線と、を備
え、該枠体の上面、および該信号用配線近傍を除く内周
面または外周面の少なくともいずれかに接地されたメタ
ライズ層を有することを特徴とする。
【0013】絶縁材料からなる枠体の上面および内周面
もしくは外周面にメタライズ層を形成することによっ
て、ビアを形成することなく、シールド効果を得ること
ができる。ただし、この場合、前記セラミック基板上の
信号用配線との絶縁を確保するために、内周面および外
周面のうち信号用配線近傍にはメタライズ層は設けない
ようにする。メタライズ層は、内側面もしくは外側面の
どちらに設けても良い。
もしくは外周面にメタライズ層を形成することによっ
て、ビアを形成することなく、シールド効果を得ること
ができる。ただし、この場合、前記セラミック基板上の
信号用配線との絶縁を確保するために、内周面および外
周面のうち信号用配線近傍にはメタライズ層は設けない
ようにする。メタライズ層は、内側面もしくは外側面の
どちらに設けても良い。
【0014】なお、前記メタライズ層を接地するには、
基板上に形成した接地用配線と前記メタライズ層とを電
気的に接続するようにするとよい。
基板上に形成した接地用配線と前記メタライズ層とを電
気的に接続するようにするとよい。
【0015】また、隣接する信号用配線間にメタライズ
層を形成することによって、隣接する高速の信号を伝送
する信号用配線同士の漏話を低減することができる。さ
らに、前記接地用配線は、各信号用配線間に形成し、そ
れぞれを前記メタライズ層と接続すると、より確実に信
号用配線相互の漏話を防止できる。
層を形成することによって、隣接する高速の信号を伝送
する信号用配線同士の漏話を低減することができる。さ
らに、前記接地用配線は、各信号用配線間に形成し、そ
れぞれを前記メタライズ層と接続すると、より確実に信
号用配線相互の漏話を防止できる。
【0016】本発明に係る請求項3に記載の電子部品収
納用パッケージは、セラミック基板と、該セラミック基
板に接合され、絶縁材料からなり、上面でキャップと接
合して封止するための枠体と、該セラミック基板表面に
形成され、該枠体で囲まれた該セラミック基板内部表面
から該枠体との接合面を経由して該枠体の外部の該セラ
ミック基板外周表面まで延在する信号用配線と、を備
え、前記枠体の上面、および前記セラミック基板との接
合面近傍を除く内周面または外周面の少なくともいずれ
かに接地されたメタライズ層を有することを特徴とす
る。
納用パッケージは、セラミック基板と、該セラミック基
板に接合され、絶縁材料からなり、上面でキャップと接
合して封止するための枠体と、該セラミック基板表面に
形成され、該枠体で囲まれた該セラミック基板内部表面
から該枠体との接合面を経由して該枠体の外部の該セラ
ミック基板外周表面まで延在する信号用配線と、を備
え、前記枠体の上面、および前記セラミック基板との接
合面近傍を除く内周面または外周面の少なくともいずれ
かに接地されたメタライズ層を有することを特徴とす
る。
【0017】このように接合面近傍にメタライズ層を設
けないようにすると、セラミック基板上の信号用配線と
ショートすることがないので、信号用配線を自由に配置
できる。
けないようにすると、セラミック基板上の信号用配線と
ショートすることがないので、信号用配線を自由に配置
できる。
【0018】なお、前記メタライズ層を接地するには、
基板上に形成した接地用配線と前記枠体の下部を接合面
から上下に貫通して形成された導通用ビアとを電気的に
接続するようにするとよい。前記導通用ビアは、枠体の
接合面の上方に形成され、内部メタライズ層を介して、
前記メタライズ層と電気的に接続されている。
基板上に形成した接地用配線と前記枠体の下部を接合面
から上下に貫通して形成された導通用ビアとを電気的に
接続するようにするとよい。前記導通用ビアは、枠体の
接合面の上方に形成され、内部メタライズ層を介して、
前記メタライズ層と電気的に接続されている。
【0019】さらに、内部メタライズ層と接続しつつ、
信号用配線の間に位置するように複数のビアを列設して
もよい。
信号用配線の間に位置するように複数のビアを列設して
もよい。
【0020】本発明に係る請求項4に記載の電子部品収
納用パッケージは、セラミック基板と、絶縁材料からな
る下部枠体と該下部枠体上に接合され、上面でキャップ
と接合して封止するための上部金属枠体とを備え、該下
部枠体で前記セラミック基板に接合された枠体と、該セ
ラミック基板表面に形成され、該枠体で囲まれた該セラ
ミック基板内部表面から該枠体との接合面を経由して該
