JPH10112035A - 光ディスク装置及び光ヘッドの制御方法 - Google Patents

光ディスク装置及び光ヘッドの制御方法

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JPH10112035A
JPH10112035A JP26311796A JP26311796A JPH10112035A JP H10112035 A JPH10112035 A JP H10112035A JP 26311796 A JP26311796 A JP 26311796A JP 26311796 A JP26311796 A JP 26311796A JP H10112035 A JPH10112035 A JP H10112035A
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JP
Japan
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actuator
optical disk
objective lens
drive voltage
optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP26311796A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Wachi
滋明 和智
Eiichi Hirata
栄一 平田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォーカスサーボに異常が発生して強制的に
オフになったとき、対物レンズと光ディスクとが接触す
ることを確実に防止し、アクチュエータの駆動コイルの
焼損をも防止する。 【解決手段】 対物レンズ22を備えたアクチュエータ
19を駆動してフォーカスサーボを行う光ディスク装置
であり、対物レンズ22を光ディスク1から遠ざける方
向にアクチュエータ19を駆動する所定の駆動電圧を発
生する電圧源15と、フォーカスサーボの異常が一定時
間連続したことを検出した時点で、フォーカスサーボの
ループを切り、電圧源15が発生する所定駆動電圧をア
クチュエータ19に印加するためのスイッチコントロー
ル回路7及び切換スイッチ11とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対物レンズを備え
たアクチュエータを駆動してフォーカスサーボを行う光
ディスク装置と、この光ディスク装置に使用される光ヘ
ッドの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4には、光ディスクを回転駆動して当
該光ディスクに対して信号の記録再生を行う従来の光デ
ィスク装置におけるフォーカスサーボ系の要部構成を示
す。
【0003】この図4において、光ディスク101はシ
ャフト102を介してスピンドルモータ103によって
回転駆動される。このスピンドルモータ103は図示し
ないスピンドルサーボ系により回転サーボがなされるも
のである。
【0004】光ヘッド105は、レーザダイオード等の
レーザ光源や対物レンズ等の光学部品、及び4つのフォ
トディテクタを有するいわゆる4分割フォトディテクタ
等からなる光学系と、上記対物レンズを垂直方向すなわ
ちフォーカス方向に駆動すると共に水平方向すなわちト
ラッキング方向に駆動するための2軸アクチュエータと
を有している。
【0005】当該光ヘッド105では、上記光学系のレ
ーザダイオードから出射されたレーザ光を対物レンズに
よって上記光ディスク101上に集光照射する。このと
きの当該光ヘッド105は、上記2軸アクチュエータに
よって、上記対物レンズをフォーカス方向に移動させる
ことで上記光ディスク101の記録面上に焦点を結ば
せ、また上記対物レンズをトラッキング方向に移動させ
ることで上記焦点位置を上記光ディスク101の記録面
上のトラック上に合わせる。一方、上記光ディスク10
1からの反射光は、上記光ヘッド105の対物レンズを
介して上記4分割フォトディテクタ上に導かれる。この
4分割フォトディテクタでは、上記導かれた光を光電変
換によって電気信号に変換する。
【0006】上記光ヘッド105の4分割フォトディテ
クタから出力された信号は、フォーカスサーボ系のフォ
ーカスエラー発生回路108と和信号発生回路106に
送られる。上記フォーカスエラー発生回路109では、
上記4分割フォトディテクタの出力信号から、例えばい
わゆる非点収差法によるフォーカスエラー信号を検出す
る。当該フォーカスエラー発生回路108にて検出され
たフォーカスエラー信号は、位相補償回路109及びス
イッチコントロール回路107に送られる。なお、上記
和信号発生回路106及びスイッチコントロール回路1
07については後述する。
【0007】位相補償回路109は、例えばPLL(Ph
ase-Locked Loop:位相同期ループ)回路等を有してな
り、上記フォーカスエラー信号の位相補償を行うと共に
