JPH1011227A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JPH1011227A JPH1011227A JP8167824A JP16782496A JPH1011227A JP H1011227 A JPH1011227 A JP H1011227A JP 8167824 A JP8167824 A JP 8167824A JP 16782496 A JP16782496 A JP 16782496A JP H1011227 A JPH1011227 A JP H1011227A
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- JP
- Japan
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- diagnostic
- address
- magnetic disk
- magnetic
- hdd
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1816—Testing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホストシステム等の診断プログラムで全物理
ＨＤＤの診断を実行すること。 【解決手段】 複数の磁気ディスク７Ｂ，８Ｂと、この
複数の磁気ディスク７Ｂ，８Ｂに対してデータの記録再
生を行う複数の磁気ヘッド部７Ａ，８Ａと、上位装置か
ら送信される論理アドレスを各磁気ディスクでの物理ア
ドレスに変換するデコード部６と、このデコード部６か
ら出力される物理アドレスに従って各磁気ヘッド部を駆
動制御する駆動制御部３Ａとを備えている。しかも、デ
コード部６が、上位装置から送信された磁気ディスク診
断指令の論理アドレスを各ディスク毎の物理アドレスに
変換する診断アドレス変更機能を備え、駆動制御部が、
診断アドレス変更機能によって変更された物理アドレス
を対象にライトリード試験を行う制御をする磁気ディス
ク別診断制御機能を備えた。
ＨＤＤの診断を実行すること。 【解決手段】 複数の磁気ディスク７Ｂ，８Ｂと、この
複数の磁気ディスク７Ｂ，８Ｂに対してデータの記録再
生を行う複数の磁気ヘッド部７Ａ，８Ａと、上位装置か
ら送信される論理アドレスを各磁気ディスクでの物理ア
ドレスに変換するデコード部６と、このデコード部６か
ら出力される物理アドレスに従って各磁気ヘッド部を駆
動制御する駆動制御部３Ａとを備えている。しかも、デ
コード部６が、上位装置から送信された磁気ディスク診
断指令の論理アドレスを各ディスク毎の物理アドレスに
変換する診断アドレス変更機能を備え、駆動制御部が、
診断アドレス変更機能によって変更された物理アドレス
を対象にライトリード試験を行う制御をする磁気ディス
ク別診断制御機能を備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
に係り、特に、複数の複数のＨＤＤ（物理ＨＤＤ，ハー
ドディスクドライブ）で論理ＨＤＤを構成している磁気
ディスク装置に関する。
に係り、特に、複数の複数のＨＤＤ（物理ＨＤＤ，ハー
ドディスクドライブ）で論理ＨＤＤを構成している磁気
ディスク装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、複数の物理ＨＤＤで１台の論
理ＨＤＤを構成する場合、論理ＨＤＤのシリンダ領域は
複数の物理ＨＤＤに割り当てられ、論理ＨＤＤのシリン
ダの若番から１台目の物理ＨＤＤ、２台目の物理ＨＤ
Ｄ、・・という順番になる。
理ＨＤＤを構成する場合、論理ＨＤＤのシリンダ領域は
複数の物理ＨＤＤに割り当てられ、論理ＨＤＤのシリン
ダの若番から１台目の物理ＨＤＤ、２台目の物理ＨＤ
Ｄ、・・という順番になる。
【０００３】このような従来の磁気ディスク装置では、
