JP2969251B2 - データ記憶システム及びデータ記憶システムのパリティ発生方法 - Google Patents

データ記憶システム及びデータ記憶システムのパリティ発生方法

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JP2969251B2
JP2969251B2 JP7010435A JP1043595A JP2969251B2 JP 2969251 B2 JP2969251 B2 JP 2969251B2 JP 7010435 A JP7010435 A JP 7010435A JP 1043595 A JP1043595 A JP 1043595A JP 2969251 B2 JP2969251 B2 JP 2969251B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ記憶システム及
びデータ記憶システムのパリティ発生方法に係り、特
に、ディスク群のうちの所望のディスクにデータの書き
込みまたは読みだしを行うデータ記憶システム及びその
データに応じてパリティを発生させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの扱うデータ量が増大する
に伴い、ハードディスクの処理能力の向上及び信頼性の
向上が要求されている。レイド(RAID(Redundant Array
of Inexpensive Disks))システムは、かかる要求に応え
るシステムの一つである。このシステムは、複数のハー
ドディスクをシステム的には見かけ上、一つのハードデ
ィスクとして機能させることにより、大容量化、処理速
度の向上を図るシステムであるとともに、高い信頼性の
確保、すなわち、パリティを設けることにより、ディス
ク障害時に故障ディスクに蓄積されたデータを同定し、
再構成することができるシステムでもある。
【0003】近年、特に、システムの簡略化・データ再
生の高速化の要請が求められているが、かかる要請に応
えるものとして、データバスを共有化する技術がある。
これは、データバスを共有化することにより、バスの本
数を減らし、システム構成を簡略化する技術であり、具
体的な従来例として、例えば、「ATA記憶手段を用い
たRAIDサブシステムの構成」(電子情報通信学会秋
期大会 D-88,(1994))が挙げられる。これは、データバ
スを共有化すると共に、個々のハードディスクとデータ
バスとの間にクロスバースイッチをそれぞれ設けたもの
である。
【0004】この技術を第4図をもとにして簡単に説明
する。第4図は従来の技術を示すブロック図である。2
本のデータバスDD0、DD1には、4台のハードディ
スクドライブ(以下、HDDという)HDD0〜HDD
3が接続されている。このうち、HDD0及びHDD1
は2本のデータバスDD0、DD1に直接接続されてい
る。HDD2及びHDD3は、クロスバースイッチを介
して2本のデータバスに接続されている。データバスD
D0、DD1のそれぞれは、クロスバースイッチを介し
てこのHDD2及びHDD3のどちらにも接続可能であ
る。すなわち、4つのチャネルを有するクロスバースイ
ッチの2つのチャネルをそれぞれデータバスDD0、D
D1に接続し、残りの2つをそれぞれHDD2、HDD
3に接続することにより、HDD2、HDD3と各デー
タバスとの任意の接続を可能とするものである。また、
それぞれのHDDは、図示していないデータパスコント
ローラに接続されたコントロール線により書き込みまた
は読み出し等の制御がされる。さらに、データバスDD
0、DD1には、パリティを生成するためのパリティ生
成回路が接続されている。このパリティ生成手段には、
さらにパリティを保持するパリティバッファメモリが接
続されている。
【0005】この技術において、故障したHDDが存在
しない正常な動作では、2本のデータバスを設けている
ので、効率よくパリティの生成を行うことができる。し
かしながら、故障したHDDが存在するような障害発生
時においては、損傷したディスクのデータを再構成する
ためのパリティ演算において、多くのデータ転送が必要
となるので、通常の動作に比べて数倍の時間がかかる。
【0006】この技術における障害発生時のデータの復
元について、HDD0のドライブが故障していた場合を
例にさらに説明する。まず、HDD1に蓄積されたデー
タをデータバスDD0に転送するとともに、クロスバー
スイッチがHDD2とデータバスDD1とを接続するよ
うな所定の制御信号をクロスバースイッチに入力し、H
DD2に蓄積されたデータをデータバスDD1に転送す
る。この転送されたHDD1のデータ及びHDD2のデ
ータをもとにパリティ生成回路がこれらのデータの排他
的論理和を計算し、その結果をパリティバッファメモリ
に記憶する。次に、HDD3のデータをデータバスに転
送し、この転送されたHDD3のデータとパリティバッ
ファメモリに記憶されたデータとの排他的論理和をパリ
ティ生成回路が計算する。この求められたデータと故障
したHDD0に蓄積されていたデータとは、値が一致し
ているため、この2回の転送ステップによりHDD0の
データを同定することが可能となる。
【0007】しかしながら、上述の障害発生時のデータ
の復元のために2回の転送ステップを要するため、故障
ドライブが存在しない正常な動作と比べて、データバス
にデータを転送するステップは2倍になる。上述の例で
は、ドライブが4台の場合について説明したが、ドライ
ブの台数が増えるほど、損傷したディスクのデータを再
構成するために多くのパリティ演算を行う必要があり、
転送ステップ及びパリティ演算の回数が増大する。従っ
て、正常な動作と比べ、長時間を要する。さらに、実際
には、複数のドライブへのアクセスではシーク及び回転
待時間を考慮する必要があるため、これを考慮すれば障
害発生時のシステムのパフォーマンスの著しい低下は避
けられない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のデ
ータバスが共有化されたシステムにおいて、パリティの
生成手段は、データが記憶されているドライブとデータ
バスを介して接続されていたので、障害発生の場合等の
ように、同時に複数のドライブにアクセスしてパリティ
演算を行うような場合には、データバスへの転送ステッ
プが増大して実行速度の低下を招いていた。これは、バ
スを共有化させた結果、同時にバス上に転送できるデー
タ数が減少したからである。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑み、パリティの
生成のための転送ステップ回数を減らして、転送動作を
容易にすると共に、障害発生時におけるデータの復元を
効率よく、しかも高速に行うことを可能とするデータ記
憶システム及びデータ記憶システムのパリティ発生方法
を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明は、データを記憶する複数の記憶手段と、
前記データを転送する例えば共有バスであるような複数
のデータバスと、前記記憶手段と前記データバスとの間
に設けられ、前記記憶手段と前記データバスとを所定の
組み合わせで選択的に接続し、かつ排他的論理和演算等
のパリティ演算の機能を有する選択手段とを有するデー
タ記憶システムを提供するものである。
【0011】ここで、記憶手段とは、記録媒体にデータ
を記録・再生する記憶手段を広く意味し、より詳細に
は、実施例の記載を通じて明らかになろう。従って、H
DDや光磁気ディスク記憶手段には限定されない。
【0012】また本発明は、記憶手段の活動状況をモニ
ターするデータパスコントローラをさらに有し、パリテ
ィ演算は、データパスコントローラの出力する制御信号
に応じて選択的に実行され、制御信号が第1の状態の場
合には、パリティの演算を行い、前記制御信号が第2の
状態の場合には、パリティの演算を行わないようにする
ことが好ましい。
【0013】さらに本発明における選択手段は、パリテ
ィ演算により求められたデータを一時的に保持する保持
手段をさらに有していてもよい。
【0014】さらに本発明では、データバスに接続され
たパリティ生成回路をさらに有していてもよい。
【0015】一方、他の発明は、データを記憶する複数
の記憶手段と、前記データを転送する、例えば共有バス
であるような複数のデータバスと、前記記憶手段と前記
データバスとの間に接続されており、パリティ演算を行
う演算手段とマルチプレクサとからなる選択手段とを有
し、前記演算手段は、制御信号に応じて、前記記憶手段
及び前記データバスに供給されたデータのパリティを求
めてパリティデータを出力し、前記マルチプレクサは、
アドレス信号に応じて、前記記憶手段のデータ、前記デ
ータバスのデータまたは前記パリティデータのいずれか
を前記記憶手段または前記データバスに選択的に供給す
るデータ記憶システムを提供するものである。ここでマ
ルチプレクサとは、広くデコード機能を有するものをも
含む。
【0016】また、この他の発明におけるパリティは、
排他的論理和であってもよい。
【0017】また、この他の発明における選択手段は、
パリティデータを、選択手段に接続されたいずれの前記
記憶手段または前記データバスにも供給することを停止
するモードを有しいることが好ましい。
【0018】さらに、この他の発明における選択手段
は、第2の制御信号で制御される保持手段をさらに有
し、この保持手段は、第2の制御信号が所定の状態の場
合には、パリティデータを一時的に保持するように構成
してもよい。
【0019】また、この他の発明は、複数のデータバス
に接続されたパリティ生成回路をさらに有し、パリティ
生成回路は、演算手段により求められ、データバスに供
給されたパリティデータとパリティ生成回路に供給され
る他のデータとのパリティを求めるようにしてもよい。
【0020】さらに、この他の発明は、パリティ生成回
路に接続されたパリティバッファメモリをさらに有し、
パリティバッファメモリは、パリティ生成回路により求
められたパリティであるパリティデータを蓄積しておく
ようにしてもよい。
【0021】一方、他の発明は、データを記憶する複数
の記憶手段と、前記データを転送する複数のデータバス
と、複数の前記記憶手段と複数の前記データバスとにそ
れぞれのチャネルが接続された、複数のチャネルを有す
る選択手段において、前記選択手段は、複数の第1のゲ
ート手段、パリティ演算を行う演算手段及び複数のマル
チプレクサとからなり、前記第1のゲート手段のそれぞ
れは、第1の制御信号に応じて、前記チャネルに供給さ
れたデータを転送し、前記演算手段は、複数の前記第1
のゲートにより転送されたそれぞれのデータセットのパ
リティを求めてパリティデータを出力し、前記マルチプ
レクサのそれぞれは、前記それぞれのチャネルのデータ
及び前記パリティデータが前記マルチプレクサごとに異
なる組み合わせで入力され、アドレス信号に応じて、前
記組み合わせのいずれかのデータを出力し、一の前記チ
ャネルに、選択的に他の前記チャネルのデータまたは前
記パリティデータを供給することを特徴とするデータ記
憶システムを提供するものである。
【0022】また、このパリティ演算は、例えば排他的
論理和演算があげられる。
【0023】また、この他の発明における選択手段は、
第2の制御信号で制御される保持手段をさらに有し、前
記パリティデータを供給したい前記チャネルに、すでに
他のデータが供給されている場合には、前記第2の制御
信号を所定の状態とすることにより、前記保持手段は、
前記パリティデータを一時的に保持できるようにしても
よい。
【0024】さらに、選択手段は、第2の制御信号で制
御される保持手段をさらに有し、前記チャネルのすべて
に、すでに他のデータが供給されている場合には、前記
第2の制御信号を第1の状態とすることにより、前記保
持手段は、前記パリティデータを一時的に保持し、その
後に、前記第2の制御信号を第2の状態とすることによ
り、前記パリティデータを前記チャネルのいずれかに供
給するようにしてもよい。
【0025】さらに、この他の発明は、複数のチャネル
を有するパリティ生成回路及びパリティバッファメモリ
をさらに有し、前記パリティ生成回路のそれぞれの前記
チャネルが、複数の前記データバス及びパリティバッフ
ァメモリに接続されてもよい。
【0026】さらに、この他の発明におけるパリティ生
成回路は、一の前記データバスに接続された一の前記チ
ャネルに供給された前記パリティデータと他の前記デー
タバスに接続された他のチャネルに供給された他のデー
タとのパリティである第2のパリティデータを求め、前
記第2のパリティデータを前記パリティバッファメモリ