増幅する。この位相補償回路109の出力は切換スイッ
チ111の被切換端子sw2に送られる。なお、この切
換スイッチ111については後述する。
【0008】当該切換スイッチ111の共通端子から出
力された信号は、ドライブ回路112に送られる。当該
ドライブ回路112は、供給された信号に基づいて上記
光ヘッド105の前記2軸アクチュエータを駆動するこ
とで、対物レンズをフォーカス方向に移動させる。
【0009】次に、上述した図4の構成における光ヘッ
ド105の要部構成は、例えば図5に示すようになって
いる。
【0010】この図5において、光ヘッド105は、レ
ーザ光源としてのレーザダイオード127と、コリメー
タレンズ126と、偏光ビームスプリッタ125と、対
物レンズ122と、マルチレンズ128と、4分割フォ
トディテクタ129とを有する光学系と、上記対物レン
ズ122を垂直方向すなわちフォーカス方向に駆動する
と共に水平方向すなわちトラッキング方向に駆動するた
めの2軸アクチュエータ119とから構成されている。
【0011】この光ヘッド105では、上記レーザダイ
オード127から出射されたレーザ光をコリメータレン
ズ126にて平行光線とし、偏光ビームスプリッタ12
5の偏光面にて上記平行光線の光路を曲げ、当該偏光ビ
ームスプリッタ125を介した平行光線を対物レンズ1
22によって上記光ディスク101上に集光照射する。
このときの当該光ヘッド105は、上記2軸アクチュエ
ータ119によって、上記対物レンズ122をフォーカ
ス方向に移動させることで上記光ディスク101の記録
面上に焦点を結ばせ、また上記対物レンズ122をトラ
ッキング方向に移動させることで上記焦点位置を上記光
ディスク101の記録面上のトラック上に合わせる。一
方、上記光ディスク101からの反射光は、対物レンズ
122を介して偏光ビームスプリッタ125に導かれ、
当該偏光ビームスプリッタ125を透過した後、上記マ
ルチレンズ128を構成する集光レンズ及びシリンドリ
カルレンズを通って、上記4分割フォトディテクタ12
9上に導かれる。この4分割フォトディテクタ129で
は、上記導かれた光を光電変換によって電気信号に変換
し、この電気信号が当該光ヘッド105の出力信号とし
て取り出される。
【0012】上記2軸アクチュエータ119は、光線が
通過できるような穴部を有すると共に当該穴部に上記対
物レンズ122が搭載されるコイルボビン124と、当
該コイルボビン124の外側側面に固着された駆動コイ
ル123と、当該駆動コイル123と対向する位置に配
されるマグネット120とを主要構成要素として有して
なるものである。上記駆動コイル123に対して前記ド
ライブ回路112から駆動信号が供給される。
【0013】なお、当該2軸アクチュエータ119は2
次系であり、式(1)の運動方程式の従うものである。
【0014】 m(d2x/dt2)+α(dx/dt)+βx=F (1) この式(1)において、xは距離、tは時間、mは2軸
アクチュエータ可動部(対物レンズ及び駆動コイル、コ
イルボビン)の質量、αは粘性係数、βはバネ定数であ
る。
【0015】また、上記2軸アクチュエータ119に
は、上記コイルボビン124が光ヘッド105から飛び
出してしまわないようにするためのストッパ121が設
けられている。このストッパ121は、一方の端部が例
えば上記マグネット120上の上記光ディスク101に
対向する面上に固着され、他方の端部が上記レンズボビ
ン124(或いは駆動コイル123)上に張り出すよう
になされている。したがって、例えばフォーカスサーボ
がオフになって、例えばコイルボビン124が光ヘッド
105から飛び出す方向に移動してしまったとしても、
上記ストッパ121によって当該コイルボビン124の
移動が規制されるため、光ヘッド105から飛び出すこ
とはない。
【0016】ここで、上記フォーカスサーボがオンして
いるときの上記光ディスク101と対物レンズ122と
の間の距離は、ワーキングディスタンス(Working Dist
ance:作動距離、以下WDとする)と呼ばれている。
【0017】従来より、このWD(ワーキングディスタ
ンス)は、光ディスク101の面振れや光ディスク10
1のチャッキングを考慮して、充分大きな値が設定され
ており、したがって、例えば上記フォーカスサーボがオ
フになって、上記コイルボビン124が上記ストッパ1
21の位置まで移動したとしても、上記対物レンズ12
2が光ディスク101に物理的に接触することはなかっ
た。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年は、上
記光ディスク101の記録密度の向上のためとして、上
記対物レンズ122のNA(Numerical Aperture:開口
数)を大きくしたり、光ヘッド105の小型化のために
対物レンズ122を小さくすることが行われ、その結
果、上記WDが小さくなってきている。このようにWD
が小さいと言うことは、上記対物レンズ122と光ディ
スク101との間の物理的な距離が短くなることを意味
する。このため、例えば上記フォーカスサーボがオフに