枠体の外部の該セラミック基板外周表面まで延在する信
号用配線と、を備え、前記セラミック基板上の接地用配
線と前記上部金属枠体とが、前記下部枠体を上下に貫通
して形成された導通用ビアを介して、電気的に接続され
ていることを特徴とする。
納用パッケージは、セラミック基板と、絶縁材料からな
る下部枠体と該下部枠体上に接合され、上面でキャップ
と接合して封止するための上部金属枠体とを備え、該下
部枠体で前記セラミック基板に接合された枠体と、該セ
ラミック基板表面に形成され、該枠体で囲まれた該セラ
ミック基板内部表面から該枠体との接合面を経由して該
枠体の外部の該セラミック基板外周表面まで延在する信
号用配線と、を備え、前記セラミック基板上の接地用配
線と前記上部金属枠体とが、前記下部枠体を上下に貫通
して形成された導通用ビアを介して、電気的に接続され
ていることを特徴とする。
【0021】このようにすると、金属製の上部枠体を用
いることにより、メタライズ層や多数のビアを形成する
ことなく、容易にシールド効果が得られ、しかも絶縁材
料からなる下部枠体によって信号用配線との絶縁性が確
保される。また、該上部枠体は、該絶縁材料からなる下
部枠体に形成された導通ビアによってセラミック基板上
に形成された接地用配線と容易に接地されているので、
高いシールド効果が得られる。
いることにより、メタライズ層や多数のビアを形成する
ことなく、容易にシールド効果が得られ、しかも絶縁材
料からなる下部枠体によって信号用配線との絶縁性が確
保される。また、該上部枠体は、該絶縁材料からなる下
部枠体に形成された導通ビアによってセラミック基板上
に形成された接地用配線と容易に接地されているので、
高いシールド効果が得られる。
【0022】さらに、以上の請求項1乃至4に記載のい
ずれかに電子部品収納用パッケージについて、前記枠体
に用いた絶縁材料として、基板と同じセラミック材を用
いるとよい。絶縁材料からなる枠体と基板との熱膨張率
の相違から生じるクラック等の問題が解決され、また、
同時焼成により、枠体の取付接合が容易になるからであ
る。
ずれかに電子部品収納用パッケージについて、前記枠体
に用いた絶縁材料として、基板と同じセラミック材を用
いるとよい。絶縁材料からなる枠体と基板との熱膨張率
の相違から生じるクラック等の問題が解決され、また、
同時焼成により、枠体の取付接合が容易になるからであ
る。
【0023】加えて、セラミック基板の表面に接合され
た前記枠体に加えて、裏面および側面を囲むように金属
製の箱体を設けると、よりノイズの発生や、電子部品の
誤動作、電磁波の放射防止機能を備えた電子部品収納用
パッケージを得ることができる。なお、金属製の箱体を
設けるほか、金属板を裏面に貼り付けたり、メタライズ
層を裏面、あるいは側面および裏面に設ける手法によっ
ても同様の効果を得ることができる。これらの接地用配
線と箱体や金属板、メタライズ層とを、セラミック基板
に形成したビアまたはスルーホールを介して、または接
地用配線をセラミック基板の側面まで延在させることに
よって接続し、前記枠体上のメタライズ層や前記上部枠
体とを電気的に接続するとよい。
た前記枠体に加えて、裏面および側面を囲むように金属
製の箱体を設けると、よりノイズの発生や、電子部品の
誤動作、電磁波の放射防止機能を備えた電子部品収納用
パッケージを得ることができる。なお、金属製の箱体を
設けるほか、金属板を裏面に貼り付けたり、メタライズ
層を裏面、あるいは側面および裏面に設ける手法によっ
ても同様の効果を得ることができる。これらの接地用配
線と箱体や金属板、メタライズ層とを、セラミック基板
に形成したビアまたはスルーホールを介して、または接
地用配線をセラミック基板の側面まで延在させることに
よって接続し、前記枠体上のメタライズ層や前記上部枠
体とを電気的に接続するとよい。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1〜8を参照しつつ説明する。セラミック基板1と、こ
れに接合した枠体2とを有する電子部品収納用パッケー
ジは、枠体2に囲まれた基板1の表面に電子部品11を
載置できるようになっている。
1〜8を参照しつつ説明する。セラミック基板1と、こ
れに接合した枠体2とを有する電子部品収納用パッケー
ジは、枠体2に囲まれた基板1の表面に電子部品11を
載置できるようになっている。
【0025】第1実施形態を図1を参照しつつ説明す
る。本例のパッケージにおいては枠体2の上面はメタラ
イズ層3で覆われており、複数のビア4、4が枠体2を
