JPH07109692B2 - デイスクコントロ−ラ - Google Patents

デイスクコントロ−ラ

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JPH07109692B2
JPH07109692B2 JP20748687A JP20748687A JPH07109692B2 JP H07109692 B2 JPH07109692 B2 JP H07109692B2 JP 20748687 A JP20748687 A JP 20748687A JP 20748687 A JP20748687 A JP 20748687A JP H07109692 B2 JPH07109692 B2 JP H07109692B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、情報を記憶する記憶媒体を収納した記憶媒
体カートリッジを用いる記憶装置を、ホストシステムか
らの指令に応じ制御するディスクコントローラに関する
ものである。
[従来の技術] 第14図は、例えばCQ出版「トランジスタ技術」1981年7
月号,P249,図11,P251,図14に示された従来のフロッピー
ディスクコントローラ(DC)のブロック図であり、
(1)はディスク記憶装置(以下フロッピーディスク装
置と呼ぶ)(FD)の動作を制御するディスク記憶装置コ
ントローラ回路(以下FDコントローラ回路と呼ぶ)、
(3)はフロッピーディスク装置(FD)への制御信号の
うちドライブセレクト信号を発生し、複数のディスク記
憶装置の内どれをディスクコントローラ(DC)に接続す
るのかを制御するドライブセレクト回路、(10)はホス
トシステム(HS)からポートアドレス信号をデコードす
るアドレスデコーダ、(12)はラインレシーバ、(13)
(14)はラインドライバ、(15)はデータ信号線、(2
2)〜(26)はFDコントローラ回路(1)の入出力信号
線、(27)〜(9)はドライブセレクト回路(3)の入
出力信号線である。第15図は第14図のFDコントローラ回
路(1)の入出力信号線(15),(22)〜(26)の詳細
図、第16図は第14図のドライブセレクト回路(3)の入
出力信号線(15),(27)〜(29)の詳細図である。
次に動作について説明する。ホストシステム(HS)から
のドライブセレクト回路(3)を選択するポートアドレ
ス信号(S5)がアドレスデコーダ(10)へ、ドライブセ
レクトデータ(S1)がドライブセレクト回路(3)へ印
加される。アドレスデコーダ(10)ではポートアドレス
をデコードし、ドライブセレクト回路(3)へセレクト
信号(S4)を送る。また、ホストシステム(HS)からの
ライト信号(S8)がドライブセレクト回路(3)へ印加
されると、ドライブセレクトデータ(S1)がドライブセ
レクト回路(3)へ取り込まれる。すると、ドライブセ
レクト回路(3)はドライブセレクト信号(S29)をラ
インドライバ(14)を経て選択されたフロッピーディス
ク装置(FD)へ送る。
次にホストシステム(HS)からのFDコントローラ回路
(1)を選択するポートアドレス信号(S5)がアドレス
デコーダ(10)及びFDコントローラ回路(1)へ、FD制
御コマンドやパラメータのデータ(S1)がFDコントロー
ラ回路(1)に印加される。アドレスデコーダ(10)で
はポートアドレスをデコードしFDコントローラ回路
(1)へセレクト信号(S4)を送る。またホストシステ
ム(HS)からのライト信号(S8)がFDコントローラ回路
(1)へ印加されると、FDコントローラ回路(1)はFD
制御コマンドに従った制御・応答信号(S12),(S1
3),(S20)〜(S28)をラインドライバ(13)及びラ
インレシーバ(12)を経由してフロッピーディスク装置
と送受する。次に、各コマンドによる制御動作の一例を
以下説明する。
まず、フロッピーディスク装置(FD)のヘッドを半径方
向に移動させるシークコマンドの動作について第17図及