なって、上記コイルボビン124が上記ストッパ121
の位置まで移動してしまったような場合には、上記対物
レンズ122が光ディスク101に物理的に接触してし
まうことが起きる。すなわち、この場合のストッパ12
1は、前述のようにコイルボビン124の飛び出しを防
止するだけの機能を有し、対物レンズ122と光ディス
ク101との物理的な接触防止の機能については失って
いる。
【0019】上記対物レンズ122と光ディスク101
とが如何にして接触するかについて、より具体的に説明
する。
【0020】例えば外乱や光ディスク101上の傷が原
因で当該フォーカスサーボが強制的にオフ状態にさせら
れてしまったような場合において、このフォーカスサー
ボ系にオフセットが存在し、これによってフォーカスエ
ラー信号に例えば図6の図中L1又はL2のようなオフ
セットが存在していたとすると、上記オフセットL1又
はL2が例え小さなものであったとしても、DCゲイン
が非常に大きな前記位相補償回路109からはレベルの
大きな信号が出力されてしまうことになる。このため、
上記ドライブ回路112からは上記光ヘッド105の2
軸アクチュエータ119に対して一定レベル(例えば最
大レベル)の駆動電圧が印加されてしまう。
【0021】このようにフォーカスサーボが強制的にオ
フ状態になされて、上記2軸アクチュエータ119に最
大駆動電圧が印加され続けると、上記オフセットL1又
はL2の極性によっては図7の(a)に示すように上記
2軸アクチュエータ119のコイルボビン123に設け
られた対物レンズ122が上記光ディスク101の方向
に移動し続け、ある時間τ0後には、当該対物レンズ1
22と光ディスク101とが接触してしまうようなこと
が起きる。すなわち、前記式(1)から、式(2)に示
すように、 x≒(1/2)×(F/m)×τ0 2 (2) となるので、上記時間τ0後にはx>WDとなって上記
対物レンズ122と光ディスク101とが接触してしま
うようになる。なお、上記2軸アクチュエータ119の
移動方向は、上記オフセットL1又はL2の極性によっ
て異なり、フォーカスサーボが強制的にオフしたことに
よって対物レンズ122と光ディスク101が100%
接触するとは言えないが、上記オフセットL1又はL2
の極性が、上記2軸アクチュエータ119を光ディスク
101の方向に駆動するものであった場合には接触する
ことになる。このように対物レンズ122と光ディスク
101とが接触すると、これら対物レンズ122と光デ
ィスク101に傷がつき、記録や再生時のデータ誤りが
発生し易くなり、光ディスク装置の信頼性が低下する虞
れがある。
【0022】また、例えば上述したようにして対物レン
ズ122と光ディスク101とが接触してしまった状態
において、さらに上記ドライブ回路112から上記光ヘ
ッド105の2軸アクチュエータ119に対して駆動電
圧を印加し続けると、上記2軸アクチュエータ119に
設けられている駆動コイル123は発熱し、焼損してし
まうことになる。
【0023】前記図4に示した従来の光ディスク装置に
おいては、上記フォーカスサーボが強制的にオフになっ
たときに、上記対物レンズ122と光ディスク101と
が接触してしまうことを防止すると共に、駆動コイル1
23が焼損してしまうことを防止するために、以下のよ
うな構成を有している。
【0024】図4に戻って、上記切換スイッチ111
は、上記被切換端子sw2の他に、被切換端子sw1,
sw3を有するものであり、スイッチコントロール回路
107からの切換制御信号に応じて、これら被切換端子
sw1〜sw3のうちの何れかが選択されるものであ
る。なお、上記被切換端子sw1は接地され、被切換端
子sw3は上記光ディスク101のサーチを行うための
サーチ信号を発生するサーチ信号発生回路110の出力
端子と接続されている。
【0025】また、上記和信号発生回路106では、上
記4分割フォトディテクタ129の各フォトディテクタ
からの出力信号に対して所定の和演算を行い、当該和演
算により求められた和信号を、スイッチコントロール回
路107に送る。
【0026】上記スイッチコントロール回路107は、
上記和信号とフォーカスエラー信号とに基づいて、上記
切換スイッチ111に対する切換制御信号を生成する。
【0027】すなわち、上記和信号及びフォーカスエラ
ー信号が例えば図6の(a)と(b)に示すような信号
となっているとき、上記スイッチコントロール回路10
7は、上記切換スイッチ111の被切換端子sw1〜s
w3を図6の(c)に示すように切換選択する。例え
ば、上記スイッチコントロール回路107は、フォーカ
スサーチ後の上記和信号が図6の(a)に示すように所
定のスライスレベルを越え、その後フォーカスエラー信
号のゼロクロスが来た時点で、上記切換スイッチ111
のスイッチポジションを上記被切換端子sw3から被切
換端子sw2に切り換え、さらに、上記和信号が所定の
スライスレベル以下になったときにはその時点から一定
時間τ1後に、上記切換スイッチ111のスイッチポジ
ションを上記被切換端子sw2から被切換端子sw1に
切り換える制御を行う。