上下に貫通して列設され、かつメタライズ層3に接続し
ている。
る。本例のパッケージにおいては枠体2の上面はメタラ
イズ層3で覆われており、複数のビア4、4が枠体2を
上下に貫通して列設され、かつメタライズ層3に接続し
ている。
【0026】また、セラミック基板1の表面には、枠体
2で囲まれたセラミック基板1の表面(内部表面7)か
ら該枠体2との接合面を経由して枠体2の外部のセラミ
ック基板1の表面(外周表面8)まで延在し、かつ接合
面において、ビア4と絶縁を保ちつつ、ビア4の間を通
るようにして、信号用配線5が形成されている。これら
のビア4のうち少なくとも一本(ビア4’)は、セラミ
ック基板1上に形成された接地用配線6と枠体2との接
合面において電気的に接続されている。
2で囲まれたセラミック基板1の表面(内部表面7)か
ら該枠体2との接合面を経由して枠体2の外部のセラミ
ック基板1の表面(外周表面8)まで延在し、かつ接合
面において、ビア4と絶縁を保ちつつ、ビア4の間を通
るようにして、信号用配線5が形成されている。これら
のビア4のうち少なくとも一本(ビア4’)は、セラミ
ック基板1上に形成された接地用配線6と枠体2との接
合面において電気的に接続されている。
【0027】このようにすると、ビア4’を介して、メ
タライズ層3およびビア4が接地されるので、枠体2の
側面から電磁波が内部に侵入したり、外部へ放射される
ことがなくなる。すなわち、高いシールド効果が得られ
る。
タライズ層3およびビア4が接地されるので、枠体2の
側面から電磁波が内部に侵入したり、外部へ放射される
ことがなくなる。すなわち、高いシールド効果が得られ
る。
【0028】さらに、信号用配線間に位置するようにビ
ア4を形成しているので、信号用配線5間で電磁干渉が
生じたりして信号の反射やクロストークが発生するのを
防止することができる。
ア4を形成しているので、信号用配線5間で電磁干渉が
生じたりして信号の反射やクロストークが発生するのを
防止することができる。
【0029】次いで、第2実施形態について、図2を参
照しつつ説明する。図2は、信号用配線5、5のそれぞ
れの間に接地用配線6、6を形成し、該接地用配線6は
それぞれ導通用ビア4’と電気的に接続されている。こ
のように各信号用配線5間に接地用配線6を形成するこ
とによって、信号用配線5間で電磁干渉が生じたりして
信号の反射やクロストークが発生するのをより確実に防
止することができる。
照しつつ説明する。図2は、信号用配線5、5のそれぞ
れの間に接地用配線6、6を形成し、該接地用配線6は
それぞれ導通用ビア4’と電気的に接続されている。こ
のように各信号用配線5間に接地用配線6を形成するこ
とによって、信号用配線5間で電磁干渉が生じたりして
信号の反射やクロストークが発生するのをより確実に防
止することができる。
【0030】次いで、第3実施形態について、図3を参
照しつつ説明する。本例の電子部品収納用パッケージで
は、枠体2の上面はメタライズ層3で覆われており、枠
体2中に列設され、上面でメタライズ層3に接続するビ
ア4、4は枠体2の上方から接合面に向かって延ばされ
ているが、枠体2の下面(接合面)には露出しないよう
に形成されている。ただし、導通用ビア4’のみ接合面
まで貫通、露出し、セラミック基板1上の接地用配線6
と導通している。
照しつつ説明する。本例の電子部品収納用パッケージで
は、枠体2の上面はメタライズ層3で覆われており、枠
体2中に列設され、上面でメタライズ層3に接続するビ
ア4、4は枠体2の上方から接合面に向かって延ばされ
ているが、枠体2の下面(接合面)には露出しないよう
に形成されている。ただし、導通用ビア4’のみ接合面
まで貫通、露出し、セラミック基板1上の接地用配線6
と導通している。
【0031】半導体素子等の電子部品の高密度化、高集
積化に伴い、セラミック基板1上の信号用配線5の配線
パターンの本数や密度が増すと、第1実施形態のように
信号用配線5の間にビア4を列設することが困難になる
場合がある。そこで、本実施形態では、枠体2の接合面
には導通用ビア4’のみ露出させ、接地用配線6と電気
的に接続させる。このようにすれば、シールド効果を得
つつ、信号用配線5の本数や密度を増すことができる。
積化に伴い、セラミック基板1上の信号用配線5の配線
パターンの本数や密度が増すと、第1実施形態のように
信号用配線5の間にビア4を列設することが困難になる
場合がある。そこで、本実施形態では、枠体2の接合面
には導通用ビア4’のみ露出させ、接地用配線6と電気