び第18図によって説明する。第17図はこのシークコマン
ド動作時の各信号波形を示すタイムチャート、第18図は
その動作を示すフローチャートである。今、FDコントロ
ーラ回路(1)がホストシステム(HS)からコマンドコ
ードと目的のシリンダアドレスをデータ信号(S1)とし
て取込むと、フロッピーディスク装置(FD)の円板の回
転を駆動させるモータオン信号(S25)とシークの方向
を指定するディレクション信号(S22)を、ラインドラ
イバ(13)を経てフロッピーディスク装置へ送る。次に
フロッピーディスク装置(FD)のヘッドの移動量を指定
するステップ信号(S23)を同様にフロッピーディスク
装置(FD)へ送る。ステップ信号(S23)を全て送ると
シークコマンドの制御動作を終了する。
次にフロッピーディスク上からデータを読み出すリード
コマンドの動作について第19図及び第20図によって説明
する。第19図はこのリードコマンド動作時の各信号波形
を示すタイムチャート、第20図はその動作を示すフロー
チャートである。FDコントローラ回路(1)はコマンド
コードと目的のシリンダ,ヘッド,セクタ,セクタサイ
ズをデータ信号(S1)として取込むと、モータオン信号
(S25)とヘッドを指定するサイドセレクト信号(S20)
をフロッピーディスク装置(FD)へ送る。するとフロッ
ピーディスク装置(FD)からライレシーバ(12)を経
て、FDコントローラ回路(1)へリードデータ信号(S2
8)が送られるのでFDコントローラ回路(1)はこれを
読みながら目的のセクタを捜す。目的のセクタが見つか
ると、FDコントローラ回路(1)はその変調されたデー
タを読み出して復調し、ホストシステム(HS)へデータ
要求信号(S3)を送る。ホストシステム(HS)からのデ
ータ応答信号(S6)と、リード信号(S9)を受け取ると
FDコントローラ回路(1)はフロッピーディスク上から
読み出したデータをデータ信号(S1)としてホストシス
テム(HS)へ送る。必要量のデータ転送を終えるとホス
トシステム(HS)から転送終了信号(S10)がFDコント
ローラ回路(1)へ印加され、これをもってリードコマ
ンドの制御動作を終了する。
次にフロッピーディスク上にデータを書き込むライトコ
マンドの動作について第21図及び第22図によって説明す
る。第21図はこのライトコマンド動作時の各信号波形を
示すタイムチャート、第20図はその動作を示すフローチ
ャートである。目的のセクタを捜すところまではリード
コマンド動作時と同様であるが、それが見つかるとFDコ
ントローラ回路(1)はホストシステム(HS)へデータ
要求信号(S3)を送り、データ応答信号(S6)、ライト
信号(S8)とともにフロッピーディスクに書き込むべき
データをデータ信号(S1)として取込む。そして、その
データを変調してライトデータ信号(S24)とし、ライ
トゲート信号(S21)とともにフロッピーディスク装置
(FD)へ送る。動作の終了はリードコマンドと同様であ
る。
次にフロッピーディスクのフォーマッティングをするフ
ォーマットコマンドの動作について第23図及び第24図に
よって説明する。第23図はこのライトコマンド動作時の
各信号波形を示すタイムチャート、第24図はその動作を
示すフローチャートである。FDコントローラ回路(1)
はコマンドコードとセクタサイズ,セクタ数,データパ
タン,目的のヘッドをデータ信号(S1)として取込むと
モータオン信号(S25)とサイドセレクト信号(S20)を
フロッピーディスク装置(FD)へ送る。その後フロッピ
ーディスク装置(FD)からインデクス信号(S27)が入
力されるとホストシステム(HS)へデータ要求信号(S
3)を送り、ホストシステム(HS)からのデータ応答信
号(S6)とライト信号(S9)を受け取ると、FDコントロ
ーラ回路(1)はフロッピーディスクのフォーマットデ
ータをデータ信号(S1)として取込み、変調してライト
データ信号(S24)とし、ライトゲート信号(S21)とと