【0028】つまり、被切換端子sw1は接地されてい
るので、当該被切換端子sw1が選ばれれば、上記ドラ
イブ回路112からの駆動電圧はグランドレベルとな
り、上記2軸アクチュエータ119が駆動されることは
なくなり、上記対物レンズ122が光ディスク101に
接触してしまうことを防止できると共に、上記2軸アク
チュエータ119の駆動コイル123が焼損してしまう
こともない。ただし、上記一定時間τ1が短すぎると、
例えば光ディスク101上の傷によって上記和信号が一
瞬欠落したような場合にも、上記スイッチコントロール
回路107が直ちに反応して上記切換スイッチ111の
被切換端子sw1を選択してしまう(フォーカスサーボ
をオフにしてしまう)ようになるので、上記一定時間τ
1は上記2軸アクチュエータ119の駆動コイル123
が発熱した場合の許容範囲以内に対応する長さとしてい
る。すなわち、その長さの時間内であれば駆動コイル1
23が発熱したとしても、その発熱は許容できる範囲と
なるような長さの時間τ1を用いている。
【0029】ところが、上述したように2軸アクチュエ
ータ119に印加する駆動電圧を図8の(b)に示すよ
うに上記一定時間τ1の後にグランドレベルにしたとし
ても、当該2軸アクチュエータ119は前述の式(1)
に示したような運動方程式に従うものであるため、図8
の(a)及び(b)に示すように上記一定時間τ1の後
のある時間τ2の後には、慣性によって上記対物レンズ
122と光ディスク101が接触してしまう。すなわ
ち、式(3)に示すように、 x≒(1/2)×(F/m)×τ1 2+(F/m)×τ1×τ2 (3) となるので、上述のように2軸アクチュエータ119に
対する駆動電圧の印加を、上記一定時間τ1後に止めた
としても、図8に示すように、τ1+τ2の時間後には対
物レンズ122と光ディスク101は接触してしまう。
【0030】そこで、本発明はこのような状況に鑑みて
なされたものであり、フォーカスサーボが強制的にオフ
になったとき、対物レンズと光ディスクとが接触するこ
とを確実に防止できると共に、駆動コイルの焼損をも防
止可能な光ディスク装置及び光ヘッドの制御方法を提供
することを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク装置
は、対物レンズを備えたアクチュエータを駆動してフォ
ーカスサーボを行うものであり、対物レンズを光ディス
クから遠ざける方向にアクチュエータを駆動する所定駆
動電圧を発生する電圧発生手段と、フォーカスサーボの
異常が一定時間連続したことを検出するサーボ異常検出
手段と、そのサーボ異常検出時点でフォーカスサーボの
ループを切り、所定の駆動電圧をアクチュエータに印加
するサーボループ制御手段とを有することにより、上述
した課題を解決する。
【0032】また、本発明の光ヘッドの制御方法は、対
物レンズを備えたアクチュエータを駆動してフォーカス
サーボが行われる光ヘッドを制御する方法であり、フォ
ーカスサーボの異常が一定時間連続したことを検出した
時点でフォーカスサーボのループを切り、対物レンズを
光ディスクから遠ざける方向にアクチュエータを駆動す
る所定の駆動電圧をこのアクチュエータに印加すること
により、上述した課題を解決する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について、図面を参照しながら説明する。
【0034】図1に本発明の光ディスク装置及び光ヘッ
ドの制御方法が適用される実施例として、光ディスクを
回転駆動して当該光ディスクに対して信号の記録再生を
行う光ディスク装置におけるフォーカスサーボ系の要部
構成を示す。
【0035】この図1において、光ディスク1は、シャ
フト2を介してスピンドルモータ3によって回転駆動さ
れる。このスピンドルモータ3は図示しないスピンドル
サーボ系により回転サーボがなされるものである。
【0036】光ヘッド5は、レーザ光源としてのレーザ
ダイオード27と、コリメータレンズ26と、対物レン
ズ22と、偏光ビームスプリッタ25と、マルチレンズ
28と、4つのフォトディテクタを有するいわゆる4分
割フォトディテクタ29等からなる光学系と、上記対物
レンズ22を垂直方向すなわちフォーカス方向に駆動す
ると共に水平方向すなわちトラッキング方向に駆動する
ための2軸アクチュエータ19とを有している。さらに
当該光ヘッド5は、スレッドモータ及びスレッドレール
からなるスレッド機構により、ディスク径方向に移動可
能になされている。
【0037】当該光ヘッド5の2軸アクチュエータ19
は、光線が通過できるような穴部を有すると共に当該穴
部に上記対物レンズ22が搭載されるコイルボビン24
と、当該コイルボビン24の外側側面に固着された駆動
コイル23と、当該駆動コイル23と対向する位置に配
されるマグネット20とを主要構成要素として有してな
るものである。上記駆動コイル23に対して後述するド
ライブ回路12から駆動信号が供給される。なお、当該
2軸アクチュエータ19は、前記式(1)の運動方程式
の従うものである。