が接続されたチャネルに供給するようにしてもよい。
【0027】また別の発明は、データを記憶する複数の
記憶手段と、前記データを転送する複数のデータバス
と、複数の選択手段とを準備する工程と、複数の前記記
憶手段を複数のグループに分ける工程と、それぞれのグ
ループごとに、前記選択手段に複数の前記記憶手段及び
複数の前記データバスを接続する工程と、前記記憶手段
に故障が生じた場合に、故障の記憶手段を有する前記グ
ループ以外のグループにおいて、それぞれのグループの
前記選択手段が、接続された複数の前記記憶手段のデー
タのパリティであるパリティデータを求める工程と、前
記パリティデータを前記データバスに供給する工程と、
前記故障記憶手段を有するグループの前記記憶手段のデ
ータ及び転送された前記パリティデータに基づいて、前
記故障記憶手段のデータを同定する工程とを有するデー
タ記憶システムのパリティ発生方法を提供するものであ
る。
【0028】さらに別の発明は、データを記憶する複数
の記憶手段と、前記データを転送する複数のデータバス
と、複数の選択手段と、パリティ生成回路とを準備する
工程と、複数の前記記憶手段を複数のグループに分ける
工程と、それぞれのグループごとに、前記選択手段に複
数の前記記憶手段及び複数の前記データバスを接続する
工程と、一のグループの前記選択手段が、接続された前
記記憶手段のデータのパリティである第1のパリティデ
ータを求める工程と、前記第1のパリティデータを一の
前記データバスに供給して、前記パリティ生成回路に転
送する工程と、前記パリティ生成回路が、転送された前
記第1のパリティデータ及び他の前記データバスのデー
タのパリティである第2のパリティデータを求める工程
とを有するデータ記憶システムのパリティ発生方法を提
供するものである。
【0029】この発明において、パリティバッファメモ
リをさらに準備する工程と、前記第2のパリティデータ
の複数バイトを前記パリティバッファメモリにおいて蓄
積する工程と、一の前記データバスに1ワード毎にデー
タを転送するとともに、前記パリティバッファメモリに
蓄積された前記第2のパリティデータを1バイト毎に前
記パリティバッファメモリから読み出し、前記パリティ
生成回路にて前記データバスのデータ及び前記第2のパ
リティデータとのパリティである第3のパリティデータ
を1ワード毎に求める工程と、前記第3のパリティデー
タを供給する工程を前記複数バイトの数だけ繰り返す工
程とを有していてもよい。
【0030】
【作用】このような発明においては、選択手段自身がパ
リティ演算の機能を有しているので、従来、パリティ生
成回路において求められていたパリティ演算の一部を選
択手段部にて行うことができるため、パリティ生成手段
で実行されるパリティ演算の回数を減らすことが可能と
なる。
【0031】従って、パリティをデータバスを介してパ
リティ生成回路に転送する回数を減じることができ、デ
ータバスへの転送ステップを減らすことができる。な
お、ここでパリティは、以下に述べる排他的論理和演算
をはじめとして、既知の数々の方式についても適用でき
ることは当然である。
【0032】上述の発明は、以下の実施例の説明からさ
らに明らかになるであろう。
【0033】
【実施例】図1は、本実施例のシステムを示すブロック
図である。なお、本実施例では、説明の便宜上、4台の
記憶手段が2本の共有バスに接続されている場合につい
て説明しているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、5台以上のドライブが3本のバスに接続された、
より複雑なシステムにおいても適用が可能であることは
当然である。
【0034】排他的論理和演算機能を有する4チャネル
のクロスバースイッチ11a、11bの2チャネルはそ
れぞれ共有バスであるデータバスDD0、DD1に接続
されている。そして選択手段である、このクロスバー・
スイッチ11aの他の2チャネルは、ドライブHDD
0、HDD1に接続されている。またクロスバー・スイ
ッチ11bの他の2チャネルは、ドライブHDD2、H
DD3に接続されている。クロスバー・スイッチ11
a、11bは、それぞれデータパスコントローラ13よ
り出力されるアドレス信号及び制御信号により制御さ
れ、ドライブとデータバスとの任意の組み合わせによる
接続を可能としている。HDD0〜HDD3の各々は、
セレクト線12a、アドレスバス、読み出し線(R線)
及び書き込み線(W線)12bからなるコントロール線
12を介して、データパス・コントローラ13に接続さ
れている。すなわち、ドライブHDD0〜HDD3の各
々は、セレクト線12aを共有し、セレクト線12aは
データバス・コントローラ13の入出力端子に接続され
ている。また、データバス・コントローラ13の入出力
端子に接続されているアドレスバスでドライブHDD0
〜HDD3の各々のアドレスバスを共有している。一
方、ドライブHDD0〜HDD3の各々は読み出し
(R)または書き込み(W)を指示するために複数のR
/W線12bを介してデータパス・コントローラ13に
それぞれ接続されている。このデータパスコントローラ
13により、システム中の複数のドライブの活動状況が
モニターされている。
【0035】データバスDD0、DD1には、供給され
たデータのパリティであるパリティデータを生成するパ
リティ生成回路14のチャネルがそれぞれ接続されてい
る。このパリティ生成回路14の他のチャネルには、さ
らにパリティ生成回路14により求められたパリティデ
ータ等を一時的に蓄積するためのパリティバッファメモ
リ15が接続されている。なお、この実施例において
は、パリティバッファメモリ15を制御する制御信号は
パリティ生成回路14より与えられている。
【0036】データパス・コントローラ13には、マイ
クロ・コントローラ(以下、MCUという)16及びセ
クター・バッファ17が接続されている。セクター・バ
ッファ17には、ホストインターフェィス・チップ18
が接続されている。また、MCU16には、MCU16
の制御プログラムを格納するランダム・アクセス・メモ
リ(以下、RAMという)19が接続されており、RA
M19は、データパス・コントローラ13にも接続され
ている。MCU16データバスは、マルチプレクサ20
の切り換えによってデータバスDD0、DD1に選択的