的に接続させる。このようにすれば、シールド効果を得
つつ、信号用配線5の本数や密度を増すことができる。
【0032】図4は、第4実施形態に係るパッケージを
示す。本例では、枠体2の上面および外周面のうち信号
用配線5、5の近傍2’、2’を除いて、メタライズさ
れ、接地されている。信号用配線5は、枠体2で囲まれ
たセラミック基板1の内部表面7から、枠体2との接合
面を経由して、該枠体2の外部の該セラミック基板1の
外周表面8まで延在するように形成されているが、枠体
2の外周面のうち信号用配線5の近傍2’にはメタライ
ズ層3が形成されていないので、メタライズ層3とのシ
ョートが防止されている。
示す。本例では、枠体2の上面および外周面のうち信号
用配線5、5の近傍2’、2’を除いて、メタライズさ
れ、接地されている。信号用配線5は、枠体2で囲まれ
たセラミック基板1の内部表面7から、枠体2との接合
面を経由して、該枠体2の外部の該セラミック基板1の
外周表面8まで延在するように形成されているが、枠体
2の外周面のうち信号用配線5の近傍2’にはメタライ
ズ層3が形成されていないので、メタライズ層3とのシ
ョートが防止されている。
【0033】また、メタライズ層3は、接合面を通る接
地用配線6と電気的に接続されている。このようにする
と、ビアを枠体2の内部に形成しなくとも、外周面にペ
ーストを塗布、焼成することでメタライズ層とすること
により、シールド効果が得られる。
地用配線6と電気的に接続されている。このようにする
と、ビアを枠体2の内部に形成しなくとも、外周面にペ
ーストを塗布、焼成することでメタライズ層とすること
により、シールド効果が得られる。
【0034】なお、本例では、枠体2の外周面にメタラ
イズを施した例を示したが、内周面にメタライズ層を施
しても、あるいは両面に施しても良い。
イズを施した例を示したが、内周面にメタライズ層を施
しても、あるいは両面に施しても良い。
【0035】図5に示す第5実施形態では、枠体2の外
周面のうち接合面近傍にはメタライズ層3は形成せず、
メタライズ層3と接地用配線6とを接続する導通用ビア
4’を枠体2内に形成している。
周面のうち接合面近傍にはメタライズ層3は形成せず、
メタライズ層3と接地用配線6とを接続する導通用ビア
4’を枠体2内に形成している。
【0036】なお、導通用ビア4’は、枠体2の内部に
形成された内部メタライズ層3’を介して外周面のメタ
ライズ層3と接続している。
形成された内部メタライズ層3’を介して外周面のメタ
ライズ層3と接続している。
【0037】また、内部メタライズ層3’と接続しつ
つ、信号用配線5の間に位置するように複数のビア4を
列設してもよい。
つ、信号用配線5の間に位置するように複数のビア4を
列設してもよい。
【0038】図6に示す第6実施形態では、枠体2は、
金属製の上部枠体9と、セラミック等の絶縁材料からな
る下部枠体2”の2つからなっている。下部枠体2”を
絶縁材料で形成するのは、信号用配線5とのショート防
止のためである。さらに、上部枠体9と接地用配線6と
の電気的接続のために、下部枠体2”には導通用ビア
4’が貫通して形成されている。上部枠体9と接続しつ
つ信号用配線5の間に位置するように複数のビア4を列
設しても良い。
金属製の上部枠体9と、セラミック等の絶縁材料からな
る下部枠体2”の2つからなっている。下部枠体2”を
絶縁材料で形成するのは、信号用配線5とのショート防
止のためである。さらに、上部枠体9と接地用配線6と
の電気的接続のために、下部枠体2”には導通用ビア
4’が貫通して形成されている。上部枠体9と接続しつ
つ信号用配線5の間に位置するように複数のビア4を列
設しても良い。
【0039】枠体2に用いられる絶縁材料としては、ア
ルミナ,AlN、ガラスセラミック、SiC、ムライト
等のセラミック材料が好適であるが、エポキシ樹脂等の
プラスチックを用いてもよい。特に、セラミック基板1
の材質と同様な材質で枠体2を形成するのが好ましい。
熱膨張差を生ぜず、接合面にクラック等を生じにくいか
らである。
ルミナ,AlN、ガラスセラミック、SiC、ムライト
等のセラミック材料が好適であるが、エポキシ樹脂等の
プラスチックを用いてもよい。特に、セラミック基板1
の材質と同様な材質で枠体2を形成するのが好ましい。
熱膨張差を生ぜず、接合面にクラック等を生じにくいか
らである。
【0040】図7は、第1実施形態で用いたパッケージ
のセラミック基板1の裏面および側面を、さらに金属製
の箱体12によって覆った状態を示す断面図である。接