【0038】また、当該軸アクチュエータ19には、上
記コイルボビン24が光ヘッド5から飛び出してしまわ
ないようにするためのストッパ21が設けられている。
このストッパ21は、一方の端部が例えば上記マグネッ
ト20上の上記光ディスク1に対向する面上に固着さ
れ、他方の端部が上記レンズボビン24(或いは駆動コ
イル23)上に張り出すようになされている。したがっ
て、例えばフォーカスサーボがオフになって、例えばコ
イルボビン24が光ヘッド5から飛び出す方向に移動し
てしまったとしても、上記ストッパ21によって当該コ
イルボビン24の移動が規制されるため、光ヘッド5か
ら飛び出すことはない。
【0039】このような光ヘッド5では、上記レーザダ
イオード27から出射されたレーザ光をコリメータレン
ズ26にて平行光線とし、偏光ビームスプリッタ25の
偏光面にて上記平行光線の光路を曲げ、当該偏光ビーム
スプリッタ25を介した平行光線を対物レンズ22によ
って上記光ディスク1上に集光照射する。このときの当
該光ヘッド5は、上記2軸アクチュエータ19によっ
て、上記対物レンズ22をフォーカス方向に移動させる
ことで上記光ディスク1の記録面上に焦点を結ばせ、ま
た上記対物レンズ22をトラッキング方向に移動させる
ことで上記焦点位置を上記光ディスク1の記録面上のト
ラック上に合わせる。一方、上記光ディスク1からの反
射光は、対物レンズ22を介して偏光ビームスプリッタ
25に導かれ、当該偏光ビームスプリッタ25を透過し
た後、上記マルチレンズ28を構成する集光レンズ及び
シリンドリカルレンズを通って、上記4分割フォトディ
テクタ29上に導かれる。この4分割フォトディテクタ
29では、上記導かれた光を光電変換によって電気信号
に変換し、この電気信号が当該光ヘッド5の出力信号と
して取り出される。
【0040】上記光ヘッド5の上記4分割フォトディテ
クタ29の出力信号は、フォーカスエラー発生回路8と
和信号発生回路6に送られる。このフォーカスエラー発
生回路8では、上記4分割フォトディテクタ29の出力
信号から、例えばいわゆる非点収差法によるフォーカス
エラー信号を検出する。なお、図示は省略しているが、
上記光ヘッド5からの出力信号は、いわゆるプッシュプ
ル法によってトラッキングエラー信号を検出するトラッ
キングエラー発生回路にも送られる。上記フォーカスエ
ラー発生回路8からの上記フォーカスエラー信号はスイ
ッチコントロール回路7と位相補償回路9に送られる。
【0041】位相補償回路9は、例えばPLL(Phase-
Locked Loop:位相同期ループ)回路等を有してなり、
上記フォーカスエラー信号の位相補償を行うと共に増幅
する。この位相補償回路9の出力は切換スイッチ11の
被切換端子SW2に送られる。
【0042】当該切換スイッチ11の共通端子から出力
された信号は、ドライブ回路12に送られる。当該ドラ
イブ回路12は、供給された信号に基づいて上記光ヘッ
ド5の前記2軸アクチュエータ19を駆動することで、
対物レンズをフォーカス方向に移動させる。
【0043】ここで、本実施例の光ディスク装置に使用
される2軸アクチュエータ19は、上記光ディスク1の
記録密度の向上のためとして、上記対物レンズ22のN
A(開口数)が大きく、また、光ヘッド5の小型化のた
めに対物レンズ22は小さいものが使用されている。
【0044】このような光ヘッド5を使用した場合、前
述の従来例で述べたように、WDが小さくなって対物レ
ンズ22と光ディスク1が接触し易くなるが、本実施例
の光ディスク装置では、以下のような構成を有すること
により、上記対物レンズ22と光ディスク1との接触を
防止すると共に、光ヘッド5に設けられた2軸アクチュ
エータ19の駆動コイル21の焼損をも防止可能として
いる。
【0045】図1において、上記切換スイッチ11は、
上記被切換端子SW2の他に、被切換端子SW1,SW
3,SW4を有するものであり、スイッチコントロール
回路7からの切換制御信号に応じて、これら被切換端子
SW1〜SW4のうちの何れかが選択されるものであ
る。なお、上記被切換端子SW1は接地され、被切換端
子SW3は上記光ディスク1のサーチを行うためのサー
チ信号を発生するサーチ信号発生回路10の出力端子に
接続され、被切換端子SW4は上記2軸アクチュエータ
を光ディスク1と反対側に引き込むための最大駆動電圧
値を上記ドライブ回路12にて発生するための所定電圧
を発生する電圧源15に接続されている。
【0046】また、上記和信号発生回路6では、上記光
ヘッド5の4分割フォトディテクタ29の各フォトディ
テクタからの出力信号に対して所定の和演算を行い、当
該和演算により求められた和信号を、スイッチコントロ
ール回路7に送る。
【0047】上記スイッチコントロール回路7は、上記
和信号に基づいて、上記切換スイッチ11に対する切換
制御信号を生成する。なお、和信号を用いた切換スイッ
チ11の切換制御については後述する。
【0048】すなわち、上記スイッチコントロール回路
7は、図2の(C)に示すように、フォーカスサーボが
オンしている間は上記切換スイッチ11の被切換端子S