もにフロッピーディスク装置(FD)へ送る。動作の終了
はリードコマンドと同様である。
以上のようにFDコントローラ回路(1)は各コマンドの
制御動作を終了し、その実行結果を判断すると割込要求
信号(S2)をホストシステム(HS)へ送る。するとホス
トシステム(HS)からFDコントローラ回路(1)のポー
トアドレス信号(S5)がアドレスデコーダ(6)及びFD
コントローラ回路(1)へ印加される。アドレスデコー
ダ(10)ではポートアドレスをデコードし、FDコントロ
ーラ回路(1)へセレクト信号(S4)を送る。またホス
トシステム(HS)からのリード信号(S8)がFDコントロ
ーラ回路(1)へ印加されると、コマンドの実行結果
(以下ステータスと呼ぶ)がデータ信号(S1)としてホ
ストシステム(HS)へ送られる。このステータスはフロ
ッピーディスク装置(FD)からの各応答信号(S12)(S
13)(S26)〜(S28)の状態を検出して生成される。
このように従来のフロッピーディスクコトローラ(DC)
は、ホストシステム(HS)から制御データやコマンドが
書き込まれ、それに従ってフロッピーディスク装置(F
D)への制御信号を発生し、ステータスがホストシステ
ムにより読出されるという動作によってフロッピーディ
スク装置(FD)の制御が行なわれる。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のフロッピーディスクコントローラは以上のように
構成されているので、記憶媒体としてデータのアクセス
に機械動作を伴うフロッピーディスクのみを使用するフ
ロッピーディスク装置の制御は可能であるが、記憶媒体
として、ICメモリのように回転や移動等の機械動作を伴
わないでアクセスされる半導体記憶媒体(以下ラムディ
スク呼ぶ)も使用可能な記憶装置(以下ラムディスクと
呼ぶ)の制御をホストシステムのソフトウェアの変更な
しに行なうことが不可能であるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、従来のフロッピーディスク装置の他に、ラム
ディスク装置やフロッピーディスクとラムディスク両用
型の記憶装置のホストシステムのソフトウェアの変更を
伴わない制御が可能なディスクコントローラを得ること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係るディスクコントローラは、FDコントロー
ラ回路と、このFDコントローラ回路とホストシステム側
の論理的インターフェースが同一である、ラムディスク
用のコントローラ回路(以後RDコントローラ回路と呼
ぶ)と、ドライブセレクト回路と、ホストシステムから
のポートアドレス信号をデコードし、セレクト信号を上
記ドライブセレクト回路及び上記FDコントローラ回路ま
たは上記RDコントローラ回路の何れかに出力するアドレ
スデコーダと、上記FDコントローラ回路及び上記Rコン
トローラ回路のホストシステムへの出力信号を入力し、
何れか一方のみをホストシテムへ出力する第1のマルチ
プレクサと、上記FDコントローラ回路及び上記RDコトロ
ーラ回路の記憶装置への出力信号を入力し、何れか一方
のみを記憶装置へ出力する第2のマルチプレクサと、上
記アドレスデコーダの出力信号を入力し、上記FDディス
クコントローラは、コントローラ回路または上記RDコン
トローラ回路の何れか一方へ出力する第1のデマルチプ
レクサと、ホストシステムかの制御信号を入力し、上記
FDコントローラ回路または上記RDコントローラ回路の何
れか一方へ出力する第2のデマルチプレクサと、記憶装
置からの入力信号を入力し、上記FDコントローラ回路ま
たは上記RDコントローラ回路の何れか一方へ出力する第
3のデマルチプレクサを備え、上記各マルチプレクサ及
び各デマルチプレクサはこれらへの切換制御信号によっ
て出力信号が切換えられるようにしたものである。
[作 用] この発明におけるディスクコントローラでは、第1及び
第2のマルチプレクサ、第1、第2、第3のデマルチプ