地用配線6を外側面まで延在させることによって、枠体
2上のメタライズ層3および金属製蓋体10と金属製の
箱体12とが電気的に接続されている。このようにする
と、よりシールド効果を向上させた電子部品収納用パッ
ケージを得ることができる。
のセラミック基板1の裏面および側面を、さらに金属製
の箱体12によって覆った状態を示す断面図である。接
地用配線6を外側面まで延在させることによって、枠体
2上のメタライズ層3および金属製蓋体10と金属製の
箱体12とが電気的に接続されている。このようにする
と、よりシールド効果を向上させた電子部品収納用パッ
ケージを得ることができる。
【0041】また、図8は、金属製の箱体12の代わり
にメタライズ層13をセラミック基板1の裏面に形成し
た状態を示す断面図である。本例では、セラミック基板
に導通用ビア4’と接続するように貫通ビア14を形成
し、枠体2の上面にあるメタライズ層3および金属製の
蓋体10とメタライズ層13とを電気的に接続してい
る。
にメタライズ層13をセラミック基板1の裏面に形成し
た状態を示す断面図である。本例では、セラミック基板
に導通用ビア4’と接続するように貫通ビア14を形成
し、枠体2の上面にあるメタライズ層3および金属製の
蓋体10とメタライズ層13とを電気的に接続してい
る。
【0042】このように、上記の実施形態の総てについ
て、金属製の箱体12を形成したり、あるいは金属板を
裏面に貼り付けたり、メタライズ層13を裏面、あるい
は裏面および側面に形成したりすれば、さらにシールド
効果を向上させることができる。なお、箱体やメタライ
ズ層を接地するには、接地用配線を側面まで延在させた
り、セラミック基板を貫通するビア、もしくはスルーホ
ールを形成する方法などいずれを用いてもよい。
て、金属製の箱体12を形成したり、あるいは金属板を
裏面に貼り付けたり、メタライズ層13を裏面、あるい
は裏面および側面に形成したりすれば、さらにシールド
効果を向上させることができる。なお、箱体やメタライ
ズ層を接地するには、接地用配線を側面まで延在させた
り、セラミック基板を貫通するビア、もしくはスルーホ
ールを形成する方法などいずれを用いてもよい。
【0043】
【発明の効果】上記したように、セラミック基板上に載
置する電子部品を取り囲むように接合した枠体にメタラ
イズ層やビアを形成し、接地させることによって、シー
ルド効果を向上させて、電磁波によるノイズ発生や電子
部品の誤動作の防止、さらには電磁波の放射を防ぐこと
ができる電子部品収納用パッケージを得ることができ
る。
置する電子部品を取り囲むように接合した枠体にメタラ
イズ層やビアを形成し、接地させることによって、シー
ルド効果を向上させて、電磁波によるノイズ発生や電子
部品の誤動作の防止、さらには電磁波の放射を防ぐこと
ができる電子部品収納用パッケージを得ることができ
る。
【図1】各信号用配線5の間に位置するように枠体2内
にビア4を列設した電子部品収納用パッケージを示す斜
視図である。
にビア4を列設した電子部品収納用パッケージを示す斜
視図である。
【図2】図1に示す電子部品収納用パッケージにおい
て、さらに信号用配線5間に形成された接地用配線とビ
ア4とをそれぞれ接地したものを示す斜視図である。
て、さらに信号用配線5間に形成された接地用配線とビ
ア4とをそれぞれ接地したものを示す斜視図である。
【図3】枠体2内のビア4のうち導通用ビア4’のみ接
合面まで貫通、露出させた電子部品収納用パッケージを
示す斜視図である
合面まで貫通、露出させた電子部品収納用パッケージを
示す斜視図である
【図4】枠体2の外周面のうち信号用配線5、5の近傍
2’、2’を除いてメタライズされた電子部品収納用パ
ッケージを示す状態を示す斜視図である。
2’、2’を除いてメタライズされた電子部品収納用パ
ッケージを示す状態を示す斜視図である。
【図5】接合面近傍を除きメタライズ層3を形成し接地
した電子部品収納用パッケージを示す斜視図である。
した電子部品収納用パッケージを示す斜視図である。
【図6】金属製上部枠体9を用いた電子部品収納用パッ
ケージを示す斜視図である。
ケージを示す斜視図である。
【図7】金属製の箱体12と接地用配線6と接続した電
子部品収納用パッケージを示す断面図である。
子部品収納用パッケージを示す断面図である。
【図8】メタライズ層13を貫通ビア14と接続した電
子部品収納用パッケージを示す断面図である。
子部品収納用パッケージを示す断面図である。