に接続が可能であると共に、ホストインターフェィス・
チップ18に接続されている。ホストインターフェィス
・チップ18のホストデータバスは、マルチプレクサ2
1の切り換えによりデータバスDD0、DD1に選択的
に接続が可能である。
【0037】このようなシステムにおける動作につい
て、以下に説明する。クロスバースイッチ11a、11
bに入力される制御信号の内にはクロスバースイッチ中
の排他的論理和演算機能を実行するかどうかを決定する
制御信号がある。このパリティ活性信号が所定の状態に
なるとクロスバースイッチのチャネルに供給される入力
データの排他的論理和を計算し、所望のチャネルにパリ
ティデータを出力する。
【0038】通常の動作モード、すなわち、故障ドライ
ブがシステム中に存在しない場合には、データ書き込み
時のパリティ更新などのパリティ生成は、パリティ生成
回路14を用いるて実行される。従って、クロスバース
イッチにおいてパリティ演算を行う必要はない。この
時、クロスバースイッチは、所望のチャネルとチャネル
を接続するようにデータパスコントローラ13が第1の
状態の制御信号及びアドレス信号を出力する。そして、
データバスDD0、DD1を介してドライブからデータ
を読み出しまたはドライブへデータを書き込む。
【0039】次にシステム中のドライブの1台に故障が
生じた場合の読み出し動作を、例として、ドライブHD
D0が故障した場合をもとに説明する。この故障ドライ
ブの蓄積データの再構成は、他のすべてのドライブに記
憶されたデータの排他的論理和を求めることにより同定
される。まず、クロスバースイッチ11a、11bをパ
リティ生成モード、すなわち、入力データの排他的論理
和を出力するように設定する。この設定は、データパス
コントローラ13からの第2の状態の制御信号により設
定される。次に、故障ドライブHDD0が接続されてい
ないクロスバースイッチ11bは、接続されているドラ
イブHDD2、HDD3のデータを読み出し、これらの
排他的論理和であるパリティデータを求める。そして、
このパリティデータをデータバスDD0(またはDD
1)に転送するように、データパスコントローラ13は
アドレス信号を出力する。転送されたパリティデータは
データバスDD0(またはDD1)を介して、故障ドラ
イブHDD0が接続されているクロスバースイッチ11
aに入力される。クロスバースイッチ11aは、接続さ
れているドライブHDD1から読み出されたデータ及び
データバスから入力されたパリティデータの排他的論理
和を求める。
【0040】この求められたデータは、故障ドライブH
DD0が蓄積していたデータと同じ値である。故障ディ
スクに蓄積されたデータの読み出しは、この求められた
データをデータバスDD1(またはDD0)が接続され
たチャネルに出力して、ホストインターフェィスチップ
18を介して外部に出力することにより同定される。ま
た、故障ディスクに記憶されたデータの再構成は、故障
ディスクと置き換えられた新しいディスクと接続された
チャネルにこの求められたデータを出力し、このデータ
を新しいディスクに蓄積することにより成し遂げられ
る。
【0041】この一連の動作は、故障ドライブ存在時に
おいて、データバスにドライブからのデータを出力する
前に可能な排他的論理和演算をクロスバースイッチにお
いて行うために、データバスへの転送ステップが一度で
すむのみならず、パリティ生成回路14へのデータの転
送も必要ない。従来は、2本のバスに転送されたバイト
単位のデータのパリティを一度パリティバッファメモリ
15に蓄積するステップと、この蓄積データをデータバ
スに転送するステップという2ステップが必要であっ
た。このうち、2番目のステップは、パリティバッファ
メモリ15に、例えばセクタ単位のように、所定のデー
タ単位のデータが蓄積された後に実行されていたので、
一連のステップにおけるデータ転送の実行速度は低かっ
た。
【0042】これに対して、上述のシステムにおける一
連の動作においては、バイト毎のデータのパリティを求
めてデータバスへ転送がされているため、従来のように
所定単位までデータが蓄積されるのを待つ必要性は必ず
しもない。従って、ドライブ故障時においても、高速な
データ転送が可能となり、高速なデータ読み出し及び再
構成が可能となる。
【0043】なお、上述の動作ステップは単なる一例で
あって、他にも数々のバリエーションが考えられる。例
として、ドライブHDD0が故障した場合におけるリコ
ンストラクション(データ再生)について、上述のステ
ップとは異なる別のステップを説明する。クロスバース
イッチ11aはパリティ生成モードに設定するが、クロ
スバースイッチ11bをパリティ生成モードにすること
なく、通常のモードに設定しておく。クロスバースイッ
チ11bに所定のアドレス信号を与えることにより、ド
ライブHDD2、HDD3に蓄積されたデータをそれぞ
れデータバスDD0、DD1に転送する。そして、クロ
スバースイッチ11aにおいて、データバスDD0に転
送されたデータとデータバスDD1に転送されたデータ
とドライブHDD1の蓄積データとの排他的論理和を求
めることによりドライブHDD0に蓄積されていたデー
タを同定することも可能である。
【0044】さらに本システムにおいては、さまざまな
動作が可能である。一例としてクロスバースイッチで排
他的論理和を求め、この求められたデータと他のデータ
を元に、さらにパリティ生成回路にてパリティを求める
動作について説明する。この動作は、システムにおける
ドライブの数が増えた場合等、システムがより複雑化し
た場合において特に有効である。例として、ドライブH
DD0〜HDD3の排他的論理和を求め、この求められ
たデータとさらに他のデータとの排他的論理和を求め、
外部に出力する場合を考える。
【0045】まず、クロスバースイッチ11aにおい
て、ドライブHDD0、HDD1に蓄積されたデータの
排他的論理和を求め、この第1のパリティデータをデー
タバスDD0に転送するように設定する。同時に、クロ
スバースイッチ11bにおいて、ドライブHDD2、H
DD3に蓄積されたデータの排他的論理和を求め、この
データをデータバスDD1に転送するように設定する。
このようにして、第1のパリティデータ及びデータバス
DD1に転送されたデータをパリティ生成回路14に転
送する。パリティ生成回路14は、データバスDD0に
転送されたデータ及びデータバスDD1に転送されたデ
ータの排他的論理和である第2のパリティデータを求め
る。
【0046】このステップでは、クロスバースイッチに
おいて、排他的論理和を求めて、データバスへ供給して
いるため、パリティ生成回路でのパリティ演算の回数は
少なくすることが可能となる。また、パリティバッファ
メモリへの一時的な蓄積の回数も減らすことができるた
め、一連の転送動作における、データの転送速度を向上
させることが可能となる。
【0047】次に、ワード毎に計算された第2のパリテ
ィデータを順次パリティバッファメモリ15に転送し、
バリティバッファ15に所定単位の複数ワード(例え
ば、セクタ単位等)を蓄積する。所定単位のデータがパ
リティバッファメモリ15に蓄積された後に、データバ
スDD0にデータを転送するとともに、パリティバッフ
ァメモリ15に蓄積された第2のパリティデータを順次
読み出し、パリティ生成回路14にてデータバスDD0
のデータ及び第2のパリティデータとのパリティである
第3のパリティデータを求め、この第3のパリティデー
タをデータバスDD1に供給する。データは、例えば1
6本のラインからなるアドレスバスならば、16本(2
バイト)×整数倍を一単位として転送される。従って、
データバスDD0上の2バイトのデータの転送と同期さ
せて、パリティバッファメモリ15から2バイトずつ蓄
積データを読み出し、パリティ生成回路14にて2バイ
トずつこれらのパリティを求め、データバスに転送す
る。これを前記整数倍の数だけ繰り返すことにより、デ
ータの転送がなされる。
【0048】なお、上述のように、データバスのデータ
及びパリティバッファメモリから転送されたデータから
求められたパリティデータを、データバスに転送するの
ではなく、パリティバッファメモリに再度転送し、これ
を前記整数倍繰り返して行えば、リード・モディファイ
・ライト(Read-Modify-Write)が可能となる。
【0049】これは単なる一例であって、他にも数々の
バリエーションが考えれるが、いずれにしても、本シス
テムでは、クロスバースイッチ中のパリティ演算機能と
パリティ生成回路及びパリティバッファメモリの動作ス
テップを有効に組み合わせることにより、ドライブの数
が増えた場合等の複雑なシステムにおいても効率的なパ
リティ演算ができ、しかも高速にデータ転送することが
可能となる。
【0050】図2は、本実施例におけるクロスバー・ス
イッチを示すブロック図である。このクロスバースイッ
チは、4つの16ビット(1バイト)入出力チャネルを
備え、2ビットのアドレス信号によって、任意のチャネ
ル間で接続が可能である。すなわち、各ドライブは各デ
ータバスと任意に接続が可能であり、またペアのドライ
ブ間でのバスを介さない直接的なデータ転送も可能であ
る。これは、ミラーでのデータ復活の際のパフォーマン
ス向上に有効である。さらに、このクロスバー・スイッ
チは排他的論理和を求める機能を有している。この機能
は、制御信号で制御されていていて、所定の信号の状態
の時に排他的論理和を求めるようになっている。
【0051】なお、このクロスバースイッチにおいて、
どのチャネルに何を接続するかは任意であるが、図2
は、AチャネルをデータバスDD0、Bチャネルをデー
タバスDD1、CチャネルをHDD(N)及びDチャネ
ルをHDD(N+1)に接続した場合について示してい
る。
【0052】図3は、本実施例におけるクロスバー・ス
イッチの具体的な回路図である。このクロスバースイッ
チは4つのチャネルのI/Oポート及び入力データのパ
リティを求める演算手段から構成されている。本実施例
のクロスバースイッチの1つのチャネルは16ビットで
構成されているので、実際には、同様の回路が16個あ
ることになるが、同様の構成なので、図はそのうちの1
つについて示している。各チャネル間の接続の設定は、
2ビットのアドレスSEL0、SEL1で制御されるマ
ルチプレクサにより行われ、このアドレスは、データパ
スコントローラから供給されている。 なお、A-DATA、B
-DATA、C-DATA及びD-DATAは、それぞれデータバスDD
0のデータ、DD1のデータ、HDD(N)のデータ及
びHDD(N+1)のデータを示している。
【0053】AチャネルI/Oポートについて説明する
と、4つの信号B-ch Input、C-ch Input、D-ch Input及
びParity Outputが、アドレス信号A-SEL0及びA-SEL1に
応じて制御されるマルチプレクサ31aに入力される。
マルチプレクサ31aの出力は、制御信号A-OENで制御
される転送ゲート32aに入力されている。転送ゲート
32aの出力端は、データバスDD0上のデータである
A-DATAの入出力端子に接続され、かつバッファ33aの
入力端にも接続されている。バッファ33aの出力はA-
ch Inputの入力端子に接続されているともに、2入力A
NDゲート34aの一方に入力されている。またデータ
バス・コントローラから供給される制御信号の一つであ
るパリティ活性信号A-PEがANDゲート34aの他方に
入力されている。ANDゲート34aの出力端はパリテ
ィ入力信号A-ch Parity Inputの出力端に接続されてい
る。
【0054】上記の構成は、BチャネルI/Oポート、
CチャネルI/Oポート及びDチャネルI/Oポートに
ついても同様であるので説明を省略する。
【0055】さらに、各チャネルI/Oポートで得られ
たパリティ入力信号に基づいて、パリティ出力信号を発
生するために演算手段が設けられている。これは、2つ
のパリティ入力信号A-ch Parity Input、B-ch Parity I
nputが2入力XORゲート35に入力されている。ま
た、2つのパリティ入力信号C-ch Parity Input及びD-c
h Parity InputがXORゲート36に入力されている。
XORゲート35とXORゲート36の出力は、XOR
ゲート37に入力されている。XORゲート37の出力
は、制御信号HOLDで制御される保持手段であるD−フリ
ップ・フロップ38に供給され、その出力端がParity O
utput端に接続されている。
【0056】次に、この回路の動作を説明するが、ここ
で各チャネルの入力を選択するマルチプレクサの設定信
号を(SEL0:SEL1)を表1のように定義する。
【表1】
【0057】すなわち、それぞれのI/Oチャネルポー
トにおいて、それぞれのアドレス信号(SEL0:SEL1)の
入力において、マルチプレクサがどの入力信号を出力す
るかを示している。例えば、AチャネルI/Oポートに
ついて見ると、(SEL1:SEL0)が00においては、C-ch In
putが選択され、A-DATAに出力されることがわかる。X
OR演算を行わない場合のチャネル間の接続の設定は、
表2のような制御信号を与えることにより行われる。
【表2】
【0058】例として、AチャネルをCチャネルに接続
し、BチャネルをDチャネルに接続する場合、すなわ
ち、データバスDD0をHDD(N)に、データバスD
D1をHDD(N+1)に接続する場合を考える(表2
の最上段参照)。
【0059】データバスDD0上のデータA-DATAが、A
チャネルI/OポートのA-DATA端に供給される。転送ゲ
ート32aを制御する制御信号A-OENは1レベルなの
で、A-DATA端はマルチプレクサ31aと電気的に分離さ
れており、データA-DATAはバッファ33aを介して、信
号A-ch Inputとして出力される。
【0060】BチャネルI/Oポートについても同様に
動作させて、データバスDD1上のデータB-DATAは、バ
ッファ33bを介して、信号B-ch Inputとして出力され
る。CチャネルI/Oポートでは、アドレス信号SEL1、
SEL0は共に0レベルなので、マルチプレクサ31cが信
号A-ch Inputを選択するとともに、制御信号C-OENは0
レベルなので、マルチプレクサ32cの出力端とC-DATA
端が接続され、C-DATA端の出力として、信号A-ch Input
(i)が出力される。同様にDチャネルI/Oポートで
も、アドレスSEL1、SEL0は共に0レベルなので、マルチ
プレクサ31dが信号B-ch Inputを選択するとともに、
制御信号C-OENは0レベルなので、マルチプレクサ32
dの出力端とD-DATA端が接続され、D-DATA端の出力とし
て、信号B-ch Inputが出力される。
【0061】次に、パリティとしてXOR演算を行う場
合のチャネル間の接続は、表3のような制御信号を与え
ることにより行われる。
【表3】
【0062】例として、Cチャネル及びDチャネルのデ
ータの排他的論理和をAチャネル及びBチャネルに出力
する場合、すなわち、HDD(N)及びHDD(N+
1)に蓄積されたデータをデータバスDD0、DD1に
出力する場合を考える(表3の最下段参照)。
【0063】HDD(N)のデータC-DATAが、Cチャネ
ルI/OポートのC-DATA端に供給される。転送ゲート3
2cを制御する制御信号C-OENは1レベルなので、C-DAT
A端はマルチプレクサ31cと電気的に分離されてお
り、データC-DATAはバッファ33cを介して、信号C-ch
Inputとして出力される。そして、パリティ活性信号C-
PEは1レベルなので、ANDゲート34cの出力である
パリティ入力信号C-ch Parity Inputは、データC-DATA
と同じレベルの信号が出力される。DチャネルI/Oポ
ートについても同様に動作させて、HDD(N+1)に
蓄積されたデータD-DATAは、バッファ33dを介して、
信号D-ch Inputとして出力され、ANDゲート34dの
出力であるパリティ入力信号D-ch Parity Inputは、デ
ータD-DATAと同じレベルの信号が出力される。Aチャネ
ルI/Oポートでは、アドレス信号SEL1、SEL0は共に1
レベルなので、マルチプレクサ31aがパリティ出力信
号Parity Outputを選択するとともに、制御信号A-OENは
0レベルなので、マルチプレクサ32aの出力端とA-DA
TA端が接続され、A-DATA(i)端の出力として、パリティ
出力信号Parity Outputが出力される。同様にBチャネ
ルI/Oポートでも、アドレス信号SEL1、SEL0は共に1
レベルなので、マルチプレクサ31bがパリティ出力信
号Parity Outputを選択するとともに、制御信号B-OENは
0レベルなので、マルチプレクサ32bの出力端とB-DA
TA端が接続され、B-DATA端の出力として、パリティ出力
信号Parity Outputが出力される。
【0064】この場合、パリティ活性信号A-PE、B-PEは
0レベルなので、パリティ入力信号A-ch Parity Inpu
t、B-ch Parity Inputは0レベルである。従って、パリ
ティ生成回路の出力信号Parity Outputは、データC-Dat
aとデータD-Dataとの排他的論理和が出力されることに
なる。そして、上述のように、Parity Output端は、A-D
ATA端及びB-DATA端に接続されているため、これらの端
子には、パリティ出力信号Parity Output(i)が供給され
る。
【0065】このように、代表的な組み合わせについて
説明したが、制御信号を組み合わせることにより、任意
のチャネル間の接続及びパリティの計算が可能である。
また、実際に必要な組み合わせは限られるので、制御信
号をエンコードして信号数を減らすことも可能である。
【0066】さらに、このパリティ生成回路では、A,B,
C,Dチャネルのデータの排他的論理和を求め、この求め
られたデータを保持手段であるフリップ・フロップに一
時的に保持しておくことも可能である。すなわち、すべ
ての制御信号OEN及び全ての制御信号PENを1レベルにす
る。この場合、全てのDATA信号端とマルチプレクサが電
気的に分離され、かつそれぞれのチャネルのParity Inp
ut端にデータDATAが供給される。そして、パリティ生成
回路に入力されるパリティ入力信号Parity Inputの排他
的論理和がXORゲート37より出力される。制御信号
HOLDが所定の状態にすることにより、フリップ・フロッ
プ38を保持状態になるようにし、排他的論理和である
データを、制御信号HOLDが所定の状態である間、一時的
に保持しておくことができる。
【0067】このように動作させることにより、例え
ば、パリティデータを供給したいチャネルに、すでに他
のデータが供給されている場合には、保持手段はパリテ
ィデータを一時的に保持し、そのチャネルに出力するタ
イミングをずらすことができる。また、例えば、チャネ
ルのすべてに供給されたデータのパリティを求めようと
する場合においては、すでに他のデータがすべてのチャ
ネル上に供給されていて、パリティデータを出力するチ
ャネルがない。従って、保持手段は、パリティデータを
一時的に保持し、タイミングをずらして、パリティデー
タを所望のチャネルに供給することが可能となる。
【0068】なお、選択手段具体的な回路は、上述の回
路以外にも数々のバリエーションが考えられ、また保持
手段もフリップフロップには限定されないことは当然で
ある。
【0069】さらに、上述の実施例では、すべてのドラ
イブとデータバスとの間にクロスバースイッチを設けて
いるが、あるドライブのグループのみに本発明のクロス
バースイッチを設け、他のグループについてはデータバ
スとドライブとを本発明のクロスバースイッチを介さず
に接続してもよい。
【0070】
【発明の効果】このように本発明では、パリティの生成
を容易にすると共に、障害発生時におけるデータの復元
を効率よく、しかも高速に行うことを可能とすることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のシステムを示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるクロスバー・スイッチを示す
ブロック図である。
【図3】本実施例におけるクロスバー・スイッチの具体
的な回路図である。
【図4】従来の技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
11a、11b クロスバースイッチ 13 データパスコントローラ 14 パリティ生成回路 15 パリティバッファメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 浩樹 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研 究所内 (72)発明者 高橋 伸彰 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研 究所内 (56)参考文献 特開 平5−173722(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/06 301 G06F 3/06 305 G06F 11/10 320 G06F 12/16 310 G06F 13/16 510

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを記憶する複数の記憶手段と、 前記データを転送する複数のデータバスと、 前記記憶手段と前記データバスとの間に設けられ、前記
    記憶手段と前記データバスとを所定の組み合わせで選択
    的に接続し、かつパリティ演算の機能を有する選択手段
    とを有することを特徴とするデータ記憶システム。
  2. 【請求項2】前記パリティ演算は、排他的論理和演算で
    あることを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶シス
    テム。
  3. 【請求項3】前記記憶手段の活動状況をモニターするデ
    ータパスコントローラをさらに有し、 前記パリティ演算は、前記データパスコントローラの出
    力する制御信号に応じて選択的に実行され、前記制御信
    号が第1の状態の場合には、パリティの演算を行い、前
    記制御信号が第2の状態の場合には、パリティの演算を
    行わないことを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶
    システム。
  4. 【請求項4】前記選択手段は、前記パリティ演算により
    求められたデータを一時的に保持する保持手段をさらに
    有することを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶シ
    ステム。
  5. 【請求項5】前記データバスに接続されたパリティ生成
    回路をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の
    データ記憶システム。
  6. 【請求項6】データを記憶する複数の記憶手段と、 前記データを転送する複数のデータバスと、 前記記憶手段と前記データバスとの間に接続されてお
    り、パリティ演算を行う演算手段とマルチプレクサとか
    らなる選択手段とを有し、 前記演算手段は、制御信号に応じて、前記記憶手段及び
    前記データバスに供給されたデータのパリティを求めて
    パリティデータを出力し、前記マルチプレクサは、アド
    レス信号に応じて、前記記憶手段のデータ、前記データ
    バスのデータまたは前記パリティデータのいずれかを前
    記記憶手段または前記データバスに選択的に供給するこ
    とを特徴とするデータ記憶システム。
  7. 【請求項7】前記パリティ演算は、排他的論理和演算で
    あることを特徴とする請求項6に記載のデータ記憶シス
    テム。
  8. 【請求項8】前記選択手段は、前記パリティデータを接
    続されたいずれの前記記憶手段または前記データバスに
    も供給することを停止するモードを有することを特徴と
    する請求項6に記載のデータ記憶システム。
  9. 【請求項9】前記選択手段は、第2の制御信号で制御さ
    れる保持手段をさらに有し、前記保持手段は、前記第2
    の制御信号が所定の状態の場合には、前記パリティデー
    タを一時的に保持することを特徴とする請求項6に記載
    のデータ記憶システム。
  10. 【請求項10】複数の前記データバスに接続されたパリ
    ティ生成回路をさらに有し、前記パリティ生成回路は、
    前記演算手段により求められ、前記データバスに供給さ
    れた前記パリティデータと前記パリティ生成回路に供給
    される他のデータとのパリティを求めることを特徴とす
    る請求項6に記載のデータ記憶システム。
  11. 【請求項11】前記パリティ生成回路に接続されたパリ
    ティバッファメモリをさらに有し、前記パリティバッフ
    ァメモリは、前記パリティ生成回路により求められたパ
    リティであるパリティデータを蓄積しておくことを特徴
    とする請求項10に記載のデータ記憶システム。
  12. 【請求項12】データを記憶する複数の記憶手段と、前
    記データを転送する複数のデータバスと、複数の前記記
    憶手段と複数の前記データバスとにそれぞれのチャネル
    が接続された、複数のチャネルを有する選択手段におい
    て、 前記選択手段は、複数の第1のゲート手段、パリティ演
    算を行う演算手段及び複数のマルチプレクサとからな
    り、前記第1のゲート手段のそれぞれは、第1の制御信
    号に応じて、前記チャネルに供給されたデータを転送
    し、前記演算手段は、複数の前記第1のゲートにより転
    送されたそれぞれのデータセットのパリティを求めてパ
    リティデータを出力し、前記マルチプレクサのそれぞれ
    は、前記それぞれのチャネルのデータ及び前記パリティ
    データが前記マルチプレクサごとに異なる組み合わせで
    入力され、アドレス信号に応じて、前記組み合わせのい
    ずれかのデータを出力し、一の前記チャネルに、選択的
    に他の前記チャネルのデータまたは前記パリティデータ
    を供給することを特徴とするデータ記憶システム。
  13. 【請求項13】前記パリティ演算は、排他的論理和演算
    であることを特徴とする請求項12に記載のデータ記憶
    システム。
  14. 【請求項14】前記選択手段は、第2の制御信号で制御
    される保持手段をさらに有し、前記パリティデータを供
    給したい前記チャネルに、すでに他のデータが供給され
    ている場合には、前記第2の制御信号を所定の状態とす
    ることにより、前記保持手段は、前記パリティデータを
    一時的に保持できることを特徴とする請求項12に記載
    のデータ記憶システム。
  15. 【請求項15】前記選択手段は、第2の制御信号で制御
    される保持手段をさらに有し、前記チャネルのすべて
    に、すでに他のデータが供給されている場合には、前記
    第2の制御信号を第1の状態とすることにより、前記保
    持手段は、前記パリティデータを一時的に保持し、その
    後に、前記第2の制御信号を第2の状態とすることによ
    り、前記パリティデータを前記チャネルのいずれかに供
    給することを特徴とする請求項12に記載のデータ記憶
    システム。
  16. 【請求項16】複数のチャネルを有するパリティ生成回
    路及びパリティバッファメモリをさらに有し、前記パリ
    ティ生成回路のそれぞれの前記チャネルが、複数の前記
    データバス及びパリティバッファメモリに接続されてい
    ることを特徴とする請求項12に記載のデータ記憶シス
    テム。
  17. 【請求項17】前記パリティ生成回路は、一の前記デー
    タバスに接続された一の前記チャネルに供給された前記
    パリティデータと他の前記データバスに接続された他の
    チャネルに供給された他のデータとのパリティである第
    2のパリティデータを求め、前記第2のパリティデータ
    を前記パリティバッファメモリが接続されたチャネルに
    供給することを特徴とする請求項16に記載のデータ記
    憶システム。
  18. 【請求項18】データを記憶する複数の記憶手段と、前
    記データを転送する複数のデータバスと、複数の選択手
    段とを準備する工程と、 複数の前記記憶手段を複数のグループに分ける工程と、 それぞれのグループごとに、前記選択手段に複数の前記
    記憶手段及び複数の前記データバスを接続する工程と、 前記記憶手段に故障が生じた場合に、故障の記憶手段を
    有する前記グループ以外のグループにおいて、それぞれ
    のグループの前記選択手段が、接続された複数の前記記
    憶手段のデータのパリティであるパリティデータを求め
    る工程と、 前記パリティデータを前記データバスに供給する工程
    と、 前記故障記憶手段を有するグループの前記記憶手段のデ
    ータ及び転送された前記パリティデータに基づいて、前
    記故障記憶手段のデータを同定する工程とを有すること
    を特徴とするデータ記憶システムのパリティ発生方法。
  19. 【請求項19】データを記憶する複数の記憶手段と、前
    記データを転送する複数のデータバスと、複数の選択手
    段と、パリティ生成回路とを準備する工程と、 複数の前記記憶手段を複数のグループに分ける工程と、 それぞれのグループごとに、前記選択手段に複数の前記
    記憶手段及び複数の前記データバスを接続する工程と、 一のグループの前記選択手段が、接続された前記記憶手
    段のデータのパリティである第1のパリティデータを求
    める工程と、 前記第1のパリティデータを一の前記データバスに供給
    して、前記パリティ生成回路に転送する工程と、 前記パリティ生成回路が、転送された前記第1のパリテ
    ィデータ及び他の前記データバスのデータのパリティで
    ある第2のパリティデータを求める工程とを有すること
    を特徴とするデータ記憶システムのパリティ発生方法。
  20. 【請求項20】パリティバッファメモリをさらに準備す
    る工程と、 前記第2のパリティデータの複数バイトを前記パリティ
    バッファメモリにおいて蓄積する工程と、 一の前記データバスに1ワード毎にデータを転送すると
    ともに、前記パリティバッファメモリに蓄積された前記
    第2のパリティデータを1バイト毎に前記パリティバッ
    ファメモリから読み出し、前記パリティ生成回路にて前
    記データバスのデータ及び前記第2のパリティデータと
    のパリティである第3のパリティデータを1ワード毎に
    求める工程と、 前記第3のパリティデータを供給する工程を前記複数バ
    イトの数だけ繰り返す工程とを有することを特徴とする
    請求項19に記載のデータ記憶システム。
  21. 【請求項21】前記複数のデータバスは共有バスである
    ことを特徴とする請求項1、6または12に記載のデー
    タ記憶システム。
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