レクサが切換制御信号によって切換えられ、FDコントロ
ーラ回路を使用するかRDコントローラ回路を使用するか
を切換えるように作用し、ラムディスク装置及びフロッ
ピーディスク装置の何れにも接続可能でそれらの制御を
行なうことができる。また、記憶装置側の物理的インタ
ーフェースを従来のものと全く同一にすることにより、
従来のフロッピーディスク装置もそのまま接続できる。
さらにホストシステム側の物理的・論理的インターフェ
ースを従来のものと全く同一にすることにより、従来の
フロッピーディスクコントローラとそっくり置き換えら
れ、ホストシステムのソフトウェアを変えることなくそ
のまま制御できる作用を持つ。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例を示すブロック線図である。図
において、(1)はFDコントローラ回路、(2)はラム
ディスク使用時の動作を制御するRDコントローラ回路、
(3)は、複数のフロッピーディスク装置及びラムディ
スク装置から接続される一つのディスク装置を選択する
ドライブセレクト回路、(4),(8)はFDコントロー
ラ回路(1)とRDコントローラ回路(2)からの入力信
号のうち何れか一方を選択して出力する第1及び第2の
マルチプレクサ、(5),(6),(7)は入力信号を
FDコントローラ回路(1)とRDコントローラ回路(2)
のうち何れか一方へ出力し、他方へはインアクティブレ
ベルの信号を出力する第2,第1及び第3のデマルチプレ
クサ、(9),(13),(14)はラインドライバ、(1
0)はアドレスデコーダ、(11),(12)はラインレシ
ーバ、(15)はデータ信号線、(16)〜(20)はRDコン
トローラ回路(2)の入出力信号線、(21)は切換制御
信号線、(22)〜(26)はFDコントローラ回路(1)の
入出力信号線、(27)〜(29)はドライブセレクト回路
(3)の入出力信号線、(DC)はディスクコントロー
ラ、(HS)はホストシスム、(MD)はラムディスクかフ
ロッピーディスクの何れかが使用されている記憶装置
(以下単に記憶装置という)である。第2図はRDコント
ローラ回路(2)の入出力信号線(16)〜(20)の詳細
図である。
次に動作について説明する。ホストシステム(HS)から
のドライブセレクト回路(3)を選択するポートアドレ
ス信号(S5)がアドレスデコーダ(10)へ、ドライブセ
レクトデータ(S1)が信号線(27)にてドライブセレク
ト回路(3)へ印加される。アドレスデコーダ(10)で
ポートアドレスがデコードされ、信号線(28)にてセレ
クト信号(S4)としてドライブセレクト回路(3)へ送
られる。また、ホストシステム(HS)からのライト信号
(S8)が信号線(27)にてドライブセレクト回路(3)
へ印加されると、ドライブセレクトデータ(S1)がドラ
イブセレクト回路(3)へ取り込まれる。すると、ドラ
イブセレクト回路(3)はドライブセレクト信号(S2
9)を信号線(29)に出力し、その信号がラインドライ
バ(14)を経て選択された記憶装置(MD)へ送られる。
ドライブセレクト信号(S29)が送られると、記憶装置
(MD)からラインレシーバ(11)を経て、その選択され
た記憶装置(MD)に、フロッピーディスクからラムディ
スクの何れが使用されているかを示す切換制御信号が信
号線(21)にて第1及び第2のマルチプレクサ(4)
(8)及び第1,第2,第3のデマルチプレクサ(6)
(5)(7)に印加され、FDコントローラ回路(1)と
RDコントローラ回路(2)のどちらかのチャネルが選ば
れる。FDコントローラ回路(1)の動作は前述した従来
のものと全く同様なので説明を省略し、ここではRDコン
トローラ回路(2)が選ばれた場合の動作について詳し
く説明する。
RDコントローラ回路(2)のホストシステム側の論理的
インターフェースはFDコントローラ回路(1)のそれと
全く同一に構成されているので、制御コマンドやパラメ
ータの書き込み動作も同様となる。
以下、各コマンドによる制御動作の一例を説明するが、
この説明に先立ってラムディスクのアドレスとフロッピ
ーディスクの物理アドレス、すなわちシリンダ,ヘッ
ド,セクタとの関係を第3図について説明する。この図
で(C)は最終シリンダ,(R)は最終セクタ、(N)
はセクタサイズである。この図でわかるようにフロッピ
ーディスクの物理アドレスとラムディスクのアドレスと
は最終セクタ(R)、セクタサイズ(N)の値を決める
ことによって対応が定まる。そしてこの2個のパラメー
タは図の中のメディアタイプの領域にそれぞれアドレス
を割り付けられてストアしてある(この場合アドレス0
及び1)。
このことをふまえてシークコマンドの動作について第4
図及び第5図に従って説明する。第4図はこのシークコ
マド動作時の各信号波形を示すタイムチャート、第5図
はその動作を示すフローチャートである。この図のよう
に記憶装置(MD)への制御動作は行なわない。ただし、
取込んだ目的シリンダの値はストアしておく。
次にリードコマンドの動作について第6図及び第7図に
よって説明する。第6図はこのリードコマンド動作時の
各信号波形を示すタイムチャート、第7図はその動作を
示すフローチャートである。RDコントローラ回路(2)
はコマンドコードの目的のシリンダ,ヘッド,セクタ,
セクタサイズをデータ信号(S1)として取込むと、メデ
ィアタイプの領域を読み出そうとする。RDコントローラ
回路(2)におけるラムディスクのリード動作は次のと
おりである。
まず、リードステート信号(S18)をラインドライバ(1
3)を経て記憶装置(MD)へ送り、ラムディスクのアド
レスを複合アドレス信号(S14)として複数回に分けて
記憶装置(MD)へ送出する。各回に対応するアドレスラ
ッチ信号(S15)も送る。アドレスラッチ信号(S15)の
信号線の数は[ラムディスクのアドレスの送出分割の回
数]−1であり、アドレスの分割の最終回にはアドレス
ラッチ信号(S15)の送出はない。そのときデータイネ
ーブル信号(S19)を記憶装置(MD)へ送り、記憶装置
(MD)からラインレシーバ(12)経由で送られたリード
データ信号(S11)を取り込んでリード動作を終了す
る。
このようにして、RDコントローラ回路(2)はラムディ
スクのメディアタイプの領域のうち、まず、最終セクタ
(R)の値の記憶されているアドレスを指定して最終セ
クタ(R)の値を取込む。その後、ラムディスクのアド
レスをインクリメントして、センタサイズ(N)の値を
取込み、RDコントローラ回路(2)内に、この2個のパ
ラメータをメディアタイプのテーブルとして持つ。
次にRDコントローラ回路(2)はホストシステムから取
込んだ目的のシリンダ,ヘッド,セクタの値からメディ
アタイプのテーブルをもとに第3図に従って、目的のセ
クタの先頭データに割付けられているラムアドレスを算
出する。そしてこのアドレス指定してそのデータを読み
出し、このデータをホストシステム(HS)へ送る方法は
FDコントローラ回路(1)の場合と同様である。先頭デ
ータを送り終えるとラムアドレスをインクリメントし、
次のデータをアクセスする。この動作を繰り返し、必要
量のデータ転送を終えるとホストシステム(HS)から転
送終了信号(S10)がRDコントローラ回路(2)へ印加
され、これをもってリードコマンドの制御動作を終了す
る。
次にライトコマンドの動作について第8図及び第9図に
従って説明する。第8図はこのライトコマンド動作時の
各信号波形を示すタイムチャート、第9図はその動作を
示すフローチャートである。RDコントローラ回路(2)
はラムディスクのメディアタイプを読み出してテーブル
を作るところまでリードコマンドと同様の動作をする。
その後FDコントローラ回路(1)の場合と同様にして書
込むデータをホストシステム(HS)から取込む。それか
らリードコマンドと同様にラムディスクのアドレスを算
出してそのアドレスを指定して記憶装置(MD)へのライ
ト動作を行なう。ライト動作はリード動作におけるリー
ドステート信号(S18)とリードデータ信号(S11)をそ
れぞれライトステート信号(S17)とライトデータ信号
(S16)に置き換えたものにあたる。こうしてホストシ
ステム(HS)からのデータの取込みと記憶装置(MD)へ
のライト動作を繰り返し必要量のデータ転送を終えると
ホストシステム(HS)から転送終了信号(S10)がRDコ
ントローラ回路(2)へ印加され、これをもってライト
コマンドの制御動作を終了する。
次にフォーマットコマンドの動作について第10図及び第
11図に従って説明する。第10図はこのライトコマンド動
作時の各信号波形を示すタイムチャート、第11図はその
動作を示すフローチャートである。RDコントローラ回路
(2)はコマンドコードとセクタサイズ,セクタ数,デ
ータパタン,目的のヘッドをホストシステム(HS)より
取込むと、メディアタイプテーブル及びラムディスクの
メディアタイプ領域へセクタサイズとセクタ数の書込み
を行なう。ラムディスクへの書込みはそのアドレスをメ
ディアタイプ領域に指定し、記憶装置(MD)へライト動
作をすることでなされる。その次にライトコマンドと同
じようにホストシステム(HS)からデータの取込みを行
ない、これを4回繰り返す。このデータはラムディスク
には書かれずに捨てられ、以前に取込んだデータパタン
をデータとして書込む。その動作としてはRDコントロー
ラ回路(2)は、目的のヘッドと以前に取込んだ目的の
シリンダ及びセクタ1からメディアタイプのテーブルの
もとにアドレスを算出してそれを指定し、書込むべきデ
ータパターンをデータとして記憶装置(MD)へ送る。ア
ドレスをインクリメントしてライト動作を繰り返し、メ
ディアタイプのテーブルのセクタ・サイズ(N)の値分
の回数に達したらホストシステム(HS)からの4回のデ
ータの取込みからの動作を繰り返す。この繰り返しがメ
ディアタイプのテーブルのセクタ数(R)の値分の回数
に達したら、この制御動作を終了する。
以上のようにRDコントローラ回路(2)は各コマンドの
制御動作を終了し、ステータスを判断すると割込要求信
号(S2)をホストシステム(HS)へ送る。ステータスは
フロッピーディスクに関するエラーステータスが多く、
ラムディスクでのエラーはそのエラーステータスにあて
はまるものをもってステータスとする。そしてFDコント
ローラ回路(1)のときと同様にステータスをホストシ
ステム(HS)へ送る。
このようにRDコントローラ回路(2)はホストシステム
(HS)に対してはFDコントローラ回路(1)と全く同様
にふるまい、コマンドを取込み、ステータスを送るが、
このフロッピーディスク向きのコマンドをラムディスク
向きに解釈して記憶装置(MD)への制御動作を行なう。
そしてこういうRDコントローラ回路(2)とFDコトロー
ラ回路(1)及び第1、第2のマルチプレクサ(4)
(8)及び第1、第2、第3のデマルチプレクサ(6)
(5)(7)を合せ持つことによりフロッピーディスク
装置、ラムディスク装置、フロッピーディスクとラムデ
ィスクとの両用型の記憶装置(MD)のいずれに対しても
ホストシステム(HS)上での従来のフロッピーディスク
用のソフトウェアでそのまま制御できる。
なお上記実施例では、フロッピーディスク用との併用を
考えたが、同じ媒体交換型の光ディスク用や磁気テープ
用との併用でもよい。この場合は、第1図のFDコントロ
ーラ回路(1)が前者はODコントローラ回路に、後者は
テープコントローラ回路におきかわることになる。そし
てRDコントローラ回路(2)のホストシステム(HS)側
の信号及び論理的インターフェースは、おきかわったOD
コントローラ回路またはテープコントローラ回路のそれ
と全く同一になる。
また、上記実施例では第1、第2のマルチプレクサ
(4)(8)及び第1、第2、第3のデマルチプレクサ
(6)(5)(7)に印加される切換制御信号(21)が
記憶装置(MD)からラインレシーバ(11)を経て至るこ
と示したが、ホストシステム(HS)からの制御データに
従い、ドライブセレクト回路(3)で発生されるように
