JPH02206073A - ディスク装置の自己診断方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディスク装置の自己診断方式、特に自己診断専
用の領域を有さないディスク装置の自己診断方式に関す
る。

〔従来の技術〕

従来、この種のディスク装置の自己診断方式は、予めデ
ィスク記憶媒体に割り当てられた自己診断専用領域を使
用することにより、自己診断を行なうようになっている
。しかも従来の自己診断方式においては、自己診断を行
う、行わないにかかわらず、自己診断専用の領域を確保
していて、この領域は自己診断を行わないときでも他の
記憶等に使用させないようにしている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述のように、従来のディスク装置の自己診断方式は、
自己診断を行う、行わないにかかわらず、自己診断専用
の領域を確保しているため、この領域は自己診断を行わ
ない場合においては他に使用することのできない無駄な
領域となっているので、記憶領域の使用効率を低下させ
てしまうという問題点を有している。

本発明の目的は、上述の従来の自己診断方式を改良し、
自己診断を行わない場合においては記憶領域を有効に使
用することができるディスク装置の自己診断方式を提供
することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のディスク装置の自己診断方式は、自己診断専用
の領域を有さないディスク装置を有するディスクシステ
ムにおいて、ホストからの自己診断要求が起きたとき自
己診断用の領域として任意のブロックを指定し、そのブ
ロックのデータを一時ディスクコントローラ内の第１の
バッファに格納させ、その後、前記ブロックを用いて自
己診断を行い、その診断結果を前記ディスクコントロー
ラ内の第２のバッファに格納した後、第１のバッファに
格納させておいたデータを前記ブロックに戻すことによ
り構成される。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す流れ図で、第２図は本
発明を用いるディスクシステムの一例を示すブロック図
である。

以下、第１図の実施例について第２図を参照しながら説
明する。本発明によるディスク装置の自己診断方式は、
ディスク記憶媒体上に自己診断専用の領域を有さずに自
己診断を行うため、自己診断の実行時においては自己診
断の実行用の領域を確保しなければならない。そこで、
先ず自己診断の実行用の領域として任意のブロックを指
定する（ステップ■）。次に、指定したブロック内に既
に書き込まれであるデータをディスクコントローラ３の
バッファＡ１に格納させる（ステップ■〉。このことに
よって、指定したブロック内のデータの破壊を防ぎ、自
己診断用の領域を確保する。その後、この指定したブロ
ックを用いて自己診断を行い（ステップ■）、自己診断
結果をディスクコントローラ３内の別のバッファＢ２に
格納した（ステップ■）後、前にバッファＡ１に格納し
たデータを元の指定したブロックに戻す（ステップ■）
。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のディスク装置の自己診断
方式は、ディスクコントローラ内のバッファ記憶を利用
し、ディスク記憶媒体内に自己診断専用の領域を確保す
ることなく、自己診断を実行することができ、自己診断
専用の領域を確保しない分、ディスク媒体の使用効率を
上げる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す流れ図、第２図は本発
明を用いるディスクシステムの一例を示すブロック図で
ある。 １・・・バッファＡ、２・・・バッファＢ、３・・・デ
ィスクコントローラ、４・・・ディスク装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自己診断専用の領域を有さないディスク装置を有するデ
   ィスクシステムにおいて、ホストからの自己診断要求が
   起きたとき自己診断用の領域として任意のブロックを指
   定し、そのブロックのデータを一時ディスクコントロー
   ラ内の第１のバッファに格納させ、その後、前記ブロッ
   クを用いて自己診断を行い、その診断結果を前記ディス
   クコントローラ内の第２のバッファに格納した後、第１
   のバッファに格納させておいたデータを前記ブロックに
   戻すことを特徴とするディスク装置の自己診断方式。