ホストシステム等の上位装置からライトリード試験を行
い、駆動系を含めた書き込み動作、読み込み動作の診断
を行い、磁気ディスク装置の信頼性の向上を図ってい
る。このとき、ユーザによって磁気ディスクに記憶され
ているデータを破壊することなしにライトリードする必
要がある。
ホストシステム等の上位装置からライトリード試験を行
い、駆動系を含めた書き込み動作、読み込み動作の診断
を行い、磁気ディスク装置の信頼性の向上を図ってい
る。このとき、ユーザによって磁気ディスクに記憶され
ているデータを破壊することなしにライトリードする必
要がある。
【０００４】ＨＤＤにはユーザのデータをライトリード
するユーザシリンダが外周から内周にかけて存在し、最
内周シリンダを診断用シリンダとして割り当て、この診
断用シリンダに対してライトリードすることによって、
ユーザシリンダ上のデータへの影響なしに磁気ディスク
の試験を行っている。
するユーザシリンダが外周から内周にかけて存在し、最
内周シリンダを診断用シリンダとして割り当て、この診
断用シリンダに対してライトリードすることによって、
ユーザシリンダ上のデータへの影響なしに磁気ディスク
の試験を行っている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気ディスク装置では、論理ＨＤＤの診断用シリンダに
対して診断試験を行った場合に、全ての物理ドライブに
対して診断が行われていない、という不都合があった。
これは診断用シリンダが全ての物理ＨＤＤに割り当てら
れず特定の物理ＨＤＤだけに割り当てられてしまうため
である。
磁気ディスク装置では、論理ＨＤＤの診断用シリンダに
対して診断試験を行った場合に、全ての物理ドライブに
対して診断が行われていない、という不都合があった。
これは診断用シリンダが全ての物理ＨＤＤに割り当てら
れず特定の物理ＨＤＤだけに割り当てられてしまうため
である。
【０００６】
【発明の目的】本発明は、複数の物理ＨＤＤで１台の論
理ＨＤＤを構成する磁気ディスク装置において、ホスト
システム等の診断プログラムで全物理ＨＤＤの診断を実
行することができる磁気ディスク装置を提供すること
を、その目的とする。
理ＨＤＤを構成する磁気ディスク装置において、ホスト
システム等の診断プログラムで全物理ＨＤＤの診断を実
行することができる磁気ディスク装置を提供すること
を、その目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、複数
の磁気ディスクと、この複数の磁気ディスクに対してデ
ータの記録再生を行う複数の磁気ヘッド部と、上位装置
から送信される論理アドレスを各磁気ディスクでの物理
アドレスに変換するデコード部と、このデコード部から
出力される物理アドレスに従って各磁気ヘッド部を駆動
制御する駆動制御部とを備えている。しかも、デコード
部が、上位装置から送信された磁気ディスク診断指令の
論理アドレスを各ディスク毎の物理アドレスに変換する
診断アドレス変更機能を備え、駆動制御部が、診断アド
レス変更機能によって変更された物理アドレスを対象に
ライトリード試験を行う制御をする磁気ディスク別診断
制御機能を備えた、等の構成を採っている。これによっ
て前述した目的を達成しようとするものである。
の磁気ディスクと、この複数の磁気ディスクに対してデ
ータの記録再生を行う複数の磁気ヘッド部と、上位装置
から送信される論理アドレスを各磁気ディスクでの物理
アドレスに変換するデコード部と、このデコード部から
出力される物理アドレスに従って各磁気ヘッド部を駆動
制御する駆動制御部とを備えている。しかも、デコード
部が、上位装置から送信された磁気ディスク診断指令の
論理アドレスを各ディスク毎の物理アドレスに変換する
診断アドレス変更機能を備え、駆動制御部が、診断アド
レス変更機能によって変更された物理アドレスを対象に
ライトリード試験を行う制御をする磁気ディスク別診断