1:セラミック基板 2:枠体、2’:信号用配線5の近傍、2”:下部枠体 3:メタライズ層、13:メタライズ層 4:ビア、4’:導通用ビア、14:貫通ビア 5:信号用配線 6:接地用配線 7:内部表面 8:外周表面 9:上部枠体 10:金属製蓋体 11:電子部品 12:金属製箱体
Claims (4)
- 【請求項1】セラミック基板と、 該セラミック基板に接合され、絶縁材料からなり、上面
でキャップと接合して封止するための枠体と、 該セラミック基板表面に形成され、該枠体で囲まれた該
セラミック基板内部表面から該枠体との接合面を経由し
て該枠体の外部の該セラミック基板外周表面まで延在す
る信号用配線と、を備え、 前記枠体は少なくとも上面がメタライズ層で覆われてお
り、該メタライズ層に接続する複数のビアが列設されて
おり、 前記ビアは、前記枠体の上面から接合面に向かって延ば
され、少なくとも1つのビアは前記セラミック基板上に
形成された接地用配線と電気的に接続されていることを
特徴とする電子部品収納用パッケージ。 - 【請求項2】セラミック基板と、 該セラミック基板に接合され、絶縁材料からなり、上面
でキャップと接合して封止するための枠体と、 該セラミック基板表面に形成され、該枠体で囲まれた該
セラミック基板内部表面から該枠体との接合面を経由し
て該枠体の外部の該セラミック基板の外周表面まで延在
する信号用配線と、を備え、 該枠体の上面、および該信号用配線近傍を除く内周面ま
たは外周面の少なくともいずれかに接地されたメタライ
ズ層を有することを特徴とする電子部品収納用パッケー
ジ。 - 【請求項3】セラミック基板と、 該セラミック基板に接合され、絶縁材料からなり、上面
でキャップと接合して封止するための枠体と、 該セラミック基板表面に形成され、該枠体で囲まれた該
セラミック基板内部表面から該枠体との接合面を経由し
て該枠体の外部の該セラミック基板外周表面まで延在す
る信号用配線と、を備え、 前記枠体の上面、および前記セラミック基板との接合面
近傍を除く内周面または外周面の少なくともいずれかに
接地されたメタライズ層を有することを特徴とする電子
部品収納用パッケージ。 - 【請求項4】セラミック基板と、 絶縁材料からなる下部枠体と該下部枠体上に接合され、
上面でキャップと接合して封止するための上部金属枠体
とを備え、該下部枠体で前記セラミック基板に接合され
た枠体と、 該セラミック基板表面に形成され、該枠体で囲まれた該
セラミック基板内部表面から該枠体との接合面を経由し
て該枠体の外部の該セラミック基板外周表面まで延在す
る信号用配線と、を備え、 前記セラミック基板上の接地用配線と前記上部金属枠体
とが、前記下部枠体を上下に貫通して形成された導通用
ビアを介して、電気的に接続されていることを特徴とす
る電子部品収納用パッケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28332996A JPH10112517A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 電子部品収納用パッケージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28332996A JPH10112517A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 電子部品収納用パッケージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10112517A true JPH10112517A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17664074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28332996A Pending JPH10112517A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 電子部品収納用パッケージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10112517A (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-10-03 JP JP28332996A patent/JPH10112517A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |