JPH10111766A - データ記録再生装置および方法 - Google Patents

データ記録再生装置および方法

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JPH10111766A
JPH10111766A JP9189654A JP18965497A JPH10111766A JP H10111766 A JPH10111766 A JP H10111766A JP 9189654 A JP9189654 A JP 9189654A JP 18965497 A JP18965497 A JP 18965497A JP H10111766 A JPH10111766 A JP H10111766A
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Yasuo Iwasaki
康夫 岩崎
Hiroyuki Miyawaki
啓之 宮脇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードディスクに障害が発生した時に、デー
タコントローラからの記録/再生要求に対する性能の低
下を生じることなく、データを再構築する。 【解決手段】 CPU9が上位のデータコントローラか
らのアクセスのない空き時間を検出、管理する。システ
ム用のタイムスロット、アクセスのないタイムスロッ
ト、またはアクセスが完了した後のタイムスロット内の
残り時間において、データ再構築動作が起動され、これ
が実行される。残りの正しいデータをハードディスク2
8〜32から再生し、再生されたデータを演算してオリ
ジナルのデータを復元し、復元されたオリジナルのデー
タを対象とするハードディスクに記録する一連の動作に
よって、再構築動作がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ記録再生
装置およびその方法に関し、特に、データの再構築中で
も、データの連続性を確保することが可能なデータ記録
再生装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テープのようにシーケンシャルア
クセスの記録再生メディアに代わって、ハードディスク
などのランダムアクセスが可能な記録再生メディアを使
用して、映像音声データを記録再生する装置が普及しつ
つある。
【0003】一般的には、高画質を必要とされるような
映像記録再生装置においては、要求されるデータの転送
レートが高い上に、長時間のデータを記録するためには
大容量である必要があるため、ハードディスクを複数台
並列運転して転送レートを高速化し、さらにパリティデ
ータを記録しておくことにより、万一いずれかのハード
ディスクが故障しても、元のデータを復元(再構築)で
きるようにすることにより信頼性を確保した装置が使用
されている。
【0004】このようなデータの記録再生装置は、ディ
スクアレイと呼ばれている。ディスクアレイ装置につい
ての詳細は、A Case for Redundant Arrays of Inexpen
siveDisks(RAID)(ACMSIGMOD (Conference,Chicago,IL),
June (1988)で論じられているため、ここではその詳細
を省略する。上記の文献において、ディスクアレイ装置
は、RAIDと呼ばれ、RAID1〜5までの5つのク
ラスに分類されている。図1に示されるディスクアレイ
装置は、分類されたクラスの内のRAID3に相当して
いる。すなわち、図1のディスクアレイ装置において、
8ビット、16ビット等の所定のビット幅を有する入出
力データ1が供給されるディスクアレイコントローラ2
に、複数(この例では5台)の並列に動作するハードデ
ィスク3、4、5、6、7が接続されている。これらの
ハードディスクのうち、ハードディスク3、4、5、6
は、データ記録用のものであり、ディスクアレイコント
ローラ2により入力データが振り分けられて記録されて
いる。また、ハードディスク7は、各入力データから演
算されるパリティだけを記録するためのものである。
【0005】図2は、パリティ例えば奇数パリティの生
成動作を説明するものである。4個のデータD1、D
2、D3、D4がエクスクルーシブORゲート36に供
給され、パリティデータDPが生成される。すなわち、
各ビット位置で、奇数個の`1'が存在するように、パリ
ティデータDPが生成される。なお、データD1〜D4
は、ハードディスク3、4、5、6のそれぞれのデータ
を意味する。そして、このパリティデータDPが図1の
ディスクアレイ装置のハードディスク7に記録される。
【0006】若し、いずれかのハードディスクが故障し
た場合、残されたデータとパリティDPの演算により、
オリジナルのデータを復元することができるので、この
復元されたデータを故障が解消されたハードディスクに
記録し直すことによって、データの再構築が可能であ
る。通常、故障したハードディスクは、新たなものに交
換される。一例として、図3に示すように、4個のデー
タD1〜D4の中で、例えばD3(ハードディスク3の
データ)が誤りとなった場合、データD3が誤りである
ことが分かれば、エクスクルーシブORゲート36に対
して、誤りでないデータD1、D2、D4およびDPを
入力することによって、オリジナルのデータD3復元す
ることができる。なお、ハードディスク3、4、5、
6、7がそれぞれエラー訂正符号によるエラー訂正動作
を行っており、訂正不可能なエラーが発生した場合に、
上述したパリティによる誤り訂正がなされる。
【0007】一方、このような映像・音声データ記録装
置を放送業務用として用いようとした場合には、例えば
入力される映像データがD2ベースバンド信号である場
合には約120Mbpsの転送レートが必要で、一台あたり
のハードディスクの実効転送レートを30Mbps程度であ
るとすると、ディスクアレイ内部のハードディスクは4
台必要になる。更に、例えばチャンネル数が6チャンネ
ル必要だとすると24台のハードディスクが必要とな
る。
【0008】ここで、実効転送レートとは、一定量のデ
ータを読み出したり、書き込んだりするために必要とす