W2を選択しており、その後、例えばフォーカスサーボ
が強制的にオフされたようなときには、図2の(b)に
示すように、その時点から一定時間T1の間だけは上記
被切換端子SW2を選択したままとし、次いで一定時間
2の間だけ上記被切換端子SW4を選択し、この一定
時間T2の後は被切換端子SW1が選択されるように制
御する。なお、被切換端子SW3については、フォーカ
スサーチが行われている時のみ選択される。
【0049】ここで、上記一定時間T1は、例えば光デ
ィスク1上の傷によって上記和信号が一瞬欠落したよう
な場合にも、上記スイッチコントロール回路7が直ちに
反応して上記切換スイッチ11の切換選択を行ってしま
わないために設けられる時間であり、当該一定時間T1
は2軸アクチュエータ19を光ディスク1方向へ駆動す
るための最大駆動電圧を印加したとしても上記対物レン
ズ22がWD(ワーキングディスタンス)の例えば1/
2の距離までしか移動できない時間に対応している。具
体的に言うと、当該一定時間T1は、式(4)に示すよ
うに、 x<(1/2)×(F/m)×T1 (4) を満足する時間とする。
【0050】また、上記一定時間T2は、T2=T1〜2
1の時間に設定する。ただし、当該一定時間T2は、上
記2軸アクチュエータ19が上記光ディスク1と反対方
向に引き込まれ続けて、当該2軸アクチュエータ19の
駆動コイル23が発熱したとしても、当該時間T2内で
あれば、上記駆動コイル23の発熱が許容できる範囲と
なるような長さの時間を用いている。なお、上記一定時
間T1のときの駆動電圧の極性が、対物レンズ22を光
ディスク1から引き離す方向のものである場合、上記駆
動コイル23には上記一定時間T1+T2の間、上記2軸
アクチュエータ19が光ディスク1と反対方向に引き込
まれ続けることになるため、上記一定時間T2はこのこ
とをも考慮した時間とすることが望ましい。すなわち、
このときの一定時間T2は、時間T1+T2の時間内であ
れば上記駆動コイル23の発熱が許容できる範囲となる
ような長さの時間とすることが望ましい。
【0051】上述したように、本実施例の光ディスク装
置においては、上記フォーカスサーボが強制的にオフに
なされたたとしても、上記一定時間T1の間だけ切換ス
イッチ11の被切換端子SW2を選択したままとするこ
とで、光ディスク1上の傷を誤ってフォーカスサーボの
強制オフとして検出することを防止し、次いで、駆動コ
イル23の許容発熱範囲に対応する上記一定時間T2
間だけ被切換端子SW4を選択して上記2軸アクチュエ
ータ19を光ディスク1から引き離す方向に駆動するこ
とで、上記対物レンズ122が光ディスク101に接触
してしまうことを防止し、その後、被切換端子SW1を
選択して駆動コイル23の駆動電圧をゼロにすること
で、2軸アクチュエータ19が中立位置に戻るようにし
ている。
【0052】次に、図3には、本発明実施例の光ディス
ク装置において、上記対物レンズ22と光ディスク1と
の接触防止、及び駆動コイルの焼損を実現するための動
作の流れを示す。
【0053】この図3において、ステップST1では、
スイッチコントロール回路7に対して和信号発生回路6
からの和信号が入力され、当該和信号がA/D(アナロ
グ/ディジタル)変換される。このスイッチコントロー
ル回路7は、ステップST2において上記A/D変換さ
れたデータを一定周期で取り込み、次のステップST3
において上記和信号のA/Dデータを所定の閾値と比較
する。ここで、上記和信号のA/Dデータの値が所定の
閾値(例えば前記図6の(a)にて示したようなスライ
スレベル)以下でないときにはステップST5に進む。
このステップST5では、当該スイッチコントロール回
路7に内蔵されるカウンタのカウント値nをゼロクリア
する。一方、上記和信号のA/Dデータの値が所定の閾
値以下になったときには、ステップST4に進み、上記
一定周期毎のタイミングでカウントを行う上記カウンタ
の値nを1増加させる。
【0054】これらステップST4及びステップST5
の後は、ステップST6に進む。このステップST6で
は、スイッチコントロール回路7において、前記一定時
間T1に対応する値Nと上記カウント値nとを比較し、
カウント値nが上記一定時間T1に対応する値Nを越え
ていないときには、ステップST7にて通常のフォーカ
スサーボを行わせ、ステップST1に戻る。すなわち、
前述したように一定時間T1内で例えば光ディスク1上
の傷等によって和信号が一瞬だけ供給されなくなったと
しても、通常のフォーカスサーボを続けるように、当該
一定時間T1内ではスイッチコントロール回路7が切換
スイッチ11の被選択端子SW2を選択し続ける。一
方、ステップST6において、カウント値nが上記一定
時間T1に対応する値Nを越えたときには、ステップS
T8に進む。
【0055】ステップST8では、スイッチコントロー
ル回路7において、前記切換スイッチ11の被切換端子
SW4を選択することにより、対物レンズ22が光ディ
スク1から遠ざかる方向となる駆動電圧を、前記2軸ア
クチュエータ19の駆動コイル23に送るようにする。