してもよい。第12図はこの場合の実施例を示すブロック
線図である。また第13図はこの実施例のドライブセレク
ト回路(3)の入出力信号の詳細図である。この場合、
ラムディスク装置として動作する記憶装置(MD)のセレ
クト番号があらかじめ決まっていることになる。
さらに上記実施例ではリードコマンド及びライトコマン
ドの実行時に毎回メディアタイプ領域の読み出しを行な
ったが、記憶媒体の記憶装置(MD)への装着後に必ずド
ライブセレクト動作をするようにホストシステム(HS)
上のソフトウェアができており、かつディスクコントロ
ーラのコマンド実行中における記憶媒体の交換を行なわ
ないことを守るユーザに対しては、ドライブセレクト動
作後のみにメディアタイプ領域の読み出しを行なうよう
にすればシステムのスループットを上げることができ
る。このときドライブセレクト回路(3)よりRDコント
ローラ回路(2)へメディフタイプ領域読み出しの起動
をかける信号線が必要となる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、FDコントローラ回路等
のディスク記憶装置コントローラ回路とラムディスク用
のRDコントローラ回路をもち、そのどちらを用いるかを
切り換えられるようにしたので、ラムディスク装置やフ
ロッピーディスクとラムディスクの両用の記憶装置のコ
ントローラとして用いることができ、また、記憶装置側
の物理的インターフェースを従来のフロッピーディスク
装置用のものと同一にすることより、従来のフロッピー
ディスク装置もそのまま接続でき、さらにホストシステ
ム側の物理的論理的インターフェースも従来のフロッピ
ーディスクコントローラと全く同一にすることにより、
従来のものとそっくり置き換えられ、ホストシステム上
のソフトウェアを無改修でそのまま制御できるディスク
コントローラが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック線図、第2
図は第1図中のRDコントローラ回路の入出力信号線の詳
細図、第3図はラムディスクのアドレスとフロッピーデ
ィスクの物理アドレスとの関係を示す図、第4図、第6
図、第8図及び第10図はそれぞれ第2図の各信号の信号
波形を示すタイムチャート、第5図、第7図、第9図及
び第11図はそれぞれ第1図中のRDコントローラ回路の動
作を示すフローチャート、第12図はこの発明の他の実施
例を示すブロック線図、第13図は第12図中のドライブセ
レクト回路の入出力信号線の詳細図、第14図は従来のフ
ロッピーディスクコントローラを示すブロック線図、第
15図は第14図中のFDコントローラ回路の入出力信号線の
詳細図、第16図は第14図中のドライブセレクト回路の入
出力信号線の詳細図、第17図、第19図、第21図及び第23
図はそれぞれ第15図の各信号の信号波形を示すタイムチ
ャート、第18図、第20図、第22図及び第24図はそれぞれ
第14図中のFDコントローラ回路の動作を示すフローチャ
ートである。 図において(1)はディスク記憶装置コントローラ回路
(FDコントローラ回路)、(2)は半導体記憶装置コン
トローラ回路(RDコントローラ回路)、(3)はドライ
ブセレクト回路、(4),(8)はそれぞれ第1及び第
2のマルチプレクサ、(5),(6),(7)はそれぞ
れ第2、第1及び第3のデマルチプレクサ、(9),
(13),(14)はラインドライバ、(10)はアドレスデ
コーダ、(11),(12)はラインレシーバ、(DC)はデ
ィスクコントローラ、(HS)はホストシステム、(MD)
は記憶装置、(FD)はディスク記憶装置(フロッピーデ