制御機能を備えた、等の構成を採っている。これによっ
て前述した目的を達成しようとするものである。
【０００８】本発明では、ホストシステムからＨＤＤに
診断試験を行うときに、診断用シリンダ＃１、＃２にラ
イトリードする命令を制御装置に送信し、制御装置から
診断試験を行う磁気ディスク装置のデコード部で受信す
る。まず、診断用シリンダ＃１でライトリードを行う場
合、デコード部でＨＤＤ装置＃１を選択し、ＨＤＤ装置
＃１に割り当てられている診断用シリンダ＃１にライト
リードを行う。次に診断用シリンダ＃２でライトリード
行う場合、同様の動作をしてＨＤＤ装置＃２を選択しＨ
ＤＤ装置＃１に割り当てられている診断用シリンダ＃２
にライトリードを行う。
診断試験を行うときに、診断用シリンダ＃１、＃２にラ
イトリードする命令を制御装置に送信し、制御装置から
診断試験を行う磁気ディスク装置のデコード部で受信す
る。まず、診断用シリンダ＃１でライトリードを行う場
合、デコード部でＨＤＤ装置＃１を選択し、ＨＤＤ装置
＃１に割り当てられている診断用シリンダ＃１にライト
リードを行う。次に診断用シリンダ＃２でライトリード
行う場合、同様の動作をしてＨＤＤ装置＃２を選択しＨ
ＤＤ装置＃１に割り当てられている診断用シリンダ＃２
にライトリードを行う。
【０００９】このように連続する診断用シリンダを複数
のＨＤＤに持たせることで、各ＨＤＤの診断試験を行
う。
のＨＤＤに持たせることで、各ＨＤＤの診断試験を行
う。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図１を
参照して詳細に説明する。本実施形態による磁気ディス
ク装置は、複数の磁気ディスク７Ｂ，８Ｂと、この複数
の磁気ディスク７Ｂ，８Ｂに対してデータの記録再生を
行う複数の磁気ヘッド部７Ａ，８Ａと、上位装置から送
信される論理アドレスを各磁気ディスクでの物理アドレ
スに変換するデコード部６と、このデコード部６から出
力される物理アドレスに従って各磁気ヘッド部を駆動制
御する駆動制御部３Ａとを備えている。
参照して詳細に説明する。本実施形態による磁気ディス
ク装置は、複数の磁気ディスク７Ｂ，８Ｂと、この複数
の磁気ディスク７Ｂ，８Ｂに対してデータの記録再生を
行う複数の磁気ヘッド部７Ａ，８Ａと、上位装置から送
信される論理アドレスを各磁気ディスクでの物理アドレ
スに変換するデコード部６と、このデコード部６から出
力される物理アドレスに従って各磁気ヘッド部を駆動制
御する駆動制御部３Ａとを備えている。
【００１１】しかも、デコード部６が、上位装置から送
信された磁気ディスク診断指令の論理アドレスを各ディ
スク毎の物理アドレスに変換する診断アドレス変更機能
を備え、駆動制御部が、診断アドレス変更機能によって
変更された物理アドレスを対象にライトリード試験を行
う制御をする磁気ディスク別診断制御機能を備えてい
る。ここでは、一対の磁気ディスク及び磁気ヘッド部に
より物理ＨＤＤを構成する。
信された磁気ディスク診断指令の論理アドレスを各ディ
スク毎の物理アドレスに変換する診断アドレス変更機能
を備え、駆動制御部が、診断アドレス変更機能によって
変更された物理アドレスを対象にライトリード試験を行
う制御をする磁気ディスク別診断制御機能を備えてい
る。ここでは、一対の磁気ディスク及び磁気ヘッド部に
より物理ＨＤＤを構成する。
【００１２】この図１に示す例では、デコード部６が、
上位装置から送信された診断指令が論理アドレスにより
診断対象が特定されていても、この論理アドレスを各磁
気ディスク毎の物理アドレスに変換するため、駆動制御
部は、各磁気ディスク毎に診断を行うことができる。こ
のため、磁気ディスク装置が複数のＨＤＤにより構成さ
れていても、全てのＨＤＤについて診断され、従って、
信頼性を一層向上させることができる。また、上位装置
側からみると、磁気ディスク装置の構成にかかわらず、
論理アドレスにより診断対象領域を特定することができ
るため、診断処理のプログラムを作成する負担が軽減さ
れる。
上位装置から送信された診断指令が論理アドレスにより
診断対象が特定されていても、この論理アドレスを各磁
気ディスク毎の物理アドレスに変換するため、駆動制御
部は、各磁気ディスク毎に診断を行うことができる。こ
のため、磁気ディスク装置が複数のＨＤＤにより構成さ
れていても、全てのＨＤＤについて診断され、従って、
信頼性を一層向上させることができる。また、上位装置
側からみると、磁気ディスク装置の構成にかかわらず、
論理アドレスにより診断対象領域を特定することができ
るため、診断処理のプログラムを作成する負担が軽減さ
れる。
【００１３】また、デコード部６が、各磁気ディスクの
最内周のシリンダの物理アドレスを診断対象となる物理
アドレスに設定する診断アドレス設定機能を備えてい
る。このため、ユーザ領域以外の領域で診断用のライト
リードが行われる。
最内周のシリンダの物理アドレスを診断対象となる物理
アドレスに設定する診断アドレス設定機能を備えてい
る。このため、ユーザ領域以外の領域で診断用のライト
リードが行われる。
【００１４】これを詳細に説明する。
【００１５】図２は、本実施形態による磁気ディスク装
置を有する磁気ディスクシステムの構成を示すブロック
図である。図２に示すように、磁気ディスクシステム
は、ＨＤＤにアクセスを行うホストシステム１と、ホス
トシステム１からのアクセスの制御を行うディスクアク
セス制御部２と、このディスクアクセス制御部２によっ
て制御される磁気ディスク部（磁気ディスク装置）３と
を有する。
置を有する磁気ディスクシステムの構成を示すブロック
図である。図２に示すように、磁気ディスクシステム
は、ＨＤＤにアクセスを行うホストシステム１と、ホス
トシステム１からのアクセスの制御を行うディスクアク
セス制御部２と、このディスクアクセス制御部２によっ
て制御される磁気ディスク部（磁気ディスク装置）３と
を有する。
【００１６】磁気ディスク部３は、符号７のＨＤＤ装置
＃１と、符号８のＨＤＤ装置＃２とデータアクセス制御
部からの磁気ディスクへの制御信号およびデータをＨＤ
Ｄ装置＃１又はＨＤＤ装置＃２に分配するデコーダ部６
を有する。
＃１と、符号８のＨＤＤ装置＃２とデータアクセス制御
部からの磁気ディスクへの制御信号およびデータをＨＤ
Ｄ装置＃１又はＨＤＤ装置＃２に分配するデコーダ部６
を有する。
【００１７】まず、ホストシステム１から磁気ディスク
部３にアクセスする場合を説明する。ホストシステムか
らライトリードを行う場合に磁気ディスク部で使用する
シリンダは、ユーザが使用するユーザシリンダと診断試
験に用いる診断用シリンダがある。
部３にアクセスする場合を説明する。ホストシステムか
らライトリードを行う場合に磁気ディスク部で使用する
シリンダは、ユーザが使用するユーザシリンダと診断試
験に用いる診断用シリンダがある。
【００１８】ホストシステムからＨＤＤにアクセスする
際は、使用するシリンダからデコーダ部によってＨＤＤ
装置＃１、ＨＤＤ装置＃２のどちらかを使用するか選択
し、その選ばれたＨＤＤ装置の制御を行う。ホストシス
テムからユーザシリンダ＃１（図３の２ａ）にライトリ
ードする命令を送る場合、ホストシステムから制御装置
を経由しデコード部で命令を受信し、デコード部でユー
ザシリンダ＃１に対しての命令であることからＨＤＤ装
置＃１を選択し、ＨＤＤ装置＃１のユーザシリンダ＃１
（図３のＡ）にライトリードを行う。ユーザシリンダ＃
２（図３のｂ）への命令である場合、同様の動作をして
ＨＤＤ装置＃２を選び、ユーザシリンダ＃２（図３の
Ｂ）にライトリードを行う。
際は、使用するシリンダからデコーダ部によってＨＤＤ
装置＃１、ＨＤＤ装置＃２のどちらかを使用するか選択
し、その選ばれたＨＤＤ装置の制御を行う。ホストシス
テムからユーザシリンダ＃１（図３の２ａ）にライトリ
ードする命令を送る場合、ホストシステムから制御装置
を経由しデコード部で命令を受信し、デコード部でユー
ザシリンダ＃１に対しての命令であることからＨＤＤ装
置＃１を選択し、ＨＤＤ装置＃１のユーザシリンダ＃１
（図３のＡ）にライトリードを行う。ユーザシリンダ＃
２（図３のｂ）への命令である場合、同様の動作をして
ＨＤＤ装置＃２を選び、ユーザシリンダ＃２（図３の
Ｂ）にライトリードを行う。
【００１９】ホストシステム１からＨＤＤに診断試験を
行うとき、ユーザシリンダのデータの損傷を防ぐため診
断用シリンダにライトリードを行う。ホストシステム１
から送られてきた連続する診断シリンダをデコーダ部６
によってＨＤＤ装置＃１、ＨＤＤ装置＃２に分け、ユー
ザシリンダの時と同様に診断用シリンダ＃１（図３の
ｃ）を使用するときにはＨＤＤ装置＃１の診断用シリン
ダ＃１（図３のＣ）を、診断用シリンダ＃２（図３の
Ｄ）を使用するときにはＨＤＤ装置＃２の診断用シリン
ダ＃２（図３のＤ）を選択する（分割割り当て機能）。
行うとき、ユーザシリンダのデータの損傷を防ぐため診
断用シリンダにライトリードを行う。ホストシステム１
から送られてきた連続する診断シリンダをデコーダ部６
によってＨＤＤ装置＃１、ＨＤＤ装置＃２に分け、ユー
ザシリンダの時と同様に診断用シリンダ＃１（図３の
ｃ）を使用するときにはＨＤＤ装置＃１の診断用シリン
ダ＃１（図３のＣ）を、診断用シリンダ＃２（図３の
Ｄ）を使用するときにはＨＤＤ装置＃２の診断用シリン
ダ＃２（図３のＤ）を選択する（分割割り当て機能）。
【００２０】他の磁気ディスク装置４，５にライトリー
ドおよび診断試験を行う場合も、ライトリードを行う磁
気ディスク装置を選択し、磁気ディスク装置３と同様の
動作でライトリードを行う。このように診断シリンダを
デコーダ部が２台のＨＤＤに分けることによって、ホス
トシステムの診断プログラムが１台のＨＤＤを診断する
ように２台のＨＤＤを診断することができる。
ドおよび診断試験を行う場合も、ライトリードを行う磁
気ディスク装置を選択し、磁気ディスク装置３と同様の
動作でライトリードを行う。このように診断シリンダを
デコーダ部が２台のＨＤＤに分けることによって、ホス
トシステムの診断プログラムが１台のＨＤＤを診断する
ように２台のＨＤＤを診断することができる。
【００２１】次に磁気ディスク部３が複数のＨＤＤ装置
とデコーダ部６とを有する場合について図４及び図５を
参照して説明する。
とデコーダ部６とを有する場合について図４及び図５を
参照して説明する。
【００２２】ホストシステムからＨＤＤにアクセスする
際は、使用するシリンダからデコーダ部によってＨＤＤ
装置＃１、ＨＤＤ装置＃２、…、ＨＤＤ装置＃Ｎ（図４
の９）のいずれかを選択し、その選ばれたＨＤＤ装置の
制御を行う。ホストシステムからユーザシリンダ＃１、
ユーザシリンダ＃２の場合、図２の時と同様の動作をし
てＨＤＤ装置＃１、ＨＤＤ装置＃２にライトリードを行
う。ユーザシリンダ＃Ｎにライトリードを行う場合、Ｈ
ＤＤ装置＃１、ＨＤＤ装置＃２の時と同様の動作をして
ＨＤＤ装置＃Ｎのユーザシリンダ＃Ｎにライトリードを
行う。
際は、使用するシリンダからデコーダ部によってＨＤＤ
装置＃１、ＨＤＤ装置＃２、…、ＨＤＤ装置＃Ｎ（図４
の９）のいずれかを選択し、その選ばれたＨＤＤ装置の
制御を行う。ホストシステムからユーザシリンダ＃１、
ユーザシリンダ＃２の場合、図２の時と同様の動作をし
てＨＤＤ装置＃１、ＨＤＤ装置＃２にライトリードを行
う。ユーザシリンダ＃Ｎにライトリードを行う場合、Ｈ
ＤＤ装置＃１、ＨＤＤ装置＃２の時と同様の動作をして
ＨＤＤ装置＃Ｎのユーザシリンダ＃Ｎにライトリードを
行う。
【００２３】ホストシステム１からＨＤＤに診断試験を
行うとき、連続する診断シリンダによって、デコーダ部
が選択するＨＤＤをシリンダによりＨＤＤ装置＃１、Ｈ
ＤＤ装置＃２…、ＨＤＤ装置＃Ｎ、…に分け、その選択
されたＨＤＤ装置に対してライトリードを行う。このよ
うに診断シリンダをデコーダ部が各々のＨＤＤに分ける
ことによって、ホストシステムの診断プログラムが１台
のＨＤＤを診断するように複数のＨＤＤを診断すること
ができる。
行うとき、連続する診断シリンダによって、デコーダ部
が選択するＨＤＤをシリンダによりＨＤＤ装置＃１、Ｈ
ＤＤ装置＃２…、ＨＤＤ装置＃Ｎ、…に分け、その選択
されたＨＤＤ装置に対してライトリードを行う。このよ
うに診断シリンダをデコーダ部が各々のＨＤＤに分ける
ことによって、ホストシステムの診断プログラムが１台
のＨＤＤを診断するように複数のＨＤＤを診断すること
ができる。
【００２４】上述したように本実施形態によると、複数
のＨＤＤで１台の磁気ディスクを構成した場合、この複
数のＨＤＤ各々に診断シリンダを持たせることにより、
ホストシステム等の診断プログラムで診断試験すること
で磁気ディスクを構成しているＨＤＤ全部を診断するた
め、磁気ディスクの信頼性の向上を図ることができる。
のＨＤＤで１台の磁気ディスクを構成した場合、この複
数のＨＤＤ各々に診断シリンダを持たせることにより、
ホストシステム等の診断プログラムで診断試験すること
で磁気ディスクを構成しているＨＤＤ全部を診断するた
め、磁気ディスクの信頼性の向上を図ることができる。
【００２５】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、デコード部が、上位装置から送信
された診断指令が論理アドレスにより診断対象が特定さ
れていても、この論理アドレスを各磁気ディスク毎の物
理アドレスに変換するため、駆動制御部は、各磁気ディ
スク毎に診断を行うことができ、このため、磁気ディス
ク装置が複数のＨＤＤにより構成されていても、全ての
ＨＤＤについて診断され、従って、信頼性を一層向上さ
せることができ、また、上位装置側からみると、磁気デ
ィスク装置の構成にかかわらず、論理アドレスにより診
断対象領域を特定することができるため、診断処理のプ
ログラムを作成する負担を軽減することができる。この
ように、複数の物理ＨＤＤで１台の論理ＨＤＤを構成す
る磁気ディスク装置において、ホストシステム等の診断
プログラムで全物理ＨＤＤの診断を実行することができ
る従来にない優れた磁気ディスク装置を提供することが
できる。
ので、これによると、デコード部が、上位装置から送信
された診断指令が論理アドレスにより診断対象が特定さ
れていても、この論理アドレスを各磁気ディスク毎の物
理アドレスに変換するため、駆動制御部は、各磁気ディ
スク毎に診断を行うことができ、このため、磁気ディス
ク装置が複数のＨＤＤにより構成されていても、全ての
ＨＤＤについて診断され、従って、信頼性を一層向上さ
せることができ、また、上位装置側からみると、磁気デ
ィスク装置の構成にかかわらず、論理アドレスにより診
断対象領域を特定することができるため、診断処理のプ
ログラムを作成する負担を軽減することができる。この
ように、複数の物理ＨＤＤで１台の論理ＨＤＤを構成す
る磁気ディスク装置において、ホストシステム等の診断
プログラムで全物理ＨＤＤの診断を実行することができ
る従来にない優れた磁気ディスク装置を提供することが
できる。
【図１】本発明による一実施形態の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図２】図１に示す磁気ディスク装置を有する磁気ディ
スクシステムの構成を示すブロック図である。
スクシステムの構成を示すブロック図である。
【図３】図２に示す構成でのシリンダ配置の一例を示す
説明図であり、図３（Ａ）は上位装置から磁気ディスク
装置を見たときに割り当てられているシリンダの配置を
示す図で、図３（Ｂ）はＨＤＤ装置＃１、ＨＤＤ装置＃
２で実際に割り当てられ使用しているシリンダの配置を
示す図である。
説明図であり、図３（Ａ）は上位装置から磁気ディスク
装置を見たときに割り当てられているシリンダの配置を
示す図で、図３（Ｂ）はＨＤＤ装置＃１、ＨＤＤ装置＃