【0056】次のステップST9において、スイッチコ
ントロール回路7は、前記一定時間T2が経過するまで
待ち、当該一定時間T2経過後は、ステップST10の
ように前記切換スイッチ11の被切換端子SW1を選択
して、ドライブ回路12をオフにする。
【0057】上述したように、本発明実施例の光ディス
ク装置においては、NAが大きくWDの小さな対物レン
ズ22を用いた場合であっても、フォーカスサーボが強
制的にオフになったとき、当該対物レンズ22と光ディ
スク1とが接触することを確実に防止できると共に、駆
動コイル23の焼損をも防止可能である。したがって、
本発明実施例の光ディスク装置によれば、対物レンズ2
2や光ディスク1に傷を付けることがなくなり、信頼性
の向上が図れる。
【0058】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
光ディスク装置及び光ヘッドの制御方法においては、フ
ォーカスサーボの異常が一定時間連続したことを検出し
た時点でフォーカスサーボのループを切り、対物レンズ
を光ディスクから遠ざける方向にアクチュエータを駆動
する所定の駆動電圧をこのアクチュエータに印加するこ
とにより、フォーカスサーボに異常が発生して強制的に
オフになったとき、対物レンズと光ディスクとが接触す
ることを確実に防止できると共に、アクチュエータの駆
動コイルの焼損をも防止可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の光ディスク装置のフォーカスサ
ーボ系の要部構成について説明するためのブロック回路
図である。
【図2】本実施例の光ディスク装置においてフォーカス
サーボが強制的にオフとなったときの2軸アクチュエー
タ駆動電圧制御の説明に用いる図である。
【図3】本実施例の光ディスク装置においてフォーカス
サーボが強制的にオフとなったときの2軸アクチュエー
タ駆動電圧制御の流れを示すフローチャートである。
【図4】従来の光ディスク装置のフォーカスサーボ系の
要部構成について説明するためのブロック回路図であ
る。
【図5】光ディスク装置に用いられる光ヘッドの具体的
な構成を示す図である。
【図6】従来の光ディスク装置においてフォーカスサー
ボが強制的にオフとなったときの2軸アクチュエータ駆
動電圧制御の説明に用いる図である。
【図7】フォーカスサーボが強制的にオフとなったとき
に対物レンズと光ディスクとの接触が発生する原因の説
明に用いる図である。
【図7】フォーカスサーボが強制的にオフとなったとき
に、2軸アクチュエータの駆動電圧をグランドレベルに
しても、対物レンズと光ディスクとの接触が発生する場
合の原因説明に用いる図である。
【符号の説明】
1 光ディスク、 2 シャフト、 3 スピンドルモ
ータ、 5 光ヘッド、 6 和信号発生回路、 7
スイッチコントロール回路、 8 フォーカスエラー発
生回路、 9 位相補償回路、 10 サーチ信号発生
回路、 11切換スイッチ、 12 ドライブ回路、
15 電圧源、 19 2軸アクチュエータ、 20
マグネット、 21 コイルボビン、 22 対物レン
ズ、23 駆動コイル、 25 偏光ビームスプリッ
タ、 26 コリメータレンズ、 27 レーザダイオ
ード、 28 マルチレンズ、 29 4分割フォトデ
ィテクタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の光ディスク装置のフォーカスサ
ーボ系の要部構成について説明するためのブロック回路
図である。
【図2】本実施例の光ディスク装置においてフォーカス
サーボが強制的にオフとなったときの2軸アクチュエー
タ駆動電圧制御の説明に用いる図である。
【図3】本実施例の光ディスク装置においてフォーカス
サーボが強制的にオフとなったときの2軸アクチュエー
タ駆動電圧制御の流れを示すフローチャートである。
【図4】従来の光ディスク装置のフォーカスサーボ系の
要部構成について説明するためのブロック回路図であ
る。
【図5】光ディスク装置に用いられる光ヘッドの具体的
な構成を示す図である。
【図6】従来の光ディスク装置においてフォーカスサー
ボが強制的にオフとなったときの2軸アクチュエータ駆
動電圧制御の説明に用いる図である。
【図7】フォーカスサーボが強制的にオフとなったとき
に対物レンズと光ディスクとの接触が発生する原因の説
明に用いる図である。
【図8】フォーカスサーボが強制的にオフとなったとき
に、2軸アクチュエータの駆動電圧をグランドレベルに
しても、対物レンズと光ディスクとの接触が発生する場
合の原因説明に用いる図である。
【符号の説明】 1 光ディスク、 2 シャフト、 3 スピンドルモ
ータ、 5 光ヘッド、 6 和信号発生回路、 7
スイッチコントロール回路、 8 フォーカスエラー発
生回路、 9 位相補償回路、 10 サーチ信号発生
回路、 11切換スイッチ、 12 ドライブ回路、
15 電圧源、 19 2軸アクチュエータ、 20
マグネット、 21 コイルボビン、 22 対物レン
ズ、23 駆動コイル、 25 偏光ビームスプリッ
タ、 26 コリメータレンズ、 27 レーザダイオ