ィスク装置)である。 なお、図中同一符号は同一或は相当部分を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−136860(JP,A) 特開 昭60−178564(JP,A) 特開 昭60−178565(JP,A) 特開 昭61−20185(JP,A) 特開 昭62−80792(JP,A) 特開 昭62−156783(JP,A) 特開 昭62−232023(JP,A) 特開 昭62−242224(JP,A) 特開 昭62−242286(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストシステムからの指令に応じて制御さ
    れ、情報を記憶する記憶媒体として回転、移動等の機械
    動作によってアクセスされるディスク記憶媒体を収納し
    たディスクカートリッジを用いる、少なくとも一つ以上
    のディスク記憶装置、及び情報を記憶する記憶媒体とし
    て機械動作をともなわず静的にアクセスされる半導体記
    憶媒体を収納した半導体カートリッジを用いる、少なく
    とも一つ以上の半導体記憶装置を制御するディスクコン
    トローラであって、 上記ディスク記憶装置の動作を制御するディスク記憶装
    置コントローラ回路と、 ホストシステム側の論理的インターフェースが上記ディ
    スク記憶装置コントローラ回路のホストシステム側の論
    理的インターフェースと同じで、上記半導体記憶装置の
    動作を制御する半導体記憶装置コントローラ回路と、 上記複数の記憶装置のうち、上記ホストシステムにより
    指定された一つを選択する信号を発生するドライブセレ
    クト回路と、 上記ホストシステムからのポートアドレス信号をデコー
    ドし、ホストシステムとの間で制御信号を送受するの
    が、上記ドライブセレクト回路か、上記ディスク記憶装
    置コントローラ回路または上記半導体記憶装置コントロ
    ーラ回路かを指定する信号を出力するアドレスデコーダ
    と、 上記ディスク記憶装置コントローラ回路及び上記半導体
    記憶装置コントローラ回路の上記ホストシステムへの出
    力信号を入力し、これらの入力される出力信号のうち何
    れか一方のみをホストシステムへ出力する第1のマルチ
    プレクサと、 上記ディスク記憶装置コントローラ回路及び上記半導体
    記憶装置コントローラ回路の上記選択された記憶装置へ
    の出力信号を入力し、これらの入力される出力信号のう
    ち何れか一方のみをこの選択された記憶装置へ出力する
    第2のマルチプレクサと、 上記アドレスデコーダからの、ディスク記憶装置コント
    ローラ回路または半導体記憶装置コントローラ回路を指
    定する信号を入力し、この信号を上記ディスク記憶装置
    コントローラ回路または上記半導体記憶装置コントロー
    ラ回路へ出力する第1のマルチプレクサと、 上記ホストシステムからの制御信号を入力し、この信号
    を上記ディスク記憶装置コントローラ回路または上記半
    導体装置コントローラ回路へ出力する第2のマルチプレ
    クサと、 上記選択された記憶装置からの信号を入力し、この信号
    を上記ディスク記憶装置コントローラ回路または上記半
    導体記憶装置コントローラ回路へ出力する第3のマルチ
    プレクサを備え、 上記各マルチプレクサ及び各デマルチプレクサは、これ
    らへの切換制御信号によって出力信号が切換えられるよ
    うにしたことを特徴とするディスクコントローラ。
  2. 【請求項2】上記各マルチプレクサ及び上記各デマルチ
    プレクサへの切換制御信号は上記記憶装置から入力され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のディス
    クコントローラ。
  3. 【請求項3】上記各マルチプレクサ及び上記各デマルチ
    プレクサへの切換制御信号は上記ドライブセレクタ回路
    で発生されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のディスクコントローラ。
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