るトータルの時間でデータ量を割ったものであり、ハー
ドディスク内部の転送レートやインターフェース部分で
の瞬間的な転送レートのことではない。また、各チャン
ネルは同一の記録再生装置から同時に複数または同一の
映像を再生もしくは記録するという前提である。
【0009】しかしながら、24台ものハードディスク
を一度に並列動作させることは一般的ではない。すなわ
ち、多数のハードディスクを同時的に一斉に動作させよ
うとすると、コマンドを発行したり、それそれのハード
ディスクを管理したりする側の負担が大きくなり、余計
な時間がかかってしまい、その結果、実効転送レートが
落ちたり、故障に対する信頼性の確保が困難になってし
まう。そこで、従来は、上述したようなディスクアレイ
装置を複数台並列に動作させることにより転送レートの
高速化を図っていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように構成された従来のディスクアレイを用いた映像記
録再生装置においては、万一いずれかのハードディスク
に故障が発生し、データの再構築が必要となっても、オ
ペレータの要求に応じて一定時間内に要求された量のデ
ータが返せないと、つまり、転送レートが極端に低下す
るような動作を行ってしまうと、データが途切れ動画の
再生や音声の再生が中断する問題が生じる。この点か
ら、再構築動作を勝手に行うことができないという問題
を有する。
【0011】一方で、再構築動作の起動をオペレータに
任せ、性能低下が許容される場合にのみ再構築動作を起
動するようにしても、再構築動作が起動されるまでの期
間では、冗長性のない状態の使用を余儀無くされる。
【0012】また、ハードディスクは一般的にSCSI
インターフェースを採用しているが、この規格では、一
旦ハードディスクに対してデータの再生、記録などのコ
マンドを発行してしまうと、その動作を中断させ、新た
なコマンドを発行して次の動作に移行させるためには時
間がかかる。従って、ディスクアレイが勝手に再構築動
作を開始し、オペレータからの要求が発生したら、その
時点で再構築動作を強制的に中断させて、要求されたデ
ータの再生、もしくは記録を行うという方法では、要求
を受け取ってから実際に動作を開始するまでに時間がか
かり、全体としての動作時間が延びてしまう。この方法
でも、データの連続性が確保できず動画あるいは音声の
連続再生ができなくなる可能性が生じる。
【0013】さらに、予め、実際に動作を開始するまで
の遅延を予測して構成されたシステムでは、動作の遅延
が生じた場合に、データの連続性を確保することによっ
て、動画や音声の連続再生を続けるために、余分なデー
タを蓄積しておくためのメモリ、並びにその制御回路も
必要とする。その結果、コストアップが生じる。
【0014】このように、データの再構築を行う機能を
有することによって信頼性を確保する構造をもつディス
クアレイを使用して、映像・音声等のデータ記録再生装
置を構成した場合、ハードディスクの故障によってデー
タの一部に再構築の必要性が生じると、性能の一部を犠
牲にしなければ冗長性を元の状態に戻せないという問題
があった。
【0015】従って、この発明の目的は、ハードディス
クに障害が発生した時に、データの記録・再生要求に対
して、性能を低下させることなく、再構築動作を行うこ
とが可能なデータ記録再生装置およびその方法を提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、ノンリニアアクセス可能な複
数の記録媒体にデータを記録再生するようになされたデ
ータ記録再生装置において、データを複数の記録媒体に
記録及び再生を行う記録再生部と、複数の記録媒体のう
ちいずれかの記録媒体に記録されているデータの再生が
できないことを検出したとき、上位システムからのアク
セスのない空き時間を検出して、該空き時間に再生可能
な記録媒体からデータと他の記録媒体に記録されている
エラー訂正用データとを再生するように、記録再生部を
制御し、再生可能な記録媒体からのデータとエラー訂正
用データから再生できないデータを再構築するようにな
された制御部とを有するデータ記録再生装置である。
【0017】請求項2の発明は、ノンリニアアクセス可
能な複数の記録媒体にデータを記録再生するようになさ
れたデータ記録再生装置において、上位システムと通信
可能なシステム管理用制御部と、データを複数の記録媒
体に記録及び再生を行う記録再生部と、所定の単位ごと
にデータが入出力されるように、該所定の単位毎に設け
られ、かつ所定の期間を複数に分けて各分けられたタイ
ムスロット期間に、夫々に入力されるデータを記録再生
部に出力し、かつ記録再生部からのデータが入力されて
データを出力する複数のデータ制御部と、データを複数
の記録媒体のうちいずれかの記録媒体に記録されている
データの再生ができないことを検出したとき、システム
管理用制御部に割り振られたタイムスロット期間に、再
生可能な複数の記録媒体に記録されているデータとエラ
ー訂正用データとを再生するように、記録再生部を制御
し、再生可能な複数の記録媒体から再生されたデータと
エラー訂正用データとから再生できないデータを再構築
するようなされた制御部とを有することを特徴とするデ
ータ記録再生装置である。
【0018】請求項3の発明は、ノンリニアアクセス可
能な複数の記録媒体にデータを記録再生するようになさ
れたデータ記録再生装置において、データを複数の記録
媒体に記録及び再生を行う記録再生部と、所定の単位毎
にデータが入出力されるように、該所定の単位毎に設け
られ、かつ所定の期間を複数に分けて各分けられたタイ
ムスロット期間に、それぞれ入力されるデータを記録再
生部に出力し、かつ記録再生部からのデータが入力され
てデータを出力する複数のデータ制御部と、複数の記録
媒体のうちいずれかの記録媒体に記録されているデータ
の再生ができないことを検出したとき、データ制御部の
記録媒体への記録又は再生制御が終了した後の割り当て
られたタイムスロットの残り時間に、再生可能な記録媒
体に記録されているデータとエラー訂正用データとを再
生するように、記録再生部を制御し、再生可能な記録媒
体から再生されたデータとエラー訂正用データとから再
生できないデータを再構築するようになされた制御部と
を有するデータ記録再生装置である。
【0019】請求項4の発明は、ノンリニアアクセス可
能な複数の記録媒体にデータを記録再生するようになさ
れたデータ記録再生装置において、データを複数の記録
媒体に記録及び再生を行う記録再生部と、所定の単位毎
にデータが入出力されるように、該所定の単位毎に設け
られ、かつ所定の期間を複数に分けて各分けられたタイ
ムスロット期間に、それぞれに入力されるデータを記録
再生部に出力し、かつ記録再生部からのデータが入力さ
れて該データを出力する複数の制御部と、複数の記録媒
体のうちいずれかの記録媒体に記録されているデータの
再生ができないことを検出したとき、割り当てられたタ
イムスロット期間にデータ制御部からのデータが記録再
生部に入力されないことを検出して該割り当てられたタ
イムスロット期間に、再生可能な記録媒体に記録されて
いるデータとエラー訂正用データとを再生するように、
記録再生部を制御し、再生可能な記録媒体から再生され
たデータとエラー訂正用データとから再生できないデー
タを再構築するようになされた制御部とを有することを
特徴とするデータ記録再生装置である。
【0020】請求項5の発明は、ノンリニアアクセス可
能な複数の記録媒体にデータを記録再生するようになさ
れたデータ記録再生方法において、記録再生部によっ
て、データを複数の記録媒体に記録および再生を行い、
複数の記録媒体のうちいずれかの記録媒体に記録されて
いるデータの再生ができないことを検出したとき、上位
システムからのアクセスのない空き時間を検出して、該
空き時間に再生可能な記録媒体からデータと他の記録媒
体に記録されているエラー訂正用データとを再生するよ
うに、記録再生部を制御し、再生可能な記録媒体からの
データとエラー訂正用データから再生できないデータを
再構築することを特徴とするデータ記録再生方法であ
る。
【0021】請求項6の発明は、ノンリニアアクセス可
能な複数の記録媒体にデータを記録再生するようになさ
れたデータ記録再生方法において、システム管理用制御
部によって、上位システムと通信を行い、記録再生部に
よって、データを複数の記録媒体に記録および再生を行
い、複数のデータ制御部によって、所定の単位ごとにデ
ータが入出力されるように、該所定の単位毎に設けら
れ、かつ所定の期間を複数に分けて各分けられたタイム
スロット期間に、夫々に入力されるデータを記録再生部
に出力し、かつ記録再生部からのデータが入力されてデ
ータを出力し、データを複数の記録媒体のうちいずれか
の記録媒体に記録されているデータの再生ができないこ
とを検出したとき、システム管理用制御部に割り振られ
たタイムスロット期間に、再生可能な複数の記録媒体に
記録されているデータとエラー訂正用データとを再生す
るように、記録再生部を制御し、再生可能な複数の記録
媒体から再生されたデータとエラー訂正用データとから
再生できないデータを再構築することを特徴とするデー
タ記録再生方法である。
【0022】請求項7の発明は、ノンリニアアクセス可
能な複数の記録媒体にデータを記録再生するようになさ
れたデータ記録再生方法において、記録再生部によっ
て、データを複数の記録媒体に記録および再生を行い、
複数のデータ制御部によって、所定の単位ごとにデータ
が入出力されるように、該所定の単位毎に設けられ、か
つ所定の期間を複数に分けて各分けられたタイムスロッ
ト期間に、夫々に入力されるデータを記録再生部に出力
し、かつ記録再生部からのデータが入力されてデータを
出力し、複数の記録媒体のうちいずれかの記録媒体に記
録されているデータの再生ができないことを検出したと
き、データ制御部の記録媒体への記録又は再生制御が終
了した後の割り当てられたタイムスロットの残り時間
に、再生可能な記録媒体に記録されているデータとエラ
ー訂正用データとを再生するように、記録再生部を制御
し、再生可能な記録媒体から再生されたデータとエラー
訂正用データとから再生できないデータを再構築するこ
とを特徴とするデータ記録再生方法である。
【0023】請求項8の発明は、ノンリニアアクセス可
能な複数の記録媒体にデータを記録再生するようになさ
れたデータ記録再生方法において、記録再生部によっ
て、データを複数の記録媒体に記録および再生を行い、
複数のデータ制御部によって、所定の単位ごとにデータ
が入出力されるように、該所定の単位毎に設けられ、か
つ所定の期間を複数に分けて各分けられたタイムスロッ
ト期間に、夫々に入力されるデータを記録再生部に出力
し、かつ記録再生部からのデータが入力されてデータを
出力し、複数の記録媒体のうちいずれかの記録媒体に記
録されているデータの再生ができないことを検出したと
き、割り当てられたタイムスロット期間にデータ制御部
からのデータが記録再生部に入力されないことを検出し
て該割り当てられたタイムスロット期間に、再生可能な
記録媒体に記録されているデータとエラー訂正用データ
とを再生するように、記録再生部を制御し、再生可能な
記録媒体から再生されたデータとエラー訂正用データと
から再生できないデータを再構築することを特徴とする
データ記録再生方法である。
【0024】上述のように構成された、この発明によれ
ば、複数のディスアレイを並列運転することによって信
頼性を確保し、記録再生時の転送レートを高速化した映
像・音声データの記録再生装置において、データの処理
ブロックとディスクアレイのデータ転送方式を、コマン
ドとデータが同時に転送でき、複数の伝送路が同期的に
動作するインターフェースを用い、あらかじめ決められ
たスケジュールで装置全体が動作している。それによっ
て、万一、ディスクアレイ内で使用しているハードディ
スクに障害が発生し、データの再構築動作が必要になっ
たとしても、非同期的に発生する映像・音声データの処
理ブロックからのデータ記録・再生要求に対して、性能
を低下させることなく再構築動作を続けることができ
る。
【0025】また、この発明によれば、あらかじめ準備
されたシステム用のタイムスロット以外のスロットにお
いても、空き時間を算出し、許容される量だけのデータ
再構築動作を行うことにより、再構築動作にかかる時間
を短縮することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。図4は、この発明によ
るディスクアレイを用いて構成されたデータ記録再生装
置の構成の一例を示す。このデータ記録再生装置は、高
画質の映像データを同時に多チャンネル(例えばチャン
ネル1〜チャンネル6)で、入出力することができるよ
うに構成されている。図4では6台のシリアル入出力を
装備したディスクアレイ装置38、39、40、41、
42、43を並列に運転する構成とされている。各ディ
スクアレイ装置38、39、40、41、42、43
は、複数台のデータ記録用ハードディスクと、1台のパ
リティデータ記録用ハードディスクとから構成されてい
る。
【0027】このデータ記録再生装置においては、6個
のビデオデータコントローラ58、・・・、59が設け
られ、これらのビデオデータコントローラ58、・・
・、59のそれぞれに1チャンネルのビデオデータが入
出力される構成とされている。本実施例では、このビデ
オデータはMPEGなどにより圧縮されたデータとして
説明するが、圧縮されていないビデオデータであっても
構わない。また、圧縮方法は、フレーム間相関を用いた
MPEGに限定されるものではなく、各種圧縮方法によ
り圧縮されたデータでも構わない。また、接続されるデ
ィスクアレイ装置に対応したパシリアル/パラレル(S
/P)変換器46、48、50、52、54、56と、
パラレル/シリアル(P/S)変換器47、49、5
1、53、55、57が設けられている。
【0028】ディスクアレイ装置38〜43のそれぞれ
のシリアル出力60、62、64、66、68、70
は、S/P変換器46、48、50、52、54、56
を介して高速のデータバス44に接続される。ディスク
アレイ装置38〜43のそれぞれのシリアル入力61、
63、65、67、69、71は、P/S変換器47、
49、51、53、55、57を介して高速のデータバ
ス45に接続される。さらに、上位の管理者とネットワ
ーク73を介して通信できるようにされたシステム管理
用のコントローラ72が設けられている。これらのビデ
オデータコントローラ58、・・・、59、P/S変換
器47、49、51、53、55、57、S/P変換器
46、48、50、52、54、56、システム管理用
のコントローラ72によりデータ処理ブロック37が構
成されている。また、本実施例では、6個のディスクア
レイ装置38〜43により記録再生ブロックが構成され
ている。
【0029】上述したように、ビデオデータコントロー
ラ58、・・・、59は入力と出力とで独立した48ビ
ットのデータバス44、45を共有している。ビデオデ
ータコントローラ58、・・・、59からのビデオデー
タは、コマンドデータなどとともに48ビットのパラレ
ルデータとしてデータバス45に供給され、データバス
45において8ビット毎に分割され、P/S変換器4
7、・・・、57に供給された後、シリアルデータに変
換されシリアル転送ライン61、・・・、71を通して
ディスクアレイ装置38〜43に供給される。また、デ
ィスクアレイ装置38〜43からのビデオデータは、ス
テータスデータなどとともにシリアルデータとしてシリ
アル転送ライン60、・・・、70を通してS/P変換
器46、・・・、56に供給され、8ビットのパラレル
データに変換された後、合成されて48ビットのパラレ
ルデータとなり、データバス44を通してビデオデータ
コントローラ58、・・・、59に供給される。
【0030】ここで、シリアル転送ライン60、・・
・、70およびシリアル転送ライン61、・・・、71
が独立しているため、ディスクアレイ装置38〜43か
ら見るとある瞬間ではシリアル転送ラインからデータを
受信し、シリアル転送ラインからデータを送信するとい
う同時動作が可能となっている。
【0031】図5は、図4に示すシリアル転送ライン6
0、・・・、70および61、・・・、71により転送
されるデータのフォーマットを示す。各データの先頭に
はタイミングをとるための同期信号33が設けられてい
る。この同期信号33に続いて一定量のコマンドデータ
またはステータスデータ35が転送される。ビデオデー
タコントローラ58、・・・、59は、この部分にディ
スクアレイ装置38〜43に対するコマンドを挿入して
転送する。また、ディスクアレイ装置38〜43はこの
部分にコマンドに対するステータスや、ディスクアレイ
装置38〜43の現在の状況を示すステータスを挿入し
てビデオデータコントローラ58、・・・、59側に転
送する。
【0032】このコマンド/ステータスデータに続い
て、1.01秒(30フレーム)分のビデオデータ35
をディスクアレイ装置38〜43の台数(6台)で等分
した量のビデオデータが、ビデオデータコントローラ5
8、・・・、59からディスクアレイ装置38〜43に
転送されたり、ディスクアレイ装置38〜43からビデ
オデータコントローラ58、・・・、59に転送され
る。
【0033】上述したディスクアレイ装置38〜43の
それぞれは、図6に示すような構成とされている。この
一実施例によるディスクアレイ装置において、データの
記録を行う場合には、所定のビデオデータコントローラ
からの入力データがシリアル転送ラインを通してS/P
変換器14に供給される。ここで、この入力データは図
5に示すフォーマットに従い、同期信号、コマンドデー
タおよびビデオデータにより構成されている。この入力
データはS/P変換器14によりパラレルデータに変換
され記録用データコントローラ15に供給される。この
記録用データコントローラ15により入力データの先頭
の同期信号が検出されると、この同期信号に続く一定量
のコマンドデータがコマンド用FIFO11に供給され
蓄積される。
【0034】一方、コマンドデータに続くビデオデータ
は、記録用データコントローラ15からデータマルチプ
レクサ16に供給される。このデータマルチプレクサ1
6には、メモリコントローラ18、19、20、21お
よびSCSIプロトコルコントローラ(SPC)23、
24、25、26を介してビデオデータ記録用のハード
ディスク28、29、30、31が接続されている。ま
た、このデータマルチプレクサ16にはパリティ演算回
路17が接続され、このパリティ演算回路17には、メ
モリコントローラ22およびSPC27を介してパリテ
ィデータ記録用のハードディスク32が接続されてい
る。また、SPC23〜27は直列に接続され、その一
端がCPU9と接続されている。データマルチプレクサ
16はビデオデータを分配し、この分配されたビデオデ
ータがハードディスク28〜31に記録される。また、
このときパリティ演算回路17で演算されたパリティデ
ータはハードディスク32に記録される。
【0035】一連の記録動作が正常に終了すると、CP
U9において正常終了に対応するステータスデータが発
行される。このステータスデータはステータス用FIF
O10に蓄積された後、所定のタイミングで再生用デー
タコントローラ12に供給される。再生用データコント
ローラ12においては、同期信号が生成され、この同期
信号にステータスデータが付加され、これらのデータが
P/S変換器13に供給される。そして、これらの同期
信号およびステータスデータはP/S変換器13により
シリアルデータに変換され、シリアル転送ラインを通し
て、記録完了の情報が対応するビデオデータコントロー
ラ側に送信される。
【0036】また、この一実施例によるディスクアレイ
装置からデータが再生される場合には、まず、所定のビ
デオデータコントローラからシリアル転送ラインを通し
て再生を要求するコマンドデータが供給される。このコ
マンドデータの要求にしたがって、ハードディスク28
〜31に記録されているビデオデータおよびハードディ
スク32に記録されたパリティデータが読み出され、デ
ータマルチプレクサ16によりビデオデータが合成され
る。このビデオデータは再生データコントローラ12に
供給される。また、CPU9により再生動作に対応する
ステータスデータが生成される。このステータスデータ
はステータスFIFO10に蓄積された後、所定のタイ
ミングで再生用データコントローラ12に供給される。
再生用データコントローラ12においては、同期信号が
生成され、この同期信号にステータスデータおよびビデ
オデータが付加され、このデータがP/S変換器13に
供給される。そして、これらの同期信号、ステータスデ
ータおよびビデオデータはP/S変換器13によりシリ
アルデータに変換され、シリアル転送ラインを通して出
力データが送信される。
【0037】図7は、この発明の一実施例によるデータ
記録再生装置におけるビデオデータコントローラ58、
・・・、59が、ディスクアレイ装置38〜43にデー
タを送るタイミングを表わしたものである。図7に示す
ように、この一実施例においては、時間T秒例えばビデ
オデータ30フレーム分の時間1.01秒は、接続され
るビデオデータコントローラに対応したタイムスロット
に分割され、それぞれのタイムスロットに一つのビデオ
データコントローラが割り当てられている。これによ
り、ディスクアレイ装置38〜43に、ビデオデータコ
ントローラ58、・・・、59が同時にデータの記録/
再生の要求を行わないように制御されている。
【0038】例えば、ビデオデータコントローラ1(6
個のビデオコントローラ58、・・・、59を順にビデ
オコントローラ1、ビデオコントローラ2、・・・、ビ
デオコントローラ6と称する)がビデオデータを記録す
る場合には、割り当てられたタイムスロットで、それ以
前にメモリーに蓄積されていた1.01秒(30フレー
ム分)のビデオデータをシリアル転送ラインS−IN
(61、63、・・・、71)を通してディスクアレイ
装置38〜43側に送信する。このとき、それぞれのデ
ィスクアレイ装置38〜43には、同期信号およびコマ
ンドC1に続いて、1.01秒分のビデオデータをディ
スクアレイ装置の台数(この場合6台)で等分した量の
ビデオデータW1がシリアル転送ラインを通して転送さ
れる。ここでコマンドC1は、このコマンドC1に続い
て転送されてくるビデオデータをディスクアレイ装置3
8〜43内でハードディスク上に記録することを要求す
るコマンドである。
【0039】ディスクアレイ装置38〜43の内部で
は、S/P変換器14により入力データがパラレルデー
タに変換されたあと、先頭のSYNC信号33(図5参
照)を検出し、続くコマンドC1を記録用データコント
ローラ15で選択して、コマンド用FIFO11に蓄積
する。さらに、続くビデオデータW1は、データマルチ
プレクサ16で各ハードディスク28〜31に分配され
記録されると同時に、パリティ演算回路17で演算され
たパリティデータをハードディスク32に記録する。こ
れらの動作が正常に終了すると正常終了を示すステータ
スS1が、同期信号に付加されてシリアル転送ラインS
−OUT(60、62、・・・、70)を通してビデオ
データコントローラ1に知らせることにより一連の動作
が完了する。
【0040】また、ビデオデータコントローラからのデ
ータ再生要求があると、それぞれのハードディスク28
〜31からデータを読み出し、書き込み時とは逆にデー
タマルチプレクサ16によって一本化し、SYNC信号
33と、ステータスデータ34に続いて再生用データコ
ントローラ12を介してP/S変換器13でシリアルデ
ータに変換した後、転送ライン60、62、64、6
6、68、70で転送する。
【0041】例えばビデオデータコントローラ4がディ
スクアレイ装置38〜43内に記録されているビデオデ
ータR4を再生する場合には、このビデオデータコント
ローラ4はディスクアレイ装置38〜43に対して、コ
マンドC4でもってビデオデータR4の再生を要求す
る。この要求があると、各ディスクアレイ装置38〜4
3の側では、それぞれのディスクアレイ装置38〜43
のハードディスク28〜31に分配して記録されている
ビデオデータR4が読み出され、記録時とは逆にデータ
マルチプレクサ16により一本化され、同期信号および
ステータスS4にこのビデオデータR4が付加され、続
いて、再生用データコントローラ12およびP/S変換
器13を通ってシリアル転送ラインS−OUTを通して
転送する。転送されたデータは、S/P変換器46、4
8、・・・、56によってパラレルデータに変換され、
ビデオデータコントローラ4が受信する。
【0042】上述した構成では、コマンドとデータを固
定のフォーマットで同時に伝送しているため、インター
フェース部分の回路が簡単であるうえに、ビデオデータ
コントローラ58、・・・、59とディスクアレイ装置
38〜43間の、ビデオデータ/コマンド/ステータス
のやりとりは、前述のタイムスロットで割り当てられた
時間で行われる。従って、複数のコントローラが同時
に、もしくは特定のコントローラが集中的にコマンドを
発行したりすることがないようにするための調停作業が
不要で、制御も簡略化できるうえに、あらかじめ決めら
れたスケジュールで動作しているため、ディスクアレイ
装置内の空き時間を管理することができる。
【0043】この発明の一実施例では、この空き時間を
検出し、実行可能な再構築データ量を決定し、分割的に
再構築動作を行うことによって、性能劣化を最小限に抑
えたまま再構築動作を終了する。データの再構築動作と
は、前述のように残されたデータからオリジナルのデー
タを再計算し、それをデータの失われたハードディスク
に対して記録する作業である。従って、残されたデータ
をハードディスクがシークするための時間Xaと、この
データを読み出すための時間Xbと、パリティ演算回路
17によって再構築データを計算する時間Xcと、SP
Cに対してステータスを送る時間Xdとを合計した時間
(Xa+Xb+Xc+Xd)が再構築データの計算のた
めに必要とされる。さらに、再構築データをメモリコン
トローラ18〜22に蓄積し、再構築対象のハードディ
スクにこのデータを記録することが必要である。例えば
ハードディスク31にデータを再構築するときは、メモ
リコントローラ21に再構築データを蓄積し、その後、
残された時間でデータをハードディスク31に記録す
る。
【0044】図8、図9および図10は、この発明にお
けるデータの再構築動作の第1、第2および第3の動作
タイミングの例を示している。これらのタイミング図
は、ハードディスク28〜32の内部の動作と、ハード
ディスクおよびSPC23〜27間のSCSIバスの状
態とを示す。図8に示す第1の例は、システム管理用コ
ントローラ72のために設けられている、システム用の
タイムスロットTsを使用してデータの再構築動作を行
うものである。このタイムスロットTsは、一定間隔で
配置されている。タイムスロットTsにおいて、データ
の再構築動作および再構築データの記録動作がなされ
る。
【0045】例えばハードディスク31に支障が生じた
場合、SPC26とハードディスク31との通信が不能
となり、CPU9がこれを検出し、ハードディスク31
を切り離す。そして、図8に拡大して示すように、SP
C23、24、25および27がコマンドを送り、ハー
ドディスク28、29、30および32のそれぞれがコ
マンドを解釈し、コマンドを実行する。その後に、シー
ク動作がなされ、回転待ちの状態となる。この状態にな
るまでに、時間Xaが必要とされる。次の時間Xbにお
いて、データが再生される。再生データが時間Xcにお
いて、SPC23、24、25および27に転送され、
この時間Xcにおいて、パリティ演算回路17によっ
て、パリティが計算される。次の時間Xdにおいて、ス
テータスがSPC23、24、25および27に送られ
る。Xa+Xb+Xc+Xdの時間によって、データの
再構築がなされる。
【0046】次に、再構築データがハードディスク31
に対して記録される。この記録動作も、データの再構築
動作と同様に、SPC26からハードディスク31への
コマンドの送信、シーク、回転待ち、データの記録、S
PC26へのデータ転送、SPC26へのステータスの
送信からなるシーケンスによってなされる。
【0047】この図8に示すシステム用のタイムスロッ
トを利用する方法は、各ビデオコントローラからみた性
能の低下はなく、データの記録再生要求に応えながら、
データの再構築を行っていくことが可能である。この場
合はシステムスロットであること、並びに、上位から管
理のためのコマンドがないことを検出し、1タイムスロ
ットの時間内で再構築可能なデータ量を再構築する。C
PU9は、空き時間を管理しており、上記の条件を満た
すシステム用スロットにおいて自動的に再構築動作を起
動するように構成されている。それによって、障害が生
じた全領域のデータを再構築するための時間を短縮でき
る。
【0048】図9に示す第2の例は、1タイムスロット
中で、上位システム(具体的にはビデオデータコントロ
ーラ)からのコマンドを実行した後の、残り時間Xeを
使用してデータの再構築動作を行うものである。すなわ
ち、SPC23〜27に対して各ハードディスクが動作
終了のステータスを返してきた時点で、ディスクアレイ
内部のCPU9がタイムスロット内の残り時間Xeを算
出し、その間に実行できる再構築データ数を計算し実行
する。この計算は残された時間とデータの転送レート、
アクセスに必要な時間から可能である。第1の例と同様
に、データの再構築と再構築データの記録により、再構
築動作がなされる。また、CPU9が空き時間を管理
し、自動的に再構築動作を起動するようになされてい
る。
【0049】図10に示す第3の例は、割り当てられた
タイムスロットでビデオデータコントローラからコマン
ドがこなかった場合をディスクアレイ内部のCPU9が
検出して、タイムスロット内に実行できる再構築データ
数を計算し実行するものである。この計算は、1タイム
スロット内でアクセスできるデータの量とアクセスに必
要な時間から可能であり、システムスロットの場合と同
様に、あらかじめ決められたデータ量として設定でき
る。また、第1および第2の例と同様に、CPU9が空
き時間において、自動的に再構築動作を起動するように
なされている。
【0050】以上、この発明の一実施例について具体的
に説明したが、この発明は、上述の実施例に限定される
ものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変
形が可能である。例えば、記録再生されるデータはビデ
オデータおよびオーディオデータが混在したものであっ
てもよい。また、エラー訂正用冗長データとしては、パ
リティ以外のエラー訂正符号を使用しても良い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数のディスアレイを並列運転することによって信
頼性を確保し、記録再生時の転送レートを高速化したビ
デオ・音声データの記録再生装置において、データの処
理ブロックとディスクアレイのデータ転送方式を、コマ
ンドとデータが同時に転送でき、複数の伝送路が同期的
に動作するインターフェースを用い、あらかじめ決めら
れたスケジュールで装置全体が動作している。そして、
若し、ディスクアレイ内で使用しているハードディスク
に障害が発生し、データの再構築動作が必要になったと
しても、非同期的に発生するデータの処理ブロックから
のデータ記録・再生要求に対して、性能を低下させるこ
となく再構築動作を続けることができる。
【0052】また、この発明によれば、あらかじめ準備
されたシステム用のタイムスロット以外のスロットにお
いても、空き時間を算出し、その空き時間内で許容され
る量だけのデータ再構築動作を行うことにより、再構築
動作にかかる時間を短縮化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のディスクアレイ装置の構成を示す略線図
である。
【図2】パリティ生成動作の説明のための略線図であ
る。
【図3】パリティによるオリジナルデータの復元動作を
示す略線図である。
【図4】この発明によるデータ記録再生装置の一実施例
を示すブロック図である。
【図5】この発明の一実施例におけるシリアル転送のデ
ータフォーマットを示す略線図である。
【図6】この発明の一実施例に用いられるディスクアレ
イ装置の構成例を示すブロック図である。
【図7】この発明の一実施例の動作例を示すタイミング
チャートである。
【図8】この発明の一実施例におけるデータ再構築動作
の第1の例を示すタイミングチャートである。
【図9】この発明の一実施例におけるデータ再構築動作
の第2の例を示すタイミングチャートである。
【図10】この発明の一実施例におけるデータ再構築動
作の第3の例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
9・・・CPU、16・・・データマルチプレクサ、1
7・・・パリティ演算回路、18〜22・・・メモリコ
ントローラ、38〜43・・・ディスクアレイ装置、5
8、・・・、59・・・ビデオデータコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F 574 574B H04N 5/92 H04N 5/92 Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノンリニアアクセス可能な複数の記録媒
    体にデータを記録再生するようになされたデータ記録再
    生装置において、 上記データを上記複数の記録媒体に記録及び再生を行う
    記録再生部と、 上記複数の記録媒体のうちいずれかの記録媒体に記録さ
    れているデータの再生ができないことを検出したとき、
    上位システムからのアクセスのない空き時間を検出し
    て、該空き時間に再生可能な上記記録媒体から上記デー
    タと上記他の記録媒体に記録されているエラー訂正用デ
    ータとを再生するように、上記記録再生部を制御し、上
    記再生可能な記録媒体からのデータと上記エラー訂正用
    データから上記再生できないデータを再構築するように
    なされた制御部とを有するデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 ノンリニアアクセス可能な複数の記録媒
    体にデータを記録再生するようになされたデータ記録再
    生装置において、 上位システムと通信可能なシステム管理用制御部と、 上記データを上記複数の記録媒体に記録及び再生を行う
    記録再生部と、 所定の単位ごとに上記データが入出力されるように、該
    所定の単位毎に設けられ、かつ所定の期間を複数に分け
    て各分けられたタイムスロット期間に、夫々に入力され
    るデータを上記記録再生部に出力し、かつ上記記録再生
    部からのデータが入力されてデータを出力する複数のデ
    ータ制御部と、 上記データを上記複数の記録媒体のうちいずれかの記録
    媒体に記録されているデータの再生ができないことを検
    出したとき、上記システム管理用制御部に割り振られた
    タイムスロット期間に、再生可能な上記複数の記録媒体
    に記録されている上記データとエラー訂正用データとを
    再生するように、上記記録再生部を制御し、上記再生可
    能な複数の記録媒体から再生された上記データと上記エ
    ラー訂正用データとから上記再生できないデータを再構
    築するようなされた制御部とを有することを特徴とする
    データ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 ノンリニアアクセス可能な複数の記録媒
    体にデータを記録再生するようになされたデータ記録再
    生装置において、 上記データを上記複数の記録媒体に記録及び再生を行う
    記録再生部と、 所定の単位毎に上記データが入出力されるように、該所
    定の単位毎に設けられ、かつ所定の期間を複数に分けて
    各分けられたタイムスロット期間に、それぞれ入力され
    るデータを上記記録再生部に出力し、かつ上記記録再生
    部からの上記データが入力されてデータを出力する複数
    のデータ制御部と、 上記複数の記録媒体のうちいずれかの記録媒体に記録さ
    れているデータの再生ができないことを検出したとき、
    上記データ制御部の上記記録媒体への記録又は再生制御
    が終了した後の割り当てられたタイムスロットの残り時
    間に、再生可能な上記記録媒体に記録されている上記デ
    ータとエラー訂正用データとを再生するように、上記記
    録再生部を制御し、上記再生可能な記録媒体から再生さ
    れた上記データと上記エラー訂正用データとから上記再
    生できないデータを再構築するようになされた制御部と
    を有するデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 ノンリニアアクセス可能な複数の記録媒
    体にデータを記録再生するようになされたデータ記録再
    生装置において、 上記データを上記複数の記録媒体に記録及び再生を行う
    記録再生部と、 所定の単位毎に上記データが入出力されるように、該所
    定の単位毎に設けられ、かつ所定の期間を複数に分けて
    各分けられたタイムスロット期間に、それぞれに入力さ
    れるデータを上記記録再生部に出力し、かつ上記記録再
    生部からのデータが入力されて該データを出力する複数
    の制御部と、 上記複数の記録媒体のうちいずれかの記録媒体に記録さ
    れているデータの再生ができないことを検出したとき、
    割り当てられた上記タイムスロット期間に上記データ制
    御部からのデータが上記記録再生部に入力されないこと
    を検出して該割り当てられたタイムスロット期間に、再
    生可能な上記記録媒体に記録されている上記データとエ
    ラー訂正用データとを再生するように、上記記録再生部
    を制御し、上記再生可能な記録媒体から再生された上記
    データと上記エラー訂正用データとから上記再生できな
    いデータを再構築するようになされた制御部とを有する
    ことを特徴とするデータ記録再生装置。
  5. 【請求項5】 ノンリニアアクセス可能な複数の記録媒
    体にデータを記録再生するようになされたデータ記録再
    生方法において、 記録再生部によって、上記データを上記複数の記録媒体
    に記録および再生を行い、 上記複数の記録媒体のうちいずれかの記録媒体に記録さ
    れているデータの再生ができないことを検出したとき、
    上位システムからのアクセスのない空き時間を検出し
    て、該空き時間に再生可能な上記記録媒体から上記デー
    タと上記他の記録媒体に記録されているエラー訂正用デ
    ータとを再生するように、上記記録再生部を制御し、上
    記再生可能な記録媒体からのデータと上記エラー訂正用
    データから上記再生できないデータを再構築することを
    特徴とするデータ記録再生方法。
  6. 【請求項6】 ノンリニアアクセス可能な複数の記録媒
    体にデータを記録再生するようになされたデータ記録再
    生方法において、 システム管理用制御部によって、上位システムと通信を
    行い、 記録再生部によって、上記データを上記複数の記録媒体
    に記録および再生を行い、 複数のデータ制御部によって、所定の単位ごとにデータ
    が入出力されるように、該所定の単位毎に設けられ、か
    つ所定の期間を複数に分けて各分けられたタイムスロッ
    ト期間に、夫々に入力されるデータを上記記録再生部に
    出力し、かつ上記記録再生部からのデータが入力されて
    データを出力し、 上記データを上記複数の記録媒体のうちいずれかの記録
    媒体に記録されているデータの再生ができないことを検
    出したとき、上記システム管理用制御部に割り振られた
    タイムスロット期間に、再生可能な上記複数の記録媒体
    に記録されている上記データとエラー訂正用データとを
    再生するように、上記記録再生部を制御し、上記再生可
    能な複数の記録媒体から再生された上記データと上記エ
    ラー訂正用データとから上記再生できないデータを再構
    築することを特徴とするデータ記録再生方法。
  7. 【請求項7】 ノンリニアアクセス可能な複数の記録媒
    体にデータを記録再生するようになされたデータ記録再
    生方法において、 記録再生部によって、上記データを上記複数の記録媒体
    に記録および再生を行い、 複数のデータ制御部によって、所定の単位ごとにデータ
    が入出力されるように、該所定の単位毎に設けられ、か
    つ所定の期間を複数に分けて各分けられたタイムスロッ
    ト期間に、夫々に入力されるデータを上記記録再生部に
    出力し、かつ上記記録再生部からのデータが入力されて
    データを出力し、 上記複数の記録媒体のうちいずれかの記録媒体に記録さ
    れているデータの再生ができないことを検出したとき、
    上記データ制御部の上記記録媒体への記録又は再生制御
    が終了した後の割り当てられたタイムスロットの残り時
    間に、再生可能な上記記録媒体に記録されている上記デ
    ータとエラー訂正用データとを再生するように、上記記
    録再生部を制御し、上記再生可能な記録媒体から再生さ
    れた上記データと上記エラー訂正用データとから上記再
    生できないデータを再構築することを特徴とするデータ
    記録再生方法。
  8. 【請求項8】 ノンリニアアクセス可能な複数の記録媒
    体にデータを記録再生するようになされたデータ記録再
    生方法において、 記録再生部によって、上記データを上記複数の記録媒体
    に記録および再生を行い、 複数のデータ制御部によって、所定の単位ごとにデータ
    が入出力されるように、該所定の単位毎に設けられ、か
    つ所定の期間を複数に分けて各分けられたタイムスロッ
    ト期間に、夫々に入力されるデータを上記記録再生部に
    出力し、かつ上記記録再生部からのデータが入力されて
    データを出力し、 上記複数の記録媒体のうちいずれかの記録媒体に記録さ
    れているデータの再生ができないことを検出したとき、
    割り当てられた上記タイムスロット期間に上記データ制
    御部からのデータが上記記録再生部に入力されないこと
    を検出して該割り当てられたタイムスロット期間に、再
    生可能な上記記録媒体に記録されている上記データとエ
    ラー訂正用データとを再生するように、上記記録再生部
    を制御し、上記再生可能な記録媒体から再生された上記
    データと上記エラー訂正用データとから上記再生できな
    いデータを再構築することを特徴とするデータ記録再生
    方法。
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