ード、 28 マルチレンズ、 29 4分割フォトデ
ィテクタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを備えたアクチュエータを駆
    動してフォーカスサーボを行う光ディスク装置におい
    て、 上記対物レンズを光ディスクから遠ざける方向に上記ア
    クチュエータを駆動する所定の駆動電圧を発生する電圧
    発生手段と、 フォーカスサーボの異常が一定時間連続したことを検出
    するサーボ異常検出手段と、 上記フォーカスサーボの異常が一定時間連続したことを
    検出した時点で上記フォーカスサーボのループを切り、
    上記電圧発生手段が発生する上記所定の駆動電圧を上記
    アクチュエータに印加するサーボループ制御手段とを有
    することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 上記サーボループ制御手段は、上記アク
    チュエータへの上記所定の駆動電圧の印加開始から所定
    時間経過後に、上記所定の駆動電圧の印加を停止するこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 上記一定時間は、上記対物レンズが光デ
    ィスクに近づく方向の最大駆動電圧が上記アクチュエー
    タに印加されているときに、上記対物レンズが光ディス
    クに接触するまでの時間以内であることを特徴とする請
    求項1記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 上記所定時間は、連続して上記所定の駆
    動電圧が上記アクチュエータへ印加されたときに、上記
    アクチュエータが許容発熱値に達するまでの時間以内で
    あることを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 対物レンズを備えたアクチュエータを駆
    動してフォーカスサーボが行われる光ヘッドの制御方法
    において、 フォーカスサーボの異常が一定時間連続したことを検出
    した時点で上記フォーカスサーボのループを切り、 上記対物レンズを光ディスクから遠ざける方向に上記ア
    クチュエータを駆動する所定の駆動電圧を、当該アクチ
    ュエータに印加することを特徴とする光ヘッドの制御方
    法。
  6. 【請求項6】 上記アクチュエータへの上記所定の駆動
    電圧の印加開始から所定時間経過後に、上記所定の駆動
    電圧の印加を停止することを特徴とする請求項5記載の
    光ヘッドの制御方法。
  7. 【請求項7】 上記一定時間は、上記対物レンズが光デ
    ィスクに近づく方向の最大駆動電圧が上記アクチュエー
    タに印加されているときに、上記対物レンズが光ディス
    クに接触するまでの時間以内であることを特徴とする請
    求項5記載の光ヘッドの制御方法。
  8. 【請求項8】 上記所定時間は、連続して上記所定の駆
    動電圧が上記アクチュエータへ印加されたときに、上記
    アクチュエータが許容発熱値に達するまでの時間以内で
    あることを特徴とする請求項6記載の光ヘッドの制御方
    法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6721244B2 (en) 2001-01-30 2004-04-13 Nec Corporation Focusing servo pull-in apparatus
US7257069B2 (en) 2001-12-06 2007-08-14 Fujitsu Limited Optical storage device and optical device
KR100775707B1 (ko) 2006-06-30 2007-11-09 주식회사 대우일렉트로닉스 광디스크 기록/재생 시스템에서 액츄에이터 발진으로 인한픽업 손상 방지방법
US7397735B2 (en) * 2003-06-04 2008-07-08 Funai Electric Co., Ltd. Optical disk device capable of preventing collision between disk and objective lens, and control method thereof
KR100878530B1 (ko) * 2002-07-29 2009-01-13 삼성전자주식회사 디스크 흠집을 방지하기 위한 제어 방법 및 그 장치
US8315131B2 (en) 2005-10-05 2012-11-20 Hitachi-Lg Data Storage, Inc. Optical disc apparatus and back off control method for objective lens

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