２で実際に割り当てられ使用しているシリンダの配置を
示す図である。
【図４】図２に示す構成からさらにＨＤＤ装置を増加し
た場合の例を示すブロック図である。
た場合の例を示すブロック図である。
【図５】図４に示す構成でのシリンダ配置の一例を示す
説明図であり、図５（Ａ）は上位装置から磁気ディスク
装置を見たときに割り当てられているシリンダの配置を
示す図で、図５（Ｂ）はＨＤＤ装置＃１、ＨＤＤ装置＃
２、…、ＨＤＤ装置＃Ｎ、…で実際に割り当てられ使用
しているシリンダの配置を示す図である。
説明図であり、図５（Ａ）は上位装置から磁気ディスク
装置を見たときに割り当てられているシリンダの配置を
示す図で、図５（Ｂ）はＨＤＤ装置＃１、ＨＤＤ装置＃
２、…、ＨＤＤ装置＃Ｎ、…で実際に割り当てられ使用
しているシリンダの配置を示す図である。
１ ホストシステム ２ ディスクアクセス制御 ３ 磁気ディクス部 ３Ａ 駆動制御部 ４ 磁気ディスク部 ５ 磁気ディスク部 ６ デコード部 ７ ＨＤＤ装置＃１ ７Ａ 第１の磁気ヘッド部 ７Ｂ 第１の磁気ディスク ８ ＨＤＤ装置＃２ ８Ａ 第２の磁気ヘッド部 ８Ｂ 第２の磁気ディスク ９ ＨＤＤ装置＃Ｎ ａ ユーザシリンダ＃１ ｂ ユーザシリンダ＃２ ｃ 診断用シリンダ＃１ ｄ 診断用シリンダ＃２ ｅ ユーザシリンダ＃Ｎ ｆ 診断用シリンダ＃Ｎ Ａ ユーザシリンダ＃１ Ｂ ユーザシリンダ＃２ Ｃ 診断用シリンダ＃１ Ｄ 診断用シリンダ＃２ Ｅ ユーザシリンダ＃Ｎ Ｆ 診断用シリンダ＃Ｎ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ１１Ｂ 20/18 ５７２ Ｇ１１Ｂ 20/18 ５７２Ｂ ５７２Ｆ
Claims (3)
- 【請求項１】 複数の磁気ディスクと、この複数の磁気
ディスクに対してデータの記録再生を行う複数の磁気ヘ
ッド部と、上位装置から送信される論理アドレスを前記
各磁気ディスクでの物理アドレスに変換するデコード部
と、このデコード部から出力される物理アドレスに従っ
て前記各磁気ヘッド部を駆動制御する駆動制御部とを備
えた磁気ディスク装置において、前記デコード部が、前
記上位装置から送信された磁気ディスク診断指令の論理
アドレスを前記各ディスク毎の物理アドレスに変換する
診断アドレス変更機能を備え、前記駆動制御部が、診断
アドレス変更機能によって変更された物理アドレスを対
象にライトリード試験を行う制御をする磁気ディスク別
診断制御機能を備えたことを特徴とする磁気ディスク装
置。 - 【請求項２】 前記デコーダ部が、前記各磁気ディスク
の最内周のシリンダの物理アドレスを前記診断対象とな
る物理アドレスに設定する診断アドレス設定機能を備え
たことを特徴とする請求項１記載の磁気ディスク装置。 - 【請求項３】 前記デコード部が、前記上位装置から送
信された診断指令の論理アドレスが連続したアドレスで
ある場合には当該論理アドレスを分割して前記物理アド
レスに割り当てる分割割り当て機能を備えたことを特徴
とする請求項１記載の磁気ディスク装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16782496A JP3202600B2 (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 磁気ディスク装置 |
| DE19727243A DE19727243A1 (de) | 1996-06-27 | 1997-06-26 | Festplattenvorrichtung zum Umwandeln logischer Adressen von Diagnosezylindern in Festplattenlaufwerken zugeordnete physikalische Adressen |
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